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病者障害者運動史研究 > 「病者障害者運動史研究――生の現在までを辿り未来を構想する」

知的障害者の権利/権利擁護


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last update: 20170912

■目次

本人たちによる運動
アドヴォカシーのための組織
弁護士・研究者等
知的障害者に対する権利侵害事件
成人後見制度/冤罪/簡易年表
関連文献(発行年順)


■本人たちによる運動

ピープル・ファースト
ピープル・ファーストはなし合おう会→ピープルファースト東京
◆19990828
 ピープルファースト北海道 設立集会
 http://www1.odn.ne.jp/~aaa08190/menu.html
◆19990801
 Resolutions from Self Advocates' Meeting at the 48th National Convention of Inclusion Japan, 31 July- 1 August 1999, Sapporo

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■アドヴォカシーのための組織

リーガルアドヴォカシー育成会議(LADD)
 1996年9月
 アメリカ・カリフォルニア州にある障害者の権利擁護機関DREDF(Disability Rights Education and Defense Fund, Inc)の理事長のメアリー・ルー・ブレスリン氏を迎えて、各地で講演会を開催。

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■弁護士・研究者等

河東田 博 ◇副島 洋明 ◇寺本 晃久 ◇松友 了

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■知的障害者に対する権利侵害事件

■愛成学園事件
 ◆19990322
  愛成学園園長岩田節子「陳述書」
 ◆19990322
  平成11年2月3日の暴力事件に関する報告書
  作業指導員  西川登子
 ◆19990322
  ××××氏の××××さんに対する暴力事件に関する報告書
  愛成学園いずみ寮職員  多田羅初子
 ◆19990324
  副島洋明他→東京地方裁判所「答弁書」
 ◆19990326
  副島洋明「支援要請書・呼びかけ文」
 ◆19990331
  副島洋明→東京都・福祉局知的障害者福祉課長「通知書」(1999/03/31)
 ◆19990405
  副島洋明「連絡書」
 ◆19990409
  愛成学園事件弁護団・6月12日集会への呼びかけ文――愛成学園事件は、私たちに何を問うているか
 ◆1999
  甲第11号証〜 乙第2号証〜
 ◆19990415
  地位保全等仮処分事件準備書面(1)(全文)
 ◆19990409 愛成学園事件弁護団
  6月12日集会への呼びかけ文――愛成学園事件は、私たちに何を問うているか

■白河育成園虐待事件
 ◆「白河育成園虐待事件」の被害者弁護団事務局副島洋明弁護士
  「声明」
  http://www1.odn.ne.jp/~aaa08190/jinken/sirakawaAP-0.htm
 ◆「白河育成園虐待事件」の被害者弁護団事務局副島洋明弁護士
  「緊急連絡書」
  http://www1.odn.ne.jp/~aaa08190/jinken/sirakawaAP-1.htm
 ◆「白河育成園虐待事件」の被害者弁護団事務局副島洋明弁護士
  「事件報告」
  http://www1.odn.ne.jp/~aaa08190/jinken/sirakawaAP-2.htm

■滋賀サングループ事件
  →共同連の機関誌『共同連』53-1(1996年)

◆2003/03/24 国と県の不作為に賠償命令=元社長の虐待も認定−障害年金横領・大津地裁
 「滋賀県五個荘町の肩パット製造業者「サングループ」(倒産)の和田繁太郎元社長(56)が雇用していた知的障害者の障害年金を横領したなどとして、元従業員ら18人が和田元社長と国、県を相手に横領された年金、虐待への慰謝料など総額約5億3000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、大津地裁であった。神吉正則裁判長は行政が何の措置も取らなかったことを認定し、和田元社長だけでなく、国と県も含めて総額約2億7700万円の支払いを命じた。
 判決によると、和田元社長は遅くとも1992年ごろから従業員に虐待を加え、違法に安い賃金で働かせ、障害年金も横領した。また、統合失調症(精神分裂病)の薬を取り上げるなどして、90年2月に男性従業員を死亡させた。」(時事通信)
[3月24日20時8分更新]

◆社長が障害者従業員を虐待、「放置」国・県にも責任
 『読売新聞』2003-03-25
 「滋賀県五個荘町の肩パッド製造会社「サン・グループ」の和田繁太郎元社長(56)が従業員の障害者を虐待して障害基礎年金を横領したとして、元従業員や死亡した従業員の両親ら計18人が和田元社長と国、県を相手取り、年金の返還や慰謝料など総額約5億3600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、大津地裁であった。神吉正則裁判長は虐待と横領を認めたうえ、国と県は適切な措置をとらなかったとして、3者に総額2億7700万円の支払いを命じた。
 障害者雇用に関し国の責任を認めた判決は初めてという。
 判決によると、和田元社長は〈1〉女性従業員の髪をバリカンで丸刈りにした〈2〉逃げ出した従業員を連れ戻し、鎖やワイヤで縛り上げた――ほか、90年2月に工場で死亡した知的障害の男性(当時33歳)に、服用していた薬を与えず、殴るけるなどの暴行を繰り返した結果、男性が死亡した。
 また、従業員の預金通帳を預かり、障害基礎年金7060万円を横領するなどした。
 判決は、国の対応について、労働基準監督署が、権利救済の申し立てなどがあったのに、実情を調査しなかったとし、県についても、死亡した男性に就職をあっせんした更生施設が男性に薬を服用させないことや再三の暴行を同社から確認しなかったなどと認定した。」[3月24日23時55分更新]

水戸パッケージ知的障害者虐待事件 1995〜
◆2004/03/31水 水戸事件民事勝利判決

■島田事件
  白砂 巌 19870725 『雪冤 島田事件――赤堀被告はいかに殺人犯にされたか』社会評論社,422p.,2600円
  等々

野田事件 1979〜
◆2003/11/16 青山正さんを救援する会関西市民の会・総会

◆長瀬 20001005 [jsds:4793] Re:仙台の知的障害者事件
 仙台の事件について10月号の育成会の『手をつなぐ』誌の「けんりってなに!?」欄に安彦理事長が「本人と家族の幸せを守る」を寄せています。
 これに対して育成会の権利擁護委員会発行の『イエローカード』no.4(10月1日発行)は野沢和弘同委員長名で「権利擁護委員会としてー守るべきものと追求すべきもの」を掲載し、「疑惑」の真相に迫りたいとし、「手をつなぐ」掲載の安彦委員長の寄稿と疑惑を報じた『ユニオンポスト』の記事、両方を掲載しました。
 そして同5号(やはり10月1日発行)では野沢委員長が「理事長の疑惑」を掲載。ジャーナリスト、そして親としてしっかりとした立場を明らかにしていると思います。

◆2003 七生福祉園溺死事件・裁判

■2003/12〜 旭出生産福祉園における不当逮捕事件

◆2004/04/25日 知的発達障害者刑事弁護センター集会

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■成人後見制度

◆野田 愛子 編 19931130 『新しい成人後見人制度をめざして――意思能力が十分でない人々の社会生活を支えるために』,東京都社会福祉協議会東京精神薄弱者・痴呆性高齢者権利擁護センター,368p.,2400円 ※
◆奥川 幸子・高橋 紘士・田中 健三・野田 愛子・長谷川 和夫・春山 廣輝 1994 「成年後後見制度の必要性」(座談会),『ジュリスト』1038:78-95

cf. 成年後見制度(Adult Guardianship)

冤罪

◆白砂 巌 19870725 『雪冤 島田事件――赤堀被告はいかに殺人犯にされたか』,社会評論社,422p.,2600円

■簡易年表

19640311 狭山事件で浦和地裁 石川一雄さんに死刑判決*
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■関連文献(発行年順)

◆Socialstyrelsen, 1986, Allmänna rad fran Socialstyrelsen: Integritet-Om Respekten för Vuxna Utvecklingsstörda, undre upplagan, Stockholm: Socialstyrelsen, 114p. ISBN-10: 9138095661 ISBN-13: 978-9138095669 n07 r03
(=1998070 二文字理明訳『人間としての尊厳――ノーマライゼーションの原点・知的障害者とどうつきあうか』障害者人権文化室,86p. \1000 ※ i01 i01r n07 r03)
◆白砂 巌 19870725 『雪冤 島田事件――赤堀被告はいかに殺人犯にされたか』,社会評論社,422p. 2600 横浜
◆精神薄弱者・痴呆性高齢者権利擁護機関(仮称)検討委員会 199011 『精神薄弱者・痴呆性高齢者権利擁護機関(仮称)の基本構想について――中間報告』
副島 洋明 19910620 『弁護士――人間の尊厳と自立を守る』,実業之日本社,仕事発見シリーズ,220p. ISBN: 4408410519 1050 [amazon][kinokuniya][boople] ※
河東田 博 1992a 『スウェーデンの知的しょうがい者とノーマライゼーション――当事者参加・参画の論理』,現代書館,238p.,2266円
◆――――― 1992b 「知的ハンディをもつ人たちの権利獲得・権利擁護と自己主張・自己決定――スウェーデンに学ぶ」『季刊福祉労働』57:65-74
◆野田 愛子 編 19931130 『新しい成人後見人制度をめざして――意思能力が十分でない人々の社会生活を支えるために』,東京都社会福祉協議会東京精神薄弱者・痴呆性高齢者権利擁護センター,368p. 2400 ※r i01r.
◆柏崎 明 1993 「知的障害をもつ方がたの権利擁護をすすめるために――権利擁護センター「すてっぷ」開設一年」(福祉最前線・82)『月刊福祉』76-4(1993-4): 92-95 
◆久田 則夫 1994 「知的障害ケア現場におけるインフォームド・コンセントの導入に関する研究――知的障害者の自己決定・自己選択を支援する社会環境を目指して」,厚生省心身障害研究[1994:192-198] ※
河東田 博・河野 和代 1994 「知的障害とセクシュアリティ――子宮摘出問題と結婚生活援助のあり方を中心に」
 厚生省心身障害研究[1994:145-152]
寺本 晃久 19940517 「知的障害者の自立のために:序説」, 千葉大学文学部社会学研究室『障害者という場所――自立生活から社会を見る(1993年度社会調査実習報告書)』,千葉大学文学部社会学研究室,375p.,1200円→品切),第11章
◆青山正さんを救援する関西市民の会・『反撃開始』編集委員会編 19940917 『反撃開始――野田事件・青山正さんにあたり前の無罪を』,青山正さんを救援する関西市民の会,40p. \300 ※ r03
◆寺本 晃久 1995 「PEOPLE FIRST 「知的障害者」と呼ばれる人々とそのセルフアドヴォカシー運動の研究:欧米の事例をもとに」,千葉大学文学部社会学研究室卒業論文
『季刊福祉労働』89 特集:障害者・子どもへの虐待を止められるか

◆199904 『こくさいれんごう による わたしたちのためのきまり』刊行
 のコーナーで紹介(注文方法も)

松友 了 編 19990731 『知的障害者の人権』,明石書店,AKASHI人権ブックス8,257p. 2200
副島 洋明 20001110 『知的障害者 奪われた人権――虐待・差別の事件と弁護』,明石書店,268p. 2000 ※
1 水戸アカス事件
2 白河育成園事件
3 愛成学園事件
4 国分寺事件――知的障害者と刑事裁判
5 静岡・金谷町事件――捜査・被疑者段階での弁護と支援を考える
6 知的障害者の人権擁護に向けて――人権センターは可能か

◆副島 洋明 20001225 「知的障害者虐待事件を考える――知的障害者虐待事件、その現場と課題、そして私たちの展望を考える。」,『季刊福祉労働』89 ※
河東田 博 19921131 『スウェーデンの知的しょうがい者とノーマライゼーション――当事者参加・参画の論理』現代書館,238p. 2200 ※
◆Worrell,Bill 1988 People First : Advice for Advisers, People First of Canada =1996 河東田 博 訳編,『ピープル・ファースト:支援者のための手引き――当事者活動の支援と当事者参加・参画推進のために』,現代書館,134p. 1500+円<169>

※印は生存学研究センター所蔵

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*増補:北村 健太郎
REV:....20001117,…20030330 20040330 20090709, 20110121, 20150114, 20170912 
病者障害者運動史研究 ◇「病者障害者運動史研究――生の現在までを辿り未来を構想する」
知的障害/知的障害者  ◇成年後見制度(Adult Guardianship)  ◇冤罪 
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