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731部隊
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last update:20180418
■目次
◇
生存学関係者の成果
◇
作家・医師・研究者
◇
731部隊|731 unit
◇
731部隊 関連報道
◇
関連文献(発行順)
◇
15年戦争と日本の医学医療研究会
■生存学関係者の成果
◆
北村 健太郎
20140930
『日本の血友病者の歴史――他者歓待・社会参加・抗議運動』
,生活書院,304p. ISBN-10: 4865000305 ISBN-13: 978-4-86500-030-6 3000+税
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■作家・医師
◇池田 房雄 ◇森村 誠一 ◇
山口 研一郎
■研究者
◇
北村 健太郎
◇
土屋 貴志
◇
常石 敬一
TOP
■731部隊|731 unit
◇
https://ja.wikipedia.org/wiki/731部隊
◇
https://en.wikipedia.org/wiki/Unit_731
■731部隊 関連人物
◇
https://ja.wikipedia.org/wiki/石井四郎
◇
https://ja.wikipedia.org/wiki/内藤良一
◇
https://ja.wikipedia.org/wiki/吉村寿人
■731部隊 関連リンク
◇「戦争と医の倫理」の検証を進める会
http://avic.doc-net.or.jp/
◇渡辺 延志 2012 「731部隊 埋もれていた細菌戦の研究報告――石井機関の枢要金子軍医の論文集発見」『世界』830.
http://avic.doc-net.or.jp/siryou/20125watanabe.pdf
◇リテラ編集部 20170816 「NHKが731部隊の人体実験証言テープを公開し、安倍政権につながる重大な問題を指摘! ネトウヨが錯乱状態に」『LITERA』
http://lite-ra.com/2017/08/post-3392.html
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■731部隊 関連報道
■「731部隊の構成全容明らかに 国立公文書館が名簿開示」『京都新聞』2018年4月15日
ペストを投与した人体実験の疑いがある論文の検証を要請している「満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」(京都市中京区)が14日、京都大で記者会見し、国立公文書館から関東軍防疫給水部・731部隊「留守名簿」の開示を受けたと発表した。
軍医や技師、看護婦など役種と階級、留守宅を記載したもので、3607人が実名で記されていた。研究者は「731部隊構成の全容が分かる第1級の資料。政府が詳細な公文書を保管していたことが戦後70年以上たって初めて明らかにできた」と話している。
今年1月に公開されたのは、敗戦約半年前に作成された名簿。2016年に開示請求した際は「親族や戦犯とその親族を特定する情報」だとしてほぼ黒塗りの部分開示だったが、引き続き開示を求めていた。同会事務局長の西山勝夫滋賀医科大名誉教授が分析したところ、軍医52人、技師49人、雇員1275人、衛生兵1117人など731部隊の構成が判明。戦後に京都大医学部長を務めた故岡本耕造教授(戦前は講師)は「技師4等」の処遇だった。
また同会では、京都大文書館から、戦後に京都府立医大学長を務めた故吉村寿人・京大医学部講師ら京大医学部の講師クラスの研究者6人が731部隊派遣を発令された日時や旧陸軍での階級を特定できる文書「学報」(1938年・京大庶務課作成)も発掘した。同会は今月、京大に対し、731部隊所属者に関係する文書の開示請求を行っている。
14日は同会主催の講演会「研究者が戦争に協力する時 731部隊の生体実験をめぐって」があり、約150人が参加。
常石敬一
・神奈川大名誉教授が京大出身の731部隊軍医少佐が博士論文として提出したペスト菌特殊実験について講演し、「ペストに感染させたノミが石井部隊の主要な生物兵器だった。人体実験した論文を得難い実験として評価したのは京大に問題がある」と指摘した。
写真:約3000人の隊員実名が記載された関東軍防疫給水部(731部隊)の留守名簿。国立公文書館が公開した。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20180414000132
■「731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に印刷用画面を開く」『京都新聞』2018年4月2日
ペストを投与した人体実験の疑いがある論文を執筆した旧関東軍731部隊の将校に京都大が医学博士号を授与したとして、池内了名古屋大名誉教授らが「満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」を設立、2日に京大で記者会見し、検証の必要性や学位の取り消しをアピールした。
旧満州で細菌兵器を研究し、捕虜らに人体実験をしたとされる旧731部隊には、部隊長の石井四郎中将を始め京大医学部出身者が所属していた。京大は約20人の731部隊関係者に学位を授与しているという。731部隊の問題で、大学に対し学位撤回を求める運動は全国で初。
問題になっている論文は、京大医学部出身の平澤正欣軍医少佐(1945年戦死)による「イヌノミのペスト媒介能力に就(つい)て」。
検証を求める会事務局長の西山勝夫滋賀医科大名誉教授は「特殊実験で用いられた実験動物は人間だった疑いが強い。人体実験が事実なら論文はねつ造であり非人道的だ。京大はヒトだったか検証する義務がある」と指摘。今の科学で論文の妥当性を検証すべきとした。
会は検証を求める署名を集めており、7月にも京大学長や医学部長に検証を要請するという。
◆14日に記念講演
検証を求める会は14日午後1時から、京都市左京区の京都大百周年時計台記念館で、設立を記念する講演会「研究者が戦争に協力する時 731部隊の生体実験をめぐって」を開く。
「医学者たちの組織犯罪」などの著書がある常石敬一・神奈川大名誉教授が、「過去から学ぶ『軍学共同』の行きつく先」をテーマに講演する。無料。
写真:人体実験の疑いを説明する「満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」の西山事務局長ら(京都市左京区・京都大)
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20180402000163
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■関連文献(発行順)
◆Beyerchen, Alan D. 1977
Scientists under Hitler――Politics and the Physics Community in the Third Reich
=19800123
常石 敬一
訳,
『ヒトラー政権と科学者たち』
,岩波書店,287 p. ASIN:B000J8APW6 【品切れ】
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※ eg-naz.mw.
◆森村 誠一 19811130 『悪魔の飽食――「関東軍細菌戦部隊」恐怖の全貌!』光文社,カッパブックス,246p.,680円 ※
◆
常石 敬一
1981 『消えた細菌戦部隊』海鳴社
◆森村 誠一 19820515 『『悪魔の飽食』ノート』晩聲社,237p. 880円 ※
◆秋元 寿恵夫 19830715 『医の倫理を問う――第731部隊での体験から』勁草書房,242p.,1800円
◆高杉 晋吾 19840605 『にっぽんのアウシュウィッツを追って』教育史料出版会,225p.,1236円 ※
◆池田 房雄 19851125 『白い血液――エイズ感染と日本の血液産業』,潮出版社 → 増補版 19920925
『白い血液――エイズ感染と日本の血液産業』
,潮出版社,287+7p. ISBN-10: 4267010560 ISBN-13: 978-4267010569 1456+税
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※
◆滝谷 二郎 19890420 『殺戮工廠731部隊』新森書房,398p.,2369円 ※
◆常石 敬一
『消えた細菌戦部隊』
筑摩書房,ちくま文庫 ※
◆常石 敬一 『医学者たちの組織犯罪』朝日新聞社 ※
◆神奈川大学評論編集専門委員会 編 1994 『医学と戦争』,御茶の水書房
cf.立岩 真也 2001/11/25
「優生学について――ドイツ・2」
(医療と社会ブックガイド・10)
『看護教育』2000-11(医学書院)
◆常石 敬一 19950720 『七三一部隊――生物兵器犯罪の真実』,講談社,講談社現代新書,205p.,650円 ※
◆常石 敬一・朝野 富三 『細菌部隊と自決した二人の医学者』,新潮社
◆常石 敬一 19950720
『七三一部隊――生物兵器犯罪の真実』
,講談社,205p.ISBN:4104081019 ISBN-13:978-4061492653
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※ mw.h01.
◆吉見 義明・伊香 俊哉 19951220 『七三一部隊と天皇・陸軍中央』岩波書店,岩波ブックレットno.389,63p. 400円 ※
◆Harris, Sheldon H. 1994
Factories of Death
, Routledge=19990730 近藤昭二訳,『死の工場――隠蔽された731部隊』,柏書房,360+66p. 3800 ※
◆尾崎 祈美子 19990815
『悪夢の遺産―毒ガス戦の果てに ヒロシマ〜台湾〜中国』
,学陽書房,229p. ISBN-10:4313812016 ISBN-13:9784313812017 \1700
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※ mw
◆
米本 昌平
・
松原 洋子
・
ぬで島 次郎
・
市野川 容孝
20000720
『優生学と人間社会――生命科学の世紀はどこへ向かうのか』
,講談社現代新書1511,286p. ISBN-10:4061495119 \777
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[kinokuniya]
eg ※
◆常石 敬一 20020801
『謀略のクロスロード――帝銀事件捜査と731部隊』
,日本評論社, p215. 2310 ISBN-10: 4535583374 ISBN-13: 978-4535583375
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※ mw
◆
小俣 和一郎
20030831
『検証 人体実験――731部隊・ナチ医学』
,第三文明社,245p. ISBN-10: 4476032559 ISBN-13: 978-4476032550 \1600
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/
[kinokuniya]
※
◆軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会 編・講演/末永 恵子 20051030
『戦時医学の実態』
,樹花舎,71p. 525 ISBN-10: 4434067648 ISBN-13: 978-4434067648
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※ mw e04 c0132
◆湯浅 謙 20070630
『中国・山西省 日本軍生体解剖の記憶』
,K.I.Media,95p. 945 ISBN-10: 4907796242 ISBN-13: 978-4907796242
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※ e04 mw
◆
北村 健太郎
20140930
『日本の血友病者の歴史――他者歓待・社会参加・抗議運動』
,生活書院,304p. ISBN-10: 4865000305 ISBN-13: 978-4-86500-030-6 3000+税
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※
◆
山口 研一郎
編 20141117
『国策と犠牲――原爆・原発 そして現代医療のゆくえ』
,社会評論社,370p. ISBN-10:4784515313 ISBN-13:978-4784515318 2600+税
[amazon]
/
[kinokuniya]
※ npp. l
他にもあり→追加予定
※は生存学資料室にあり
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■15年戦争と日本の医学医療研究会
土屋貴志
です。こんにちは。(重複して受け取られた方はどうかご容赦下さい)
10/9と10/10に大阪で行われるシンポジウムのご案内です。(これらのシンポジウムは、10/2に広島で行われる国際シンポジウムとはまったく別のものですのでご注意下さい)
●2005年保団連医療研究集会 国際シンポジウム
「医師・医学者の戦争責任を考える――関東軍731部隊をめぐって」
(主催:全国保険医団体連合会)
○日時:2005年10月9日(日)13:00〜15:45
○場所:大阪・三井アーバンホテル大阪ベイタワー
(電車でのアクセス http://www.osaka-baytower.com/access_train.html)
○一般参加費 500円
○シンポジスト
・辛 培林・中国黒龍江省社会科学院研究員(主に関東軍731部隊の事態を追求・研究する中国での第1人者)
・歩 平・中国近代史研究所副所長(主に日本軍による遺棄毒ガス弾問題などを研究する中国の第1人者)
・常石 敬一・神奈川大学教授(日本における731部隊等に関する研究の第1人者)
・武田 勝文・大阪府保険医協会副理事長(保険医協会反核平和委員会責任者、進行役兼任)
・ 関連展示も行われます。
★同じく2日目の10月9日午前には、保団連医療研究集会の分科会「・医学史・ 医療運動史・医療と裁判」で、莇昭三氏(あざみ・しょうぞう、15年戦争と日本の医学医療研究会幹事長)が「15年戦争中の軍陣における日本軍医の『集合教育』と『生体解剖』」と題して発表されます。
★参加される方は、各地の保険医協会、または大阪府保険医協会へ、ご氏名、ご所属(団体・職業等)、ご住所、電話番号を書いて、 ファクス(06-6568-2389)にてお申し込み下さい。
(大阪府保険医協会ホームページ
http://www1.doc-net.or.jp/~osaka-hk/down.html
の意見投稿欄はリンクが切れています)
●中国の関係者を迎えて講演と交流のつどい
日時 2005年10月10日(月・祭日)午前10時〜午後4時
場所 大阪府保険医協同組合会館ホール(M&Dホール)
大阪市浪速区幸町1-2-33 電話06-6568-7721
(地図 http://www1.doc-net.or.jp/~osaka-hk/chizu.htm)
主催 大阪府保険医協会(反核平和委員会)
共催 15年戦争と日本の医学医療研究会
後援 保団連近畿ブロック、大阪民医連、日中友好協会大阪府本部
*報告と交流のつどい ・・(午前10時〜午後4時)
・歩 平 中国社会科学院近代史研究所副所長(中日間の歴史認識をめぐる問題に関して)
・高 暁燕 中国黒龍江省社会科学院歴史究所研究員(中国での731部隊の遺棄毒ガス問題)
・辛 培林 中国黒龍江省社会科学院歴史究所研究員(関東軍731部隊をめぐって)
・他の中国からの参加者(3人)の挨拶
・日本の研究者より 末永恵子(福島県立医科大学、15年戦争と日本の医学医療研究会会員)
「戦時の医学研究・満州医科大学を事例として」
・ABC企画委員会から
・日中友好協会から
・その他、参加者から
*懇親と交流 ・・(午後4時10分〜5時40分) 会場=本館5階にて
★参加される方は、大阪府保険医協会へ、ご氏名、ご所属(団体・職業等)、 ご住所、電話番号を書いて、ファクス(06-6568-2389)にてお申し込みください。
●また、11/20には、私が幹事の1人を務めている「15年戦争と日本の医学医療研究会」の定例研究会が、下記のように金沢で行われます。 こちらもご関心のある方はぜひご参加下さい。
15年戦争と日本の医学医療研究会第17回定例研究会のご案内
日時 2005年11月20日(日曜日)午後1時〜5時
会場 石川県金沢市駅西保健福祉健康センター(通称駅西市民センター)ホール
金沢市西念町3−4−25(電話:076-234-5103) 金沢駅からバスで約10分
世話人 莇 昭三 幹事長
予定されている演者と演題
*並里まさこ氏(元国立ハンセン療養所「栗生楽泉園」副園長、現「おうえんポリクリニック」医師)
演題「ハンセン病と医師」(仮題)
*井上英夫氏 (ハンセン病問題に関する検証会議委員)
演題「検証会議で論議された医師・医学者の責任」(仮題)
*橋本哲哉氏 (金沢大学経済学部教授・金沢大学図書館長)
演題「餓死・精神障害と戦争」(仮題)
連絡先 〒920-08468 金沢市京町20−3 城北病院 莇 昭三
電話:076-251-6111 FAX:076-252-8791 メール:s-azami@helen.ocn.ne.jp
◆20011111
15年戦争と日本の医学医療研究会 第6回研究会
◆20010317
15年戦争と日本の医学医療研究会 第4回研究会
◆
Takashi Tsuchiya
200011
"Why Japanese doctors performed human experiments in China 1933-1945"
Eubios Journal of Asian and International Bioethics 10 (6) [November 2000]
pp.179-180.
http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~macer/EJ106/ej106c.htm
◆
Masahiro Morioka
200011
"Commentary on Tsuchiya
" Eubios Journal of Asian and International Bioethics 10 (6) [November 2000],
pp.180-181.
http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~macer/EJ106/ej106d.htm
◆Jing-Bao Nie 200101
"Challenges of Japanese Doctors' human experimentation in China for East-Asian and Chinese Bioethics: Commentary to Tsuchiya,"
Eubios Journal of Asian and International Bioethics 11 (1) [January 2001], pp.2-7.
http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~macer/EJ111/ej111d.htm
◆Yeruham Frank Leavitt 200101 "Is Asian Bioethics at Fault? Commentary on Tsuchiya, Morioka, and Nie,"
Eubios Journal of Asian and International Bioethics 11 (1) [January 2001], pp.7-8.
http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~macer/EJ111/ej111e.htm
◆
土屋 貴志
200011 「人体実験論の必要性――歴史的観点から」
日本生命倫理学会大会・発表原稿 於:旭川
http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/~tsuchiya/gyoseki/presentation/JAB00.html
◆20000617
15年戦争と日本の医学医療研究会(仮称)創立総会
於:立命館大学
TOP
*増補:
北村 健太郎
REV:...20080404,08,20100718,20151219,20170820,20180418
◇
医療と社会
◇
医療犯罪
◇
人体実験
◇
優生学・優生思想
◇
事項
TOP
HOME (http://www.arsvi.com)
◇