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◆2008/05/01 「「二極化許さぬ」 大阪、京都でメーデー集会」(朝日新聞) ◆2008/05/01 「虐待再発防止で親子をチェック 厚労省がリスト作成」(中国新聞) ◆2008/05/01 「生活保護者には、医学的理由がある場合を除き、後発医薬品の使用を求める」(キャリアブレイン) ◆2008/05/02 「不当要求32件 職員10人けが 神戸市」(神戸新聞) ◆2008/05/02 「17万人に生活浮揚策=格差是正で都市の活力維持−東京都」(時事通信) ◆2008/05/02 「最低賃金:「医療費払えず不安」 県労連組合員が1カ月間生活体験 /山口」(毎日新聞) ◆2008/05/03 「憲法記念日に考える 『なぜ?』を大切に」(東京新聞) ◆2008/05/03 「社説 憲法記念日(中) 生存権を確かにしたい」(信濃毎日新聞) ◆2008/05/03 「110番・119番:生活保護費の詐取容疑で政治団体会長を逮捕 /大阪」(毎日新聞) ◆2008/05/04 「貧困と格差が尊厳奪う」(沖縄タイムス) ◆2008/05/04 「発信箱:火に油を注ぐ=野沢和弘」(毎日新聞) ◆2008/05/04 「「ホームレス予防」で相談スペース開設へ/東京のNPOが川崎区で」(神奈川新聞) ◆2008/05/05 「こどもの日に 格差の付けを回すな」(信濃毎日新聞) ◆2008/05/05 「採用の年齢制限撤廃・・・北九州」(読売新聞) ◆2008/05/05 「そこにある憲法:/5 解決できない住民 /京都」(毎日新聞) ◆2008/05/07 「犯罪被害者サポートセンター開設」(RKB) ◆2008/05/08 「殺人未遂:弟刺した容疑で兄逮捕 警視庁」(毎日新聞) ◆2008/05/08 「自殺防止:NPO、救出後の状況まとめ 「財政的な支援必要」 /福井」(毎日新聞) ◆2008/05/09 「後期高齢者医療制度:誤徴収は16市町448件 相談6万件超、反発根強く /北海道」(毎日新聞) ◆2008/05/09 「導入から1カ月、後期高齢者医療制度 関係機関に寄せられた"苦情"は6万件超」(BNN) ◆2008/05/09 「着服:免職の生活保護担当元職員、受給者の保険金で「借金返済」−−人吉 /熊本」(毎日新聞) ◆2008/05/09 「冊子:知られざる情報満載「一目でわかる福井のすがた」−−県が発行 /福井」(毎日新聞) ◆2008/05/09 「そこにある憲法:/8 縮小する生活保護費 /京都」(毎日新聞) ◆2008/05/09 「諫早の生活保護費詐取:懲役1年4月判決−−地裁 /長崎」(毎日新聞) ◆2008/05/10 「那覇市、ホームレスの支援強化へ 巡回指導員配置」(琉球新報) ◆2008/05/10 「民生委員 欠員5000人 業務難しく「敬遠」増加」(四国新聞) ◆2008/05/10 「ホームレス:さいたまのNPO「ほっとポット」、低家賃で住居提供 /埼玉」(毎日新聞) ◆2008/05/10 「ファミリーサポートセンター:低所得世帯対象、7月から半額助成−−富士市 /静岡」(毎日新聞) ◆2008/05/10 「無料電話相談:非正規雇用者にも生活保護を−−あす、支援法律家ネットワーク /兵庫」(毎日新聞) ◆2008/05/10 「生活保護の患者情報流出」(RKB) ◆2008/05/13 「07年度生活保護費286億円 予算8億5800万円余る 追加補正も受給者伸びず 北九州市見通し」(西日本新聞) ◆2008/05/13 「甲府、生活保護最多の1208世帯 07年度 原油高、食品値上げ影響」(山梨日日新聞) ◆2008/05/13 「インタビュー:多重債務問題に取り組む弁護士・石橋乙秀さん /岩手」(毎日新聞) ◆2008/05/13 「組織犯罪処罰法を初適用」(RKB) ◆2008/05/14 「多重債務でお困りの方へ 財団法人日本クレジットカウンセリング協会仙台センターの開設について」(東北経済産業局) ◆2008/05/15 「低所得者の申請あれば減免 後期高齢者医療制度見直し案」(朝日新聞) ◆2008/05/15 「DV相談など前年同期を上回る/県内」(福島放送) ◆2008/05/15 「はざまの中で:障害児施設の現場から/3 翻弄される子どもの福祉」(毎日新聞) ◆2008/05/15 『最低賃金で基本方針策定 政府、6月合意目指す」(共同通信) ◆2008/05/15 「最低賃金引き上げ、労使「溝」埋まらず 円卓会議」(朝日新聞) ◆2008/05/15 「「生活苦しくて…」 4歳女児置き去りの夫婦逮捕」(産經新聞) ◆2008/05/16 「生活保護者「命の危険も」 通院費制限に受給者ら抗議」(朝日新聞) ◆2008/05/16 「通院交通費の厳格化、撤回を」(読売新聞) ◆2008/05/16 「母子加算:削減で道に不服審査請求 受給者23人「憲法の生存権違反」と /北海道」(毎日新聞) ◆2008/05/16 「社会保障費『毎年2200億円削減』 『骨太』にらみ火花」(東京新聞) ◆2008/05/16 「5人に1人が就学援助受給 長崎市内の公立小中学校」(長崎新聞) ◆2008/05/16 「女性の貧困化−オギャーと生まれて死ぬまで」(朝鮮新報) ◆2008/05/16 「収入ごまかし生活保護費796万円不正受給」(日刊スポーツ) ◆2008/05/17 「「病院行きが仕事」生活保護費だまし取った元組員夫婦に求刑 札幌地裁」(産経新聞) ◆2008/05/17 「滝川介護タクシー代詐欺:片倉被告に懲役15年求刑 来月25日判決」(毎日新聞) ◆2008/05/17 「はざまの中で:障害児施設の現場から/5止 命の瀬戸際まで置き去り」(毎日新聞) ◆2008/05/18 「「孤独死」9カ月で130人/横浜市が初の実態調査」(神奈川新聞) ◆2008/05/19 「働くナビ:労働者協同組合って、どんなふうに働くの?」(毎日新聞) ◆2008/05/19 「夜間中学生徒連:就学援助制度の継続求め決議案 知事に提出へ /大阪」(毎日新聞) ◆2008/05/19 「生活保護:国と地方の負担割合見直し、09年度までに結論」(毎日新聞) ◆2008/05/20 「消費税9.5‐18%に 政府 年金全額税方式試算」(西日本新聞) ◆2008/05/20 「デリー政府、貧困層向け給付「予算の問題ではない」」(インド新聞) ◆2008/05/20 「北海道ウタリ協会:先住民族認定求め 国会へ請願」(毎日新聞) ◆2008/05/20 「年金税方式 足元の問題は大丈夫か」(中日新聞) ◆2008/05/20 「地方分権改革:福祉施設、一律基準見直しへ 閣僚折衝で厚労相示唆」(毎日新聞) ◆2008/05/20 「(1)発達障害の子 個別に支える」(読売新聞) ◆2008/05/20 「年金税方式試算(1):サラリーマン 全世帯に増税直撃」(毎日新聞) ◆2008/05/20 「年金税方式試算(2):自営業 月収50万円前後で差 年金生活者にも負担が」(毎日新聞) ◆2008/05/20 「年金税方式試算(3):納付実績の扱いで差 3パターン提示」(毎日新聞) ◆2008/05/20 「年金税方式試算(4)止:生活保護費、圧縮効果は限定的 消費行動変化の考慮なし」(毎日新聞) ◆2008/05/20 「10か所で一斉に「生活保護ホットライン」」(RKB) ◆2008/05/21 「生活保護世帯、過去最多 低い所得高い失業率反映」(琉球新報) ◆2008/05/21 「公務執行妨害・傷害:生活保護を巡り、富津市職員を殴る 容疑で男を逮捕 /千葉」(毎日新聞) ◆2008/05/21 「道路財源に「地方枠」を要望 国に対し知事会長(5/21)」(下野新聞) ◆2008/05/22 「通院移送費:削減撤回求め都内で集会」(毎日新聞) ◆2008/05/22 「鈴鹿市の介護タクシー過払い:市、10人処分 /三重」(毎日新聞) ◆2008/05/22 「障害者自立支援法:契約制度見直しを 8都県市が要望書」(毎日新聞) ◆2008/05/22 「借金:福祉課職員、生活保護受給者から 発覚まで返さず−−飯田市 /長野」(毎日新聞) ◆2008/05/22 「生活保護の通院費で厚労省 金額は問題にせず」(赤旗) ◆2008/05/23 「「医療費無料相談室」を開設−神奈川県保険医協会」(キャリアブレイン) ◆2008/05/23 「見直し迫られる社会保障費抑制路線 議論本格化」(朝日新聞) ◆2008/05/24 「生活保護関連訴訟の賠償金、収入として保護費から引く」(朝日新聞) ◆2008/05/24 「定時制・通信制高校:教科書・夜食の補助廃止へ 県教育局、検討 /埼玉」(毎日新聞) ◆2008/05/24 「赤ちゃんポスト 「10ヵ月で17人」どう見る 福祉専門家2氏に聞く」(中国新聞) ◆2008/05/25 「電車・バス通院者、不満…生活保護受給者」(読売新聞) ◆2008/05/25 「生活支援ホーム:元社員寮活用、低家賃の住居を NPOが来月、仙台に2カ所 /宮城」(毎日新聞) ◆2008/05/26 「「三丁目食堂」訴訟 ようやく経営者側の代理人が出廷」(BNN) ◆2008/05/27 「北九州市ホームレス自立支援推進協 孤立化防止が課題 障害者らの就職 困難な現状報告も」(西日本新聞) ◆2008/05/27 「行政ファイル:最低賃金アップを要望 /山形」(毎日新聞) ◆2008/05/27 「生活保護費着服:職員着服で引責、調布市長が減給−−10分の1・2カ月 /東京」() ◆2008/05/28 「社会保障費:「厚労」VS「財務」攻防激化 抑制方針、継続か撤回か」(毎日新聞) ◆2008/05/28 「110番・119番:生活保護費が入る預金通帳を預かった容疑で… /大阪」(毎日新聞) ◆2008/05/28 「生活保護:不正防止、正確な申請求める 受給者に冊子配布−−北九州市方針 /福岡」(毎日新聞) ◆2008/05/29 「知的障害児入所施設:「契約制度」適用…6割が低所得世帯」(毎日新聞) ◆2008/05/29 「値下げ1年「もう限界」 盛岡のタクシー業界」(岩手新聞) ◆2008/05/29 「青森労働局へ最低賃金改定を要請/県労連など」(陸奥新報) ◆2008/05/29 「少年犯罪:根絶へ保護者と対話 「家庭環境改善が鍵」−−鎌ケ谷署 /千葉」(毎日新聞) ◆2008/05/29 「鈴鹿市の介護タクシー過払い:市が防止策導入 明細と時間義務づけ /三重」(毎日新聞) ◆2008/05/29 「自民議員の社会保障番組攻撃 民医連など抗議文 国民の受診困難事例は事実」(赤旗) ◆2008/05/29 「西胆振の助産施設が3カ所に 新日鉄、日鋼両病院開設 低所得妊婦に対応」(北海道新聞) ◆2008/05/30 「アイヌ民族を数千人調査 北大・ウタリ協会が初 生活実態把握へ」(北海道新聞) ◆2008/05/30 「分権委1次勧告 地方政府実現へ踏み込め」(山陽新聞) ◆2008/05/30 「不況や高齢化背景に弘前市の生活保護増加」(陸奥新聞) ◆2008/05/30 「橋下知事、35人学級「廃止」を撤回 来年度も教員加配」(朝日新聞) ◆2008/05/30 「110番・119番:札幌・生活保護増額求め市職員に暴行 /北海道」(毎日新聞) ◆2008/05/30 「全労連東北:全国一律の最低賃金制度を要請 /秋田」(毎日新聞) ◆2008/05/30 「家庭ごみ袋 生活困窮世帯に無料配布 有料化で緩和措置 札幌市議会」(北海道新聞) ◆2008/05/30 「「一人暮らしで心配」高齢者の帰宅にパトカー頼む病院」(読売新聞) ◆2008/05/30 「中国残留孤児:語学交通費支給、県内は昨年度実績ゼロ 県周知不足に怒りの声 /兵庫」(毎日新聞) ◆2008/05/30 「高松市職員傷害:対応職員の頭に鉛筆、起訴事実認める−−初公判 /香川」(毎日新聞) ◆2008/05/30 「事件・事故:生活保護を不正受給容疑、徳島の夫婦逮捕 /徳島」(毎日新聞) ◆2008/05/30 「生活保護の事務放置で725万円過払い 川崎市の主査」(産経新聞) ◆2008/05/31 「08年度市町村当初予算0・3%増」(沖縄タイムス) >TOP ◆「二極化許さぬ」 大阪、京都でメーデー集会 http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200805010033.html 2008年05月01日 大阪では、連合系の集会が大阪市中央区の大阪城公園であり、約8万人(主催者発表)が参加した。川口清一・連合大阪会長は「派遣やパートが労働者の3分の1を超え、労働者間でも二極化が進んでいる。安全、安心、公正な社会の実現をめざそう」とあいさつ。最低賃金の大幅引き上げや労働者派遣法の見直し、ガソリンの暫定税率廃止などを求めるメーデー宣言を採択した。大阪府の橋下徹知事は欠席し、三輪和夫副知事がメッセージを代読した。 写真「がんばろう」と声を張り上げ、風船を飛ばす参加者ら=1日午前、大阪市中央区の大阪城公園、矢木隆晴撮影 同市北区の扇町公園であった全労連系の集会には約1万人(同)が集まった。「貧困と格差の拡大のストップ」などのほか、大阪府が進める財政再建案の抜本的な見直しなどを求め、市内をデモ行進した。 京都では、全労連系の京都総評が、京都市中京区の二条城前広場でメーデーを開催。約8千人(同)が参加した。生活保護問題対策全国会議代表幹事の尾藤広喜さんが登壇し、「日本は自己破産率が世界でも有数になっているが、非正規雇用が増えるなどして、雇用自体が十分にセーフティーネットの役割を果たしていないことなどが背景にある」と訴えた。 >TOP ◆虐待再発防止で親子をチェック 厚労省がリスト作成 '08/5/1 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200805010317.html 虐待により施設で保護された子どもが親元に戻ったとたん再び被害に遭う事例が後を絶たないことから、厚生労働省は一日までに、親の態度や子どもの反応など家庭復帰の適否を判断する際に確認すべき詳細なチェックリストを作成、全国の児童相談所に配布した。 四月施行の改正児童虐待防止法が、家庭に戻す際に再発防止策を講じるよう児童相談所に義務付けたことを受けた対応。 「子どもが親の前でおどおどしていないか」「親は感情を制御できているか」など二十項目について「はい」「ややはい」「ややいいえ」「いいえ」の四段階に分けて確認し、「はい」以外の項目がある場合は、解決の手だてを講じるまで家庭復帰させないよう指示した。 リストの項目は(1)これまでの経過(2)子どもの様子(3)保護者の様子(4)家庭環境(5)地域での支援態勢―の五つのカテゴリーに分類。 それぞれに確認の仕方や着眼点を明示。例えば、子どもが自宅に戻ることをどの程度望んでいるかを確認する項目では「子ども自身が、家のどこで、誰と寝るのかなど生活場面の具体的なイメージを持っているか」「保護者に言い含められていないか」など。 厚労省は「最低限押さえておくべき項目を整理した。判断する際には、日常的に子どもと接している施設職員や里親にも立ち会ってもらいたい」としている。 同省によると、児童養護施設から家に戻った後に虐待され死亡した子どもは二○○六年の一年間で計十三人(うち六人は無理心中)。同省は、いずれも児童相談所による保護者の指導や養育能力の評価などが不十分だったとみている。 >TOP ◆生活保護者には、医学的理由がある場合を除き、後発医薬品の使用を求める http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15833.html 厚生労働省がこのほど、各都道府県等の民生主管部長宛てに出した、「生活保護の医療扶助における後発医薬品に関する取扱いについて」の通知。 後発医薬品は、先発医薬品に比べ薬価が低くなっていることから、政府は、患者負担の軽減や医療保険財政の改善の観点から、使用促進を進めている。生活保護制度においても、「指定医療機関医療担当規程」の改正を行っているが、被保護者本人には、後発医薬品を選択するインセンティブが働きにくい状況であると明記した上で、被保護者に対して、医学的理由がある場合を除き、医療扶助における後発医薬品の取扱いを定めたとしている(P.1参照)。 資料には、基本原則や具体的な取組みが示されている(P.1〜3参照)。 具体的な取組みとしては、慢性疾患の患者等で継続して先発医薬品が使用されている者について、薬局により調剤の給付を受けている場合は、依頼文書(例)(P.4参照)を参考に、福祉事務所が薬局に対して、処方せんの写しの提出を依頼し、「処方医の署名や変更不可の記載がされているか」「後発医薬品の変更が可能かどうか」について確認を行うとしている(P.2参照)。 更新:2008/05/01 厚生政策情報センター >TOP ◆不当要求32件 職員10人けが 神戸市 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0000999086.shtml 暴力や脅迫行為を伴う市民から神戸市への要求行為、苦情が二〇〇七年、三十二件にのぼり、対応した職員十人がけがをしていたことが一日、市のまとめで分かった。市は、職員が負傷した事例はすべて警察に被害届を出した。市職員への暴力、脅迫行為について、具体的な数字が明らかになった。(藤原 学) 同市議二人が〇六年、あっせん収賄容疑などで逮捕されたことを受け、市は市議や市民らからの要望や意見、苦情を記録し、公開することを定めたコンプライアンス条例を制定。〇七年一月に施行した。その記録を分析し分かった。 条例施行後、一年間の記録総数は約三万八百件。うち市が「不当」と認定した要求は百六件あった。 不当な要求をしたとされる者の内訳は、市民が八十二件、法人・団体が二十四件。市議など公職者の不当な「口利き」はなかったという。内容は生活保護費の支給をめぐるものが三十一件と最多で、次いで、健康保険料の支払いなどが二十四件だった。 暴行や脅迫を伴う要求は三十二件で、十人の職員が負傷した。このうち、兵庫区役所では昨年一月、生活保護費の前倒し支給を要求し断られた市民が、六十代の嘱託職員をナイフで刺し、約二週間のけがを負わせた。 一方、同条例の運用状況をチェックするため、外部の有識者らでつくる「神戸市公正職務審査会」は、「(窓口職員の)マニュアルを暗記するような対応は改めるべき」「要望者が市議かどうかで対応に差が出るのはおかしい」との意見を出した。市議の要望についても「不当要求とまではいえないが、執拗(しつよう)なケースがあった」と指摘した。 (5/2 09:13) >TOP ◆17万人に生活浮揚策=格差是正で都市の活力維持−東京都 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008050200631 2008/05/02-16:23 東京都は、低所得者生活安定化プログラムと銘打ち、本格的な格差是正策に取り組み始めた。年収200万円以下の単身者などにさまざま形で手を差し伸べ、2008年度から3年間で計17万人の生活浮揚を図る。全国一律の制度としては生活保護があるが、そこに至らない所得層に狙いを定めたのが特徴だ。 主なメニューは、生活資金の無利子貸し付けや正規雇用に向けた職業訓練で、訓練中は返還不要の受講奨励金を月15万円支給する。住居がなくインターネットカフェなどで寝泊まりするネットカフェ難民への住宅資金貸し付けや、中学3年生や高校3年生の子供を抱える人に塾通いの費用を無利子で貸し付ける塾代融資も目玉の一つだ。 >TOP ◆最低賃金:「医療費払えず不安」 県労連組合員が1カ月間生活体験 /山口 http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080502ddlk35040710000c.html 医療費も払えず、不安だらけ−−。県労連はこのほど、最低賃金で1カ月間生活した場合の窮状を明らかにした。組合員に体験してもらった。 県の最低賃金は時給657円(昨年646円)。県労連は時給1000円への引き上げを目指し、03年から春闘時期に合わせて実施している。 体験したのは20〜50歳代の15人(男10人、女5人)で、2月の1カ月間、11万376円(時給657円で1日8時間・21日間分)で生活してもらった。税金や家賃、水道・光熱費、通信費など必要経費が53・5%にもなり、残りで食費や理容衛生費、医療費、衣服費などをまかなった。 その結果、やりくりできたのは4人。全員の平均支出額は13万1610円で2万1233円の赤字だった。体験者からは「こんな生活では将来に希望が持てない」などの意見が相次いだ。 県労連によると、県の生活保護基準は1人世帯(18歳)の場合、月13万2196円。最低賃金の場合は所得税や住民税、社会保険料が課せられるため可処分所得は生活保護世帯より月4万円近くも少ない。【長谷川隆】 毎日新聞 2008年5月2日 地方版 >TOP ◆【社説】憲法記念日に考える 『なぜ?』を大切に http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2008050302008501.html 2008年5月3日 日本国憲法の規範としての力が弱まっています。現実を前に思考停止に陥ることなく、六十年前、廃虚の中で先人が掲げた高い志を再確認しましょう。 昨年七月、北九州市で独り暮らしの男性が孤独死しているのが発見されました。部屋にあった日記に生活の苦しさがつづられ、最後のページには「おにぎりが食べたい」と書いてありました。 男性はタクシー運転手をしていましたが肝臓の病気で働けなくなり、四月まで生活保護を受けていました。病気が少しよくなり、福祉事務所の強い指導で保護を辞退したものの働けず、にぎり飯を買うカネさえなかったようです。 忘れられた公平、平等 全国各地から生活に困っていても保護を受けられない、保護辞退を強要された、などの知らせが後を絶ちません。憲法第二五条には「すべて国民は、健康で文化的な生活を営む権利を有する」とあるのにどうしたことでしょう。 国が抱える膨大な借金、将来の社会を支える若者の減少など、日本は難局に直面しています。しかし、最大の要因は弱者に対する視線の変化でしょう。 行き過ぎた市場主義、能力主義が「富める者はますます富み、貧しい者はなかなか浮かび上がれない」社会を到来させました。小泉政権以来の諸改革がそれを助長し、「公平」「平等」「相互扶助」という憲法の精神を忘れさせ、第二五条は規範としての意味が薄れました。 リストラでよみがえった会社の陰には職を失った労働者がたくさんいます。「現代の奴隷労働」とさえ言われる悪条件で働くことを余儀なくされた非正規雇用の労働者が、企業に大きな利益をもたらしています。 年収二百万円に満たず、ワーキングプアと称される労働者は一千万人を超えると言われます。 黙殺された違憲判決 安い賃金、不安定な雇用で住居費が払えず、インターネットカフェや漫画喫茶に寝泊まりしている人が、昨年夏の厚生労働省調査で五千四百人もいました。これは推計で実際はもっと多そうです。 憲法には第二五条のほかに「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う」(第二七条)という規定もあります。 「なのになぜ?」−ここにもそう問いたい現実があります。 「戦力は持たない」(第九条第二項)はずの国で、ミサイルを装備した巨船に漁船が衝突されて沈没しました。乗組員二人はいまだに行方が分かりません。「戦争はしない」(同条第一項)はずだった国の航空機がイラクに行き、武装した多国籍兵などを空輸しています。 市民の異議申し立てに対して、名古屋高裁は先月十七日の判決で「自衛隊のイラクでの活動は憲法違反」と断言しました。「国民には平和に生きる権利がある」との判断も示しました。 しかし、政府は判決を黙殺する構えで、自衛隊幹部の一人は人気お笑い芸人のセリフをまね「そんなのかんけえねえ」と言ってのけました。「判決は自衛隊の活動に影響を及ぼさない」と言いたかったのでしょうが、「憲法なんて関係ねえ」と聞こえました。 イラク派遣反対のビラを自衛隊官舎に配った東京都立川市の市民は住居侵入容疑で逮捕され、七十五日間も拘置されたすえに有罪とされました。団地の新聞受けにビラを静かに入れて回っただけなのに「他人の住居を侵し、私生活の平穏を害した」というのです。 ビラ配布は、組織、資力がなくても自分の見解を広く伝えることができる簡便な手段です。読みたくなければ捨てればいいだけでしょう。それが犯罪になるのなら憲法第二一条が保障する「表現の自由」は絵に描いたモチです。 これでは、民主主義にとって欠かせない自由な意見表明や討論が十分できません。 国民から集めた税金で職場にマッサージチェアを設置したり豪華旅行をするなど、「全体の奉仕者」(第一五条第二項)である公務員による私益優先のあれこれが次々明るみに出ました。 長い間に「主権在民」(前文)が無視されて、主権在官僚のようなシステムを組み上げられてしまったのです。 憲法は政府・公権力の勝手な振る舞いを抑え、私たちの自由と権利を守り幸福を実現する砦(とりで)です。 国民に砦を守る責任 憲法を尊重し擁護するのは公務員の義務(第九九条)です。国民には「自由と権利を不断の努力で保持する」責任(第一二条)、いわば砦を守る責任があります。 その責任を果たすために、一人ひとりが憲法と現実との関係に厳しく目を光らせ、「なぜ?」と問い続けたいものです。 >TOP ◆社説 憲法記念日(中) 生存権を確かにしたい http://www.shinmai.co.jp/news/20080503/KT080502ETI090005000022.htm 5月3日(土) 人も社会も元気がない。明るい将来を見通すことも難しい。生きにくい世の中になったという切実な声があちこちから聞かれるようになった。 働いても収入が低く、ぎりぎりの生活を強いられるワーキングプア(働く貧困層)や生活保護世帯が増えている。 医療や福祉など、暮らしのさまざまな場面で社会的弱者へのしわ寄せが強まるばかりだ。そんな人たちを支えるはずのセーフティーネット(安全網)もほころびを見せ始めている。 <政治は暮らしに冷淡> 憲法二五条。「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と定めている。生存権の保障である。今の社会は生存権が急速に心もとない状況に追いやられている。 政治は国民の悲痛な声に耳を傾けているだろうか。首をかしげざるを得ない。暮らしに思いを寄せる力が欠けている。 「国が借金まみれになったのは税金の使い方を間違ったからでしょう。政治家や官僚が無駄遣いの責任を心から感じていれば、母子家庭など社会的弱者にしわ寄せはこないはず」 北信地方で暮らしている30代の女性の言葉である。 小さな工場でパートとして働いている。従業員の8割近くがパートと派遣だ。働き始めて10年近くになるが、正社員への道はない。新しい職を探しても書類ではじかれてしまうことが多い。 年収は多いときで180万円ほど。仕事がなく、100万円ほどのときもあった。小学生の娘は病気がちで、医療費もかかる。毎月、クレジットカードでお金を借りて、生活費の穴埋めをしている。国民健康保険料を払うのがやっとで、国民年金の保険料を支払う余裕はまったくない。 <深刻化する格差> 「その日を生きるので精いっぱい。憲法二五条なんて夢のような話」とつぶやいた。 国税庁が昨年秋にまとめた民間給与の実態調査によると、2006年の年収が200万円を下回った人は21年ぶりに1000万人を超えた。02年は850万人余だったから、わずか4年間で20%も増えたことになる。 100万の大台を突破した生活保護世帯も危機的だ。政府は、老齢加算と母子加算の廃止を決めた。さらに保護水準の引き下げにも手を付けかねない状況である。 先進諸国の中では最も低い水準の最低賃金も大きな問題だ。大企業は潤い、中小企業は苦しいまま−。経済の格差がそのまま暮らしの格差となり、企業や社会の活力を失う結果を招いている。 主な原因は小泉政権が進めた構造改革路線である。安倍政権も踏襲して傷口を広げた。暮らし重視を訴える福田政権も格差については無策に近い。 競争と効率ばかりが重視された結果、痛みに耐えきれず、多くの人が脱落していった。その矛盾が格差という亀裂を生んだのだ。 社会に広がったこの亀裂は、人と人とのつながりを分断し、孤立化させている。ネットカフェ難民や路上生活者が増えていることばかりでなく、9年連続で年間自殺者が3万人を超えていることがその深刻さを物語っている。 ここで確認しておきたいことがある。生存権は、連合国軍総司令部(GHQ)ではなく、当時、貧困問題の解消に取り組んだ日本の国会議員や在野の研究者らの熱意と努力が実らせたということだ。忘れてはならない。 敗戦後の社会とは違うけれど、時代が変わろうとも、生存権は守り通さなくてはならない。今、求められるのは、生存権を確かなものにすることである。そのためにはどうしたらいいか−。 <異議を申し立てよう> 二五条第二項を思い起こしたい。国に対し、生存権の具体化について努力する義務を課している。政府、与党はそのことを肝に銘じるべきだ。 そして、私たち国民は政府の怠慢に、さまざまな手段で異議を申し立てることを考えたい。 近年、生活保護の老齢加算、母子加算の廃止や減額は、最低限度の生活を保障した憲法に違反するとして、取り消しを求める提訴が相次いでいる。食べて寝るだけが人間なのか、という重い問いを投げかけている。 昨年の参院選でも、先日の衆院山口2区補選でも、与党が負けたのは、年金や新医療制度など生存権に直結する課題を政府、与党が軽視した結果である。 暮らしを守るために国民は立ち上がり始めた。とはいっても、この動きは赤子のように、まだよちよち歩きの状態だ。 生存権に魂を吹き込むには、他者の苦しみに共感する力が必要になる。無関心のままでは異議申し立ても力を発揮しない。共感を連帯へと育てられたら国を動かす大きな力になるだろう。 生存権を守るため、国民の側から取り組みを強めていきたい。 >TOP ◆110番・119番:生活保護費の詐取容疑で政治団体会長を逮捕 /大阪 http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080503ddlk27040636000c.html 府警警備部と城東署は2日、門真市から生活保護費約80万円を詐取したとして、守口市金田町1、政治団体会長、冨高治和容疑者(40)を詐欺容疑で逮捕した。 調べでは、冨高容疑者は門真市に居住していた06年8月〜07年2月、現場作業員などとして就労し、約680万円の収入を得ていたが、過少申告して、生活保護費を不正受給した疑い。 毎日新聞 2008年5月3日 地方版 >TOP ◆社説(2008年5月4日朝刊) [憲法を考える(下)] http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20080504.html 貧困と格差が尊厳奪う 憲法は今、自分の無力を嘆き悲しんで泣いているのではないか。そう思わせるような暗たんとしたニュースがこの数年、目立って増えた。 北九州市で二〇〇六年五月、独り暮らしの男性(56)が職を失って生活に窮し、電気、水道、ガスのライフラインを止められ、生活保護も受けられずに死んだ。 同じ北九州市で〇七年七月、生活保護を受給していた独り暮らしの男性(52)が生活保護を「辞退」したあとしばらくして飢餓状態で死んだ。「オニギリ食べたい」という言葉を日記に書き残して。 山形市で〇八年四月、五十八歳の無職の男性と八十七歳になる母親が死んだ。無理心中だとみられている。 後期高齢者医療制度(長寿医療制度)がスタートしたことで男性は「母親の年金から保険料が天引きになって生活が大変」だと周囲に漏らしていたという。実は母親の保険料は激変緩和措置で九月までは年金から天引きされない。男性は母親が免除対象になっていたことを知らずに無理心中を図った可能性があるという。 低所得者ほど実質的負担が高くなるという「負担の逆進性」が強まっている。 県内で生活保護を受けている人は〇五年から三年連続で過去最多を記録した。 国民健康保険料の長期滞納で保険証が使えなくなり、医療を受けたくても受けられない人たちが全国的に増えている。 貧困と格差の広がりが社会全体をむしばみ、人間としての尊厳まで奪いつつある。 憲法第二五条は「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と定めている。生存権を保障したこの規定は今、かつてない深刻な試練に立たされている。 〇六年四月、生活保護の老齢加算が廃止され、〇七年四月には母子世帯の母子加算も見直された。低所得者の生活費よりも高いとの理由で厚生労働省は生活保護費の引き下げを検討している。 受給対象者の増加が国や地方自治体の財政を圧迫しているのは確かだ。だが、ない袖は振れないと保護水準を切り下げたり、生活保護を受けたくても受けられないケースが多発している現状は、生活に困っている人たちの「最後の命綱」を奪いかねない。 労働、教育、医療などの分野で今、起きているのは「負の悪循環」というほかないような事態である。 昔の「貧乏」と今の「貧困」は、どこかが違うような気がする。その違いをうまく言い表すことはできないが、昔の「貧乏」には「ぼろは着てても心は錦」のような未来への可能性と希望が満ちあふれていたのではないか。 希望の持てない社会は、相互の紐帯が弱まり、不安定なバラバラの社会になる可能性がある。 「すべて国民は、個人として尊重される」。前段で個人の尊重をうたった憲法第一三条は、後段で幸福追求に対する国民の権利について「国政の上で最大の尊重を必要とする」と規定している。 >TOP ◆発信箱:火に油を注ぐ=野沢和弘 http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20080504ddm002070087000c.html こういうのを火に油を注ぐというのかもしれないが、批判を承知で言いたい。ガソリン1リットル25円の暫定税率復活はそんなに騒ぐことか。 ガソリンが値下げになった。1カ月間だけであることは分かっていた。それで消費者が混乱した? 混乱の中で廃業した給油所もあるというが、この10年間、毎年1000カ所以上のスタンドが廃業し続けている現実も見なければ公平を失するだろう。 <政治に振り回される庶民>という表層的なとらえ方では、この問題の深刻で重要な本質に迫れない。 少子高齢化の進展で社会保障費は毎年9200億円ずつ増える。このままでは国がつぶれる。それで毎年2200億円を削ることが政府の至上命令になっている。必要な介護サービスがなかなか受けられないのも、障害者が自己負担を強いられるのも、生活保護費がカットされるのもそのためだ。悪評高い後期高齢者医療制度もそうだ。このままでは医療保険そのものが破綻(はたん)すると言って小泉政権が決めたことではなかったか。 もはや毎年2200億円を削るという前提が間違っている。乾いたぞうきんを切り刻んでも一滴も出ない。消費税について本気で考えないと手遅れになると思う。そうでなければ10年で59兆円を投じる道路計画を見直し、道路特定財源の一般財源化を完全実施するしかないではないか。 介護や医療を受けられず生命を脅かされている老人は日本中にいる。それはあなたの親かもしれない。近い将来のあなた自身かもしれない。25円の税金に騒いでいる場合じゃない。(夕刊編集部) 毎日新聞 2008年5月4日 東京朝刊 >TOP ◆「ホームレス予防」で相談スペース開設へ/東京のNPOが川崎区で * 2008/05/04 http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiimay080546/ 失業や借金などで生計困難に陥った人がホームレス(野宿生活者)状態になる前に問題解決の糸口をつかむための相談スペースを、特定非営利活動法人(NPO法人)が川崎市川崎区内に開設する準備を進めている。複雑多岐にわたる問題の窓口を一元化して当事者の負担を軽減するのが特長で、「ホームレス予防」を目指すという。 無料の相談スペース「川崎ドロップインセンター」(仮称)の準備を進めているのは、首都圏の一都四県で高齢傷病者施設や自立支援センターなどを運営するNPO法人「エスエスエス」(東京都台東区)。川崎区内で六月中の開設を目指している。 市内でも十五カ所の宿泊施設を開いているほか川崎駅周辺でホームレスの巡回相談を行っており、福祉事務所や医療機関などとの連携が見込めると判断したという。 菱田貴大理事は「実際に相談に乗っていると『もう一日早く相談してもらえれば』というケースが少なくない」と、「ホームレス予防」の意義を説明する。 当事者の抱える問題を解決するために、債務処理やアルコール依存からの脱却といった生活面、住居や医療の相談に乗るほか、求人情報や就労セミナーも案内する。ケースに応じて福祉事務所やハローワーク、法的窓口などを紹介し、継続的フォローも検討。社会福祉士など有資格者や実務経験者らが橋渡し役を担うという。 二〇〇六年に千葉市内で開設しており、川崎は二カ所目。同法人によると、千葉では毎月平均二十三件の相談があり、大半が住居問題。五十〜六十代が半数を占めるが、三十〜四十代も二割近くに達している。病気や障害のために就労困難で賃貸住宅や寮を立ち退く寸前の人や、親類宅に身を寄せているために生活保護を受けられない人などさまざまという。 川崎市地域福祉課ホームレス施策担当は「生活に困り果てた人がホームレス状態に陥ることなく、再チャレンジできる機会ができることは大きな意味がある」と話している。問い合わせは、同法人神奈川支部フリーダイヤル0120(776)799。 >TOP ◆こどもの日に 格差の付けを回すな http://www.shinmai.co.jp/news/20080505/KT080502ETI090017000022.htm 5月5日(月) この春新しい学校に入った子どもたちにとって、大型連休はひと息つけるときだ。慌ただしく過ぎた一カ月を思い返す、そんな時間でもあるだろう。 元気に学校へ通っているだろうか、と気にかかる生徒がいる。 千葉の県立高校で、入学金の未納を理由に入学式への出席を許されなかった2人の新入生だ。 学校側の対応を批判すれば済む話ではない。かねて授業料の滞納に苦慮していたと聞く。保護者の自覚を問う声もある。 それでも、と思う。保護者の経済問題は子どもの落ち度ではない。門出の日に、子どもに責めを負わせる以外、策はなかったのか、との思いが消えない。 <学ぶ機会を奪われる> 沖縄の作家、目(め)取(どる)真(ま)俊さんは1993年から10年間、沖縄の高校で教師をしていた。いまも目に焼きついている光景があるという。 失業率が全国の2倍近くに達する沖縄で、授業料の滞納は早くから高校現場の悩みだった。卒業前に全額を納めないと、生徒を卒業延期にする場合もあった。 授業料を納める期限の日。担任していた3年生のクラスに、まだ払いきれない生徒がいた。母親が家計を支える家庭だった。 受付は午後5時まで。4時半ころ、母親から電話で連絡があった。玄関前に立って待っていると、校門から入ってきた車を降りた母親は必死で階段を駆け上がり、わき目もふらずドアを開け事務室に走った。4時55分。 10年間の教師生活は、親の失業などで学校を辞めたり進学をあきらめる生徒を見る繰り返しだったという。「『格差社会』という言葉が流(は)行(や)っているが、その言葉が現実の重さをどれだけ伝えているか」。目取真さんは著書「沖縄 地を読む 時を見る」に書く。 この状況はいまや全国で珍しくない。授業料や入学金の滞納は2006年度だけで延べ8000人、その額は4億円を超える。 授業料の減免や奨学金の制度はあっても、それで救済されるのは必要とする生徒の一部だ。 義務教育でないため、退学処分となる事例も出ている。中には「払えるのに払わない」保護者がいるという。 だが、そこにとらわれていると、大事なところを見誤る。「払わない」のでなく「払えない」保護者の現実にこそ目を向けるべきだ。その結果、子どもが学ぶ場から排除されている。 <権利の担い手として> 連休前、長野と松本の駅頭に、病気や自殺で親を失った遺児らが募金箱を手に立つ姿があった。あしなが育英会の学生募金だ。 育英会の調査では、遺児母子家庭の平均年収は06年、137万円に落ち込んだ。進学を断念する遺児が相次いでいる。 街頭募金には多くの見知らぬ人から善意が寄せられる。一方で、遺児たちに「母子家庭は貧乏でも仕方ない」「自分で働いて定時制の高校へ行け」といった言葉を投げつける人もいる。 日本では、子どもは親に保護される対象−という考え方が根強い。子を持つ親の経済的、倫理的な重圧は相当なものだ。 だが、子どもは本来、自分らしく育つ権利がある。その人権は社会全体で守られるべきものだ。 世界人権宣言を源流に、89年に国連で採択された「子どもの権利条約」は、18歳未満の一人一人を、権利の担い手と位置付けている。日本は94年に批准した。この10年余り、「学ぶ」こと一つを取っても、子どもの権利が尊重されてきたとは言い難い。 社会のひずみを一身に負いながら、学ぶ機会さえ与えられない子どもたちがいる。 <おとな社会の責任> 児童養護施設にはいま、親の失業や離婚、虐待などで家庭での養育が困難な子どもが多く暮らしている。その事情は複雑だ。親が行方知れずだったり、日常的に暴力を振るわれてきた子もいる。 長野県内のある施設に暮らす男の子はこの春、県立高校の入試と再募集に落ち、最後の追加募集も不合格になった。 子どもが抱える心の傷は、理解されないと「情緒不安定」や「学習意欲の欠如」とみなされがちだ。施設長は入試の面接でそれが響いたのではないかと感じている。 中学を出て働ける先は限られる。貧困の連鎖から抜け出すのは難しいだろう。施設長は「心と体がしっかりする18歳まで、学びの場に置きたい」と言う。 日本の教育予算はほかの先進国に比べて少ない。高等教育の無償化は世界の流れでもある。日本でも野党が高校授業料を無償化する法案を今国会に提出している。 授業料を払えない生徒への具体的な救済策と、同時に、親の経済格差をなくしていく失業対策や雇用環境の改善など、すぐに取り組むべき課題がある。 親が苦境にあっても、子どもが希望を失わず学べる環境を整えていきたい。それは、この社会を構成するおとな一人一人の責任だ。 >TOP ◆採用の年齢制限撤廃・・・北九州 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20080504-OYT8T00613.htm 北九州市人事委員会は上級職員の採用について、今年度から年齢制限を撤廃する。これまでの上限は35歳(4月1日の任用時点での年齢)だったが、59歳(同)まで引き上げる。民間企業などからの転職希望者が対象で、「社会経験が豊富な層のU・Iターンを促し、市の人口増、活性化につなげたい」(人事委事務局)との狙いがある。市によると、年齢制限の撤廃は政令市では大阪府堺市に次いで2例目。(興膳邦央) 採用枠は20人。民間企業などでの勤務経験が、通算5年以上あることなどを応募の条件としている。 また、このほかに「アジア経済交流」「社会福祉」の2分野に特化した採用枠を新設。「アジア経済交流」枠は地場企業の海外展開などを後方支援できる即戦力を募り、今年度は中国語が堪能な人材を求人する。「社会福祉」枠は生活保護未受給者の孤独死が相次いだ問題、少子高齢化の進展を受けて設けられ、採用者はケースワーカーなど福祉の専門職として登用する。採用はいずれも若干名。 企業の業績好調による就職の売り手市場が続き、学生の「公務員離れ」が進んでいることも制度改革の背景にある。市人事委事務局によると、上級職員への応募者は2003年度の3695人をピークに減少の一途をたどり、昨年度は1808人とピーク時のほぼ半数に落ち込んだ。同局は「求人の幅を広げることで優秀な人材を確保したい」と話している。 応募は12日から23日まで受け付ける。問い合わせは同局任用課(093・582・3041)へ。 (2008年5月5日 読売新聞) >TOP ◆そこにある憲法:/5 解決できない住民 /京都 http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080505ddlk26040325000c.html ◇議会へ請願、活路開く 「困ったことになってるんや」。上京区社会福祉協議会長の高瀬博章さん(84)は昨年初め、区役所であった地域の会合で、知人から気になる話を聞いた。国が仮出所者を収容する「自立更生促進センター」を京都御所の近くに計画。周辺住民が不安を訴えているというのだ。 センターは京都御苑の北西約80メートルの京都保護観察所に建設し、仮出所した人に社会復帰プログラムを施す計画。これに対し、地元住民の間では署名活動など反対運動が起きた。 観察所周辺には保育所、小中学校など教育施設が密集する。高瀬さんは立地条件などから「国は再検討した方がいいのでは」と考え、住民を支援することを決めた。 「市議会に請願書を出すしかない」。そこで高瀬さんが思い付いたのが、以前にも別件で試みたことがある「請願」だった。この手法は、行政や議会が市民生活の現場にある問題を把握するきっかけになるし、要望を具体的に伝えることができ、問題の改善にも役立つ。 高瀬さんは区内全域の自治組織の同意や市議の協力を取り付け、昨年9月、計画見直しを求める意見書を国へ提出するよう市議会に請願。翌10月、全会一致で採択された。 計画は今も当初のままだが、その後、国が地元にしっかり説明しようとする姿勢が現れたという。高瀬さんは「住民が解決できない問題について、意見を一つにまとめるのに請願は非常にいい」と振り返る。 京都市議会が07年度までの過去5年間に受けた請願は1844件。しかし、採択されたのは41件しかない。残りは不採択か審議未了。市が対応済みだったり、法的に問題がなく対処できないケースが多いためだ。 それでも、マンション建設計画では、高さ規制などに触れなくても、景観保護のため改善指導を請願するケースがある。ある市議は「住民の不満に対する“ガス抜き”の意味もある。審議することが大事だ」と説明する。【朝日弘行】=つづく ============== ◆憲法第16条 何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令または規則の制定、廃止または改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。 毎日新聞 2008年5月5日 地方版 >TOP ◆犯罪被害者サポートセンター開設 05/07 12:02 http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/009369.html 犯罪被害者の総合的な支援をするためのサポートセンターがきょう、開設されました。 運営はNPOに委託されます。 きょう午前10時に開設された、「福岡犯罪被害者総合サポートセンター」は犯罪被害者の総合的な支援を行うことを目的に、福岡県と福岡市と北九州市が設置したものです。 運営は被害者への支援活動を8年前から行っている、NPO、「福岡犯罪被害者支援センター」に委託されています。 福岡県では弁護士会や警察などへの犯罪被害者に関する、相談が年々増えています。 きょう開設されたセンターでは、弁護士や医師が電話相談に応じるほか、病院や裁判所への同行、また、生活保護やDVなど、それぞれの問題について、専門機関を紹介します。 相談は、ごらんの電話番号で受け付けています。 >TOP ■殺人未遂:弟刺した容疑で兄逮捕 警視庁 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080508k0000m040159000c.html 7日午後7時ごろ、東京都渋谷区広尾5の都営アパートの無職女性(62)から「息子が弟を刺した」と110番があった。警視庁渋谷署員が駆け付けたところ、次男(31)が脇腹と背中を刺され重傷を負っていた。長男の無職、古谷弘毅容疑者(34)が「刺した」と認めたため殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。 調べでは、女性は次男と2人で住んでいたが今月1日、古谷容疑者が同居してきた。次男が「生活が苦しい。出ていってほしい」と言ったところ激高し、果物ナイフ(刃渡り約13センチ)で襲いかかったという。女性と次男は病気がちで仕事ができず、生活保護を受け暮らしていた。【佐々木洋】 毎日新聞 2008年5月8日 1時47分 >TOP ■自殺防止:NPO、救出後の状況まとめ 「財政的な支援必要」 /福井 http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080508ddlk18040495000c.html 坂井市の東尋坊で自殺防止パトロールに取り組むNPO「心に響く文集・編集局」(茂幸雄理事長)は7日、これまでに救出した自殺志願者135人(先月26日現在)の性別や出身地、救出後の支援状況などをまとめた。 それによると、内訳は男性が73人、女性は62人。年代では30代が最も多く30人で、50代28人、20代25人と続く。出身地別では県内出身者が30人。以下、大阪府18人、石川県15人、愛知県12人など。 また月別で見ると、6月が21人と最も多かったのに対し、1月は3人、2月は4人だった。救出後の支援(複数対応)は生活保護の依頼21件、住居・生活費支援27件、就職あっせんは20件あった。 茂理事長は「自殺志願者には特に財政的な支援が必要なことが浮き彫りになった。今後は福祉関係機関との連携や昼夜を問わない相談態勢の構築が課題だ」と話している。【大久保陽一】 毎日新聞 2008年5月8日 地方版 >TOP ■後期高齢者医療制度:誤徴収は16市町448件 相談6万件超、反発根強く /北海道 http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20080509ddlk01010260000c.html 道は8日、4月にスタートした後期高齢者医療制度で4月末現在、保険料の誤徴収などのミスが16市町448件に上ると発表した。9月まで保険料が免除される被用者保険の被扶養者から誤って徴収したケースが262件と最も多く、保険料の過小算定72件▽生活保護者からの誤徴収63件▽保険料の過大算定51件と続いた。 保険証が対象者に届かない問題では、転居先不明など現住所が分からないケースが26市町172件、保険証が自治体に返送されたケースが11市町84件あった。破棄や紛失などで再交付の手続きをとったケースは158市町村8171件に上った。 4月28日までに市町村や運営主体の北海道後期高齢者医療広域連合などに寄せられた相談は計6万6991件。「制度が複雑で分かりづらい」「年金からの保険料天引きに同意していない」などの苦情も多く、新制度への反発の根強さを示した。【高山純二】 毎日新聞 2008年5月9日 地方版 >TOP ■導入から1カ月、後期高齢者医療制度 関係機関に寄せられた"苦情"は6万件超 http://www.bnn-s.com/news/08/05/080509151738.html 05月09日(金) 15時15分 文:東 道内の保険料算定ミスと誤徴収は448件。 4月から始まった後期高齢者医療制度に対する不平不満が噴出している。 後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者と64歳から74歳までの重い障害のある人を対象にした新たな制度。制度導入前は保険料を支払わなくても済んだ被扶養者にも保険料の負担が生じた。 厚生労働省は65歳から74歳までを「前期高齢者」、75歳以上を「後期高齢者」と分類している。制度の名称が終末をも連想させかねないなどと批判されたため、政府は通称を「長寿医療制度」としたが、いまなお"現代の姥捨て山"とも呼ばれ、悪評は払拭されていない。 こうした中、道は8日、後期高齢者医療制度の導入から1カ月を経た4月30日現在の実施状況を発表した。 道内の被保険者証は61万6,181枚。1人当たりの平均保険料は7万3,876円(保険料決定時)で、所得の9.63%を占める。 被保険者に送られた被保険者証は、ダイレクトメールと勘違いするなどして破棄したり、紛失して再交付したものが8,171件(158市町村)に達し、広報不足による混乱が明らかとなった。 市町村や北海道後期高齢者医療広域連合、道に寄せられた相談は6万6,991件に上った。「制度が複雑でわかりづらい」「年金問題が解決していない中で、勝手に年金から天引きされることに納得いかない」「説明会に行けない人全員に対して、町が説明に来るような親切さがあって当たり前」などの苦情も寄せられた。 道が道内180市町村に対し、保険料の算定ミスなどの調査を行った結果、過小算定は4市4町の72件(45万3,000円)。過大算定は2市1町の51件(17万7,300円)。制度の対象外である生活保護受給者であるにもかかわらず、リストから除外せずに天引きをするなどの誤徴収は、3市4町で325件(181万2,400件)あった。 道国民健康保険課では、こうしたミスを「各自治体のチェック体制の不備」としている。 後期高齢者医療における自己負担分以外の医療費となる給付費の財源は、国・都道府県・市区町村が公費で5割(4:1:1)を負担するほか、後期高齢者の保険料で1割、74歳までの"現役世代"の保険料(後期高齢者支援金)で4割を支える。 後期高齢者医療制度に関しては、保険料を天引きされた高齢者の不満や怒りが幾度も報じられているが、実際には制度自体が極めて特殊であり、従来の保険制度とは一線を画している。 1961年4月、国民健康保険法が全面施行し、日本の医療保険制度は「皆保険」となり、すべての国民は公的医療保険への加入を義務づけられた。国民は保険者が社会保険庁である「政府管掌健康保険」、保険者が市区町村である「国民健康保険」など、いずれかの保険に加入している。 これらの保険は、給付費が高く想定される高齢者から比較的低く見込まれる若年者までの幅広い層が加入することでリスク分散が図られてきた。 ところが、後期高齢者医療制度は、多額の医療費が必要となる75歳以上、あるいは前述した重度の障害を持つ人だけが加入しているため、必然的にリスクは高くなる。高齢者の医療費は現在11兆円だが、団塊世代が75歳となる25年度には25兆円に達するため、2年ごとに見直すことが決まっている後期高齢者の保険料負担が将来増大することは避けられない。 このように国民のリスクが高いこととは裏腹に、運営主体のリスクは"見事"に回避されている。 後期高齢者医療制度の運営主体は、都道府県ごとに全市町村が加入する広域連合。北海道では昨年3月、180市町村が加入する北海道後期高齢者医療広域連合が設立された。それでも広域連合は、あくまでも運営主体にすぎず、財政責任を負う保険者ではない。 被保険者の保険料は一部を除いて年金から天引きされるため、広域連合に加入する自治体は、国保のような繁雑な徴収事務や人的負担(一部が広域連合に出向)がない。 このいびつな制度のしわ寄せを後期高齢者とその予備軍が被る以上、"姥捨て山の蔑称"は広く流布されることになるだろう。 >TOP ■着服:免職の生活保護担当元職員、受給者の保険金で「借金返済」−−人吉 /熊本 http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080509ddlk43040415000c.html 人吉市は8日、生活保護受給者のケースワーカーだった元男性職員(49)が、60代の男性受給者に支払われた交通事故の損害保険金約71万円を着服していたと発表した。元職員は、借金していたヤミ金融業者に、市の生活保護受給者286人全員の名簿を渡したとして市が2月に懲戒免職としている。 市によると、受給者の男性は06年10月に交通事故で負傷し、銀行口座に07年8月、事故相手の損害保険会社から慰謝料として71万4000万円が振り込まれた。生活保護法で慰謝料は「臨時収入」とみなされ、市に返納しなければならない。男性の担当だった元職員は「代わりに市に返還する」と言って現金を受け取り、着服した。 3月に男性の友人が市に問い合わせ、発覚した。元職員は「借金返済に充てた」と話しているという。すでに全額を市に返還しているため、刑事告発は見送る方針。 名簿を横流しした問題では、市は3月に、元職員を地方公務員法(守秘義務)違反容疑で人吉署に告発している。 田中信孝市長は責任を取って、市長ら3役の給与減額を求める議案を6月議会に提案する方針を明らかにした。また、同日付で当時の福祉課長(53)を戒告の懲戒処分とした。【高橋克哉】 毎日新聞 2008年5月9日 地方版 >TOP ■冊子:知られざる情報満載「一目でわかる福井のすがた」−−県が発行 /福井 http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080509ddlk18040453000c.html ◇女性の就業率や社長輩出数、日本一 「女性の就業率」や「人口10万人あたりの社長輩出数」など日本一の数々−−。実はこれら以外にも福井が日本一になっているものが数多くある。県がこのほど発行した冊子「平成20年版 一目でわかる福井のすがた」には、こんな知られざる情報が満載だ。 冊子では、主に04〜06年の▽人口▽自然環境▽経済基盤▽教育−−など12分野計105項目について、各種全国統計調査の結果と、47都道府県の順位が表・グラフ付きで記されている。 このうち、福井県が1位になっている指標は、「1000世帯あたりの携帯電話の所有数量」(04年)の2061台▽「生命保険現在高」(04年)の540万2000円▽「人口1万人あたりの全事業所数」(06年)の590・7事業所。県政策統計課はそれぞれの指標について、「福井は世帯人員が多いので、携帯所有率も比例して高くなる」「貯蓄が好きで、金銭には現実的な県民性の表れ」「中小企業が乱立している現状がわかる」−−と分析する。 このほか、人口100万人あたりの図書館数(05年)も49・9館で全国3位。事業所における「正社員・正職員の割合」(06年)も69・0%で全国2位と高順位だった。 一方、最下位だったのは、生活保護申請件数(05年度)の年間増加率を示す指数127・8。1位の鹿児島の268・7とは倍以上の差がある。同課は「この項目については、まだ分析していない」と話している。【大久保陽一】 毎日新聞 2008年5月9日 地方版 >TOP ■そこにある憲法:/8 縮小する生活保護費 /京都 http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080509ddlk26040640000c.html ◇憤りや新たな不安 「食べるだけで、服も年に一度買えるかどうか。生活保護では命を維持するだけで精いっぱいなんです」 下京区の無職、徳重光雄さん(73)は持病のてんかんが悪化して働けなくなり、6年前から生活保護を受給する。障害加算は上乗せされているが、月13万8千円の半分は光熱費と家賃。「育ててくれた義理の母の葬式も出られなかった。老齢加算で少しは楽になると思っていたのに」と肩を落とす。 徳重さんが期待した「老齢加算」。70歳以上の受給者に上乗せされていたが、06年度に廃止された。09年度には15歳以下の子供を持つ一人親家族への母子加算もなくなる。 南区の無職女性(62)は事務員だった23歳の時、仕事が原因で肩や首に障害を負った。その後もうつ病や甲状腺機能の異常を抱え、約15年前から生活保護を受給。歩行障害のため複数の病院にタクシーで通う。だが、厚生労働省は7月にも生活保護世帯への通院交通費を原則廃止することを通知。新たな不安が生まれた。 受給者に共通するのは「弱者は死ねということなのか」という憤り。こうした廃止措置を憲法第25条で保障された「生存権」に反するとして、裁判で争うケースも出てきた。 厚労省は、保護世帯の受給額が低所得世帯の消費支出額を上回ったことを廃止措置の主な理由としている。だが、憲法が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」を考慮した気配はうかがえない。 貧困問題研究の第一人者、金澤誠一・佛教大社会学部教授は、健康で文化的な生活の基準として▽人前に出て恥をかかないでいられるか▽社会生活に参加しているか−−などを列挙。府民約500人に対する調査で、そうした生活には、現行の生活保護基準(約12万円)を上回る月約15万円(府内の若年単身1人世帯)が必要で、税金や保険料を含めると19万8000円になると算定した。 金澤教授は「国は、一般世帯との比較ではなく、健康で文化的な生活とは何かをまず検証する必要がある」と指摘する。【谷田朋美】=つづく ============== ◆憲法第25条1項 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 毎日新聞 2008年5月9日 地方版 >TOP ■諫早の生活保護費詐取:懲役1年4月判決−−地裁 /長崎 http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20080509ddlk42040750000c.html 収入があったのに「ない」などと虚偽の申告書を出して生活保護費をだまし取ったなどとして、詐欺罪に問われた諫早市永昌町、無職、藤木繁被告(54)の判決公判が8日、長崎地裁であった。上原恵美子裁判官は「生活保護制度の趣旨を無視する悪質な行為」と指摘し、懲役1年4月(求刑・同2年)を言い渡した。 判決によると、藤木被告は07年1月と3月の2回にわたり、故意に自動車と衝突。知人の建設会社社長、森保幸生被告(59)=詐欺罪で公判中=と共謀して、保険会社に事故のために会社を欠勤したという虚偽の報告をして自動車保険の休業損害補償費計約120万円を詐取。 さらに同補償費を受給したことで収入があったにもかかわらず、諫早市福祉事務所に対し、「収入がない」という虚偽の申告書を提出して、生活保護費4カ月分計約40万円をだまし取った。 保険会社からだまし取った約120万円を藤木被告と森保被告は分け合っていた。 〔長崎版〕 毎日新聞 2008年5月9日 地方版 >TOP ■那覇市、ホームレスの支援強化へ 巡回指導員配置2008年5月10日 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-131946-storytopic-5.html 那覇市内のホームレスの実態を把握して支援を充実させようと、市は4月から福祉政策課内に初めてホームレス巡回指導員を1人配置し、実態調査や支援活動を進めている。国が実施した調査によると、市内のホームレスは年々増加傾向。さらに昨年、市では指定業者以外の人が資源ごみの収集や運搬をすることを禁じた条例を制定、ホームレスの収入源ともなっていた空き缶収集が規制されたこともあり、支援の在り方が課題となっている。 厚生労働省が実施した黙視調査によると、2007年1月の県内のホームレス数は167人で、うち那覇市内は75人。08年1月は県内200人で、市内は112人と、いずれも増加傾向にある。 市は本年度、約300万円の予算を確保し、実態調査を中心に、支援団体と連携した生活保護への移行や健康診断などの支援に着手した。 ホームレス指導員は市内の公園など、ホームレスの居住地域を実情に詳しい支援団体などとともに回り、実態調査票に基づいて状況を把握。生活の拠点や形態、野宿の理由のほか、就業の意思や健康状態などの聞き取り調査をしている。就業の意思がある人に対しては、ハローワークに同行するなどして、自立に向けた手助けを行う。 ホームレス巡回指導員の伊志嶺勉さんは「話をしてくれる人もいれば、そうでない人もいる。1回限りの調査ではなく、定期的に訪問をして支援をしていきたい」と、継続的な支援の必要性を強調している。 長年、夜回りや炊き出しなど、ホームレス支援活動に従事してきた市民団体「結ぶ会」は、生活保護を受給するための一時的な保護の場として、市内の家屋を買い取り、ホームレスを受け入れている。 代表の嶺井妙美さんは「失業するなどして、家族に縁のない人たちがほとんど。最近は県外の人や女性のホームレスも多い」と指摘。調査で判明した数以上のホームレスが実際は存在していると強調した。さらに「空き缶収集が生活の糧になっていた。収入源が断たれ、食べられないことで、犯罪などにもつながってしまう恐れがある。那覇市にとどまらず、ホームレスは拡散している」として、全県的な取り組み体制の確立や市民団体の活動支援を要望した。 >TOP ■民生委員 欠員5000人 業務難しく「敬遠」増加 2008/05/10 09:35 http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20080510000111 地域福祉の世話役として、援助が必要な住民と行政をつなぐ民生委員が不足し、2007年度は定員約23万人に対し昨年12月時点で約5000人の欠員が出ていることが9日、分かった。欠員は04年度末に比べ1・6倍の急増。1人暮らしのお年寄りが増えたり近所付き合いが薄れたりするなど、民生委員の業務が難しくなり、敬遠する人が増えたためとみられる。 厚生労働省は、民生委員の推薦をPTAや民間非営利団体(NPO)など広範囲から募ることも検討しており、担い手不足解消に乗り出す。 民生委員は児童委員を兼ねる地方公務員。自治会などが推薦した人に厚労相が委嘱する。任期は3年。07年度の改選では、定員23万2103人に対し、欠員は12月1日現在で4819人。04年度改選では定員22万9948人に対し、年度末の欠員は3034人だった。 香川県内では07年度の改選時、定員2163人に対して欠員は16人だったが、補充により08年3月1日現在では10人に縮小している。県健康福祉総務課によると、民生委員の欠員はここ数年、十数人程度で推移しているという。 全国民生委員児童委員連合会の昨年3月までに実施した調査で「なり手がいない」「若いメンバーが少ない」など、世代交代が進まないことを指摘する声が多かった。 かつては、生活保護世帯や母子家庭などへの助言が中心だった。しかし2000年の民生委員法改正を境に、児童虐待や引きこもり、家庭内暴力、高齢者の見守りなど、取り扱う内容が広がり多忙になったという。 ■民生委員 悩みや問題を抱える住民が自立した生活を送れるよう、ボランティアや介護保険、生活保護といったサービスを紹介。活動は戸別訪問だけでなく、子育てサロンや高齢者が集う場所を通じて住民のニーズを把握する手法に変わってきた。守秘義務を負い、政治的に中立を守る。交通費の実費程度が支給され、原則無給。児童福祉法に基づき、児童や妊産婦の相談、援助を行う児童委員も兼ねる。定員は世帯数に応じて決まるため、核家族化や単身世帯の増加も欠員が増えた理由の一つ。 >TOP ■ホームレス:さいたまのNPO「ほっとポット」、低家賃で住居提供 /埼玉 http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080510ddlk11040167000c.html ◇「彼らも地域の一員」と提供始めて1年、成果も ホームレスや生活に苦しむ人々に、借り上げた一軒家やアパートを低家賃で提供しているNPO法人「ほっとポット」(さいたま市岩槻区)が、家の提供開始から約1年が経過した。仕事を見つけ再出発を果たした人も出始めた。全国でも珍しい取り組みを続ける藤田孝典代表(25)は「ホームレスも地域の一員。支援の場を増やしていきたい」と話す。【弘田恭子】 藤田さんは大学生だった約6年前、越谷市内でホームレスの男性と偶然顔見知りになった。男性は妻子と別れ、「何のために仕事をするのか」と支店長まで務めた銀行を退職、家賃が払えずにホームレスになったと話してくれた。藤田さんは「ホームレスは汚くて怪しいと思っていたが、普通の人。なんでこんな生活をと不思議に思った」と振り返る。 これを機に、JR新宿駅周辺でホームレスにみそ汁を配ったり、話し相手になるボランティアに加わった。大学院に進学後、「住所が定まっていないと生活保護も年金も受給できない。格安で住居を提供し、生活をサポートしたい」と、「ほっとポット」を設立した。昨年4月、2階建ての一戸建て「まつかぜ荘」をさいたま市岩槻区にオープンした。 現在、岩槻区、見沼区内で一戸建て10戸、アパート3棟を運営している。家賃は1世帯当たり月額3万〜4万7000円。入居者は17歳〜70歳代の男女63世帯だ。認知症やアルコール依存症、夫の家庭内暴力など、事情はさまざまだ。 4人いるスタッフは社会福祉士の資格を持っている。公園を巡回してホームレスの人々に入居を勧めたり、生活保護申請や病院の受診に同行する。アパートや仕事探しも手伝っている。弁護士から「仕事がなくて弁当を万引きし、捕まった人が釈放された。支援できないか」などと、相談を受けることもある。 消費者金融の借金をきっかけにホームレス生活をしていた男性(56)は、「弁護士を紹介してもらい、自己破産した。1年でこうして生活しているのは信じられない」と話す。男性は入居中に生活保護を受けながら仕事を探し、今年2月、契約社員の仕事を始めたのを機に退去した。現在はアパートで1人暮らししている。 藤田さんは「家と食べ物と支援体制さえ整えば、8割の場合、ホームレス状態から抜け出せる。岩槻、見沼以外にも支援の手を広げたい」と話している。 毎日新聞 2008年5月10日 地方版 >TOP ■ファミリーサポートセンター:低所得世帯対象、7月から半額助成−−富士市 /静岡 http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080510ddlk22010314000c.html 富士市は、会員同士が有料で子供を一時預かり合う「ファミリーサポートセンター」の利用料を、半額補助する助成制度を7月から始めると発表した。生活保護を受けている世帯や、市町村民税が非課税の世帯が対象で、同様の制度導入は県内初。市は「一人で働きながら子育てしているような人に、もっと利用してもらいたい」と話している。 ファミリーサポートセンターは、保育園までの送り迎えや一時預かりなどの援助を受けたい人、援助する人がそれぞれ登録し、センター職員があっせんして有料で援助しあう制度。 県内では16市1町が実施しており、富士市では1130人が登録、1時間600〜800円の報酬(交通費など実費除く)で運営されている。 補助が利用できるのは、一例として、親1人、子供2人世帯で給与収入が204万円以下▽両親2人、子供2人世帯で、親1人が働き、給与収入が232万円以下−−などの世帯。実費を除く3カ月分の報酬支払いに対し、3万円を上限に半額を補助する。【松久英子】 毎日新聞 2008年5月10日 地方版 >TOP ■無料電話相談:非正規雇用者にも生活保護を−−あす、支援法律家ネットワーク /兵庫 http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20080510ddlk28040546000c.html 非正規雇用者の若者らにも生活保護制度を活用してもらおうと、近畿生活保護支援法律家ネットワーク(代表・辰巳裕規弁護士ら)は11日、無料電話相談「生活保護・非正規雇用ホットライン」(078・371・5118、午前10時〜午後10時)を設ける。 ネットワークは弁護士や司法書士など約190人で構成し、生活保護の受給にかかわる相談や申請活動に取り組んでいる。 今回の電話相談は、働いても収入が十分に確保できないワーキングプアに陥りやすい非正規雇用者が増え、社会問題化していることから、非正規雇用について焦点を当てた。非正規雇用者の問題は労働相談だけでは解決できないケースが多いため、生活保護相談と労働相談を同時に行う。 辰巳代表は「非正規雇用者の問題を総合的に解決できる態勢を整えた国内でも珍しい試み。気軽に電話してほしい」と話している。【山田泰蔵】 〔神戸版〕 毎日新聞 2008年5月10日 地方版 >TOP ■生活保護の患者情報流出 05/10 12:23 http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/009399.html 福岡県飯塚市の「総合せき損センター」で診察を受けた、生活保護受給者31人分の個人情報が、外部に流出していることがわかりました。 福岡県飯塚市のせき髄損傷専門病院「総合せき損センター」によりますと、流出したのは生活保護受給者の医療費を請求するための一覧表で、31人分の患者の氏名や生年月日が記されています。 本来は、シュレッダーで裁断して廃棄する文書ですが、職員が今年4月上旬、バスの時刻表をコピーし患者に渡した用紙の裏紙となっていました。 今月8日、患者の一人が病院に持参して流出が発覚しました。 流出した患者一覧表を悪用して、病院側から金をゆすりとろうとする情報もあることから、総合せき損センターでは、飯塚警察署に対応を相談しているということです。 >TOP ■07年度生活保護費286億円 予算8億5800万円余る 追加補正も受給者伸びず 北九州市見通し http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/22050 2008年5月13日 北九州市は12日、2007年度の生活保護費が286億8114万円になる見込みであると市議会保健病院委員会で報告した。市は3月、生活保護費の増大を想定して7億6500万円を追加補正したが、実際は想定通りに伸びず、逆に8億5800万円余る見通しとなった。 市保護課によると、07年4‐11月までの生活保護費の支払い実績と同年6‐12月までの受給者の伸び率から同年度の最終的な見込み額を算出したところ、不足分が生じたため、市議会2月定例会に追加補正案を提出し、可決された。 しかし、実際は生活保護費の医療扶助費について、受給者が想定より465人少ない約5万300人、1人当たりの毎月の平均支給額も1万4000円少ない11万5000円だったことなどから、結果的に補正の必要はなく、当初予算内で執行できる見込みという。 同課は「昨年11月分の医療扶助費の大幅な増加を考慮して補正額を積算したが、結果として見込んでいたほど伸びなかった」としている。 =2008/05/13付 西日本新聞朝刊= >TOP ■甲府、生活保護最多の1208世帯 07年度 原油高、食品値上げ影響 http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/05/13/9.html 2008年05月13日(火) 甲府市の2007年度の生活保護受給世帯は前年度比4・8%(55世帯)増の1208世帯と過去最多となった。保護受給人員も1468人で4・0%(57人)増加し、生活保護費の総額は前年度の約25億3700万円を上回る見込みだ。原油価格高騰や食品の値上げなど、家計環境の悪化が影響したとみられる。 市生活福祉課によると、生活保護の受給世帯は年々増加していて、10年前(1997年度、633世帯)の2倍近い水準になっている。07年度は、高齢者世帯が660世帯で全体の5割以上を占め、障害者世帯が215、傷病者世帯が208。母子世帯は42だった。 月別に見ると、4月は1178世帯、1437人だったが、6月以降増え続け、年度末の3月には4月に比べ世帯が5・1%、人員が4・8%それぞれ増えて1238世帯、1506人となった。生活保護にかかった費用は、医療扶助から人工透析費が07年度から除外されたにもかかわらず、前年度を上回る見込みという。 生活福祉課は「景気回復の遅れに加え、原油や食品などの値上がりが家計を圧迫している。増加傾向はしばらく続くのではないか」としている。 生活保護は生活困窮者を対象とした扶助制度。申請を受けた市が2週間から1カ月程度かけて世帯の収入や住宅、扶養義務者などに関する調査を行い、給付の可否や給付額を決定する。給付は1カ月単位。国が4分の3、市が4分の1を負担している。 >TOP ■インタビュー:多重債務問題に取り組む弁護士・石橋乙秀さん /岩手 http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080513ddlk03040140000c.html ◇生きるための融資必要 弁護士が多重債務者の債務整理の相談に応じる無料相談の態勢が今年度から大幅に拡大された。県が150万円、岩手弁護士会が200万円超を負担する。多重債務問題の放置が自殺や犯罪、ドメスティックバイオレンス(DV)などにつながると危惧(きぐ)する石橋乙秀弁護士に現状を聞いた。【念佛明奈】 −−多重債務を取り巻く環境が変わりつつある 貸金業法改正で2010年に貸付額が制限されることなどを見越して、消費者金融業者が貸し渋りを始めました。その結果、返済のための借金ができなくなった多重債務者の存在が顕在化してきたのです。相談件数の増加が顕著です。 −−どういう人が多重債務に陥るのか 若いサラリーマンは自分の収入で辛うじて払える値段の車を買うケースが多い。でも事故に遭ったり、派遣労働の期限が切れると、返済のために少し借金する。それを返す給料が足りないからまた借金する。40、50代では教育費が多い。飲み屋や商店などの事業者は、借金して事業に資金をつぎ込むことで負債が増えてしまうのです。 −−相談は無料だが、債務整理を弁護士に頼めば報酬が必要だ 岩手弁護士会では費用を全国水準より低く設定するよう申し合わせています。それでも無理なら(日本司法支援センターが弁護士費用などを立て替える)民事法律扶助を積極的に使う。月々1万円、生活保護に準じる人は5000円を返済していけばいい。それもダメなら「分割払い」も考える。金の問題で解決のハードルを上げることはしません。 −−負債を整理すれば何とかなるのか 借金が雪だるま式に増えるのが多重債務。働いている人は負債さえ整理すればギリギリでもやっていける。だから絶対に仕事をやめてはいけない。ただ心配なのは収入が少ない人です。実は破産者の約1割が再度破産しています。負債を整理した後、突発的に金が必要になっても公的機関は貸さない、制度資金も審査が厳しく時間がかかる。底辺の人たちには生きていくための融資が必要なんです。その制度をどう構築していくかが今後の課題ですね。 ============== ■人物略歴 ◇いしばし・おとひで 富山県立新湊高、中央大法学部を経て、貸金業者の高金利と過酷な取り立てが社会問題化した後の82年に弁護士登録。多重債務問題に取り組み、岩手県内の弁護士らが参加する消費者問題研究会では中心メンバーとして活躍。岩手弁護士会消費者問題対策委員会で委員長を務める。盛岡市在住。56歳。 毎日新聞 2008年5月13日 地方版 >TOP ■組織犯罪処罰法を初適用 05/13 12:08 http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/009419.html 過激派組織に、初めて組織犯罪処罰法が適用されました。 福岡県太宰府市で過激派組織「革労協」の活動家7人が、身体障害者の仲間に介護をしたと市役所にウソの申請をし、介護料として180万円以上をだまし取っていたとして逮捕されました。 組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、過激派組織「革労協」主流派の活動家・庄山功容疑者ら、男女7人です。 庄山容疑者らは、福岡県太宰府市の身体障害者施設に通う、元活動家の仲間で脳性まひの男を介護したとウソの申請を太宰府市役所にして、生活保護の介護料187万円をだまし取った疑いです。 警察ではだまし取った介護料が、革労協の活動資金になっていたとみて、追及することにしています。 >TOP ■多重債務でお困りの方へ 財団法人日本クレジットカウンセリング協会仙台センターの開設について 平成20年5月14日 http://www.tohoku.meti.go.jp/syohisya/sodan/credit/soudan080514.htm 東北経済産業局 (財)日本クレジットカウンセリング協会は、消費者信用(クレジットや消費者ローン)の利用者で、複数の債権者に対しての債務の返済が困難な状態に陥ったいわゆる多重債務者などに対し、 消費者保護の立場から公正・中立なカウンセリングなどを行い、その生活再建を図ること、および消費者信用の健全な利用についての啓発を行い、多重債務者の発生の未然防止を図ることを目的 としています。 平成20年4月より、仙台市内に相談センターが開設されましたので御案内いたします。 ※ 詳細はこちらからごらんください。 (日本クレジットカウンセリング協会HPにリンクします。) 【お問い合わせ先】 東北経済産業局 消費経済課 TEL:022−263−1111(内線5741) 022−215−9891(直通) >TOP ■低所得者の申請あれば減免 後期高齢者医療制度見直し案 2008年05月15日 http://www.asahi.com/health/news/TKY200805140318.html 75歳以上が対象の後期高齢者医療制度で、低所得者層の保険料を減額・免除する厚生労働省の負担軽減案が明らかになった。新制度に移行後、相当数の低所得者が負担増になったと批判されているが、法改正など制度の抜本的見直しはせず、新制度にある仕組みを活用する。減免を受けるには高齢者本人が申請する。 新制度を運用する各都道府県の広域連合は、保険料徴収の方法などを条例で定めている。加入者が災害に遭ったり、病気になったりして収入が激減するなど特別の事情がある場合は、本人からの申請を受けて保険料を減免する規定がある。この規定を拡大解釈し、低所得者も「特別の事情」に該当すると見なす。どのような人が対象となるか、国が大枠の基準を示す。 対象者は、近く調べる各市区町村ごとの保険料負担の変化をもとに決めるが、基礎年金(年額79万円)以下の収入で、生活保護とほぼ同じかそれに満たない所得水準の人たちが含まれる可能性がある。 軽減に伴って保険料収入が減り、広域連合の財政難につながることから、国が交付金を支給することなども検討する。収入が基礎年金以下の低所得者二百数十万人の保険料(月額平均千円)を全額免除すれば、300億円程度の財源が必要となる見通し。 本人の申請を待たずに、広域連合が職権で減免する方法もあるが、法改正が必要で、保険料徴収のシステム改修に時間がかかる。広域連合の条例の規定を用いれば、現場の運用で対応が可能だ。厚労省は「条例減免によらざるを得ないのではないか」としている。ただし、高齢者本人の申請が必要なため、対象者への周知が不可欠。病気などで申請が困難な人も多いとみられ、運用上の課題もある。 政府は制度の廃止や抜本見直しは否定する一方で、「必要があれば運用を改善する」としており、厚労省案が見直し案のたたき台となる見通し。ただ、6月中に見直し案をまとめる与党内では年金天引きの見直しや、保険料ゼロだったサラリーマンの被扶養者らの負担軽減拡大など、厚労省案より踏み込んだ対応を求める声が強く、調整が難航する可能性がある。 >TOP ■DV相談など前年同期を上回る/県内 http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200805155 2008年05月15日 10時18分 県内における4月末現在のドメスティックバイオレンス(DV)に関する相談件数、保護命令、摘発件数、関連法令による摘発のいずれもが前年同期を上回るペースであることが県警本部の調べで分かった。 県警生活安全企画課によると、相談件数は143件で前年同期より58件多い。 前年は1年間で308件だった。 DV防止法に基づき裁判所が出す保護命令(退去命令、近接禁止)は27件で、19件の増加。 前年は年間60件の命令が出た。 このほか相談などで発覚し、暴行や傷害などで摘発した事件も6件あり、2件多くなっている。 背景には夫などの配偶者からの暴力に泣き寝入りしないという意識の高まりや各種機関の相談体制の拡充があるとみられる。 >TOP ■はざまの中で:障害児施設の現場から/3 翻弄される子どもの福祉 http://mainichi.jp/life/health/fukushi/news/20080515dde041040044000c.html 「僕を撮って」と少年はせがみ、何度も全力疾走した=八幡学園で 昨年2月、八幡(やわた)学園(千葉県市川市)を訪れた父親は「退所願」と書かれた封筒を差し出した。中には「家計が厳しいので退所してやり直します」とつづった一枚の便せんがあった。1カ月後、浩二君(13)=仮名=は学園を去った。 知的障害のほかに自閉症も抱え、環境の変化に対応するのが苦手だった。住み慣れた学園を離れる戸惑いからか、迎えに来た父親の隣で、何度も両手で自分の頭をたたいた。 父親は全国展開する大手飲食店の店長。給与は日割りで「収入が減るから休めない」と学園職員にこぼしていた。月収は20万円程度。母親は長くうつ病を患っている。 浩二君は契約制度を適用された。親の負担は月約3万円。福祉サービスを利用する障害者に原則1割の自己負担を課す障害者自立支援法に批判が高まり、国は07年4月から負担軽減策を導入すると決定。学園は「少し待てば負担は半分程度になる」と慰留したが、父親は「それでも負担がつらい」と告げた。 ある職員は「これからという時期だった」と振り返る。05年6月の入所当初は、自閉症児に多い、金切り声を上げるパニックが日に何度もあった。その頻度が減り、「パニックになる根本原因を探り出し、より適切な支援を目指していた」(職員)矢先の退所だった。浩二君を気遣い、学園は退所後も何度か父親に電話したが、応答はなかった。 昨夏、父親は扶養手当の手続きのため、東京都の児童相談所を訪ねた。学園がそれを知り、「(浩二君は)どうしていますか」と問い合わせたが、担当の児童福祉司は「父親に聞いていないので知りません」と答えるだけだった。 自立支援法の施行後、学園に入所した子どもは約10人。高所得か、家族が入所すれば生活保護費が加算される世帯ばかりだ。「契約では、子どもの福祉より、親の都合が優先されてしまう」。翻弄(ほんろう)される子どもの姿に、職員たちのやるせなさが募る。=つづく 毎日新聞 2008年5月15日 東京夕刊 >TOP ■最低賃金引き上げ、労使「溝」埋まらず 円卓会議 2008年05月15日22時56分 http://www.asahi.com/life/update/0515/TKY200805150288.html 政府と労使の代表らでつくり、最低賃金の中長期的な方針などを議論する「成長力底上げ戦略推進円卓会議」が15日、約5カ月ぶりに開かれた。昨年は同会議の主導で最低賃金が10年ぶりに大幅に引き上げられたが、今年は積極的に動かない政府の姿勢も影響して、労使の溝が埋まらず、先行きが見えない。 この日の会議では、労働側が中長期的な引き上げ目標として「(現状を上回る)高卒初任給の水準にすべきだ」と主張。一方、使用者側は原油高で経営環境が悪化している現状を訴え、「目標は設定すべきでない」と述べた。 円卓会議は昨年3月、「格差」批判を受けて安倍政権が設置した。最低賃金の引き上げや、その前提となる中小企業の生産性向上などを議論。最低賃金の単年度の引き上げ額は、厚生労働省の中央最低賃金審議会などが決めるが、円卓会議が示す中長期の基本方針がこれに影響を与える。 安倍政権下では、塩崎官房長官(当時)が渋る使用者代表を説得。円卓会議として、07年度について「従来の延長線上でない引き上げ」を審議会に強く求め、全国平均で14円という前年度の3倍の大幅引き上げを実現した。 だが、福田政権下での昨年12月末の会合では、労使の意見の隔たりや改正最低賃金法の成立が11月末にずれ込んだことを理由に、昨年中をメドにとりまとめる予定だった中長期の引き上げの基本方針の決定を先送り。その後、円卓会議は休眠状態だった。 円卓会議を主催する町村官房長官は14日の記者会見で、最低賃金ぎりぎりで雇用する中小企業が多い地元・北海道の実情を紹介し、「なかなか難しい問題だ。政府全体としてどういう方向でいくかを決めた状況ではない」と言葉を濁した。 首相官邸がアクセルを踏まないのは、最低賃金引き上げが中小企業の経営を圧迫しかねないとの懸念に加え、「前政権が立ち上げた円卓会議には熱意が入らない」(政府関係者)との事情もある。 厚労省による05年度の試算では、都市部中心の11都道府県で最低賃金が生活保護水準を下回った。労働側に引き上げへの期待は強く、連合の高木剛会長は14日、官邸を訪れ、町村氏に「しっかり取り組んでほしい」と要請した。 >TOP ■「生活苦しくて…」 4歳女児置き去りの夫婦逮捕 2008.5.15 23:39 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080515/crm0805152339037-n1.htm 群馬県警太田署は15日、長女(4)を書店に置き去りにしたとして、保護責任者遺棄容疑で、父親の黒川康利(39)、母親の明美(40)の両容疑者=ともに住所不定、無職=を逮捕した。両容疑者は「お金がなくて生活が苦しかった」と容疑を認めているという。 調べでは、両容疑者は4月25日午前、群馬県太田市の書店に長女を置き去りにした疑い。午前9時45分ごろ、長女が1人でいるのを不審に思った店員が110番通報した。 長女は児童相談所を通じ、県内の施設で暮らしているという。両容疑者は当時、太田市に住んでいたが、行方をくらまし、宇都宮市で別々に発見された。 >TOP ■生活保護者「命の危険も」 通院費制限に受給者ら抗議 2008年05月16日01時07分 http://www.asahi.com/life/update/0515/TKY200805150250.html 生活保護受給者の通院のための交通費(通院移送費)を大幅に制限する厚生労働省の通知に対して、受給者やその支援者らが15日、記者会見し、窮状を訴え通知の撤回を求めた。通知は、北海道滝川市で起きた元暴力団員らによる2億円の介護タクシー代金不正受給事件を受けた対策で、7月に本格実施を予定している。 記者会見する生活保護問題対策全国会議の小久保哲郎事務局長(左)ら=15日、厚労省、高波淳撮 これまでは入院や通院などの際に「最小限度の実費」が支給されてきた。しかし、厚労省は4月1日付の通知で、支給できる場合を災害現場からの搬送などに大幅に限定した。 10日後に東京都内の大学病院で手術予定という埼玉県の女性(45)は、担当のケースワーカーから「通院費は出せないので、生活費を削って下さい」と告げられたという。母子家庭で子ども2人と暮らす。病院までの交通費は月6千円。「1週間分の食費に相当します。ご飯か治療かの選択を迫られているようで、今後が不安でたまりません」 うつ病で福祉事務所の管外の医療機関に通う女性(43)は「自分にあった病院をようやく見つけ、なんとか入院せずにやってこられた。追いつめないでほしい」と話した。 06年度の移送費は計43億8600万円で、医療にかかわる生活保護費の0.32%。受給者151万人のうち、通院や往診など入院以外で受診したのは月平均110万人だ。 支援団体の生活保護問題対策全国会議(事務局・小久保哲郎弁護士)は、この8〜9割に影響が出るおそれがあるとみる。「悪質な一部の例を一般化して基準を変えるのはおかしい。通院費が打ち切られ受診をひかえると、病状によっては命の危険にもつながりかねない」として、通知の撤回を求めていく。 厚労省の伊奈川秀和保護課長は「運用格差があるため基準を明確化した。原則は示したので、各自治体で判断してほしい」と話している。 >TOP ■通院交通費の厳格化、撤回を http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kyousei_news/20080516-OYT8T00242.htm 北海道滝川市で起きた不正受給事件を受け、厚生労働省が生活保護受給者に支給される通院交通費(通院移送費)の基準を厳格化したことについて、生活保護受給者や支援者が15日記者会見し、基準の撤回を求めた。 受給者らは「特殊な犯罪事例のために一般受給者の支給が打ち切られるのはおかしい」と訴えた。会見したのは、難病患者や精神障害者、母子家庭の母親ら。 (2008年5月16日 読売新聞) >TOP ■母子加算:削減で道に不服審査請求 受給者23人「憲法の生存権違反」と /北海道 http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20080516ddlk01040234000c.html 生活保護の「母子加算」削減は国民の生存権を保障した憲法などに違反するとして、20〜50代の受給者23人が15日、行政不服審査法に基づく不服審査請求を道に行った。受給者による不服審査請求は昨年5月に続き2回目。活動を支援する市民団体「北海道生活と健康を守る会連合会」(三浦誠一会長)によると、16日にさらに1人が請求する。 昨年、35人が申し立てた不服審査請求は道に棄却され、そのうち7人が札幌市などを相手取り削減の取り消しを求める訴訟を札幌、釧路両地裁に起こし係争中。7人は今回の不服審査請求にも参加した。 母子加算は1人親世帯の生活保護に加算される。不服審査を請求した札幌市豊平区の無職、佐藤百茂子(ももこ)さん(43)は11歳、9歳、2歳の娘3人を1人で育てているが、06年4月に2万5100円あった母子加算が昨年4月に1万7370円、先月には8360円まで減額された。佐藤さんは「夏の暑い時、アイスクリームを食べたがる子供に我慢させたり、サイズが小さくなった服を着させたりしている」と話し、母子加算を以前の水準に戻すよう訴えた。【鈴木勝一】 毎日新聞 2008年5月16日 地方版 >TOP ◆社会保障費『毎年2200億円削減』 『骨太』にらみ火花 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008051690072137.html 2008年5月16日 07時21分 高齢化で急速に膨らむ社会保障費の抑制をめぐる政府・与党内の攻防が激しさを増している。厚生労働省や自民党の厚労族議員らが「削減は限界にきている」として、毎年2200億円圧縮するという政府目標の撤回を求めているのに対し、財務省は歳出改革路線を崩さない構えだ。6月末に予定される「骨太の方針2008」のとりまとめに向け、調整が本格化する。(上坂修子) 「政府の一員として大きな方針は尊重しなければならないが、社会保障の在り方にさまざまな疑念が寄せられていることも確かだ」。厚労省の江利川毅事務次官は十五日の定例会見で、財務省をやんわりとけん制した。 財務省は十三日、軽度の要介護者を介護保険の対象外にすると国庫負担は六千百億円減る−など三つの試算を財政制度等審議会(財務相の諮問機関)に示した。 ある厚労省幹部は「財務省は全く政治状況が読めていない。介護保険の見直しなど、このご時世でできるわけがない」と反発を強める。 「骨太の方針2006」は「二〇一一年度に国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化させる」という目標達成のため、社会保障費を五年間で一・一兆円、毎年二千二百億円(国庫負担)減らすことを決めた。 〇七年度予算では生活保護の母子加算の見直しや雇用保険への国庫負担金の廃止などで捻出(ねんしゅつ)。本年度については、政府管掌健康保険の国庫負担を企業の健康保険組合に肩代わりさせることになっているが、民主党の反対で今国会成立の見通しが立っていない。 「後期高齢者(長寿)医療制度がこれだけ騒がれているときに、とてもじゃないけど削れない」。自民党厚労族の重鎮、丹羽雄哉前総務会長は強調する。四月から始まった同制度をめぐっては、早くも負担軽減の議論が盛んだ。 丹羽氏ら厚労関係議員は十三日、幹部会を党本部で開き、「削減は限界」との認識で一致。同党の厚生労働部会で削減目標の撤回を求める決議を採択することを確認した。 一方、額賀福志郎財務相は「二千二百億円の削減はゆるぎないものでなければいけない」とあくまで政府目標を堅持する姿勢だ。 社会保障費の枠を外せば、財政再建路線の放棄につながりかねない。そうなれば「内閣の命取りになる可能性もある」(自民党幹部)だけに、福田康夫首相の手腕が問われる局面だ。(東京新聞) (2008/05/16 23:43) >TOP ◆5人に1人が就学援助受給 長崎市内の公立小中学校 http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20080516/01.shtml 長崎市内の公立小中学校で、学用品や給食費などの就学援助を受ける準要保護の児童・生徒が二〇〇七年度、五人に一人の割合に上ったことが十五日、市教委のまとめで分かった。認定されたのは七千七百十三人で、〇一年度の約二倍。県内の景気が上向かない中、子どもの教育に影響が出ている家庭が増えているとみられる。 準要保護の就学援助は、生活保護に準ずる程度に経済的に困窮していると認定された家庭が対象。学用品などのほか修学旅行費や通学費など必要な援助を市教委がする。認定の基準は自治体で異なり、同市の場合は前年の所得が生活保護水準の約一・二倍以内の家庭。支給額は年平均で小学生が約六万円、中学生が約九万五千円。〇六年度は約五億三千万円を支出した。 市教委によると、就学援助の認定率は〇一年度は10・78%(三千九百六十三人)だったが、申請書配布を希望者限定から全児童・生徒に変更した〇四年度に前年度比4・24ポイント増の17・01%に。〇六年度の申請分から基準を厳しくしたが、その後も増え続け、〇七年度は20%に達した。文部科学省によると全国平均は12・28%で約百二十七万人(〇六年度)。 受給が増え続ける背景には倒産やリストラ、給与水準の低迷などがあるとみられるが、「塾に数万円かける家庭もある中で、親の収入が子どもの教育格差につながろうとしている」(市議の一人)と危惧(きぐ)する指摘も。市教委は「救わないといけない子どもは救う」とするが、〇五年度から同制度への国庫補助がなくなり、予算的な悩みも抱えている。 >TOP ◆女性の貧困化−オギャーと生まれて死ぬまで http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2008/09/0809j0516-00001.htm 「権利とくらし 平和のための女性集会 ひろがる女性の貧困化−とりもどそう人間の尊厳を−」が4月27日、東京・女性と仕事の未来館で開かれ、日本各地から280人が参加した。主催は実行委とI女性会議。 集会では、日本の「市場万能主義」政策によって、女性の2人に1人が非正規雇用者であり、低賃金と劣悪な労働条件を強いられているとして、講演とシンポジウムで学習を深めた。 講演では、「ジェンダーの視点から『男性稼ぎ主』型生活保障システムを斬る」と題して、大沢真理・東京大学社会科学研究所教授が問題提起。シンポでは、「貧困から抜け出すために私たちはどうとりくむか」と題して、清水澄子・I女性会議常任顧問をコーディネーターに、神本美恵子・民主党参院議員、福島みずほ・社民党参院議員、大沢真理さん、堀越栄子・日本女子大教授がそれぞれの立場から発言した。 いま、女性たちの多くは、労働権の保障がないまま自立を阻まれ、さらに、社会保障制度が次々と壊されていくなかで、女性高齢者の貧困問題が深刻化している。05年の厚生労働省調査で、生活保護受給者(約143万3000人)のうち高齢者が約55万5000人と38.7%を占め、さらにこのうち独り暮らしの女性は約23万6000人で男性の約15万9000人を大きく上回ったという。このような事態は在日の高齢者たちには、もっと深刻な影響を及ぼしている。年金制度そのものから排除されている在日高齢者らの存在を考えると、胸が痛くなる。 「オギャーと生まれてから死ぬまで、女はビンボーのまま」(福島みずほさん)の現実を変えるべく、女性たちの闘いは続く。(粉) [朝鮮新報 2008.5.16] >TOP ◆収入ごまかし生活保護費796万円不正受給 http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20080516-360668.html 秋田県鹿角市は16日、同市花輪に住む男性(55)が過去5年間にわたり、収入をごまかして生活保護費約796万円を不正受給していたことを明らかにした。男性はパチンコや飲食費に使ったと説明しているといい、市は生活保護法に基づき同額の返還を命じた。鹿角署に被害届を出す検討もしている。 市福祉課によると、男性は「定職に就いておらず、ほとんど稼ぎがない」と虚偽を申告。2003年4月から今年3月にかけて生活保護費を不正受給した。実際は収入があり、建設会社の日雇い仕事で150万円余りを得ていた年もあったとみられる。 市は担当職員が年1回の課税調査を怠っていたため把握できなかったが、今年3月に別の職員が税務書類の不審点に気付いて発覚。児玉一市長は15日の市議会で「誠に遺憾。調査を怠っていた担当職員も厳重に処分する」と述べた。 [2008年5月16日20時9分] >TOP ◆「病院行きが仕事」生活保護費だまし取った元組員夫婦に求刑 札幌地裁 http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080517/trl0805170003000-n1.htm 2008.5.17 介護タクシー代など生活保護費約2億円をだまし取ったとして、詐欺罪などに問われた北海道滝川市の元暴力団組員で無職、片倉勝彦(42)と、妻、ひとみ(37)両被告の初公判が16日、札幌地裁(井上豊裁判長)で開かれ、両被告は起訴事実を認めた。検察側は勝彦被告に懲役15年、ひとみ被告に懲役10年を求刑して即日結審した。判決は6月25日。 検察側は、両被告は平成18年12月〜19年11月、滝川市に生活保護費として請求して、総額約2億600万円をだまし取り、車の購入費や遊興費、暴力団組織への上納金などに充てていたことなどを指摘した。 片倉容疑者は、周囲に「病院に行くのが仕事」などと話していたという。 >TOP ◆滝川介護タクシー代詐欺:片倉被告に懲役15年求刑 来月25日判決 http://mainichi.jp/hokkaido/news/20080517hog00m040004000c.html 滝川市の介護タクシー代補助を悪用した巨額詐欺事件で、詐欺罪などに問われた滝川市黄金町東3の無職、片倉勝彦(42)、妻ひとみ(37)両被告の初公判が16日、札幌地裁(井上豊裁判長)であり、両被告は起訴事実を認めた。検察側は「社会的弱者のための生活保護資金を狙った極めて悪質な犯行」として、勝彦被告には覚せい剤取締法違反との併合罪の上限刑期となる懲役15年、ひとみ被告に同10年を求刑し即日結審した。判決は6月25日。(21面に関連記事) 検察側の冒頭陳述によると、勝彦被告は滝川市から札幌市の病院に通えば1回20万円を超える介護タクシー代がタクシー会社に支払われるのに目を付けタクシー会社に「分け前」を要求。当初1割だった要求を折半まで次第に拡大させ、架空のタクシー代まで市に請求するようになった。 検察側が認定した分け前の総額は8400万円。勝彦被告は普段、酸素ボンベを携帯し電動車椅子で移動していたが、その裏でだまし取った多額の金を札幌・ススキノのニューハーフクラブなどの遊興費につぎ込んでいたと検察側は指摘。論告では「詐取金によるぜいたくざんまいの(放蕩、ほう、とう)生活は厳しい非難に値する」と糾弾した。 弁護側は最終弁論で「滝川市が介護タクシー代の必要性について相当な調査を行っていれば不必要な支給を避けられた可能性が高く、行政責任と道義的責任がある」とずさんな市の対応を非難。情状酌量を求めた。 勝彦被告は最終陳述で「15年の求刑は妥当だと思うが、妻の健康状態が想像以上に悪い。妻の分まで私が(刑期を)務めるつもりです」、ひとみ被告は「皆さんにご迷惑をお掛けしました」と反省の態度を示した。 起訴状によると、夫婦は06年10月〜07年10月、収入があり生活保護受給資格がないのにもかかわらず、市から介護タクシー代2億215万円と生活保護費389万円の計2億604万円をだまし取った。介護タクシー会社の役員らも詐欺罪で起訴されている。【芳賀竜也】 2008年5月17日 >TOP ◆はざまの中で:障害児施設の現場から/5止 命の瀬戸際まで置き去り http://mainichi.jp/life/health/fukushi/news/20080517dde041040056000c.html 職員に甘え、頼り、抱きつく。子どもだから求めるひと時だ=八幡学園で 浩君=仮名=は14歳で逝った。八幡(やわた)学園(千葉県市川市)を退所して5カ月後の昨年9月。重い心臓病の「拡張型心筋症」を患った末、最期は心不全だった。 06年10月に障害者自立支援法が本格施行され、浩君は「契約」になった。2カ月後、浩君は頻繁に発熱し、せき込むようになった。原因が分からず、医院を転々とするうち、顔にむくみが出始めた。翌年2月、総合病院でやっと病名が分かり、即日入院となった。 浩君が昨年3月、退院し学園に戻る際、主治医は「突然死の可能性がある」と説明した。学園の職員は「このままでは命が危ない」と、浩君を担当する東京都の児童相談所に施設の移行を要請した。ところが、都の児童福祉司は逆に「(公費負担の)『措置』にすれば今後も学園に置いてくれますか」と打診してきた。 01年に8歳で入所した時、浩君の背中には虐待を疑わせる複数のあざがあった。母親が園を訪ねることもほとんどなく、学園は「契約になじむ子とは思えない」と、当初から都の対応に疑問を抱いていた。 学園の再三の訴えで浩君はほどなくして常勤医がいる都立の施設に移り、措置になった。都福祉保健局は「本人が病気で緊急事態だったため、措置に変えた」と説明するが、久保寺玲(あきら)園長は「子どもが生きるか死ぬかの状況にならないと措置にしないのか」と憤る。 学園は今年12月、創立80周年を迎える。「踏むな、育てよ、水そそげ」。創設者で園長の祖父保久(やすひさ)氏(故人)の遺訓だ。ハンディがある子も大切に育て、山下清のように才能を花開かせたいとの思いが込められている。 だが今、学園で暮らす68人の子どもの7割近くは契約だ。措置制度に基づいて、すべての児童の生活を平等に保障する「児童福祉法」から、障害児だけが置き去りにされようとしている。=おわり × × この連載は文・夫彰子、写真・長谷川直亮が担当しました。 毎日新聞 2008年5月17日 東京夕刊 >TOP ◆「孤独死」9カ月で130人/横浜市が初の実態調査 http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiimay0805345 2008/05/18 六十五歳以上の独り暮らしの高齢者の孤独死について横浜市が初めて実態を調べたところ、二〇〇七年四月から十二月までの九カ月間で約百三十人が死亡していたことが分かった。死後、二カ月たってから発見されたケースもあった。 市内十八区の高齢者福祉や生活保護の担当者を通じて事例を調べた。それによると、孤独死した人の男女別の割合は、男性が70%、女性が30%。発見に至るまでの時間は「死亡当日と翌日」(43%)と「死後三日から一週間以内」(39%)で八割を占め、「八日以上」は18%だった。 発見まで二カ月かかったのは生活保護を受給していた八十二歳の女性で、姿が見えないのを不審に思った近くの住民が警察に連絡した。 新聞が郵便受けにたまっていたり、夜に電気がつかなかったりする「異常」が発見のきっかけで、そうした状況に最初に気付いたのは「近隣住民」が24%で最多。「介護サービスなどの事業者」(17%)、「親族」(10%)、「ケースワーカーや保健師」と「警察」(各6%)、「アパートなどの大家」(4%)と続いた。 死因は心不全や心筋梗塞、脳出血・脳梗塞などが多かったが、発見の遅れなどが原因の「死因不祥」も二割近くあった。 >TOP ◆働くナビ:労働者協同組合って、どんなふうに働くの? http://mainichi.jp/life/job/news/20080519ddm013100026000c.html ◆労働者協同組合って、どんなふうに働くの? ◇全員が「経営者」 出資し運営協議「みんなで達成感」 ■地域福祉で実績 電子部品メーカーを役職定年を機に退職した川崎市の戸村徳雄さん(69)は10年前から、日本労働者協同組合連合会センター事業団の川崎事業所で働く。公園の管理や介護事業、病院内保育所などの業務があり、戸村さんは仕事の受注や人繰りを統括責任者として担当しながら、庭仕事や子どもの遊び相手などの現場でも働く。 労働者協同組合(労協)は、働く人が出資し合い、経営参加もできるのが特徴。介護、福祉などの地域福祉で実績を伸ばし、障害者の就労支援でも注目されている。 戸村さんの事業所で働く約90人の平均年齢は69歳で、最高齢は85歳。1口5万円の出資は同じだが、戸村さんのように月給十数万〜20万円程度のフルタイムで働く7人を除き、働き方はそれぞれ。 何人で何時間かけ、利益をどの程度出すか、などを仲間で話し合う。「年金が少ない」「体を動かしたい」。働く理由はそれぞれだが、戸村さんは「みんなで達成感を得る良さがある」と話す。 東京都文京区の施設「目白台総合センター」を管理・運営するNPO法人ワーカーズコープも労協だ。ここで障害児の保育にあたる20代の女性はワーカーズコープが運営委託を受ける2年前までは、区の非常勤職員だった。 子どもの個人情報は以前、非常勤職員には限定的にしか開示されなかった。それが今は「働く人全員が運営に携わる」という考えから、子どもにかかわる職員全員に開示される。女性は「自分が子どもをよく理解できるだけでなく、保護者も、職員全員がわが子を理解している安心感を得られたと思う」と話す。 ■求められる根拠法 こうした働き方は「協同労働」と呼ばれ、70年代に、失業者が公園緑化や病院清掃などで働けるようにする「事業団」「ワーカーズコープ」や、生協を使う主婦らの配食サービスが始まりの「ワーカーズ・コレクティブ」から広がった。06年版国民生活白書は労協への参加者数を4万人以上、としている。日本労働者協同組合連合会によると、ワーカーズコープ(労協)の業種別事業高は05年度で、介護・福祉関連が78億円、総合建物管理が38億円。 ただ、協同労働の根拠となる法律はなく、一方で、自治体の入札などで法人格が必要なため、今はNPO法人や中小企業の一種である企業組合を名乗るところが多い。だが雇用保険では、働く人が「雇う側」と「雇われる側」に分かれるため、便宜上経営者になった人が加入できなかったり、NPO法人では働く人の出資が認められない、などの問題が顕在化している。 働き方にあった法案作りに取り組む「法制化をめざす市民会議」会長の笹森清・前連合会長は「地域のきずなが薄れ、違法派遣など企業も行き詰まった今、新しい働き方の選択肢として求められている。法律ができれば、協同労働で働く人はもっと増える」と訴える。【大和田香織】 >TOP ◆夜間中学生徒連:就学援助制度の継続求め決議案 知事に提出へ /大阪 http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080519ddlk27100338000c.html 夜間中学の就学援助制度について来年度以降の廃止を示した府の財政再建試案に対し、近畿15校の生徒で作る「近畿夜間中学校生徒会連合会」は18日、制度継続を求める決議案をまとめた。「義務教育の保障を取り上げる案は認められない」との内容で、来月1日の総会に諮った後に橋下徹知事に提出する。 夜間中学は府内に11校あり、在日コリアンや中国残留孤児ら約1300人が学ぶ。夜間中学生には国の支援がないため、府は71年から「義務就学指導費」として、生活保護受給者らに交通費などの援助を始めた。今年度は1723万円の予算を見込んでいた。 約90人が参加した会議では「援助が絶えれば生徒数が減り、学校を維持できない」「勤労と納税の義務を果たした上で獲得した教育を自分たちの手で守ろう」などの意見が出た。署名活動を始めることも決め、同連合会の李光燮(リクワンソプ)会長(71)は「橋下知事には、戦争などで学ぶ機会を逸した歴史を考えた上で判断してほしい」と話した。【平川哲也】 毎日新聞 2008年5月19日 地方版 >TOP ◆生活保護:国と地方の負担割合見直し、09年度までに結論 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080520k0000m010057000c.html 舛添要一厚生労働相は19日、国の生活保護費(約2兆6000億円)の半分を占める医療扶助費などの負担割合見直しに向け、国と地方が協議する場を設け、09年度までに結論を得る方針を明らかにした。政府の地方分権改革推進委員会第1次勧告に関する閣僚折衝で、町村信孝官房長官と増田寛也総務相に方針を伝えた。 舛添氏は「(生存権を定めた)憲法25条で生活保護は『国の責任』となっているが、国と地方の役割分担を考える時期だ。現場が一番分かっていることを中央(政府)がやる時代ではない」と記者団に述べ、地方への権限移譲を進める方針を強調した。【坂口裕彦】 毎日新聞 2008年5月19日 19時44分 >TOP ◆消費税9.5‐18%に 政府 年金全額税方式試算 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/23535 2008年5月20日 政府は19日、公的年金制度の基礎年金部分について現行の「社会保険方式」をやめ、財源をすべて税で賄う「全額税方式」に切り替えた場合、必要となる消費税率は2009年度で9.5%、11%、18%‐などとする3類型の試算を示した。社会保障国民会議に提出した。自民党議員らの税方式化導入の提言を受け、政府として初の将来シミュレーションを行った。国民の負担増が浮かび上がった。 家計への影響では、基礎年金相当の保険料がなくなる負担減と、消費税引き上げ分の負担増の「差し引き」を推計。現役世代のサラリーマンは、収入にかかわらず負担が増える見通しとなった。企業の保険料負担が軽くなる分が消費税の形で家計に転嫁されるため。年金受給世代は消費税増税分が負担増となる。 試算は税方式への切り替え時期を09年度と設定。まず、基礎年金給付の国庫負担割合を現在の約3分の1から2分の1に引き上げるため消費税1%分が増税となり税率は6%とした。 これを前提に試算は、給付内容の違いにより必要となる追加財源と消費税率を算出。(1)保険料の未納者も含め基礎年金満額の6万6000円を一律に給付する場合、09年度に必要な追加財源は14兆円、消費税に換算すると5%(税率計11%)。数十年間そのまま推移するが、50年度には7%(同13%)が必要となる。 (2)過去に保険料未納がある人にはその期間に応じて給付をカットする場合、09年度3.5%(同9.5%)、50年度6%(同12%)(3)一律支給した上で過去の納付実績に応じて加算する場合、最大12%(33兆円分)の引き上げが必要で税率18%‐など。 生活保護との関係では、保険料の未納などにより本来は無年金や低年金の人にも基礎年金を一律給付した場合、支給が不要となる生活保護費は国、地方合わせて3500億円どまり。「低年金の解消で保護費が圧縮できる」とする税方式導入の論拠を退ける結果だった。試算は首相官邸ホームページで閲覧できる。 =2008/05/20付 西日本新聞朝刊= >TOP ◆デリー政府、貧困層向け給付「予算の問題ではない」 http://indonews.jp/2008/05/post-363.html 05/20/2008 02:03 AM デリー首都圏政府のシーラ・ディクシット首相は19日、貧困層向けの各種給付制度の拡充および公的配給制度における「スマートカード」導入を検討していると表明した。 同氏は、恵まれない人々の生活保護として、45通りの枠組みを用意しているとし、「予算の問題ではない。これらの枠組みのもと、給付を拡大する」と説明した。 デリー政府と人間開発研究所(Institute of Human Development)の共同で開催された、"デリーにおける社会福祉の強化 † 貧困層自立への共通モデル"と題した2日間の会議において、インドの政府組織プランニング・コミッションの副会長モンテク・シン・アルワリア氏は、公的配給やその他分野でのスマートカード制度導入を提案、「スマートカード使用により、対象者があらゆる店舗で食料を調達できるようにすべきだ」と語った。 商店主は利用に応じて政府より補助金を受け取る。配給と比較して、食料の質の面でも改善が見込めるという。 アルワリア氏によると「スマートカードのシステムは他分野にも拡張が可能」。例として教育現場への適用に言及し、「ジャルカンド州政府は、既に同種の施策を導入しており、制度のもと多くのストリートチルドレンが各種学校へ入学している」と説明した。子供の両親はスマートカードによる補助金を利用して必要な費用をまかなうことができる。 ディクシット氏はこの方策を賞賛し、デリー政府でも導入を検討していると表明。「効率を高めるため制度ならびに窓口を一本化することにより、利用者がたらい回しになることを避けたい」と語った。 05/19/2008 3:46:44 PM(ニューデリー発) >TOP ◆北海道ウタリ協会:先住民族認定求め 国会へ請願 http://mainichi.jp/hokkaido/news/20080519hog00m040015000c.html 先住民族の権利宣言が昨年9月の国連総会で採択されたことを受け、北海道ウタリ協会(加藤忠理事長)は22日、政府にアイヌ民族を先住民族と認めるよう国会請願を行う。97年にアイヌ文化振興法が成立し、差別的な北海道旧土人保護法が廃止されたが、振興法は権利宣言に盛り込まれたような政治的権利や生活・就労、教育面の支援策がなく、政府に方針転換を迫る。 請願では(1)政府が国連の先住民族の権利宣言に該当する民族として、アイヌを認める(2)内閣官房に有識者懇談会を設置して、アイヌ民族の権利を審議する(3)文化に限定した現在の状況から、経済・社会的など総合的施策を法的に措置する−−を衆参両院に求める。 一方、今年3月に発足した超党派の議員連盟「アイヌ民族の権利確立を考える議員の会」(世話人代表、今津寛・自民党道連会長)は今国会中に、アイヌを先住民族と認めることを求める国会決議の提出を検討。さらに、7月の北海道洞爺湖サミットで、政府に先住民族宣言を求める動きもある。【千々部一好】 2008年5月20日 >TOP ◆【社説】年金税方式 足元の問題は大丈夫か http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2008052002012684.html 2008年5月20日 社会保障国民会議がまとめた基礎年金の税方式化に関するシミュレーションの結果は、税の負担増からその実現が困難であることを印象づけた。税方式の是非についての本格的な議論はこれからだ。 国民共通の基礎年金(国民年金)の保険料は現在、加入者の保険料と国庫負担(税)で賄っている。これを全額税で賄う方式に変更すると負担はどうなるか。そのシミュレーションを政府が初めて行ったのは、現行の社会保険方式の限界を指摘する声を無視できなくなったためだ。 社会保険方式をとる限り、保険料を支払えず、保険料の未納者、制度自体への未加入者が発生する事態は避けられない。 現在でも未納・未加入者は三百四十万人に達し、将来無年金となり「生活保護」の対象になる人が少なくないなど「国民皆年金」は形骸(けいがい)化しているのが現状だ。 税方式は、日本国内に一定期間居住して高齢を迎えた国民に一律に基礎年金を払うというもので、未納・未加入問題を一掃できるとして、民主党や自民党の一部、経済界などが求めている。 だが、問題はそれほど単純ではないことをシミュレーションは示している。仮に二〇〇九年度から過去の納付状況に関係なく一律に基礎年金を給付する場合、それに必要な財源は消費税率に換算すると現行の5%にさらに5%の上乗せになる。高齢者の増加に伴い追加財源は将来さらに増える。 これらを踏まえると、税方式では国民の納得を得るのは難しいと言っているのに等しい。結果的に社会保険方式を堅持したい政府・厚生労働省寄りの内容といえる。 政府はすべてのデータを公表すると言っている。税方式の問題点をことさら強調していないか、十分な検証が必要である。 〇四年の年金制度改正では、〇九年度までに基礎年金の国庫負担割合を三分の一から二分の一へ引き上げることが決まっており、二・三兆円必要だが、まだ財源確保のめどが立っていない。 社会保険方式と税方式の是非を議論する前に、こうした差し迫った問題を解決すべきだ。 そのうえで現行方式と税方式のいずれを選択するのか、両者の長所を取り入れた方式がないのかを検討すべきだ。財源として消費税か他の財源か、増税分を年金だけに充て、医療や介護に回さなくてもいいかという問題もある。社会保障全体の中でのバランスについて国民の合意を得る必要がある。 >TOP ◆地方分権改革:福祉施設、一律基準見直しへ 閣僚折衝で厚労相示唆 http://mainichi.jp/life/health/fukushi/news/20080520ddm002010051000c.html 地方分権改革を巡る増田寛也総務相、町村信孝官房長官と関係閣僚の個別折衝が19日、首相官邸で行われた。舛添要一厚生労働相は、保育園や特別養護老人ホームなど福祉施設について、必要な設備の最低基準を見直す考えを示した。現行の全国一律基準を改め、国が示す標準を踏まえて都道府県ごとに条例で基準を定める方向で検討する。実現すると、空き教室を利用したグループホームの設置など、地方の実情に応じたきめ細かな福祉サービスが可能になる。 冬柴鉄三国土交通相は、国の直轄国道(全国約2万2000キロ)のうち、政策上の重要性の低い約15%について整備・管理権限を地方自治体に移譲すると表明した。【石川貴教】 毎日新聞 2008年5月20日 東京朝刊 >TOP ◆(1)発達障害の子 個別に支える http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20080520-OYT8T00248.htm 通級指導学級で指導を受ける発達障害の子供たち(多摩市内の小学校で)=安川純撮影 発達障害の子の教育ニーズに応じ、個別指導する教室がある。 プレールームの窓から柔らかな光が差し込む。ゆったりとしたピアノのメロディーに合わせ、両腕をゆっくり真上に上げたり、四つんばいになって片腕と片足を同時に上げたりする子供たち。「よく努力しました」「とてもきれい」と女性教諭がよい所を見つけてほめていく。紅潮した子供たちの顔に次々と笑みが浮かんだ。 東京都多摩市立の小学校。この日、周辺の学校の子供も加わる通級指導学級の自立活動のメニューは運動だった。「普通の体育とは違い、体と感情を上手にコントロールするためのトレーニングです」と説明するのは、障害児教育の経験が豊富な女性教諭。触覚や聴覚などの感覚に刺激を与えて脳機能の活性化を図る、発達障害を持つ子への指導法「感覚統合療法」だ。 ◎ おさげ髪の女児の姿が目についた。小学3年のさくらちゃん(仮名)。注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの発達障害を持つ彼女が在籍する学校で特別の支援を受けるようになって2年余が過ぎた。 母親がさくらちゃんの発達障害を意識し始めたのは、1歳半検診からだった。席に座っていられず、予測できないことが起きるとパニックを起こす。入学式を前に「小学校に行きたくない」と言い張った。市教委に相談すると、これまでの特殊教育では対象外だった発達障害の子を個別に支援する場を、全国に先駆けて作ると聞き、通常学級に通わせる決意をした。 市は少子化による空き教室を活用し、全小中学校30校に「子ども支援教室」を設置。担任らの指導の補助役として、教員免許を持つ学生を仲間(ピア)に近い形で接する「ピアティーチャー(PT)」として全校に派遣する。ちょうどそんな新しい特別支援教育のシステムを、市が導入するタイミングだった。 「子供の発達障害を疑い、就学相談を受ける保護者が増えるなど、特別支援教育へのニーズが高まっていた。集団生活になじめず、学級が荒れる『小1プロブレム』にも対応できると思った」と千葉正法・市教委統括指導主事。今年度は47人の特別支援教育PTを配置している。 通常学級に在籍しながら、必要な時間だけ別の場所で個別指導を受ける多摩市の取り組みは、文部科学省の専門家会議が2003年にまとめた最終報告で具体的な検討が必要とされた「特別支援教室(仮称)」へのステップとの見方もされる。都内では渋谷区も07年度から「特別支援教室」を全小中学校に設置したが、全国的には限られた存在だ。 ◎ さくらちゃんは週に1日の通級指導学級での少人数指導に加え、苦手な算数を中心に週に2、3時間、PTの個別指導を受けてきた。 「『どうして私だけこんなに勉強しないといけないの。算数ができる頭と交換したい』と不満をぶつけることもある。でも、驚くほど成長した」と母親。指示を最後まで聞き、少し我慢してから行動できるようになった。学校で起きたことや自分の気持ちを家庭でよく話してくれるようになった。通級担当の教諭も「以前は会話のやり取りが難しかったが、随分と言語力がついてきた」と笑顔を見せる。 同小に派遣されるPTは3人。個別指導は5、6人が限度だが、希望者はその約6倍に達する。「毎年4月から2か月間かけ、どの子にPTが必要か判定し直すが、低学年でのつまずきを防ぐには、1、2年生を優先せざるをえない」。校長は苦しい胸の内を明かす。さくらちゃんが今年度も個別指導を受けられるかは微妙だ。 「学年が上がっていけば、人間関係も、学習面でも、より厳しくなっていく。何がなんでも通常学級とこだわるのは子供にも親にもつらい。ただ、もしピアティーチャーの指導が引き続き受けられれば、このまま通常学級でやっていけるかも」と母親。 増え続けるニーズに応えるPTを配置できるかどうかに、親子の運命は委ねられている。(保井隆之) 従来は対象にされず 2007年に学校教育法が改正され、特別支援教育が本格的に始動した。学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、高機能自閉症など、知的な遅れが目立たず、従来の特殊教育では対象とされなかった発達障害の子も、教育的ニーズに応じて支援するのが特徴だ。 昨年5月1日現在の義務教育段階の児童生徒1082万人のうち、障害の重い子を対象とした特別支援学校の在籍者は0・53%、比較的障害が軽い特別支援学級の在籍者は1・04%、通級による指導を受けている子は0・41%。これらを合わせると約22万人。 しかし、文科省が02年、教員に行った調査では、通常学級に発達障害の可能性がある児童生徒が6・3%いるとの結果が出ており、この割合を昨年の全児童生徒数に当てはめると、さらに約68万人に支援が必要ということになる。 固定式の特別支援学級をなくし、通常の学級に在籍しながら必要に応じて特別な場で指導を受けるのが特別支援教室構想だが、特別支援学級の維持を求める声も強く、制度化はしなかった。多摩市や渋谷区のような教室は例外的だ。 (2008年5月20日 読売新聞) >TOP ◆年金税方式試算(1):サラリーマン 全世帯に増税直撃 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080520mog00m010005000c.html 政府は19日、基礎年金の全額税方式導入に伴う消費税率の引き上げ幅や、現行の社会保険方式と比べて家庭の負担額がどう変わるかの試算を提示した。生活保護費の行方や、厚生年金のパートへの拡大などについても、独自の見解を示している。過去に納めた保険料相当分を年金受給額に上乗せするため、消費税率を8・5%引き上げるケースについて、サラリーマン、自営業者、年金受給者の各世帯の負担を点検してみた。 <サラリーマン> ◇全世帯に増税直撃 妻がパート勤務(月収8万円未満)の会社員Aさん(世帯の月収約54万円)と、独身の会社員Bさん(同約34万円)の未来の負担額を予測してみよう。 Aさんの場合、現行の厚生年金保険料負担額(基礎年金分のみ)は月約7000円。全額税方式によって、この分はゼロになるが、消費税率引き上げに伴い、負担額は最大約2万7000円に。導入前後の差し引きでは、約2万円の負担増となる。 一方、Bさん。現行の保険料負担額は約5000円で、予測される消費税負担額は最大約1万6000円。負担増は約1万1000円。世帯構成により負担は大きく変わることになる。 ■平均1万9000円増 社会保障国民会議はこれ以外に「妻が専業主婦の会社員世帯」「共働き世帯」の2パターンについて試算しているが、いずれも負担増は2万円ほどになり、全額税方式になった場合、全モデル世帯で負担増になると予測。世帯平均(月収約53万円)の負担増は、約1万9000円と見込んでいる。 ■高齢者に影響大 年齢別ではどうか。会社勤めを続けるCさん(65)=月収約39万円=と、中堅社員のDさん(34)=同43万円=の場合。 Cさんの保険料負担額は約2000円。しかし、全額税方式導入による消費税率アップで、負担額は最大約2万4000円へ。差し引き約2万2000円の負担増となる。これに対し、保険料負担が6000円だったDさんは負担額が最大2万1000円で、差し引き約1万5000円の負担増にとどまる。 Cさんの方が現行の保険料負担が少ないことなどが理由だが、65歳以上の会社員の負担が大きくなる。このほか、35〜44歳(月収約53万円)約1万6000円増▽45〜54歳(同61万円)約2万1000円増▽55〜64歳(同52万円)約2万円増−−などとなっており、すべての年齢層で負担増になると試算している。 ■低所得者に打撃 所得別ではどうか。世帯を月収別に(1)29万円(2)40万円(3)49万円(4)61万円(5)86万円−−の5階層に分けた場合、消費税による負担増が月収に占める割合は、最大で(1)4・9%(2)4・1%(3)3・6%(4)3・4%(5)2・9%−−。低所得層の家計への影響が大きいことを示唆している。 >TOP ◆年金税方式試算(2):自営業 月収50万円前後で差 年金生活者にも負担が <農家、商店など自営業> Eさん(月の平均収入49万円)、Fさん(同61万円)、Gさん(同86万円)の3人の家計を試算してみると−−。 1世帯当たりの国民年金加入者を1・7人と換算すると、保険料負担額(保険料免除の場合を除く)は1世帯約2万4000円。国民年金保険料は定額なので、世帯構成が同じと見て、現行の3人の保険料はいずれも同額として計算した。 全額税方式になると、3人の負担はEさん最大約2万4000円▽Fさん同2万9000円▽Gさん同3万8000円となる。このため、差し引きの負担増加分は、Eさんゼロ▽Fさん約5000円増▽Gさん約1万4000円増で、自営業者の場合、勤労者世帯よりも負担は相対的に軽くなりそうだ。 これは、サラリーマンよりも自営業者の方が基礎年金分の保険料負担額が高く、消費税負担分との差し引き額が少なくなるためだ。 月収50万円前後が、全額税方式導入で負担増となるかどうかの分かれ目になりそうだ。 ただし、自営業者の場合は支出に関する調査が乏しく、サラリーマンの収入データをそのまま用いて試算しており、「あくまでも一つのシミュレーション」(社会保障国民会議)と理解した方が良さそうだ。 <年金で生活の高齢者> ◇ゼロ→最大2万円弱も 現行の年金制度は、現役世代の保険料でお年寄りの年金を支える世代間の「仕送り」の仕組みだ。 全額税方式になれば、保険料納付の義務を終えた高齢者にも、消費税増税分の負担がのしかかるため、このシステムは事実上崩れる。 65歳の年金受給者Hさん(年金収入約21万円)のケース。保険料の支払いは終えたので、本来は年金を受け取るだけの立場だが、消費税による負担は最大約1万9000円増となる。 「せっかく保険料を払い終えたのに……」との不満の声は避けられそうもない。 >TOP ◆年金税方式試算(3):納付実績の扱いで差 3パターン提示 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080520mog00m010008000c.html 基礎年金を税方式に移行するにあたり、過去に納めた保険料を給付算定にどう反映させるかによって三つのパターンが示された。現在保険料で負担している財源まで振り替えると、初年度の09年度から9兆〜24兆円の追加財源が必要となる計算となる。これらをすべて消費税率引き上げでまかなうと現行税率に3・5〜8・5%を上乗せする必要がある。 ◇ケース(1)◇ 過去の保険料納付実績は無視し、全員に満額給付(月6・6万円)することを想定。 ◇ この場合、保険料で払われてきた分9兆円を税に振り替え、さらに未納者への給付分5兆円を新たにまかなう必要がある。合計14兆円の追加財源が必要な見通しで、消費税率に換算すればプラス5%となる。 政府は保険料の国庫負担割合を引き上げる方針。 そのためには別に2・3兆円(消費税率で1%弱)が必要となる。税方式移行前の国庫負担額は、その2・3兆円分を含め、計10兆円となる計算だ。初年度の給付に要する額は、10兆円に追加分の14兆円を加えた計24兆円となる。 ◇ケース(2)◇ 過去に未納期間があった人は、未納分に応じて税方式での満額年金から減額される。税財源は少なくて済むが、未納があった人にとってはもらえる額も少なくなる。 ◇ この場合、切り替え時に追加の財源負担は必要なく、保険料で負担してきた分を、税に振り替えるだけでよい。 ただ、時間の経過とともに、未納期間のある人が減っていくため、長期的には税金の投入額が膨らんでいく。 09年度の追加税額は保険料を振り替える分の9兆円だが、50年度には32兆円にアップする。 最終的に減額分がなくなるまでの移行期間は、おおむね65年間(2075年ごろ)とみている。 ◇ケース(3)◇ 税方式の年金を全員に満額給付した上で、過去の納付に見合う分を上積みする。制度発足時の給付は手厚くなるが負担も重くなる。 ◇ 過去の保険料納付相当分(月3・3万円)を加算した場合、09年度には(1)保険料からの振り替え分(9兆円)に加え、(2)上積み分の税財源(14兆円)が必要。消費税率に換算するとプラス8・5%が必要になる。(3)国庫負担(10兆円)を合わせた基礎年金((1)+(2)+(3))の必要額は33兆円となる。 必要な税額は09年度は24兆円だが、高齢化の進展で50年度には42兆円に膨らむ。 ただ、長期的には上積みを受ける人が減るため、25年度以降の消費税率は、プラス8・0%に抑えられるとしている。 >TOP ◆年金税方式試算(4)止:生活保護費、圧縮効果は限定的 消費行動変化の考慮なし http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080520mog00m010010000c.html ◇生活保護費、圧縮効果は限定的 全額税方式を導入すると「無年金者が減り、生活保護費が圧縮できる」との指摘がある。試算はこの問題についても検証している。 生活保護費のうち、生計費に相当する生活扶助支給額は8600億円(08年度)。65歳以上の生活保護受給者は全体の40%、59万人(うち無年金の人は31万人)いるため、65歳以上に支給される生活扶助額も全体の40%の約3500億円と推計した。全員が生活扶助を返上しても節減額は約3500億円にとどまる。 ただし、試算は「(無年金が解消され)収入が増えた場合、生活保護費の中でもまずは生活扶助費を減らすのがルール」との理由から、ほかの医療扶助(1兆3100億円)や、住宅扶助(3700億円)は減らないことを前提にしている。税方式移行に伴う生活保護費の圧縮効果を限定的にとらえた試算と言える。 ◇厚生年金、パートに拡大しても財政に影響小さく−−企業は反対 現行の社会保険方式下で、パート労働者に厚生年金を適用すれば年金財政は改善するのだろうか−−。 社会保障国民会議の試算 |