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■関連文献・記事

〇メイントピック
『聞こえない親をもつ聞こえる子どもたち――ろう文化と聴文化の間に生きる人々』
「聾の人びとの歴史」
『ろう文化』
『聾の経験〜18世紀における手話の「発見」』
『アメリカのろう文化』(明石ライブラリー 29)
『歴史の中のろうあ者』

ろう文化関連書籍 *紀伊国屋作成
生存学HP内関連ファイル

【年別】
〇1930s〜

◆高橋 潔 1931 「宗教教育に就いて」川渕 依子編,2000,『手話賛美』サンライズ出版,103-150.

〇1940s〜
◆川本 宇之介 1940 『聾教育学精説』信楽会.

〇1960s〜
◆栃木県立聾学校・栃木県ろうあ協会 1969 『手指法辞典』.

〇1970s〜
◆栃木県立聾学校 1976 「同時法」『聴覚障害』298:3
◆石戸谷 栄一 他 197801 『聴覚障害』,福村出版,障害児(者)の生涯と教育 2,196+2p. 2000
◆京都大学難聴問題研究会 1978 『聴覚障害者とコミュニケーションー新歓講演集会報告と難聴研運動』京都部落解放センター.
◆田上 隆司・森 明子・立野 美奈子 1979 「手話の世界」日本放送出版協会.

〇1980s〜
◆折井 まさ江 19820325 「聴覚障害者短大の問題点」,『福祉労働』14:123-126 ※
◆安井 伸江 19820625 「傍聴席手話通訳者「退廷」――その差別性」,『福祉労働』15:118-120 ※
◆戸田 二郎 19840925 「聴覚障害者差別裁判闘争――厚見中学校放火事件」,『福祉労働』24:128-131 ※
◆手話コミュニケーション研究 1985 『日本語対応手話』
◆戸田 二郎 19880625 「聴覚障害者の冤罪――厚見中放火事件」,『福祉労働』39:028-033 ※

〇1990s〜
◆全国聴覚障害者連絡会議(準) 19900325
 「差別と闘う「ろうあ運動」全国ネットワークにあなたも参加を!――手話通訳士制度に反対し、真の公的保障を確立しよう!」
 『福祉労働』46:108-109 ※
◆遠藤 勝 1991 「ろう教育と手話―全日ろう連の理念と文部省に提出した『参考文書』を中心に」『日本手話研究所所報』8: 23-28.
◆『われら人間』 19910320
 「NTTから聴覚障害者へ「電話お願い手帳」配付のお知らせ」
 『われら人間』056:25 ※
◆藤田 千恵 19910325 「聞こえない教師として
 ――障害者が共に学び,働ける学校に」
 『福祉労働』50:142-151 ※
◆古木 美智子 19910601 「聴覚障害者にとっての手話――手話は言語である」
 『障害者の福祉』11-06(119):09-11 ※
◆木村 晴美 19910601 「聴覚障害者にとっての手話」
 『障害者の福祉』11-06(119):11-13 ※
◆199107 「第11回「世界ろう者会議」をめぐって<特集>」
 『月刊福祉』74-08:016-049
◆竹島 昭三郎 199107 「第11回「世界ろう者会議」をめぐって
 ――40年の軌跡と課題」
 (特集:第11回「世界ろう者会議」をめぐって)
 『月刊福祉』74-08:018-023
◆長尾 立子 199107 「聴覚障害をもつ人びとの生活と福祉施策」
 (特集:第11回「世界ろう者会議」をめぐって)
 『月刊福祉』74-08:024-029
◆福山 嘉照 他(座談会) 199107 「第11回「世界ろう者会議」をめぐって」
 (特集:第11回「世界ろう者会議」をめぐって)
 『月刊福祉』74-08:030-049
◆森 壮也 19911215 「聴覚障害者の夢をかなえる電子社会」
 八代・冨安編[1991:203-228] 
◆森 寿子 19921101 『改訂版 重度聴覚障害児の音声言語の獲得――9歳の壁の打破 聴覚活用法からの言語教育理論の提言』, にゅーろん社, 179p.  ISBN-10: 4891080256 \7000
◆人工内耳友の会(ACITA) 19921025 『よみがえった音の世界――人工内耳を使用して 』 ,学苑社,232p.ISBN-10: 4761492112 ISBN-13: 978-4761492113 1600 [amazon] ※
◆山本 多賀子 19921220 「視聴覚障害者と国際交流
 ――助け合いながら、知恵を絞りながらの交流」
 『われら人間』063:08-10 ※
 (特集:障害者と国際交流)
◆臼井 久実子 19930625 「聴覚障害者の情報アクセス」
 『福祉労働』59:069-072 ※
◆稲葉 通太 19930325 「真に聴覚障害者の立場に立った手話通訳制度の創設を!」
 『福祉労働』58:114-115 ※
 (インターチェンジ 街に生きて)
◆『障害者の福祉』13-05(142) 19930501 特集:聴覚障害者と字幕放送
 『障害者の福祉』13-05(142) 450
◆障害者の福祉編集部 19930501 「字幕制作に助成金
 ――通信・放送障害者利用円滑化法」
 『障害者の福祉』13-05(142):03-04 ※
 (特集:聴覚障害者と字幕放送)
◆丸山 純子 19930501 「(ルポ)字幕番組・字幕ビデオができるまで」
 『障害者の福祉』13-05(142):05-08 ※
 (特集:聴覚障害者と字幕放送)
◆高岡 正 19930501 「難聴者の字幕放送に対する要望と運動について」
 『障害者の福祉』13-05(142):09-11 ※
 (特集:聴覚障害者と字幕放送)
◆後藤 勝美 19930501 「真の平等へ、真の参加へ」
 『障害者の福祉』13-05(142):12-13 ※
 (特集:聴覚障害者と字幕放送)
◆山田 紘司 19930501 「民放局での問題点と打開案」
 『障害者の福祉』13-05(142):14-16 ※
 (特集:聴覚障害者と字幕放送)
◆太田 富雄 19940228 『聴覚障害児の語音識別に関する実験的研究』,風間書房,162p.  ISBN-10: 4759908684  ISBN-13: 978-4759908688 8925 [amazon]
◆須藤 貢明 19940228 『聴覚障害児教育における言語指導に関する研究』,風間書房,468p.  ISBN-10: 4759908714 ISBN-13: 978-4759908718 17850 [amazon]
◆小野 康二 19940501 「熊本県聴覚障害者情報提供センターのとりくみから
 ――映像制作を中心に」
 『障害者の福祉』14-05(154):14-17 ※
 (特集:これからの施設のあり方)
◆高橋 由美子 19940625 「聴覚障害者が旅するとき」
 『福祉労働』63:059-063 ※
 (特集:もっと楽しく,自由に−ハンディをもつ人の旅)」
長瀬 修 19941225 「言語・文化集団としてのろう者――オランダ便り・1」
 『季刊福祉労働』65
◆飯沼 二郎・藤林 晋一郎(編) 19941225 『「障害」と民族のはざまで――在日朝鮮・韓国人聴覚「障害者」のあゆみ』, 解放出版社 p214.ISBN-10: 4759262075 ISBN-13: 978-4759262070 2060 [amazon] ※
◆木村 晴美・市田 泰弘 1995 「ろう文化宣言――言語的少数者としてのろう者」,『現代思想』23(3): 354-362.
◆長瀬 修 19951001
 「世界ろう者会議に参加して――ろう者は言語・文化集団」
 『ノーマライゼーション 障害者の福祉』15-10(1995-10):74-76,
 15-11(1995-11):49-50
人工内耳に関するフランスの動き
 1995年7月
 著 STUART BLUME スチュアート・ブルーム(アムステルダム大学)(1)
 訳 長瀬修(2) 全日本ろうあ連盟『みみ』71(1996-3)
◆舩坂 宗太郎,19960131 『回復する聾――人工内耳で聴覚は蘇る』 人間と歴史社,224p. ISBN-10: 4890070923 ISBN-13: 978-4890070923 3800 〔amazon〕※ d/c02
◆長谷川 洋 1996=2000 「『ろう文化宣言』、『ろう文化を語る』を読んでの疑問」現代思想編集部編『ろう文化』青土社:101-109.
◆鄭 仁豪 19960315 『聴覚障害児の読みのプロセスに関する実験的研究』,風間書房,298p.  ISBN-10: 4759909729 ISBN-13: 978-4759909722 16800 [amazon]
◆長瀬 修 19960420 「<障害>の視点から見たろう文化」
 『現代思想』24-05:46-51(臨時増刊:総特集=ろう文化)
◆草薙 進郎・四日市 章編 19960715 『聴覚障害児の教育と方法』, コレール社, 270p. ISBN-10: 4876371784 ISBN-13: 978-4876371785 [amazon]
◆ましこ ひでのり 1996 「おとのある世界/おとのない世界――少数言語日本手話をとりまく社会環境」『解放社会学研究』10: 135-162.
◆鷲尾 純一 19971031 『重複障害児の聴力評価と聴覚補償に関する研究』,風間書房,138p.  ISBN-10: 4759910492 ISBN-13: 978-4759910490 6300 [amazon]
◆吉岡 博英・四日市 章・立入 哉 編 19960801 『聴覚障害教育情報ガイド』, コレール社, 234p. ISBN-10: 4876371792 ISBN-13: 978-4876371792 [amazon]
◆山口 利勝 1997 「聴覚障害学生における健聴者の世界との葛藤とデフ・アイデンティティに関する研究」,『教育心理学研究』45(3): 284-294
◆長瀬 修 1997 「ろう児の人工内耳手術の問題点」
 『生命倫理』8
◆浜田 豊彦 19980215 『難聴児の聴覚活用の発達に関する研究』,風間書房,162p.  ISBN-10: 4759910875 ISBN-13: 978-4759910872 7875 [amazon]
◆19980325 カロリーヌ・リンク(聞き手:長瀬修)
 「映画「ビヨンドサイレンス」――あるがままを受けとめる」
 『季刊福祉労働』78:8-11(聞き手:長瀬修)
◆高島 敦子ほか 199808 『聞こえないってどんなこと――聴覚障害者25人、それぞれの生き方』 一橋出版,206p. ISBN-10:4834800997 ISBN-13:978-4834800999 1260  [amazon][kinokuniya] ※ h02b
◆我妻 敏博 19981215 『聴覚障害児の文理解能力の研究』,風間書房,184p.  ISBN-10: 4759911138 ISBN-13: 978-4759911138 8400円 [amazon]
◆板橋 安人 19990315 『聴覚障害児の発音技能の形成に関する研究』,風間書房,569p.  ISBN-10: 4759911367 ISBN-13: 978-4759911367 23940 [amazon]
◆齋藤 友介 19990315 『聴覚障害児の読話に関する実験的研究』,風間書房,206p.  ISBN-10: 4759911200 ISBN-13: 978-4759911206 8925 [amazon]
中野 善達・吉野 公喜 編著 19990401 『聴覚障害の心理』,田研出版,218p.  ISBN-10: 4924339725 ISBN-13: 978-4924339729 2940 [amazon]
◆田中 邦夫 19990601 「聴覚障害者の受診抑制の実態」(世界の動き・イギリス)
 『月刊福祉』第82巻6号 1999年6月 126p
◆金澤 貴之 1999 「聾教育における『障害』の構築」石川准・倉本智明編 『障害学の主張』明石書店,185-218.[amazon]
◆森 壮也 1999 「ろう文化と障害,障害者」長瀬修・石川准編,『障害学への招待――社会,文化,ディスアビリティ』明石書店,159−184.[amazon]

〇2000s〜
◆山本 おさむ 2000 「「ろう文化宣言」を読んで」,『思想』907:62-69
◆米内山 明宏 2000 『プライド――ろう者俳優 米内山明宏の世界』,法研
◆岩田 吉生 2001 聴覚障害青年のアイデンティティ形成に関する一考察」,『治療教育学研究』21:43-48
◆上野 益雄 2001 『聴覚障害児教育における言語感と学力問題』日本図書センター
◆四日市 章 200202 『聴覚障害児の字幕の読みに関する実験的研究』,風間書房,169p.  ISBN-10: 4759913068 ISBN-13: 978-4759913064 7350 [amazon]
◆金澤 貴之 2003 「聾者がおかれるコミュニケーション上の抑圧」『社会言語学』3:1-13.社会言語学
全国ろう児をもつ親の会 編 20030510 『ぼくたちの言葉を奪わないで!――ろう児の人権宣言』,明石書店,212p. ISBN-10: 4750317306 ISBN-13: 978-4750317304 1500 [amazon][kinokuniya] ※ b h02
◆『言語』 20030801 特集:バイリンガリズムとしての手話
『言語』32-08 132p.
日本聾史学会 20031004 『日本聾史学会報告書 第1集』
◆上農 正剛 20031020 『たったひとりのクレオール――聴覚障害児教育における言語論と障害認識』,ポット出版,505p.[amazon]
◆全国ろう児をもつ親の会(編)/小嶋 勇(監) 20040901 『ろう教育と言語権――ろう児の人権救済申立の全容』,明石書店,481p. ISBN:4-7503-1959-7 5040 [boople][bk1]※ d **
財団法人C&C振興財団(編),山田 肇・庄司 昌彦・ 関根 千佳・ 榊原 直樹・ 遊間 和子 20050319 『情報アクセシビリティ――やさしい情報社会へ向けて』,NTT出版,260p. ISBN-10: 4757101511 ISBN-13: 978-4757101517 3360 [amazon] ※
◆長南 浩人 2004 「聾学校高等部生徒の手話表現に関する研究―10年前の生徒との比較を通じて」『聴覚言語障害』33(1):13-20
◆『言語』 2005 連載:「手話の言語学」
『言語』の2005年1月号〜12月号にかけて、市田泰弘が連載を行っています。
→詳しくは、 ここから
◆長南 浩人 2005 「聴覚障害児の音韻意識に関する研究動向」,『特殊教育学研究』,43(4):299-308.
◆日本の聴覚障害教育構想プロジェクト委員会 2005 『日本の聴覚障害教育構想プロジェクト最終報告書』,全日本ろうあ連盟/聾教育の明日を考える連絡協議会.
◆広瀬 浩二郎 2005 「バリアフリーからフリーバリアへー近代日本を照射する視覚障害者たちの“見果てぬ夢”」,『文化人類学』,70(3): 379-398.
◆長南 浩人 20060131 『聴覚障害者の日本語指導における手話の使用に関する研究』,風間書房,164p.  ISBN-10: 4759915494 ISBN-13: 978-4759915495 7350 [amazon]
◆小嶋 勇監修・全国ろう児を持つ親の会 2006 『ろう教育が変わる!――日弁連「意見書」とバイリンガル教育への提言』,明石書店.
◆中川 辰雄 20070228 『聴覚障害児の補聴器装用下における聴能の評価』,風間書房,156p.  ISBN-10: 4759916059 ISBN-13: 978-4759916058 8925 [amazon]
◆木村 晴美 20070401 『日本手話とろう文化――ろう者はストレンジャー』,生活書院,291p. [amazon]
◆デフサポートおおさか (著), 稲葉 通太 (監修) 20071225 『知っていますか? 聴覚障害者とともに 一問一答』,解放出版社,125p.ISBN-10: 4759282726 ISBN-13: 978-4759282726, 1260 [amazon]※ d/h02
◆黒田 生子 20080120 『人工内耳とコミュニケーション――装用後の日常と「私」の変容をめぐる対話』,ミネルヴァ書房,254p.  ISBN-10: 4623050378 1890 [amazon]
◆佐々木 倫子監修 20080301 『バイリンガルでろう児は育つ――日本手話プラス書記日本語で教育を!』,生活書院,177p.[amazon]
◆末森 明夫 2008 「情報保障の仕組みを作る――80年代のろう学生のとりくみ」,『障害学研究』,3:16−23.[amazon]
◆日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワークPEPNet-Japan,2009,『資料集合冊-聴覚障害学生支援システムができるまで』,日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワークPEPNet-Japan.
◆関西手話カレッジ(編) 2009 『ろう者のトリセツ 聴者のトリセツ ろう者と聴者の言葉のズレ』,星湖舎,91p.[amazon]
◆脇中 起余子 2009 『聴覚障害教育 これまでとこれからーコミュニケーション論争・9歳の壁・障害認識を中心に』,北大路書房,296p.[amazon]
◆木村 晴美 20090801 『ろう者の世界――続・日本手話とろう文化』,生活書院,157p.[amazon]
◆澁谷 智子 20091001 『コーダの世界――手話の文化と声の文化』,医学書院,241p.[amazon]

〇2010s〜
◆櫻井 悟史 2010 「音声認識エンジンを用いた字幕化支援の現状と課題」,
◆木村 晴美 2011 『日本手話と日本語対応手話(手指日本語)―間にある「深い谷」』,生活書院,162p.[amazon]
◆佐々木 倫子(監),全国ろう児をもつ親の会(編) 2012 『ろう者からみた「多文化共生」――もうひとつの言語的マイノリティ』,ココ出版,354p.[amazon]
◆木村 晴美 20120715 『ろう者が見る夢――続々・日本手話とろう文化』,生活書院,178p.[amazon]

◆金澤 貴之 2013 『手話の社会学――教育現場への手話導入における当事者性をめぐって』,生活書院,392p.[amazon]
◆松岡 和美 2015 『日本手話で学ぶ手話言語学の基礎』,くろしお出版,176p.[amazon]
◆斉藤 道雄 2016 『手話を生きるー言語少数者が多数派日本語と出会うところで』,みみず書房,272p.[amazon]
◆森 壮也・佐々木 倫子 2016 『手話を言語と言うのなら』,ひつじ書房,112p.[amazon]
◆奥村 典子 2017 「日本聾口話普及会による口話法の普及過程とその意味」,『聖徳大学研究紀要』28: 29-36.
◆クァク ジョンナン 2017 『日本手話とろう教育』,生活書院,192p.[amazon]
◆小林 優子・永井 美帆・田原 敬,2017,「大学における聴覚障害学生への情報保障に関する課題」『上越教育大学研究紀要』36(2): 425-431.
◆河原 達也 2018 「音声認識技術の変遷と最先端 ―深層学習による End-to-End モデル―」,『日本音響学会誌』74‐7:381‐386.
◆中島 武史 2018 『ろう教育と「ことば」の社会言語学』,生活書院,304p.[amazon]
◆中島 亜紀子・萩原 彩子・磯田 恭子・白澤 麻弓・石野 麻衣子・平良 悟子・吉田 未来 2018 「聴覚障害学生支援に関する他大学支援の機能充実に向けた取り組みと課題」『筑波技術大学テクノレポート』25(2): 31-35.
◆二神 麗子ほか 2018 「音声認識アプリを活用したICTと人の協働による情報保障支援」,『群馬大学教育学部紀要』67:197−204.

〇2020s〜
◆中井 良平 2021 「聴者の主体的働きかけと技術の再配置による、聴覚障害者‐聴者コミュニケーション変容の可能性:音声認識技術の利用検討から」,『Core Ethics』17:179-190.
◆吉開 章 2021 『ろうと手話――やさしい日本語がひらく未来』,筑摩書房,208p.[amazon]
◆窪崎 泰紀 2022 「文字情報保障とは:参加保障のための本質」,『立命館生存学研究』6:73‐76.
◆阿部 敬信(編) 2022 『聞こえなくても大丈夫!人工内耳も手話も』,ココ出版,144p.[amazon]
◆高山 亨太 20220423 『ろう者学とソーシャルワーク教育』,生活書院.[amazon]
◆ノーラ・エレン・グロース 20221004 『みんなが手話で話した島』,早川書房,304p.[amazon]

〇英語文献
〇〜1980s

◆Bell,Alexander G. 1883 ”Memoir upon the Formation of a Deaf Variety of Human Race,” Alexander Graham Bell Association for the Deaf. (石村多門訳,2000,「聾者という人類の変種の形成についての覚書き」ハーラン・レイン編『聾の経験』東京電機大学出版局,377-395.)
◆Stokoe,W 1960 Sign language structure:An outline of visual communication systems of the American deaf. Studies inLinguistic Occational Papers,8,Washington,DC,Gallaudet University Press.
◆Woodward,j 1982 ”How You Gonna Get to Heaven if You Can’t Talk with Jesus:The Educational Establishment vs. The Deaf Community.”James Woodward, How You Gonna Get to Heaven if You Can’t Talk with Jesus,Maryland:T,J,Publishers,11-19.

〇1980s〜
◆Sacks, Oliver 1989 Seeing Voices : A Journey into the World of the Deaf
 The University of California=19960210 佐野正信訳,『手話の世界へ』,
 晶文社,284+12p. 2100
◆Vickrey, John Van Cleve and Crouch, 1989, A place of their own: creating the deaf community in America, Gallaudet University(=1993 土屋道子訳,小林祐子監修『誇りある生活の場を求めて アメリカ聾者社会の創設』全国社会福祉協議会)
◆Schaller, Susan 1991 A Man without Words Simon & Schuster.=19930625 中村 妙子 訳 『言葉のない世界に生きた男』,株式会社晶文社, 298p ISBN-10: 4794961243 ISBN-13: 978-4794961242 2400  ※ h02
◆Thomson, Rosemarie Garland, 1997, Extraordinary Bodies: figuring physical disability culture and literature, New York: Columbia University Press.
◆――――, 1997, "Body Criticism as a Context for Disability Studies", Disability Studies Quarterly 17(4): 297-300
◆Lane,Harlan 1999 The MAsk of Benevolence:Disabling the Deaf Community =20070920 長瀬 修 『善意の仮面――聴能主義とろう文化の闘い』,現代書館,462p. ISBN-10: 476843469X ISBN-13: 978-4768434697 3780, [amazon]
◆Whetnall, Edith and D. B. Fry, Learning to hear(=1977 佐久間幸治訳『聴覚障害と聴覚学習』新曜社)
◆Ladd,Paddy 20030400 Understanding Deaf Culture : In Search of Deafhood Multilingual Matters Ltd
=20070825 森 壮也 監訳 長尾 絵衣子・古谷 和仁・増田 恵里子・柳沢 圭子 訳 『ろう文化の歴史と展望――ろうコミュニティの脱植民地化』,明石書店,765p. ISBN-10:4750326089 ISBN-13: 978-475032608510290 [amazon] ※


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■聴覚障害/ろう(聾)関連文献紹介
『聞こえない親をもつ聞こえる子どもたち――ろう文化と聴文化の間に生きる人々』

Preston, Paul 1994 Mother Father Deaf: Living between Sounds and Silence, Harvard University Press=20030410 澁谷 智子・井上 朝日 訳,『聞こえない親をもつ聞こえる子どもたち――ろう文化と聴文化の間に生きる人々』,現代書館,430p.

 現代書館のHP
 http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN4-7684-3434-7.htm
 http://www.gendaishokan.co.jp/

 □内容説明 [bk1]
 聞こえる祖父母から聞こえない親をへて聞こえる子どもたちへ、メビウスの輪のような捩れを伴う家族の物語。聞こえる世界と聞こえない世界の間に生きるア イデンティティを探し求めたフィールドワーク。
 □著者紹介 [bk1]
 〈プレストン〉1950年アメリカ合衆国イリノイ州生まれ。医療人類学博士(カリフォルニア大学)。カリフォルニア大学サンフランシスコ校疫学・生物統 計学部助教授。

◇澁谷 智子さん(訳者)さんより
 「この本の著者のポール・プレストンも聞こえない両親をもっており、その立場から、他の150人のコーダをインタビューして書いています。親が聞こえな いことによって、聞こえる子の親子関係や兄弟関係、祖父母や配偶者との関係はどうなってくるのか。その文化的アイデンティティはどうなるのか。家族やコ ミュニティの中での異文化理解を考えさせられる本です。」


Date: Sat, 19 Apr 2003 10:30:06 +0900
From: "NAGASE Osamu"
Subject: [jsds:7897] 『聞こえない親をもつ聞こえる子どもたち』

障害学の新刊の紹介です。

『聞こえない親をもつ聞こえる子どもたち』
ポール・プレストン著、澁谷智子・井上朝日訳
[amazon]

英語ではCODAと呼ばれる「子ども」たちを全米を駆け巡ってCODAである著者が
インタビューをしてまとめた本です。
プレストンさんは障害学会(SDS)でもよく顔を見かけます。

この本は、アメリカのろうあ連盟の機関紙でもクリスマスのプレゼントに最適とよく広告に出ています。

私も、この本の翻訳を手がけたいと思っていましたが、自分の仕事の遅さは
自覚しているので、澁谷さんが出してくれてうれしく思っています。

長瀬修



Date: Mon, 07 Jul 2003 21:11:36 +0900
Subject: [DEAF-NEWS:02409] ◆新刊「聾の人びとの歴史」◆

新刊「聾の人びとの歴史」

出版社:明石書店
発行日:2003年7月10日
著者:ペール・エリクソン著 中野善達,松藤みどり訳

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古代ギリシャ時代から現代までの欧米における聾教育を中心とした聾の人びとの
歴史を、豊富な歴史的資料とともにわかりやすく解説。
さらに、聾教育について語ることによって、「言葉」と「思考」に対する人びと
の考え方の移り変わりも映し出す。
自身が先天性の聴覚障害者である著者が、聾の人びとに関する書物が非常に少な
いことを痛感し、自ら資料を集めてまとめ上げたという貴重な1冊。

はじめに
スウェーデン語「聾」(Deaf)の進展
スウェーデンにおける「聾唖」という単語
古代エジプト
クロイソス王の聾の息子
最古とみなされる手話への言及
ギリシャ人たち
アリストテレスの信条
ローマ人たち
ユダヤ人たち
キリスト教
『コーラン』
ベネラブル・ベード
聾者のための最初の教師
トルコ人たち
聾者の法的地位
第一の時期
ルドルフ・アグリコラ
ジロラモ・カルダーノ
聾の画家、フアン・フェルナンデス・ナバレテ
ジョバンニ・バティスタ・デラ・ポルタ
コスマス・ロッセリウス
メルヒオル・デ・イェブラ師
ペドロ・ポンセ・デ・レオン
フアン・パブロ・ボネット
エマヌエル・ラミレス・デ・カリオン
ディエゴ・ラミレス・デ・カリオン
フランシス・メリキュリウス・ファン・ヘルモント
ヨハン・コンラッド・アンマン
ジョン・バルワー
ジョージ・ダルガーノ
ジョン・ウォリス
ウィリアム・ホルダー
ヘンリー・ベーカー
ヨアヒム・パシャ
ヴィルヘルム・ケルガー
ゲオルク・ラーフェル
オットー・ラシウス
ヨハン・ルドウィッヒ・フェルディナンド・アーノルディ
ヤコブ・ロドリゲス・ペレイラ
ボルドーのエルノー
クロード・フランソワ・デシャン
聾教育史の第一期の略史
聾教育史の第二期、聾学校
トーマス・ブレードウッド
アベ・ド・レペ
ザムエル・ハイニッケ
アベ・ド・レペとザムエル・ハイニッケの往復書簡の概要
ジャン・マルク・ガスパール・イタール
オーギュスト・ベビアン
ヨーロッパでの聾学校を設立するにあたっての政府機関のイニシアチブ
フランス法の衰退、アベ・シカール
ヨーロッパにおける聾学校の始まり
ドイツ法の衰退、ディーター・エシュケ
ペチュケ
次世代の学校
トーマス・ホプキンズ・ギャローデット
チェクの本の図版
フランス法で設立されたヨーロッパの学校
四種類の異なる指導体系のまとめ
なぜ話し言葉訓練(ドイツ法)が一八八〇年のミラノにおける第二回聾教育者
  会議で優勢になったか
聾教育の第三期
手話による世界で最初の教授
〈付録〉アベ・ド・レペとザムエル・ハイニッケの往復書簡
訳注
訳者あとがき
図版索引
文献リスト



◆『ろう文化』
 [amazon]
 現代思想編集部編,青土社,409p.,ISBN:4-7917-5803-X
 発行年月:2000.4

ろう文化宣言 木村 晴美著 市田 泰弘著 8-17
聾文化理解のまえに立ちはだかる人間の脆さ 山田 尚勇著 18-22
なぜ聴覚活用か 田中 美郷著 32-33
聴者による、聾者のための学校 金沢 貴之著 34-39
同化的統合から多様性を認めた共生へ 矢沢 国光著 23-31
「対峙」と「共存」と 西垣 正展著 40-45
〈障害〉の視点から見たろう文化 長瀬 修著 46-51
「言語学エリート主義」を問う 新井 孝昭著 64-68
日本ろう文化の悲劇 末森 明夫著 58-61
ろう・中途失聴・難聴 上農 正剛著 52-57
「ろう文化」という言葉になじむまで 中沢 美津枝著 62-63
CODAから見たろう文化 星野 正人著 76-77
ろう文化を考える 神田 和幸著 69-74
「聾文化宣言」の知識社会学的意義 ましこ ひでのり著 78-81
異文化としての「ろう文化」に対峙する聴者 江藤 双恵著 96-100
アメリカ聾唖史にみる手話導入 上野 益雄著 82-87
映画における聾文化をめぐって 石原 郁子著 88-95
「ろう文化宣言」、「ろう文化を語る」を読んでの疑問 長谷川 洋著 101-109
ろう者とは誰か・手話は誰のものか 木村 晴美ほか鼎談 110-136
デフ・イズ・ビューティフル A・ソロモン著 杉山 直子訳 156-175
手話とろう者のトポロジー 森 壮也著 176-194
ろうの民族誌 木村 晴美著 200-211
ろう演劇と言葉 米内山 明宏対談 多木 浩二対談 212-232
ろう者村長・横尾義智 野呂 一著 142-151
メディアとろう者 棚田 茂著 137-141
ろう者とスポーツ 砂田 武志著 152-155
デフ・ユーモア M・J・ビエンヴニュ著 鵜野 ひろ子訳 195-199
誤解される言語・手話 市田 泰弘著 233-247
スピーチ・コミュニティーが存在するための条件 菊池 久一著 254-266
スーパー言語としての手話の可能性と先天性結社としてのデフ 池田 清彦著 248-253
ポスト・エディプス的言語共同体 田崎 英明著 270-273
戦略から交渉へ 崎山 政毅著 274-291
語ることの(不)可能性 大沢 真幸著 292-304
「音楽批判」としてのデフ・ミュージック 平井 玄著 287-291
ろうであること、ゲイであること 高嶋 拓志著 267-269
ろうと洞察 L・デイヴィス著 山本 卓訳 305-312
視覚、空間、肉体の詩学へ向けて D・バウマン著 梶 理和子訳 313-328
ある鷲の子の物語 B・バーハン著 市田 泰弘訳 329-335
ろう文学とは何か B・バーハン対談 米内山 明宏対談 小林 真由美訳 米内山 明宏訳 336-341
ろう者の誇り M・J・ビエンヴニュ著 小林 真由美訳 342-349
ろう学校との対話 M・J・ビエンヴニュ著 小林 真由美訳 350-355
挑戦するろう者 M・J・ビエンヴニュ対談 木村 晴美対談 木村 晴美訳 成田 一代訳 356-365
ろう者と宗教 広川 博之対談 P・マーク対談 371-378
Codaに目覚める 中村 恵以子著 379-381
起源の他者 糟谷 啓介著 382-397
偽の聾者・偽の他者 原 毅彦著 398-409
CODAとは何か M・ブラザー著 米内山 明宏ほか訳 366-370




◆『聾の経験〜18世紀における手話の「発見」』
 "The Deaf Experience"
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 ハーラン・レイン(HARLAN LANE)=編 石村多門=訳
 東京電機大学出版局 
 ISBN4-501-61820-5 初版 2000年10月20日
【目次】
   訳者まえがき
   18世紀の聾教育(年表)
   聾教育論争概念図
   序論 ハーラン・レイン
   第1章 フォントネイ『**嬢宛ての手紙』(1765)
   第2章 デロージュ『ろう者の意見』(1779)
   第3章 ド・レペ『真の聾唖教育法』(1784)
   第4章 マシュー『自伝』(1800)
   第5章 シカール『先天聾の教育課程』(1803)
   第6章 ベビアン『ろう者と自然言語』(1817)
   第7章 ベルティエ『ろう者-ド・レペ神父以前以後』(1840)
   付録 ベル『聾者という人類の変種についての覚書き』(1883)
   特別掲載 木村晴美・市田泰弘「ろう文化宣言以後」(2000)

*bk1より
 □内容説明
 聾教育の黎明期、18世紀後半から19世紀にかけて書かれた7編の先駆的な論考。口語主義が主流となる前の手話にとり幸福な時代の空気を映す。日本版オ リジナル論文も掲載。
 □著者紹介
 〈レイン〉世界的に有名な言語心理学者。著書に「アヴェロンの野生児研究」「心が聞くとき」等がある。




◆『アメリカのろう文化』(明石ライブラリー 29)
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シャーマン・ウィルコックス編
鈴木 清史・酒井 信雄・太田 憲男訳
明石書店,301p.,ISBN:4-7503-1407-2
発行年月:2001.3

 □内容説明
 アメリカ合衆国でろう者への認知が確立しつつあった1989年当時、ろう文化への理解は依然として十分とは言えなかった。アメリカのろう文化に関する論 文19編を収録する。
 □著者紹介
 〈ウィルコックス〉ニューメキシコ大学言語学部助教授。

ろう社会とろう者の文化 キャロル・パドン著 鈴木 清史訳 11-32
生きた心地のしなかった夜 ベン・バーハン著 鈴木 清史訳 33-38
〈ろう〉コミュニティの内側 バーバラ・カナペル著 鈴木 清史訳 39-50
「目の見える人」からの覚え書き ベン・バーハン著 鈴木 清史訳 51-58
音楽がなくても踊ることができるのですか シャニー・マウ著 鈴木 清史訳 59-78
われわれの世界でもあるのだし ベン・バーハン著 鈴木 清史訳 79-84
異なる次元 ウィリアム・ストコー著 鈴木 清史訳 85-96
私の将来、私たち自身 ベン・バーハン著 鈴木 清史訳 97-102
〈ろう〉者には面白くても、聴者には面白くない スーザン・D・ラザフォード著 酒井 信雄訳 103-126
もしかりにアレグザンダー・グレアム・ベルの思いどおりになっていたら…… ベン・バーハン著 酒井 信雄訳 135-156
汽車−出た−ごめん ステファニ・ホール著 酒井 信雄訳 135-156
言語上の少数者としてのろう児 ベーダ・R・チャロウ著 ロニー・B・ウイルバー著 酒井 信雄訳 157-174
トータル・コミュニケーション(TC) ベン・バーハン著 酒井 信雄訳 175-180
二言語・二文化による英語教育 トム・ハンフリーほか著 太田 憲男訳 181-214
学校でスタック シャーマン・ウィルコックス著 太田 憲男訳 215-242
もしイエスさまと話せなかったら、どうして天国へ行けるの ジェームズ・ウッドワード著 太田 憲男訳 243-254
誰が主流に入りたがっているのか ベン・バーハン著 太田 憲男訳 255-262
沈黙の文化を突破する シャーマン・ウィルコックス著 太田 憲男訳 263-278
戦いはまだ終わっていない ベン・バーハン著 太田 憲男訳 279-283




◆伊藤政雄『歴史の中のろうあ者』
 森壮也さんからの情報です。

 元筑波大学附属ろう学校教諭、トータル・コミュニケーション研究会会
長の伊藤政雄さんが『歴史の中のろうあ者』という本を出されました。

 近代出版、ISBN4-87402-637-0、\2,300(税別)

 障害児教育の面からではなく、歴史叙述を試みた本です(資料の少ない時代の記
述のため、『日本聾唖秘史』からの記述が多いと後書きにあるが)。

 以下、目次より

 はじめにー聾唖の歴史を見る目
 奈良・平安の社会とろうあ者
   神話と伝説の時代
   奈良時代−律令の世界
   仏教と障害者
   平安時代−国風文化と説話の世界
   ハンセン病差別の系譜
 鎌倉・室町の社会とろうあ者
   武士の台頭と戦乱の時代
   聾唖に関する医療の歴史的流れ
 江戸の社会とろうあ者
   近世の障害者の暮らし
   江戸時代の聾唖者たち
   障害者数とその種類
   聾唖教育の黎明
 近代のあけぼのとろうあ者
   海外情報の流入と近代の鼓動
   時代を拓いた吉田松陰
   幕末の偉大な2人の聾者
   開国と海外渡航
 明治初めの社会とろうあ者
   近代の幕開け
   使節団の見た欧米の教育施設
   ミラノ国際聾教育会議−手話法を排し、口話法を採用
   近代聾唖教育のはじまり


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■ろう文化関連書籍 *紀伊国屋作成

◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.洋書
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】『「ろう文化」案内』(原書)
Deaf in America : Voices from a Culture Reprint Edition
Padden, Carol / Humphries, Tom 1990/09 (Harvard Univ Pr)
ISBN:9780674194243
[amazon]

◎カルチュラル・スタディーズや最新言語学の成果も取り込んだ「ろう文化」
入門の決定版(邦訳は下記)。

---------------------------------------------------------------------
【2】聾文化の内幕
Inside Deaf Culture
Padden, Carol A. / Humphries, Tom L. 2006/10 (Harvard Univ Pr)
ISBN:9780674022522
[amazon]

◎上記入門書の著者の新刊。ろう者のコミュニティがいかに自らをマイノリ
ティとして、またその言語を再確認するかに至ったかを描く。

---------------------------------------------------------------------
【3】聾文化を理解する:聾であることを求めて
Understanding Deaf Culture : In Search of Deafhood
Ladd, Paddy 2003/04 (Multilingual Matters Ltd)
カード決済価格:税込\6,575 / 標準価格:税込\9,876
ISBN:9781853595455
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◎ろう文化研究・運動の第一人者が「ろうであることDeafhood」を鍵言葉に
独自の文化・言語を擁するろう文化を探究する。

---------------------------------------------------------------------
【4】遺伝学、障害と聾
Genetics, Disabillity, and Deafness
Van Cleve, John Vickrey (EDT) 2004/10 (Gallaudet Univ Pr)
カード決済価格:税込\6,783 / 標準価格:税込\8,491
ISBN:9781563683077
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◎ギャローデット大学で2003年に開催された会議に基づく論文集。

---------------------------------------------------------------------
【5】日本における聾者・手話とアイデンティティ政治学
Deaf in Japan : Signing and the Politics of Identity
Nakamura, Karen 2006/08 (Cornell Univ Pr)
カード決済価格:税込\3,079 / 標準価格:税込\3,854
ISBN:9780801473562
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◎日本におけるろうコミュニティの歴史をろう学校がはじめて設立された
1870年代から戦後の社会運動、さらに現在の「文化戦争」までカバー。
三世代にわたるろう者のインタビューなども含む。

---------------------------------------------------------------------
【6】アメリカ聾文化史:1900年から第二次大戦まで
Signs of Resistance : American Deaf Cultural History,
1900 to World War II (History of Disability)
Burch, Susan 2004/11 (New York Univ Pr)
ISBN:9780814798942
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◎アメリカにおけるろう文化の歴史を詳述した労作。

---------------------------------------------------------------------
【7】聾アイデンティティの形成
Deaf Identites in the Making
: Local Lives, Transnational Connections
Breivik, Jan-Kare 2005/10 (Gallaudet Univ Pr)
ISBN:9781563682766
[amazon]

◎ノルウェイのろう者のライフストーリーから、ろうアイデンティティの形
成を考察する。

---------------------------------------------------------------------
【8】オックスフォード聾研究ハンドブック
Oxford Handbook of Deaf Studies, Language, and Education
Marschark, Marc / Spencer, Patricia Elizabeth (EDT)
2005/04 (Oxford Univ Pr)
ISBN:9780195189131
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◎ろうの言語や心理的・社会的問題、神経心理学、文化、技術、教育をカバ
ーするレファレンス。



◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.和書:ろう文化
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】「ろう文化」案内
キャロル・パッデン, トム・ハンフリーズ(著)
森壮也 森亜美(訳) 2003/11 (晶文社)
ISBN:9784794965875
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◎カルチュラル・スタディーズや最新言語学の成果も取り込んだ「ろう文化」
入門の決定版。(*1.-【1】の邦訳)

---------------------------------------------------------------------
【2】日本手話とろう文化 ― ろう者はストレンジャー
木村晴美 2007/04 (生活書院)
ISBN:9784903690070
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◎NHK手話ニュースのキャスターにして、「「ろう文化宣言」の中心人物、
木村晴美が、誤解の多い手話とろう文化を縦横に語る。

---------------------------------------------------------------------
【3】聞こえない親をもつ聞こえる子どもたち
― ろう文化と聴文化の間に生きる人々
ポール・プレストン(著) 渋谷智子 井上朝日(訳) 2003/04
(現代書館)
ISBN:9784768434345
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◎聞こえる世界と聞こえない世界の間に生きるアイデンティティを探し求めた
フィールドワーク。

---------------------------------------------------------------------
【4】アメリカのろう文化 (明石ライブラリー29)
シャーマン・ウィルコックス(編) 鈴木清史 酒井信雄 太田憲男(訳)
2001/03 (明石書店)
ISBN:9784750314075
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◎アメリカのろう者の置かれている状況と、英語とは別の言語・ろう者自身
の文化としての「アメリカン・サイン・ランゲージ(ASL)」の使用を
主張する。

◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.和書:ろう教育
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】聾教育の脱構築
金沢貴之(編著) 2001/08 (明石書店)
ISBN:9784750314563
[明石書店]
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◎聾者の言語=日本手話を解することなく進められる聾教育。「聴覚口話法」
という聴者の理論に立ち構築されてきた日本の聾教育を聾者主体の聾教育
に再構築すること。この問題意識に立ち、聾者、親、教員、研究者が聾教
育の歴史と現状を検証。本質的転換を迫る。

---------------------------------------------------------------------
【2】たったひとりのクレオール― 聴覚障害児教育における言語論と障害認識
上農正剛 2003/10 (ポット出版)
ISBN:9784939015557
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◎聴覚障害児教育の主流であり続けた「聴覚口話法」がもたらしたものは何
だったのか。聞こえない子どもたちの言語力、学力、アイデンティティを
根底から問い直し、新たなる学力論、障害認識論、リテラシー論。

---------------------------------------------------------------------
【3】ぼくたちの言葉を奪わないで!― ろう児の人権宣言
全国ろう児をもつ親の会(編) 2003/05 (明石書店)
ISBN:9784750317304
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◎「ろう教育」という城塞の中で、いったいどのような教育がなされてきた
のか。ろう児に教育の選択肢を与えるよう、歴史の中で切り捨てられた大
勢のろう者と子どもの幸せを心から願う親たちが提言する。国内外の言語
学者、心理学者、ろう学校教員などの見解を添えた革新的な書。

---------------------------------------------------------------------
【4】ろう教育と言語権 ― ろう児の人権救済申立の全容
小嶋勇(監修) 全国ろう児をもつ親の会(編) 2004/09 (明石書店)
ISBN:9784750319599
[amazon]

◎2003年5月、ろう学校に通う生徒とその親たちが、ろう学校で「日本手話」
による教育を行うことを求めて人権救済申立を行い、日弁連は特別調査委
員会を設置した。

その申立を裏づける理由を言語習得、言語教育政策、そして言語権などの
研究における第一人者たちが論じるとともに、人権救済申立書の全文、
さらに申立に関するQ&Aも掲載。

「ろう教育」に関する最新の論文、情報を集めた貴重な一冊。

---------------------------------------------------------------------
【5】ろう教育が変わる!― 日弁連「意見書」とバイリンガル教育への提言
小嶋勇(監修) 全国ろう児をもつ親の会(編) 2006/03
(明石書店)
ISBN:9784750322773
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◎ろう学校における「日本手話」による教育を求めた、人権救済申立に関わ
る三部作。「ろう児には日本語手話で、わかる言葉で教えてほしい」とい
うあたりまえの願いを、なぜ人権救済申立をしなければならなかったのか。

◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4.和書:ろうの歴史
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】歴史の中のろうあ者
伊藤政雄 1998/01 (近代出版)
ISBN:9784874026373
[amazon]

◎奈良・平安時代から明治初期までのろう者の歴史を描く。

---------------------------------------------------------------------
【2】聾の経験―18世紀における手話の「発見」
ハーラン・レイン(編) 石村多門(訳) 2000/10
(東京電機大学出版局)
ISBN:9784501618209
[amazon]

◎啓蒙思想の花開いた18世紀後半は、聾教育と手話にもまた明るい日の射し
始めた時代であった。本書に収められた7編のテキストは、その1764年か
ら1840年の間にフランスで書かれたものである。

---------------------------------------------------------------------
【3】聾の人びとの歴史
ペール・エリクソン(著) 中野善達 松藤みどり(訳) 2003/07
(明石書店)
ISBN:9784750317564
[amazon]

◎聴覚障害者である著者が、古代ギリシャ時代から現代までの欧米における
聾教育を中心とした聾の人びとの歴史を、豊富な歴史的資料とともに平易
に解説。

---------------------------------------------------------------------
【4】アフリカのろう者と手話の歴史
― A・J・フォスタ−の「王国」を訪ねて
亀井伸孝 2006/12 (明石書店)
ISBN:9784750324708
[amazon]

◎アフリカのろう者と手話言語の概要を紹介しつつ、アンドリュー・フォス
ターという、一人の黒人ろう者と、彼が設立しアフリカの広い範囲でろう
教育事業を営んだキリスト教団体に注目しながら、ろう者コミュニティの
動態史を描く。

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■生存学HP内関連ファイル
片山 知哉 2009/4/13 Can Multiculturalism Be Extended to Non-Ethnic Groups? Kymlicka, Will 抄訳

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■報告書



REV:....20030710,16,19,0804 1022 20040922 20070905 20080621 20080710 20080730 20080811(篠木 涼) 20081204 20090415,0425 (近藤 宏), 20090730 ,0804(金城 美幸), 1215 ,20230210(種村 光太郎
聴覚障害・ろう(聾)
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