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COCA-COLA, WORKPLACE HIV TREATMENT, AND A GLOBAL DAY OF PROTEST



HIV/AIDS
HIV/AIDS 2002



*斉藤さん(アフリカ日本協議会)より(20021003)

転送大歓迎。

コカコーラはアフリカで10万人のコカコーラ・ファミリーにエイズ対策を!
全ての多国籍企業は途上国で従業員に対するエイズ対策を強化せよ!


 南アフリカ共和国のHIV感染者団体であるTAC(Treatment Action Campaign)および米国でHIV治療実現のための努力を続けているHealth GAPの呼びかけを受け、アフリカ日本協議会は次の要請文を日本コカコーラに届け、申し入れをするキャンペーンを開始します。
10月17日に、米国ではアトランタのコカコーラ本社への申し入れ行動が予定されており、フランス・デンマーク・モロッコ・南アフリカ共和国などでもさまざまな形で行動が予定されています。この10月17日の国際的な行動に加わるという意味で、10月16日までに要請文への賛同表明を集約します。
より詳しくは
http://www.ajf.gr.jp/
をご覧ください。

コカコーラはアフリカで10万人のコカコーラ・ファミリーにエイズ対策を!
全ての多国籍企業は途上国で従業員に対するエイズ対策を強化せよ!



【要請先】
日本コカコーラ

【要請項目】
コカコーラおよび途上国で操業する全ての多国籍企業に次を要求する

* アフリカにおける10万人の従業員を始めとする途上国で働く全ての従業員およびその扶養者に、延命につながる抗エイズ薬治療を含む包括的なヘルスケアを実施すること
* 差別を認めない方針を明示し、全ての従業員を対象とする秘密厳守のHIVテスト及びカウンセリングを提供すること
* 職場でコンドームを無償配布し、またセイファーセックスおよび性に関する保健教育の場を設けること
* エイズに影響を受けている従業員、労働組合の代表者そして地域共同体での保健衛生の取り組みの代表者と協力して、HIV/AIDSに関わる教育と感染防止の方針を強化すること

【要請理由】
エイズ危機にあえぐアフリカ諸国
 この7月、バルセロナで開かれた世界エイズ会議に出された資料によると、世界中で4000万人がHIVに感染していると見られ、その7割にあたる2800万人がサハラ砂漠以南アフリカ諸国で暮らしています。4000万人のHIV感染者のうち600万人は早急に治療を必要としており、日ごとに8000人以上が生命を奪われています。
 エイズ危機に直撃されたアフリカ諸国、特に、成人感染率が軒並み20%を超える南部アフリカ諸国では、平均余命が10歳から20歳も低下して50歳にも満たなくなっており、20代から40代の働き盛りの人びとが次々に亡くなってしまうために失われた労働日数も片親もしくは両親をエイズによって奪われた子どもたちの数も急速に増えているのです。

一日一ドルの収入もない人びとがエイズ危機で苦しんでいる
 サハラ砂漠以南アフリカ諸国の多くは、国民一人あたりの収入が一日一ドル前後という最貧国です。債務危機で苦しんでいる国も集中しています。
 昨年4月にアフリカ諸国が集まって開いたアブジャ・サミットで、各国は予算の15%を保健医療にあてることを決めましたが、それぞれの国の予算全体の額そのものが小さいため、現在のエイズ危機に対処するための資金を自前で確保することができないでいます。
 こうしたアフリカ諸国の状況への国際的な反応の一つとして、今年1月にエイズ・結核・マラリアと闘う世界基金が設立されました。この世界基金はアフリカ諸国だけを対象にしてはいません。今後、エイズ危機が深刻化すると見られる中国・インドなどアジア諸国のエイズ対策にも資金を配分しています。

企業もエイズ対策強化に向けて動く
 個人・国の力だけではエイズ危機に立ち向かうことができない、という厳しい現実の中で、多くの企業が国連エイズ合同計画(UNAIDS)、各国の保健機関と連携しながらエイズ対策を強化しています。具体的には、従業員のエイズ治療を職場の医療保障の対象としたり、匿名で相談することのできる窓口を作ったり、治療を受けながら職場に在籍できるように仕事の内容を変更したりしているのです。

何でコカコーラなの?
 アフリカで事業を営む企業はたくさんありますが、多国籍企業としてアフリカで最も多くの人びとを雇用しているのは、コカコーラだと言われています。2カ国を除くアフリカの国々でコカコーラの名の下で働いている人びとは10万人いるというのです。
 すでに昨年6月にはコカコーラのアフリカ部門で働く1200人には、エイズ治療を受けることのできるプログラムが提供されています。つい先日、アフリカ19カ国のコカコーラ・ボトラーズの従業員に対してHIVテスト、エイズ治療を提供するプログラムが発表されました。こうした取り組みが全ての国々で実施され、また、中国・インド・タイを始めとするアジア諸国にも広がっていくことは、エイズ危機との闘いに大きな希望をもたらすものです。また他の多国籍企業にとってもモデルとなり得ます。

日本のコカコーラに何を要請するの?
 コカコーラは世界でも最も有名なブランドの一つです。アメリカの本社だけでなく、コカコーラの名の下で働いている人びと全ての努力が、コカコーラのブランドを信頼あるものにしています。日本コカコーラも含めてコカコーラがボトラーズやその他のファミリー企業・関連企業のエイズ対策、健康管理に積極的に取り組んでいくのは、当然のことでしょう。私たちは、まずそのことを伝え、世界のコカコーラとして取り組みを進めることを求めます。

【賛同表明】
 送り先 ajf@mtb.biglobe.ne.jp
     110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル3F アフリカ日本協議会
     Fax 03-3834-6903

【集約期日】
 2002年10月16日(郵送してくださる場合は、この日までに到着するようにお願いします。Fax・e-mailでの表明も大歓迎です)。

アフリカ日本協議会が集約して、日本コカコーラへ要求署名を提示します。
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私/私たちは「コカコーラはアフリカで10万人のコカコーラ・ファミリーにエイズ対策を!」に賛同します。
名前:
所属:
E-mail:
住所:
電話:
Fax:
メッセージ:
-------


斉藤 龍一郎
 ryosaito@jca.apc.org
 http://www.asahi-net.or.jp/~LS9R-SITU/index.html
アフリカ日本協議会(AJF)のホームページ
 http://www.ajf.gr.jp/

 

Global Day of Protest Against COKE・・・
2002年10月17日
アメリカ、南ア、タイ、モロッコ、フランスでいっせいにコカ・コーラ社に対して
アフリカおよび世界のHIV+従業員への抗HIV薬配給を求める運動をします。
日本からも参加します。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/shout/cokeframe.html
職場でHIV治療の実現を コカコーラへの要求・抗議行動デー
(コーク・キャンペーンの呼びかけ文の日本語訳)
パンアフリカン治療実現行動宣言、コカコーラ・キャンペーン呼びかけ文
http://www.ajf.gr.jp/aids_taskforce_appeal.htm

 

*斉藤さん(アフリカ日本協議会)より

斉藤@足立区です。

コーク・キャンペーンの呼びかけ文です。

職場でHIV治療の実現を
コカコーラへの要求・抗議行動デー

2002年7月、バルセロナで開かれた世界エイズ会議に世界中から参加したエイズに関わって行動するグループは、10月17日にアフリカで10万人を雇用するコカコーラおよびコカコーラ・ボトラーズに従業員へのエイズ薬提供を求める行動を行うことを、呼びかけた。この日行動が計画されている国・都市の数は急激に増えている。コカコーラはおびえている。コークにさらに圧力をかけていこう! 私たちはコークに対して歴史的な勝利をあげようとしている。そしてエイズ危機に苦しむ途上国で操業する多国籍企業の保健衛生に関する方針を変えようとしているのだ。

賛同表明を呼びかける
 このメールの最後にある賛同表明フォームに記入して、info@healthgap.orgへ送信してください
行動への参加について
 各地の行動予定、独自の行動計画に関する相談などはsalynch@healthgap.orgへメールをください
 電話(001-1-)212-674-9598でも受け付けます


仲間の皆さん

このアナウンスをできるだけ広範囲に転送・配布してください。このアナウンスは、途上国の従業員と家族へのエイズ治療実施を拒むコカコーラに対する10月17日および22日国際的な抗議行動デーへの賛同表明および参加を、さまざまな団体に呼びかけるものです。

全ての人びとへエイズ治療の拡大を目指す闘いは、2002年8月、労働者たちそしてエイズに関わって行動するグループからの働きかけを受けて鉱業界の巨人、アングロ・アメリカン、アングロ・ゴールドそしてデ・ビアスが抗エイズ薬治療を含むエイズ治療を従業員に対して実施することに合意する、という勝利をあげています。デ・ビアスの場合、従業員の性的パートナー一人までは治療の対象というところまで治療対象が広がっていますが、まだ家族全員が対象とはされていません。サハラ以南アフリカ諸国の巨大鉱山会社の一つ、ゴールド・フィールドだけは、従業員の25%がHIV感染者と見積もられているにも拘わらず、従業員に対するエイズ治療を拒否しています。

公衆衛生推進の責任は公的保健部門が担うべきですが、企業もまたHIVに感染した従業員およびその家族の治療を受けるという人権を守る責任があります。企業が職場で治療プログラムに取り組んでいけば、治療は実行不可能と未だに主張する各国の政府に大きな圧力をかかることになります。

アフリカの急激に拡大する市場で、この数十年来高収益と低廉な労働力を享受してきたコカコーラは、従業員の大部分へのエイズ治療実施を拒否しています。2001年6月、コカコーラの管理業務スタッフの中のHIV感染者だけが治療を受ける資格がある、とする方針を明らかにしました。この方針は、約10万人の工場労働者そして営業従事者を、もし彼女ら・彼らがHIVによって病気になっても、治療ができないままに放置しようというものです。

私たちは、コカコーラが、感染した従業員およびその家族に対する治療をも含む包括的なHIV/AIDSプログラムと方針を職場で実施するという、基本的な責務を果たすよう求めています。

社会全体に大きな打撃を与えるエイズ危機にあたって、コカコーラは、職場において明確な方針を持ってプログラムを実施し全てのHIVに感染した従業員およびその家族がエイズ治療とケアを受けることができるようにするという責任を果たすべきなのです。

皆さんに、このキャンペーンへの参加を求めます。コカコーラに国際的な圧力と注視が集まらなければ、アフリカそしてアジア、ことにインドとタイで、避けることのできる感染・発病そして死をもたらす、不作為と無視の方針は変わらないのです。

連帯を込めて

シャロナン・リンチ
Health GAP and ACT UP New York, USA
ザッキー・アハマット
Treatment Action Campaign, South Africa


医療におけるアパルトヘイトを止めさせよう
労働者への治療実現を求める闘い

コカコーラおよび全ての企業に、従業員へのエイズ治療実施を求める

2002年10月17日 エイズ治療実施を拒否する企業への国際抗議行動デー

ACT UP, Health GAP, Treatment Action Campaignとともに、コカコーラおよび全ての多国籍企業に、途上国のHIV/AIDS感染者である従業員のエイズ治療費用を負担することを求めよう

要求

コカコーラおよび途上国で操業する全ての多国籍企業に次を要求する

・従業員およびその家族に、延命につながる抗エイズ薬治療を含む、包括的なヘルスケアを実施すること

・差別を認めない方針を明示し、全ての従業員を対象とする匿名のHIVテスト及びカウンセリングを実施すること

・職場でコンドームを無償配布し、またセイファーセックスおよび性に関する保健教育の場を設けること

・エイズの被害を被っている従業員、労働組合の代表者そして地域共同体での保健衛生の取り組みの代表者と協力してHIV/AIDSに関わる教育と感染防止の方針を策定すること

詳細は
 電話:1-212-674-9598
 e-mail:info@healthgap.org
 HP:http://www.treat-your-workers.org
   コカコーラおよびコカコーラ従業員に関するファクト・シート
   賛同表明リストおよびキャンペーン資料
   活動家のためのツールキット
   行動予定

具体的な行動
1)コカコーラへ電話、faxを
 電話:404-676-4971 fax:404-515-2226
 fax用シートはhttp://www.treat-your-workers.orgにあります。

2)10月17日、行動に参加を
 問い合わせ先
  シャロナン・リンチ(Sharonann Lynch)
  Health GAP and ACT UP New York, USA
  電話:1-212-674-9598
  e-mail:info@healthgap.org
  http://www.healthgap.org
  http://www.treat-your-workers.org
 呼びかけ団体
  Treatment Action Campaign (South Africa), Global AIDS Alliance, European AIDS Treatment Group, Association Marocaine de Lutte Contre le Sida (Association Fighting AIDS), Morocco, Health GAP, ACT UP New York, ACT UP Philadelphia, Act Up-Paris, ACT UP East Bay, the Thai Network of People Living with HIV(TNP+), and Student Global AIDS Alliance

賛同表明
 送り先 info@healthgap.org

I/We endorse the Global Day of Protest against Coke.
Name:
Organization:
E-mail:
Address:

Phone:
Fax:

Endorsment is
( ) Individual
( ) Organizational
( ) Both

I/my organization can assist with the following needs:
( ) Will organize an event in my area
( ) Will attend / bring others to an event in my area
( ) Will assit with the Global Day of Protest by:


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