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安楽死・尊厳死 euthanasia / death with dignity 2012


last update:20120519

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■新規掲載

◆2012/07/03 「高齢者やALS(筋萎縮性側索硬化症)患者が安心して日常生活を送るために」
 主催:東京弁護士会 [MS Word版広告]

川口 有美子 2012/05/22 「平成24年4月24日の日本尊厳死協会理事長、井形昭弘氏の見解は事実誤認」
 [MS Word版] cf.相模原事件

◆2012/05/15 自民党・馳浩衆院議員のHP
 http://www.incl.ne.jp/hase/schedule/s120515.html

◆(社)日本尊厳死協会理事長 井形 昭弘 2012/04/24 「法律案に反対する団体の意見に対する(社)日本尊厳死協会の見解」
 於:自民党勉強会 [MS Word版]

◆日本自立生活センター 2012/04/13 「尊厳死ってなんやねん!?」学習会参加者有志一同→国会議員「尊厳死法制化撤回を求めます」

◆社団法人全国委脊髄損傷者連合会・(NPO)日本せきずい基金 2012/03/22 「尊厳死法(終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案)の制定に反対する」(声明文)

◆日本弁護士連合会会長・宇都宮 健児 2012/04/04 「「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案仮称)」に対する会長声明」

◆JCIL緊急学習会「尊厳死ってなんやねん!?」 日時:2012年4月10日 13時半〜16時 場所:京都市地域・多文化交流ネットワークサロン(京都市南区東九条東岩本町31)

◆2012/04/02 『われら自身の声』,DPI日本会議メールマガジン(12.4.2)第330号

◆尊厳死法制化を考える議員連盟総会 2012年3月22日 PDF(テキストデータ準備中)

◆人工呼吸器をつけた子の親の会(バクバクの会)→尊厳死法制化を考える議員連盟 2012/03/13 「私たちは、生命維持に必要な治療を拒否するための法案上程に対し、反対いたします。」

◆DPI(障害者インターナショナル)日本会議→厳死法制化を考える議員連盟加盟議員 2012/02/29 「「尊厳死」法制化に反対する緊急アピール」

◆日本脳性マヒ者協会「全国青い芝の会」→尊厳死法制化を考える議員連盟 2012/02/29 「全国青い芝の会は「尊厳死法案提出」に反対し強く抗議をします。」

◆長尾 義明・岡部 宏生・橋本 みさお→尊厳死法制化を考える議員連盟 2012/01/31 「私たちは、生命維持に必要な治療を拒否するための法案上程に対し、反対いたします。」

◆NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会 2012/01/31 「尊厳死法制化を考える議員連盟の件で」

◆尊厳死法制化を考える議員連盟 2011年12月8日総会資料 WORD版 〔外部リンク〕画像PDF版 名簿EXCEL

8/10現在
自民 27 18 45
民主 25 13 38
公明 2 1 3
みんな 2 1 3
無所属 1 1 2
57 34 91

 会長   参 増子輝彦(民主)
 副会長  衆 大畠章宏(民主)
      〃 鴨下一郎(自民)
 幹事長  〃 山口俊一(自民)
 事務局長 〃 あべ俊子(自民)
 幹事   参 櫻井 充(民主)
      衆 松崎公昭(民主)
      〃 小宮山洋子(民主)
      〃 岡本充功(民主)
      〃 川越孝洋 (民主)
      〃 磯谷香代子(民主)
      〃 松本 純(自民)
      〃 町村信孝(自民)
      〃 徳田 毅(自民)
      〃 塩崎恭久(自民)
      〃 柴山昌彦(自民)
      〃 中谷 元(自民)
      〃 池坊保子(公明)
      参 大河原雅子(民主)
      〃 津田弥太郎(民主)
      〃 藤原正司(民主)
      〃 中村輝彦(自民)
      〃 上野通子(自民)
      〃 江口克彦(みんな)


●議連名簿
尊厳死法制化を考える議員連盟

○参議院新第一議員会館
※松本純 自民 302
 後藤田正純 自民 315
 相原史乃 民主 321
※松崎公昭 民主 323
※大畠章宏 民主 406
 笠浩史 民主 408
※町村信孝 自民 410
 松浪健太 自民 414
 太田和美 民主 416
 野田聖子 自民 504
※徳田毅 自民 513
※あべ俊子 自民 514
 森山裕 自民 515
 初鹿明博 民主 524
 小里泰弘 自民 811
 馳浩 自民 812
※小宮山洋子 民主 813
 小林正枝 民主 1013
※鴨下一郎 自民 1023
 平井たくや 自民 1024
※塩崎恭久 自民 1102
 福田康夫 自民 1103
 奥野総一郎 民主 1119
※岡本充功 民主 1206
 大野功統 自民 1211

○参議院新第2議員会館
 樽床伸二 民主 207
 山尾志桜里 民主 217
 森山浩行 民主 219
 石井登志郎 民主 220
 鳩山邦夫 無 221
 森喜朗 自民 301
 河村建夫 自民 302
 高山智司 民主 304
 大口善徳 公明 308
 石田勝之 民主 310
 福島伸亨 民主 316
 川口浩 民主 323
※山口俊一 自民 412
※池坊保子 公明 501
 筒井信隆 民主 506
 柿澤未途 みんな 611
 渡辺喜美 みんな 613
 加藤紘一 自民 701
 北村誠吾 自民 714
 田村譲治 民主 817
※柴山昌彦 自民 822
 山本幸三 自民 915
 室井秀子 民主 917
 松岡広隆 民主 919
※川越孝洋 民主 922
 江渡聡徳 自民 1021
 津川祥吾 民主 1202
※磯谷香代子 民主 1203
 岩屋毅 自民 1209
 今村雅弘 自民 1210
 竹本直一 自民 1221
※中谷元 自民 1222

○参議院新議員会館
※中村博彦 自民 304
 川口順子 自民 308
 佐藤ゆかり 自民 309
 山東昭子 自民 310
 岸宏一 自民 315
 梅村聡 民主 324
 谷川秀善 自民 412
※大河原雅子 民主 417
 熊谷大 自民 423
 広田一 民主 507
※櫻井充 民主 512
 尾辻秀久 無 515
 谷岡郁子 民主 524
※増子輝彦 民主 602
 水戸将史 民主 604
 山本一太 自民 609
 長谷川岳 自民 619
 古川俊治 自民 718
 森ゆう子 民主 805
 山田俊男 自民 809
 松下新平 自民 824
 中川雅治 自民 904
 西村まさみ 民主 909
※上野通子 自民 918
※江口克彦 みんな 1002
※津田弥太郎 民主 1006
※金子洋一 民主 1014
※藤原正司 民主 1016
 山本順三 自民 1019
 西田昌司 自民 1110
 外山斎 民主 1112
 荒木清寛 公明 1115
 野村哲郎 自民 1120
 加治屋義人 自民 1219

●尊厳死法制化を考える議員連盟総会(2011年12月8日)
 衆議院院第一議員会館多目的ホール 9:30〜
 次第
 1 開会
 1 会長挨拶
 1 議事
  「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案(仮称)」について
  ・衆議院法制局により説明聴取(5分)
  ・日本医師会より意見聴取(5分)
   陪席 厚生労働省
 ・意見交換(30分)
 その他、次回日程について
 閉会

●延命措置の差控えの流れ(イメージ図)
 〔省略:wordに図あり〕

●「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案(仮称)」
制度設計比較表

1 各案の内容

この法律の対象となる延命措置 本人の意思が不明な場合の取扱い
A案 新たな延命措置の不開始 この法律の対象としない
B案 新たな延命措置の不開始 家族の同意で代替
C案 新たな延命措置の不開始+現に行われている延命措置の中止 この法律の対象としない
D案 新たな延命措置の不開始+現に行われている延命措置の中止 ・新たな延命措置の不開始については、家族の同意で代替 ・現に行われている延命措置の中止については、本人の意思が不明な場合には、この法律の対象としない
E案 新たな延命措置の不開始+現に行われている延命措置の中止 家族の同意で代替

2 各案のあてはめ 

□…新たな延命措置を開始せず、又は現に行われている延命措置を中止することができる
  →この法律に基づき、民事上・刑事上・行政上・免責される
 
□…この法律の対象としない
  →民事上・刑事上・行政上の責任が発生するか否かは、個々具体的に判断される

新たな延命措置の不開始 現に行われている延命措置の中止
本人の希望+家族が拒まない/いない ・本人の意思が不明
・家族の同意
本人の希望+家族が拒まない/いない ・本人の意思が不明
・家族の同意
現状
A案
B案
C案
D案
E案

●第3案(最新版)'11.11.24


終末期の医療における患者の意思の尊重
に関する法律案(仮称)骨子(未定稿)


第一 基本的理念
 終末期の医療は、延命措置を行うか否かに関する患者の意思を十分に尊重し、医師その他の医療の担い手と患者との信頼関係に基づいて行われなければならないものとすること。

第二 趣旨
 この法律は、終末期の判定、延命措置の差控え及びこれに係る免責等に関し必要な事項を定めるものとすること。

第三 定義
 一 終末期

 この法律において「終末期」とは、患者が、傷病について行い得る全ての適切な治療を受けた場合であっても回復の可能性がなく、かつ、死期が間近であると判定された状態にある期間をいうものとすること。
 二 延命措置
 この法律において「延命措置」とは、終末期にある患者の傷病の治癒ではなく、単にその生存期間の延長を目的とする医療上の措置(栄養補給又は水分補給の措置を含み、現に当該患者に対して行われている措置を除く。)をいうものとすること。

第四 延命措置の差控え等
 一 医師の説明責任

 医師は、延命措置を差し控えようとするときは、診療上必要な注意を払うとともに、終末期にある患者又はその家族(事実上家族と同様の事情にある者を含む。以下同じ。)に対し、延命措置の差控えにより生じる事態等について必要な説明を行わなければならないものとすること。
 二 延命措置の差控え
 医師は、患者が延命措置の差控えを希望する意思を書面その他の厚生労働省令で定める方法により表示している場合(当該意思の表示が満15歳に達した日後においてなされた場合に限る。)であり、かつ、第三の一の判定(以下「終末期の判定」という。)が行われた場合であって、その旨の告知を受けた当該患者の家族が延命措置の差控えを拒まないとき又は当該患者に家族がいないときは、厚生労働大臣が指針で定めることにより、延命措置を差し控えることができるものとすること。
 三 終末期の判定
 終末期の判定は、これを的確に行うために必要な知識及び経験を有する二人以上の医師(当該終末期の判定が行われた場合に当該患者に対する延命措置を差し控えることとなる医師を除く。)の一般に認められている医学的知見に基づき行う判断の一致によって、行われるものとすること。
 四 免責
 二に基づく延命措置の差控えについては、民事上、刑事上及び行政上の責任を問われないものとすること。

第五 延命措置の差控えに伴い死亡した者に関する生命保険契約上の取扱い
 生命保険会社等を相手方とする生命保険契約その他これに類するものとして政令で定める契約における延命措置の差控えに伴い死亡した者の取扱いについては、その者を自殺者と解してはならないものとすること。ただし、当該者の傷病が自殺を図ったことにより生じた場合には、この限りでないものとすること。

第六 その他
 一 施行期日

 この法律は、○○から施行するものとすること。
 二 検討
 終末期の医療における患者の意思を尊重するための制度の在り方については、この法律の施行後3年を目途として、この法律の施行の状況、終末期にある患者を取り巻く社会的環境の変化等を勘案して検討が加えられ、必要があると認められるときは、その結果に基づいて必要な措置が講ぜられるべきものとすること。

◆河北新報連載【いのちの地平―「植物状態」を超えて】
<序章>
●(上)はたちの誕生日<上>意識戻らぬまま7年/笑顔再び、願いは一つ
(2010/12/15)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2010/12/post.html

●(上)はたちの誕生日<下>介護の日々、愛情が頼り
(2010/12/15)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2010/12/post-1.html

●(中)小さな隣人<上>昼夜なく寄り添う母/ずっと家族のそばで
(2010/12/16)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2010/12/post-2.html

●(中)小さな隣人<下>「小児在宅」消えぬ不安
(2010/12/16)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2010/12/post-3.html

●(下)出発点<上>「支え合い」問い直す/救済先進地に孤立感
(2010/12/17)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2010/12/post-4.html

●(下)出発点<下>「宮城方式」風化の危機
(2010/12/17)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2010/12/post-5.html

<第1部=漂流>
●(1)1%からの生還<上>回復までに幾度も涙
(2010/12/18)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2010/12/post-6.html

●(2)1%からの生還<下>伝わらぬ、介護の実情
(2010/12/20)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2010/12/post-7.html

●(3)開かない扉<上>引受先、断られる日々
(2010/12/20)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2010/12/post-8.html

●(4)開かない扉<下>「労災施設、誰のため」
(2010/12/21)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2010/12/post-9.html

●(5完)長引く介護/親なき後、娘はどこに
(2010/12/22)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2010/12/post-10.html

<第2部=輪禍>
●(1)終わらぬ過去<上>/重体その後長く重く
(2011/01/09)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/01/post-11.html

●(2)終わらぬ過去<下>/「余命」めぐり対立も
(2011/01/11)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/01/post-12.html

●(3)寄る辺<上>/漂着地で思いを共有
(2011/01/11)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/01/post-13.html

●(4)寄る辺<下>/新天地で「在宅」決意
(2011/01/12)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/01/post-14.html

●(5)新たな闘い/重度の障害、増え続け
(2011/01/13)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/01/post-15.html

●(6)「仕分け」の大義/援護の底上げへ余地 ←桑山さん
(2011/01/14)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/01/post-16.html

●(7完)父と子の約束/普通の暮らし諦めず
(2011/01/17)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/01/post-17.html

<第3部=追跡>
●調査から(1)病院<上>/患者968人、現実ずしり
(2011/02/02)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/02/post-18.html

●調査から(2)病院<中>/病床埋まり、待機続く
(2011/02/03)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/02/post-19.html

●調査から(3)病院<下>/脳卒中「団塊」で増加
(2011/02/05)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/02/post-20.html

●調査から(4)老健施設<上>/かすむ在宅復帰支援
(2011/02/07)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/02/post-21.html

●調査から(5)老健施設<下>/「最期まで」増す需要
(2011/02/07)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/02/post-22.html

●調査から(6)在宅/つなぐ調整役足りず ←仙台往診クリニック
(2011/02/08)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/02/post-23.html

●調査から(7完)届いた声/胃ろう、重い問い掛け
(2011/02/09)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/02/post-24.html

<第4部=障壁>
●(1)苦悩/在院日数縛る報酬制
(2011/03/07)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/03/post-25.html

●(2)療養病棟/医療ケア、必要度高く
(2011/03/08)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/03/post-26.html

●(3)机上の改革/削減ありき、迷走続く
(2011/03/09)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/03/post-27.html

●(4)機能維持/リハビリ180日で格差
(2011/03/11)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/03/post-28.html

●(5)回復への道/希望遠のく日数制限
(2011/03/17)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/03/post-29.html

●(6)介護保険/在宅に費用負担重く
(2011/03/18)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/03/post-30.html

●(7完) 綱渡り/遅れる介護者支援策
(2011/03/19)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/03/post-31.html

<第5部=震災>
●(1)道半ば/回復途上、津波の悲劇
(2011/10/25)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/10/post-32.html#more

●(2)地域との絆/支えられ、避難2ヵ月 ←避難所で過ごした中3伊勢さんと家族+拓桃・田中先生
(2011/10/26)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/10/post-33.html

●(3)届かぬ支援/復旧優先、対応後手に ←つづき
(2011/10/27)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/10/post-34.html

●(4)生命線/在宅介護、停電の恐怖 ←東北キャラバンで面会の行った川口倹司くんファミリー
(2011/10/28)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/10/post-35.html

●(5)孤塁/慢性期病院、置き去り
(2011/10/29)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/10/post-36.html

●(6)遠い再建/病床減難民化の懸念
(2011/10/30)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/10/post-37.html

●(7完)見えない影/原発事故、動けぬ家族
(2011/10/31)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/10/post-38.html

<第6部=叫び>
●全国家族調査から(上)孤立/受け入れ先なく疲弊
(2011/11/25)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/11/post-39.html

●全国家族調査から(中)谷間/在宅介護に制度の壁
(2011/11/26)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/11/post-40.html

●全国家族調査から(下)置き去り/迫られる「自己防災」
(2011/11/27)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/11/post-41.html

<第7部=希望>
●(1)10年の歩み/音楽と運動、笑顔呼ぶ
(2011/12/04)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/12/post-42.html

●(2)意識のリハビリ/五感・人間関係、総動員
(2011/12/05)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/12/post-43.html

●(3)復帰/外科治療で劇的効果
(2011/12/06)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/12/post-44.html

●(4)手術/意識回復へ電気刺激
(2011/12/07)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/12/post-45.html

●(5)限界/多額負担、効果にも差
(2011/12/08)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/12/post-46.html

●(6)再生医療/臨床への応用、道険し
(2011/12/09)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/12/post-47.html

●(7)メカニズム/治療法開発、続く研究
(2011/12/10)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/12/post-48.html

●(8完)定義/技術発達、変わる概念
(2011/12/11)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2011/12/post-49.html

<第8部=尊厳>
●(1)生の座標<上>揺らぐ決意、震災が影 ←西村ほのかちゃん
(2012/01/15)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2012/01/post-50.html#more

●(2)生の座標<下>迷い、悩み、向き合う ←西村ほのかちゃん
(2012/01/16)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2012/01/post-51.html

●(3)揺れる心<上>「生の線引き」に疑問 ←寺田学議員の連れ合いさん
(2012/01/17)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2012/01/post-52.html

●(4)揺れる心<中>家族を思い、延命自問 ←寺田学議員の連れ合いさん つづき
(2012/01/18)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2012/01/post-53.html

●(5)揺れる心<下>意思に背き「生きて」
(2012/01/19)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2012/01/post-54.html

●(6)二つの道/「無言の圧力」を懸念
(2012/01/20)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2012/01/post-55.html

●(7)医師の胸裏<上>絡む思い導けぬ答え
(2012/01/21)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2012/01/post-56.html

●(8)医師の胸裏<下>「何が最善」続く模索
(2012/01/22)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2012/01/8.html

●(9)声なき言葉<上>触れて会話は生まれ
(2012/01/23)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2012/01/post-57.html

●(10完)声なき言葉<下>生きたい、きっと言う
(2012/01/24)
http://blog.kahoku.co.jp/inochi/2012/01/post-58.html

◆3月1日 尊厳死法制化を考える議員連盟
(あべ俊子と政策を考えるブログ 2011-03-01 13:38:43)
〔外部リンク〕http://abetoshiko.com/mt/mt4i/mt4i.cgi?mode=individual&eid=1205

 しばらく、議論が中断されていた「尊厳死法制化を考える議員連盟」が久々に開催されました。この日は、増子輝彦参議院議員を新会長に向かえた初会合となりました。何より、私が尊敬する、町村信孝衆議院議員が、議連に加入いただき、この初会合にも参加して下さったことは、大変感激いたしました。

 この議連は、超党派の議員で構成する議員連盟です。

 現在の法律では、医師が患者や家族の意思をくみ取って、延命治療を中止した場合は、罪に問われることとなります。これまでも様々な事件が報道されてまいりました。自分がどういう最期をむかえたいかは、自分自身が決めなければならない、そして医療従事者はそれを尊重し、無用な延命治療や不本意な治療が行われることがないようにしなければなりません。これは私がライフワークとしてずっと取り組んできた課題です。 立法の必要性があるのか、これまで厚労省等から出されたガイドラインレベルで対応できるのか、次回は現場のみなさんから現状のヒアリングを進める予定です。(次回予定:3月16日(水)13:00〜)難しい課題ではありますが、「患者のための医療」のあるべき姿、それを実現するための施策について、今後ともしっかり考えてまいります。

◆日本看護連盟―あべ俊子国政ニュースNo.48(2011年3月3日)(本文は、上のブログとほとんど同じだが、部分的に違う。)〔外部リンク〕http://www.kango-renmei.gr.jp/wp-content/uploads/2011/09/78443699bd8da78151933fe7b8e437ce.pdf

 終末期における本人意思の尊重を‥
 3月1日、しばらく、議論が中断されていた「尊厳死法制化を考える議員連盟」が久々に開催されました。この日は、増子輝彦参議院議員を新会長に向かえた初会合となりました。何より、私も尊敬する、町村信孝衆議院議員が、議連に加入いただき、この初会合にも参加して下さったことに、大変感激いたしました。
 この議連は、超党派の議員で構成する議員連盟です。
 現在の法律では、医師が患者や家族の意思を汲み取り、延命治療を中止した場合は、罪に問われる場合があります。これまでも、様々な事件が報道されてまいりました。
 自分がどういう最期を向かえたいかは、自分自身が決める、そして、医療従事者はそれを尊重し、無用な延命治療や、不本意な治療が行われることがないようにしなければなりません。
 これは、私がライフワークとしてずっと取り組んできた課題です。立法の必要性があるのか、これまで厚労省等から出されたガイドライン等のレベルで対応できるのか、次回は現場のみなさんから現状のヒアリングを行う予定です。
 個人の死生観に絡む「難しい課題ではありますが、「患者のための医療」のあるべき姿、それを実現するための施策について、看護職出身の議員として、今後ともしっかり議論してまいります。

◆尊厳死法制化を考える議員連盟(2011年3月1日 Y! みんなの政治 国会議員 増子輝彦 民主党 活動記録 〔外部リンク〕http://seiji.yahoo.co.jp/m/giin/000741/activity/2011030101.html

 尊厳死法制化議員連盟の会長に就任しました。
 初代会長は中山太郎元外務大臣です。わたしは三代目で現在会員は84名です。
 人の死にかかわる大きな重い問題ですので、これからよく協議して法制化を実現していきたいと思います。
 日本尊厳死協会HP
 〔外部リンク〕http://www.songenshi-kyokai.com/

◆尊厳死法制化議連でプレゼン(ヒアリングに呼ばれた医者のブログ) ←年末に一度ピックアップ済。
〔外部リンク〕http://www.nagaoclinic.or.jp/doctorblog/nagao/2011/07/de.html

 今日は、尊厳死法制化を考える議員連盟に呼んで頂き、朝からお話をした。
 在宅医療の現場から、リビングウイルを基本的人権としての必要性を説いた。
 沢山の質問を頂いた。道は遠いが、頑張りたい。

 超高齢化社会は待ったなし。
 多死社会がやってくる。

 リビングウイルとは、延命処置を拒否する権利。
 基本的人権だ。

 尊厳死運動とは、リビングウイルを国に認めてもらうこと。
 本人が拒否している延命処置を施される現実には耐えられない。

 医療界も、法曹界も、国民も誰も、この尊厳死問題に
 正面から向き合わずにここまで来てしまった。
 医療問題が、この問題抜きに語れるのか?

 その結果が、40万人の胃瘻。
 毎年20万人ずつ増えている。

 胃瘻専門の高専賃まで出来ている現実。
 この現実を、どうして誰も直視しないのか。

 フランスのレオネッテイ法は、いいモデルになる。
 2005年に制定され、緩和医療と両輪で進んでいる。

 自分にとって、長い闘いが、今日、始まった。
 歴史的な日。


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◆日経メディカル2012年1月号「ニュース追跡」(転載) pdf版
 尊厳死法制化で議連が骨子まとめる
 終末期の延命措置差し控えの手順も示す

 久保田文=日経メディカル
 (メディカル・オンライン 2012. 1. 6)
 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/201201/523068.html
(図は省略)

 超党派の議員連盟が、延命措置の差し控えについて法律案の骨子を示した。骨子には、患者の意思を尊重して延命措置を差し控えた医師の免責も盛り込んだ。しかし、法制化の実現には障壁も少なくない。

--------------------------------------------------------------------------------
 朝日新聞は昨年12月8日、尊厳死法制化を考える議員連盟(会長:参議院議員の増子輝彦氏)が、「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案(仮称)」の骨子をまとめたと報じた。同議連は2005年、日本尊厳死協会の要望を受けて発足。現在は超党派の議員91人で構成されている。

 骨子では、終末期や延命措置について定義。終末期を「全ての適切な治療を受けた場合であっても患者に回復の可能性がなく、かつ、死期が間近であると判定された状態」とした。延命措置は「傷病の治癒ではなく生存期間の延長を目的とする医療上の措置」とし、栄養補給や水分補給も含めることを示した。ただし、終末期と判断される前から行われている治療は、延命措置に含まない。その上で、患者の意思を尊重して延命措置を差し控えることができ、その差し控えについて医師は民事や刑事、行政上の責任などを問われないとした。

 延命措置差し控えまでの具体的な流れも盛り込んだ(図1)。まず、担当医以外の知識や経験を有する医師2人以上が終末期を判定。差し控えによって生じる事態を患者や家族に説明した後、それでも拒まない場合などに、延命措置を差し控えてもよいとした。

 依然として難しい法制化

 同議連の会長を務める増子氏は、「1月からの通常国会への法案提出を目指して、日本医師会や日本弁護士連合会、警察庁など関係機関との協議を開始した」と話す。これまでのところ骨子に対しては、「終末期や治療の方向性を各医師が状況に応じて判断できるように、医師の裁量を担保すべき」「終末期と判断される以前からの治療の中止も含むべき」「家族の範囲を詳細に定義すべき」といった意見が出ている。同議連は、こうした意見を踏まえて法案化を目指す考えだ。

 ただ、同議連は07年にも医師の免責などを盛り込んだ「臨死状態における延命措置の中止等に関する法律の要綱案」を提示したが、最終的に法案化を断念した経緯がある。「延命措置の中止などについて、患者が意思表示することは一般化していない」「医師の裁量権が担保できない可能性がある」といった反対意見が相次いだからだ。

 現在は延命につながりかねない認知症患者への胃瘻造設に慎重な姿勢を示す医師が増えるなど、5年前に比べて終末期医療のあり方についての議論は活発化しつつある。とはいえ、実際の医療現場で、延命措置の差し控えについて患者が意思表示するのは一般化しているとは言いがたい。元気なうちに文書などで意思表示していても、終末期には認知機能が低下して患者の判断能力が疑われたりするケースもある。さらに、終末期と考えられた高齢患者が輸液だけで回復するケースもあり、終末期や延命措置の差し控えの判断は一律にできないのが実情だ。

 こうした中で法律の制定を急げば、医療現場に混乱を招きかねない。尊厳死の法制化までにはまだ紆余曲折ありそうだ。

◆終末期胃ろう「治療差し控えも」…老年医学会
(2012年1月29日03時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120128-OYT1T00924.htm

 日本老年医学会(理事長・大内尉義やすよし東大教授)は28日、高齢者の終末期における胃ろうなどの人工的水分・栄養補給について、「治療の差し控えや撤退も選択肢」との見解を示した。

 終末期医療に対する同学会の基本的な考え方を示す「立場表明」の改訂版に盛り込まれ、同日の理事会で承認された。

 「立場表明」は2001年に策定されたが、その後の実態に即したものにするため、10年ぶりに改訂された。近年、口から食べられない高齢者に胃に管をつないで栄養を送る胃ろうが普及。病後の体力回復などに効果を上げる反面、欧米では一般的でない、認知症末期の寝たきり患者などにも広く装着され、その是非が議論になっている。

 改訂版では、胃ろうなどの経管栄養や人工呼吸器の装着に対する見解が初めて盛り込まれた。高齢者に最善の医療を保障する観点からも、「患者本人の尊厳を損なったり、苦痛を増大させたりする可能性があるときには、治療の差し控えや撤退も選択肢」とし、「患者の意思をより明確にするために、事前指示書などの導入も検討すべき」とした。

◆2012/03/07 「尊厳死 医師責任問わず 超党派議連が法案」
 『東京新聞』2012年3月7日 朝刊

 「「超党派の国会議員でつくる尊厳死法制化を考える議員連盟(増子輝彦会長)は、終末期患者が延命治療を望まない場合、人工呼吸器装着など延命措置を医師がしなくても、法的責任を免責される法案をまとめた。近く総会で決定し、三月中にも議員立法で国会に提出する。
 議連は民主、自民、公明など与野党の国会議員約百十人で構成。二○○五年に発足し、尊厳死について議論してきた。法案をまとめるのは初めて。ただ、命の軽視につながるとして議連以外には反対の議員も少なくないため、成立は見通せない状況だ。
 法案は、適切に治療しても患者が回復する可能性がなく、死期が間近と判定された状態を「終末期」と定義。二人以上の医師が終末期と判定し、患者が人工呼吸器の装着、栄養補給などの延命措置を拒む意思を書面などで示している場合、医師が延命措置をしなくても、刑事、民事、行政上の法的責任を問われないと明記した。
 本人の意思が分からず、家族が延命措置を望まないケースは「法律の適用外」(議連幹部)とした。
 終末期医療をめぐっては、○六年に富山県射水市民病院で人工呼吸器を外された末期がんなどの患者七人の死亡が発覚。厚生労働省は医師の独断を避けるため○七年に初の指針を策定。しかし、延命措置の中止の手続きを定めただけで、延命措置をしなくてもよい基準は明確にしなかった。
 現場からは国の責任で明確な基準を示さない限り、尊厳死を望んでいる患者に対しても責任を追及される可能性があるため延命措置を続けるしかない、との指摘が出ている。」

◆2012/03/23 「延命措置しなくても、責任問われず 尊厳死法案」
 朝日新聞デジタルライフ医療・健康医療・病気記事2012年3月23日10時37分
 http://www.asahi.com/health/news/TKY201203230171.html

 「超党派の国会議員でつくる尊厳死法制化を考える議員連盟(増子輝彦会長)は22日、終末期の患者が延命措置を望まない場合、措置を始めなくても医師の責任が問われないとする法案を、初めて公表した。この日の総会では異論も出たため、とりまとめは、次回以降に持ち越された。
 法案は、適切な医療を受けても回復の可能性がなく、死期が間近と判断される状態を「終末期」と定義。15歳以上の患者の意思が書面などで明らかで、2人以上の医師が終末期と判断すると、生存期間の延長を目的とした人工呼吸器の装着や人工栄養の補給を始めなくても、医師は民事、刑事、行政いずれの責任も問われないとする。
 知的障害がある人や意思表示ができない人などは、対象としない。
 法案をつくるにあたり、延命措置の中止も含むべきだという意見があったが、治療を開始すると本人が意思を示せなくなることもあるため、最も範囲の狭い「延命措置を始めないこと」に限定した。
 法案は、国や自治体に終末医療の啓発をすることも盛り込む。延命措置を希望するかどうか、運転免許証や保険証に記載できるようにするとした。
 2005、06年に北海道や富山で医師が人工呼吸器を外し、患者が死亡したと明らかになり、厚生労働省などは終末医療の指針を作った。だが明確な手順を決めたものでなく、法的根拠もない。医療現場からは「責任を追及される可能性があるからとどんな状態でも延命措置を始め、一度開始すれば続けるしかない」という指摘が出ていた。
 総会に出席した関連団体からは「適切な医療や死が間近とはどういうことか。議論の前提を欠いている」(日弁連)、「人工呼吸器などは使ってみないと価値がわからない」(障害者インターナショナル日本会議)と反対意見も出た。
 増子会長は「生を大事に、個人の意思を尊重することを一番に考えてまとめた上で、今国会への提出を目指したい」と話した。
 終末医療に詳しい国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)の三浦久幸・在宅医療支援診療部長は、「病状と共に変わっていく本人の気持ちを把握して実現できるよう、書面に意思を残すことに加え、希望をかなえる組織づくりも進めていかねば」と話す。
 会田薫子・東京大特任研究員(死生学)は「大事なことは法律の条件を整えることではなく、本人がその人らしく生きるための最善の選択肢を探り、実現していくこと」と強調する。(辻外記子)

 <終末期医療の意思尊重についての法案骨子>
◇「終末期」とは、適切な医療を受けても回復の可能性がなく、死期が間近な状態
◇判定は、2人以上の医師による
◇延命措置を希望しないと意思が明らかな患者に延命措置を始めなくても、医師は責任を問われない 」(全文)

cf.3月22日に電話およびメールでコメント頼あり、100字以内との指定でメールで送ったが掲載されなかった立岩の文章

 「転院や退院の強要等、生き難い状況を作った上で、そうした社会にした政治家達が、「本人同意」を堂々と言うということが、まず問題だ。法文としてどうか以前に、なすべきことの順序が逆であることに気づいてほしい。」

◆2012/03/22 「尊厳死望む場合、医師を免責 超党派議連が法案」
 共同通信
 http://www.47news.jp/news/2012/03/post_20120322193501.html

「民主、自民、公明など超党派の国会議員でつくる「尊厳死法制化を考える議員連盟」(会長・増子輝彦民主党参院議員)は22日、がんなどで終末期にある患者本人が「尊厳死」を望む場合、2人以上の医師が判断すれば、栄養・水分補給などの延命措置をとらなくても医師は免責されるとする法案のたたき台をまとめ、公表した。  議連はさらに議論を進め、今国会… [記事全文] 2012/03/22 19:33 【共同通信】」(全文)


◆2012/03/23 「延命治療しない医師免責 議連が法案、終末期患者の意思なら」
 日本経済新聞 2012/3/22 22:12
 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0E0E2E18B8DE0E0E2E1E0E2E3E09180EAE2E2E2;at=DGXZZO0195166008122009000000

 「超党派の「尊厳死法制化を考える議員連盟」は22日、終末期の患者が延命措置を望まない場合、延命治療をしない医師の責任免除などを柱とする法案を初めてまとめた。終末期かどうかは2人以上の医師が判断。「延命措置の不開始」の意思表示には書面が必要としている。
 議連は各党内の議論を経た上で、今国会で議員立法の提出を目指すが、「尊厳死」を巡っては賛否が割れており、法案提出の行方は不透明だ。
 法案は22日の議連総会で「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案(仮称)」として提示された。
 「終末期」について「患者が傷病について行いうるすべての適切な治療を受けた場合であっても、回復の可能性がなく、かつ、死期が間近であると判定された状態」と定義。終末期医療の知識や経験のある2人以上の医師の判断が一致した場合を「終末期状態」の患者と規定した。
 その上で、延命措置を新たに始めない要件として、患者が延命治療を希望しないことを書面で意思表示している場合と明記。すでに行われている延命措置の中断はできないとしている。
 延命措置の対象は人工呼吸器だけでなく、点滴などによる栄養や水分の補給などとした。
 「延命措置の不開始」の意思表示は15歳以上とし、臓器移植法とは異なり、家族の判断は含めなかった。こうした患者本人の意思を尊重した場合、医師については民事、刑事、行政上のいずれの責任も問われない。
 議連総会には各団体が出席した。日本尊厳死協会が「希望通りの死を迎えられていない患者が多い。法案は延命措置の中止は盛り込まれていないが、患者の意思が尊重されている」と賛成を表明。障害者団体「DPI(障害者インターナショナル)日本会議」は「終末期の認識は個々人で異なり、法律で決められない。白紙撤回すべきだ」と強く反発した。」

◆2012/03/29 「尊厳死、なぜいま法制化の動き」
 『東京新聞』『中日新聞』2012/03/29
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012032902000042.html
 http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20120330140720345

「医師の法的責任問わず  難病患者、障害者ら反発

 患者が自らの意思で人工呼吸器の装着などの延命措置を望まず、自然な形で最期を迎える「尊厳死」。その法制化を目指してきた超党派の国会議員連盟が、医師が問われかねない責任の免除などを盛り込んだ法案を初めてまとめた。だが、難病患者や障害者からは「命の軽視につながるのでは」との懸念の声が上がっている。 (小倉貞俊)

医療現場は歓迎の声も 

「尊厳死法制化を考える議員連盟」の総会であいさつする増子輝彦会長=22日、東京・永田町の衆院第2議員会館で
 東京・永田町の衆院第2議員会館。与野党の国会議員約110人が名を連ねる「尊厳死法制化を考える議員連盟」の総会が22日開かれ、法案の草稿が配られた。
 「『尊厳ある生を大切にする』という考えのもと、ようやく1つの案を提示することができた。この案を中心に、議員立法として今国会に提出したい」。議連会長の増子輝彦参院議員(民主党)はこう力を込めた。
 議連は2005年に発足。法制化に向け議論を重ねてきた法案の内容は?。まず「終末期」を、適切な治療をしても回復の可能性がなく、死期が間近と判定された状態にある期間と定義。「延命措置」については、人工呼吸器や、おなかに穴を開けて管から栄養や水分を胃に送る胃ろうなど患者の生存期間を延ばすための行為とした。
 そして「15歳以上の患者が延命措置を拒む意思を書面で示しているケースで、2人以上の医師が終末期と判定した場合には、延命措置をしなくてもよい」とする。
 患者の意思は「事前指示書」(リビングウイル)などと呼ばれる書面に残す。法案では、すでに実施している延命措置の中止は含まないほか、認知症患者や知的障害者ら本人の意思が分からない場合は対象外とした。
 尊厳死より踏み込んだ「安楽死」は、医師が薬物などで積極的に患者の余命を縮める措置で、国内では認められていない。尊厳死の場合も、医師が延命措置を中断した場合に刑事責任を問われる可能性がある。
 06年には、富山県の射水市民病院の医師が末期がん患者など7人の人工呼吸器を取り外して死亡させていた事件(後に不起訴)が発覚。翌07年、厚生労働省は「患者本人の決定を基本にした医療が原則」などとする終末期医療の指針を作成したが、医師の免責には触れておらず、医療の現場からは法的な担保を求める声が上がっていた。
 このため法案では医師の免責条項を設け、延命措置をやめても「民事、刑事、行政上の責任を問われない」と明記。生命保険契約では「自殺者と扱わない」とした。
 この日の議連総会では、関係団体から意見を聞き、これまでも法制化を強く要望してきた「日本尊厳死協会」が賛意を表明した。
 同協会は1976年に発足。医療技術が高度化する中、過剰な延命治療を断り、「人間としての尊厳を保ちながら死を迎えたい」という権利を確立する運動を進めている。「尊厳死の宣言書」と名付けたリビングウイルを発行し、会員数は12万5千人。亡くなる会員の9割は、リビングウイルを提示して尊厳死を選んでいるという。
 同協会副理事長の鈴木裕也医師は「自分の人生の幕の下ろし方は自分で決めたいという人が増えている半面、医療現場では希望通りの対応ができないという医師のジレンマがある」と、法制化の必要性を主張した。

国民的な議論、まだ不足  「命の軽視招く」

 一方で、反対意見も続出した。障害者インターナショナル日本会議は「法案に示された終末期の定義があいまいな上、延命措置という表現がマイナスイメージで使われている。法制化に関する国民的な議論が足りない」と白紙撤回を要請。
 日弁連は「現状ではそもそも患者の権利保障が不十分。法制化の前に医療、福祉、介護制度の問題点を解決すべきだ」と指摘した。
 議連は各党で意見をまとめた上、法案の提出後は党議拘束をかけない採決を視野に入れている。ただ、07年に法案のたたき台を作った際には合意に至らなかった経緯もあるなど、各党には反対の立場の議員も多い。提出できたとしても成立の見通しは不透明だ。
 議連事務局長の阿部俊子衆院議員(自民党)は「政権交代もあり法案作りが延び延びになってきたが、やっと尊厳死について考えてもらう第一歩になる。望まない人は対象にしないことを理解してほしい」と訴える。
 とはいえ、団体からの反対が相次いだように、尊厳死の法制化に国民の関心が高まっているとはいえない。「高齢化で増え続ける医療費の抑制が目的ではないか」という見方もある上、特に難病患者や障害者らは深刻な不安を抱えている。
 「法制化で、患者は生きることを断念するよう無言の圧力を受ける」と訴えるのは、30年近くも進行性の難病の筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)(ALS)を患う橋本操さん(59)=東京都練馬区=だ。

 [写真]総会を傍聴するALS患者の橋本操さん=東京・永田町の衆院第2議員会館で

 ALS患者は全国に約9千人。全身の筋肉が徐々に弱まり、頭脳や感覚の機能は悪化しないものの、呼吸筋のまひで人工呼吸器を装着するほか、経管栄養補給に頼らなければならない。
 「患者には24時間の介護が保障される仕組みがない。世話をする家族が仕事を辞めるなど負担は大きい。家族の迷惑を考え、強く『生きたい』とは表明できない」
 こうした苦悩の末、呼吸器を付けずに亡くなるALS患者は7割に上る。08年に亡くなった滋賀県の男性患者=当時(62)=は当初、呼吸器の装着を希望したが、周囲から「家族にもつらい思いをさせてまで生きる気か」と暗に言われた。
 男性は、介護に疲れ果てた身内を見て「過酷な病状に耐える勇気がなくなった」と延命を諦めたといい、男性の長女(39)は「父の心を折ってしまい、一生消えない後悔がある。法制化によって家族へのプレッシャーも強まるのでは」とみる。
 さらに問題なのは本人が書面に示した意思が、直近の意思と同じかどうか分からないことだ。

「法制化は疑問」と話す川口有美子さん=東京都千代田区で

 ALSを発症した母親を12年間、介護した日本ALS協会理事の川口有美子さん(49)は「いざ自発呼吸ができなくなって苦しくなり『やはり生きたい』と気が変わっても、家族や医師が書面を優先してしまう例もある。法的拘束力を持てば書面の書き直し、撤回がしづらくなる」と懸念。「震災復興に向けたどさくさの中、議論もないまま審議にかけられるのは言語道断だ」とも。

治療、介護の仕組み改善を

 尊厳死の問題に詳しい立岩真也立命館大教授(社会学)は「延命措置を否定する風潮が広がり、患者や障害者ら弱者の生きにくさが助長されるだろう。そもそも人の生き死にを法律で決めるより前に、医療や介護の仕組みを改善して生きられる環境を整える必要がある。命をどう救えるかこそ、優先して取り組むべきだ」と話した。

デスクメモ

 大震災は1度にあまりにも多くの命を奪い去った。津波の犠牲者のほか、避難時にショックや疲労で体調を崩した震災関連死はお年寄りや病人の弱者だった。人の命のはかなさや尊さに向き合った1年だったはず。尊厳死の現実はあるが、今なぜ? 「生きていたい」意思をもっと尊重してあげたい。(呂)」

◆2012/04/02

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    「われら自身の声」を届けます!

    DPI日本会議メールマガジン(12.4.2)第330号
DPI-JAPAN Mail Magazine
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こんにちは、メルマガ編集部です。

前号に引き続き尊厳死法案、総合福祉法についてのニュースです。
総合福祉法においては各地方議会で意見書が続々と採択されるなど
各地での動きがより活発になっています。
引き続き皆様の参加、呼びかけ等をお願いいたします。

◆もくじ◆
1)3月22日尊厳死議員連盟総会
2)総合福祉法に対する意見書採択
3) イベント案内「障害のある女性の生活の困難・複合差別実態調査」報告会
4) イベント案内バックナンバー


1)3月22日尊厳死議員連盟総会

「尊厳死法制化を考える議員連盟」が22日に総会を開き、
15歳以上の終末期患者が、栄養や水分の補給を含む延命措置の「不開始」を希望する場合、
医師が措置をしなくても、その法的責任を問わないとする
「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案」(仮称)の原案を示しました。

この日の総会では日本医師会、日本尊厳死協会、日弁連、DPI日本会議からヒアリングを行いました。
私たちはなぜこのような法律が必要なのか?誰のために必要なのか?
人間の生死に関わることが、十分な議論がされないまま法制化が進められている現状について、
改めて反対の意志を表明しました。

▼尊厳死法案への反対表明(DPI日本会議)
http://dpi.cocolog-nifty.com/mailmg/2012/20120316seimei_songenshi_dpi.doc

私たちは、現在進められている法制化の白紙撤回すること、
障害者、患者、家族等、当事者・関係者の意見を十分に聴取することを
引き続き強く求めていきます。

▼尊厳死法案についての反対声明
・ALS協会声明
http://dpi.cocolog-nifty.com/website/work/als.pdf

・全国青い芝の会声明
http://dpi.cocolog-nifty.com/website/work/aoisiba.pdf

・精神「病」者集団声明
http://dpi.cocolog-nifty.com/website/work/aoisiba.pdf

▼ニュース記事
延命措置の「不開始」で、医師を免責−超党派議連が法案原案を提示
医療介護CBニュース 3月22日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/36874.html?freeWordSave=1

●関連情報(DPIブログ 3月26日尊厳死法案への反対表明)
http://dpi.cocolog-nifty.com/vooo/2012/03/post-35f0.html

[…]

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