HOME > 事項 > 医療・福祉の仕事 >

看護・看護師(看護婦)


Tweet
last update:20161001

■目次

生存学関係者の成果 ◇関連事項/ライター・研究者等  ◇ウェブサイト ◇関連する法律
関連文献/書籍 ◇関連文献/訳書  ◇関連文献/論文 ◇厚生省発の文書
看護基礎教育のあり方に関する懇談会  ◇(とても過去の)国家資格試験における社会福祉関連問題


■生存学関係者の成果

立命館大学生存学研究センター 編 20150331 『生存学』Vol.8,生活書院,330p.  ISBN-10: 4865000364 ISBN-13: 9784865000368 2200+tax  [amazon][kinokuniya] ※
『生存学』Vol.8

◆安積 純子・尾中 文哉・岡原 正幸・立岩 真也 20121225  『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学 第3版』,生活書院・文庫版,666p.  ISBN-10: 486500002X ISBN-13: 978-4865000023  [amazon][kinokuniya] ※

◆立岩 真也・堀田 義太郎 20120610 『差異と平等――障害とケア/有償と無償』,青土社,342+17p.  ISBN-10: 4791766458 ISBN-13: 978-4791766451 2200+110  [amazon][kinokuniya] ※ w02, f04
『差異と平等――障害とケア/有償と無償』

安部 彰堀田 義太郎 編  20100226 『ケアと/の倫理』,立命館大学生存学研究センター,生存学研究センター報告11, 258p.  ISSN 1882-6539 ※

安部 彰有馬 斉 編  20090319 『ケアと感情労働――異なる学知の交流から考える』,立命館大学生存学研究センター,生存学研究センター報告8, 248p.  ISSN 1882-6539 ※

TOP

■関連事項

医療・福祉の仕事  ◇ケア  ◇介助・介護  ◇倫理  ◇医療と社会
労働  ◇非正規雇用  ◇有期労働契約(有期雇用)  ◇外国人労働者/移民

■ライター・研究者等

安部 彰  ◇有馬 斉  ◇伊藤 佳世子  ◇大野 真由子  ◇大谷 通高  ◇小幡 光子  ◇齊藤 由香  ◇櫻井 浩子  ◇清水 昭美  ◇渋谷 光美  ◇篠木 涼  ◇武井 麻子  ◇竹林 弥生  ◇寺本 松野  ◇藤原 信行  ◇堀田 義太郎  ◇松枝 亜希子  ◇的場 和子  ◇三野 宏治  ◇宮子 あずさ  ◇吉田 幸恵  ◇山口 真紀  ◇渡邉 あい子

TOP

■ウェブサイト

◆看護師
 https://ja.wikipedia.org/wiki/看護師

◆公益社団法人 日本看護協会
 http://www.nurse.or.jp/
◆看護業務基準(2016年改訂版)
 https://www.nurse.or.jp/nursing/practice/kijyun/
◆看護師等の届出サイト「とどけるん」
 https://todokerun.nurse-center.net/todokerun/
◆看護職の労働環境の整備の推進 届出制度
 http://www.nurse.or.jp/nursing/nc/todokede/
◆看護職の労働環境の整備の推進 ナースセンターとは
 http://www.nurse.or.jp/nursing/nc/gaiyo/
◆看護職の労働環境の整備の推進 職業紹介事業 看護職員の労働者派遣
 http://www.nurse.or.jp/nursing/nc/koyo/
◆看護職の労働環境の整備の推進 就業・復職支援等
 http://www.nurse.or.jp/nursing/nc/saishugyo/
◆村田 英明 20150423 時論公論「"派遣法"改正で雇用はどうなる」
 http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/215091.html

◆ナースプレス 看護師の仕事に役立つ情報、技術が学べるサイト
 https://nursepress.jp/
◆看護roo! カンゴルー 看護師コミュニティ
 https://www.kango-roo.com/
◆一般財団法人 日本医療教育財団
 http://www.jme.or.jp/

医療・看護関係の学校・学部・学科

◆准看護師 廃止へ加速? 看護協会と医師会 それぞれの思惑とは
 https://www.kango-roo.com/sn/a/view/3428
◆「准看護師の養成は時代にそぐわない」インタビュー◎どう考える?准看護師問題
 https://www.kango-roo.com/sn/a/view/1415
◆准看護師制度廃止!?現場の声!
 http://nurse-senka.jp/contents/square/204075/
◆松田 暉 20120205 「准看護師を目指す人が増えている」兵庫医療大学学長ブログ
 http://www.huhs.ac.jp/president/index.php?e=208
◆日本医師会「准看護師問題について」
 http://www.med.or.jp/nichikara/junkan2.html

 

 

TOP

■関連する法律

◆保健師助産師看護師法
 https://ja.wikipedia.org/wiki/保健師助産師看護師法
◆保健師助産師看護師法(総務省法令データ提供システム)
 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO203.html
◆保健師助産師看護師法(法庫)
 http://www.houko.com/00/01/S23/203.HTM
◆保健師助産師看護師法施行令(総務省法令データ提供システム)
 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S28/S28SE386.html
◆保健師助産師看護師法施行規則(総務省法令データ提供システム)
 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S26/S26F03601000034.html
◆保健師助産師看護師学校養成所指定規則(総務省法令データ提供システム)
 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S26/S26F03502001001.html

◆看護師等の人材確保の促進に関する法律
 https://ja.wikipedia.org/wiki/看護師等の人材確保の促進に関する法律
◆看護師等の人材確保の促進に関する法律(総務省法令データ提供システム)
 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H04/H04HO086.html
◆看護師等の人材確保の促進に関する法律(法庫)
 http://www.houko.com/00/01/H04/086.HTM
◆看護師等の人材確保の促進に関する法律施行令(総務省法令データ提供システム)
 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H04/H04SE345.html
◆看護師等の人材確保の促進に関する法律施行規則(総務省法令データ提供システム)
 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H04/H04F03601000061.html

◆労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律
 https://ja.wikipedia.org/wiki/労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律
◆労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(総務省法令データ提供システム)
 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S60/S60HO088.html
◆労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律施行規則(総務省法令データ提供システム)
 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S61/S61F04101000020.html
◆労働者派遣法が改正されました(厚生労働省)
 http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/haken-shoukai/kaisei/
◆平成27年労働者派遣法の改正について(厚生労働省)
 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077386.html
◆「改正派遣法の概要」2015年派遣法改正10のポイント(はたらこねっと)
 http://www.hatarako.net/contents/law/03/
◆最新の労働者派遣法26のルール(パソナ)
 https://www.pasona.co.jp/clients/hr_library/rules.html
◆派遣に関する法律〜3分でわかる労働者派遣法の改正(スタッフサービスグループ)
 http://www.staffservice.co.jp/job/column/detail_006.html

◆公益通報者保護法
 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H16/H16HO122.html

 

 

 

TOP

■関連文献/書籍

寺本 松野 1975 『看護のなかの死』,日本看護協会出版部
◆宇治 正美 19800820 『ナースと患者の対話』,アーニ出版,269p. 980 ※
寺本 松野 1980 『続・看護のなかの死』,日本看護協会出版部
◆森 日出男 編 19831020 『看護のみちしるべ――名著との出会いと看護のこころ』,中央法規,278p. 1600 ※
◆白井 幸子 19831015 『看護にいかす交流分析』,医学書院,234p. 2200 ※
◆厚生省健康政策局看護課 監修 19840806 『看護体制の変革をめざして――看護体制の改善に関する報告書』,メヂカルフレンド社,164p. 1000 ※
◆川島 みどり 編 19850415 『看護学のすすめ』,筑摩書房,348p. 1600 ※
◆亀山 美知子 1985 『近代日本看護史』,ドメス出版
◆森 日出男 編 19850920 『看護のみちしるべ(II)』,中央法規,254p. 1600 ※
◆亀山 美知子 1988 『死にゆく人々に教えられて』,人文書院,240p. 1500 d
◆亀山 美知子 19890520 『ルポルタージュ看護婦――20代〜80代のパワフル・ウーマン』,有斐閣新書,225p. 773円 ※
◆川島 みどり 解題 19881010 『私はナース――看護婦二〇人の手記』,小学館,246p. 800円 ※
◆看護史研究会 198312 『派出看護婦の歴史』,勁草書房,勁草-医療・福祉シリ-ズ 17,260p. 2000円
◆高橋 政子 1984 『近代看護の歴史』,医学書院 2900円
◆宮内 美沙子 19870325 『看護病棟日記』,未来社,254p. 1500 ※
◆宮内 美沙子 19880315 『ナースキャップはききみみずきん』,未来社,279p. 1545
◆渡辺 武 19880325 『ナースの話し方教室 新装版』,桐書房,242p. 19880325:第2刷 1200 ※
◆立花 隆・干刈 あがた・立松 和平・千倉 真理 他 19900801,『1日だけのナイチンゲール<ことば篇>――43人の看護婦体験記』,弓立社,224p. 1400円 ※
◆Dolan, Josephine A. 『看護・医療の歴史』,197809 小野 泰博・内尾 貞子 訳,誠信書房,512p. 4800 
◆中沢 新一・神津 カンナ・高田 宏・大熊 由紀子 他 19900801 『1日だけのナイチンゲール<からだ篇>――43人の看護婦体験記』,弓立社,234p. 1400 ※/信州医短
◆NHK取材班  19910920 『ヒト不足社会――誰が日本を支えるのか』,日本放送出版協会,235p. ISBN-10:4140087943 ISBN-13:9784140087947  \1200 [amazon][kinokuniya] ※ w0114 n04 (新規)
◆季刊メディカルトリートメント編集部 編 19911130 『看護婦はなぜ辞める?』,さいろ社,309p. 1800 ※
◆紙屋 克子 19930601 『私の看護ノート』,医学書院,211p. 1500 ※
中島 憲子 19950425 「看護婦」,黒田 浩一郎 編[1995:102-122]*
*黒田 浩一郎 編 19950425 『現代医療の社会学』,世界思想社,278+7p.,1950 ※
◆南条 薫 19700531 『日本の看護婦』,三一書房,三一新書,236p. ※
◆藤田 健次 19770610 『看護婦のオヤジがんばる――共働き親子奮戦記1』,あゆみ出版,146p. 800 ※
◆藤田 健次 19781110 『看護婦のオヤジ泣いて笑って――共働き親子奮戦記2』,あゆみ出版,154p. 800 ※
◆宮内 美沙子 19870325 『看護病棟日記』,未来社,254p. 1500 ※
向井 承子 19930720 『看護婦の現場から』,講談社現代新書,240p. 600 ※
◆内田 義彦 1968 「方法を問うということ――看護人的状況としての現代における学問と人間」,『看護技術』臨時増刊号→『学問への散策』(1974 岩波書店)
◆深津 要 1968 『心理的看護の体系論――病人心理と臨床看護』,メヂカルフレンド社
◆南条 薫 19700531 『日本の看護婦』,三一書房,三一新書,236p.  ※
◆穴田 秀男 1971 『診療・看護の法律と医療事故』,メヂカルフレンド社,285p. 1000
◆Aguilera Donna C・Messick Janice M/小松 源助・荒川 義子 訳 197805,『危機療法の理論と実際――医療・看護・福祉のために』,川島書店,215p. 2000
◆深津 要 1975 『危篤時の看護――限界状況における看護者の役割』,メヂカルフレンド社
◆穴田 秀男 1976 『診療・看護の法律と医療事故改訂・増補』,メヂカルフレンド社,285p. 1500
◆千名 裕 19770405 『ナースの表現技能』,メヂカルフレンド社,362p. 1300 ※
◆藤田 健次 19770610 『看護婦のオヤジがんばる――共働き親子奮戦記1』,あゆみ出版,146p. 800 ※
◆藤田 健次 19781110 『看護婦のオヤジ泣いて笑って――共働き親子奮戦記2』,あゆみ出版,154p. 800 ※
◆Dolan, Josephine A. 『看護・医療の歴史』,197809 小野泰博・内尾貞子訳,誠信書房,512p. 4800 千葉社2151共通
◆田中 恒男・岡田 晃 編・飯田 澄美子・見藤 隆子 197807 『看護相談・面接――看護科学へのアプローチ』,医歯薬出版,273p. 2000
◆藤枝 知子・田島 米子・山崎 慶子 197905 『ICU・CCU看護<看護編>』,日本看護協会出版会
◆前田 信雄 197912 『病める老人を地域でみる――デイケア・訪問看護・ナーシングホーム』,垣内出版,日本の中高年 6,307p. 1800
◆山崎 近衛 198011 『火筒のひびき――ある従軍看護婦の記録』,ほるぷ総連合,ほるぷ自伝選集 女性の自画像 3,254p.
◆米山 桂三 1981 『看護の社会学』,未来社,288p.  千葉社2141共通
◆安藤 明子 編 198202 『愛に看とられて――在宅老人看護奮戦記』,サンケイ出版,242p. 980
◆宮内 克男 編 198402 『レポート・論文のまとめ方と書き方――保育・教育と看護・福祉のために 増補版』,川島書店,164p. 1200
◆石原 昭・小林 健一・早川 弘一・美濃部 嶢 198512 『ICU・CCU看護<医学篇> 第二版』,日本看護協会出版会
◆井上 幸子 他 編 198105 『保健婦・助産婦・看護婦のための看護法令要覧改訂版』,日本看護協会出版会,673+11p. 3000
◆高橋 政子 1984 『近代看護の歴史』,医学書院 2900
◆井上 幸子 他 編 198405 『保健婦・助産婦・看護婦のための看護法令要覧改訂第2版』,日本看護協会出版会,625p. 4000
◆全国自治体病院協議会 編 198403 『訪問看護』,全国自治体病院協議会,130p. 350
◆遠藤 千恵子 他 1984 『老人の看護』,看護MOOK8,金原出版
◆公衆衛生看護研究会 編 198402 『家族への援助』,公衆衛生看護研究会,地域のなかの保健婦活動事例集第1集,111p.
◆佐藤 智 編 198402 『訪問看護の真髄を求めて』,経済往来社,201p. 1500 信州医短
◆波多野 梗子・村田 恵子 198502 『患者・家族への援助と看護婦の役割』,医学書院,243p. 2400
◆井上 幸子 他 編 198503 『看護法令要覧追録昭和60年版』,日本看護協会出版会,28p. 400
◆東京都老人総合研究所 198503 『小金井市における痴呆老人実態調査と訪問看護に関する報告書』,東京都老人総合研究所看護学研究室,74p.
清水 昭美 19851215 『文学のなかの看護 第一集』,医学書院,5+232p. 2000 ※
◆後藤 栄子・絵:斎藤 百合子 198602 『お年寄りの家庭看護――イラスト版・ボランティア活動のための』,健友館,Health books ,198p. 980
◆日野原 重明・荻野 文 198602 『訪問看護の技術――「在宅ケア」を支える看護の理論と実際』,現代社,現代社白鳳新書,270p. 1200
◆佐藤 智 編 198604 『訪問看護の真髄を求めて 続』,経済往来社,180p. 1500 信州医短
◆へるす出版 198712 『患者との接し方――看護活動とカウンセリング』,へるす出版,237p. 2500
◆近藤 房恵 他 訳 198702,The psychological aspects of intensive care nursing,『ICU看護のヒューマン・アプローチ――看護婦・患者・家族の心理的ケアのために』,日本看護協会出版会,245p.
◆田島 桂子 198703 『ICU看護入門』,医学書院
◆岡堂 哲雄・浅川 明子 編 198706 『病児の心理と看護』,中央法規出版,シリーズ患者・家族の心理と看護ケア2,241p. 1600
◆新津 ふみ子 198709 『在宅老人への訪問看護――アセスメントから実施・評価まで』,メヂカルフレンド社,234p. 2500
◆岡堂 哲雄・坂田 三允 編 198710 『入院患者の心理と看護』,中央法規出版,シリーズ患者・家族の心理と看護ケア3,243p. 1600
◆岡堂 哲雄・鈴木 志津枝 編 198710 『危機的患者の心理と看護』,中央法規出版,シリーズ患者・家族の心理と看護ケア5,238p. 1600
◆岡堂 哲雄・長浜 晴子 編 198711 『老人患者の心理と看護』,中央法規出版,シリーズ患者・家族の心理と看護ケア4,280p. 1600
◆佐藤 禮子 編 198805 『意識障害と看護』,金原出版
◆国民医療研究所 編 19880125 『看護が変わる――看護労働の未来と展望』,労働旬報社,230p.,1300 杉並492コ
◆吉田 哲 198801 『看護とカウンセリング――患者とのコミュニケーションを検討する』,メディカ出版,178p. 2000
◆佐藤 順 編 198805 『ICU・CCU看護マニュアル』,医学教育出版社
◆日野原 重明・荻野 文 198809 『訪問看護の技術――「在宅ケア」を支える看護の理論と実際第2版』,現代社,現代社白鳳選書 1,270p. 1400
◆全国自治体病院協議会 編 198901 『訪問看護その2』,全国自治体病院協議会,167p. 350
◆新村 拓 19890818 『死と病と看護の社会史』,勁草書房,309p. 2884 三鷹490 d
◆大沼 和加子・佐藤 陽子 198906 『家で死ぬ――柳原病院における在宅老人看護の10年』,勁草書房,勁草−医療・福祉シリーズ31,278p. 2270 d
◆岡島 重孝・中田 まゆみ 編 199003 『訪問看護――患者・家族の主体的セルフケアをめざして』,学習研究社,看護必携シリーズ第15巻,210p. 2400
◆中沢 新一・神津 カンナ・高田 宏・大熊 由紀子 他 19900801 『1日だけのナイチンゲール<からだ篇>――43人の看護婦体験記』,弓立社,234p. 1400 ※/信州医短
◆太田 保之・中根 允文 編 199008 『慢性障害者の看護――患者と家族の心と身体,その包括的理解を基にして』,ヒュ−マンティワイ,267p. 3090
◆立木 啓子 19911025 『ドキュメント看護婦不足――白衣の天使は疲れている』,朝日ソノラマ,214p. 1200 ※
◆坂口 哲司 199105 『看護と保育のためのコミュニケーション――対人関係の心理学』,ナカニシヤ出版,174p. ISBN:488848144X 2000
◆田口 正男 編 19920420 『私は看護婦候補生――看護教育の現場から』,岩波書店,岩波ブックレット249,62p. 350
◆清水 嘉与子 19920730 『私たちの法律――保健婦助産婦看護婦法を学ぶ 改訂第4版』,日本看護協会出版部,319p. 2500 ※
清水 昭美 19921215 『文学のなかの看護 第二集』,医学書院,7+217p. 2400 ※
◆三藤 和之 19930520 『看護婦110番』,岩波書店,岩波ブックレットno.298,61p. 350 ※
◆大段 智亮 19930925 『ターミナルナーシング 終末期看護の実践』,サンルート看護研修センター,182p. ISBN-10: 4915949311 ISBN-13: 978-4915949319 \1050 [amazon][kinokuniya] ※ n04
◆樋口 美雄 19931215 「看護職員の労働需給」,京極高宣・堀勝洋編[1993:265-282] 千葉社4738-02
◆大渕 律子 19931215 「痴呆性老人を抱える家族援助と訪問看護」,上田 敏・大塚 俊男 編[1993:205-221]  千葉社4738-04
◆佐藤 美貴子 19931215 「事例研究1――訪問看護モデル事業」,佐藤 智・古瀬 徹 編[1993:159-176]  千葉社4738-05
◆今住 裕子 19940605 『慶應大学病院看護婦日記――それでも私は看護婦をやめない』,KKベストセラーズ,222p. 1200 ※
◆清水 昭美 19950510 『看護婦が倫理を問われるとき』,日本看護協会出版会,ナーシング・トゥデイコレクション5,189p. ISBN:4-8180-0478-2 2039 [amazon][kinokuniya][boople][bk1] ※ n04.
◆勝又 正直 19951130 『はじめての看護理論』,日総研出版,206p. 2600 ※
◆増田 れい子 19960122 『看護――ベッドサイドの光景』,岩波新書,241p. 650 ※
◆増子 忠道・宮崎 和加子 編 19960920 『最期まで家にいられる在宅ケア――東京・千住地域の巡回型24時間在宅ケアの実践』,中央法規出版,259p. ISBN-10: 4805815035 ISBN-13: 978-4805815038 2100 [amazon] ※ b d01 n04 t02
◆さいろ社編集部 編 19970701 『看護婦と勇気――医療問題と出会うとき』,さいろ社,210p. 1300 ※
◆浅野 由美子 19970807 『人は家で死ぬべきだ――在宅介護の日々』,こーりん社,205p. ISBN-10: 4906489184 ISBN-13: 978-4906489183 1600+ [amazon] ※ b d01 t02 n04
◆宮崎 和加子 19981225 『家で死ぬのはわがままですか―――訪問看護婦が20年実践した介護の現場から』,主婦の友社,239p. ISBN-10: 4072247227 ISBN-13: 978-4072247228 1500+ [amazon] ※ b d01 n04→200206 筑摩書房,ちくま文庫,248p. ISBN-10: 448003725X ISBN-13: 978-4480037251 693 [amazon] ※ b d01 n04
◆吉岡 充・田中 とも江 編 19990915 『縛らない看護』,医学書院,269p. 2000 ※
◆勝又 正直 1999 『ナースのための社会学入門』,医学書院
◆宮古 あずさ 20000915 『気持ちのいい看護』,医学書院,シリーズ・ケアをひらく,214p. ISBN-10: 4260330888 ISBN-13: 978-4260330886 2100 [amazon][kinokuniya] ※ n04.
◆医療関係者審議会医師部会・歯科医師部会・保健婦助産婦看護婦部会合同部会 20001226 「障害者に係る欠格条項の見直しについて(報告)」
◆医療関係者審議会医師部会・歯科医師部会・保健婦助産婦看護婦部会合同部会欠格条項検討小委員会 20001207 「障害者に係る欠格条項の見直しについて(報告)」
◆武井 麻子 20010315 『感情と看護――人とのかかわりを職業とすることの意味』,医学書院,シリーズケアをひらく,277p. ISBN:4-260-33117-5 2520 [amazon][kinokuniya][boople][bk1] ※ n04.
小野 尚香 2001 「近代日本における仏教看護活動――仏教系看護婦養成施設にみる特徴(その1)」,『佛教大学総合研究所紀要』08
三井 さよ 20010519 「ケアに基づく専門職像の再構築へ向けて――A病院における看護職の実践から」,『保健医療社会学論集』12:127-139
小西 知世 2001 「保健婦助産婦看護婦法制定史――看護婦をめぐる法令を中心に」,平林勝政主任研究員平成12年度厚生労働省医療技術評価総合研究事業『看護制度に関する研究――保健婦助産婦看護婦法の改正に向けて看護業務を考える』,尚学社 ※
◆三井 さよ 20040825 『ケアの社会学――臨床現場との対話』,勁草書房,270p. ISBN: 4326652969 2730 [boople][amazon] ※ c04.n04.
◆小林 亜津子 20041120 『看護のための生命倫理』,ナカニシヤ出版,260p. ISBN: 4888489092 2520 [amazon][kinokuniya][boople] ※ n04.be.
◆川本 隆史 編 20050825 『ケアの社会倫理学――医療・看護・介護・教育をつなぐ』,有斐閣,有斐閣選書1662,369+5p. ISBN: 4641280975 2100 [amazon][kinokuniya] ※ c04.n04
◆三井 さよ・鈴木 智之 編 20070331 『ケアとサポートの社会学』,法政大学出版局,301p. ISBN-10: 4588672061 ISBN-13: 978-4588672064 3360 [amazon][kinokuniya][boople] ※ c04.n04.
◇三井 さよ 20070331 「職業者として寄り添う――病院内看護職と末期患者やその家族とのかかわり」,三井さよ・鈴木智之編[2007:149-181]
◆藤井 ひろみ 著 桂木 祥子・はた ちさこ・筒井 真樹子 編 200703 『医療・看護スタッフのためのLGBTIサポートブック』,メディカ出版,158p. ISBN-10:4840420939 ISBN-13:978-4840420938 2310 [amazon]
◆上原 善広 20070520 『聖路加病院訪問看護科――11人のナースたち』,新潮社,189p. ISBN-10: 4106102153 ISBN-13: 978-4106102158 \714 [amazon][kinokuniya] ※ a02 n04


◆寺本 松野 他    『生と死をみつめる看護』,ライフ・サイエンス・センター
◆寺本 松野 1980   『続・看護のなかの死』,日本看護協会出版部
◆寺本 松野 19830515 「生と死の看護」,神奈川県立・[1983:86-128]
◆寺本 松野 19850115 『看護のなかの死』,日本看護協会出版部,324p. 1800 ※/立川高看
◆寺本 松野 19850815 『そのときそばにいて――死の看護をめぐる論考集』,日本看護協会出版部,343p. 1800 立川高看
◆寺本 松野 19880725 「死に向かいあっている人たちの希望」,デーケン他[1988]  三鷹490

◇大段 智亮    『看護のなかの人間』 川島書店
◇大段 智亮 1959 『病気の中の人間――医療の人間学序説』 創元医学新書
◇大段 智亮 1968 『人間の看護――現代看護の人間学的検討』 創元医学新書
◇大段 智亮 19730925 『医療のなかの人間』 川島書店,234p.  立川高看
◇大段 智亮 1974 『面接技術の人間学』 メヂカルフレンド社,276p. 800
◇大段 智亮 197803 『人間関係――看護・福祉・教育の探究』 川島書店,280p. 1600
◇大段 智亮・石川 左門・土橋 洋一 1974 『死と向かいあう看護』,川島書店 1800 d

◇高田 利広 197901 『看護の安全性と法的責任第2集』,日本看護協会出版会,148p. 900
◇高田 利広 198008 『看護の安全性と法的責任第3集』,日本看護協会出版会,143p. 900
◇高田 利広 198204 『看護の安全性と法的責任第4集』,日本看護協会出版会,167p. 1100
◇高田 利広 198305 『看護の安全性と法的責任第5集』,日本看護協会出版会,199p. 1200
◇高田 利広 198503 『看護の安全性と法的責任第6集』,日本看護協会出版会,254p. 1500
◇高田 利広 198605 『看護の安全性と法的責任第7集』,日本看護協会出版会,233p. 1500

◆石原 由紀子 『訪問看護日誌――寝たきりなんて認めない』,青木書店,200p. 1545 ※/信州医短
◆清水 嘉与子 『私たちの法律』 日本看護協会出版部 2500 ※

◆日本看護協会保健婦部会 編 198105,『高齢化社会と保健婦活動――日本看護協会保健婦部会昭和55年度中央研修会講演集』,日本看護協会出版会,131p. 1000
◆日本看護協会普及開発部調査研究係 編 198206 『ねたきり老人訪問看護事業の実態――全国市町村ねたきり老人訪問看護事業実施状況調査結果(昭和56年11月)』,日本看護協会,35p.
◆日本看護協会 編 198405 『訪問看護――老人に焦点を当てた実践の手引』,日本看護協会出版会,224p. 1500
◆西元 勝子・杉野 元子 19850801 『看護チームの育成と運営――継続性のある看護をめざして』,医学書院,219p. 2500 ※
◆亀山 美知子 19931130 『看護史』(新版看護学全書別巻7),メヂカルフレンド社,260p. 2200 ※
◆鎌田 ケイ子 他 19970225 『老年看護学』(新版看護学全書第30巻),メヂカルフレンド社,301p. 2900 ※

◆森田 光子 編 19860600 『看護婦をめざす本』,明治図書,174p. 880 ※
◆晶文社出版編集部 編 199103 『全国看護・医療・福祉専修・各種学校ガイド1992年度用』,晶文社出版,302p. 1500 ※
◆野田 茂徳 20030331 『医療の〈てつがく〉的冒険』,五月書房,152p. ISBN-10: 4772703861 ISBN-13: 978-4772703864 \1995 [amazon][kinokuniya] ※ ms n04 (新規)

TOP

■関連文献/訳書

◆Lamarton, Richard 1973 Care of the Dying Priory Press LImited=19770720 季羽倭文子 訳,『死の看護』,メヂカルフレンド社,302p. 1500 d
◆Anderson, Peggy 1978 Nurse, Berlekey Books=1981 中島 みち 訳,『ナース――ガン病棟の記録』,時事通信社
◆Gamarnikow, Eva 1978 「性分業――看護職の場合」,Kuhn ; Wolpe eds.[1978=1984:089-127]*
*Kuhn, Annette ; Wolpe, AnnMarie eds. 1978 FEMINISM AND MATERIALISM:Women and Modes of Production,Routledge & Kegan Paul.=19840125 上野 千鶴子 他 訳,『マルクス主義フェミニズムの挑戦』,勁草書房,263p.
◆Benner, Patricia Rubel, Judith 1989 The Primacy of Caring: Stress and Coping in Health and Illness, Addison-Wesley=19990415 難波 卓志 訳,『現象学的人間論と看護』 医学書院,458+53p. 4600 ※
◆Stretkowicz, Victor ed. 1992 Florence Nightingale's Notes on Nursing (Revised, with Additions),Baillere Tindall Ltd.=19980215 助川 尚子 訳,『ナイティンゲール看護覚え書 決定版』,医学書院,292p. 2200 ※
◆Chambliss, Daniel F. 1996 Beyond Caring: Hospitals, Nurses, and the Social Organization of Ethics, The University of Chicago Press=20020301 浅野 祐子 訳,『ケアの向こう側――看護職が直面する道徳的・倫理的矛盾』,日本看護協会出版会,274p. 3000 ※ [amazon][amazon][boople] ※ c04.n04.

TOP

■関連文献/論文

佐藤 純一 1992 「ナイチンゲールの亡霊を越えて看護婦の歴史を読みなおす!」,『別冊宝島151 看護婦の世界』:254-271
◆中島 憲子  1995 「看護婦」,黒田編[1995:102-122],黒田 浩一郎 編 19950425 『現代医療の社会学』,世界思想社,278+7p.,1950円
川本 隆史・池川 清子 199805 「ケアすることと癒すこと・1」,(シリーズ対談=人間と看護を考える 癒しの諸相5),『看護展望』23-6(1998-5):60-67 ※
◆川本 隆史・池川 清子 199806 「ケアすることと癒すこと・2」(シリーズ対談=人間と看護を考える 癒しの諸相6),『看護展望』23-7(1998-6):66-73  ※
三井 さよ 1998 「看護の「専門性」をめぐる葛藤」,『ソシオロゴス』22
◆中木 高夫・立岩 真也・山内 豊明 19990426 「看護の質の保証と専門性――改めて看護の「専門性」を問う」(鼎談),『医学界新聞』2336:9-11(医学書院)
 http://www.igaku-shoin.co.jp/04nws/news/n1999dir/n2336dir/n2336_09.htm
三井 さよ 20010519 「ケアに基づく専門職像の再構築へ向けて――A病院における看護職の実践から」,『保健医療社会学論集』12:127-139
◆立岩 真也 20010901 「存在する対立と困難とを消さないで考える」,『看護学雑誌』65-09(2001-09):785-789
◆立岩 真也 20011125 「なにを悩んでいるのか」,『看護教育』2001-11(医学書院)
三井 さよ 20010915 「クリニカル・パス導入と医療従事者関係の変容」,『ソシオロゴス』25:123-139
◆村上 友一 2002 「准看護婦問題の現在」『現代文明学研究』5:360-371.
 http://www.lifestudies.org/kinokopress/civil/0502.htm
◆立岩 真也 20040506 「生命倫理・インフォームドコンセント」(与えられた題),日本看護協会研修会 於:国際健康開発センター(神戸市)
◆立岩 真也 20041203 「書評:小林亜津子『看護のための生命倫理』」,『週刊読書人』2565:4
◆立岩 真也 20040725 「摩耗と不惑についての本」(医療と社会ブックガイド・40),『看護教育』45-07:(医学書院)
◆立岩 真也 20050616 「『ALS――不動の身体と息する機械』」(報告),於:聖路加看護大学
◆立岩 真也 20050512 講義,滋賀県看護教員養成講習会 於:大津市
◆立岩 真也 20051105 「その先を生きること」,第10回日本看護研究学会九州地方学術集会 於:長崎大学 http://www.am.nagasaki-u.ac.jp/gakkai/
◆立岩 真也 20070301 「疑いながらも、中立にはならない」,於:久留米大学医学部看護学科


 ※は生存学資料室にあり。

TOP

■厚生省発の文書

◆19820813 日本看護協会が厚生大臣に対して「優生保護法改正に関する要望」

◆1996/04/01 「在宅看護」が新科目に 看護・助産婦の養成統合へ
◆1995/12/11 「看護大学校及び看護学校の在り方に関する検討会」報告
◆1996/06/22 平成7年 訪問看護統計調査の概況NO1
◆1996/06/22 平成7年 訪問看護統計調査の概況NO2
◆1996/06/22 平成7年 訪問看護統計調査の概況NO3
◆1996/06/22 平成7年 訪問看護統計調査の概況NO4
◆1996/06/22 平成7年 訪問看護統計調査の概況NO5
◆1996/06/22 平成7年 訪問看護統計調査の概況NO6

◆1996/12/20 准看護婦問題調査検討会報告の概要
◆1995/10/04 第1回准看護婦問題調査検討会議事要旨
◆1995/11/20 第2回准看護婦問題調査検討会議事要旨
◆1995/12/22 第3回准看護婦問題調査検討会議事要旨
◆1996/03/22 第4回准看護婦問題調査検討会議事要旨
◆1996/06/27 第5回准看護婦問題調査検討会議事要旨
◆1996/07/25 第6回准看護婦問題調査検討会議事要旨
◆1996/09/04 第7回准看護婦問題調査検討会議事要旨
◆1996/10/18 第8回准看護婦問題調査検討会議事要旨
◆1996/11/29 第9回准看護婦問題調査検討会議事要旨
◆1996/12/11 第10回准看護婦題調査検討会議事要旨
◆1997/01/23 第11回准看護婦題調査検討会議事要旨

◆1997/05/22 老人訪問看護・訪問看護報告の概要(平成9年2月分概

◆2002 毎日新聞ニュース速報,2002-04-20,東京女子医大病院の心臓手術ミスで、医師が看護師に看護記録の改ざんなどを指示した件に関連して、日本看護協会の南裕子会長は4日、「ノーと言える看護師キャンペーン」を展開することを明らかにした。,南会長は「医療現場で疑問が生じた際、看護師一人一人が勇気を持って申し立てられる職場環境を整備したい。専門的、理論的な根拠に基づき異議申し立てをする際のルールや倫理規定、第三者機関を含めたシステムが必要だ」と話した。,また、同協会は東京女子医大の事件について、当事者である看護師からの聞き取り調査をしたい意向も示した。「看護師が医師の指示に異議を唱えたり抵抗した際、職を失いかねない厳しい職場状況があるが、看護記録の改ざんは弁解の余地のないこと。二度と起こらないよう対策に取り組みたい」と話した。 【松村由利子】
[2002-07-04-20:01]

◆厚生労働省 2003/03/24 「「新たな看護のあり方に関する検討会」報告書」
 http://www-bm.mhlw.go.jp/shingi/2003/03/s0324-16.html

◆厚生労働省 2003/06/09 「「看護師等によるALS患者の在宅療養支援に関する分科会」報告書」
 http://www-bm.mhlw.go.jp/shingi/2003/06/s0609-4a.html

TOP

■看護基礎教育のあり方に関する懇談会

◆論点整理(平成20年7月31日厚生労働省医政局看護課)
http://www-bm.mhlw.go.jp/shingi/2008/07/s0731-8.html

◆引用/言及

◇日本看護協会(『協会ニュース』1月号)
http://www.nurse.or.jp/home/opinion/news/2008/01-05.html

「看護基礎教育のあり方に関する懇談会」を立ち上げ 厚生労働省

厚生労働省は「看護基礎教育のあり方に関する懇談会」を立ち上げ、初会合を1 月18 日に開く。少子・高齢化などを踏まえた看護と看護職員に求められる資質を養成していく上で、看護基礎教育の充実の方向性についての論点整理を行う。

厚労省は昨年4 月、看護師教育を4 単位増やすなどの新カリキュラムを盛り込んだ「看護基礎教育の充実に関する検討会」の報告書をまとめた。

同報告書の中では「本検討会の議論を踏まえつつ、教育の方法や内容、期間について、こうした将来を見渡す観点からの望ましい教育のあり方に関する抜本的な検討を別途早急に行う必要がある。その際には、本検討会の議論では現行の教育期間では不十分であるという意見が多数であったことを尊重するとともに、教育の評価も踏まえた議論をすべきである」と明記された。これを踏まえ、懇談会では看護基礎教育の充実の方向性が議論される。

懇談会には井部俊子氏(聖路加看護大学長)、尾形裕也氏(九州大大学院医学研究院医療経営・管理学教授)、梶本章氏(朝日新聞論説委員)、田中滋氏(慶応義塾大大学院経営学管理研究科教授)、寺田盛紀氏(名古屋大大学院教育発達科学研究科長・教育学部長)、矢崎義雄氏(独立行政法人国立病院機構理事長)が参加する。

◇毎日新聞 2008年7月11日 東京朝刊
社説:看護基礎教育 4年制大学化に向け動き出せ
 厚生労働省の「看護基礎教育のあり方に関する懇談会」が、これまで専門学校を中心に行ってきた看護師の養成を将来、4年制大学に移行する方向性を打ち出した。医療の高度化などに対応するために、看護職員の資質の向上が求められており、4年制大学での看護師養成は当然の流れである。

 日本の大学化の取り組みは遅いと言わざるを得ない。欧州や東南アジアの各国では、すでに大学での養成が行われている。懇談会では「20年先の中長期のあり方」として、大学化を提言したが、悠長なことを言っている時間はない。

 大学で看護師養成を行うには、教員の養成や現在ある3年制の専門学校など看護師養成所と大学との統合など、事前の準備に相当な時間がかかる。大学化となれば、厚労省だけではできないので、文部科学省などとの調整も必要だ。

 高齢化によって「多病・多死の時代」がすでに始まっている。20年先などと言わず、看護基礎教育の大学化は待ったなしで、準備に取りかかるべきだ。

 世界で最も早く進む高齢化の下、看護師の役割は今後ますます重要になる。医療機関だけでなく、広がる在宅医療を現場で支える看護師の仕事は専門性や判断力が求められるようになっている。

 現在、専門学校などで8割、大学で2割の看護師が養成されているが、3年制の専門学校では詰め込み教育にならざるを得ない。看護の基礎教育をみると、老年看護学、精神看護学など新しい科目が増えた結果、専門学校では1科目当たりの授業時間や実習時間が減っている。日本看護協会が新卒看護師にアンケート調査したところ「専門知識・技術が不足している」(77%)「医療事故を起こさないか不安」(69%)という答えが返ってきた。こうした点が、就職して1年以内に看護師の1割弱が離職する背景になっている。

 医療を支える貴重な人材が、仕事への不安や疲弊によって職場を去っていくことを何とか防ぐことができないものか。欧米では短時間勤務の正職員制度がある。こうした制度を導入して結婚や出産による看護師の離職を減らすための手を打つべきだ。

 医師不足への対応策として、看護師により高いレベルの仕事を役割分担してもらうことも今後の課題となっている。また医師と看護師らによるチーム医療を円滑に行うためにも、看護教育の一層の充実を図ることを国民は望んでいる。

 大学化を進めると同時にやるべきことがある。看護師の労働条件改善や社会的評価をもっと上げていくことだ。厳しい勤務に耐え献身的に医療を支えている看護師の賃金など処遇を改善し、働きがいのある職場環境を作り上げていく必要がある。

◇CBニュース(2008年7月9日 14時34分)
http://www.excite.co.jp/News/society/20080709/Cabrain_17010.html

「看護基礎教育の「大学化」を評価―日看協」

日本看護協会(久常節子会長)は7月8日、厚生労働省の「看護基礎教育のあり方に関する懇談会」の論点整理案に対し、「『期間延長と大学移行』への方向性が示されたことは評価できる」などとする見解を発表した。

“五人五様”の看護教育4大化
看護基礎教育4年制化に前向き―厚労省懇談会
 看護基礎教育は現在、▽3年制の養成校▽5年制の高校▽3年課程プラス保健師・助産師統合カリキュラムの4年制大学▽准看護師から2年間の進学コース―など、一つの資格ながら多様な養成課程が存在する。この現状に対し日看協は、4年制の大学教育に一本化すべきと主張してきた。

 一方、厚労省は今年1月に「看護基礎教育のあり方に関する懇談会」を設置。7月7日に開かれた第9回会合で、論点整理案を示した。基礎教育について、(1)4年制大学に移行すべき(2)大学教育を主体とした方向で充実を図る(3)大学教育が増えていくことは認めるが、一律大学化ではなく多様な養成課程を生かす―の3つの考え方を併記している。

 日看協は論点整理案について、(1)を多数意見とし、全体として4年制大学化への方向性が示されていると評価。さらに「今後は教員数確保・教育環境整備などの課題への早急な取り組みが必要である」と主張した。

◇シルバー新報(08/07/11配信 )
http://www.kaigo-kyuujin.com/kaigo_news/kaigo44.html

「看護基礎教育は4年制化 厚労省懇談会が方向示す 大学化は3論併記」

厚生労働省の「看護基礎教育のあり方に関する懇談会」(座長=田中滋慶應義塾大学大学院教授)は7日、看護師養成教育を充実させていくための方策について意見の取りまとめを行った。今後ますます医療の高度化や在宅療養への移行が進む中、チームケアの中核を担う能力を備えた看護職を育成するためには、将来的に4年課程への延長を図る方向性で概ね一致したが、4年制大学を中心とした養成システムに移行するかどうかについては、かえって現場の人手不足に拍車をかける恐れもあるとして反対意見も少なくない。最終的に、大学以外の養成課程についても検討していくなど3論が併記されるかたちとなった。

同懇談会は厚労省医政局長の私的懇談会の位置付けで今年1月に発足した。現在看護師・保健師・助産師を合わせた「看護職」の就業人数は約130万人。厚労省の需給見通しの推計では、これを2010年には140万6千人まで増やすことが必要とされている。一方、免許を持っていても就業していない潜在看護師は55万人と推計。懇談会は看護師の離職や医療事故の防止、在宅で療養する高齢者など長期ケアのニーズが高まることを前提に、約20年先の看護職員に求められる資質や、それを担保する基礎教育のあり方について議論を進めてきた。(以下略)

◇読売新聞(20080809朝刊)

「論点:看護師の資質向上」
(桃田寿津代:日本看護職副院長連絡協議会会長、神奈川県看護部長会会長、横浜総合病院副委員長)

「今の医療は憂慮すべき状態に陥っている。医療制度改革の中、発症直後の重症患者などを迎え入れる現場では、わずかな日数で濃厚な医療を行って、次々に患者を入れ替えるといった「高速回転」を起こしている。手術を終えてまもない患者や、人工呼吸器などを着けた重症の患者が一般病棟に入り、集中治療室と化してもいる。そのため、現場は常に極度の緊張状と長時間労働を強いられ、医師も看護師も不足がちになっている。/こんな状況でも、患者から常に要求されるのは、安全性の高い安心できる医療の提供である。それにこたえるため、医師や薬剤師に対してはこれまでに、研修の義務化や教育年限の延長などの教育改革が行われてきた。しかし、看護職だけは高卒3年以上という1948年に定められた教育制度のまま現在に至っている。」

「これからの医療には何が必要なのか。それは病院で提供される高度で専門的なものだけではなく、暮らしを支える医療である。/そのためには、医療従事者と福祉職がチームを組んで患者をケアすることが重要だ。チームの中で看護職には、▽処置や薬剤投与を指示する医師に対し、なぜそれらが必要なのか確かめる▽その必要性を患者にきちんと説明する▽そのリスク(危険性)を理解するとともに、リスク回避のために何が重要かを判断する▽患者の状態がどう変わるかを予測し、病状悪化の前兆を見逃さない―などの能力が期待されるのだ。/患者との会話から心情を推し量り、患者を取り巻く関係者との調整を図ることも大切な役割で、高いコミュニケーション能力も必要だろう。つまり、これからの看護職は、医師から指示されたことに素直に従うだけでは物足りない。自ら考えながら仕事に立ち向かう問題解決能力の高い人材が望まれているのである。/こうした資質を培うには、養成所3年の教育では限界がある。」

「現在の教育総時間は約3000時間で、89年以降、ほとんど増えていない。ところが、必修の専門科目は増加しており、1科目あたりの時間数が激減している。これでは、技術のノウハウを学ぶだけで精一杯の状況である。/看護職は、医学や看護学の専門的な知識や技術を習得することはもとより、多様な価値観を持つ人々に対応できる幅広い視野や豊かな人間性も備えていかなければならない。より深く一般教養を修めて、さらに人権意識や倫理観を身につけるには、大学教育が最も効果的である、と私は考える。」

TOP

■(とても過去の)国家資格試験における社会福祉関連問題

 いまのところ以下の過去の問題と解答簡単な解説だけです。
 まずは学習?のために以下をご利用ください。
 ◆索引(50音順)
 ◆社会福祉

200129 平成10年の国民生活基礎調査による世帯の動向で正しいのはどれか。
 1.核家族世帯は約4割である。
 2.65歳以上の高齢者がいる世帯は約5割である。
 3.18歳未満の子どもがいる世帯は約3割である。
 4.1世帯の平均世帯人数は3.5人である。

200130 介護保険制度で正しいのはどれか。
 1.保険者は都道府県である。
 2.65歳から被保険者となる。
 3.任意加入である。
 4.給付を受けるには要介護認定が必要になる。

200131 生活保護法で扶助の対象とならないのはどれか。
 1.高等学校の授業料
 2.出産時の衛生材料費
 3.家賃
 4.通院医療費

2001032 育成医療で正しいのはどれか。

 1.身体に障害のある児童が生活能力を獲得するための医療が対象である。
 2.15歳未満が対象である。
 3.適用できる医療機関に制限はない。
 4.給付の対象は親の収入に関係しない。

2001033 療育手帳の交付の対象となるのはどれか。
 1.未熟児
 2.身体障害児
 3.知的障害児
 4.長期療養児

2001035 老人保健法に基づく保健事業でないのはどれか。
 1.健康教育
 2.健康審査
 3.デイサービス
 4.訪問指導

2001036 重症筋無力症患者が医療費の補助を申請する機関はどこか。
 1.健康保健組合
 2.保健所
 3.福祉事務所
 4.市町村保健センター

2001037 精神保健福祉士について正しいのはどれか。
 1.都道府県知事が免許を交付する。
 2.精神保健及び精神障害者福祉に関する法律で業務が定められている。
 3.医師の仕事で診療の補助を行う。
 4.精神障害者の社会復帰に関する相談援助を行う。

2000030 社会保険の種類と根拠となる法律との組合せで正しいのはどれか。
 1.災害補償保険───労働基準法
 2.雇用保険―――――男女雇用機会均等法
 3.年金保険―――――国民健康保険法
 4.医療保険―――――老人保健法

2000031 被保険者家族の外来医療費における自己負担割合で正しいのはどれか。
 1.1割
 2.2割
 3.3割
 4.4割

200032 15歳の肢体不自由児が障害者手帳の交付を受ける根拠となる法律はどれか。
 1.児童福祉法
 2.障害者基本法
 3.身体障害者福祉法
 4.社会福祉事業法

2000033 エンゼルプランにおける子育て支援施策の基本方針でないのはどれか。
 1.子育てコストの一律補助
 2.子育てと仕事の両立支援
 3.家庭における子育て支援
 4.子育てのための住居および生活環境の整備

200034 福祉事務所が行う児童福祉業務はどれか。
 1.母子栄養強化事業における食品の支給
 2.助産施設への入所手続き
 3.児童の療育相談
 4.養子縁組の調停

199901 医療給付が規定されているのはどれか。
 a.国民年金法
 b.雇用保険法
 c.健康保険法
 d.老人保健法
  1.a,b 2.a,d 3.b,c 4.c,d

199902 今日の社会福祉の基本理念でないのはどれか。
 1.生存権の保障
 2.個人の自立の確保
 3.慈善的な救済
 4.ノーマライゼーション

199903 医療法で規定されていない施設はどれか。
 1.診療所
 2.助産所
 3.訪問看護ステーション
 4.特定機能病院

199801 生活保護法に設置が規定されているのはどれか。
 a.母子福祉センター
 b.児童相談所
 c.更生施設
 d.授産施設
  1.a,b 2.a,d 3.b,c 4.c,d

  cf.◇生活保護

199802 社会保険制度に基づく給付に該当しないのはどれか。
 1.出産手当金
 2.傷病手当金
 3.厚生年金
 4.児童扶養手当

199701 高齢者保健福祉推進十か年戦略(新ゴールドプラン)の在宅福祉
 3本柱でないのはどれか。
 1.シルバーハウジング
 2.ショートステイ
 3.デイサービス
 4.ホームヘルプ

199702 障害者基本法について誤っているのはどれか。
 1.ノーマライゼーションの理念がうたわれている。
 2.雇用に関する事業主の責務がうたわれている。
 3.「障害者の日」が規定されている。
 4.身体障害者手帳の交付が規定されている。

199703 老人保健法に規定されていないのはどれか。
 1.健康教育
 2.機能訓練
 3.介護休暇
 4.健康審査

199704 都道府県ナースセンターについて誤っているのはどれか。
 1.訪問看護の研修を行っている。
 2.無料で職業紹介を行っている。
 3.潜在看護婦を発掘している。
 4.保健婦助産婦看護婦法に規定されいている。

199601 生活保護で現物給付を行うのはどれか。
 1.生活扶助
 2.教育扶助
 3.住宅扶助
 4.医療扶助

  cf.◇生活保護

199602 児童福祉について誤っているのはどれか。
 1.児童福祉法による児童とは満18歳未満である。
 2.民生委員は都道府県が委嘱する。
 3.児童育成の責任は地方公共団体にもある。
 4.児童相談所は都道府県知事が設置する。

199603 正しい組み合わせはどれか。
 1.医療法──老人訪問看護診療費の支給
 2.労働基準法──雇用時の健康診断
 3.老人保健法──在宅介護支援センター
 4.児童福祉法──虚弱児施設

199604 高齢者の保健医療福祉について誤っているのはどれか。
 1.地域の老人福祉計画は市町村が主体となって作成する。
 2.疾病をもつ高齢者も自立した生活を確保することが必要である。
 3.老人保健法に基づく健康診査の対象者は65歳以上である。
 4.安心して老後を過ごすための施設やサービスの充実が求められている。

199501 生活保護法に規定されていないのはどれか。
 1.更生施設
 2.医療保護施設
 3.養護施設
 4.授産施設

  cf.◇生活保護

199502 誤っているのはどれか。
 1.特別養護老人ホームは65歳以上で常時介護を要する者を対象とする。
 2.在宅介護支援センターは24時間体制で対応する。
 3.老人保健法により70歳以上の者は医療費が無料となる。
 4.老人保健施設は医療・生活サービスを提供する中間施設である。

199401
 誤っているのはどれか。
 1.社会福祉行政の法制度は第二次世界大戦後に作られた。
 2.国民の生存権を保障する公的責任は憲法に規定されている。
 3.養育医療の給付は児童相談所で行っている。
 4.精神障害の治療には医療費の公費負担制度がある。

199402
 児童福祉施設に含まれないのはどれか。
 1.母子健康センター
 2.保育所
 3.乳児院
 4.精神薄弱児施設


199403
 生活保護法について誤っているのはどれか。
 1.健康で文化的な生活水準が保障されている。
 2.自立を助長することも目的の1つである。
 3.医療扶助の範囲には看護が含まれる。
 4.必要な経費は市町村が全額負担する。

  cf.◇生活保護

199404
 老人保健法に規定されていないのはどれか。
 1.健康手帳の交付
 2.機能訓練
 3.訪問指導
 4.家庭奉仕員の派遣

199405
 痴呆老人の受け入れ施設として適切でないのはどれか。
 1.特別養護老人ホーム
 2.特例許可老人病院
 3.老人保健施設
 4.軽費老人ホーム

199301
 誤っているのはどれか。
 1.生活保護法による扶助はすべて金銭給付である。
 2.児童福祉法には満18歳未満の心身障害児の対策が含まれる。
 3.老人保健法に基づく医療等以外の保健事業では40歳以上の者が対象となる。
 4.精神薄弱者福祉法による援護には在宅指導、施設入所などがある。

  cf.◇生活保護

199302
 誤っているのはどれか。
 1.精神薄弱児の福祉のための第一線機関は児童相談所である。
 2.精神薄弱者の福祉のための第一線機関は福祉事務所である。
 3.保育所は児童福祉法に規定されている。
 4.特別養護老人ホームは身体障害者福祉法に規定されている。

199201
 正しいのはどれか。
 1.公害対策基本法で定める公害には悪臭、水質の汚濁は含まれない。
 2.児童福祉法で定める児童とは年齢が20歳未満の者をいう。
 3.健康保険法で定める保険給付は業務上の事由による場合に限られている。
 4.医療法には病院、診療所および助産所についての定義がある。

199202
 正しいのはどれか。
 a.市町村保健センターは老人保健法により設置された施設である。
 b.精神保健センターは地域における精神保健活動の第一線機関である。
 c.健康増進センターは健康度測定および食生活や運動の指導を行う。
 d.母子健康センターは母子保健指導を行い、又はあわせて助産を行う市町村の施設である。
  1.a,b 2.a,d 3.b,c 4.c,d

199203
 医療保険について誤っているのはどれか。
 1.被用者保険、国民医療保険および老人保健法による医療に大別される。
 2.保険給付は正常分娩に対しても行われる。
 3.被用者保険、国民健康保険では高額療養費の給付が行われる。
 4.保険財政は保険料と国庫負担によって賄われている。

199204
 生活保護について誤っているのはどれか。
 1.生活保護には7種類の扶助がある。※当時(現在は8種類)
 2.扶助の基準額にはその地域の生活水準によっ異なっている。
 3.生活保護の扶助は他の法律に優先して受けられる。
 4.保護の要否は世帯単位で決められる。

  cf.◇生活保護

199101
 正しいのはどれか
 1.養護老人ホーム:原則として65歳以上の経済上、環境上および心身上の理由で家庭生活が困難な者を養護する。
 2.特別養護老人ホーム:原則として60歳以上の痴呆など精神上の著しい障害のために常時介護を要する者を養護する。
 3.軽費老人ホーム:原則として65歳以上の軽度の身体身体の障害がある自炊可能な者を低額料金で収容する。
 4.老人福祉センター:原則として60歳以上の心身の健全な者に健康診断、食事指導、給食、日常生活に必要な便宜などを低額で提供する。

199102
 身体障害者の福祉について正しいのはどれか。
 1.身体障害者福祉司は肢体不自由者に対して技術的指導を行い、指定都市では必置の制度である。
 2.身体障害者手帳は身体に障害のある者が保健所に申請し、保健所長の認定後交付される。
 3.身体障害の程度には1〜3級まであり1級を重度、2級を中度、3級を軽度という。
 4.身体障害の範囲には心臓、腎臓、呼吸器、肪胱、直腸の機能障害も含まれている。


199001
 老人の福祉について正しいのはどれか。
 1.デイ・サービス事業は在宅福祉対策くとして老人福祉法で定められている。
 2.老人保健施設は中間施設として老人福祉法で定められている。
 3.老人日常生活用具は老人保健法で定められている。
 4.軽費老人ホームの設置は老人保健法で定められている。

199002
 誤っているのはどれか。
 a.児童委員は市町村長が任命する。
 b.児童相談所は児童福祉活動の中心的機関である。
 c.児童相談所は都道府県または指定都市には必ず設置しなければならない。
 d.助産施設、乳児院、母子寮は母子保健法で設置が義務づけられて
   いる。
  1.a,b 2.a,d 3.b,c 4.c,d

 

■看護国家試験・社会福祉・解答

 いまのところ過去の問題(↑)と以下の解答だけです。おいおい中身を充実させていきたいと思います。まずは学習?のために以下をご利用ください。
 ◆索引(50音順)
 ◆社会福祉


 2001029 3
 2001030 4
 2001031 1
 2001032 1
 2001035 3
 2001036 2
 2001037 4

 2000030 4
 2000031 3
 2000032 3
 2000033 1
 2000034 2

 199901 4
 199902 3
 199903 3
 
 199801 4
 199802 4
 
 199701 1
 199702 4
 199703 3
 199704 4
 
 199601 1
 199602 2
 199603 4
 199604 3
 
 199501 3
 199502 3
 
 199401 3
 199402 1
 199403 4
 199404 4
 199405 4
 
 199301 1
 199301 4
 
 199201 4
 199202 4
 199203 1
 199204 3
 
 199101 1
 199102 4
 
 199001 1
 199002 2

■看護国家試験対策・社会福祉
                               2002.01 立岩

 210問題中約3〜5問(以下では問題の範囲を狭い意味の「福祉」より広めにとった)
 以前よりやさしくなっているように思う。時間がなかったら他の教科を勉強、だが…
 法律関係が多い&重複が多い 過去の問題をやるのがよい

★法律
 どの法律がどういう人を対象にしているのか、どんな種類の仕事をすることになって
 いるのか、だいたいのイメージがつかめると解ける。

〇所得保障:生活保護法年金保険

〇医療:基本的には老人保健法による老人医療を含む医療保険制度

 注意:保健≠保険

 身体障害者福祉法/知的障害者福祉法/老人福祉法/母子及び寡婦福祉法→福祉事務所
 児童福祉法→児童相談所
 母子保健法/老人保健法/精神保健法→保健所

 他に社会福祉法(社会福祉法人,社会福祉協議会等、福祉の仕事と組織を規定)
 障害者基本法(理念をうたう)等々

        身体障害     知的障害    精神障害      健康

子(+親)  ……………………児童福祉法…………………………     母子保健法

 おとな   身体障害者福祉法 知的障害者福祉法   精神保健福祉法   保険…
  18歳〜
 老人    ……………老人福祉法・介護保険法…………………     老人保健法
  65歳〜

 +母子家庭&寡婦 →母子及び寡婦福祉法

   *例外:療育手帳→知的障害者福祉法:知的障害児・者(「児」含む)
       身体障害者手帳→身体障害者福祉法:身体障害「児」含む
       介護保険法についても45歳〜保険料払う、一部サービス利用可 等

〇「…福祉法」の系列(福祉事務所・児童相談所…)と「…保健法」(保健所…)の系列で分かれることを押えておくと、個別のサービスがどの法律かを詳しく知らなくても問題は解けることが多い。(間に位置し、両方含む?のが「精神保健福祉法」)

〇「児童福祉法」「母子保健法」「母子及び寡婦福祉法」の(どっちでもよいような)違い、「老人福祉法」「老人保健法」の(どっちでもよいような)違いを、いちおう、感じとして押さえておく。

〇たいていの福祉サービス関係の制度には世帯の収入額に応じた費用負担があることを知っておく。



■生活保護法
 〇国から3/4
 〇7種類→8種類(介護扶助が増えた)生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助(衣・食/住+産んで+学校行かせて+仕事して+病気して+介護受けて葬式…結婚式も含むけど、と覚えればどうってことない)
 〇ほとんど現金+ただし医療は現物
 〇世帯単位(生計を一つにする人にお金があれば×)
 〇他の法律が優先(最後に出てくる)
 〇支給世帯は(長期的には)減少している
 〇更生施設/授産施設/医療保護施設

200131 高等学校の授業料は教育扶助の対象にならない(!)
199801 母子福祉センターは母子及び寡婦福祉法、児童相談所は児童福祉法
199601 現物給付は医療扶助
199501 養護施設は児童福祉施設(児童福祉法)
199403 経費は国が3/4
199301 1:医療扶助は現物給付
199204 他の法律が優先

■年金保険(国民年金法/厚生年金保険法/…)

199901 1:医療給付(→医療保険+老人保健法)ではない

■医療保険(健康保険法/国民健康保険法/…)
 〇職域保険+地域保険
 〇保険により本人・家族負担が異なる
 〇基本的に現物給付 現金給付:正常分娩
 〇保険料+公費(保険料だけで賄っているのでないことに注意)

200031 被保険者本人負担2割 家族外来3割
199802 出産手当金… は医療「保険」〜社会「保険」制度
    児童扶養手当は児童扶養手当法(知らなくても、保険料払う医療・年金+介護に入るかどうか考えればよい)
199203 老人「保健」法は「保険」ではない

■児童福祉法
 〇18歳未満(心身障害児を含む) 〇児童相談所(都道府県または指定都市)
 〇保育所 〇育成医療(心身に障害がある児童)
 〇助産施設(←経済的理由)等も含まれることに注意

200034 助産施設は(母子「保健」法でなく)児童「福祉」法
200132 育成医療 4:医療保険の自己負担分を給付
199602 民生委員でなく児童委員(実際は同じ人なのだが)&厚生大臣が委嘱
199402 母子健康センターは母子保健法
199401 3:「養育医療」は母子保健法(「育成医療」が児童福祉法)
199301 2:心身障害児含む
199302 1:知的障害「児」(児童福祉法)→児童相談所(児童福祉法)3:保育所も
199201 2:児童福祉法の児童は18歳未満
199002 a→199602 d:助産施設・乳児院・母子寮は母子「保健」法でなく児童「福祉」法
■母子保健法
 〇「母性並びに乳児及び幼児の健康の保持及び増進を図るため…」
 〇保健所+母子健康センター(妊産婦の健康診断及び助産)
 〇母子健康手帳 〇養育医療(未熟児)←(≠育成医療↑)

199401 3:「養育医療」は母子保健法
199002 d:助産施設、乳児院、母子寮は母子「保健」法でなく、児童「福祉」法

■母子及び寡婦福祉法
 〇主に経済的自立

■老人福祉法
 〇65歳以上 〇(他の法律と同様)所得に応じた世帯負担あり
 〇在宅 ホームヘルプ/デイ・サービス/ショートステイ
  …在宅福祉の3本柱 +日常生活用具給付 … →新ゴールドプラン

199701 在宅福祉の3本柱
199603 3:在宅「介護」支援センターは老人「福祉」法
199404 家庭奉仕員(ホームヘルプ)→老人「福祉」法
199405 軽費老人ホームは痴呆老人の受け入れに適切でない(とされる)
199302 特別養護老人ホーム→老人福祉法
199101 特別養護老人ホームは原則として65歳以上、軽費…は60歳以上
    老人福祉センターは健康の増進、レクリエーションのための便宜、…
199001 老人日常生活用具、軽費老人ホームは老人福祉法

■老人保健法
 〇「老後における健康の保持と適切な医療の確保を図るため…」
 〇老人医療・訪問看護はこの法律 〇老人保健施設
 〇70歳以上(65歳以上の部分も) 医療等以外40歳以上(「予防」の意味合い…)

200135 デイサービスは老人「福祉」法
200030 4:高齢者の医療は老人保健法による医療保険
199903 訪問「看護」ステーションは老人「保健」法
199703 介護休暇は別(…↑の法律の目的)
199603 1:老人訪問「看護」診療費の支給は老人「保健」法
199603 3:在宅「介護」支援センターは老人「福祉」法
199604 3:健康診査は40歳以上
199502 本人が一部負担金を支払う
199404 家庭奉仕員(ホームヘルプ)→老人「福祉」法
199301 医療等以外の保健事業(健康診査…)は40歳以上
199203 老人「保健」法は「保険」ではない
199001 2:老人「保健」施設は老人「福祉」法でなく、老人「保健」法

■障害者基本法
 〇「理念」をうたう ノーマライゼーション等
 〇身体・知的・精神を包括

199702 4:身体障害者手帳の公布は「身体障害者福祉法」

■身体障害者福祉法
 〇18歳以上(ただし手帳の公布はこの法律で…)
 〇身体障害者手帳→都道府県知事に申請 1〜7級 1・2級が重度
  7級には手帳なし
 〇在宅(家庭奉仕員・日常生活用具の支給・…)
 〇更生医療(リハビリテーション…角膜移植・人工透析なども)

200032 (肢体不自由児含め)障害者手帳の交付を受ける根拠は身体障害者福祉法
199302 特別養護老人ホーム→(身体障害者福祉法でなく)老人福祉法
199102 1:福祉事務所の所員に対し技術的指導を行う
    2:「福祉」法→「保健所」ではない(都道府県知事に申請)
    3:等級↑
    以上がわからないところがあっても「内部障害」もこの法律で
    カバーされることがわかっていればOK

■知的障害者福祉法 (1998年に精神薄弱者福祉法から変更)
 〇療育手帳(「愛の手帳」とも呼ばれる)知的障害児・者に交付(注意:「児」含む)

200133 療育手帳は知的障害児・者に
199302 2:「者」は精神薄弱者(知的障害者)「福祉」法→福祉事務所

■精神保健福祉法
 〇保健所

■介護保険法(別紙)

200130 保険者は市町村/強制加入
    65歳以上第1号被保険者・45歳以上65歳未満第2号/要介護認定


TOP
*作成:近藤 宏金城 美幸北村 健太郎
REV:....20071123 20080623,0816, 20090421,20090812,20100102, 20100122, 1122, 20130515, 20161001
医療・福祉の仕事  ◇医療と社会  ◇労働  ◇非正規雇用  ◇有期労働契約(有期雇用)  ◇外国人労働者/移民  ◇事項
TOP HOME (http://www.arsvi.com)