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東日本大震災:関連の催 2012月2月

2012年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2011年 7月8月9月10月11月12月
災害と障害者・病者:東日本大震災

Last Update: 20120221

◆2012/02/26 小出裕章(こいでひろあき)さん講演と対話 すべて知りたい原発のこと−福島原発事故と放射能汚染の全体像
 於:和光大学
◆2012/02/25 社会政策関連学会協議会シンポジウム「3.11から1年――社会政策がアプローチする復興」
 於:明治大学駿河台キャンパス
◆2012/02/25 被災地のジェンダー問題
 於:高槻市立総合市民交流センター
◆2012/02/19 「3.11そのとき保育は」DVD上映と監修者・天野珠路氏講演
 於:宇都宮大学大学会館多目的ホール
◆2012/02/19 2012年福島県北地区障がい福祉連絡協議会研修会 講演テーマ 「災害と障がい者〜私たちにとって本当に必要な福祉避難所とは〜」 [別頁]
 於:福島市保健福祉センター
◆2012/02/18 東日本大震災復興支援上映プロジェクト 「ともにある Cinema with Us」in 岩手 パート2
 於:みやこシネマリーン(宮古市 マリンコープDORA 2F)
◆2012/02/15-16 東日本大震災復興支援上映プロジェクト 「ともにある Cinema with Us」in 京都 2
 於:立命館大学 衣笠キャンパス 充光館地下301号教室
◆2012/02/13-14 東日本大震災復興支援上映プロジェクト 「ともにある Cinema with Us」in 京都 1
 於:京都造形芸術大学 芸術文化情報センター映像ホール
◆2012/02/13 立命館未来プロジェクト 第7回フォーラム『東日本大震災後の科学と技術 −人間のための総合科学の構築をめざして−』
 於:立命館大学 BKC:サイエンスコア5階第4会議室(メイン会場)、衣笠:洋洋館973教室(TV回線接続)
◆2012/02/12 東日本大震災復興支援上映プロジェクト 「ともにある Cinema with Us」in 岩手 パート1
 於:山田町中央公民館 2F小ホール
◆2012/02/12 ONE YEAR LATER 人びとの目線でさぐる「3.11」:生活、活動、そして可能性
 於:上智大学四ッ谷キャンパス
◆2012/02/12 第4回マスジド(モスク)代表者会議「東日本大震災と被災者支援活動」
 於:早稲田大学・早稲田キャンパス
◆2012/02/12 シンポジウム『被災者支援を考える〜南相馬市・桜井勝延市長、飯田市牧野光朗市長を迎えて〜』
 於:立命館大学 朱雀キャンパス
◆2012/02/11 生物学史研究会 中川保雄『<増補>放射線被曝の歴史――アメリカ原爆開発から福島原発事故まで』合評会――放射線被曝の歴史をどう読み書くか
 於:東京大学 駒場キャンパス14号館308号室
◆2012/02/04-05 福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク つながろう!種をまこう! 福島の人々と
 於:恵泉女学園大学
◆2012/02/04 防災・減災 自分たちにできること 〜東日本大震災より学ぶ〜
 於:地域活動ホーム ガッツ・びーと西(横浜市)


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◆2012/02/26 小出裕章(こいでひろあき)さん講演と対話 すべて知りたい原発のこと−福島原発事故と放射能汚染の全体像

3.11福島原発事故から1年が経とうとしております。被曝によって生命と健康の危険に直面する200万福島県民、放射能汚染に晒される国中の人々、生命あるすべての存在のことを考えるとき、胸ふさがる思いがあります。「事故」のこと「原発」のことについて、さらに認識を深め次代を担う子供たちの生命の輝きを守っていかなければならないと思います。40年来の反原発のパイオニア小出裕章さんのお話をぜひお聞きください。

■小出裕章(こいでひろあき)さん:
(京都大学原子炉実験所助教)
40年以上にわたり反原発の立場を貫き訴えてきた。「3.11」後の5月には国会で原発の不合理性と危険性を証言。現在も講演・執筆・発言などを活発に行っている。著書:「原発のウソ」「原発のない世界」「原発が許されない理由」「小出裕章が答える原発と放射能」「原発の真実」「原発・放射能子どもが危ない」など多数
■スケジュール:

第一部 13:00〜15:00
福島原発事故とは何か。発生と経過、現在と今後について。そもそも何故原発が開発されてきたのか?そして事故に至るまでの政治的社会的な必然性についてなどなど…

第二部 15:10〜17:00
コーディネーター井野博満さん(柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会代表)

学生・市民そして福島のかたをお迎えし、小出さんと一緒におおいに語り合いましょう。

■日時:2012年2月26日(日)13:00〜17:00

■場所:和光大学J棟401教室(小田急線鶴川駅徒歩20分)

■資料代:500円(高校生以下無料)送迎バス(有料)12:00〜13:00/17:00〜18:00鶴川駅南口・大正橋(南口から徒歩5分)から和光大学までピストン輸送(大学に参加者用の駐車場はありません)

■主催:原発事故を考える町田市民の会協賛:共催:和光大学小出裕章さん講演会実行委員会さようなら原発・町田の会戦争を語り継ぐ会、脱原発まちだ
http://machidasimin.blogspot.com


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◆2012/02/25 社会政策関連学会協議会シンポジウム「3.11から1年−社会政策がアプローチする復興−」

 東日本大震災の発生から1年がたとうとする現在、被災地の復興は、計画策定から実施の段階に移りつつあるといわれる。そのなかで目立つのはさまざまな偏りである。巨額の復興予算を受けて土木・建設業などでは人手と資材が不足するいっぽう、一般事務や水産加工などの求人は低迷している。被災地では居住の確保がままならないまま厳冬を迎え、施設の損壊や看護師・薬剤師などの移出により、医療・福祉分野の回復が遅れている。
持続可能な地域社会を再生していくうえでは、高齢者、子ども、ひとり親世帯などの生活保障が不可欠である。望ましい経済・社会のありかたはどのようなものか、そのためにどのような政策が必要なのか。
 社会政策に関連する諸学協会のメンバーのなかでも、被災地にくりかえし入り、被災地支援に資する調査・実践を重ねてきた研究者から、就業支援、居住保障、子どもや母子の福祉に焦点をあてる報告を受け、現地からのアピールも含めて、情報と知恵の共有に努める。

司会:大沢真理氏(東京大学社会科学研究所教授)
報告:(各30分)
長峰登記夫氏(法政大学人間環境学部教授)
「東日本大震災の雇用への影響および雇用創出の現状」
山口幸夫氏(社会事業大学特任准教授)
「コミュニティを核とする復興 居住福祉資源としての伝統芸能・祭:大槌町を例に」
森田明美氏(東洋大学社会学部教授)
「東日本大震災における子どもの被害と子ども支援の現状」
フロアからの発言:
「現地からのアピール」(交渉中)

日時:2012年2月25日(土)
午後1時10分開場 シンポジウムは午後1時30分より4時30分まで
会場:明治大学駿河台キャンパス リバティータワー2階 1021教室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
主催:社会政策関連学会協議会 http://casp-home.jp/
   明治大学労働教育メディア研究センター
   http://www.kisc.meiji.ac.jp/~labored/

参加費:無料 (ご参加を希望される方は、配付資料作成の都合上、e-mailにて、氏名、所属をご記入の上、下記にお申し込みください。お問い合わせも下記にお願いします。
宛先e-mail: social2008@live.jp(@→@)遠藤公嗣 (明治大学教授・社会政策関連学会協議会副代表)
申し込みのない当日参加も受け付けますが、配布資料をお渡しできないことがあります。
プログラム内容その他の情報更新は、http://casp-home.jp/ をご覧ください。


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◆2012/02/25 被災地のジェンダー問題

日時: 2月25日(土) 午前10時〜12時
場所: 高槻市立総合市民交流センター4階 研修室
テーマ: 被災地のジェンダー問題
講師: 二瓶由美子さん(桜の聖母短期大学キャリア教養学科長、福島県男女共同参画審議会会長)
資料代:200円

これは内閣府男女共同参画局の助成を得て講師をお招きしているものです。福島で被災者の支援に活躍していらっしゃる二瓶さんとこの問題を一緒に考えましょう。どうぞ万障繰り合わせてご参加ください!

尚午後2時〜4時は8階イベントホールで全体会があり、安斎育郎さん(立命館大学名誉教授、放射線健康管理学が専門)の講演があります。

テーマは「安全なまちづくりと男女共同参画〜3.11以降を平和学の視点から考える〜」です。
こちらは申込みが必要です。電話 072-685-3725



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◆2012/02/19 「3.11そのとき保育は」DVD上映と監修者・天野珠路氏講演


日時:2012.2.19(日) 13時から16時半(開場12時)
場所:宇都宮大学大学会館多目的ホール 【入場無料】

主催:宇都宮大学学長震災プロジェクト「震災と福祉施設」研究チーム
共催:宇都宮大学教育学部付属教育実践総合センター
後援:宇都宮大学生涯学習教育研究センター

昨年3月の大震災は2011年3月11日、東日本を襲った地震、津波は多くの尊い命を奪い、人々の日常を破壊しました。また、その後の放射能汚染は広範囲に及び今なお、人々を大きな不安に陥れています。この未曾有の事態に対し、保育園はどのように幼い子どもたちの命を守りぬいたのでしょうか?また、園の防災対策はどうあるべきでしょうか?

私たち宇都宮大学教育学部の「震災と福祉施設」研究チーム(学長震災復興支援特別プロジェクト)ではそのような問題意識から、被災地や栃木県内の主として保育所の震災以降の状況について調査・研究を行っています。

このたび、震災後、いち早く被災地に入り、現地の貴重な経験をDVDにおさめた『3.11その時、保育園は - いのちをまもる いのちをつなぐ -』(岩波映像)を監修された天野珠路先生(日本女子体育大学准教授・元厚生労働省保育指導専門官)をお呼びして震災時の保育のあり方、そして保育とは何かについて考える講演会を企画いたしました。併せて、主に栃木県内の保育所の震災による影響等に関する調査報告も行います。保育に関わっている方、子育て中の方だけでなく、社会で子どもをどう守っていくのかに関心をお持ちの方に広く参加していただけたらと思います。

プログラム
前半 DVD『3.11その時、保育園は - いのちをまもる いのちをつなぐ -』上映
監修者・天野珠路氏講演「3.11を通して保育を考える」
後半 シンポジウム「震災と保育〜3.11から何を学ぶか」
   ○「震災と福祉施設」研究チーム調査報告
     ・宇都宮市保育所調査報告
     ・被災地聞き取り調査報告
   ○パネルディスカッション

お申込み、お問い合わせは下記まで
お申込みの際には、「お名前・ご所属・参加人数・連絡先(メールアドレスまたは携帯電話)」をお書き添えの上、お申込みください。
(当日入場も可能ですが、資料準備のため、事前にお申込みいただけますと助かります)
mayumit@cc.utsunomiya-u.ac.jp(@→@) 070-5578-5934 fax028-649-5244

「震災と福祉施設」研究チーム(宇都宮大学教育学部)
長谷川万由美、森田香緒里、艮香織、永井知子


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◆2012/02/18 東日本大震災復興支援上映プロジェクト 「ともにある Cinema with Us」in 岩手 パート2

●2月18日[土]
10:40−12:31
『相馬看花 ―第一部 奪われた土地の記憶―』監督:松林要樹/111分
12:45−14:00
『3.11 A Sense of Home Films』75分
14:15−16:50
『なみのおと』監督:濱口竜介、酒井耕/142分(再編集版)
17:00−18:00
『フレーフレー山田 ―忘れないための映像記録―』監督:御木茂則/45分

[会場]みやこシネマリーン(宮古市 マリンコープDORA 2F)
[料金]入場無料
[主催]特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[協力]シネマリーン/みやこ映画生活協同組合
[助成]芸術文化振興基金、企業メセナ協議会GB Fund
[問い合わせ]
phone: 0193-64-5588(みやこシネマリーン)
phone: 023-666-4480(山形国際ドキュメンタリー映画祭)

http://www.yidff.jp/news/12/120102-2.html#a2


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◆2012/02/15-16 東日本大震災復興支援上映プロジェクト 「ともにある Cinema with Us」in 京都 2

●2月15日[水]
13:30−13:47
『まけないタオル 復興コンサート』監督:岡達也/17分
13:50−14:20
『ナマコオンナ』監督:加藤拓人、野坂望美/30分
14:25−14:55
『東北芸術工科大学3.11プロジェクト』約30分
15:30−18:06
『なみのおと』監督:濱口竜介、酒井耕/142分(再編集版)

●2月16日[木]
13:30−15:47
311仙台短篇映画祭映画制作プロジェクト作品『明日』41人の監督たち/137分
16:30−18:21
『相馬看花 ―第一部 奪われた土地の記憶―』監督:松林要樹/111分

[会場]立命館大学 衣笠キャンパス 充光館地下301号教室
[料金]1プログラム一般800円、学生500円
[主催]特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[共催]立命館大学
[助成]芸術文化振興基金、企業メセナ協議会GB Fund
[問い合わせ]
phone: 075-465-1990(立命館大学映像学部事務室)
phone: 023-666-4480(山形国際ドキュメンタリー映画祭)

http://www.yidff.jp/news/12/120102-2.html#a4


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◆2012/02/13-14 東日本大震災復興支援上映プロジェクト 「ともにある Cinema with Us」in 京都 1

●2月13日[月]
13:30−13:47
『まけないタオル 復興コンサート』監督:岡達也/17分
13:50−14:20
『ナマコオンナ』監督:加藤拓人、野坂望美/30分
14:25−14:55
『東北芸術工科大学3.11プロジェクト』約30分
15:30−18:06
『なみのおと』監督:濱口竜介、酒井耕/142分(再編集版)

●2月14日[火]
13:30−15:47
311仙台短篇映画祭映画制作プロジェクト作品『明日』41人の監督たち/137分
16:30−18:21
『相馬看花 ―第一部 奪われた土地の記憶―』監督:松林要樹/111分

[会場]京都造形芸術大学 芸術文化情報センター映像ホール
[料金]1プログラム一般800円、学生500円
[主催]特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[共催]京都造形芸術大学
[助成]芸術文化振興基金、企業メセナ協議会GB Fund
[問い合わせ]
phone: 075-791-8134(京都造形芸術大学)
phone: 023-666-4480(山形国際ドキュメンタリー映画祭)

http://www.yidff.jp/news/12/120102-2.html#a3


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◆2012/02/13 立命館未来プロジェクト第7回フォーラム『東日本大震災後の科学と技術 −人間のための総合科学の構築をめざして−』

立命館未来プロジェクト 第7回フォーラム 開催のお知らせ『東日本大震災後の科学と技術 −人間のための総合科学の構築をめざして−』

今回のフォーラムでは、池内了氏(総合研究大学院大学理事・教授、学融合推進センター長)、中村正教授(応用人間科学研究科)、谷口吉弘教授(生命科学部)にご講演いただき、科学・技術と人間の関係から、東日本大震災後のわが国の科学・技術の方向性について、新しい学問分野の構築と人材育成のあり方を幅広く議論します。

【日時】2月13日(月)13:30〜17:30

【会場】BKC:サイエンスコア5階第4会議室(メイン会場)、衣笠:洋洋館973教室(TV回線接続)

【詳しくはこちら↓】
http://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=51242

【申込み・問合せ先】
総合企画課 米倉・桂
TEL 075-813-8130(内線510-2078・2088)
E-mail  311forum@st.ritsumei.ac.jp(@→@)
http://www.ritsumei.ac.jp/rs/20110311/


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◆2012/02/12 東日本大震災復興支援上映プロジェクト 「ともにある Cinema with Us」in 岩手 パート1

●2月12日[日]
13:30−14:30
『なにゃどやら ―陸中・小子内の盆唄―』監督:平田潤子/60分
14:40−15:40
『フレーフレー山田 ―忘れないための映像記録―』監督:御木茂則/45分
15:50−17:05
『3.11 A Sense of Home Films』75分

[会場]山田町中央公民館 2F小ホール
[料金]入場無料
[主催]特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[協力]シネマリーン/みやこ映画生活協同組合
[助成]芸術文化振興基金、企業メセナ協議会GB Fund
[問い合わせ]phone: 023-666-4480(山形国際ドキュメンタリー映画祭)

http://www.yidff.jp/news/12/120102-2.html#a1


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◆2012/02/12 ONE YEAR LATER 人びとの目線でさぐる「3.11」:生活、活動、そして可能性

上智大学口述の歴史プロジェクト報告**

「3.11」は複合的な出来事であった。地震、津波、そして原発事故が立て続けに東日本を襲い、多くの人々の生活を破壊した。単なる物理的破壊ではない。歴史が紡ぎ出してきたコミュニティを巻き込み、かつ戦後「日本」が構築されたその基礎と構築原理を根底から覆した。「3.11」とはいったい何だったのか。大惨事から一年になろうとする今、三つの視点から3.11を振り返る。
 第一の視点は人びとの生活である。3.11は多くの人々の日常に異変をもたらした。呆然に始まり、悲嘆や苦悩、とまどいやさまよいに人びと追いやった。そして多くの人が、今この瞬間も、同じ境遇にいる。ともすれば埋もれて消えてしまう人びとの声に耳を傾け、3.11の意味を紡ぎ出す作業をおこなわなければならない。
 第二の視点は人びとの反応である。3.11が引き起こしたことの中に、社会のありようを問い直す人々の訴えがある。また、人びとの解釈とそれをもとにした活動がある。何が日本社会の問題なのか、これからの日本社会の舵をどのように切ればよいのか。これらの問いにたいして答えを探る人びとの目線を、人びとの活動を通して理解したい。
 第三の視点は可能性である。3.11、とりわけ「原子力発電」は難題である。社会のほつれをどう解決していくのか。その解決の可能性を、海外の事例に求める。ここでは、ドイツの市民の動きから学び、考え、省察を試みたい。

** 本報告会議は、上智大学「口述の歴史:Representing Disasterプロジェクト」から生まれた研究成果の発表である。いままで多くのメディアや知識人が3.11を論じてきた。しかし、3.11という出来事を、実際に生きぬいてきた人々の声にひたすら耳を傾け、そのありようを捉えようとする試みは少なかった。上智大学の支援のもと、困難に遭う人びとの「語り」を拾い、記録し、後世に伝えようとするこの試みは、2011年度、多くのプロジェクト参加学生によって担われた。本会議は、参加学生による初期研究成果報告である。

日時:2012年2月12日(日) 13:00−19:30
場所:上智大学四ッ谷キャンパス 2号館5階 508教室
報告使用言語: 日本語・英語(質疑応答時通訳有り。発表時スライドは日英両言語にて併記。)
参加費:無料

主催:上智大学ヨーロッパ研究所、グローバル・スタディーズ研究科、比較文化研究所

プログラム

1:00-1:15
David H. Slater, ご挨拶, Opening Speech (日&英)

<パネル1: Disaster Survival−人びとの生活>
1:15-1:30
David H. Slater, 「危機に直面する人びとの声とその重さ The Importance of Voice in Times of Crisis: An Overview」(英)
1:30-1:45
John Lichten, 「JETプログラム教師と震災からの復興:コミュニティの一員か、海外からの厄介者か Teachers of the JET Program and Earthquake Recovery: Members of the Community, or Foreign Nuisance?」(英)
1:45-2:00
村瀬りさ, 「3.11を通して見る福島原発の意識変化 Cognitive Change in Fukushima Residents through the Lens of 3.11」(日)
2:00-2:15
Lenka Vyletalova, 「コミュニティの心のケアー Caring for Kokoro in the Community」(英)
2:15-2:30
白水杏奈, 小山真理, 「被災者にとっての復興とは〜陸前高田の仮設住宅から What is recovery for survivors?」(日)
2:30-2:45
Patrick Clarke, Cecilia Fujishima, Michael de chuyter, 「仮設住宅:リーダーシップとその将来 Temporary Housing: Leadership and the Future」(英)
2:45-3:15
質問と討論 Q&A(通訳有り interpreter provided)

(休憩:3:15-3:45)

<パネル2: 市民活動・社会運動−人びとの反応>
3:45-4:00
野宮大志郎, 「3.11以降の市民活動・社会運動:概括 Civil Activities and Social Movements after 3.11: An Overview」(日)
4:00-4:15
Julian Hopkins and 龍野洋介, 「なぜデモに参加するのか Reasons for participating in a demonstration」(日)
4:15-4:30
Isabel Pichler, 「東京−ストリートで Tokyo - In the streets」(日)
4:30-4:45
Love Kinstrand, 「民主主義の空間−震災後の脱原発運動における欲求と恐怖の物語 Spaces of democracy: narratives of fear and desire in the anti-nuclear movement after 3/11」(英)
4:45-5:15
質問と討論 Q&A(通訳有り interpreter provided)

(休憩:5:15-5:30)

<パネル3: フィルムセッション−海外に見る可能性>
5:30-5:45
木村護郎クリストフ&ドイツ社会研究ゼミ有志, 「We choose our electricity with our own decision: A German Experience 自分の電力は自分で選ぶ−ドイツの経験から」(日)
5:45-7:00
Documentary film showing: Thoughts of Shonau ~ Story of German citizens who inspired the electricity revolution 映画上映:ドキュメンタリー映画『シェーナウの想いDas Scho"nauer Gefu"hl』〜電力革命をおこした市民の話(独語 日本語字幕つき)*
*自ら電力供給会社をつくり、原発を使う電力会社から「独立」したドイツの事例をてがかりに、3.11後の日本における市民社会の課題を考えたい。
7:00-7:30
総括討論 Q&A(通訳有り interpreter provided)


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◆2012/02/12 第4回マスジド(モスク)代表者会議「東日本大震災と被災者支援活動」

第4回マスジド(モスク)代表者会議「東日本大震災と被災者支援活動」
2012年2月12日(日曜)  13:30から17:30まで。
場所:早稲田大学・早稲田キャンパス(地下鉄東西線より徒歩5分)
26号館(大隈タワー)702号室(7F)
早稲田キャンパス内地図: http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

(以下は暫定版プログラムです)
早稲田大学アジア・ムスリム研究所
早稲田大学多民族・多世代社会研究所
「人間文化研究機構(NIHU)プログラム イスラーム地域研究」早稲田大学拠点
主催

第4回マスジド(モスク)代表者会議
2012年2月12日(日)
於: 早稲田大学・早稲田キャンパス26号館(大隈タワー)702号室
「東日本大震災と被災者支援活動」
13:30-13:40 開会の挨拶 早稲田大学アジア・ムスリム研究所長 小島宏
13:40-13:45 黙祷
報告
13:45-14:00 「大塚マスジドの支援活動」
14:00-14:15 「仙台マスジドの支援活動」
14:15-14:30 「戸田マスジドの支援活動」
14:30-14:45 「ヒラーマスジドの支援活動」
14:45-15:15 休憩と礼拝 ( 14:56 サラート(ASR)   )
報告
15:15-15:30 「ムスリム学生連盟の支援活動」
15:30-16:30 パネル・ディスカッション
司会:小島 宏
パネリスト:マスジド代表者等の方々
16:30-17:00 総合討論
17:00-17:10 閉会の挨拶 早稲田大学多民族・多世代社会研究所長 店田廣文
参考: MAGHRIB 17:19    ISHA 18:41
礼拝室:26号館703号室(男女仕切り有)
連絡先:早稲田大学アジア・ムスリム研究所
電話・FAX:03-5286-1749   e-mail: asian-muslim@islam.waseda.ac.jp(@→@)

会議は公開ですが、人数把握のため、参加を希望される方は、下記のアドレスまで、「代表者会議参加希望」と明記していただき、お名前、ご所属とともにお知らせください。万一、重要な変更事項があった場合には、直接、参加希望者のメールアドレス宛お知らせします。どうぞよろしくお願いします。

連絡先メールアドレス:asian-muslim@islam.waseda.ac.jp(@→@)

なお、会場内での録音や写真撮影などは、禁止とさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。皆様のご参加をお待ちしております。

早稲田大学アジア・ムスリム研究所長 小島 宏
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Institute for Asian Muslim Studies will hold the Fourth Meeting of Representatives of Masjids “Support of the Great Earthquake Victims” in Japan on 12th February (Sun.) 2012 at Waseda University.

Date February 12th (Sun.) 2012, 13:30-17:30
Venue Waseda University, Waseda Campus, Bldg. 26 (Okuma Tower), Room 702
Map http://www.waseda.jp/eng/campus/map.html
Organizer Institute for Asian Muslim Studies, Waseda University
Institute of Multi-ethnic and Multi-generational Societies, Waseda University
NIHU Program Islamic Area Studies, IAS Central Office at Waseda University

Program:
13:30-14:40 Opening Remarks
Hiroshi KOJIMA, WU Institute for Asian Muslim Studies
13:40-13:45 Silent Prayer
Presentation
13:45-14:00 Otsuka Masjid
14:00-14:15 Sendai Masjid
14:15-14:30 Toda Masjid
14:30-14:45 Hira Masjid
Break/Salat
14:45-15:15 (ASR 14:56)
Presentation
15:15-15:30 Muslim Students Association of Japan
Panel Discussion
15:30-16:30
Chair: Hiroshi KOJIMA
Panelists: Representatives of Masjids in Japan
16:30-17:00 General Discussion
17:00-17:10 Closing Remarks
Hirofumi TANADA, WU Institute of Multi-ethnic and Multi-generational Societies
Notes: MAGHRIB 17:19    ISHA 18:41
ROOM for Salat : Room #703 (separated for each gender)

Language Japanese & English
Contact Institute for Asian Muslim Studies
E-mail: asian-muslim@islam.waseda.ac.jp(@→@)
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Hiroshi KOJIMA, WU Institute for Asian Muslims Studies


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◆2012/02/12 シンポジウム『被災者支援を考える〜南相馬市・桜井勝延市長、飯田市牧野光朗市長を迎えて〜』

『被災者支援を考える〜南相馬市・桜井勝延市長、飯田市牧野光朗市長を迎えて〜』
主催:立命館大学 政策科学部・政策科学研究科

被災自治体である南相馬市、被災者受け入れ自治体である長野県飯田市、京都府のそれぞれの実情や取り組みを交流することを通じて、被災者支援のあり方を考えていきます。

【日時】2月12日(日)15:00〜17:30

【会場】朱雀キャンパス1階多目的室

【詳しくはこちら↓】
http://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=51070

 【問合せ先】立命館大学政策科学部事務室 TEL:075-465-7877



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◆2012/02/11 生物学史研究会 中川保雄『<増補>放射線被曝の歴史――アメリカ原爆開発から福島原発事故まで』合評会――放射線被曝の歴史をどう読み書くか

【日時】 2月11日(土・祝) 午後15時〜17時45分
【場所】 東京大学 駒場キャンパス14号館308号室

【コメント】
上田昌文さん(市民科学研究室・低線量被曝研究会)
高橋博子さん(広島市立大学広島平和研究所・アメリカ史)
瀬戸口明久さん(大阪市立大学・生物学史)

福島第一原子力発電所の事故以来、低線量被曝の問題は私たちにとって切実なものとなっています。低線量被曝の問題が注目されるなかで、放射線被曝の歴史もまた見直されています。そうした中、放射線被曝の基準がどのように作られたのか、その政治性を暴いた中川保雄氏の『増補・放射線被曝の歴史』が復刊されました。放射線被曝の歴史は、科学的に決着のつかない科学をめぐる政治の歴史であり、被曝を強いられてきた人たちの受難の歴史であります。このような現代的で論争的な歴史を私たちはどのように記述することができるでしょうか。合評会では中川氏の著書を紐解きながら、放射線被曝の歴史をどう読み書くかを議論したいと思います。

合評会には、本書を読んだ上でご参加ください。参加は自由ですが、準備の都合により事前に申し込みいただけたら幸いです。
特に議論したい点がある方は、コメント欄にご記入ください。当日コメントをお願いするかもしれません。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dDhrTElGVlhGemVhbXlqNDFxNTRnZHc6MA


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◆2012/02/04-05 福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク つながろう!種をまこう! 福島の人々と

福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク
つながろう!種をまこう!
福島の人々と

【開催趣旨】
2011年3月11日に起こった東日本大震災は、これまでにない規模と質の被害をもたらしました。放射能による影響はいつまで続くかわからず、安全性の確保までどれほどの時間が費やされるか不明なままです。
とくに被害が大きいのが、将来にわたってこの状況を抱えて暮らしていかなければならない子ども・若者たち。
再建復興は、単に元に戻せばいいというものでなく、食と農、エネルギー、産業全般、生活基盤までを問い直すものでなければならないでしょう。
「福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク」は、この震災の教訓を歴史に刻み、地域のコミュニティ活動の中で永続的な支援を行うために発足しました。
環境・農業・商業・教育に関わるさまざまな市民活動が連携し、福島とつながることで、互いのふるさとを失うことなく、希望を持って学び、働き、暮らすことができる社会の再建を目指す取り組みです。
人間が生きていくために最低限必要な食と農、エネルギー、コミュニティをどう創り出すか。
そのためにどのような知識と学問を得、人間関係を育み、醸成していくのか。
国立市を拠点に多摩地域全体をカバーする被災者支援、子ども・若者の農業・商業教育支援、双方向の交流活動を行いながら、持続可能な社会の実現に向けて小さな種をまいていきます。
そのプロジェクトの第一歩に、福島の「生の声」を聞くことから始めます。
どうぞご参加・ご協力くださいますよう、お願い申し上げます。

■日時
2月4日(土)〜5日(日)
一泊二日

■会場
恵泉女学園大学
東京都多摩市南野2-10-1 Tel: 042-376-8211

【プログラム】

■2月4日(土)

(1)福島からの報告14:00〜17:00
◎南相馬市・福島県立小高商業高等高校
◎二本松市・ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会
◎ふくしま有機農業ネットワーク

(2)みんなで作って食べる「福島うまいもん食事・交流会」17:00〜
ゲストを囲んで座談会、ほか

(3)キャンパスに泊まろう!

■2月5日(日)

8:00〜オーガニックモーニング
9:30〜恵泉女学園大学・教育農場視察

■主催
福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク・恵泉女学園大学

■事務局
福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク(通称:種まきネット)
〒186-0004 東京都国立市中3-11-6 スペースF気付
電話/FAX 042-573-4010
メール spacef@ac.auone-net.jp(@→@)
■参加費
(1)福島からの報告 500円(学生無料)
(2)福島うまいもん食事・交流会 1000円(学生500円)
(3)キャンパスに泊まろう (貸し布団、朝食代)1000円(学生500円)

■お申込み
下記内容を事務局までFAX・メールにてお送りください。
・お名前
・ご住所
・連絡先( ケイタイ) ( メールアドレス)
・参加プログラム ( 1 ・ 2 ・ 3 )ご希望を○で囲んでください。
※メールの場合はご希望される参加プログラムの番号を記載してください。

■郵便振替口座
00190-1-708341
口座名義
福島とつながる種まきプロジェクト

◎会員募集 一口年3000円
◎カンパ歓迎


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◆2012/02/04 防災・減災 自分たちにできること 〜東日本大震災より学ぶ〜

横浜市西区社協障がい福祉関係分科会・いどばた会議
防災・減災 自分たちにできること
〜東日本大震災より学ぶ〜

講師:被災地障がい者センターみやぎ 当事者スタッフ・ゆめ風基金理事 八幡隆司
日時:2012年2月4日(土)、5日(日)
14時〜17時 一日だけでも参加可

場所:地域活動ホーム ガッツ・びーと西
生活創造空間にし内 西横浜駅徒歩2分

参加費:無料 先着定員50名

主催:横浜市西区社会福祉協議会障がい福祉関係分科会
TEL045−450−5005


*作成:渡辺 克典
UP:20111231 REV:随時
災害と障害者・病者:東日本大震災  ◇病・障害  ◇生存・生活 
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