世界ユーザーネットのMLでヨーロッパ評議会(Council of Eruope ヨーロッパ共
同体より広い範囲が入っているそうです。死刑問題で日本に調査にきたところで
もあります)の生命倫理に関する運営委員会作業班の「精神障害者とりわけ精神
保健施設に入れられているものの人権と尊厳を保護する白書(2000年1
月)」("White Paper on the protection of the human rights and dignity
of people suffering from mental disorder, especially those placed as
involuntary patients in a psychiatric establishment" )が、今回のイギリ
スの精神保健草案の背後にあるという情報が流れていました。ヨーロッパユー
ザーネットはこの白書をわれわれの人権をいかに侵害するかという内容のもの
と、厳しく批判しています。
この白書に続き「精神障害者とりわけ精神保健施設に入れられているものの人権
と尊厳を保護するための参加国への閣僚委員会勧告草案(2001年9月)」
("Draft Recommendation of the Committee of Ministers to member States
to ensure the protection of the human rights and dignity of people with
mental disorder, especially ...") がだされ、精神障害の定義として精神
病、知的障害、人格障害があげられ、なんと「例外的ケース」とは限定されてい
るものの、強制的不妊手術と強制的中絶を法定するよう勧告しているとのことです。
詳しくは以下のヨーロッパユーザーネットのサイトで、