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労働 *作成: 橋口 昌治 ・ 村上 潔(立命館大学大学院先端総合学術研究科) ◆〔憲法記念日〕非正社員の生存権が危うい (2008年5月3日『京都新聞』社説) http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20080503.html ◆20080212 『婦人之友』2008年3月号 ▼第2特集「支えあう ひろがる 暮らしを大切にする働き方」 ・男女ともに育児休業の取得を勧める(株)カミテ 秋田県小坂町 ・共に働く仲間として 全労金の賃金シェア ・オランダの選択 0.5人分は家族のために ・ワークシェアリング再考 竹信三恵子(朝日新聞編集委員) http://www.fujinnotomo.co.jp/ ◆20070710 『インパクション』158 ▼特集:〈非正規化〉する対抗の場――労働ではない「お仕事」? ◇古田睦美(聞き手・海妻径子)「オルタナティブ・ワークの企業化にどう対抗するか」8-23 ◇金田麗子(聞き手・大橋由香子)「正社員ではない働き方――パート労働からスペースの専従へ」24-43 ◇成定洋子「フェミニズムへの致命的な忠誠心?――女性センターの場合」44-53 ◇金靖郎「生協は新自由主義[ネオリベラリズム]と共存できるのか――格差社会と生協の危機(?)」54-61 ◇鎌倉淑子「今、公共図書館で起こっていること」62-64 ◇地主明広「支援者を雇うということ」66-75 ◇亀口まか「ペイドワーク/アンペイドワーク――コミュニティ・カフェ事業の実践から」76-78 ◇岸本聡子「柔軟・安定的な雇用確保と予算縮小の間で」79-81 ◇海妻径子「「対抗の場」と「再生産」の保障」82-89 http://www.jca.apc.org/~impact/magazine/impaction.html ▼ マルクスは、『資本論』の「労働日」の章で、労働時間の制限と短縮は、労働者が人間としての尊厳を保持するためにも、人間としての発達の場の確保するためにも必要であると述べている。ILOの文書は「権利が保障され、十分な収入が得られ、適切な社会的保護が与えられた生産的な仕事」をディーセント・ワークと定義しているが、スミス流に言えば「社会的規準からみて人並みの生活ができる仕事」、マルクス流にいえば「労働者の人間的尊厳と正常の精神的・肉体的発達を可能にする仕事」と言うことができよう。 あえてこれを言うのは、働きすぎと貧困に曝されている日本の労働者にとっては、「まともな労働時間」と「まともな賃金」を保障するディーセントワークがきわめて >17> 重要な意義をもっていると考えるからである。一方で、非常に労働時間が長く、たとえ賃金は高くても自分の時間がほとんどない「タイムプア」が存在し、他方で、あまりにも雇用が不安定で、賃金が低いために、人並みの生活ができない「マネープア」が存在する。これではどちらもディーセントではない。タイムプアとマネープアのどちらもなくしていくには時短と賃上げ、とりわけサービス残業の根絶を含む長時間残業の規制と、最低賃金とパート賃金の大幅な引き上げをともなう賃上げが肝要である。 「男は仕事、女は家庭」プラス「男は残業、女はパート」の性別分業を維持して、男性は家族的責任を負担せずに、能動的生活時間の大部分を会社に捧げ、女性は家族責任に縛られて非正規労働に追いやられるという日本的な働き方を変えないかぎり、女性の低賃金と男性の長時間労働はなくならい(ママ)。組織率の低下に悩む労働組合の再生の可能性も、こうした意味での時短革命と時給革命に労働組合がどれだけ取り組むことができるかどうかにかかっている。この点でもディーセントワークの実現が急務である。 (森岡[2008:16-17]*) *森岡 孝二 20080310 「雇用・労働の二極分化の働き方」,『社会文化研究』10:1-17 (特集:脱「格差社会」への課題) ◇津田 真澂 19591125 『労働問題と労務管理――経営労務の研究』,ミネルヴァ書房,282p. ASIN: B000JARC1G 400 [amazon] ◇佐々木 力 19660510 『意欲を起こさせる人間管理――若い人をつかむために…』,実業之日本社,257p. 350 ◇労働市場研究委員会 1968 『労働市場と不完全就業に関する研究』(労働省昭和42年度委託調査報告書),統計研究会,93p. ASIN: B000J9N90A [amazon] ◇日本経営者団体連盟 19690225 『能力主義管理――その理論と実践日経連能力主義管理研究会報告』,日本経営者団体連盟弘報部,615p. ASIN: B000J9S8WY [amazon] ◇津田 真澂 19700701 『日本の労務管理』,東京大学出版会,232p. ASIN: B000J9UZZ2 [amazon] ◇岩内 亮一 19750531 『職業生活の社会学』,学文社,271p. ASIN: B000J9P8OU [amazon] ◇日本放送協会放送世論調査所 編 19791020 『日本人の職業観』,日本放送出版協会,127p.+102p. ASIN: B000J8DU4G [amazon] ◇小林 謙一 19791205 『日本の雇用問題』,東京大学出版会,245p. ASIN: B000J8CD6M [amazon] ◇猪瀬直樹+加藤薫+木畑公一+笹本六朗+鈴木譲二+村上剛志+下田平裕身 19881212 『なぜ日本人は働きすぎるのか』,平凡社,224p. ISBN-10: 4582705057 ISBN-13: 978-4582705058 1400 [amazon] ◇十名 直喜 19930430 『日本型フレキシビリティの構造――企業社会と高密度労働システム』,法律文化社,200p. ISBN-10: 4589017253 ISBN-13: 978-4589017253 2730 [amazon] ◇鈴木 良始 19940325 『日本的生産システムと企業社会』,北海道大学図書館刊行会,312p. ISBN-10: 4832956310 ISBN-13: 978-4832956315 [amazon]/[boople] ◇職業・生活研究会編 19940331 『企業社会と人間――トヨタの労働、生活、地域』,法律文化社,595p. ISBN-10: 4589017830 ISBN-13: 978-4589017833 15750 [amazon] ◇木本 喜美子 19951120 『家族・ジェンダー・企業社会――ジェンダー・アプローチの模索』,ミネルヴァ書房,234p. ISBN-10: 4623025861 ISBN-13: 978-4623025862 2000 [amazon] ◇木下 武男 19990820 『日本人の賃金』,平凡社,208p. ISBN-10: 4582850138 ISBN-13: 978-4582850130 693 [amazon] ◇野村 正實 20011025 『知的熟練論批判――小池和男における理論と実証』,ミネルヴァ書房,297p. ISBN-10: 4623035352 ISBN-13: 978-4623035359 4725 [amazon] ◇宮坂 純一 20020310 『企業社会と会社人間』,晃洋書房,181p. ISBN-10: 4771013373 ISBN-13: 978-4771013377 2415 [amazon] ◇伊原 亮司 20030501 『トヨタの労働現場――ダイナミズムとコンテクスト』,桜井書店,313p. ISBN-10: 4921190216 ISBN-13: 978-4921190217 2940 [amazon] ◇大橋 勇雄・中村 二朗 20041220 『労働市場の経済学――働き方の未来を考えるために』,有斐閣,270p. ISBN-10: 464116228X ISBN-13: 978-4641162280 2205 [amazon] ◇國澤 英雄 20060410 『勤労意欲の科学――活力と生産性の高い職場の実現』,成文堂,339p. ISBN-10: 4792350506 ISBN-13: 978-4792350505 3150 [amazon] ◇野村 正實 20070815 『日本的雇用慣行――全体像構築の試み』,ミネルヴァ書房,453p. ISBN-10: 4623049248 ISBN-13: 978-4623049240 5040 [amazon] ◇沼上 幹・軽部 大・加藤 俊彦・田中 一弘・島本実 20070822 『組織の〈重さ〉――日本的企業組織の再点検』,日本経済新聞出版社,262p. ISBN-10: 4532133378 ISBN-13: 978-4532133375 3800 [amazon] ◇小倉 一哉 20071107 『エンドレス・ワーカーズ――働きすぎ日本人の実像』,日本経済新聞出版社,261p. ISBN-10: 4532352835 ISBN-13: 978-4532352837 2000 [amazon] *このファイルは文部科学省科学研究費補助金を受けてなされている研究(基盤(B)・課題番号16330111 2004.4〜2008.3)の成果/のための資料の一部でもあります。 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/p1/2004t.htme UP:20070816 REV:0831 0910,20080215,0415,0504 ◇労働 ◇ワーク・シェアリング ◇ワーカーズ・コレクティブ ◇女性の労働・家事労働・性別分業 |