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HIV/AIDS 2003



アフリカ日本協議会(AJF)
 http://www.ajf.gr.jp/

・ニッポンから世界的なエイズ問題に取り組む・考えるヒトのInnovative Forum
 http://www003.upp.so-net.ne.jp/shout/aidsmain.html

・Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria
 「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」(="GFATM ")
 http://www003.upp.so-net.ne.jp/shout/gfatm_intro.html

立岩(立命館大学教員)のサイト経由で本を買うと3%がアフリカ日本協議会(AJF)に寄付されます。
 説明:../0b/bk1.htm
○外務省 世界エイズ・結核・マラリア対策基金




◆2003/01/08 Stephen Lewis "The Lack of Funding for HIV/AIDS Is Mass Murder by Complacency"
 *ステファン・ルイス氏は国連のアフリカのエイズ担当者
 「HIV/AIDSに取り組むための資金拠出をしないことは、無頓着による大量虐殺にほかならない」(日本語訳)
 http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/db-infection/2003010801.html
◆2003/01/17 林達雄
 「私たちは100万人の命を助けることができる」
◆2003/01/22 WTOは誰のため?東京行動実行委員会→外務大臣
 「質問及び要請書」
◆2003/01/27 後藤勝さんによるスライド上映会(↓)
 「カンボジアのエイズ〜who cares?」
◆2003    Achmat, Zackie→ムベキ大統領への手紙
◆2003/02/02 「米のエイズ対策費 嫌米歯止め狙い国外へ巨額拠出」(↓)
 『日本経済新聞』2003年2月2日(日)朝刊
◆2003/02/03 2002年度保健分野NGO研究会・2003年第1回企画
 「日本のHIV/AIDS分野の国際協力の方向性とNGO」
◆2003/02/05 日本、特許緩和で提案=EU案を修正−WTO会合
 時事通信ニュース速報
◆2003/02/05 African States Rebuff EU Plan on Cheap Drugs
 GENEVA (Reuters)
◆2003/02/06 「コピー薬輸入解禁「22疾病先行」 日本が打開案」
 『朝日新聞』2003年2月6日(木)朝刊
◆2003/02/06 「製薬特許権 日本、緩和を提案 エイズなど、コピー薬容認」
 『日本経済新聞』2003年2月6日(木)夕刊
◆2003/02/06 「医薬品特許問題の早期解決を=途上国の新ラウンド参加促進で−駐日EU大使」
 時事通信ニュース速報
◆2003/02/06 「エイズ治療薬で独自案提出 WTO理事会で日本政府」
 共同通信ニュース速報
◆2003/02/08 <社説>「新ラウンド 東京会議で交渉に弾みを」
 毎日新聞ニュース速報
◆2003/02/09 AIDS Patients Hidden Victims of Any Iraq War--UN
 June 9 2003
◆2003/02/10 「エイズ治療薬で進展目指す WTO一般理事会」
 共同通信ニュース速報
◆2003/02/11 「<WTO>エイズ治療薬問題の結論先送り 東京会議で議論へ」
 毎日新聞ニュース速報
◆2003/02/13 「エイズ感染防止などに効果」(↓)
 『日経産業新聞』2003/02/13 p.8
◆2003/02/14 東京で集会 →2003/02/15 「エイズ「コピー薬の認可を」」
 NHKニュース速報
◆2003/02/14 南アフリカで「HIV/AIDS治療実現マーチ」
 http://www.ajf.gr.jp/hiv_aids/14_feb_march/
◆2003/02/15 「チプラナビルがHIV量を有意に低下」
 『日本薬業新聞』2003年2月15日p.6
◆2003/02/15 「<WTO>医薬品特許問題で途上国の不満続出 非公式閣僚会議」
 毎日新聞ニュース速報
◆2003/02/16 「WHOに監視業務依頼 エイズ薬輸入でブラジル案」
 共同通信ニュース速報
◆2003/02/16 医薬品、対立解けず WTO会合 途上国「例外幅広く」
 『日本経済新聞』2003年2月16日(日)朝刊
◆2003/02/17 「農業・医薬 進展なし WTO東京会合閉幕」
 『日本経済新聞』2003年2月17日(月)朝刊 他
◆2003/02/17 「[新ラウンド]「ほど遠い自由化ルールへの道」(社説1)
 『読売新聞』2003/02/17
◆2003/02/17〜22 パネル写真展(↓)
 フォトジャーナリスト後藤勝さんによる「アジアのエイズ」&ユニセフ「HIV/エイズと闘う世界」
◆2002/02/18 「新ラウンド推進 WTO超える論理も必要だ」(社説)
 『毎日新聞』2002/02/18
◆2003/02/19 「エイズ薬問題、結論出ず=WTO」
 時事通信ニュース速報
◆2003/02/20 Annas, George J.The Right to Health and the Nevirapine Case in South Africa
 New England Journal of Medicine Volume 348:750-754  February 20, 2003  Number 8
◆2003/02/24〜03/01 パネル写真展(↓)
 フォトジャーナリスト後藤勝さんによる「アジアのエイズ」&ユニセフ「HIV/エイズと闘う世界」
◆2003/02/28
 マギンビ教授のタンザニア/ンゲレンゲレ地域開発プロジェクト講演会
◆2003/02/  "Japan urged to take lead in easing of patents"
 By KANAKO TAKAHARA Japan Times
◆2003/03/04 Achmat, Zackie Namibia Starts Moving on Treatment
◆2003/03/07 2002年度保健分野NGO研究会・2003年第2回企画
 「エイズ危機克服に何が必要か:世界経済からみたグローバル・エイズ対策」
◆2003/03/07〜09
 厚生労働省委託・財団法人エイズ予防財団主催
 ボランティア指導者育成事業
 「2002年度ボランティア指導者研修会」
◆2003/03/15 エイズウォーク IN 神戸
◆2003/03/20 Zackie Achmat "Dying for Treatment -TheTAC Civil Disobedience Campaign"
 TAC Briefing Document on the Civil Disobedience campaign
◆2003/03/28 世界基金、KENWAに22万ドルの資金供与を決定
 http://www.globalfundatm.org
◆2003/04/01 林達雄
 「FUND THE FUND エイズ・結核・マラリアと戦う世界基金キャンペーン」
◆2003/04/03 GFATM HIV/AIDS、結核対策のため、ザンビアにこれまでの最大額を提供
◆2003/04/09 「途上国におけるHIV/AIDS の治療に踏み出した現代世界」
 アフリカ日本協議会感染症研究会
◆2003/04/09 林達雄
 「ジュネーブ訪問」
◆2003/04/12 アフリカ日本協議会
 「公的医療でのエイズ治療を求める南アの HIV感染者・エイズ患者たちの行動に連帯の意思表示を!」
◆2003/04/15 ETHIOPIA: Anti-HIV/AIDS drugs to be produced locally
 AIDS warning in Ethiopia
◆2003/04/17 アフリカ日本協議会
 「TAC支援国内キャンペーンにご賛同いただき、ありがとうございました!!」
◆2003/04/26 アフリカ日本協議会
 ビデオ上映会 抗エイズ治療への長い道:南アフリカ共和国・「治療行動キャンペーン」の取り組み
◆2003/04/29 「治療行動キャンペーン」(TAC)市民的不服従キャンペーンの一時停止を決定
◆2003/05/12 「震災遺児、エイズ禍支援」
 『朝日新聞』2003年5月12日(月)夕刊
◆2003/05/23 「エイズなど感染症の死者年間約1400万人」
 毎日新聞ニュース速報[2003-05-23-20:50]
◆2003/05/24 南アフリカ共和国でTACと国家エイズ委員会(委員長・ジェイコブズ・ズマ副大統領)が会合
◆2003/05/26 「安価な治療薬輸出で新制度=エイズなど途上国向け−EU」
 時事通信ニュース速報[2003-05-26-23:11]
◆2003/05/28 「「米大統領 サミットでエイズ対策への努力迫る」
 NHKニュース速報 他
◆2003/06/17 「米大統領、アフリカ歴訪へ エイズ・貧困問題への姿勢強調 大統領選での「票田」意識 低所得層の支持狙う」
 『日本経済新聞』2003年6月17日(火)朝刊
◆2003/06/26 エイズワクチンの開発・普及は可能か〜IAVI代表セス・バークレー氏を迎えて〜
◆2003/06/  World Economic Forum Leaders Must Treat the People
 TAC pamphlet for the WEF
◆2003/07/07 「[エイズ最前線]南アフリカからの報告/1 「誇り」と「喜び」の母子」
 『毎日新聞』夕刊
◆ロラケ・ンワグ 200307
 「アフリカに「買い物」に:ブッシュが来たとき」
 Nwagwu, Rolake  "When Mr. Bush 'Came Shopping' in Africa"
◆2003/07/00 林達雄「エイズとともに生きる時代」
 『婦人之友』2003-07
◆2003/07/01 「エイズ死1600万人にも アフリカ農村部で感染拡大」
 日本医師会デイリーニュース 2003/07/01[共同通信]
◆2003/07/11 「エイズ最前線 南アフリカからの報告(4) 「生き方」直視する若者 劇で訴える自戒と予防」
 『毎日新聞』2003年7月11日(金)夕刊
◆2003/07/12 「エイズ最前線 南アフリカからの報告(5) 同性愛告白し感染防止訴え 差別との闘い映像で」
 『毎日新聞』2003年7月12日(土)夕刊
◆2003/07/12採択
 アフリカ連合「エイズ/結核/マラリア/その他の関連する感染症に関するマプート宣言」
◆2003/07/14 「Mandela charisma energizes Aids conference」
 (マンデラのカリスマ性がエイズ会議を勢いづける) AFP
 Mandela:http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/dw/mandela.htm
◆2003/07/16 「治療薬特許緩和の合意期待 スパチャイWTO事務局長」
 共同通信ニュース速報
◆2003/07/16 ザッキー・アハマット「エイズ治療・予防を含む包括的な保健医療へのアクセスこそ持続可能な成長への唯一の道」
 「世界エイズ・結核・マラリア対策基金を支援する国際会合」におけるスピーチ
 フランス共和国パリ市 パレ・デ・コングレ
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/dw/achmat.htm  7月16日パリ「世界基金支援国際会合」
◆ロラケ・ンワグ 2003/07/17
 「アフリカに「買い物」に:ブッシュが来たとき」
 Nwagwu, Rolake  "When Mr. Bush 'Came Shopping' in Africa"
◆2003/07/17 「日本の拠出金拡大論相次ぐ エイズ対策会議」
 『日本経済新聞』2003年7月17日(水)夕刊 他
◆ロラケ・ンワグ 2003/07/17
 「アフリカに「買い物」に:ブッシュが来たとき」
 Nwagwu, Rolake  "When Mr. Bush 'Came Shopping' in Africa"
◆佐々木 公一 2003/07/22 『週刊/ALS患者のひとりごと』119
 障害者の代筆投票実現
◆2003/07/22 「東京アフリカ開発会議」に向けた連続講座の第4回「感染症」
◆佐々木公一 2003/07/30 『週刊/ALS患者のひとりごと』120
 新しい出発、協力の「わ」を大きく、強く
◆2003/08/01 国際セミナー アフリカにおけるHIV感染者・AIDS患者運動の現在
 〜ケニアとナイジェリア、ケア・サポートとアドボカシー
◆2003/08/02 ザッキー・アハマット氏が抗エイズ治療を再開
◆2003/08/03 エイズと闘うアフリカの人々:HIV感染者・AIDS患者を中心として
 〜「TICAD NGOシンポジウム」HIV/AIDS・感染症分野の討議〜
 http://www.ajf.gr.jp/hiv_aids/treatment_access/comments_on_0803.html
◆Nwagwu, Morolake 2003/08/03 「VCTから一歩先へ:患者・感染者は包括的なエイズ対策を必要としている」
 TICAD NGOシンポジウム アフリカのNGOがやってくる 於:国連大学 ◆2003/08/05 国際シンポジウム
 「アフリカのエイズ問題と「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」(GFATM)の役割」
◆2003/08/05 ロラケ・ンワグ「アフリカでHIVと共に生きる人々にとって必要なものは何か──ケア・サポートと治療、そして治療リテラシーの重要性」
 国際シンポジウム「アフリカのHIV/AIDS問題と世界エイズ・結核・マラリア対策基金(GFATM)の役割」
◆2003/08/05 ケイト・トムソン「当事者の運動からグローバル基金へ──ある英国人HIV感染者女性の軌跡とグローバル・エイズ問題」
 国際シンポジウム「アフリカのHIV/AIDS問題と世界エイズ・結核・マラリア対策基金(GFATM)の役割」
◆ケイト・トムソン 2003/08/05 「当事者の運動からグローバル基金へ──ある英国人HIV感染者女性の軌跡とグローバル・エイズ問題」
◆2003/08/08 Some News Reports From AIDS Conference
◆2003/08/09 「<南アフリカ>政府がようやくエイズ治療対策」
 毎日新聞ニュース速報
◆2003/08/28
 エイズ対策の現場から:保健分野NGOの情報と経験のシェアリング 第2回
◆2003/08/29 「エイズ治療のコピー薬、途上国の輸入合意へ WTO」
 『朝日新聞』2003/08/29 についての稲場雅紀さんのコメント
◆2003/09/16 「ボノが米大統領と会談、エイズ対策費の増額を要請」
 ワシントン ロイター
◆2003/09/19〜10/18
 Positive Lives写真展 positive responses to HIV
◆2003/09/24
 保健分野NGO研究会連続セミナー第3回「HIVと予防啓発」
◆2003/09/27
 保健分野NGO研究会TICAD記念特別シンポジウム
◆2002/09/26  「エイズ薬投与約5%のみ」
 『日本経済新聞』2003年9月26日(金)朝刊
◆2003/09/27〜10/03
 映画祭『アフリカン・ドキュメンタリー2003』
 アフリカを生きる 〜エイズ/HIV問題を描く100の映像〜」
◆2003/10/12 第14回KASAN公開学習会・南アフリカのエイズと貧困
 トリートメント・アクション・キャンペーン(TAC)の活動から
◆Office of Former President William Jefferson Clinton 2003/10/23 Clinton Foundation Announces Agreement On Major Reduction In Price Of AIDS Drugs
◆WHO 2003/09 Global AIDS treatment emergency
 Fact Sheet 274
 http://www.who.int/mediacentre/factsheets/2003/fs274/en/
 「3 by 5 イニシアティブ──地球規模のエイズ治療の緊急事態」(日本語訳)
◆2003/10/23
 「クリントン財団はエイズ治療薬の大幅な価格低廉化につながる協定を締結」
◆2003/10/27
 NHKニュース「おはよう日本」でKENWAの活動紹介
◆2003/11/14 セミナー
 「アジアのHIV/AIDSとヴァルネラブル・コミュニティ」
◆2003/11/15 講演会「いのちをはげます〜エイズを抱きしめて」
 於:奈良市
◆2003/11/16 講演会「セクシャル・ヘルスについて語ろう!」
 於:神戸市
◆2003/11/17 講演会「エイズについて語ろう!〜日本の若者へ、ブラジルからのメッセージ」
 於:大阪
◆2003/11/19 セミナー「HIV/AIDS対策の現場から」第5回
 HIV/AIDSと包括的ケア・サポート
◆2003/11/23 講演会・交流会「エイズを抱きしめて〜アラウージョさんを囲んで」
 於:広島市
◆2003/11/24 講演会「セクシュアリティ、エイズについて考えてみよう!」
 於:横浜市
◆2003/11/27 シンポジウム(日本エイズ学会シンポジウム)
 「アジアで現実化するHIV/AIDS治療へのアクセス:日本は何をなすべきか」
◆2003/11/28 世界のモデル「ブラジル」から学ぶ日本のエイズ対策の今後
 〜対在日ブラジル人HIV/AIDS/STD予防総合共同プロジェクトを通して〜
◆2003/11/29 「外国人HIV感染者:保険未加入の治療患者わずか13%」
 『毎日新聞』2003.11.29
◆2003/12/01 「同性愛者へのHIV予防から人権擁護とりくみ──インドと日本の同性愛者NGO活動」
 於:同志社大学
◆2003/12/03 「同性愛者へのHIV予防から人権擁護とりくみ──インドと日本の同性愛者NGO活動」
 於:東京
HIV/AIDSプロジェクトの計画立案・運営コース
 2003年12月6日(土)〜 12月21日(日) 16日間
◆2003/12/24 「投与は1日1回 HIV薬を来月発売 ブリストル・マイヤーズ」
 『日経産業新聞』2003-12-24

◆宮田 一雄 200312 『世界はエイズとどう闘ってきたのか──危機の20年を歩く』 ポット出版,238p. \2,000 ISBN:4-939015-56-4
□内容説明[bk1]
HIV/エイズとの闘いが人類共通の緊急課題であることは明らかだが、日本ではあまり関心を示さない状態が続いている。2000〜2002年にかけての日本および世界の現状を報告する。『産経新聞』連載に加筆・再構成。
□著者紹介[bk1]
1949年東京生まれ。産経新聞記者。ニューヨーク支局長、社会部デスクなどを経て、現在、編集局次長。日本人のエイズ対策グループJAWSを創設。著書に「エイズを知る」など。

◆「エイズ薬と特許権」
 http://www.patentsalon.com/topics/aids/index.html
 『パテントサロン』
 http://www.patentsalon.com/index.html


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◆牧野 久美子(アジア経済研究所在ケープタウン海外派遣員) 2003
 「南アフリカにおけるエイズ治療薬供給問題──トリートメント・アクション・キャンペーンの活動から」
 『アフリカ研究』(日本アフリカ学会) cf.南アフリカ

 

1.「HIV/エイズの危機と子どもたち」&
「子どもの権利をかわないで〜プンとミーチャのものがたり」 パネル写真展・原
画展

★ パネル写真展の内容 ★
フォトジャーナリスト後藤勝さんによる「アジアのエイズ」&ユニセフ「HIV/エイズ
と闘う世界」
後藤勝さんの写真ルポは、雑誌AERAに「静かなる『内戦』〜戦禍のカンボジアを襲
うエイズ」(2002年5月27日号)、「カンボジア 児童売買の闇」(同年1
0月7日)に掲載されるなど、多方面で活躍中の方です。

★ 特別プログラム ★
1.ジョイントトーク「子どもの人権と世界」
福田雅章さん(一橋大学名誉教授)と森野さかなさん(絵本作家)による
日時:2003/2/22 (土)1:00-3:00PM
会場:横浜中央YMCA(関内駅徒歩3分)
2.講演「プンとミーチャのものがたりから学ぶ〜子どもの人権とAIDS」
講師:横田洋三さん(国連大学学長特別顧問、〜プンとミーチャのものがたり監修)
日時:2003/3/1(土) 10:30-12:00
会場:横須賀YMCA


写真展開催日:
■2003/2/17〜22
会場:横浜中央YMCA    会場:横須賀YMCA 横須賀市立市民活動サポートセンター
■2003/2/24〜3/1
会場:横須賀YMCA 横須賀市立市民活動サポートセンター

開催時間:9:00〜20:30
*最終日のみ18:00

お問い合わせ・お申し込みは・・・
横浜中央YMCA
電話 :045−662−3721
Fax:  045ー651−0169
E-mail: kokusai@yokohama-ymca.or.jp
担当:大江・森
横須賀YMCA

YMCAよこすかコミュニティサポート
電話:0468−34−5811 Fax:0468−34−8521
担当:小林・高村


2.後藤勝さんによるスライド上映会
「カンボジアのエイズ〜who cares?」
日時:2003年1月27日(月)19:00〜20:30
場所:横浜中央YMCA(関内駅徒歩3分)
定員:100名 参加費用:800円(一部募金として捧げます)
内容:2001年暮れからカンボジアのエイズ問題を取材して来た後藤勝さんによるスラ
イド上
映会「カンボジアのエイズ〜who cares?」約150点を公開していただき現地の状況を
お伺
いします。
後藤勝さんは、雑誌AERAに「静かなる『内戦』〜戦禍のカンボジアを襲うエイズ」
(2002年5月27日号)、「カンボジア 児童売買の闇」(同年10月7日)
に写真ルポが掲載されるなど、多方面で活躍中の方です。バンコクを拠点に、主に中

米、東南アジアの紛争地、人権、HIV問題を取り上げ取材を続けていらっしゃいます。

お問い合わせ・お申し込みは
横浜YMCA 国際・地域事業担当:森・大江
?:045-662-3721
FAX:045-651-0169
E-mail:kokusai@yokohama-ymca.or.jp

(See attached file: 写真入りチラシ.pdf)(See attached file: スライド上映
会.pdf)
**:**********************************
大江 浩
横浜YMCA総主事室・地域・国際事業担当
Tel. 045-662-3721, Fax 045-651-0169
E-mail:hiroshi_oe@is.yokohama-ymca.or.jp

 
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◆2003/02/02 「米のエイズ対策費 嫌米歯止め狙い国外へ巨額拠出」
 『日本経済新聞』2003年2月2日(日)朝刊

「ワシントン=吉田透
 ブッシュ政権はエイズ撲滅に向けて国内外の対策を大幅に強化する。エイズのまん延で危機的状況に陥っているアフリカ諸国などの救済を目指して今後5年間に150億ドル(約1兆8000億円)を拠出。国内の対策拡充のために2004会計年度(2003年10月〜2004年9月)に前年度比7%増の予算160億ドルを議会に要請する。
 アフリカやカリブ海諸国など向けの支援策は大統領が一般教書演説で発表した。これまでに表明していた支援額が一気に三倍に膨らむ。世界的な嫌米感情の広がりに歯止めをかける策の一環で、アフリカ諸国から歓迎の声が上がっている。
 アフリカには約2500万人のエイズウイルス感染者がおり、大部分が十分な治療を受けられずに死ぬ恐れがあるとされている。
 米国内の対策はワクチンなど治療・予防薬の研究開発を強化するほか、20分程度で感染を判定できる検査キットの利用規制を撤廃する。」

 
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◆2003/02/13 「エイズ感染防止などに効果」
 『日経産業新聞』2003/02/13 p.8

 「武田薬品工業は米ボストンで開催中のレトロウイルス学会でエイズ治療薬についての研究状況を公表した。
 現在研究中の低分子化合物「TAK-220」は経口剤でCCR5拮抗(きっこう)薬と呼ばれるタイプの薬剤。細胞を使った試験では感染を阻止する効果と、既存治療薬と併用した場合に相乗効果が得られることが認められたという。
 武田は99年に注射剤のエイズ治療薬の臨床試験入りを申請したが、臨床試験が難しいことから、今回のTAK-220に注力し早期の臨床試験入りをめざす。CCR5拮抗剤は米ファイザーや米シェリングプラウが臨床試験を進めている。」

 
 
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◆2003/02/15 「チプラナビルがHIV量を有意に低下」
 『日本薬業新聞』2003年2月15日p.6

 「米国ボストンで開かれたレトロウイルス日和見感染症学会で、ベーリンガーインゲルハイムが開発中の抗HIV剤チプラナビルについて、後期フェーズII試験の成績でチプラナビルが対象患者のHIV量を有意に低下させたことが報告された。
 試験は、長期に既存のプロテアーゼ阻害剤(PI)主体のカクテル両方を受けた216人の患者を対象に、チプラナビルの有効性と安全性を、異なる3つの投与量で検討した他施設盲検試験。同剤は、非ペプチド系プロテアーゼ阻害剤(NPPI)という新規作用幾序を持つ抗HIV剤で、現在フェーズIIIの段階。同剤の後期フェーズIIの研究者でヒューストンのセラピューティックコンセプトに所属するヨーゼフ・ゲイト博士は、「今回示したデータは、ロピナビルを含む市販のPIに感受性が低下したウイルスに、チプラナビルが有効なことを示すもの。PIのほとんどは5種以下のウイルスの変異によって活性を失う。ところがチプラナビルは16種以上のPI変異を持つウイルスに対して活性を保持した」と述べた。」

 
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◆2003/03/07〜09
 厚生労働省委託・財団法人エイズ予防財団主催
 ボランティア指導者育成事業
 「2002年度ボランティア指導者研修会」

[開催について]

 HIV感染者・AIDS患者のケア・サポート活動、HIV/AIDSに関する知識の普及活動等、
皆様方の日頃の活動に対しまして深く敬意を表します。
 さて、例年開催されておりますHIV関連のボランティア指導者研修会ですが、今年
度も下記の通り実施する運びとなりました。
 この研修会では皆様の活動を、より一層発展するきっかけとして、あるいは一助と
していただけるよう、その活動のリーダーを養成することを目的としております。
 つきましては、お忙しいとは存じますが、貴団体にて活動しておられる方々に、ぜ
ひご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします。


詳細(趣旨や日程、申込方法)については下記のホームページをご覧下さい。
http://www.cai.presen.to/

1. 主催    財団法人エイズ予防財団
2. 実施    CAI(Campus AIDS Interface)
3. 開催期間  2003年3月7日(金)〜3月9日(日)
※「ボランティア指導者研修会参加者」は3月8日〜9日(1泊2日)、
 「ユーススタッフ・トレーニー(スタッフ研修参加者)」は3月7日〜9日
 (2泊3日)の日程となります。
4. 研修場所、宿泊場所
【研修場所】「かんぽ浅草ビル貸会議室」(東京都台東区西浅草1-1-1)
【宿泊場所】「ホテルニュー魚眠荘」(東京都台東区雷門2-20-4)
5. 対象者 
 HIV/AIDSに対する支援活動、またはHIV感染症・AIDSに関する予防啓発活動を行っ
ている団体の次期リーダー、行おうとしている団体のリーダーを対象とする。なお、
一般的なボランティアの研修ではなく、指導者の方々の研修ですので、ご留意願いま
す。

--------------------------------------------------------------------------
下記をコピーペーストして、なるべくE-mailで申込下さい。
申込先メルアドレスcai@circus.ocn.ne.jp(1/31必着)
--------------------------------------------------------------------------
■ボランティア指導者研修会参加申込
件名:ボランティア指導者研修会参加申込
-----------------------------------------------------------
・所属団体名
・役職
・氏名
・氏名(よみがな)
・年齢
・職業
・連絡先住所
・連絡先電話番号
・FAX番号
・連絡先E-mail

・団体の活動内容紹介(400字前後)

・今年度の主な活動内容紹介(200字前後)

・公開講座「NGO/NPO活動に必要なHIV感染症の知識」への参加(いずれかに○)
( )参加する ( )参加しない ( )未定

■ボランティア指導者研修会参加者、推薦状
件名:ボランティア指導者研修会参加者、推薦状
-----------------------------------------------------------
所属団体代表者の方記入でお願いいたします。

・所属団体での参加希望者の役割

・代表者が参加希望者を推薦する理由

・参加者の活動年数  年

文責
・団体名
・代表者名

■ユーススタッフ・トレーニー(スタッフ研修参加者)
件名:ユーススタッフ・トレーニー(スタッフ研修参加者)
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・所属団体名
・役職
・氏名
・氏名(よみがな)
・年齢
・職業
・連絡先住所
・連絡先電話番号
・FAX番号
・連絡先E-mail
・団体の活動内容紹介(400字前後)

・今年度の主な活動内容紹介(200字前後)

・ユーススタッフ研修講座で取り上げて欲しいこと

 
 
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◆2003/05/12 「震災遺児、エイズ禍支援」
 『朝日新聞』2003年5月12日(月)夕刊

 阪神大震災で親を亡くした遺児たちが、エイズで親を失ったアフリカの遺児への支援を呼びかけている。まずはウガンダの村に、心の傷を癒やせる施設を建設する計画だ。現地を訪れた兵庫県の西宮東高校2年、西本亮太さん(17)らは11日、遺児ら約500人とともに行進した。同じ日、日本国内でも全国70コースで約1万人が「地球規模の遺児支援」を訴える行進に参加、募金に協力した。

ウガンダで子らのため 心の傷癒やす場を
 ウガンダの首都カンパラから15キロにあるナンサナ村。村民5000人のうち、エイズで親を亡くした15歳以下の子どもは800人を超えるという。
 西本さんは11日、村役場前で「神戸は震災で世界中から支援を受けた。恩返しをしたいとウガンダにきた。親を亡くした悲しみを分かち合い、共に生きてゆきたい」とあいさつし、村民から拍手を受けた。遺児や母親たちとともにスコールを浴びながら約10キロ歩いた。
 西本さんは小学2年の時に被災し、父を亡くした。あしなが育英会が運営する「神戸レインボーハウス」に通い、支援された体験を持つ。昨年夏、米テロやトルコ地震など7カ国の遺児による交流会に参加し、「同じような心をケアする施設が世界各地に必要だ」と感じたと話す。
 ともに歩いたロナルド・ルベガ君(15)は2歳で母を、翌年には父をエイズで亡くした。自分も発症するのではないかと恐れ、家で引きこもって暮らしてきた。「生きる勇気をもらつた。エンジニアになる夢を持てた。いつでも訪ね、話せる場所をみなが望んでいる」と話した、という。
 ウガンダのエイズ遺児は世界最多の170万人といわれる。計画は昨秋、同国政府の賛同を得て、非政府組織(NGO)「ASHINAGAU GANDA」が発足。国立マケレレ大心理学部を中心に調査やケア専門家の養成が始まった。
 西本さんは帰国後、遺児仲間と「ウガンダレインボーハウス建設」の募金を始める。目標は500万円で、12月1日の世界エイズデーまでの完成を目指すという。

 
 
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◆2003/05/23 「エイズなど感染症の死者年間約1400万人」
 毎日新聞ニュース速報[2003-05-23-20:50]

 「【ワシントン斗ケ沢秀俊】米国の著名な環境シンクタンク「ワールドウオッチ研究所」は22日、世界の環境をめぐる最新の動向をまとめた「バイタルサインズ2003」を発行した。エイズなどの感染症による死者は世界で年間約1400万人に達し、がんによる死者の約2倍。アフリカと東南アジアで、世界の感染症死者の約75%を占めているという。
 バイタルサインズは地球サミットが開催された92年から毎年発行されている。03年版は環境や食糧、エネルギー、健康、軍事などの各分野で計36項目について、詳しいデータを示しながら分析。世界の富裕国20カ国と最貧国20カ国の国民1人当たりの収入格差は、60年に比べて2倍に増大したという。「貧困が戦争や感染症の流行に結びつき、世界の安定を損なっている」と指摘し、格差の是正と貧困の撲滅を訴えている。
 著者の一人のマイケル・レンナー主任研究員は「重症急性呼吸器症候群(SARS)がアジアの経済だけではなく、世界の航空関連業界を脅かしているように、感染症が世界に与える影響は大きい。世界が貧困の解決に失敗したことが、感染症やテロ、戦争の背景にある」と述べている。」

 
 
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◆2003/05/26 「安価な治療薬輸出で新制度=エイズなど途上国向け−EU」
 時事通信ニュース速報[2003-05-26-23:11]

 「【ブリュッセル26日時事】欧州連合(EU)は26日、エイズなど感染病の治療薬が不足している開発途上国に対して、EU域内の業者が安価で治療薬を輸出する制度の創設で合意した。途上国の医療問題は来月1日に開幕するエビアン・サミット(主要国首脳会議)でも重要な議題となっており、EUは他の先進国にも同様の制度を導入するよう訴える。
 新制度はエイズ、結核、マラリアの治療薬を対象として、アフガニスタンや中国など最貧国、低所得国向けに実施する。」[時事通信社]

 
 
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◆2003/05/28 「「米大統領 サミットでエイズ対策への努力迫る」
 NHKニュース速報

 「アメリカのブッシュ大統領は二十七日、世界のエイズ対策に取り組むため百五十億ドルを拠出する法案に署名し、来週開かれるサミット=主要国首脳会議で日本やヨーロッパの首脳たちにもエイズ対策への努力を迫りたいとしています。
 ブッシュ大統領はアフリカ南部を中心に世界で四千二百万人の感染者がいるとされるエイズの対策に取り組むため、向こう五年間で百五十億ドル、日本円にしておよそ一兆七千五百億円を緊急に拠出する法案に署名しました。
 この法案は、二百万人の患者を治療するとともに、七百万人の新たな感染を予防し、エイズによって親を失った子どもなど一千万人の生活を支援することを目的としています。
 法案の署名にあたってブッシュ大統領は、「より多くの命を救うために、アメリカに続いて同様の貢献を行うよう友人たちに要求する」と述べ、来週初めにフランスのエビアンで開かれるサミットで日本やヨーロッパの首脳たちにもエイズ対策への努力を強く迫る方針を明らかにしました。
 ブッシュ大統領は先に食糧問題をめぐっても、ヨーロッパの国々が遺伝子組替え食品に反対していることが安い食糧の供給を妨げアフリカの飢餓の解消を阻害する要因になっていると外交攻勢をかけています。
 ブッシュ政権としてはサミットを機にエイズや貧困といった世界全体が直面する問題に率先して取り組む姿勢を示すことで、とかく一国行動主義的だとされる外交・安全保障政策への批判をかわそうという狙いもあるものとみられます。」
[2003-05-28-11:55]

◆2003/05/28 「米大統領、エイズ対策法案に署名」
 読売新聞ニュース速報 [2003-05-28-11:24]
 「米大統領は27日、アフリカとカリブ海諸国のエイズ対策に、今後5年間で、150億ドルの援助を行うことを定めた法案に署名し、発効させました。
 援助額はこれまでの3倍です。署名式で大統領は各国に「われわれにならい、同様の行動を要求する」と述べました。」

◆2003/05/28 「<米エイズ対策>5年間で150億ドル拠出 ブッシュ大統領」
 毎日新聞ニュース速報 [2003-05-28-10:49]
 「【ワシントン斗ケ沢秀俊】ブッシュ米大統領は27日、世界のエイズ対策のため来年から5年間で150億ドル(約1兆7550億円)を拠出する法案に署名した。現行の米国のエイズ対策費は約3倍に増額される。6月1日からフランスで開催される主要国首脳会議(エビアン・サミット)でも、エイズ対策の強化を呼びかける方針で、サミットの重要議題の一つになる見通しだ。
 大統領は署名に先立つ演説で「包括的な計画により、今後10年間で700万人の感染予防、感染者200万人への治療薬の提供、1000万人のエイズ患者やエイズ孤児の介護が実現される」と、数字を挙げながら意義を強調した。アフリカやカリブ海沿岸諸国などエイズ患者の多い地域を重点に支援に取り組む。
 また「欧州や日本、カナダがこの偉大な救済ミッションに参加するよう促す」と述べ、サミットの場で各首脳に同様の計画を打ち出すよう求める意向を表明した。」

◆2003/05/28 「150億ドル支出、米大統領がエイズ法案に署名」

 朝日新聞ニュース速報 [2003-05-28-10:42]
 「ブッシュ米大統領は27日、150億ドル(約1兆7550億円)をアフリカやカリブの国々のエイズ対策に支出する「グローバルエイズ法案」に署名した。予防や治療の向上を目指す内容で、欧州や日本にも参加を呼びかけた。
 今後5年間に、エチオピアやケニア、ハイチなどエイズ問題が深刻な14カ国に140億ドルを、スイスに本拠を置くエイズ結核マラリア基金に10億ドルを支援する。
 使い道は、治療が全体の55%、予防が20%、緩和医療が15%、子供たちのケアが10%。
 複数の抗ウイルス薬による混合治療を200万人に普及させ、保健教育によって700万人の感染を防ぐ。また、エイズで両親を亡くした子供たちの施設や、末期のエイズ患者のためのホスピスづくりも計画している。
 世界の感染者は4200万人、死者は2000〜2500万人に上る。ブッシュ大統領は「エイズとの闘いは困難だが、希望はある。欧州や日本、カナダにも参加するよう強く促したい」と演説した。」

◆2003/05/28 「米、エイズの海外援助額を3倍に増加」
 読売新聞ニュース速報 [2003-05-28-10:32]
 「【ワシントン=永田和男】ブッシュ米大統領は27日、アフリカとカリブ海諸国のエイズ対策に今後5年間で150億ドルの援助を行うことを定めた法案に署名、発効させた。米国はエイズ対策の援助額をこれまでの3倍に増やすことになる。
 署名式で大統領は来週のエビアン・サミット(主要国首脳会議)では参加各国に「われわれにならい同様の行動を取るよう要求する」と述べ、欧州各国や日本に一層のエイズ対策を強くうながす考えを示した。
 ブッシュ大統領は「米国はマーシャル・プランやベルリン空輸、平和部隊の国だが、今やエイズ支援計画の国でもある」と述べ、今回の措置が米国の「思いやり」を示す政策として戦後の欧州復興を指導したマーシャル・プランなどに匹敵する事業であると力説。「アフリカでは日々8000人がエイズで死に、1万4000人が感染している」と述べ、サミットでもこうした事態の深刻さを訴える考えを語った。
 ホワイトハウスは、米国の援助で今後700万人の新規感染を防ぐことが出来るほか、200万人の感染者を治療し、エイズによる死亡者の遺児と感染者1000万人の生活保障が可能になると説明している。」

◆2003/05/28 「エイズ救済法案に署名=エビアン・サミットで協力訴え−米大統領」
 時事通信ニュース速報 [2003-05-28-10:06]
 「【ワシントン27日時事】ブッシュ米大統領は27日、向こう5年間で海外諸国のエイズ対策に150億ドル(約1兆7550億円)を充当するエイズ救済法案に署名し、同法が成立した。同大統領は1月の一般教書演説でエイズ救済緊急計画を提案、議会に対して法案の早期承認を求めていた。
 同大統領は、エイズ急増に苦しむ12のアフリカ諸国と2つのカリブ諸国の救済に重点を置くと指摘。6月1日からのエビアン・サミット(主要国首脳会議)で「欧州諸国と日本、カナダに対し、エイズ救済という偉大な計画に参加するよう求める」と言明した。」
[時事通信社]

◆2003/05/28 「米大統領 サミットでエイズ対策への努力迫る」
 NHKニュース速報 [2003-05-28-11:55]
 「アメリカのブッシュ大統領は二十七日、世界のエイズ対策に取り組むため百五十億ドルを拠出する法案に署名し、来週開かれるサミット=主要国首脳会議で日本やヨーロッパの首脳たちにもエイズ対策への努力を迫りたいとしています。
 ブッシュ大統領はアフリカ南部を中心に世界で四千二百万人の感染者がいるとされるエイズの対策に取り組むため、向こう五年間で百五十億ドル、日本円にしておよそ一兆七千五百億円を緊急に拠出する法案に署名しました。
 この法案は、二百万人の患者を治療するとともに、七百万人の新たな感染を予防し、エイズによって親を失った子どもなど一千万人の生活を支援することを目的としています。
 法案の署名にあたってブッシュ大統領は、「より多くの命を救うために、アメリカに続いて同様の貢献を行うよう友人たちに要求する」と述べ、来週初めにフランスのエビアンで開かれるサミットで日本やヨーロッパの首脳たちにもエイズ対策への努力を強く迫る方針を明らかにしました。
 ブッシュ大統領は先に食糧問題をめぐっても、ヨーロッパの国々が遺伝子組替え食品に反対していることが安い食糧の供給を妨げアフリカの飢餓の解消を阻害する要因になっていると外交攻勢をかけています。
 ブッシュ政権としてはサミットを機にエイズや貧困といった世界全体が直面する問題に率先して取り組む姿勢を示すことで、とかく一国行動主義的だとされる外交・安全保障政策への批判をかわそうという狙いもあるものとみられます。」

◆2003/05/28 「エイズでG8に働き掛け 米大統領、新法成立受け」
 共同通信ニュース速報 [2003-05-28-08:44]
 「【ワシントン27日共同】ブッシュ米大統領は二十七日、世界のエイズ対策のため五年間で百五十億ドル(約一兆七千五百五十億円)を拠出する法案に署名した。六月一日からフランスで開催の主要国首脳会議(エビアン・サミット)を前に、エイズ克服に向けた米国の指導力を示すのが狙い。
 大統領はこれに先立つ演説で、サミットの場で日本や欧州の首脳に対し、同様の措置を取るよう働き掛けていく考えを強調。大統領が新法成立を受け、エイズ対策への強い姿勢を表明したことで、G8を中心とした今後の取り組みがエビアン・サミットでも協議される見通しだ。
 新法はこれまでの米政府のエイズ対策費を約三倍に増やし「二百万人のエイズ患者に治療を施し、七百万人のエイズ感染を予防、エイズとともに暮らす一千万人を支援する」(国務省)ことを目的としている。
 大統領は演説の中で「今週末、欧州に旅立つが、より多くの命を救うため、米国に続いて、パートナーや友人たちに同様の取り組みを行うよう強く促す」と強調。日本の国名も挙げ、G8各国に「偉大なる救済ミッション」に参加するよう訴えた。」

 
 
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◆2003/06/17 「米大統領、アフリカ歴訪へ エイズ・貧困問題への姿勢強調 大統領選での「票田」意識 低所得層の支持狙う」
 『日本経済新聞』2003年6月17日(火)朝刊

 「ブッシュ米大統領が7月に、就任後初めてアフリカ諸国を歴訪することが明らかになった。対テロ包囲網をアフリカで築く目的だけでなく、来秋の大統領選の選挙対策も絡む。エイズ・貧困問題に取り組む姿勢を米国内に印象づけ、野党・民主党の「票田」である低所得者層を切り崩す意図があるようだ。
 ホワイトハウスは訪問先として南アフリカ、ナイジェリア、セネガルなどを軸に検討中。南アやナイジェリアはアフリカの「大国」であり、セネガルは米同時テロ直後にテロ対策を話し合うアフリカ首脳会合を主催、米国の対テロ戦争に連携する動きを見せてきた。
 米政治専門家によると、アフリカ歴訪は大統領の「側近中の側近」であるカール・ローブ上級顧問が強く働きかけた。同氏は大統領選戦略の責任者で、今秋から本格的な選挙運動を始める腹づもりだ。その前に大統領のアフリカ入りを演出し、「白人の低所得者層やアフリカ系住民などマイノリティーの支持を得やすくしたい狙い」という。
 低所得者層やマイノリティーは選挙では野党・民主党の“牙城”。だが、ブッシュ政権は支持基盤である保守層を固めるだけでなく、民主党の票田をも切り崩す「両取り戦略」を仕掛けようとしている。2000年の大統領選を辛勝した苦い経験があるためだ。
 大統領が歴訪を前に用意した「お土産」が、エイズ対策への本格援助だ。向こう5年間でアフリカ・中南米諸国のエイズ対策に150億ドルを投じる内容で、先月下旬に米議会の承認を取り付けた。ブッシュ外交に批判的な米国内のリベラルな非政府組織(NGO)も意識した政策だ。
 大統領は今年1月にいったんアフリカ歴訪を計画したが、イラク情勢が緊迫したことなどから見合わせた。その後、イラク戦争を巡り、アフリカ諸国の多くが国連新決議抜きの攻撃には慎重姿勢をみせた。大統領は今回の歴訪を通じ、イラク戦争で仏独など“旧い欧州”側に回ったアフリカ諸国を米側に引き戻す思惑もあるようだ。」
(ワシントン=秋田浩之)

 
 
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◆2003/07/01 「エイズ死1600万人にも アフリカ農村部で感染拡大」
 日本医師会デイリーニュース 2003/07/01[共同通信]

 【ジュネーブ30日共同】国連食糧農業機関(FAO)と国連エイズ合同計画(UNAIDS)は三十日、エイズの感染拡大が深刻になっているアフリカ南東部の農村地帯で二○二○年までに農業従事者約千六百万人が死亡し、食料生産に重大な悪影響が生じる恐れがあるとの報告書をまとめ、ジュネーブで同日始まった国連経済社会理事会に提出した。
 FAOによると、エイズは初期段階の都市部での感染から次第に農村部に拡散、一九八五年からこれまでにアフリカの二十五カ国で農業従事者約七百万人が死亡した。
 FAOのディウフ事務局長は同日の記者会見で、これらの国々では農業の担い手がエイズに感染して労働力が減少、農業生産が衰退し、飢餓と栄養失調が増加する悪循環に陥っていると指摘した。
 UNAIDSのピオット事務局長は「エイズ被害が最も深刻なアフリカ諸国は、農業依存度が高く、エイズのために食料不足から食料危機に陥りつつある」と警告した。

 
 
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◆2003/07/17 「日本の拠出金拡大論相次ぐ エイズ対策会議」
 『日本経済新聞』2003年7月17日(水)夕刊

【パリ=柴山重久】「「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」支援会議が16日、パリで開かれ、日本の拠出金拡大を求める声が各国の政府代表や非政府組織(NGO)代表から相次いだ。
 日本は現在、同基金に対し3年間で2億ドル(約240億円)の拠出を決めている。今年に入って、米国がこれまでの年間2億ドルから10億ドルに増やし、フランスも同1億5000万ユーロへと大幅に拠出金を増やすことを表明している。同日の会議ではドイツも拠出金上乗せを発表。日本政府代表の藤崎一郎外務審議官は「日本は貢献していく」としたものの、具体的な金額は示さなかった。」

 この会議にはAJFを代表して林さんが出席しました。感染症研究会メンバーの河野さん、衆議院議員の川田さんも参加し、アフリカ諸国始め世界各国から参加したNGOメンバーと声をあげています。この日の最初のセッションのスピーチは、南アフリカ共和国のザッキー・アハマットTAC議長が行いました。(斉藤 龍一郎)

◆2003/07/17 「「日本も拠出金増額を」 エイズ世界基金支援会合で関係国」
 『朝日新聞』夕刊

 「【パリ=大野博人】世界中で多くの死者を出している三つの感染症対策として設立さ れた「エイズ、結核、マラリアと戦う世界基金」を支援するための会合が16日、パリで開催された。会議では、関係国政府代表やNGO(非政府組織)から、米欧に比べて拠出金増額の動きが鈍い日本に対し、増額を求める強い期待の表明が相次いだ。
 世界保健機関(WHO)の統計によると、この三つの感染症の犠牲者は、世界中で毎年570万人。とくにアフリカやアジアなどの途上国では、各国社会の崩壊さえ招きかねない深刻な事態。基金は、その他遺作に集中的に取り組む目的で昨年1月に発足した。
 00年の沖縄サミットでの日本提案がきっかけで、G7メンバー国が資金拠出の中心。関係者らは、当面30億ドルから50億ドルの基金が必要と見ているが、まだかなり不足している。しかし、米国が最近、当初の予定を大幅に引き上げて10億ドル拠出を表明。これを受けてフランスやドイツも増額方針を打ち出し、欧州全体で10億ドルに達する勢いを見せ始めた。
 ところが世界第2位の経済大国である日本は今のところ2億ドル。日本政府からも藤崎一郎外務審議官が参加したが、具体的な増額方針を示すことはなかった。政府の途上国援助(ODA)予算が大幅に減額されていることが影響しているようだ。」

◆2003/07/17 「エイズ基金会議:日本に拠出金増額求める意見相次ぐ」
 『毎日新聞』夕刊

 「【パリ福島良典】エイズなどの3大感染症への地球規模での取り組みを討議する 「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」支援会議が16日、パリで開かれ、参加者 から日本政府に対して同基金への拠出金増額を求める意見が相次いだ。
 日本政府は、3年前の九州・沖縄サミット(主要国首脳会議)で感染症対策を強調、昨年1月に発足した同基金に対し04年までの3年間で2億ドルの拠出を表明している。
 だが今年5月に、米国が10億ドルの拠出を表明、フランスが6月に拠出額を年1億5000万ユーロへと3倍に増やすなど欧米で拠出金増額の動きが加速している。これを受け、16日の会議では非政府組織(NGO)や途上国政府などから「日本マネーはどこにあるのか」などの批判が出た。
 藤崎一郎外務審議官は基金支援策として「エイズ治療薬の提供による貢献」などを提案、「日本は今後も基金に関与し続ける」と述べたが、具体的な拠出金増額については明言を避けた。政府は9月末に東京で開かれる第3回アフリカ開発会議などに向けて、増額の可能性を検討する見通しだ。
 世界のエイズ感染者は約4200万人で、年間約300万人が死亡している。会議に参加した川田悦子衆院議員は記者会見で「途上国の人々が治療を受けられずに死んでいくのを見過ごしてはならない」と述べ、拠出金増額の必要性を訴えた。」

 
 
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◆2003/09/16 「ボノが米大統領と会談、エイズ対策費の増額を要請」
 ワシントン ロイター

 「[ワシントン 16日 ロイター] アイルランドの人気ロックバンドU2のメー
ンボーカル、ボノが16日、ホワイトハウスでブッシュ米大統領と会談し、エイズ対
策費の増額を要請した。
 ボノは会談終了後、記者会見で「結構やり合った。金額に関してはやはり納得でき
ない」として、失望した表情を見せた。
 今後5年間で150億ドル(約1兆7439万円)を拠出するブッシュ大統領のエ
イズ対策計画の一環として、米議会は対策費20億ドルを拠出する来年度予算案を審
議している。
 アフリカ支援団体を設立しているボノは、アフリカでは数百万人の子どもが親を亡
くしているとして、エイズは危機的状況に達したと指摘。
 「私の目的は大義をふれ回ることではない。1日に7000人が死亡しているのは
大義ではなく、緊急事態だ」として、来月からの来年度予算に30億ドルの拠出を盛
り込むよう求めた。」

 
 
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◆2002/09/26 「エイズ薬投与約5%のみ」
 『日本経済新聞』2003年9月26日(金)朝刊
 「エイズ薬投与約5%のみ
 □途上国の患者 世界保健機関(WHO)は24日、ナイロビで開かれているアフリカ・エイズ性感染症国際会議で、エイズ治療薬の効果が見込まれる途上国の患者のうち、薬で治療を受けているのは5%にすぎないと指摘した。WHO幹部は「看過できない状況で、非常事態だ」と危機感を示した。(欧州総局)
 「エイズ検査積極的に」
 □ビル・ゲイツ氏 アフリカ南部ボツワナを訪問した米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長は24日、モハエ大統領との共同記者会見で「エイズ検査の重要性は言い過ぎることはない」と述べ、積極的に検査を受けることを呼びかけた。(欧州総局)」

 
 
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◆2003/11/29 「外国人HIV感染者:保険未加入の治療患者わずか13%」
 『毎日新聞』2003.11.29

 外国人のHIV(エイズウイルス)感染者について、厚生労働省の研究班が関東・中部地方の病院来院者を対象に調査したところ約半数が健康保険を持っておらず、その多くが重症になってから来院していたことが分かった。神戸市で29日まで開かれた日本エイズ学会で発表した。
 エイズ治療拠点病院の15の医療機関にアンケートを送付。99年7月〜昨年6月に11病院で初診を受けたHIV感染者137人について回答があった。
 それによると約半数の68人が健康保険に未加入だった。また、数値が低いほど病状が進行していることを示す「CD4細胞数」は、保険加入している外国人の「254」に対し、未加入者は「99」と顕著に悪化していた。また加入者は、84%が受診を継続。一方、未加入者の受診継続は13%にとどまり、59%が帰国、不明・中断が合わせて24%あった。
 研究班メンバーの神奈川県勤労者医療生活協同組合港町診療所の医師、沢田貴志さんは「治療を受けたくても保険がなく治療が受けられない外国人が多い。著しい人権侵害だ。在留資格の有無にかかわらず安心して病院にかかれる仕組みを望みたい」と話している。」【熊谷豪】

 
 
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◆2003/12/24 「投与は1日1回 HIV薬を来月発売 ブリストル・マイヤーズ」
 『日経産業新聞』2003-12-24

 「米系製薬のブリストル・マイヤーズ(東京・新宿)はエイズウイルス(HIV)感染症治療薬「レイアタッツカプセル」を来年1月6日に発売する。他のHIV治療薬と併用するプロテアーゼ阻害剤というタイプ。1日1回の投与で済むため、患者の利便性が高い。
 一般的な成人の場合、200ミリグラムのカプセルを1日1回2カプセル服用する。同じプロテアーゼ阻害剤に属する既存のHIV治療薬は1日2-3回の投与が必要だった。新薬剤は服用量が少ないうえ、脂質濃度への影響が少なく、健康に悪影響を及ぼす可能性が低い。
 米国では7月から販売され、売り上げを伸ばしている。日本でも25日に薬価(薬の公定価格)が決定する見通し。英系のグラクソ・スミスクラインも別タイプで1日1回投与のHIV治療薬「エピビル」を日本で10月に発売している。」

◆Campus AIDS Interface (CAI)
 http://www.cai.presen.to/


*制作:斉藤龍一郎(情報提供)・立岩真也
*このファイルは文部科学省科学研究費補助金を受けた研究(基盤(C)・課題番号12610172)の一環として作成されました(〜2004.03)。
UP:20030115 REV:20030118,0206,09,14,16,18,19,21,22,0304,05,11,15,16,17,23,0408,10,15,23,0512,29,0605,14,16,17,26 0710,17,18,19,21,28 0802,05,10,15 0908,18,23,25,27 1001,03,12 1116,23 1201,27,30 20040204,0416
HIV/AIDS  ◇科学技術/所有・国際競争・国家戦略・…
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