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上映会『原発、ほんまかいな?』


last update:20111103

■日時

2011年10月22日(土)午後6時30分上映(開場6時20分)
(1)午後6時30分〜『原発、ほんまかいな?』上映(75分)
http://bit.ly/genpa2honma
制作 特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)2011年
監修 細川弘明  監督 鈴木敏明

(2)上映後、質疑応答・感想意見交流
小坂勝弥さん(核のごみキャンペーン関西)と小池菜採さん( アジア太平洋資料センター(PARC)ビデオ制作スタッフ。『原発、ほんまかいな?』脚本・助監督。)のお二人のゲストを囲んで 会場参加された方々からの質疑応答や感想・意見交流を行います。
(午後9時頃終了予定)

■会場

ひと・まち交流館京都 第4・第5会議室(3階)
河原町五条下る東側 市バス「河原町正面」下車すぐ
京阪「清水五条」駅下車 徒歩8分
地下鉄烏丸線「五条」駅下車 徒歩10分
TEL:075ー354ー8711
案内:http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html

参加費:500円(資料代)

主催:ピースムービーメント実行委員会
問い合わせ先:TEL:090−2359−9278(松本)
         Eメール anc49871@nifty.com(山崎)

■作品情報

『原発、ほんまかいな?』 
詳細はこちらから(情報満載の資料集もダウンロードできます!)
http://bit.ly/genpa2honma

 2011年3月11日、冷却水を喪失し、一気にメルトダウンと水素爆発にむかった福島第一原発。
 「電気事業連合会のパンフレットには『地震にも津波にも大丈夫』て書いてあるけど、うちら、だまされてたんとちゃうか?」「なんでそんな危ないもんが日本中にあるねん!」パンフレットを手に、八百屋の店先で悩み始めた由貴江と容子。二人の疑問に、専門家や当事者がていねいに回答していく。
 ピークを過ぎているウラン資源。ウラン鉱山で引き起こされている環境破壊や被ばく。輸送や燃料加工、再処理や廃棄物処分の過程で放出されるCO2。海に垂れ流される温排水、どんどん出る放射能を帯びたごみ。実現の見込みがまったくない高速増殖炉、ハイコスト・ハイリスク・ノーリターンの再処理計画、行き場も処理技術もない高レベル放射性廃棄物。最も高かった原発のコスト。事故がなくても放出されている放射能。被ばくを伴う労働がなければ発電できない事実。実はたくさん起きていた事故。本当は、原発がなくても足りる電気。
 そして、福島第一原発災害は、多くの影響と被害をもたらしている。引き上げられる基準値、避難せざるを得ない人びと、農業など第一次産業への被害、脅かされる食と健康――。
 一つひとつの事実を追い、原発の「ほんとうの姿」に迫る。原発を「ちゃんと知り」、いま、未来を私たちで構想するための作品。

お話:細川弘明(PARC代表理事・京都精華大学) イボンヌ・マルガルラさん(豪州カドゥの先住民族ミラル) 小出裕章さん(京都大学原子炉実験所) 大島堅一さん(立命館大学) 菅野正寿さん(福島県二本松市 有機農業) 崎山比早子さん(高木学校・元放射線医学総合研究所) A.Gさん(元原発労働者) 渡辺美紀子さん(原子力資料情報室) 根本敬さん(福島県農民連) 田中優さん(環境活動家)

◇DVD & VHS/カラー75分
・制作 特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)2011年
・監修 細川弘明
・監督 鈴木敏明
・キャスト 竹森茂子/宍倉暁子/Kimberly Hughes/鈴木敏明 
・声の出演 伊藤惣一/森田樹優/小池菜採 
・脚本 鈴木敏明/小池菜採 

◇小坂勝弥(こさか・かつや)さんのプロフィール[ゲスト]
1968年生まれ。京阪神地域の団体・個人が集い放射性廃棄物問題について情報交換を行っている「核のごみキャンペーン関西」の事務局を担当。学生時代から関わる「京都・水俣病を告発する会」の活動を通じて公害・人権問題に関心を持ち現在に至る。「長島の自然を守る会・京都支部」としての活動も行う。
 核のごみキャンペーン関西のHP:http://www2.gol.com/users/amsmith/index.html
 長島の自然を守る会のHP:http://nagashimanoshizen.soreccha.jp/

◇小池菜採(こいけ・なつみ)さんのプロフィール[ゲスト]
1981年岐阜県生まれ。アジア太平洋資料センター(PARC)ビデオ制作スタッフ。『原発、ほんまかいな?』脚本・助監督。これまで制作に関わった作品に『海と森と里と−つながりの中に生きる−』、『食卓と海−水産資源を活かし、守る』、『近くて遠い、遠くて近い貧困問題』、『世界をめぐる電子ごみ』、『バイオ燃料−畑でつくるエネルギー』など。



UP:20111103  REV:
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