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精神障害・精神医療 2010

精神障害・精神医療


◆20100121 引きこもり――デイリーヨミウリ記者のコレって英語で? 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/learning/english/20100121-OYT8T00869.htm

◆20100125 【厚労省】20日付承認の新薬‐治療満足度を向上する製品が続々と登場 薬事日報
http://www.yakuji.co.jp/entry17877.html

◆20100201 西大井の障害者福祉施設に喫茶スペース−地域住民が立ち寄れる場に 品川経済新聞
http://shinagawa.keizai.biz/headline/875/

◆20100204 両利きの子どもは学習面での問題リスクが高い 日本経済新聞
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20100204hj003hj

◆20100204 性転換手術費用、税控除の対象に認める 米租税裁判所 AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2690800/5276489

◆20100209 ホワイトプランに障害者割り引き 孫社長、Twitterの要望に応え Itmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/09/news103.html

◆20100210 乳がん治療、抗うつ剤併用にリスク AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2693165/5299173

◆20100210 精神疾患の新しい診断指針が提案される -DSM改訂案 健康美容EXPO
http://news.e-expo.net/world/2010/02/post-116.html

◆20100210 JAPAN JOURNALS うつ病に苦しむイヌに朗報? 抗うつ剤、販売へ
http://www.japanjournals.com/dailynews/100223/news100223_2.html

◆20100210 セーフティネット、メンタル不調社員への対応方法を電話やメールでサポートするサービスを提供 日経プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=244556&lindID=5

◆201002124 感情の中枢である扁桃体におけるドーパミンの役割を解明/a> 独立行政法人 放射線医学総合研究所
http://www.nirs.go.jp/news/press/2009/02_24.shtml

◆201002125 SNSのプロフィールは意外に誇張されていない 日経電子版 
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20100225hj000hj

◆201002125 飲酒問題を抱えるのは、成人の4人に1人! JAPAN JOURNALS LTD 
http://www.japanjournals.com/dailynews/100225/news100225_4.html

◆201002122 「第6回 精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)」精神保健福祉に貢献されている方々の活動を表彰 Infoseek News 
http://news.www.infoseek.co.jp/press_release/story/20100222news2u65076/
◆20100301 患者が希望する薬剤に対し医師が「ノー」と答える方法は多数ある 健康美容EXPOニュース 
http://news.e-expo.net/world/2010/03/post-100.html

◆20100301 アドバンテッジ リスク マネジメント、企業のパートナーとして成果を実現する「メンタルヘルスケア支援プログラム」を開発 『日本の人事部』トップ > 人事支援業界ニュース 
http://jinjibu.jp/GuestNewsTop.php?act=lst1&gr=1&id=3759

◆20100302 「自分は双極性障害」と言う人が増えている、英論文 AFP 
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2704641/5430691

◆20100311 精神障害性犯罪者、「出所後も集中管理」 Innolife & Digital YTN & Joynews24 & inews24韓国ニュース 
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2704641/5430691

◆20100329 オフィス環境が従業員の生理・心理面に与える影響を調査「太陽光」が従業員のストレスを減らす? @IT自分戦略研究所 
http://www.atmarkit.co.jp/news/201003/29/light.html

◆20100416 うつ症状のある人のほうが喫煙傾向、米研究 AFP 
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2718829/5620435

◆20100428 身体および精神障害者の職場における立場(豪州) 障害者雇用インフォメーション 
http://www.challenged-info.com/news_m7d6GRJc1.html

◆20100504 うつ病自殺7割が精神科を受診 「抗うつ薬」安易な服用に懸念 Jcast ニュース

◆20100519 うつ病患者の自殺者ゼロに、米医療機関の取り組みに注目 AFPBB News
◆20100525 メンタルオフィスSINBI、 “うつ病”回復のための「3ステッププログラム」を開発 asahi.com


◆20100622 働くことで、精神障害改善向かう 障害者雇用インフォメーション

◆20100701 講演会 心の病と社会生活 10日、公会堂 厚労省の専門家も タウンニュース

◆20100715 精神医療施策の現状と問題点も 専門家がフォーラム タウンニュース

◆20100718 障害者アート展 独創性に「ハッ」…大阪・東大阪 YOMIURI NLINE
http://osaka.yomiuri.co.jp/volunteer/news/vo100718a.htm

◆20100731 「震災障害者」300人超に 兵庫県調査 神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003260987.shtml

◆20100730 社会参加手助け 岡谷の「虹の家」が就労支援施設開設 信濃毎日新聞
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_160758

◆20100806 発達障害など3割に受診歴 三島の『ニート対策』サポステ登録者を調査 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100806/CK2010080602000168.html

◆20100806 スマイル写真館:精神保健福祉士を目指す、内海章友さん 毎日JP
http://www.arsvi.com/d/m2010.htm

◆20100808 精神障害の5人でバンド、仲間勇気付けたい わかやま新報
a> 毎日JP
http://www.wakayamashimpo.co.jp/news/10/08/100808_7906.htm

◆20100810 県庁職場実習:今年は精神障害者も 「知的」含め雇用率向上へ /大分 毎日JP
http://mainichi.jp/area/oita/news/20100810ddlk44010686000c.html

◆20100812 県職自殺に公務災害 県内初認定、長時間労働でうつ病 長崎新聞
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100812/01.shtml

◆20100812 野菜作りでリラックス 精神障害者ら畑借り作業、直売 山陽新聞
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010081209091427

◆20100812 明治ホールディングス 医薬品事業が予想以上に好調。(野村証券) 毎日JP
http://mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/20100812221844.html

◆20100813 幻覚剤、心理療法との組み合わせでうつ病などに効果も=研究 ロイター
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-16833120100818

◆20100813 公務部門における障害者雇用の推進(精神障害者の職場体験実習の実施及び実習生の募集等) 総務省
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01jinji02_01000001.html

◆20100815 「戦争は弱者にしわ寄せ」 精神科医師、大阪で講演会 47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010081501000470.html

◆20100815 精神疾患の休職、過去最多 09年度、県内教職員 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100815_3

◆20100817 引きつける「思い」 盛岡で県内精神障害者の絵画展 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100817_12

◆20100818 京都市のタクシー料金助成事業 精神障害者に拡大 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20100818000018

◆20100819 精神疾患:理解を 秋田のウイング、来月から5回講座 /秋田 毎日JP
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100819ddlk05040029000c.html

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◆20100121
引きこもり

 家族が夕飯の食卓を囲む頃にベッドから起きだし、パソコンに向かってゲームをしたり漫画を読んだり――。「引きこもり」という言葉から一般の人が想起するイメージです。

「引きこもり」の英訳は、withdrawalや説明的にavoidance of other people to a pathological extent(病的なまでに他人との接触を避けること)などが可能です。

 「手ひどい仕事上の失敗にショックを受けてから、彼はもう1年も自宅に引きこもったままだ」を英訳すれば、Shocked by his own serious mistake at work, he has withdrawn into himself and spent the last year at home without seeing anyone.です。

 厚生労働省は「引きこもり」を「6か月以上自宅に引きこもって、会社や学校に行かず、家族以外との親密な対人関係がない状態」と定義しています。最近は、精神疾患(mental illness)による「引きこもり」と精神病が原因ではないケースを区別し、後者を「社会的引きこもり」(social withdrawal)と呼んでいます。

 ゲームに没頭して学校や社会生活に適応できなくなった人たち(people whose addiction to video games has left them unable to adjust to life in school and society)を指して、「ネトゲ廃人」(online game addict)という言葉も生まれています。

 学校でのいじめ(school bullying)や就職の失敗(failure to find a job)などが引き金になるケースも増えつつあり、「引きこもり」は荒れる学校や就職氷河期など、今の世相を反映しているようです。(塚原真美記者)
(2010年1月21日 読売新聞) 


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◆20100125 【厚労省】20日付承認の新薬‐治療満足度を向上する製品が続々と登場

初の「GLP-1アナログ製剤」も

 厚生労働省が20日付で承認した新医薬品では、国内初のGLP‐1アナログ製剤「ビクトーザ」、むずむず脚症候群治療薬として追加承認を取得した「ビ・シフロール」、国内2番手の投入となるDPP‐4阻害薬「エクア」、緊急性の高さから特例承認を受けた新型インフルエンザワクチン「アレパンリックス」「乳濁細胞培養A型インフルエンザHAワクチンH1N1『ノバルティス』」など、話題性のある製品が続々と登場した。

ビクトーザ皮下注:ノボ・ノルディスクファーマ

 「ビクトーザ皮下注18mg」(一般名:リラグルチド遺伝子組み換え)は、国内初のヒトGLP‐1アナログ製剤。食事療法、運動療法で十分な効果が得られないか、食事療法、運動療法にSU剤を併用して効果が得られない2型糖尿病を適応に承認された。

 1日1回の投与で、体重を増やさずに血糖コントロールの改善効果が得られ、膵β細胞機能の指標も改善する。2009年6月に欧州で承認されている。
アレパンリックス筋注:グラクソ・スミスクライン

 「アレパンリックス(H1N1)筋注」は、鶏卵を用いて製造され、抗原に免疫増強剤を混合したA/H1N1新型インフルエンザワクチン。新型インフルエンザの流行に伴う緊急的な必要性を受け、今回、海外承認を前提に、特定承認医薬品として承認された。

 成人と10歳以上の小児には0・5mL、6カ月以上10歳未満の小児には0・25mLを筋肉内に注射する。

 健康成人100人を対象に行われた国内臨床試験では、1回の接種で高い免疫応答が認められ、小児60人の検討でも、1回の接種で100%の抗体保有率が確認されている。

 アレパンリックスの承認を受け、GSKは日本政府と契約した7400万回分の出荷を開始する。
乳濁細胞培養A型インフルエンザHAワクチンH1N1「ノバルティス」筋注用:ノバルティスファーマ

 「乳濁細胞培養A型インフルエンザHAワクチンH1N1『ノバルティス』筋注用」は、スイスのノバルティスが独自に開発したアジュバント「MF59」を添加した細胞培養によるインフルエンザウイルスワクチン。今回、3歳以上に対する新型インフルエンザの予防の適応で特例承認された。

 18歳以上50歳未満には、0・25mLを筋肉内に1回注射し、3歳以上18歳未満と50歳以上には、0・25mLを少なくとも3週間の間隔を置いて、筋肉内に2回注射する。

 既に、日本政府と締結した2500万回分のワクチンの生産は完了しており、1200万回分を先行して出荷する予定。細胞培養によるA型インフルエンザパンデミックワクチンとしては、ドイツ、スイスに続き、世界で3番目の承認国となる。
エクア錠:ノバルティスファーマ

 「エクア錠50mg」(一般名:ビルダグリプチン)は、インクレチン分解酵素のDPP‐4を選択的に阻害する経口2型糖尿病治療薬。単剤あるいはSU剤との併用療法で1日2回の投与を行い、2型糖尿病患者の血糖値をコントロールする。

 現在、「ガルバス」の製品名で世界約70カ国で承認されている。
ビ・シフロール錠:日本ベーリンガーインゲルハイム

 「ビ・シフロール錠0・125mg、同0・5mg」(一般名:プラミペキソール)は、2003年にパーキンソン病治療薬として国内承認された非麦角系選択的D2受容体作動薬。今回、国内で初めて、「中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)」の適応を取得した。

 既に欧米では、むずむず脚症候群に対する第一選択薬で用いられ、国内で行われた臨床試験でも、高い症状改善効果が示されている。現在、国内のむずむず脚症候群の有病率は2〜5%で、重症患者は200万人と推定されている。
アロキシ静注:大鵬薬品

 「アロキシ静注0・75mg」(一般名:パロノセトロン塩酸塩)は、大鵬薬品がスイスの「ヘルシン」から導入した5‐HT3受容体拮抗型制吐剤。1回の投与で抗癌剤「シスプラチン」など化学療法に伴う悪心・嘔吐を予防する。

 既存薬に比べ、血中消失半減期が約40時間と長いのが特徴で、抗癌剤の投与後24時間以内に発現する急性悪心・嘔吐に加え、既存薬で効果不十分な遅発性悪心・嘔吐にも効果を発揮する。現在、世界62カ国で承認されている。
ブリディオン静注:シェリング・プラウ

 「ブリディオン静注200mg、同500mg」(一般名:スガマデクスナトリウム)は、シェリング・プラウが創製した新規筋弛緩回復剤。筋弛緩剤「ロクロニウム」「ベクロニウム」を選択的に包接することで、筋弛緩作用を不活化する世界初の作用機序によって、筋弛緩状態にある患者に対し、速やかな回復を促すと共に、残存した筋弛緩によって引き起こされる重篤な呼吸器疾患の発症を予防する。
アフィニトール錠:ノバルティスファーマ

 「アフィニトール錠5mg」(一般名:エベロリムス)は、抗癌剤では国内初の経口mTOR阻害剤。VEGF受容体チロシンキナーゼ阻害薬「スニチニブ」「ソラフェニブ」が無効となった進行性腎癌患者を対象に投与が認められた。

 細胞増殖や血管形成の調節因子「mTOR蛋白」を選択的に阻害し、癌細胞に対する増殖抑制と血管新生阻害の二つのメカニズムで抗腫瘍効果を発揮する。
エックスフォージ配合錠:ノバルティスファーマ

 「エックスフォージ配合錠」は、ARB「ディオバン錠80mg」(一般名:バルサルタン)とカルシウム拮抗剤「アムロジピンベシル酸塩」を配合した高血圧治療薬。バルサルタン80mgとアムロジピン5mgを1剤に含有した。
ヒュミラ皮下注:アボットジャパン/エーザイ

 「ヒュミラ皮下注40mgシリンジ0・8mL」(一般名:アダリムマブ)は、アボットジャパンとエーザイが国内共同開発を進めてきたヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体。炎症反応に関わるサイトカインであるTNFαを中和することで効果を発揮する。今回、尋常性・関節症性乾癬の効能・効果で追加承認を取得した。
サインバルタカプセル:塩野義製薬

 「サインバルタカプセル20mg、同30mg」(一般名:デュロキセチン塩酸塩)は、米イーライリリーが創製したセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)。1日1回の経口投与で、精神症状のみならず、身体症状も含めた多様なうつ症状に効果を発揮する。

 04年8月に米国で発売されて以来、95カ国で承認されている。国内では、塩野義製薬が中心となって開発が進められた。
メロペン点滴用:大日本住友製薬

 「メロペン点滴用バイアル0・25g、同0・5g、同キット0・5g」(一般名:メロペネム水和物)は、大日本住友製薬が自社開発した注射用カルバペネム系抗生物質製剤。今回、新たに「発熱性好中球減少症」の効能追加と、これに対する用法・用量の追加承認を取得した。

 発熱性好中球減少症に対して、成人では海外と同量の1日3g(力価)投与が認められた。
デュロテップMTパッチ:ヤンセンファーマ

 「デュロテップMTパッチ2・1mg、同4・2mg、同8・4mg、同12・6mg、同16・8mg」(一般名:フェンタニル)は、フェンタニルを粘膜層に溶解させた半透明フィルム状の経皮吸収型製剤。これまで中等度から高度の癌性疼痛の適応で使用されてきたが、新たに中等度から高度の非癌性慢性疼痛の適応で追加承認を取得した。
ザラカム配合点眼液:ファイザー

 「ザラカム配合点眼液」(一般名:ラタノプロスト・チモロールマレイン酸塩)は、プロスタグランジンF2α誘導体のラタノプロストと、β遮断薬のチモロールマレイン酸塩を含有する配合剤。米ファイザーが緑内障・高眼圧症治療剤として開発した。

 点眼剤を2剤以上併用する場合、涙嚢から薬液があふれ出し、効果が十分に発揮されなかったり、点眼の間隔を5分以上あける必要があったが、配合剤によって不便さとコンプライアンスの問題を解消した。
レザルタス配合錠:第一三共

 「レザルタス配合錠LD、同HD」は、アンジオテンシンII受容体阻害薬(ARB)「オルメテック錠」(一般名:オルメサルタン・メドキソミル)と、持続性カルシウム拮抗剤「カルブロック錠」(一般名:アゼルニジピン)の配合錠。今回、オルメサルタン・メドキソミル10mg、アゼルニジピン8mgを含有した「LD」と、オルメサルタン・メドキソミル20mg、アゼルニジピン16mgを含有した「HD」の2製剤が承認された。
テモダール点滴静注用:シェリング・プラウ

 「テモダール点滴静注用100mg」(一般名:テモゾロミド)は、悪性神経膠腫を適応とするアルキル化剤。06年から発売中のカプセル剤に続き、点滴静注剤が追加された。

 頭蓋内圧上昇に伴う悪心や嘔吐、脳幹への腫瘍の浸潤によって、カプセル剤を服用できない悪性神経膠腫患者に対し、新たな治療選択肢を提供する。
メトグルコ錠:大日本住友製薬

 「メトグルコ錠250mg」(一般名:メトホルミン塩酸塩)は、ビグアナイド系経口血糖降下剤。大日本住友製薬が03年に仏メルクサンテから導入し、国内で開発を進めたもの。

 メトグルコは単剤療法が可能で、既存製剤の1日最大用量750mgに対して、1日維持用量として750〜1500mg、1日最大用量として2250mg の投与が可能になった。また、食前に加え、食後投与も可能。
レミケード点滴静注用:田辺三菱製薬

 「レミケード点滴静注用100」(一般名:インフリキシマブ)は、抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤として、これまで「関節リウマチ」などの治療に用いられてきたが、新たに乾癬(尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症)の効能・効果で追加承認を取得した。
献血ベニロン‐I静注用:化学及血清療法研究所/帝人ファーマ

 「献血ベニロン‐I静注用500mg」(一般名:乾燥スルホ化人免疫グロブリン)は、化血研と帝人ファーマが共同開発した静注用人免疫グロブリン製剤。今回、希少疾患のチャーグ・ストラウス症候群、アレルギー性肉芽腫性血管炎における神経障害の改善の効能・効果で、追加承認を取得した。ステロイド剤が効果不十分な場合に使用できる。


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◆20100201 品川経済新聞 西大井の障害者福祉施設に喫茶スペース−地域住民が立ち寄れる場に

JR西大井駅近くの森前障害者福祉施設(品川区西大井1)に2月1日、精神障害者の作業所「かもめ第二工房」(TEL 03-6429-8401)がオープンした。

 同施設は老人福祉施設「品川区立西大井シルバー」移転跡の施設を改修し、1月22日に開所式が行われたばかり。品川区が土地と建物を社会福祉法人福栄会(本部=東品川3)へ無償貸与。同法人が改修工事を行った。

 工事や備品などの経費は、およそ5,690万円。東京都補助金4,033万円、品川区補助金800万円、東京都共同募金会助成金215万円を受けた。敷地面積は461平方メートルの地上2階建て。1階は、精神障害者を対象とした作業所、2階は、知的障害者のグループホームとなる。

 福栄会は、高齢者施設、児童施設、母子支援施設など福祉全般の施設を運営。精神障害者の作業所「かもめ工房」は区内に3カ所あり、同施設には東中延の第二工房が移転した。

 同作業所では、作業訓練を中心に就労支援や日常生活全般にわたり支援を行う。現在約30人の利用者が菓子製造、アメリカンたわし製造、公園清掃などを行っている。オープンにあたり、新たに喫茶スペースとショップを併設。これまで利用者が製造した商品はイベントなど不定期で販売していたが、常設販売となるのは同施設が初。

 販売商品は「チョコピール」(400円)、「あんずジャム」「りんごジャム」(以上600円)、「ルシアンクッキー」「ブラウニー ブロック」(以上350円)などの菓子類や「アメリカンたわし」(180円)、「陽気なぞうきん」(200円)など。喫茶スペースではコーヒー、紅茶(以上200円)を提供する。

 「工事中の時から近隣の方々がのぞきに来るなど興味を持っていただきうれしい。菓子類はボランティアスタッフの協力で、徳島のゆずや信州のリンゴを使うなど安全な食材を使用している。ショップ名もこれから皆で考え、スローペースで頑張りたい」と星野由美子施設長。

 福栄会の新美まり理事長は「計画段階から数えるとオープンに2年かかった。利用者たちが明るい気持ちで一歩前に進めることができれば」と期待を寄せる。

 営業時間は13時〜15時30分。土曜・日曜・祝日定休。2階の「グループホーム森前」の定員は6人で、現在入居者を選考中。3月より入居が始まる予定。


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◆20100204 日本経済新聞 両利きの子どもは学習面での問題リスクが高い

両利きの小児は、右利きの小児に比べて注意欠陥多動性障害(ADHD)、言語や学業上の障害、その他精神障害を抱えるリスクが高いことが新しい研究で示され、医学誌「Pediatrics(小児科学)」オンライン版に1月25日掲載された(印刷版は2月号に掲載)。

 食事や書くことなど、1つの作業に右手、左手のどちらを使うかが決まっておらず両手のどちらも使う、あるいは作業によって左右の手を使い分けるなど、どちらの手にも優位性がない小児は両利きであるとされる。今回の研究では、北フィンランドバースBirthコホート研究(NFBC)に参加した 1985〜1986年生まれの小児8,000人のデータを分析。7〜8歳時および16歳時の2回、教師、親および本人による症状の報告を通して言語障害、学業成績および精神問題を評価した。

 その結果、両利きの小児は、8歳では学業や言語に問題のある比率が右利きの小児の2倍であり、16歳では学校で言語面の問題がみられるほか、検査結果からADHDである可能性の高い小児の比率が2倍であった。ADHDには、落ち着きがない、作業に集中できない、衝動性、学業成績不振などの症状がある。また、両利きの小児には精神障害の徴候のみられる比率も高いことがわかった。研究著者であるスウェーデン、ウプサラUppsala大学のAlina Rodriguez氏らは、両利きかどうかがADHDや他の精神問題の診断に利用できる可能性があると述べている。

 今回の研究では小児の約1%が両利き、8%が左利きであったが、左利きと学業や精神面の問題との間に関連はみられなかった。両利きの小児に学業不振や ADHDが多い理由としては、脳の側性化および構造や機能が通常と異なることが考えられるという。通常は右利きの人は左脳に優位性があるが、両利きの人は異なる脳の優位性パターンをもっていると、Rodriguez氏は説明している。以前の研究では、失読症およびADHDの小児は右脳に障害がみられることが示されている。

 米シュナイダーSchneider小児病院(ニューヨーク)のAndrew Adesman博士はこの研究について、興味深いが診断に利用するには限界があると述べている。今回の研究では、両利きの小児の大部分はADHDも学業不振もみられず、ADHDや学業不振のある小児の大部分は両利きではなかったと指摘。ただし、この分野の研究をさらに進める利点はあるとし、「今回のデータは、両利きと学習、注意力の障害との間に関連があるとの考えを裏付けるものである」と述べている。


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◆20100204 AFP 性転換手術費用、税控除の対象に認める 米租税裁判所

【2月4日 AFP】米国で男性からの性転換手術を受けた女性が、手術費を税控除対象に含めるよう求めていた裁判で、米租税裁判所は2日、女性の訴えを認め、性転換手術費は医療費として税控除対象になるとの裁定を下した。

 この女性(65)は2001年に2万5000ドル(約230万円)の性転換手術を受け、5000ドル(約45万円)の控除を申請したが、内国歳入庁(Internal Revenue Service、IRS)に却下され、訴訟を起こした。

 同性愛者の権利擁護団体「ゲイ・アンド・レズビアン・アドボケーツ・アンド・ディフェンダーズ(Gay and Lesbian Advocates and Defenders、GLAD)」は女性の訴訟を支持し、個人加入の健康保険が手術費を完全にカバーしない場合には、IRSが対象としている化学療法などと同様の税控除が適用されるべきだとの見解を表明した。

 これに対し税当局は、この女性の手術は純粋に「美容上」のものであり、控除は適用されないと反論していたが、租税裁判所は「申立人が性同一性障害 (GID)に苦しんでいたことは証拠から明らかであり、GIDが重大な精神疾患であることはよく認知されている。またホルモン療法や性転換手術は適切で効果的なGIDの治療法であることも認識されている」とし、税当局側の主張を却下した。

 女性を支援したGLADのスタッフは「連邦全体に司法権をもつ裁判所がこうした判断に達した例は初めて」と歓迎している。(c)AFP


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◆20100209 Itmedia News ホワイトプランに障害者割り引き 孫社長、Twitterの要望に応え

ソフトバンクモバイルは2月9日、一部の料金プラン向けに展開してきた障害者向け割り引き「ハートフレンド割引」を、6月1日から「ホワイトプラン」にも適用すると発表した。孫正義社長のTwitterに2月3日に寄せられた要望を、1週間足らずで実現した。

 身体障害者手帳か療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けているユーザーが対象。ホワイトプランの基本料(980円)が無料、パケット定額サービス「パケットし放題」「パケット定額フル」の下限料金が0円から(通常は1029円から)になるほか、テレビ電話「TVコール」の国内通信料が半額(18.9円/30秒)になる。

 孫社長のTwitterアカウントに3日、「ホワイトプランに障害者割り引きを適用してほしい」という要望が届き、孫社長は「早速検討しましょう」と返信。9日にサービスをリリースし、「出来ました」と返信した。

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◆20100210 AFP 乳がん治療、抗うつ剤併用にリスク

乳がん患者が抗うつ剤を併用すると、標準治療の有益な効果が減じるか帳消しにされてしまうという研究結果が、9日発表された。

 乳がん患者に対しては、治療薬のタモキシフェンのほかに、闘病ストレスに対処する目的で抗うつ剤のパロキセチンも長期間処方されることが多い。

 タモキシフェンは、最も一般的なエストロゲン受容体陽性型の乳がん患者の生存率を大幅に向上させることができる。だが、タモキシフェンが効果を発揮するには、肝臓により活性代謝物に変換されなければならない。この物質は、タモキシフェンが消化されても体内に残留する。

 神経伝達物質セロトニンの分泌を促すパロキセチンなどの抗うつ剤を同時に服用した場合、先に述べた作用が妨げられる可能性が以前から指摘されてきた。

■カナダの研究

 カナダの研究機関ICES(Institute for Clinical Evaluative Sciences)の研究チームは、1993〜2005年にタモキシフェンによる治療を受けた乳がん患者2430人を対象に、医療記録を調べた。

 抗うつ剤(多くはパロキセチン)も処方されていたのは全体の30%。タモキシフェンとパロキセチンの併用は、治療5年後の死亡率が20人中1人と、長期的に見て死亡リスクを増加させていることが分かった。

 研究チームは、薬の相互作用が世界的に過小評価され、そのために命が脅かされているケースもあるが、未然に防ぐことは可能としている。(c)AFP


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◆20100210 健康美容EXPO 精神疾患の新しい診断指針が提案される -DSM改訂案

米国精神医学会(APA)は、長年、精神医学の“バイブル”とされてきた「精神疾患の分類と診断の手引(DSM)」の改訂案(DSM-5)を十数年ぶりに発表した。改訂案は4月20日まで意見公募のため公開されており、最終文書は2013年に発行される予定。前回のDSM-4は1994年に発表された。

今回の改訂の大きな変更の1つは、精神疾患の“次元的評価(dimensional assessments)”への移行。つまり、厳密かつ不変であった分類を連続体によるものとし、“分野横断的な(cross-cutting)”症状を基準に含める。DSM-5タスクフォース副議長/APA研究部長のDarrel Regier博士は「DSM-4には疾患の重症度を説明する方法がなく、治療による改善を定量的尺度で測定できない。今回は1つの連続体を、限界値を用いてより定量的に測定し、軽度、重度、非常に重度を決定しようとしている」という。

それ以外の改訂案の一部は次のとおり:

・自閉症スペクトラム障害(autism spectrum disorders)の診断は、自閉症、アスペルガー症候群および同様の症状を1つにまとめる。また、知的障害は、重度遅滞と、読字障害(dyslexia)・計算力障害(dyscalculia)を合わせた新しい学習障害(learning disabilities)という別の分類に変更。
・“物質乱用(substance abuse)”と“物質依存(substance dependence)”の診断は、“アルコール使用障害”や“コカイン使用障害”などの“物質使用障害(substance use disorders)”を含む“中毒および関連障害(addiction and related disorders)”になる。新しい分類の“多種の断薬症候群(miscellaneous discontinuation syndrome)”には薬剤離脱への“正常な”反応も含む。
・新たに“行動中毒(behavioral addictions)”という分類を作成。現時点では賭博のみ含まれる。インターネット中毒とセックス中毒は付録(appendix)に含まれるのみ。
・ “リスク症候群(risk syndrome)”を作成。精神病 (psychosis)や認知症など特定の障害リスクがある人を特定する。これらは小神経認知障害(minor neurocognitive impairment)、大神経認知障害(major neurocognitive impairment)となる。
・専門家が自殺リスクを評価する際、リスクのある人をよりよく特定するため成人と思春期という2つの異なる尺度を用いるよう勧めている。
・気分障害の項に、新しい疾患の “気分不快症を伴う気分調節障害(temper dysregulation with dysphoria、TDD)”を追加。TDDには行動障害と気分障害が含まれ、若年性双極性障害の過剰診断を予防したいと考えている。
・むちゃ食い(binge eating)が最新の摂食障害となる。神経性無食欲症(anorexia nervosa)や神経性大食症(bulimia nervosa)を診断するよりよい基準も含まれる。

米ジョージ・メイソン大学(バージニア州)心理学教授のJames Maddux氏は、「次元モデルへの移行は研究との一致という方向に近づくことである。生活において通常の予期される問題を持つ人が精神疾患を有すると言われる可能性を低減する変更も、正しい方向に近づくことになる」と述べている。(HealthDay News 2月10日)


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◆20100210 JAPAN JOURNALS うつ病に苦しむイヌに朗報? 抗うつ剤、販売へ

犬用の抗うつ剤が英国で販売を認可された。ビーフ味の錠剤で、1日1錠。『犬の強迫神経症』や、飼い主が日中長く家を空ける時に起こる『不安障害』、また、くんくんと鳴き続ける行動、尾追い行動などに効果があるとされる。

商品名は『Reconcille』で、米国では既に認可され市場に出回っているが、英国でも獣医薬理事会の認可を受けるに至った。

ペット用の新薬とはいえ実際には、人間のうつ病に処方される抗うつ剤『プロザック』を犬用に改質したもので、プロザックと同じジェネリック・ドラッグ(後発医薬品)『フルオキセチン』を使用している。『フルオキセチン』は幸福感を増幅させる物質『セロトニン』の脳内レベルを上げる物質として利用されている。

『Reconcille』を使って、660匹以上の犬を対象に8週間の治験が行われ、効果が見られたという。
『プロザック』と『Reconcille』を製造する製薬会社「Eli Lilly」では、「『Reconcille』は犬と飼い主との絆を強める手助けをする」と、薬の効果を強調している。

しかし、犬用の薬を売りつけるために、犬の様子にまで各種の精神疾患的な病名をつけているのではないかという批判もある。

動物心理学者のロジャー・マグフォードさんは「犬の行動に関する問題については、『褒美においしいものを一口与える』といったしつけをうまく行うことで解決できるはず。薬はいらない」と、飼い主が抗うつ剤をペットに対して安易に使用することに批判的な姿勢を示している。


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◆20100210 日経プレスリリース セーフティネット、メンタル不調社員への対応方法を電話やメールでサポートするサービスを提供

メンタル不調社員を抱える上司・人事担当者向け新サービス
『メンタルヘルプデスク』 3月より開始
メンタル不調社員への対応方法を電話やメールでサポート


 企業向けメンタルヘルスサービスの株式会社セーフティネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 山崎敦、 http://www.safetynet.co.jp/ 以下 セーフティネット)は、会員以外の企業向けに"うつ病"発症前後の「メンタル不調社員」を抱える部門の上司や人事担当者を対象に、該当社員への対応方法を電話やメールでサポートする新サービス『メンタルヘルプデスク』を本年3月より開始いたします。
 セーフティネットではこれまで、会員企業のメンタル不調社員が"うつ病"などの精神疾患になることを未然に防ぐための24時間365日対応の「なんでも相談」、"うつ病"発症後に療養休職した社員が円滑に職場復帰できるようサポートする「復職支援」といった、"社員"に焦点を当てた「予防」と「ケア」のサービスを行なってきました。そしてこの度スタートする『メンタルヘルプデスク』は、メンタル不調社員を取り巻く周囲の人々をサポートする「援護」サービスになります。
 『メンタルヘルプデスク』サービスは、「現場からメンタル不調社員に関する相談が増えているが、適切な対応方法を答えられない(人事)」「メンタル不調社員は日々様子が違うので、対応の仕方がわからない(上司)」といった、周囲の人々が適切な対応方法を知らずに不安を抱えているという現状から生まれました。
 周囲の人々がメンタル不調社員との適切なコミュニケーションが図れれば、症状の悪化を防ぐことにもなり、職場復帰後であれば回復の支えになるのです。そこで『メンタルヘルプデスク』サービスは、周囲の人が、すぐに、どんなことでも気軽に相談できるという点を重要と考え、以下のような特徴を持っています。

(1)メンタル不調者を抱える上司・人事担当者が契約期間中、何度でも相談できる
→ 日々様子が異なるメンタル不調社員へ、適切な対応をすることができます。

(2)必要なときにすぐに相談できるよう1回あたりの契約を短期(2ヶ月)・低料金(15,000円)に
→ 低料金にすることで、全社決済を待つことなく現場決済ですぐにサービスを受けられるようにし、現場のマネジメントの課題へ早急に対応でき、またトライアル導入も可能にしました。

 本サービスの開発にあたり、昨年、一部企業の部門にて導入を試みたところ、「専門家に相談できるので、自信を持って対処することができた」、「人事に全てを任すのではなく、現場の上司が専門家に相談し対応することで、人事の負担が大きく軽減された」との声が寄せられています。
 セーフティネットでは、この『メンタルヘルプデスク』サービスを通して、一人でも多くのメンタル不調社員が、その症状の回復を助けるために必要かつ最善のサポートを周囲から受けられるようになることを願っております。


■『メンタルヘルプデスク』詳細

 メンタル不調社員を抱える上司や人事担当者が利用することのできる相談サービス。電話やメールでの相談が何度も行なえることで、日々様子の異なる「メンタル不調社員」への対応方法をいつでも問い合わせることができ、「メンタル不調社員」へ最善の方法で、かつ不安なく接してもらうことを目的としています。

【サービス概要】
1. スタンダード…人事担当者、該当社員の所属する管理者の電話・メール相談が2ヶ月間何度でも行なえる
2. オプション… 人事担当者、該当社員の所属する管理者が、契約期間中3回までカウンセラーと面談できる *面談は首都圏近郊に限ります

【契約期間】
 2ヶ月

【料金】(管理者1名あたり)
 1.スタンダード 15,000円
 2.オプション  15,000円

※ サービス概要図は添付の関連資料を参照

■会社概要
※添付の関連資料を参照

【サービス導入をお考えの方々からのお問い合わせ】
株式会社セーフティネット
電話 (03)5293−2601  メール info@safetynet.co.jp


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◆201002124 独立行政法人 放射線医学総合研究所 感情の中枢である扁桃体におけるドーパミンの役割を解明


独立行政法人 放射線医学総合研究所(理事長:米倉 義晴)
分子イメージング研究センター※1
菅野 巖 センター長、須原 哲也 グループリーダー、
高橋 英彦 主任研究員
【概要】
PET※2とfMRI※3という異なるヒトの非侵襲的脳機能イメージングの方法を組み合わせることにより、不安や恐怖といった感情の中枢である扁桃体とよばれる脳部位の活動に代表的な神経伝達物質であるドーパミン※4の伝達にかかわる受容体のうち、扁桃体のD1受容体が深く関連していることを世界で初めて明らかにしました。

扁桃体※5は、不安や恐怖などの感情を感じた時に活動することが知られています。過度な不安や恐怖が症状であるうつ病、不安障害やPTSDといった精神疾患においては、扁桃体の活動が過剰であること知られています。反対に統合失調症や自閉症に認められる感情や対人コミュニケーションの障害が扁桃体の活動の低下と関連していることも知られています。このため扁桃体の活動を調節する薬物が、このような精神疾患の薬物治療に役立つことが期待されています。

今後、扁桃体の機能異常と関連する精神疾患における情動や対人コミュニケーションの障害の病態理解や薬物治療への応用が期待されます。

本研究の成果の一部は、独立行政法人 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 個人型研究 (さきがけ)「脳情報の解読と制御」研究領域 (研究総括:川人 光男 (株) ATR脳情報研究所 所長) における研究課題「情動的意思決定における脳内分子メカニズムの解明」(研究者:高橋英彦) によって得られました。本研究成果は、2010年2月24日 (米国東部時間) に米国科学雑誌『The Journal of Neuroscience』に掲載されます。
【背景】

脳内で情動の中枢とも呼ばれる扁桃体は、特に不安や恐怖といった感情に深くかかわっており、様々な精神疾患においては扁桃体の機能異常が報告されています。このため扁桃体の活動を調節するような薬物を開発し、このような精神疾患の治療に利用していくためには、扁桃体における分子のはたらきを理解することが不可欠です。

神経伝達物質は受容体を介して次の神経細胞に信号を伝達します。扁桃体の場合、ドーパミン(神経伝達物質)がD1およびD2受容体を介して信号を伝達していることが知られています。これまで、動物実験において扁桃体におけるD1およびD2受容体の役割が調べられてきました。しかし、動物実験における検討では、ドーパミンはD1およびD2受容体を介して扁桃体の神経細胞を興奮性にも抑制性にもはたらくため、最終的な扁桃体全体の活動にどの受容体が中心的な役割を担っているか不明でした。本研究は、ヒトを対象にPET とfMRIという異なる非侵襲的脳機能イメージングの方法を組み合わせることにより、扁桃体におけるドーパミン神経伝達と扁桃体の活動との関係を検討したものです。
【研究手法と結果】

「恐怖の表情をしている顔写真」を見ている最中の健康男性21名の脳活動をfMRIにて測定し、恐怖や不安の感情により扁桃体の活動が活発になることを確認しました (図1)。その後、脳内のドーパミンD1受容体を測定するためのPET、およびD2受容体を測定するためのPETの合計2回のPETを試行し、各個人の扁桃体におけるD1受容体およびD2受容体の密度を反映する受容体結合能とよばれる指標を算出しました(図2)。各個人の扁桃体におけるD1受容体および D2受容体の密度と扁桃体の活動の強さとの関係を調べたところ、扁桃体のD1受容体に密度が高い被験者ほど、恐怖の表情の顔写真を見たときの扁桃体の活動が強いという関係があることがわかりました(図3)。一方、そのような関係はD2受容体の密度との間には認められませんでした。

同じストレスや環境に曝されても、人によって恐怖や不安の感じ方には個人差があり、それに伴う扁桃体の活動も個人差があります。本研究で、個人差の一因として扁桃体におけるドーパミンD1受容体密度の高低の個人差が関連していることが明らかになりました。扁桃体においてはD1受容体を介したドーパミンの信号伝達が恐怖や不安といった情動反応に中心的な役割を担っていることが示唆され、扁桃体のD1受容体を介したドーパミンの信号伝達を制御することで、情動反応を制御できる可能性が示されました。
【本研究の成果と今後の展望】

本研究は、PETとfMRIという異なる脳機能イメージングの方法を組み合わせ、神経伝達物質と脳活動という異なる側面の脳情報の関係を検討し、その結果、情動の中枢ともよばれる扁桃体の活動にD1受容体が重要な役割を担っていることを世界で初めて示した成果です。今後、このように脳の情報や機能を多面的に検討していくことの重要性が高まっていくものと思われます。扁桃体の機能異常はうつ病、不安障害、 PTSD、統合失調症、自閉症など様々な精神疾患における情動や対人コミュニケーションの障害と関連しており、今後、これらの病態理解や薬物治療への応用が期待されます。

放医研の分子イメージング研究センターでは、ヒト用、動物用を問わず、PETやMRIなどの画像研究の設備が整備されており、これらの放射線医学研究環境が本研究のような異なる方法の有機的な融合に結びつきによる脳研究を可能にしています。今後は当センターのこうした特色を生かし、ドーパミン以外の脳内分子の脳の局所における役割を明らかにして、精神神経疾患の病態理解や新しい薬の開発に結び付けたいと考えています。

(用語解説)

※1 分子イメージング研究センター

平成17年度に放医研に創立された分子イメージング研究を行っている研究センター。腫瘍や精神疾患に関する基礎研究や臨床研究のほか、分子プローブの開発や放射薬剤製造技術開発、PET開発やMRIの計測技術開発など、分子イメージングの基礎研究から疾患診断の臨床研究まで幅広い研究を行う世界屈指の分子イメージング研究拠点。文部科学省が推進する「分子イメージング研究プログラム」の「PET疾患診断研究拠点」 として選定を受けている。

※2 陽電子断層撮像法 (positron emission tomography; PET)

レントゲン、CTやMRIと同じ画像診断法の一種で、がんの診断などに用いられる。陽電子を放出する核種で標識した薬剤を注射し、体内から出てくる信号を体の外で捉え、コンピュータ処理によって画像化する技術。

※3 機能的核磁気共鳴画像法 (functional magnetic resonance imaging; fMRI)

MRIを高速に撮像して、神経細胞の活動に伴う血流動態反応を視覚化することにより、運動・知覚・認知・情動などに関連した脳活動を画像化する手法。

※4 ドーパミン

中枢神経系に存在する神経伝達物質で、運動調節・認知機能・ホルモン調節・感情・意欲・学習などに関わると言われている。

※5 扁桃体

扁桃体は側頭葉の内側の構造であり、大脳辺縁系とよばれる情動に関連する回路の主要な構成要素のひとつ。特に恐怖や不安といったマイナスの情動に深くかかわり、様々な精神疾患でその機能異常が想定されている。
(問い合わせ先)

独立行政法人 放射線医学総合研究所
企画部 広報課

TEL : 043-206-3026
FAX : 043-206-4062
E-mail : info@nirs.go.jp


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◆201002125 日経電子版 SNSのプロフィールは意外に誇張されていない

インターネットユーザーは仮想の世界で自分自身を理想化したがるものと考えられているが、「Facebook」「MySpace」などのソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)に参加する人は、ほぼ事実どおりのプロフィールを作成していることが示され、医学誌「Psychological Science(心理科学)」オンライン版で2月17日報告された。

 現在、SNSにプロフィールを掲載する人はすでに7億人を超え、「Facebook」によれば、同サイトだけでもアクティブユーザーは4億人超、そのうち70%が米国外に在住しており、利用者は週あたり50億件以上のコンテンツを共有、月に30億点以上の写真を掲載しているという。

 このような情報がどこまでユーザーの本当の人物像を反映しているのかを評価するため、米テキサス大学(オースチン)のSam Gosling氏らの研究グループはSNSを利用する米国人133人、ドイツ人103人(年齢は17〜22歳)のプロフィールを分析。これらの利用者を知らない両国の大学生らが研究助手として全プロフィールを検討し、その印象をランクで示した。一方で、利用者自身に複数の性格検査を受けてもらったほか、米国人利用者についてはそれぞれ本人をよく知る友人4人に利用者の実際の人柄をたずねた。この情報をもとに、研究グループが独自に各利用者の正確なプロフィールと理想化したプロフィールを作成し、それぞれオンラインのプロフィールと比較した。

 その結果、SNSの利用者がプロフィールで自分の人柄を理想化しているとの証拠は認めらなかった。むしろこの研究は、メンバーの投稿内容の正確さがこのようなサイトの人気が急上昇した理由であると示しているという。また、「実際に自分自身をよく見せようとするのは簡単ではないということは、利用者もわかっているはずだ」とGosling氏は指摘している。

 別の専門家は、90年代の研究では精神障害のある人や孤独な人がオンラインでもう1人の自分を求めるというイメージがあったが、現在は全く異なるようだと述べている。特に「Facebook」のようなタイプの媒体は、匿名(anonymous)での場ではなく、新しい出会いよりも離れた家族や友人とのつながりを維持することを目的とするものであり、55歳以上のベビーブーマー世代にも社会との接触を求める利用者が急増しているという。

原文 [2010年2月19日/HealthDay News]


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◆2201002125 JAPAN JOURNALS LTD 飲酒問題を抱えるのは、成人の4人に1人!

英国のおよそ4人に1人の成人が飲酒問題を抱えていることが分かった。

「NHS Information Centre」が発表した2007年度の統計によると、男性の3分の1と女性の6分の1が、大量に飲酒するあまり、肝臓病やうつ症など深刻な健康上の問題にさらされ、およそ7%がアルコール依存症の徴候を示しているという。

また、2002年から2007年までの6年間で、飲酒関連で死亡したのは19%増の6,541人になっている。

さらに、およそ半数の成人が、少なくとも週に1度は、1日の最高限度と政府が定める摂取量(男性1日4ユニット、女性1日3ユニット)以上を飲んでいるという。

野党保守党では「これらの統計は、アルコール問題に対し労働党政府の政策が失敗していることを示す」とコメント。自由民主党は酒類の最低価格の設定を呼びかけている。


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◆201002122 Infoseek News 「第6回 精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)」 精神保健福祉に貢献されている方々の活動を表彰

特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構(コンボ/千葉県市川市)は、2月20日(土)東京都内にて「第6回精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)」の表彰式を開催いたしました。表彰式では、受賞した1名・1団体の皆さんへ表彰状と副賞(100万円)を授与し、受賞の喜びの言葉に続き、活動の様子が紹介されました。また、当日は「精神障害者」の呼称と表記を考えるシンポジウムも併せて開催いたしました。

リリー賞は、「精神障害へのアンチスティグマ研究会(代表世話人:佐藤光源、東北福祉大学大学院教授)」が日本イーライリリー株式会社の協賛を得て 2004年から行ってきたもので、このたび、同研究会の要請を受けコンボが引き継いで実施することになりました。リリー賞を通じて、精神保健福祉に貢献されている方々の活動を社会に広く紹介し、精神障害(特に統合失調症)への理解を深める一助となることを目的としています。

今回、過去最多となる84組の応募の中から、厳正なる審査の結果、個人では佐野卓志さん、団体では「心の病と共に生きる仲間達連合会キララ」の受賞が決定いたしました。
審査は、(1)当事者主体の取り組みであるかどうか、(2)活動の独自性、(3)社会や医療、保健、福祉へのインパクトを基準に選考が行われました。

■ 佐野 卓志 さん (愛媛県松山市)
大学在学時に統合失調症を発症。治療を続けるとともに、1989年に仲間と「障害者自立の店ムゲン」をオープン。2004年には精神保健福祉士(PSW)に合格、2005年に「統合失調症とわたしとクスリ」、「こころの病を生きる―統合失調症患者と精神科医師の往復書簡」を出版。
現在、NPO法人「ぴあ」理事長。精神障害者メンバー約30名、指導員2名で「ルーテル作業センター ムゲン」を運営。

佐野 卓志 さんは次のように述べています。

「受賞本当にうれしく、いままで協力してくれた仲間のみんなや、とくに支えてくれた奥さんのおかげだと深く感謝の気持ちです。この4月からムゲンは地域活動支援センターから就労継続支援B型に移行しますが、職員も増え、ぼく達が引退しても、弟や職員が後を継いで、さらに発展させてもらえるものと思います。でもまだ最低5年くらいはぼくもムゲンに居続けようと思っていますけれど。」

■ 心の病と共に生きる仲間達連合会キララ (岩手県一関市)
2004年設立。地域で唯一のシンポジウム「明るく生きる精神保健シンポジウム」を毎年企画実施するほか、心の病気についての理解を深め、苦手なことに対応する力を身につける講座「きらリン講座(患者向け講座)」を主催するなど、精神障害への理解促進に向けた活動を展開。
2006年に精神障害者を中心メンバーとした演劇集団「キラりん一座」を旗揚げ、脚本作りからキャスト、スタッフなどすべての活動を当事者とボランティアが行っている。2009年は3作品を作り上げ、4回公演。

心の病と共に生きる仲間達連合会キララの皆さんは次のように述べています。

「障がいを抱えてしまった私達は、一緒に取り組める仲間を得て、自分を表現できるようになりました。賞を頂戴し、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。私達が輝くことで地域に精神障がいへの理解を広めると共に元気を伝えたい!と楽しみながら 活動してきました。これからもどんどん楽しい活動を生み出し、“心の病と共に生きる”活動を広げ、地域の皆さんと共に頑張りたいと思います。」

■ 特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構(コンボ)について
特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構(コンボ/千葉県市川市)は、2007年2月に創設したNPO法人です。主な事業として、月刊メンタルヘルスマガジン「こころの元気+」(1万部)の発行、精神保健福祉に関する調査・研究、ACTやIPSといった新しいリハビリテーションプログラムの普及活動などを行っています。
英語名=COmmunity Mental Health & Welfare Bonding Organizationの頭文字をとって、COMHBO(コンボ)と称します。

■ 日本イーライリリーについて
日本イーライリリー株式会社は、創業130年以上の歴史がある、米国インディアナ州に本社を置く製薬会社、イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人です。統合失調症、注意欠陥多動性障害(ADHD)、がん(非小細胞肺がん、膵がん、胆道がん、尿路上皮がん、悪性胸膜中皮腫)、骨粗鬆症、糖尿病、成長障害をはじめとする、内分泌・代謝・骨領域、中枢神経領域、がん領域における治療法を提供しています。医薬品と情報の提供を通じて、世界の最も急を要する医学的ニーズへの「こたえ」を提供しています。
日本イーライリリーでは、精神障害者、特に統合失調症患者さんの活動を支援するために、2004年より「精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)」に協賛しています。


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◆20100301 健康美容EXPOニュース 患者が希望する薬剤に対し医師が「ノー」と答える方法は多数ある

医師が無効と考える薬剤を患者に要求された場合、経験豊富な(savvy)医師は非常に慎重にそれを断る。処方薬のテレビ広告などにより、不適切と思われる薬剤を要求する患者は多いが、患者のニーズや希望に配慮することが「ノー」という最も有効な方法であることが、新しい研究によって示された。

米カリフォルニア大学デービス校内科・社会学臨時(adjunct)准教授のDebora A. Paterniti氏らは今回、患者が抗うつ薬を要求した199件のプライマリケア医受診を検討。抗うつ薬については、顧客(患者)への直接広告、友人や親戚からの口コミが行われているため、医師はこの種の要求に慣れているという。

研究の結果、88件で要求が拒否されたが、医師が単純に「ノー」と断ったのは5件のみであった。53件では、医師が患者の見方を重視し、薬剤の情報源や有用と思う理由を患者に尋ねるか、カウンセラーやメンタルヘルス専門医の受診を勧めるか、うつ以外のものが原因かもしれないと説明した。26件では、生化学的アプローチをとり、抗うつ薬の代わりに睡眠導入薬を処方するか、甲状腺疾患や貧血などの問題を見つけるための診断精査を依頼した。

Paterniti氏は「医師は以前に比べて患者を微妙に異なる方法で扱っている。今回の研究は、医師が難しい患者と話をし、その治療に不適と思う要求を断るさまざまな方法を示している。患者は、自分が要求するようになった状況に注意を払ってくれる医師により満足を覚える。この抗うつ薬での研究が他の要求にも適用できるかは不明であるが、少なくとも検討すべき有望な仮説を示している」と述べている。

米アルバート・アインシュタイン医科大学(ニューヨーク)精神医学・家庭医学・内科准教授の Charles E. Schwartz博士は「患者の扱いにおいて判明したのは、同意できなくとも患者がそう思ったきっかけから始めなければならないということである。今回の研究で示された方法はいずれも、患者を中心としたものである」と述べている。同氏は、新人医師に患者とのコミュニケーションスキルのトレーニングも行っている。研究結果は、医学誌「Archives of Internal Medicine(内科学)」2月22日に掲載された。(HealthDay News 2月22日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=636249
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◆20100301 『日本の人事部』トップ > 人事支援業界ニュース アドバンテッジ リスク マネジメント、企業のパートナーとして成果を実現する「メンタルヘルスケア支援プログラム」を開発

ドバンテッジリスクマネジメント(東京都目黒区、鳥越慎二・代表取締役社長、以下ARM)は、約400社・団体、66万人の従業員のメンタルヘルスを支援してきた経験を活かし、職場におけるメンタル不調発生の低減、従業員の元気度の向上、組織の活性化などの成果をさらに高めるために、現行サービスを拡充し、新しく2つのメンタルヘルスケア支援プログラムを開発しました。新プログラムは、本年4月1日より販売を開始します。

これまでARMは、昨年統合した2社(株式会社フォーサイト、株式会社ライフバランスマネジメント)を含め、3社合計で30年にわたって日本における企業・団体のメンタルヘルスケアを支援してきました。この経験を通じて、外部専門機関が提供している企業支援ツールと社内施策とを連携して総合的に運用することで、より大きな成果を実現することができることを確認しました。

そこで、2002年より提供してきた、予防から発生対応まで総合的に支援する「アドバンテッジEAP」に加えて、新たに予防中心の「アドバンテッジタフネス」と、発生者対応中心の「アドバンテッジケア」の2つのプログラムを開発しました。

職場におけるメンタルヘルスがますます重要な経営課題となっている日本において、当社はこれらのプログラムの提供を通じて、企業における健康で元気ある従業員と活気ある組織の実現を支援します。

1. 経緯・背景
労働者のストレスと心の健康問題が深刻化するなか、職場のメンタルヘルス対策を実施する企業の数は増えており、メンタルヘルス対策を外部機関に委託している企業は約3割にのぼっています。また、社内資源のみで実施している企業の4割強が新たに外部委託を検討しているなど、職場のメンタルヘルスケア対策における外部資源の活用が進んでいます。※1

しかしながら、社内・外部による対策に関わらず、具体的な成果があったとは認識されにくいケースが多く、特に企業が求める、メンタルヘルス不調による企業のコスト負担やリスクの軽減、不調発生の予防、組織の活性化といった点において、成果があったと認識されているケースは必ずしも多くありません。※ 2

ARMは長年にわたる様々な企業・団体における多くの取り組み事例の経験を通じて、社内外の資源の活用方法と成果について研究を進めた結果、社内外にかかわらずそれぞれの施策を連携させ、総合的な取り組みを進めることが重要な成功要因であることを確認しました。また同時に、何を成果とするのかを明確にし、その成果に向けたプログラムを選択・実施することが重要であるとの結論に至りました。この考えに基づき、企業が目標とする成果を達成するために、包括的・総合的なプログラムを開発いたしました。

※1 (財)労務行政研究所 「人事業務のアウトソーシング活用実態」 2009年
※2 (財)労務行政研究所 「企業におけるメンタルヘルスの実態と対策」 2008年

2. 販売開始時期
2010年4月1日より販売を開始する予定です。

3. 3つのプログラムの位置付けと特徴
<各プログラムの位置づけ>
メンタルヘルスケア活動の3領域である、一次予防(未然予防、健康増進)、二次予防(早期発見、早期対応)、三次予防(復職支援、再発防止)における、各プログラムの位置づけは次の通りです。

■ 一次予防から二次、三次予防までを包括する「アドバンテッジEAP」
■ 一次予防に重点を置き、個人と組織のメンタルタフネスを高める「アドバンテッジタフネス」
■ 二次、三次予防に重点を置き、メンタル不調者を適切にケアする「アドバンテッジケア」

<アドバンテッジEAP>
職場におけるメンタルヘルスの一次・二次・三次予防を行うための包括的なプログラム。ココロの健康診断eMe(イーミー)で把握したメンタルヘルス予備軍に精神科医と臨床心理士が能動的に働きかけることで、早期発見、早期対応を実現。メンタルヘルス不調の予防、ストレス管理や組織活性化につながる組織診断も充実。さらに、復職支援、ポストベンション(事故・事件・災害発生時の事後フォロー)、メンタルヘルス研修、人事向け労務相談等も実施。東京海上日動メディカルサービス株式会社と共同運営しており、成果が出るプログラムとして高い評価を得ている(2009年12月現在で約29万人が利用)。

<アドバンテッジタフネス>
セルフケア(ストレスの気づきとストレス管理)を支援する“MTOP”、組織ストレスを見える化する“MTOP組織診断”を基盤にした(2009年12月現在で約20万人が利用)、メンタルヘルス不調者だけでなく元気な従業員も含む個人と組織のメンタルタフネス強化プログラム。

従業員と組織のストレス状況下での「コミットメント」(=対処すべき課題に積極的に取り組む行動様態、前向きに仕事に向かう姿勢)に着目し、従業員が前向きに充実感を持って仕事に取り組むために重要となるスキルや考え方を習得し、さらに組織の課題を把握し活性化のための施策を推進することで、個人と組織のメンタルタフネスを強化。個人のストレス状況と組織の活性度の診断と改善策のアドバイス、個人の診断結果に応じたストレス対処法やポジティブ思考の習得、モチベーションを高めることを目的とした管理者及び一般職向け教育(eラーニング、集合研修)などを実施。

<アドバンテッジケア>
認知行動療法に基づく徹底した品質追求のもと、休職・復職者を含む従業員の相談カウンセリングを支援する“フォーサイトEAP”、精神疾患リスクを測定する“SMART(スマート)”、個別対応と体制整備の両面から復職を支援する“復職支援コーディネータ”を基盤にした(2009年12月現在で17万人が利用)、最適なメンタルヘルスケア推進を支援するプログラム。

ラインケア強化のためのルール・体制構築支援や研修の実施、精神疾患リスク測定に基づく高リスク層の早期発見・早期対応、第三世代の認知行動療法を導入したカウンセリング、顕在化した不調者の個別対応(ケースマネジメント)、法律・労務の観点に基づく人事部門の対応の支援と制度の整備、運用などを実施することで、企業リスク管理、効率性や公平性の向上(安全配慮義務の遵守、専門家の活用、不調者対応の軽減、健康な従業員にとってもフェアな制度運用など)、メンタルヘルス不調者の支援(休職防止、再発防止や早期復職など)を実現。

4. 業績への影響
新商品は2010年4月より販売を開始いたしますので、当期の業績には影響を与えません。なお、来期以降の業績に与える影響につきましては、適宜業績予想に反映します。また、現時点では新商品販売のための新たなシステム開発は予定しておりません。

5. 今後の計画
2010年度は、メンタルヘルスケア事業全体で50社の新規契約を計画しています。また、昨年設立したフォーサイト心理学研究所、ライフバランスマネジメント研究所の研究成果を踏まえ、随時プログラム機能や内容を拡充する予定です。


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◆20100302 AFP 「自分は双極性障害」と言う人が増えている、英論文

双極性障害であると自己診断する人が増えているという新たな現象について英国の精神科医が分析した論文が、医学誌「The Psychiatrist」3月号に発表された。

 双極性障害は、「正常な」期間をはさんで、そう状態とうつ状態を繰り返す気分障害を指し、かつては「躁うつ病」と称されていた。生涯で1回以上発症する人は100人中1人とも、100人中11人ともいわれる。

 双極性障害であると自己診断する人が増えていることについて、ロンドン(London)の2人の精神科医、ダイアナ・チャン(Diana Chan)博士とレスター・シアリング(Lester Sireling)博士は、俳優のメル・ギブソン(Mel Gibson)やロックスターのアクセル・ローズ(Axl Rose)といった有名人らがテレビ番組などで双極性障害の体験を赤裸々に告白したことと関連しているのではないかと指摘している。

 博士らによると、この病気への認知度は、ネットやラジオ、MTVの「True Life: I'm Bipolar(実話:わたしは双極性障害)」や英BBCの「The Secret Life of the Manic Depressive(躁うつ病患者の秘密の生活)」といったテレビ番組を通じて高まっていったとしている。

 だが、博士らは、BBCの同番組について、「精神疾患の比較的穏やかな側面が描かれており、メディアでよく報道されるようなリスクや暴力との強い結びつきについてはほとんど言及されていない」と注意を促した。(c)AFP


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◆20100311 Innolife & Digital YTN & Joynews24 & inews24韓国ニュース 精神障害性犯罪者、「出所後も集中管理」

これからは非正常的な性衝動を抑制できない性犯罪者に対する治療監護と出所後の管理が、大幅強化される。法務部は、 ペドフィリア( pedophillia)のような精神性的障害がある性暴行犯が出所した後にも、持続的な管理と治療を受けるようにする治療監護法改正案を推進している」と明らかにした。

現行治療監護法は心身障害と薬物中毒、精神性的障害でまた犯罪を犯す危険性がある犯罪者は、治療監護施設で精神科治療を先に受けさせている。


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◆20100329 @IT自分戦略研究所 オフィス環境が従業員の生理・心理面に与える影響を調査「太陽光」が従業員のストレスを減らす?

薄暗いオフィスで黙って仕事をしていると、だんだん気分が落ち込んでくる。これは、けっして気のせいではない。オフィスの明るさと気分の明るさには密接な関係がある。

 ピースマインド総合研究所は、「太陽光を取り入れたオフィス環境が、従業員の生理・心理面に好影響を与える」という研究成果を報告した。

 太陽光は「うつ病」に効果的だとして、うつ病治療法に取り入れられている(※1)。同研究所は「従業員のメンタルヘルス維持」「オフィス環境の改善」に太陽光が有効かどうかを検証するために統計調査を実施した。

 調査は、2009年12月21日から2010年1月22日の間、A社(Webシステム開発企業)とB社(コンサルティング企業)2社の従業員88 名に対して行った。太陽光を反射させて室内に取り入れる採光ブラインド「ソーラーガイドシステム」をオフィスに設置。設置前と設置後における「生理面・心理面のストレス評価」を、4つの手法を用いて調査した。

<生理面の測定>

* 唾液アミラーゼ(ニプロ社「唾液アミラーゼモニター」を使用)

<心理面の測定>

* 日本版SDS(Self-rating Depression Scale)(うつ病自己評価尺度)
* 日本版POMS短縮版(気分プロフィール検査)
* こころの健康診断(職業性ストレス簡易調査票)

「職場環境がストレス」という意識が改善

 太陽光を取り入れたオフィス環境は、従業員のストレス値を全体的に減少させた。特に「職場環境」をストレス要因と感じる意識が減少、「全体的な気分」「活気」が改善した。また、健康さへの感覚、仕事のパフォーマンスにも改善傾向が見られた。
一方、「人間関係」「仕事以外の日常活動」「抑うつ」「イライラ」「疲労」「身体愁訴」などの項目においては、十分な改善傾向が見られなかった。とはいえ、「太陽光によってストレスが増えた」「気分が悪化した」といったマイナスの結果は出ていない。

 同研究所は、太陽光が従業員のメンタルヘルスに与える影響をより長期的な視点から確認するために、「2010年4月下旬以降に再測定を実施する」とコメントしている。

※1 「高照度光療法」:太陽光などの高照度(2500〜1万ルクス)光を照射することによって治療効果を得る身体療法。

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◆20100416 AFP うつ症状のある人のほうが喫煙傾向、米研究

うつ傾向のある人のほうが、そうでない人よりも2倍の割合で喫煙者が多く、喫煙量も多いとの研究結果を米保健機関が発表した。

 米疾病対策センター(US Centers for Disease Control and Prevention、CDC)下の米健康統計センター(US National Center for Health Statistics)が14日に発表したデータによると、米国で20歳以上の成人を対象にした調査で、うつ症状のない人では喫煙者は22%だったのに対し、うつ症状を訴えている人の43%が喫煙していた。

 この傾向をさらに男女別・年齢別にみると、男性では40〜54歳、女性では20〜39歳でさらに顕著だった。まず男性の40〜54歳では、うつ症状のない人では喫煙者は25%に満たなかったのに対し、うつ症状のある人では半数以上が喫煙していた。また女性の20〜39歳では、うつ症状のない人の21%に対し、うつ症状のある人では約50%が喫煙していた。

 タバコの本数で見てみると、うつ症状のある人の10人に3人近くが、1日1箱以上を吸っていた。これはうつ症状のない喫煙者のおよそ2倍の率だ。  

 また起床して5分以内にタバコに火をつけるという喫煙者は、うつ症状のある人で多く51%だった。うつ症状のない人で同様の回答をした人は3人に1人にとどまった。(c)AFP

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◆20100428 身体および精神障害者の職場における立場(豪州) 障害者雇用インフォメーション

オーストラリアの雇用サイト「career FAQS」では、障害者の就職に関する悩みや不安に対し、どのような権利があるのかを紹介している。

サイトでは以下の5つのトピックで重要な要点を分かりやすく簡潔に解説している。

・法律
・職場環境・適応
・障害を隠す?話す?
・精神病、疾患
・仕事の探し方

1つ目の法律では障害者が差別されるのは違法であることのほか、障害者の権利について簡潔かつ具体的に解説されている。また、意外と知られていない雇用主側がなすべき障害者従業員への対応なども記されているので参考になるだろう。

5つ目の仕事の探し方では、履歴書の書き方のほか、職種別のアプローチ方法、さらにキャリアアップのための資格や技術習得コースの案内もしている。

就職を望む障害者にとってオーストラリアの法律は非常に友好的であり、可能性が広げられると感じられることになるだろう。

編集部 青空ひなた

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◆20100504 うつ病自殺7割が精神科を受診 「抗うつ薬」安易な服用に懸念 Jcast ニュース

うつ病で自殺した人の7割が精神科を受診しており、その多くは「抗うつ薬」を服用していた。遺族が行った調査でわかった。最近は製薬会社のテレビ CMや政府の「うつキャンペーン」のせいもあって、抗うつ薬に抵抗感のない人が増えている。医療関係者の間でも安易な服用を懸念する声があがっている。

全国自死遺族連絡会が2010年3月までに行った調査によると、自殺者1016人のうち精神科を受診、治療中だった人は701人で、 69.0%を占めた。自殺者のうち飛び降り、飛び込みは197人で、自宅のマンションから飛び降り自殺を図った場合は全員が受診していた。また、自殺した 20〜50歳代女性も100%が通院していた。

「1日20〜40錠の服用はざらにある」
調査で、自殺者の多くは抗うつ剤を服用していたこともわかった。1回5〜7錠を1日3〜4回にわたって服用していた。全国自死遺族連絡会の田中幸子さんは、
「1日20〜40錠はざらです。症状がよくならないと、別の病名がどんどん上乗せされていき、その分、薬の量が増えていきます。うつ病は生まれつきではなくて誰もがなり得る病気で、うつになるには原因があるんです。それを解決しないと、いくら薬を飲んでも治りません。頭痛や不眠といった症状は薬の力で助けてもらって、根本の問題はカウンセリングなどで治していくというのが本来の治療なのです」と指摘する。
日本ではカウンセリングには保険診療点数がつかないので赤字になるという理由で、ほとんどの病院で取り入れず、1〜3分程度の問診で薬を投与する例が多いという。そして、「私たち遺族は、精神科に子どもや家族を行かせなければ、死ななかったかもしれないという自責の念を抱えています」と話している。

内閣府自殺対策推進室は2010年3月から、「お父さん眠れてる?」というキャッチコピーでうつ病防止キャンペーンを行い、2週間以上眠れない日が続いたり、食欲がなく体重が減ったりしている場合にはうつかもしれないので、医者に相談するよう呼びかけている。こうしたキャンペーンを大々的にすることも、安易な服用につながりかねない、と田中さんは危惧する。
「抗うつ薬を飲むと滑舌が悪くなり、ぼーっとしてきたりして、会社勤めができなくなります。まじめな人ほど病院にかかって、薬をちゃんと飲んで、そういう人ほど亡くなっています。また、若者の間でも服用が広がり、副作用でだるくなって仕事をする気がなくなり、最終的には寝たきりになる人が増えているんです」そして、こうアドバイスする。
「軽いうつ状態なら誰にもあること。まずは少し休んでみたり、おいしいものを食べてみたり、ストレス発散してみたりして、薬で治るという信仰を捨てないと危険です」
抗うつ薬の安易な服用はよくないという見方は、医療関係者の間にも広がってきている。

厚生労働省の発表では、うつ病患者が100万人(09年)を超え、この10年で2倍以上に急増した。10年1月6日付け「東京読売新聞」は患者急増と新規抗うつ薬との関係について概ねこのように報じている。

一部の医療関係者は抗うつ薬の安易な投与に疑問を抱いている。北里大学宮岡等教授は「薬なしでも自然に回復するうつ病も多い」と話し、慶応大学渡辺衡一郎専任講師は「日本でも、まず抗うつ薬ありきという認識を見直す時期に来た」と述べている。

抗うつ薬を服用していた患者が自殺したり、他人を傷つけたという報告が複数寄せられていることから、厚生労働省も対策に本腰を入れ出した。

同省医薬品医療機器総合機構安全部は、抗うつ薬「SSRI」(パロキセチン塩酸塩水和物、フルボキサミンマレイン酸塩、塩酸セルトラリン)と、「SNRI」(ミルナシプラン塩酸塩)を服用した患者が自殺や他害行為をした268ケースと、それぞれの薬の因果関係を調べた。

すると塩酸パロキセチンで2 件、マレイン酸フルボキサミンで2 件については「医薬品と他害行為との因果関係が否定できない」としたが、それ以外のケースは「医薬品と他害行為との因果関係は不明」となった。しかし因果関係がないとも言えないため、医療機関に対して投与の際に「十分注意を払うべきだ」としている。調査は09年5月8日に発表した。

厚労省の調査を踏まえて、日本うつ病学会は、うつ病患者には自殺のおそれがあるので、抗うつ薬の投与を開始した時と投与量を変更する時には、患者の状態を注意深く観察することが必要だ、として医療機関に注意を呼びかけている。なかでも24 歳以下の患者は自殺のリスクが増加するという報告があり、投与する際には「より注意深い観察が必要である」としている。

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◆20100519 うつ病患者の自殺者ゼロに、米医療機関の取り組みに注目 AFPBB News

うつ患者の自殺をゼロに抑えることに成功した米医療機関による取り組みが、米医学誌「米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)」の精神医療特集号で18日、紹介された。

 この取り組みは米ミシガン(Michigan)州を拠点とする医療機関ヘンリー・フォード病院(Henry Ford Health System、HFHS)の行動医療科で実施されたもので、ここでは直近の2年間、1人も自殺者を出していない。

 うつ病のケアに特化した取り組み「Perfect Depression Care initiative」が始まった2001年当時の同院では、平均でうつ患者10万人中89人、うつ病以外の患者も含めると230人の自殺者が出ていた。

 HFHSは、米医学研究所(Institute of Medicine)が呼びかけている、医療改革のための6つのステップを応用することで劇的な効果をあげた。これは医療行為において、より安全であることやより効果的であること、より患者主体であること、適切なタイミングを図ること、効率的であること、公平であることなどを目指すもの。

 その結果、一つ一つの目的達成が波及効果となり、総合的にケアの質が大幅に向上。入院患者、通院患者を合わせて自殺者をゼロに抑えることに成功した。

「うつ病の患者に対して完璧に適切なケアが提供されれば、誰も死にたいとは思わなくなる」と、HFHSの行動医療科の精神神経科医、C・エドワード・コフィー(C. Edward Coffey)氏は話す。

 米疾病対策センター(US Centers for Disease Control and Prevention、CDC)によると、米国の自殺者は毎年3万3000人以上に達しており、自殺が死因の11位となっている。(c)AFP

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◆20100525 メンタルオフィスSINBI、 “うつ病”回復のための「3ステッププログラム」を開発 asahi.com

(@Press) -  心理カウンセリング事業を展開するメンタルオフィスSINBI(所在地:東京都中央区日本橋、代表:福山 裕康、URL: http://www.sinbiz.jp )は、なかなか回復へ至らない“うつ病”患者のための回復プログラム「3ステッププログラム」を開発、6月1日より提供を開始いたします。
 本プログラムは、これまでの薬の力を借りる治療法ではなくカウンセリングを中心としたもので、うつ病タイプと問題の明確化から催眠・イメージ療法による潜在意識レベルの変容、現実レベルでの意識の変容までをサポートする画期的なプログラムです。

詳細: http://www.sinbiz.jp/3step/

 今回の初回募集に限り、先着20名様を対象として、通常6カ月 96,000円のプランを、5万円で6か月間 カウンセリングを回数無制限で受けていただける初回限定パッケージの受け付けを開始いたします。お申込み期限は2010年6月30日(水)となります。


【「3ステッププログラム」について】

■開発の背景
 “うつ病”患者の数は、1999年は44万人、2008年には100万人突破と、急激な増加傾向を辿っています。

<うつ病患者数推移>
http://www.atpress.ne.jp/releases/15036/1_1.png

 “うつ病”患者増加には様々な要因が絡んでいますが、重要な問題として、一度“うつ病”を患うとなかなか抜け出せず、長い間辛い思いをしている方が多く存在するということが挙げられ、薬のみではなかなか回復に至らないという現実があります。

 最先端の臨床現場では、辛い“うつ病”から抜け出すには、薬だけではなく、カウンセリングを並行して行っていくことが最も効果的であるという実証データが揃いつつあります。また、昨今のうつ病は患者数の増加という量的な問題だけではなく、質においても多様化してきているという課題もあります。

 そこでメンタルオフィスSINBIでは、その質の多様化にも対応し、うつ病のタイプ、その発症の要因、うつ病発症の根本原因へとアプローチし、潜在意識の変容を図り、更には現実行動の変化へと繋げていく画期的プログラム「3ステッププログラム」を開発いたしました。

■プログラムの内容
<ステップ1>
うつ病タイプと問題の明確化。合致した療法の選択
 ・性格テスト、心理テスト、うつ病タイプの診断
 ・生育履歴、生活環境、現在の身体症状などの分析
 ・上記資料に基づくカウンセリングによる明確化
 ・自分自身の現実に対する客観的な理解

<ステップ2>
潜在意識レベルの変容(催眠・イメージ療法)
 ・ステップ1で明らかになったタイプや生育履歴などから原因へ遡り、催眠イメージ療法による潜在意識レベルでの変容など、根本的な問題解決を図ります

<ステップ3>
行動・生活環境・考え方 3つの現実レベルでの変化
 ・潜在意識が変容しただけでは完璧とはいえません。潜在意識の変容をベースにした現実の変化を実現していくことがとても大切になってきます。
ここでは、目標を設定した顕在意識レベルの変化を図るコーチングがメインとなります

■料金
6か月 96,000円(税込)
月2回のカウンセリングとなります。


【初回限定パッケージを、先着20名様にご提供】

 うつ病のレベルは人それぞれで、回復にかかる期間や必要なカウンセリングの回数ももまちまちです。
・どのくらいの回数や期間が必要なのか?
・どのくらいお金が掛かってしまうのか?
といった不安を抱えている方が大半です。

 今回はそのような不安を解決するため、「3ステッププログラム」の特徴を生かした特別価格パッケージをご提供いたします。
 6カ月間、回数無制限でカウンセリングを受けていただくことができるうえ、価格は6か月間で5万円という安心価格です。

■お申込み期間
2010年6月30日(水)
※締切定員になり次第終了です。

■「3ステッププログラム」初回限定パッケージのお申し込み先
メンタルオフィスSINBI
TEL : 03-5201-3847
詳細: http://www.sinbiz.jp/3step/
URL : http://www.sinbiz.jp/info/


【メンタルオフィスSINBI 概要】

名称  : メンタルオフィスSINBI
所在地 : 東京都日本橋3-2-14日本橋 KNビル4F
代表  : 福山 裕康
URL   : http://www.sinbiz.jp
事業内容: 心理カウンセリング
      コーチング
      各種セミナー
      コンサルティング
      出版

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◆20100622 働くことで、精神障害改善向かう 障害者雇用インフォメーション

カトリーナ・ベルさんはごく普通に働く、希望に満ちた女性だったという。それが、突然はげしい下痢がはじまり、パニック、幻聴、発汗、震えなど野症状に襲われた。複数の医者をたらいまわしにされ、検査された結果、精神障害と診断された。その後、薬物やカウンセラーなどで4年間、障害者保障を受けながら生きる希望もなく生活したが、まったく改善されることはなかったという。

そんな折、担当の精神科医がWorkwise(精神衛生問題をもつ人々が仕事を見つけて、維持するのを支援する慈善組織)を紹介したという。そこで、インタビューを受けた翌日から療養所の庭師の仕事を始めることになった。

そこから、彼女の症状に徐々に回復が見られた。働くことで自信がつき、ついには自らモーテルの選択の仕事を見つけたというのだ。ベルさんは、まだ精神状態は不安定だというが、Workwiseを紹介されなければ、今の状態にはなれなかっただろうと振り返る。
現在ニュージーランドでは労働世代の36万人の人が社会保障や障害年金で暮らしているという。これは全体の12.4%になるという。彼女の体験談は、この状態を改善する明るい希望となるかもしれない。

編集部 青空ひなた

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◆20100701 講演会 心の病と社会生活 10日、公会堂 厚労省の専門家も タウンニュース

うつ病や統合失調症などの精神疾患について考える講演会「ご近所フォーラムinみなみ」が7月10日(土)午後1時30分から南公会堂で開催される。

 同フォーラムは、「精神医療サバイバー」として精神障害者の立場から悩みがある人の相談を受けている弘明寺町在住の広田和子さんが実行委員長として始めたもので、今年で7回目。

 今回は「こころの病をかかえながら地域で暮らすには」をテーマに精神保健医療福祉に詳しい厚生労働省の野崎伸一さんが講演を行う。後半は野崎さんと広田さんのディスカッションを予定している。

 入場無料。希望者は直接会場へ。詳細はサザンワーク【電話】045・741・8735へ。

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◆20100715 精神医療施策の現状と問題点も 専門家がフォーラム タウンニュース

「精神医療サバイバー」として活動する弘明寺町の広田和子さんが主催する講演会「ご近所フォーラム」が7月10日、南公会堂で行われ、約110人が参加した。厚労省の野崎伸一さんを招き、広田さんも委員を務めた「精神医療保健福祉あり方検討会」が出した報告書について講義。野崎さんは「退院できる精神障害者が長期入院しているケースが多い」と話し、問題点を指摘していた。

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◆20100718 障害者アート展 独創性に「ハッ」…大阪・東大阪 YOMIURI NLINE

絞り染めやちぎり絵

工夫を凝らして創作に励む利用者ら(大阪府東大阪市の「ピュアーハウス」で)

 精神障害者に表現活動によって意欲や自信を持ってもらおうと、大阪府東大阪市昭和町のNPO法人「ピュアーハウス」が、絞り染めやちぎり絵などのアート制作に取り組み、初めての作品展開催にこぎつけた。仲間と制作を続けることで症状が改善されたという施設利用者も。色とりどりで独創的な約100点の作品が並び、一般の来場を呼びかけている。18日まで。

 同ハウスでは、20〜40歳代の精神障害者ら利用者約20人が軽作業に取り組む。入退院の繰り返しで自信を失う人が多いため、玉城京子代表(72)が、「利用者の潜在能力を引き出したい」と、昨秋から京都市の造形作家・沢本真理子さん(57)をスタッフに迎え、アート制作を始めた。

 利用者らは集中して制作に励み、独自性の強いデザインや色遣いの作品が多数仕上がったため、作品展を企画。会場には、絞り染めをほどこしたのれんやクッションカバー、ちぎり絵で作ったカードなどが並ぶ。利用者の東大阪市旭町、太谷なおみさん(39)はハートをモチーフにしたカード作りが得意。「仲間と一緒に制作すると刺激を受け、意欲がわく」と話す。同市日下町、下岡亮太さん(23)は「入院中よりも生活が充実し、症状も改善した。作品の良さが見た人に伝わればうれしい」と笑顔で話していた。

 玉城代表は「ハッとするような独創的な作品もある。一般の人にも見てもらい、精神障害者のことを正しく理解してほしい」と話している。午前10時から午後5時。問い合わせはピュアーハウス(072・984・2336)。
(2010年07月18日 読売新聞)

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◆20100731 「震災障害者」300人超に 兵庫県調査 神戸新聞

阪神・淡路大震災で重傷を負い、後遺症が出た「震災障害者」が、兵庫県内で少なくとも約300人に上ることが30日、県の調査で分かった。震災障害者をめぐっては、これまで神戸市のみが調査を実施、県全体の人数は把握できていなかった。県は今後、神戸市と連携して実態調査を本格化させ、災害時の負傷者対策につなげる考え。国への提言も視野に入れる。

 神戸市は昨年11月、支援の枠組みから取り残されてきた震災障害者を把握するため、震災後に身体障害者手帳を交付した約9万人について調査。その結果、少なくとも183人に上ることが分かった。

 これを受け、専門家らによる県の「復興フォローアップ委員会」が同12月、「治療の遅れなど震災特有の影響を把握すべきだ」と指摘。県も今年4月から調査に乗り出した。

 障害者手帳申請の審査を行う尼崎、西宮、姫路の中核市にも協力を求め、1995年1月から今年3月末までに手帳を交付した約23万人を調査。手帳の申請時に添付する診断書に、外傷を受けた日付が震災当日となっているか、障害の理由を「震災」と記述しているケースを集計した。

 現在、最終的な確認作業を行っているが、震災が原因と明確に特定できる障害者は百数十人(死亡した人も含む)に上るとみられ、神戸市分と合わせ300人を超えるという。

 県は今後、神戸市と連携、専門家らの助言を受けながら、震災障害者を対象にアンケートなどを実施。経緯や震災と障害の因果関係などをまとめる方針だ。また、原因の特定が難しい精神・知的障害者についても検討する。

 消防庁などによると、震災による重傷者は1万683人。災害弔慰金法に基づく見舞金支給の対象は、両足の機能を完全に失うなどした最重度の障害に限られており、県内外で64人にとどまっている。(井関 徹)

【全容把握が急務 震災障害者を支援する「よろず相談室」主宰の牧秀一さん(60)の話】 診断書に震災の記述がないため、漏れた人は多いはず。知的、精神障害者もいる。すべて把握するためにも障害者全員へのアンケートが必要。役所に相談窓口を設け、今回判明した人には聞き取り調査を行うべきだ。

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◆20100730 社会参加手助け 岡谷の「虹の家」が就労支援施設開設 信濃毎日新聞

岡谷市の精神障害者社会復帰支援センター「虹の家」(長地小萩)は、近くの建物の空きスペースを改修し、精神障害者の就労支援施設「ソレイユ」を開設、29日、見学会を開いた。調理室などを設け、障害者がクッキーを手作りして販売する。雇用情勢が厳しく障害者の就労がままならない中、働く場をつくり、社会参加を手助けする。

 虹の家は精神障害者が暮らすグループホームや援護寮などで構成し、現在は約40人が入居している。入居者は地元企業などへの就職を求めて活動しているが、不況のさなかで「健常者の雇用も難しい中で障害者はハードルが高い」(虹の家)のが実情。書類選考などで落選し、落ち込む姿を何度も見てきたという。

 昨年から週1回、同市の諏訪湖ハイツ内の喫茶店で、精神障害者がクッキーを作って売る試みを開始。ただ「ほそぼそした活動」(同)で、障害者の収入も月千〜2千円程度にとどまるため、月1万円前後に高められるよう日常的に製造販売する施設を設けることにした。

 ソレイユは空いていた事業所の2階約40平方メートルを借り、調理室と利用者が休憩できる多目的室に改修。県から開設費補助600万円を受け、1日に「就労継続支援B型」として事業所の指定も受け、活動を始めた。

 市内を中心に30〜70歳代の15人が利用登録。平日の午前9時〜午後4時に、抹茶味や生地にキャラメルを練り込んだものなど10種類余りのクッキーを手作りしている。市カノラホールや市役所などで販売しており、今後は販路開拓を目指し、パン作りにも挑戦していく計画だ。

 関係者ら約30人が集まったこの日の見学会で、管理者の吉川恭子さん(43)は「精神障害者が気兼ねなく働ける場をつくろうと始まった。できるだけ多くの人に利用してほしい」と話した。問い合わせはソレイユ(電話0266・75・5235)へ。

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◆20100806 発達障害など3割に受診歴 三島の『ニート対策』サポステ登録者を調査 中日新聞

厚生労働省がニート(若年無業者)対策として全国に設置した地域若者サポートステーション(サポステ)。三島市にある「しずおか東部若者サポステ」の調査で、登録者の約3割に、発達障害や知的障害、精神疾患での通入院歴があることが分かった。厚労省は、全国のサポステで同じような傾向があることを把握しており、ニートの自立支援のために医療、福祉分野との連携を強化していく方針だ。 (三島通信部・酒井健)

 同市のNPO法人リベラヒューマンサポートが運営するしずおか東部は、県東部14市町の若者を対象に活動している。2007〜09年度の3年間で支援登録者となった計361人のデータを調べたところ、うち106人で精神科や心療内科への通院・入院の経験があり、現在も通院中の人がいた。

 小学校時代、言葉の遅れがみられた県内の30代男性は、高校普通科を卒業後に一般企業に就職したが、人間関係がうまくいかず、まもなく退職した。ハローワークでも再就職先は見つからず、自宅での引きこもり状態が5年以上続いた。

 昨年、母親がしずおか東部に相談したことがきっかけで、男性は同施設でカウンセリングや訓練を受け始めた。その様子を見たサポステ側の勧めで今年、医療機関を受診し、精神遅滞の診断を受けた。

 同サポステは、障害や精神疾患の診断で就職に不利になる場合があるため、診断前に本人や家族とじっくり話し合う。統括コーディネーターの三好悠久彦さんは「就労を望む本人や家族に葛藤(かっとう)が起きることもある。本人が幸せになる道を考えることが大事」と訴える。

 同様の傾向は他県の施設でもみられ、横浜市の「よこはま若者サポステ」では、発達障害や精神疾患の診断を受けた支援登録者は約5割に上る。

 厚労省キャリア形成支援室は、障害者と健常者の間の「グレーゾーンにいる人たちの受け皿がなく、結果的にサポステに集まっている」と分析。本年度、現場の担当者や学識経験者を交えた発達障害についてのワーキンググループをつくり、サポステと医療・福祉機関の連携強化を進めていく。

 しずおか東部の三好さんは「ニートや引きこもりの人はそれぞれ、多様な背景を抱えている。安易な切り分け方では、働いていない若者の実像は見えない」と注意を喚起する。就労の難しい人たちへの総合的な支援の場として、今後のサポステの役割が期待されている。

地域若者サポートステーション  厚生労働省が各地のNPO法人などに運営委託し、2006年度から設置。10年7月現在、全国100カ所にある。おおむね15歳から40歳未満を対象に、キャリアカウンセリングや短期就労体験、就労訓練、面接練習などを継続的に行う。静岡県はしずおか東部(三島市)と静岡(静岡市清水区)の2カ所。

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◆20100806 スマイル写真館:精神保健福祉士を目指す、内海章友さん 毎日JP

◇つらさ抱える人の救いに−−内海章友さん(35)

 大学1年の秋、初めて精神科を受診した。友人の男子学生への恋心が募るあまり、大学に行けなくなっていた。寝ても覚めても彼のことを考えてしまうが、同性の自分が好意を打ち明けることはできない。会いたいけれど、怖かった。

 病院では十分な問診もないまま薬を処方された。「飲んだら本当に病気になってしまう」。通院せず、下宿先のアパートに引きこもった。首をつろうとした時、心配して駆けつけた親せきに発見された。大学を半年間休学した。

 自分が同性愛者だと自覚したのは中学1年のころだ。歌番組で男性アイドルグループに目を奪われた。恋愛感情を抱く相手も男子生徒ばかり。テレビでは人気お笑いコンビが同性愛者をちゃかしていた。「本当にそんな人いるのかな」「気持ち悪い」。学校で話題に上るたびに「自分のことを知られてはいけない」と息を潜めた。

 大学卒業後は町役場に勤めたが、体調を崩して2年で退職。やがて別の自治体で障害者就労支援に携わるようになった。精神障害者と雇用先の間を取り持ち、仕事が軌道に乗る様子を見るのがうれしくて天職とも思えた。同性愛者であることも公表し、気持ちが楽になった。昨年6月に退職し、今は精神保健福祉士の資格取得を目指している。

 仕事の傍ら社会教育関連のNPOでも活動し、高校や大学で話をする機会が増えた。精神疾患とセクシュアルマイノリティー(性的少数者)という二重のつらさを抱え「自分のような人がいることを知ってほしい」と訴える。講演依頼にはできる限り応じ、約5年間で50回を超えた。

 今でも体調が良くないと、家にこもることもある。でも「不慮の事故などで亡くなる人もいる。自殺しようとして生き残った自分には、何か生きる意味があるのではないか」と思えるようになった。

 かつての自分のように、誰かに相談したいと悩む人たちの救いになれたら。そして「死んではいけないよ」と伝えていきたいという。【五味香織】=次回は9月11日掲載

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◆20100808 精神障害の5人でバンド、仲間勇気付けたい わかやま新報

精神に障害のある5人が結成したバンド「クラウディーハーツ」が5日、和歌山市岩橋の社会福祉法人一麦会・麦の郷で開かれた「第16回西和佐地区・麦の郷夏祭り」でデビューした。祭りに集まった地域住民約600人の前で、リーダーの宮本潤さん(27)が「音楽で同じ障害を持った仲間たちを勇気付けていきたい。この病気で悩んだ時期もありましたが、誇りを取り戻した僕たちの演奏を楽しんでください」とあいさつ。力強い歌声とギター演奏で喝采(かっさい)を浴びた。

5人は、ソーシャルファームピネルで働く宮本さんと岡本智樹さん(31)、金谷守さん(34)、福井伸晃さん(41)と、いこいの家共同作業所で働く小藪重次さん(43)。

4人が統合失調症を、1人がうつを患い、入院したり、ひきこもっていた時期があったという。しかし麦の郷を利用する中で音楽好きな仲間と出会い、金谷さんと宮本さんが2年前の冬にユニットを結成。その後3人が加わり、休みの日に練習を重ねてきた。

この日はスピッツの「空も飛べるはず」、BOOWYの「B―BLUE」、ブランキー・ジェット・シティの「黒い宇宙」、ウルフルズの「バンザイ」を演奏。ギターテクニックも披露し会場を沸かせた。

宮本さんは「僕たちは音楽活動を続けていることを奇跡だと思っています。人は支え、支えられながら生きているんだと、ここで働いていてつくづく身にしみました」と、小藪さんは「僕たちの夢は、『このバンドは音楽への愛がある』 と感じてくれるようなバンドになることです」と語り、最後に「演奏を聴いてくれて、きょうは本当にありがとうございました」とお礼を述べた。

精神障害者だけのグループは県内初で、「ひょっとしたら日本第1号かも」という声も。5人は、「機会があれば作業所や支援学校などで演奏したい」「音楽専門家のアドバイスを受けてオリジナル曲も作りたい」と今後に意欲を見せている。

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◆20100810 県庁職場実習:今年は精神障害者も 「知的」含め雇用率向上へ /大分 毎日JP

県は9日、07年から進めている知的障害者の県庁職場実習に、今年は精神障害者も含めることを明らかにした。2カ月間の実習後、翌年度は非常勤職員として雇用し、民間企業での雇用につなげる試み。募集は19〜39歳の知的障害者7人、精神障害者2人で、9月6〜17日に受け付ける。奨励金は1時間あたり500円。

 本県の09年の障害者雇用率は2・15%と全国3位だが、身体が1位(1・76%)なのに対し、知的は24位(0・35%)、精神は18位(0・04%)と遅れている。「まずは県が範を示そう」と、07〜09年に知的障害者16人を受け入れ、うち8人が民間企業に就職。現在、6人が来年の就職に向け、県非常勤職員として活躍中だ。

 県は今回、佐伯、日田の県振興局など従来の実習先に加え、さまざまな部署に機動的に出向く「県庁ワークセンター」を新設。いずれも知的障害者対象とし、清掃や事務補助を担ってもらう。精神障害者向けには、公文書館とこども・女性相談支援センターを用意した。県障害福祉課097・506・2729。【梅山崇】

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◆20100812 県職自殺に公務災害 県内初認定、長時間労働でうつ病 長崎新聞

長時間の時間外勤務でうつ病を患い、2006年9月に自殺した県職員の澁谷鋼児(しぶやこうじ)さん=当時(28)=について、地方公務員災害補償基金県支部(県人事課)は6日付で、公務とうつ病、自殺の因果関係を認め、澁谷さんの自殺を公務災害と認定した。遺族と支援する県職員組合が11日、記者会見して明らかにした。

 県内の地方公務員の精神疾患に伴う自殺の公務災害認定は初めて。

 澁谷さんは05年4月から県県北振興局平戸農村整備事業所に勤務。地滑り対策や農道整備を担当し、06年9月5日、平戸市田平町の独身寮で自ら命を絶った。遺族が07年10月、公務災害の認定を請求していた。

 同基金県支部によると、澁谷さんは06年5月上旬に精神疾患を発症。その数カ月前から地権者や工事施工業者とのトラブル、担当工事の変更設計書の作成などが重なり、1週間当たり平均20時間以上の時間外勤務が続いていた。同組合の調査では、06年1月から亡くなる前の8月まで毎月100時間以上の時間外勤務の記録が澁谷さんのパソコンに残っていた。

 県庁で会見した父親(62)は「本人の名誉が回復されたが、悔しい気持ちでいっぱい。休みを取れと言っても『忙しい』の一点張りだった。県は無理な長時間労働をさせないでほしい」と訴えた。

 県職員組合は「再発防止は手付かずの状態。行財政改革で職員数の削減が続いている。職務に必要な人員配置と職場環境の改善を求める」との声明を出した。

 県人事課は「県職員が亡くなられ大変残念に思う。時間外勤務の縮減に引き続き努力していく」とした。

 認定を受け、遺族には同基金から遺族補償一時金が支給される。

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◆20100812 野菜作りでリラックス 精神障害者ら畑借り作業、直売 山陽新聞


精神障害者の就労や自立を支援する笠岡市のNPO法人「チームクローバー」(円慶江理事長)は、活動の場を増やそうと、市内の畑を無償で借りて野菜を栽培している。障害者は自然の中の農作業でリラックス。収穫した野菜は同法人が運営する同市中央町の食堂前で直売。客からは「味が良い」と喜ばれている。

 畑は笠岡市東大戸の20アール。農業広藤邦正さん(72)=同市小平井=の指導を受けて4月から20種類以上の野菜を栽培している。日曜日を除く毎日午前8時半から約1時間、障害者と同法人スタッフら10人ほどが収穫にあたる。7月初旬からキュウリやトマトなど夏野菜の収穫が始まり、今はナスやオクラなどが最盛期。1日に15キロ以上とれることもある。

 作業する鏡正和さん(30)=同市春日台=は「自然の中で体を動かすとリラックスできる」。平川剛さん(36)=同市甲弩=は「1日収穫が遅れたら実が割れる野菜もある。毎日の仕事に責任感がわき、畑に行かなければと思うようにもなった」と話す。

 野菜は食堂前で、種類ごとにざるに分けて1盛り100円で販売。週1回、食堂を訪れる度に買い求めるという井原市下出部、黒木英子さん(56)は「トマトは赤くなってから収穫しているため甘くておいしい。他の野菜も新鮮で味が違う」と言う。常連客もおり1日10人ほどが買い求めるという。

 円理事長は「建物の中と違い畑は広く、自分のペースで仕事ができるので、ストレスがたまりにくい」とメリットを強調。「農作業を通じて障害者に働くことに対する自信を付けてもらい、就労につなげたい」と話している。

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◆20100812 明治ホールディングス 医薬品事業が予想以上に好調。(野村証券) 毎日JP

明治ホールディングス(2269)が8月11日に発表した第1四半期決算は営業利益が前年同期比70.7%増益の92億600万円だった。
 野村証券ではレーティング「1」継続で、目標株価を4,400円→4,500円に引き上げた。
 医薬品事業が予想以上に好調と解説。抗うつ剤「Reflex」の販売が好調で4〜6月期の売上高は15億円となり、2011年3月期は90億円、2012年3月期は140億円と予想。適応拡大として、繊維筋痛症のフェーズ2a試験が始まっていると紹介。(W)

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◆20100812 幻覚剤、心理療法との組み合わせでうつ病などに効果も=研究 ロイター

[ロンドン 18日 ロイター] スイスの科学者が18日、LSDやケタミンなどの幻覚剤は心理療法と組み合わせることで、うつ病、強迫性障害、慢性痛などの治療に効果をもたらす可能性があるとする研究結果を発表した。
 チューリヒ大学精神病院のFranz Vollenweider氏らが専門誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」に研究結果を掲載した。
 幻覚剤を使用することで、患者は抱えている問題や痛みの強さなどに対する見方を変え、心理療法士とともに新たな問題対処法を試みることができるという。ただし、治療に用いる幻覚剤は少量のみとし、投与期間を短期間に抑えることが重要であると付け加えた。
 また、米研究者が今月発表した別の研究でも、双極性うつ病の治療にケタミンの注入が効果的であることが示されている。

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◆20100813 公務部門における障害者雇用の推進(精神障害者の職場体験実習の実施及び実習生の募集等) 総務省

総務省及び各府省等は、平成22年度において、公務部門における障害者雇用を推進するため、以下の事業を実施します。

1 本省等における精神障害者の職場体験実習の実施(実習生の募集)
(1)趣旨
公務部門における精神障害者の雇用推進を図る観点から、精神障害者の雇用に関する各府省等の職員の理解を深めるとともに、人事管理上の課題等の抽出及びその対応策の検討を行うため、さらに、精神障害者の就労支援の一助となることをも期待して、平成20年度から、標記実習を実施しています。
今年度は、実習の実施時期を2期(前期:平成22年10月〜12月、後期:平成23年1月〜3月)に分け、前期2 省等、後期2省等、計4省等で実施することとし、実習を希望する精神障害者を募集します。
(2)実習方法(予定)
ア 実習の期間
1実習生当たり4週間程度(1省等2週間程度 ×2省等)
イ 実習実施省等
○前期:公正取引委員会、環境省
○後期:農林水産省、会計検査院
ウ 実習場所:上記実習実施省等の本庁舎(東京都千代田区内)
エ 募集人数:4名
オ 業務内容:軽作業、事務補助等
(3)募集要項
別添のとおり。
※応募締切り 平成22年9月3日(金)(必着)(前期、後期とも同日締め切り)
2 地方機関における知的障害者の職場体験実習の実施及び地方別実務研究会の実施
(1)趣旨
国の地方機関における障害者雇用を推進する観点から、実際に障害者に接する機会を設け、地方機関の業務の特殊性に応じた人事管理上の課題等の抽出及びその対応策を検討するため、平成22年度において、地方機関における知的障害者の職場体験実習を実施するとともに、当該実習を踏まえた実務的な研究会を地方ブロックごとに実施することとしています。
(2)実施方法(予定)
ア 実習の期間:3週間程度
イ 実習実施機関
北海道ブロック:国土交通省北海道開発局(北海道札幌市)
東北ブロック:法務省仙台法務局(宮城県仙台市)
関東ブロック:農林水産省関東農政局(埼玉県さいたま市)
中部ブロック:警察庁中部管区警察局(愛知県名古屋市)
近畿ブロック:総務省近畿管区行政評価局(大阪府大阪市)
中国ブロック:環境省中国四国地方環境事務所(岡山県岡山市)
四国ブロック:経済産業省四国経済産業局(香川県高松市)
九州・沖縄ブロック:厚生労働省九州厚生局(福岡県福岡市)
ウ 募集人数:各機関1名(計8名)
エ 業務内容:軽作業、事務補助等
(3)実習生の募集方法
各機関において、公募により実習生を選定
 ※  各機関の実習生募集情報については、下記をご参照ください。
 総務省ホームページ(各種募集) 
URL http://www.soumu.go.jp/menu_syokai/bosyu/index.html

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◆20100815 「戦争は弱者にしわ寄せ」 精神科医師、大阪で講演会 47NEWS

終戦記念日の15日、精神科医療史に詳しい岡田靖雄医師(79)が大阪市内で「戦争のなかの精神障害者」と題して講演した。岡田医師は終戦前後に1万人近くの患者が飢え死にするなどした史実をデータを交えて紹介、「戦争は一番弱い者にしわ寄せが行く」と話し、平和の尊さと差別のない社会の実現を訴えた。
 岡田医師は1958年から約8年間、歴史の長い精神科病院として有名な東京都立松沢病院での勤務経験があり、戦時中を知る同僚の看護師への聞き取りや院内に残された医師らによる32冊の落書き帳をもとに当時の様子を再現した。落書き帳には、陸軍病院の要請を受けデング熱を患者に伝染させる人体実験をうかがわせる記述もあった。
 2005年3月に最終報告書を出した厚生労働省の第三者機関「ハンセン病問題に関する検証会議」の検討会メンバーでもあり、ハンセン病の療養所との比較で調べた終戦前後の精神科病院での死亡率も披露。高くても20%前後の療養所の死亡率に比べ、調査した精神科病院は終戦の年に軒並み40〜50%台だった。

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◆20100815 精神疾患の休職、過去最多 09年度、県内教職員 岩手日報

県内の教職員で2009年度に精神疾患が原因で休職した人は84人(前年度比13人増)に上り、過去最多だった08年度を更新した。県教委によると、このうち約8割がうつ病などの気分障害。特に小中学校の教職員の精神疾患による休職が増加傾向にあり、職場での良好な人間関係形成や適切な復帰支援が急務となっている。
 教職員の休職は、脳血管疾患や悪性新生物などの病気による36人を加えて計120人。過去5年間では07年度と同数だが、精神疾患による休職は毎年増えている。
 09年度の精神疾患による休職は県立学校が22人で小中学校が62人。小中学校は05年度が38人、06年度が42人、07年度と08年度が54人で、05年度から4年間で1・6倍も増加した。

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◆20100817 引きつける「思い」 盛岡で県内精神障害者の絵画展 岩手日報

県内の精神障害者でつくる絵画サークル「風の会」(福田宏代表)は20日まで、盛岡市本宮の市立病院1階展示コーナーで「こころの絵画展」を開いている。心の病と向き合いながら創作活動に情熱を傾ける県内の愛好者の作品が、見る人たちの心を引きつけている。
 展示したのは、本県を含む5府県の精神障害者の絵画を掲載する「心に平和をカレンダー」に応募された作品。本県から応募のあった86点の中から、風の会が選定した22点を前後期の2回に分けて展示している。
 会場には、風景や静物などを描いた自由な発想の作品が並ぶ。盛岡市の30代男性が描いた油絵「焦点」は、白み始める明け方の空をイメージした作品。世界の終わりと始まりが混在する状況を、自身の心境の転換と重ね合わせた力作だ。
 「心に平和をカレンダー」は2000年、心の健康や精神障害者への理解を広めようと本県と高知、千葉の両県の精神保健福祉に携わる有志によって作製が始まった。これをきっかけに、県内の精神障害者の絵画愛好家の活動も活発化。06年、作品作りや絵画を通じた交流を行う団体として「風の会」が発足した。
 同サークルは現在5人で活動。支援団体と連携しながら、絵画教室や展示会、ワークショップなどを開催している。
 展示会は昨年に続き今年で2回目。風の会のメンバーが同病院を利用していたことがきっかけだった。支援団体の一つ、県精神保健ボランティア連絡会の長葭(ながよし)千恵子代表は「活動を重ねるごとに、会員たちは自分たちの取り組みに自信を深めているようだ」と見守る。
 自らも油絵を中心に取り組む福田代表は「絵を描くことに障害は関係ない。絵に込めた作者の思いや感情を、少しでも感じてもらえるとうれしい」と期待を寄せる。
 開催時間は平日の午前8時半〜午後5時。

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◆20100818 京都市のタクシー料金助成事業 精神障害者に拡大 京都新聞

京都市は10月から、重度の身体・知的障害者を対象としたタクシー料金助成事業を、精神障害者にも拡大する。一方、市の財政難を考慮し、利用券1枚あたりの助成額を現行の小型車初乗り料金相当額から500円に引き下げる。
 助成事業は日常生活の利便性向上を目指し、1984年1月から始めた。身体障害者手帳1・2級を持っている人や療育手帳A判定の人が対象で、小型車初乗り料金相当額にあたる利用券を希望者に配布してきた。
 精神を含む三障害の一体的な行政サービスが求められていることから、市は精神障害者保健福祉手帳1級を持つ人(市内約1500人)も対象とすることにした。
 ただ、対象者を広げることで財政負担が増えるため、身体、知的も含め、利用券1枚あたりの助成額を500円に引き下げる。乗車1回あたりの使用枚数を1枚から2枚に増やし、千円以上利用した場合は2枚まで使えるようにした。配布枚数は従来通り、1カ月につき4枚。
 精神障害者は9月27日から、居住する各区の保健センターで申請でき、10月1日から使用できる。手帳と印鑑が必要で、福祉乗車証と敬老乗車証の利用者は除く。問い合わせは市障害保健福祉課TEL075(222)4161。

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◆20100819 精神疾患:理解を 秋田のウイング、来月から5回講座 /秋田 毎日JP

うつ病や統合失調症など精神疾患への理解を深めてもらおうと、秋田市のボランティア団体・ウイング(柳原マツ会長)が9月から「あたたかく支えあう地域づくり」と題し、専門家らによる5回の講座を開く。
 ウイングは精神疾患患者のケアや共同作業、家族からの相談などに取り組むボランティア団体。通院や投薬をせず自宅に引きこもった状態の患者に対し、家族から「どのように接したらよいか分からない」と相談を受けることも多いという。
 第1回は9月9日午後1時半から、秋田市保健所で佐々木久長・秋田大大学院医学系研究科准教授を招いて開く。10月までの計5回の講座で、医療関係者による患者への接し方の指導や、アルコール依存症回復者の体験発表などをする予定。市の地域自殺対策緊急強化事業費の補助を受け、参加自由で無料。
 柳原会長は「精神疾患は誰にでも起こり得る。偏見を取り除き、病気を正しく理解して患者に接することが大事。講座で理解を深め、それぞれの地域で活動してほしい」と話した。【岡田悟】




*作成:三野 宏治
UP:20100805 REV:20100812,0819
精神障害/精神医療
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