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多巣性運動ニューロパチー

multifocal motor neuropathy, MMN

last update:20140805
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◆難病情報センター:多巣性運動ニューロパチー
 http://www.nanbyou.or.jp/entry/143
 http://www.nanbyou.or.jp/entry/292
 「多巣性運動ニューロパチー(multifocal motor neuropathy、頭文字をとって以下MMN)は慢性進行左右非対称性に主に上肢の筋力低下をきたす疾患で、1982年に米国のルイス博士とサムナー教授らによって最初に報告され、ルイス・サムナー(Lewis-Sumner)症候群とも呼ばれる。運動神経を選択的におかし、神経伝導検査において伝導ブロックを認める。筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)の初期ではMMNと鑑別が困難なことがある。
 なお、MMNの診断には伝導ブロックを認めることが必須と考えられてきたが、伝導ブロックが検出できないケースも存在する。[…]」

◆ニューロパチー
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%91%E3%83%81%E3%83%BC

 「ニューロパチー(Neuropathy)は、末梢神経の正常な伝導が障害される病態。障害される神経の種類は運動神経、感覚神経、自律神経に及び、ミクロ的な障害部位は軸索であったり髄鞘(シュワン細胞)であったりする。マクロ的にどこが障害されるかによって、 単神経炎 ・ 多発性単神経炎 ・ 多発神経炎 に区別される。
 主な疾患は、ギラン・バレー症候群、フィッシャー症候群、慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチーが炎症性・感染性のものとして有名であり、その他の原因によるものに、 糖尿病性ニューロパチー 、、 腫瘍随伴性ニューロパチー 、Crow-Fukase症候群、或いはSLE、PN等の膠原病性血管炎に伴うニューロパチー、シャルコー・マリー・トゥース病、、 家族性アミロイド多発ニューロパチー 等がある。外因性としてはアルコール、ヒ素、水銀、タリウム、スチレン、nヘキサン、またビタミン欠乏により脚気なども有名である。薬剤性としてはイソニアジドやビンクスリチンによるものが多い。」

◆多巣性運動ニューロパチーの会について
 http://mmn.sns.fc2.com/exec/public/content/view/about/?f2sns=andpftda47m4far28ve483tmk510c5o8


*この頁は平成24〜26年度 厚生労働科学研究 難治性疾患克服研究事業「患者および患者支援団体等による研究支援体制の構築に関わる研究」の一環として、その資金を得て作成されています。

UP: 20140822 REV:
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