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再発性多発軟骨炎

relapsing polychondritis,RP

last update:20140815
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厚生労働科学研究 難治性疾患等克服研究事業 患者情報登録サイト
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8D%E7%99%BA%E6%80%A7%E5%A4%9A%E7%99%BA%E8%BB%9F%E9%AA%A8%E7%82%8E

 「再発性多発軟骨炎(さいはつせいたはつなんこつえん、再発性多発性軟骨炎とも、英: relapsing polychondritis: RP)は、原因不明の軟骨の破壊・腫脹を来たす慢性疾患である。膠原病類縁疾患、自己免疫疾患のひとつで、全身の軟骨に炎症をきたし、その名のとおり寛解と再発を繰り返す。1923年 Jaksc-Wartenhorstが症例報告し、1960年 Pearsonらが現在の病名で自験例をNew England Journal of Medicineに報告した[1]。  日本での正確な統計はないが、アメリカ・ミネソタ州ロチェスターでは年間100万人当たり3.5人が発症するという。初発症状は耳介の痛みやはり感であることが多いが、症状や病変部位は患者によって多彩である。そのほか関節、気管軟骨、目、鼻、皮膚などに傷害が発症する。有用な検査はあまりなく、診断は臨床的になされるが、病変部位の病理学的所見は有用である。軟骨の変性(好塩基性低下、lacunaeの消失、線維化)および炎症細胞浸潤が見られる[2]。治療にはステロイドや免疫抑制剤を用いる[3]。寛解と再発を繰り返すものの、心病変がなければ、死亡の原因とはあまりならない。[…]」

◆難病情報センター
 http://www.nanbyou.or.jp/entry/740

■新着

◆2014/08/01 「医療費助成対象に113の難病 厚労省が案示す 伊藤綾」
 『朝日新聞』2014年8月1日21時10分
 http://www.asahi.com/articles/ASG81469FG81ULBJ00B.html

 「厚生労働省は1日、医療費助成の対象として検討する113の難病の案を、有識者でつくる委員会に示した。白血病ウイルス感染者で両足がしびれる「HTLV―1関連脊髄(せきずい)症」(HAM)、目や口が乾き、関節が痛む「シェーグレン症候群」など46の難病を新たな候補にあげた。
 難病医療法が5月に成立したのを受けた。厚労省は現在56の対象難病を、来年夏までに2段階で約300に広げ、対象患者を現在の78万人から150万人に増やす。対象は、原因不明▽治療法が未確立▽長期の療養が必要、などの要件を満たす疾病。患者数は人口の0・15%にあたる18万人未満を目安に決めた。
 1日に示した案は、パーキンソン病や潰瘍(かいよう)性大腸炎など従来対象だったものを中心に、来年1月から先行して助成する分。委員会で議論し、今月中にとりまとめる。難病の対象か情報収集が不十分な病気は今秋以降に議論し、来年夏から助成する。
 新しい制度では、医療費の患者負担は現行の3割から2割に減る。しかし、全額助成されていた重症者も所得に応じて自己負担があるほか、軽症者が対象から外れる場合もある。(伊藤綾)
□来年1月から助成される主な難病(案)と患者数
パーキンソン病(10万8803人)
・HTLV―1関連脊髄(せきずい)症(3千人、新規)
遠位型ミオパチー(400人、新規)
全身性エリテマトーデス(6万122人)
シェーグレン症候群(6万6300人、新規)
・再発性多発軟骨炎(500人、新規)
・IgA腎症(3万3千人、新規)
網膜色素変性症(2万7158人)
・自己免疫性肝炎(1万人、新規)
クローン病(3万6418人)
潰瘍(かいよう)性大腸炎(14万3733人」


UP:20130815 REV:
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