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精神障害・精神障害者 2008

精神障害・精神障害者

last update:20130617


◆2008/04/** 前号およびこの間のニュースへのお手紙へ
(全国「精神病」者集団ニュース 2008.4 vol.34 No.2)

全国「精神病」者集団運営委員会

 前号ニュースについて、とりわけかたつむりの会の記事について、なぜこうした記事が全国「精神病」者集団ニュースに載るのか、という質問およびニュースの中身が面白くない、もっと明るいニュース、一服の清涼剤となるニュースを作ってほしいというお手紙をいただきました。
 匿名のお手紙でしたので、直接お返事できませんので紙上でお返事させていただきます。全国「精神病」者集団は「精神病」者の団体としては特異かと思いますが、無実の元死刑囚赤堀政夫さんの救援活動を結成直後より、継続してまいりました。赤堀さんは89年に再審無罪判決を得てなんと35年ぶりに釈放されました。赤堀さんの事件は精神障害者に対する差別の実態を、捜査、取り調べ、公判そして死刑判決すべての段階で明らかにしたものです。
 赤堀さんの訴えを受け止める中で、死刑は国家が行う最大の人権侵害と位置づけ、全国「精神病」者集団は無実有実を問わず、死刑廃止を掲げてきました。かたつむりの会は「精神病」者団体ではありませんが、長年大阪で死刑廃止運動を継続している団体であり、とりわけ和歌山カレー事件では林さんは冤罪で死刑判決を得ています。いまも死刑確定集、あるいは未決で控訴あるいは上告中の冤罪死刑囚がこの国にはたくさんいます。死刑事件の再審も赤堀さんを最後にして、袴田さんや奥西さんの事件でも再審が開始されていません。
 死刑判決はこの10年間で3倍から4倍にと増えており、日本は死刑大国への道を歩もうとしています。そうした中で、和歌山カレー事件について全国「精神病」者集団が取り上げることは重要と考え掲載しました。ただ分量が多すぎたのと、かたつむりの会の説明あるいは死刑問題への全国「精神病」者集団の姿勢などの説明が不足していたことは事実です。この点をお詫びいたします。
 なお明るいニュース、一服の清涼剤となるニュースについては、現状今日の厳しさもありますが、障害者権利条約という一筋の明かりについては今後も掲載していきたいと考えますし、何より、多くの方のご投稿が多様な紙面づくりの力になります。
 多くの方にご投稿をと呼びかけたいと思います。
 なにとぞよろしくお願いいたします


UP:20090529 REV:随時
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