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安楽死・尊厳死 euthanasia / death with dignity 2013



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◆児玉 真美 20130823 『死の自己決定権のゆくえ――尊厳死・「無益な治療」論・臓器移植』 ,大月書店,229p. ISBN-10: 4272360698 ISBN-13: 978-4272360697 1800+ [amazon][kinokuniya] ※ et.

◆立岩 真也・有馬 斉 2012/10/31 『生死の語り行い・1――尊厳死法案・抵抗・生命倫理学』,生活書院,241p. ISBN-10: 4865000003 ISBN-13: 978-4865000009 [amazon][kinokuniya] ※ et. et-2012.

『生死の語り行い・1――尊厳死法案・抵抗・生命倫理学』表紙

◆2014/01/10 市民から見た“望む”看取り〜安楽死を選ぶオランダ〜
 平成26年1月10日(金)午後7時〜9時 くにたち市民芸術小ホール→安楽死・尊厳死 2014

◆2013/12/29 「尊厳死法案、現実味…自民PT、議論要請へ」
読売新聞 12月29日(日)13時57分配信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131229-00000331-yom-pol

 「延命治療を希望しない終末期患者の治療を中止する「尊厳死」を認める法案を、来年の通常国会に提出しようという動きが与野党内で出ている。
 自民党の議員らが中心で、年明け以降、法制化に向けた議論が活発化しそうだ。ただ、尊厳死を認めるかどうかは倫理や死生観にかかわる難しい問題だけに、成立はまだ見通せない状況だ。
 自民党の「尊厳死に関する検討プロジェクトチーム(PT)」(座長・山口俊一衆院議員)は今月3日の初会合で、与野党各党に対し、来年4月までにそれぞれの党内の議論を終えるよう要請することを決めた。
 PTが土台としているのが、自民、公明、民主、日本維新の会、みんなの党など超党派で作る「尊厳死法制化を考える議員連盟」(会長・増子輝彦民主党参院議員)が昨年まとめた、尊厳死を認める法案(通称・尊厳死法案)だ。
 法案は、15歳以上の患者を対象に、書面などで意思表示(いつでも撤回可能)した場合、2人以上の医師が回復の見込みのない終末期との判定で一致すれば、延命治療を始めずに尊厳死を認める内容だ。医師は法的にも行政的にも責任を問われない。議連は、治療中の患者の延命措置を中止することも認める第2案もまとめている。
 尊厳死を法律で認めることには賛否両論があり、これまで法制化の動きは進んでいなかったが、安倍首相が今年2月の参院予算委員会で、尊厳死について「最期は尊厳を持って人生を終わりたいということが実現するよう、医者の側も安心して対応できるような仕組みを考えていきたい」と述べ、法制化に前向きな考えを示したこともあり、自民党などで法制化の機会を探る動きが出ていた。
 自民党のPTは、議連の法案を基に、各党の意見を取り入れた議員立法を来年の通常国会に提出し、採決時には各党で党議拘束を外すよう働きかける構えだ。2009年に成立した、脳死を「人の死」とすることを前提に臓器提供の年齢制限を撤廃する改正臓器移植法についても、共産党を除く各党は党議拘束をかけずに採決した。
 法案提出が現実味を帯びる中、日本弁護士連合会は「国民的議論が十分尽くされていない」などと主張し、反対を表明。障害者や難病患者の団体も法制化に反対している。」

◆2013/12/15 「尊厳死法制化へ動き=超党派議連、通常国会目指す」
 2013.12.15 17:15 時事通信社
 http://getnews.jp/archives/475432

 「末期がんなどに侵され、回復の見込みがない患者の意思により延命措置を施さない「尊厳死」を法制化しようと、与野党の有志が動きだしている。来年の通常国会への関連法案提出を目指しており、これを受けて自民党は党内議論を開始した。ただ、法制化には慎重論も根強く、提出にこぎ着けられるかは不透明だ。
 活動しているのは自民、公明、民主、日本維新の会、みんな5党などの有志でつくる「尊厳死法制化を考える議員連盟」(会長・増子輝彦民主党参院議員)。「延命治療を望まない患者が、尊厳を保ちながら死を迎えられるようにすべきだ」との声を受けたものだ。
 厚生労働省によると、現状では、患者の意思を受けて医師が延命治療を施さずに死に至った場合、「殺人罪に問われるケースもある」という。
 このため議連が既にまとめた法案は、患者が書面などで意思表示していることを条件に、回復の可能性がなく死期が間近だと2人以上の医師が判断し、延命措置を開始しないか中止した場合、医師は刑事、民事、行政上の責任を免れると定めた。対象は15歳以上の患者に限定し、意思表示の撤回はいつでも可能とした。
 自民党は3日、法案を検討するプロジェクトチームの初会合を開催。民主党も、議連メンバーが法案の検討を執行部に求めた。
 脳死を一般に「人の死」と位置付け、臓器提供の年齢制限を撤廃した改正臓器移植法は、「議員個人の死生観に関わる問題」だけに、それぞれの党内で賛否が分かれ、成立まで曲折をたどった。尊厳死の法制化についても「人の死を法律で縛るべきではない」(自民党閣僚経験者)、「慎重な検討が必要だ」(民主党ベテラン)といった異論が少なくない。
 議連は、各党が党議拘束を外して自主投票とすることを前提に、法案提出に持ち込みたい考えだが、各党内の手続きは難航が予想される。[時事通信社]」

◆2013/12/13 「ベルギー上院、子供の安楽死認める法案を可決」
 AFPBB News 2013年12月13日12時22分
 http://news.livedoor.com/article/detail/8344168/

ベルギーで販売される、一般医が患者の自宅で安楽死を行うための「安楽死キット」(2005年4月18日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News
【AFP=時事】ベルギーの上院は12日、末期症状の子供にも安楽死を認める法案を可決した。同法案をめぐっては、国民の間で激しい議論が沸き起こっている。
 法案は、賛成50、反対17で上院を通過し、下院に送られることになった。法案の支持者らは、同法が来年5月の総選挙前に成立することを期待している。
 この法案は、未成年の患者が、病気が末期状態である、耐えがたい痛みがある、苦痛を緩和する治療法がないなどの理由で、安楽死を求めることを可能にするもの。
 ベルギーは、2002年に18歳以上の安楽死を認めている。隣国オランダは、12歳を超える子供にも安楽死を認めており、ベルギーの法案はそれに追随するものだ。
 ベルギーの法案は年齢制限を設けていないが、患者が自分の状況を認識しており、安楽死を要求することの意味を理解できなければならないと述べている。
 身体的苦痛にさいなまれている子供の末期患者の安楽死は法律の外で現在も行われているとする医師や看護師の話を基にすると、子供の安楽死は年間わずか10〜15件になる見込みだ。
 【翻訳編集】AFPBB News 」

◆2013/12/12 「終末期医療の相談員養成へ 厚労省 14年度、10病院で試行」
 2013.12.12シルバー新報
 http://www.silver-news.com/ps/qn/guest/news/showbody.cgi?CCODE=12&NCODE=2345

 「厚生労働省は2014年度、終末期の医療に関する患者や家族からの相談に乗り、情報提供や意思決定の支援を行う医療相談員を病院に配置するモデル事業を実施する。延命治療の実施の有無など患者の意思を尊重した医療の提供を促進するのが目的。4日の「終末期医療に関する意識調査等検討会」で説明した。 (以下略) 」

◆2013/12/04 第3回終末期医療に関する意識調査等検討会
 平成25年12月4日(水)10:00〜12:00 専用第22会議室(18階)

○議事次第
議事次第(PDF:58KB) ○座席表
座席表(PDF:131KB) ○資料1
終末期医療に関する意識調査等検討会開催要綱(PDF:215KB) ○資料2
平成24年度人生の最終段階における医療に関する意識調査の集計結果(クロス集計)
の概要(PDF:1,064KB)
※前回の資料1で示した全体的な傾向を踏まえて、今回の詳細なクロス集計を行った
。なお、資料中に記載されている「多い」「少ない」等の表現については有意差検定
を行った上でのものではない。 (参考)平成24年度人生の最終段階における医療に
関する意識調査の集計結果(速報)の概要(第2回検討会資料1)(PDF:1,018KB)
○資料3
「患者の意思を尊重した人生の最終段階における医療を実現するための体制整備支援
」について(PDF:710KB) ○資料4
終末期医療に関する意識調査等検討会報告書骨子(案)(PDF:320KB) ○参考資料1
人生の最終段階における医療に関する意識調査 集計結果(クロス集計表)(PDF:5
,828KB) ○参考資料2
第2回検討会の主な委員発言(PDF:229KB) ○参考資料3
終末期医療のあり方に関する懇談会報告書(平成22年12月:終末期の医療のあり方に
関する懇談会)(PDF:444KB) ○参考資料4
委員からの事前提出意見(資料4報告書骨子(案)について)(PDF:473KB) ○追加
配布資料
池上委員意見参考資料(PDF:80KB)

児玉 真美 2013/12/03 「リバプール・ケア・パスウェイに関する調査報告書(英) 1」
 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara2/63764113.html

◆2013/12/03 「尊厳死法案:自民PTが初会合 来年の通常国会提出目指す」
 毎日新聞 2013年12月03日 19時26分
 http://mainichi.jp/select/news/20131204k0000m010046000c.html

 「尊厳死に関する法案を検討する自民党のプロジェクトチーム(PT)が3日、初会合を開いた。超党派の議員連盟が昨年法案をまとめており、それを受けた対応。議連の幹事長も務めるPT座長の山口俊一衆院議員は「議連での議論も進め、来年の通常国会提出を目指す」と述べた。
 この日のPTでは、これまでの経緯や議連の法案のポイントなどを確認。法案では、患者の事前の意思表示があり、医師が回復の可能性がなく死期が間近と判断した場合に、医師が延命措置をしなくても「刑事上などの責任を免除される」としている。
 2005年に超党派の「尊厳死法制化を考える議員連盟」が、尊厳死の容認に向けた法制化を進めることを決定。議連は12年に法案をまとめ、各党で調整することにしていた。【渡辺諒】」(全文) cf.「尊厳死法制化を考える議員連盟」

◆2013/11/28 「高齢夫婦2組が自殺、フランスで安楽死の議論再燃」
 AFPBB News 2013年11月28日16時30分
 http://news.livedoor.com/article/detail/8296909/

 写真:仏北部ル・トゥケ(le Touquet)の町を歩く高齢の夫婦(2013年9月8日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News
 「【AFP=時事】仏パリ(Paris)で最近、80代の夫婦2組が自殺を図ったことから、同国で禁止されている安楽死についての論争が再燃している。
 警察によると、84歳と81歳の夫婦が25日、市内の高級地区にある自宅マンションの1室で死亡しているのが見つかった。2人は薬を飲んで自殺したとみられており、自殺について説明する遺書もあったという。
 ビルの管理人がAFPに語ったところによると、遺体を発見したのはこの家のお手伝いさんだったという。隣人はこの夫婦について「感じのいい夫婦だった」と話しており、また別の隣人も、妻はがんを患い松葉づえをついていたが、夫婦は劇場に足を運ぶなど出掛けることが好きだったと述べている。
 22日にも、別の夫婦(夫、妻ともに86歳)が市内の高級ホテル「ルテシア(Lutetia)」で自殺している。遺体は朝食を片付けに来た客室係が見つけた。夫婦はビニール袋をかぶり、手をつないで窒息死していた。
 ホテルで自殺した夫婦は、第2次世界大戦(World War II)後に出会い、その後の人生を共にしてきた。「尊厳死の権利」を訴えた遺書には、1人残された息子に安楽死の権利を求める運動を促す一文も見られたという。
 フランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領は2012年の選挙戦で、安楽死の法制化についての検討を公約として掲げた。安楽死は、スイス、ルクセンブルク、ベルギー、オランダで合法化もしくは処罰の対象から外されている。
 12年に実施された安楽死に関する調査では、医師など第三者が意図的に患者の死期を早める「積極的安楽死」を認めるべきでないとの結論が出ている。しかし11月の仏世論研究所(IFOP)の調査によると、末期疾患の患者や耐え難い苦しみに直面する患者の安楽死について、国民の92%が賛成と答えた。
 フランスの尊厳死協会(Association for the Right to Die with Dignity)の会長、ジャン・リュック・ロメロ(Jean-Luc Romero)氏は25日、日刊紙パリジャン(Le Parisien)のインタビューで、フランスでは自殺の10%が薬物を使用したもので、残りの90%は何らかの暴力的な行為が伴っていることを指摘し、「自殺ほう助で悲劇を避けることができる。家族に見守られながら、数分で静かに苦しむことなく旅立つことができる」と説明した。【翻訳編集】AFPBB News」

児玉 真美 2013/11/17 「全身麻痺になった翌日に「自己決定」で人工呼吸器とり外して死亡(米)」

◆2013/11/13 Euthanasia opponents form coalition ahead of new Holyrood bill
 http://news.stv.tv/politics/248289-euthanasia-coalition-formed-ahead-of-the-assisted-suicide-scotland-bill/

◆2013/10/31 New ANZSPM Position Statement on Euthanasia and Assisted Suicide
 http://www.anzspm.org.au/c/anzspm?a=da&did=1000948&pid=1383782594

◆『眠れる美女』(監督:マルコ・ベロッキオ)10月19日、シアター・イメージフォーラムで公開
 http://nemureru-bellocchio.com/
 twitter: https://twitter.com/#!/bijo_bellocchio
 FB: https://www.facebook.com/NemureruBellocchio 広告(pdf)

日本脳性マヒ者協会「全国青い芝の会」 2013/09 「「尊厳死」の法制化に断固反対する声明」

◆2013/09/19 「人生の終末に 今週は学会の指針 患者への説明、より丁寧に」
 毎日新聞 2013年09月19日 東京朝刊(くらしナビ・医療・健康:9月)
 http://mainichi.jp/feature/news/20130919ddm013100014000c.html

 「2006年に発覚した射水市民病院(富山県)での終末期患者の人工呼吸器外し問題以降、終末期医療に関するルール作りの議論が続いている。指針に基づく治療中止などの報告は多くはないが、指針をきっかけに、患者の意思確認が徹底されるなどの効果もあるようだ。
 射水市民病院の問題発覚の前、北海道立羽幌病院での呼吸器外し事件で、延命治療中止を理由に医師が初めて殺人容疑で立件された(06年不起訴処分)。
 医師の独断を排除し医療現場の混乱を避けるため、終末期の治療方針決定に関するルールを求める声が相次いだ。厚生労働省は07年、患者本人の決定を基本にした上で複数の医療者が判断するなど、方針決定の流れを示す指針を公表。終末期医療に関する国の初の指針となった。
 だが、終末期の定義など具体的な内容が盛り込まれなかったことなどから、医療や介護の現場でなかなか浸透していない。同省が今年3月、医療機関や介護老人福祉施設の施設長を対象にした調査(対象4200人、回収率35・4%)では、同省の指針に沿うよう指導している病院や介護施設は全体の約2割。指針を知らないケースも病院・介護施設で約3割、診療所では約6割に上った。
 一方、終末期の患者にかかわるさまざまな学会が独自の指針を策定、患者への丁寧な対応や混乱防止を図ろうとしている。
 日本救急医学会は07年11月に指針を公表。治療開始から短い時間で死が迫る救急現場の特殊性を踏まえ、終末期の定義を「不可逆的な全脳機能不全(脳死診断後など)」など具体的に示し、延命中止の選択肢(人工呼吸器取り外しなど)も明記した。

 同学会の終末期医療のあり方に関する委員会(委員長=横田裕行・日本医科大教授)は昨年5月、指針の活用状況を救急科専門医に調査した(対象3374人、回収率19・5%)。その結果、指針を「よく知っている」「おおむね知っている」は計82・4%で、公表直後の08年調査時(73・3%)より増えた。

 ●倫理観共有にも有益

 治療中止を検討する際、学会や病院独自の指針を使ったことがあるのは2割程度だったが、指針によって「終末期の方針を相談する機会が増えた」「説明や同意の内容について正確な記録を残すようになった」との声が08年調査時よりも増えた。指針が、より丁寧な患者対応を促している可能性がある。
 横田委員長は「家族らに説明するタイミングや環境にも配慮するケースが増えたようだ。医療チームで判断することを明記したことで、現場全体で倫理観を共有化するのにも役立っている」と話す。【大場あい】

◇終末期医療の方針決定手続き(厚生労働省などによる)
 http://mainichi.jp/feature/news/20130919ddm013100014000c2.html

日本集中治療医学会(06年)
・本人の意思は書面による確認が望ましい
・家族の同意は必須。異議を唱える家族がいる場合は治療手控え、終了は選択すべきでない
厚生労働省(07年)
・患者の意思決定を基本
・(本人の意思確認不可の場合)家族による患者の推定意思を尊重しつつ慎重に判断
日本救急医学会(07年)
・本人の事前指示を確認し尊重
・家族らの意向も踏まえ医療チームが判断
日本医師会(08年)
・患者の意思を基本に医療・ケアチームが決定
・(本人の意思確認不可の場合)有効な事前の意思表示書や家族による推定意思を尊重
日本学術会議(08年)
・繰り返し本人の意思を確認、医療チームの判断を前提に本人意思に従う
・(本人の意思確認不可の場合)「できるだけ長生きしたい」が多くの人の希望という前提で
日本小児科学会(12年)
・子ども、父母と医療スタッフが十分に話し合い、子どもの最善の利益を考える
日本老年医学会(12年)
・本人を中心に話し合う
・(本人の意思確認不可の場合)家族とともに本人の意思と最善を検討する

◆2013/09/12 「終末期の透析中止 患者・家族と議論深めよ」
 読売新聞
 http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=84466

 「日本透析医学会が、終末期に透析を行わない場合の手続きに関する提言作りを進めている。透析をしないことは死を意味するため、これまで終末期の議論は積極的に行われてこなかったが、患者の高齢化で避けて通れない問題になってきた。
 透析は、慢性腎不全の患者の血液から老廃物を除去する治療法。同学会によると、国内の透析患者数は30万人を超え、平均年齢は67歳。透析開始時の平均年齢は1983年で52歳だったが、昨年は68歳と高齢化が進んだ。がんや脳卒中、心臓病などの合併症を抱える高齢患者が増えている。
 透析は通常、週3回、1回4時間ほどかかる。通院の手間や長時間の拘束、針刺しの苦痛、血圧変動など、体への負担は大きい。
 このため、がんなどで終末期になると、患者と家族が抱える事情や人生観から「透析は始めなくていい」「中止したい」と考える場合もある。提言は、そうした場合に医療者側が対応する目安を示すものだ。
 昨年12月に公開された案によると、透析の中止は患者の意思を尊重して話し合って決める。もし患者に判断力がない場合は、家族と医療チームが話し合い、患者の意思推定に努めるなどとしている。さらに議論を重ね、来春には提言をまとめたい考えだ。
 終末期医療の方針決定に関する指針は厚生労働省が2007年に作成しているが、延命措置別の指針は、日本老年医学会が昨年3月に公表した人工栄養に関する指針に続くものだ。透析中止や差し控えは死に直結するため、方針決定は人工栄養に比べて困難を伴う。
 学会の動きに先んじて、実践を重ねている病院も少数ながらある。
 千葉社会保険病院では10年前から、毎年3月ごろに透析患者に「事前指示書」を配っている。意識が失われ、回復も望めなくなった場合の人工呼吸器の使用や透析継続に関する希望を、あらかじめ尋ねる。記入は強制ではない。
 始めたきっかけは、どんなに容体が悪化しても、本人の意思がわからないまま透析が続けられることに疑問を持った看護師からの提案だった。当初は「死ねということか」と患者に怒られることもあったが、最近は「今年はまだ?」と催促されるほどに定着した。回収率は約80%と高い。
 これまで事前指示書を参考に話し合い、10人の透析を中止した。病院から中止を提案することはなく、意識を失った患者の家族からの中止希望を受けて、本人が過去3年間に書いた事前指示書を参考に話し合う。
 50代の患者本人が家族を説得し、自ら中止を決めた例もあった。腎臓以外の重病を抱えながら、透析を約20年続けてきた末に出した結論だったという。
 室谷典義院長は「家族の意向だけで透析を中止したら、家族は患者の命に対する責任を一生背負うことになる。だからこそ、元気なうちに本人が希望を書いておいてほしい」と言う。
 患者団体の全国腎臓病協議会も提言作りに基本的には賛成だが、前会長の宮本高宏さんは「患者や家族が適切に判断できるよう、医師による十分な情報提供が不可欠だ」と指摘する。
 今年2月に85歳で亡くなった宮本さんの母親は、1月に腎機能が急低下したが、宮本さんは母親の全身状態がかなり悪いことを考えて透析を断った。「たまたま私が透析に詳しいのでその選択ができたが、普通は『もっと長く生きられるかもしれない』と透析を受けていたはず」と、患者側が判断する難しさを語る。
 終末期の課題は一朝一夕には解決しないが、提言作りをきっかけに、医療者だけでなく、患者や家族も参加して議論を深めたい。」(全文)

児玉 真美 2013/08/27 「米国の「死ぬ権利」擁護派の生命倫理学者の夫、生命維持中止を希望し死去」
 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/66659620.html

◆2013/08/22 「九大病院:終末期医療の指針作成 主治医中心にチームで判断 HPで公開 /福岡」
 毎日新聞 2013年08月22日 地方版
 http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130822ddlk40040321000c.html

 「九州大学病院(東区)は21日、急性の終末期患者を対象とした「終末期・末期状態における延命治療中止に関わるガイドライン(指針)」を作成したと発表した。ホームページ(HP)に公開しており、9月から運用を開始する予定。同大学院医学研究院の漢那朝雄助教は「終末期医療の在り方を考えるきっかけにしてほしい」と話した。【金秀蓮】
 終末期医療を巡っては、2007年に厚生労働省や日本救急医学会などが指針を策定。同病院によると、12年現在、全国の国立大学病院のうち島根大、大阪大など5施設で作られており、九州では初めてという。
 九大病院ではこれまで、延命処置について患者や家族と話し合った方針を、主治医がカルテに記すなどしていた。患者や家族の意思を書面で残すのが適当として、2年前に院内の「心肺蘇生サポート委員会」が指針作成に着手し、今年7月完成した。
 指針によると、対象となるのは救急や集中治療で数時間〜数日後に死が迫っている患者。終末期は主治医を中心に診療チームで判断する。
 延命処置を中止する条件として▽患者が終末期であること▽中止を求める患者の意思が中止をする時点で存在。または複数の家族が患者の意思を推測できること▽対象処置は化学療法、薬物投与、人工呼吸器管理など−−としている。延命処置の治療方針に関する同意書など5種類の書面も作った。」〔福岡都市圏版〕(全文)

児玉 真美 2013/08/13 「NDYのDian Colemanによる自殺幇助合法化批判」
 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/66619875.html
 *NDY=Not Dead Yet

◆「終末期医療と事前指示書(No.462) 賛成は7割、実際に作成は3%」  『東京新聞』2013年8月14日  http://www.tokyo-np.co.jp/article/seikatuzukan/2013/CK2013081402000164.html

 「人生の終末期をどのように迎えたいのか、延命治療を希望するのかなど、終末期の医療について関心が高まっています。特に、受けたい終末期医療を期した事前指示書などへの関心が高まっています。厚生労働省の5年ぶりの意識調査を中心に考えています。
 厚労省の終末期医療についての意識調査(二〇一三年)によると、終末期にどのような医療を受けたいのか、家族で話し合ったことがあるとの答えは、「詳しく」と「一応」の合計で42・2%でした。逆に「全く話し合ったことがない」のは55・9%でした。
 自分が判断できなくなった場合、どのような治療を受けたいかなどを記載した「事前指示書」をあらかじめ作成することに賛成する人は69・7%でした。医師など医療従事者では七割から八割強が賛成しています。
 前回調査では、治る見込みがなく死期が近い場合、延命拒否することをあらかじめ書面化しておく「リビングウイル」の作成に賛成した人は61・9%でした。終末期に受けたい医療について何らかの意思表示を書面化することに賛成する人が多くなっています。
 しかし、指示書やリビングウイル作成に賛成する割合は多いものの、実際に指示書を作成している人は3・2%しかいません。
○法的根拠なし
 国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)などは事前指示書の作成を始めています。しかし、指示書を作成する医療機関は、まだ多くはありません。
 また、事前指示書やリビングウイルに従って治療することを義務化した法律はありません。意識調査では、指示書などに従った治療を行うことを法律で定めることに賛成なのは22・2%と少数派でした。53・2%が定めなくてもよいなど法制化に消極的な考えでした。
 医師では賛成が16・3%で、71・3%が法制化に消極的でした。ある医師は「治療方針は、患者や家族などの意思を確認しながら行っているので、法制化までは…」としています。
 本人が判断できなくなった場合、治療方針を家族で決めてほしいとの答えが多くありました。しかし、代理人などを法律で定めることには六割の人が消極的です。
○議論の積み重ね必要
 厚労省や学会の終末期医療に関するガイドラインを見ると、終末期や指示書について言及していないところもあります。
 ガイドラインについても、病院施設長では、知らない、活用していないが合わせて約八割もありました。また、医師では知らない、参考にしていないが約六割に達していました。このため、厚労省は全日本病院協会に医療・福祉関係者へガイドラインを周知するよう要請しました。
 また、事前指示書の作成は本人の意思で行えても、実施の決定には本人の意思が及ばないという難しさがあります。
 このため、指示書やリビングウイルをどのような内容、様式にするのか▽作成にあたっての有効性をどのように判断するのか▽終末期の判断を誰が行うのか▽医療技術の進歩で、指示書作成時にはなかった治療法が確立されている場合など、誰がどのように判断するのか−といった課題があります。
 これまでも、議員立法による尊厳死法案が検討されてきました。ドイツでは〇九年に議論の積み重ねの上、「事前指示書」などの法制化が行われました。高齢社会の日本で、終末期医療のあり方や意思表示をどのように行うのかは重要な問題です。法制化を含め、さらなる議論が必要なようです。」

◆2013/07/吉日 「「尊厳死を考える議員連盟」へのご入会のご案内」
 付:2013/08/01現在の加盟議員名簿(111名) PDF

◆2013/08/06 社会保障制度改革国民会議報告書
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kokuminkaigi/pdf/houkokusyo.pdf
 社会保障制度改革国民会議報告書概要
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kokuminkaigi/pdf/houkokusyo_gaiyou.pdf

◆2013/08/02 社会保障制度改革国民会議・議事・資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kokuminkaigi/dai19/gijisidai.html

「U 医療・介護分野の改革」より
 医療の在り方については、医療提供者の側だけでなく、医療を受ける国民の側がどう考え、何を求めるかが大きな要素となっている。超高齢社会に見合った「地域全体で、治し・支える医療」の射程には、そのときが来たらより納得し満足のできる最期を迎えることのできるように支援すること−すなわち、死すべき運命にある人間の尊厳ある死を視野に入れた「QOD(クォリティ・オブ・デス)を高める医療」−も入ってこよう。「病院完結型」の医療から「地域完結型」の医療へと転換する中で、人生の最終段階における医療の在り方について、国民的な合意を形成していくことが重要であり、そのためにも、高齢者が病院外で診療や介護を受けることができる体制を整備していく必要がある。また、慢性疾患の増加は、低い確率でも相対的に良いとされればその医療が選択されるという確率論的医療が増えることにつながる。より有効でかつ効率的な医療が模索される必要があり、そのためには、医療行為による予後の改善や費用対効果を検証すべく、継続的なデータ収集を行うことが必要である。例えば、関係学会等が、日々の診療行為、治療結果及びアウトカムデータ(診療行為の効果)を、全国的に分野ごとに一元的に蓄積・分析・活用する取組を推進することが考えられ、これらの取組の成果に基づき、保険で承認された医療も、費用対効果などの観点から常に再評価される仕組みを構築することも検討すべきである。」
最新の議連への入会案内と議連加盟者の名簿です。 8月1日付で111名に増加しています。
Konkkola, Kalle 2013/07/02 「『ヨーロッパとフィンラドにおける自立生活センターの最近動向』と『呼吸器や経管栄養を使用する人たちの治療 停止問題について』」(講演)
 於:東京 主催:東京都自立生活センター協議会
 http://tokyoilcenters.web.fc2.com/event_report201307022.html

◆2013/6/27 第2回終末期医療に関する意識調査等検討会資料
 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000035sag.html

児玉 真美 2013/04/15 「シアトルがんセンターの「自殺幇助プログラム」論文を読んでみた」
 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/66270179.html

◆2013/04/12 「オランダ 安楽死、自分貫きたくて紙面で読む――世界の老後 最期は:中」
 http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201304170665.html?ref=com_fbox_u

 写真:楽死した母親アネカさんの写真を手にするビレミンさん=2月、アムステルダム
 「「気が強くて、厳しい人でした」。オランダ・アムステルダムの自宅で、母アネカ・デネレさんの写真を手に次女ビレミンさん(54)はしみじみと語った。2010年3月、楽死する母をみとった。89歳だった。
 独立心が強く、夫が亡くなってから十数年、一人暮らしを続けた。いったん「やる」と決めれば、絶…」→続きを読む [PDF]
 cf.安楽死・尊厳死:オランダ

児玉 真美 2013/04/12 「がんセンターに“アドボケイト”が最後まで担当してくれる「自殺幇助プログラム」(米)」
 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/66259170.html

児玉 真美 2013/04/06 「CT州の自殺幇助合法化法案、委員会で潰える」
 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/66241321.html
 CT州=コネティカット州

児玉 真美 2013/04/05 「C&Cの活動資金、ジョージ・ソロスから」
 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/66237004.html
 C&C=Compassion & Choice

児玉 真美 2013/03/26 「生きたいのに勝手なモルヒネ投与で殺されたALSの元外科医(MT州)」
 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/66205566.html cf.ALS

児玉 真美 2013/03/02 「最小意識状態の患者への生命維持停止を上訴裁が認める(英)」
 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/66165341.html

児玉 真美 2013/03/02 「Falconer議員、5月に自殺幇助合法化法案提出へ(英)」
 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/66137110.html

児玉 真美 2013/02/10 「世界中で相次ぐ、PAS合法化に向けた動き」
 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/66075695.html

◆2013/02/04 「終末期患者の人工透析中止で提言案」
 CBnews 2013/02/04
 http://www.cabrain.net/news/regist.do;jsessionid=9FC842072E7CF6D81C32FB4799E59868

 「日本透析医学会は、終末期患者への透析の非導入や継続中止について、意思決定プロセスに関する提言案をまとめた。導入や継続を見合わせる「一定の状況」について具体的に記し、「意思決定能力のある終末期患者が導入・継続を拒否した場合」には、セカンドオピニオンを勧めた上で、「その意思を尊重する」とした。ホームページ上に掲載し、3月末まで、会員や関連団体のほか、一般からも意見を募集する。6月の学術集会までに提言をまとめる予定。
 提言案では、担当医師、看護師、臨床工学技士らでつくる医療チームが透析の導入・継続を見合わせる「一定の状況」を、「あらゆる対策を講じても終末期患者の透析療法が技術的にきわめて危 ... 」(続きは要会員登録)

児玉 真美 2013/02/10 「高名な精神科医による性的虐待の被害患者が、別の精神科医により安楽死(ベルギー)」
 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/66074758.html#66074758

◆2013/02/08 「【最期の迎え方】「『平穏死』10の条件」著者の長尾医師講演 東広島」
 http://www.bakubaku.org/20130208chugoku-mitori-rensai-nagao-kouen.pdf

児玉 真美 2013/02/05 「OR州2012年に尊厳死法を利用して死んだ人は77人の最高記録」→オレゴン州
 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/66061172.html

◆2013/01/26 講演:私たちに「死ぬ権利」は必要なのか?

2013年1月26日(土) 午後2時〜5時(1時30分開場)
会場:豊島区民センター(コア・いけぶくろ) 第5会議室
地図:http://www.enjoytokyo.jp/life/spot/l_00017622/map.html
資料代:500円
講師:川口有美子さん (ALS患者会)
主催:臓器移植法を問い直す市民ネットワーク

開催主旨:次の通常国会に“尊厳死法案”〈『(仮称)終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案』〉が提出される可能性があります。準備しているのは「尊厳死法制化を考える議員連盟(会長:増子輝彦参議院議員)」で、法案は「終末期にある患者本人が希望すれば、延命措置の不開始あるいは中止をしても医師の責任は問わない」としています。延命措置とは、人工呼吸器、胃ろうなどの栄養補給、人工透析などを指すと言います。
 しかし、「終末期の診断が困難」「尊厳ある生を保障する制度こそが必要」「人工呼吸器や胃ろうで生きている障害者・患者への圧力になる」「人工呼吸や栄養補給、透析の中止が“尊厳のある死”か」「“本人の意思”を条件としているが、臓器移植法と同じく法律制定後に“家族同意”に改定される恐れがある」などの疑問があります。
 2006年の射水市民病院事件では、脳死ではない患者が脳死とされ人工呼吸を停止されました。欧米では、人工呼吸の停止で患者が苦しんだケース、心停止後肺ドナーに予定された患者の半数が死ななかった病院、鎮静剤を投与して生命維持装置を停止し心停止をわずか75秒間観察して心臓を摘出したなど、「修羅場」が展開されています。射水市民病院事件を契機に、人工呼吸を停止しての心停止ドナーは激減しました。それが、尊厳死の法制化で復活し、さらに欧米のような肺・心臓の摘出や軽症の脳不全患者をドナーとする動きが懸念されます。
 今回の市民講座には、ALSを発症したお母さんを在宅で14年間介護され看取られた体験を持つ、ALS患者会の川口有美子さんを講師にお招きします。介護の体験から実生活やご自身の考え方の変化などをお話して頂き、今なぜ「死ぬ権利」が叫ばれ、尊厳死の法制化が提案されているのか、その背景や目的について考えたいと思います。

川口有美子さん プロフィール
1995年、母親が神経難病のひとつ、ALSを発症し、在宅での介護を決断。その経験から2003年に訪問介護事業所ケアサポートモモを設立。同年、ALS患者の橋本操とNPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会を設立し、患者会や執筆活動に力を注いでいる。
2004年、立命館大学大学院先端総合学術研究科に入学。
2005年、日本ALS協会理事就任。
2010年、『逝かない身体―ALS的日常を生きる』(医学書院)で第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
2012年、「尊厳死の法制化を認めない市民の会」を立ち上げ、法律で人の死を決めることの問題を訴えている。

◆2013/01/21 「麻生氏「さっさと死ねるように」 終末医療で発言、その後撤回」
 2013/01/21 16:52 共同通信
 http://www.47news.jp/CN/201301/CN2013012101001752.html

 写真:終末期医療に関する自身の発言について釈明する麻生副総理=21日午後、財務省  「麻生太郎副総理は21日午前の社会保障制度改革国民会議で、高齢者などの終末期医療に関し「いいかげん死にたいと思っても『生きられますから』なんて生かされたんじゃかなわない。しかも政府の金で(高額医療を)やってもらっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと」と述べた。  発言について、麻生氏は午後「公の場で発言したことは適当でない面もあったと考える。当該部分については撤回する」とのコメントを発表。「一般論ではなく、個人的なことを言った。終末医療のあるべき姿について意見したのではない」と記者団に釈明した。
 2013/01/21 16:52 【共同通信】」(全文)

◆2013/01/21 「麻生氏「さっさと死ねるように」 終末医療で発言、その後撤回」
 東京新聞 2013年1月21日 17時02分
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013012101001752.html

 写真:終末期医療に関する自身の発言について釈明する麻生副総理=21日午後、財務省
 「麻生太郎副総理は21日午前の社会保障制度改革国民会議で、高齢者などの終末期医療に関し「いいかげん死にたいと思っても『生きられますから』なんて生かされたんじゃかなわない。しかも政府の金で(高額医療を)やってもらっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと」と述べた。
 発言について、麻生氏は午後「公の場で発言したことは適当でない面もあったと考える。当該部分については撤回する」とのコメントを発表。「一般論ではなく、個人的なことを言った。終末医療のあるべき姿について意見したのではない」と記者団に釈明した。」

◆2013/01/21 「延命治療に関する発言撤回=麻生財務相」
 時事通信 1月21日(月)16時1分配信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130121-00000073-jij-pol  「麻生太郎財務相は21日、社会保障制度改革国民会議での延命治療に関する発言について「適当でない面もあった。撤回するとともに、議事録から削除するよう申し入れる」とのコメントを発表した。」(全文)

◆2013/01/21 「延命治療「死にません、なかなか」=麻生財務相」
 時事通信 1月21日(月)13時51分配信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130121-00000064-jij-pol
 「麻生太郎副総理兼財務相は21日の社会保障制度改革国民会議で、医療費問題に関連し「チューブの人間だって、私は遺書を書いてそういう必要はない、さっさと死ぬからと手渡しているが、そういうことができないと死にませんもんね、なかなか」と発言した。  財務相はまた、「死にたいときに、死なせてもらわないと困っちゃうんですね、ああいうのは」とも述べた。延命治療を否定するような発言で波紋を呼びそうだ。」(全文)

◆2013/01/21 「国民会議「参院選にとらわれずに議論する」―清家会長」
 キャリアブレイン 2013年1月21日
 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/39040.html

 「社会保障制度改革国民会議(国民会議)の清家篤会長(慶応義塾長)は21日の会合後の記者会見で、こんな津に控える参院選が同会議の議論に影響を与えることを懸念する委員の意見に関し、「選挙にとらわれることなく、あくまでも専門家として、社会保障制度改革推進法に規定された基本方針に基づいて論理的、実証的な議論をしていくということに尽きる」と強調した。
 また会合で、麻生太郎副総理が「高額な医療費を掛けて、その後、残存生命期間が何か月か、そのお金が月一千何百万円だという現実を厚生労働省は一番よく知っているはず」などと、終末期の高額な医療費を問題視する旨の発言を行ったことについては、「尊厳のある生活ができるような社会保障制度を求めていく視点で、これからさまざまな議論がされていくかと思う」とした上で、「これから国民会議で委員からそのような意見が出てくれば、それも議論の対象になってくるのかなと思う」と述べた。
 麻生副総理はこの発言について、その後記者団に対し、「一般論ではなく、私見として申し上げた」と釈明した。さらに、「国民会議という公の場で発言したことは適当でない面もあった」とのコメントを発表。終末期医療にかかわる部分の発言を撤回し、議事録からの削除を国民会議に申し入れると表明した。
 このほか、政府が70-74歳患者の医療費の自己負担割合を1割に据え置いたことに関連して清家会長は、「われわれが議論の対象としているのは、中長期的に社会保障制度のあり方がどうであるかということなので、その時々の政府の対応がどうであるかということは、必ずしも議論にはなじまないのではないか」と述べ、政府の個々の政策についての議論はしない考えを強調した。【津川一馬】」(全文)

◆2013/01/21 「麻生副総理が終末期医療めぐる発言撤回、一般論ではなく私見」
 2013/01/21 ロイター
 http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK059510920130121

 [東京 21日 ロイター] 麻生太郎副総理兼財務相は21日午後、この日の社会保障制度改革国民会議での自身の発言に関してコメントを発表し「私個人の人生観を述べたものだが、公の場で発言したことは適当でない面もあった」として発言を撤回し、議事録から削除するよう申し入れる考えを明らかにした。
 報道によると、副総理は午前に開かれた国民会議で、医療費問題に関連して、患者を「チューブの人間」と表現したうえ「私は遺書を書いて『そういうことはしてもらう必要はない、さっさと死ぬんだから』と渡してあるが、そういうことができないと、なかなか死ねない」などと発言した。続けて副総理は「(私は)死にたい時に死なせてもらわないと困る」とも述べ、「しかも(医療費負担を)政府のお金でやってもらうというのは、ますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと、総合的なことを考えないと、この種の話は解決がないと思う」などと話した。
 コメント発表前に財務省内で記者会見した副総理は「終末医療のあるべき姿について意見を言ったものではない。発言の内容からはっきりしている」と釈明。自身の発言が「一般論としてではないのは、文章を読み返してもはっきりしている。私見を求められたので、私見を申し上げた」と説明した。」(全文)

◆2013/01/21 「麻生副総理「さっさと死ねるように」 高齢者高額医療で発言」
 産経新聞 1月21日(月)13時11分配信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130121-00000535-san-soci

 「麻生太郎副総理兼財務相は21日開かれた政府の社会保障制度改革国民会議で、余命わずかな高齢者など終末期の高額医療費に関連し、「死にたいと思っても生きられる。政府の金で(高額医療を)やっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうなど、いろいろと考えないと解決しない」と持論を展開した。 また、「月に一千数百万円かかるという現実を厚生労働省は一番よく知っている」とも述べ、財政負担が重い現実を指摘した。」

◆「ベルギーの45歳双子兄弟、視聴覚障害に苦しみ安楽死選ぶ」
 2013年 01月 15日 12:09 JST
 http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE90E02120130115

 「ブリュッセル 14日 ロイター] 聴力と視力を失ったベルギーの双子の兄弟が、同国で合法化されている安楽死によって死去していたことが分かった。ブリュッセルの病院担当者が14日、明らかにした。
 2人はいずれも45歳で、生まれつき聴覚に障害を持ち、後に視力を失った。互いの声も聞けず、顔も見られないことが耐え難いとして安楽死を選択。2人はコーヒーを飲み交わした後、互いに別れを告げ、薬物注射によって死去した。病院の担当者によれば、2人が死去したのは昨年12月14日で、家族も2人の意思を尊重していたという。
 ベルギーでは2002年に安楽死が合法化され、11年には1133件の安楽死があった。そのうち86%が60歳以上で、72%ががんに冒されていた。
 同国で安楽死を希望する患者は、成人で判断能力がある人物でなければならないほか、持続的で耐え難い精神的・肉体的苦痛を感じていなければならないなどと制限が設けられている。」

◆2013/01/08

「日本透析医学会では、かねてより慢性血液透析療法の導入と終末期患者に対する見合わせに関する提言の策定を目指して慎重に作業を進めてきました。
 つきましては、本提言の案に関しまして、広く皆様からのご意見等を賜りたく、本提言の案をご提示申し上げます。
 ご意見等、平成25年3月31日までに学会事務局にメイル( tosekiigakkai@jsdt.or.jp )、文書でお送り下さいますようよろしくお願い申し上げます。 平成25年1月8日
一般社団法人日本透析医学会理事長 水口 潤」

◆2012/12 自由民主党「国民と自民党の約束」
 http://www.jimin.jp/policy/pamphlet/pdf/seisaku_ichiban24.pdf
 「社会保障」→医療」→「患者意志(リビングウィル)の尊重と看取りの充実を図ります。」(p.22)

◆2012/12/27 「終末期医療に関する意識調査等検討会」(厚生労働省、座長=町野朔・上智大生命倫理研究所教授)初会合
 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002sarw.html

平成24年12月27日
医政局指導課在宅医療係
係長 新津(内線2662)
係員 大城(内線2662)
(代表電話) 03(5253)1111
(直通電話) 03(3595)2194

第1回終末期医療に関する意識調査等検討会
平成24年12月27日
10:00〜12:00
厚生労働省専用第14会議室(22階)

○議事次第
議事次第(PDF)

○座席表
座席表(PDF)

○資料1
終末期医療に関する意識調査等検討会開催要綱(PDF)

終末期医療に関する意識調査等検討会開催要綱
1 趣旨
終末期医療に関する国民、医療従事者等の意識の実態を調査し、患
者の意思を尊重した望ましい終末期医療のあり方に関する課題を整理
するため、終末期医療に関する意識調査等検討会を開催する。
2 調査・検討事項
(1) 国民、医療従事者及び介護・福祉施設職員の終末期医療に関す
る意識調査
(2) 調査結果を踏まえ、望ましい終末期医療のあり方に関する課題を
整理
3 構成
別紙の通り
4 運営
議事は公開とする。
検討会の庶務は、厚生労働省医政局指導課において行う。

資料1
終末期医療に関する意識調査等検討会構成員名簿
池上 直己 慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授
伊藤 たてお 日本難病・疾病団体協議会代表
大熊 由紀子 大熊 由紀子 国際医療福祉大学大学院教授
川島 孝一郎 仙台往診クリニック院長
木村 厚 社団法人全日本病院協会常任理事
佐伯 仁志 東京大学大学院法学政治学研究科教授
佐藤 保 社団法人日本歯科医師会常務理事
田中 徹 公益財団法人がんの子供を守る会評議員
田村 里子 医療法人東札幌病院MSW課課長
中川 翼 医療法人渓仁会定山渓病院院長
羽生田 俊 社団法人日本医師会副会長
林 章敏 聖路加国際病院緩和ケア科部長
樋口 範雄 東京大学大学院法学政治学研究科教授
増成 隆士 筑波大学名誉教授
町野 朔 上智大学生命倫理研究所教授
松月 みどり 公益社団法人日本看護協会常任理事
南 砂 読売新聞東京本社医療情報部部長
村上 勝彦 公益社団法人全国老人福祉施設協議会総務・組織委員会委員長
山口 育子 NPO 法人ささえあい医療人権センターコムル理事長
山本 保博 東京臨海病院病院長

○資料2
これまでの経緯と最近の動向(PDF)
*議連による尊厳死法制化の動きについても触れています。
○資料3
平成19年度終末期医療に関する調査 結果の概要(PDF)
○資料4
平成24年度人生の最終段階における医療に関する意識調査(案)(PDF)
1
平成24 年度人生の最終段階における医療に関する意識調査(案)
1.目的
平成4 年以降5 年おき4 回にわたって、本調査を実施し、一般国民及び医療福祉従事者の終末期医療に対する意識やその変化を把握し我が国の終末期医療を考える際の資料として広く活用してきた。この度、最終調査から5 年の月日を経て、昨今の一般国民の認識及びニーズの変化、医療提供状況の変化などに鑑み、再度、国民、医療従事者、福祉施設職員における意識を調査し、その変化を把握することで、患者の意思を尊重した望ましい人生の最終段階における医療のあり方の検討に資する。
2.調査対象
○ 前回(平成19年度)調査と同様、一般国民、医師、看護職員及び介護老人福祉施設の介護職員を対象に意識調査を実施する。
○ 今回調査から、医療機関、介護老人福祉施設の体制について、各施設長に対する意識調査も実施する。
[…]
資料4
2
○ 各施設を通じて、対象職種である常勤職員に調査票を配布する。
3.調査方法
・自記式質問紙調査
・調査票の送付・回収は郵送による。
4.調査項目
○一般国民向け
1) 終末期医療について
・家族との話し合いの有無、受けたい治療等を記載した書面について
・方針の決定について(自分で決定できない場合の決定方法等)
2) 末期がん、慢性の重い心臓病、認知症が進行した状態、交通外傷後の植物
状態における治療場所、希望する治療について
○医師、看護師、介護職員向け
1) 終末期医療への対応・意見
・治療方針の話し合いの状況
・終末期の定義、延命医療の不開始、中止等に関する判断基準について
2) 終末期医療について
・家族との話し合いの有無、受けたい治療等を記載した書面について
・方針の決定について(自分で決定できない場合の決定方法等)
3) 末期がん、慢性の重い心臓病、認知症が進行した状態、交通外傷後の植物
状態における治療場所、希望する治療について
○施設長向け
1)終末期医療に係る施設の体制
・倫理委員会の設置、事前指示書の使用について等

○資料5
平成24年度人生の最終段階における医療に関する意識調査 調査票(案)(PDF)
○参考資料
平成23年度 終末期医療のあり方に関する調査手法の開発に関する研究報告書(PDF

◆「終末期医療の意識調査、施設長も対象に−厚労省検討会、来年1月下旬にも実施へ」  医療・介護情報CBニュース 2012年12月27日23時05分

 「厚生労働省の「終末期医療に関する意識調査等検討会」(座長=町野朔・上智大生命倫理研究所教授)は27日に初会合を開き、一般の国民や医療・介護従事者を対象とした終末期医療に関する意識調査を年度内に行うことを決めた。同調査は1992年以降、5年ごとに実施されており、今回で5回目。今回の調査から、病院や診療所、介護老人福祉施設(介護老人保健施設を除く)の施設長も対象となる。同省では、来年1月下旬にも対象施設などに調査票を送付する見通しだ。
 この日の会合で厚労省が示した調査票案では、同省の研究班が今年3月にまとめた報告書を踏まえ、調査項目が簡素化されたほか、「リビングウィル」を「どのように治療を受けたいか、あるいは受けたくないかなどを記載した書面」とするなど、専門用語がより平易な表現に改められた。
 前回からの主な変更点としては、▽末期がん▽慢性の重い心臓病▽進行した認知症▽交通事故後の意識不明―のそれぞれの病状について、医師が「回復の見込みがない」と判断した場合、経鼻栄養や胃ろうなど具体的な治療や、療養場所の希望に加え、医療・介護従事者に対しては、末期がんの終末期患者にどのような治療を勧めるかどうかも尋ねるとした。
 一方、今回から調査対象に加わる施設長に対しては、延命治療の不開始や中止について話し合う倫理委員会や「コンサルテーションチーム」の有無や、厚労省や各学会が作成した終末期医療に関するガイドラインの使用状況などを聞くとしている。
 この日の会合では、過去の調査で病院ごとに回答する医師、看護師の専門領域に、ばらつきがあったことから、各病院で調査対象となる医師、看護師それぞれ2人のうち、各1人を終末期医療に従事していることを条件とする一方、回答者の重複を避けるため、これまで対象だった「緩和ケア」を外すことを決めた。
 委員からは、急性期や慢性期、「ケアミックス型」といった、さまざまなタイプの病院が存在することから、調査で回答者の属性を明らかにするよう求める意見が出た。また、認知症については、「自分の居場所や家族の顔が分からず、食事や着替え、トイレなど身の回りのことに手助けが必要な状態にまで衰弱が進んでいる」状態を、終末期と定義付けることを疑問視する声もあった。
 最終的な調査票は、この日の意見などを踏まえて年明けに確定する。【敦賀陽平】」


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UP:2013 REV:20130118, 21, 23, 0308, 12, 26, 0412,23, 0807, 12, 29, 20130919, 20, 1117, 1204, 17
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