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 ◆薬害C型肝炎2008
 ◆薬害C型肝炎2007

 ◆薬害エイズ
 ◆薬害イレッサ(↓)
 ◆陣痛促進剤による被害
 ◆予防接種

 ◆なおすこと

■研究・資料

◆薬害文献目録
 http://www.mi-net.org/yakugai/dalibrary/books.html
◆薬害文献目録
 http://133.70.21.55/sociocourse/kurioka/yakugaibook.html(不通?)
 作成・公開:栗岡幹英(静岡大学人文学部社会学科教員)
◆松枝 亜希子 20070916-17 「薬を使用する際の葛藤・逡巡――病を巡る負担における力学について」
 障害学会第4回大会 於:立命館大学

■ホームページ

◆薬害資料館 Net版(1999.12.15 開館,医療改善ネットワーク(MIネット))
 http://www.mi-net.org/yakugai/index.html
◆サリドマイド事件
 http://www.mi-net.org/yakugai/dacases/thalidomaid/thalidomaidmain.html
◆スモン事件
 http://www.mi-net.org/yakugai/dacases/smon/smonmain.html

HIV訴訟を支える会
 http://www.age.ne.jp/x/hiv-ssk/default.html
全国薬害被害者団体連絡協議会
 http://homepage1.nifty.com/hkr/yakugai
◆薬剤と医療事故
 http://www1.nisiq.net/~everett/
 (「過去の事例に学び、新たな薬害や事故を防ぐ」)
◆第二東京弁護士会
 http://www.egg.or.jp/dntba/
 (薬害・医療被害110番の活動報告を掲載)


 
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◆厚生省 1996/07/01 医薬品による健康被害の再発防止対策についてNO1
◆厚生省 1996/07/01 医薬品による健康被害の再発防止対策についてNO2
◆厚生省 1996/07/01 医薬品による健康被害の再発防止対策についてNO3
◆1996/07/21 コムル東京患者塾「あなたが飲んでいる薬は安全ですか−薬の害から身を守るには−」
◆「薬害等再発防止システムに関する研究会」(座長: 黒田勲早稲田大学教授)
 「中間報告書」全文(1997年4月4日)
 http://www.nira.go.jp/newsj/nirarepo/yakugai/index.html
◆「薬害等再発防止システムに関する研究会」(座長: 黒田勲早稲田大学教授)
 「中間報告書」記者発表
 http://www.nira.go.jp/newsj/nirarepo/yakugai/indexkl.html
◆「薬害等再発防止システムに関する研究会」(座長: 黒田勲早稲田大学教授)
 「最終報告書」全文(1997年7月14日)
 http://www.nira.go.jp/newsj/nirarepo/yakuga2/index.html
◆薬害オンブズパースン会議→厚生労働大臣 坂口 力 殿/日本製薬工業協会会長 永山 治殿/日本医学会会長 森 亘殿/日本医師会会長 坪井栄孝殿 20010809
 「被験者募集「広告」の中止・適正化等を求める意見書」
 http://www.yakugai.gr.jp/doc/010809.html
◆20021116 薬害根絶フォーラム 於:大阪大学
◆2003/08/20 薬害根絶デー

 
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■文献(出版年順)

 *普通の意味での「薬」害でないものについても掲載しています。

◆京都薬科大学八十年史編纂委員会 19641001『京都薬科大学八十年史』,京都薬科大学, 422p.  ASIN: B000JAF0TM [amazon] ※ h01.d07.
◆平沢 正夫 19651125 『あざらしっ子――薬禍はこうしてあなたを襲う』,三一書房,254p. ASIN: B000JACM5W 250 [amazon] ※ d07.
高橋 晄正 他 196802 『保健薬を診断する』,三一書房,三一新書
高橋 晄正 19690228 『社会のなかの医学』,東京大学出版会,UP選書,301p. ASIN: B000JA14RO ISBN:9784130050258 480 [amazon][boople] ※ b d07
◆水野 茎子 19691126 『詩集 哀しみの目に灯を――スモン病の夫をはげまし、たたかいつづけた妻の叫び』,講談社,142p. ASIN: B000J95P8E 390 [amazon] ※ d07.
◆荒井 良 19700330 『貴(たかし)への手紙――サリドマイド児成長の記録』,日本YMCA同盟出版部,276p. ASIN:B000J9OMJW 520 [amazon] ※ d07.
高橋 晄正 19700615 『9000万人は何を飲んだか――疑惑の保健薬=0とマイナス』,医事薬業新報社,356p. ASIN: B000J9NF2M [amazon] ※ b d07
高橋 晄正 197103 『くすり公害』,東京大学出版会,UP選書
高橋 晄正 197104 『アリナミン――この危険な薬』,三一書房,三一新書
◆Turner, James S. 1970 『からだの中の公害――食品・医薬品を告発する ラルフ・ネーダー・レポート』,19710228 坂本藤良スタディ・グループ訳,講談社,344p. 630 ※
◆増山 元三郎 編 19710831 『サリドマイド――科学者の証言』,東京大学出版会,319p. ASIN: B000J9ZJ1M  580 [amazon] ※ d07.
高橋 晄正 他 197205 『薬――この危険な副作用』,KKベストセラーズ
◆田中 昌人・北篠 博厚・山下 節義 編 19730320 『森永ヒ素ミルク中毒事件――京都からの報告』, ミネルヴァ書房,315p. ASIN:B000J9O3B4 680 [amazon] ※ d07.
◆高橋・森島・藤木・柳沢 197304 『薬害・食品公害』,有斐閣
◆谷 みゆき 19741015 『現代医療の問題点――患者・市民の声から』,三一書房,220p. ISBN:4380740099 ISBN-13: 978-4380740091 420 [amazon] ※ h01.d07.,
◆志鳥 栄八郎 19760415 『冬の旅――音楽評論家のスモン闘病記』,朝日新聞社,378p. ASIN: B000J9WDAM 1200 [amazon] ※ d07.
高橋 晄正 他 197608 『どんな薬が安全か』,KKベストセラーズ
◆星 三枝子 19770130 『春は残酷である――スモン患者の点字手記』,毎日新聞社,254p. ASIN: B000J8U8MS 780 [amazon] ※ d07.
◆亀山 忠典 他 編 19770615 『薬害スモン』,大月書店,279p. ISBN:B000J8WWRC 1300 [amazon] ※ d07.
高橋 晄正 19771018 『医療革命』,世界政治経済研究所,251p. 900 
◆亀山 忠典 他 編 1977 『薬害スモン』,大月書店
◆Silverman Milton Morris・Lee Philip R/平沢 正夫 訳 197807 『薬害と政治――薬の氾濫への処方箋』 紀伊国屋書店,292p. 3300
高橋 晄正 197804 『薬の選び方便覧』,農村漁村文化協会,健康双書
高橋 晄正 197811 『無害・有害・薬のひろば』,日本書籍
◆北川 善太郎・Badura Peter 編 197902 『医薬品問題と消費者――日独シンポジウム報告書』,日本評論社,134p. 1200
◆高野 哲夫 1979 『スモン被害――薬害根絶のために』,三一書房
◆川瀬 清 他 編 1980 『ノーモアスモン――スモンの恒久対策の確立と薬害根絶のために』,新日本医学出版社
高橋 晄正・水間 典昭 19810125 『裁かれる現代医療――スモン・隠れた加害者たち』,筑摩書房,264p. 1100 ※
◆曽田 長宗 編 198105 『薬害――その医学的・薬学的・法学的側面』,講談社,620p. 7000 
◆山本 真左彦 1981 『サリドマイド禍の人びと――重い歳月のなかから』,筑摩書房
◆淡路 剛久 1981 『スモン事件と法』,有斐閣
◆宮田 親平 1981 『田辺製薬の「抵抗」』,文芸春秋 ※
◆厚生省薬務局 編 198206 『医薬品副作用被害救済制度の解説』,中央法規出版,525p. 4800
◆高野 哲夫 1985 『だれのための薬か――社会薬学序説』,海鳴社 ※
◆宝月 誠 編 1986 『薬害の社会学』,世界思想社 [品切]
◆高橋 晄正 19871125 『危険なインフルエンザ予防接種』,農山漁村文化協会,270p. ISBN-13: 978-4540870880 ASIN: 4540870882 1236 [amazon][kinokuniya] ※ b d07
◆後藤 孝典 編 1988 『クスリの犯罪――隠されたクロロキン情報』,有斐閣,212p. ISBN-10: 4641180784 ISBN-13: 978-4641180789 [amazon] ※ b d07
◆川合 仁 19900630 「薬害を生みつづける現代医療」,池田・天野編[1990:83-100]
 *(池田 浩士・天野 恵一 編 19900630 『科学技術という妖怪』,社会評論社,検証・昭和の思想3,207p. 2060 三鷹504)
◆待田 洋 199009 『妊娠と危険な薬――女性にあぶない薬の知識』,三一書房,三一新書 ,247p. 750 
◆松井 寿一 19920620 『薬の社会誌』,丸善,203p. ISBN-10: 4621050524 ISBN-13: 978-4621050521 [amazon] ※ d07.h01.,
『別冊宝島』 19940210 『別冊宝島191 薬のウラがわかる本』,宝島社,271p. 1100 ※
◆片平 洌彦 19940731 『構造薬害』,農村漁村文化協会,人間選書,270p.,1900円 ※/信州医短
松山 圭子 19950425 「製薬産業」,黒田浩一郎編[1995:123-145]* ※
*黒田 浩一郎 編 19950425 『現代医療の社会学』 世界思想社,278+7p. 1950
◆泉 博 19960318 『空前の薬害訴訟――「スモンの教訓」から何を学ぶか』,丸ノ内出版,332p. ISBN-10: 4895141144 ISBN-13: 978-4895141147 3000 [amazon] ※ d07.
◆東京HIV訴訟原告団 19950327 『薬害エイズ 原告からの手紙』,三省堂,286p. 1500 *
◆毎日新聞大阪医療取材班 編 19960731 『薬害を追う記者たち』,三一書房,286p. ISBN:438096258X ISBN-13: 978-4380962585 2000 [amazon] ※ d07.,
◆浜 六郎 19961115 『薬害はなぜなくならないか――薬の安全のために』,日本評論社,437p. 2678 ※
◆西野 瑠美子 19961115 『薬害エイズを生きる――帝京大病院血友病患者島田照国の記録』,明石書店,219p. 1600 ※
◆広河 隆一 19961213 『裁かれる薬害エイズ』,岩波書店,岩波ブックレット417,63p. 400 ※
◆浜 六郎・坂口 啓子・別府 宏圀 編 19991101 『くすりのチェックは命のチェック――第1回医薬ビジランスセミナー報告集』,医薬ビジランスセンターJIP,発売:日本評論者,479p. ISBN-10: 4535981698 ISBN-13: 978-4535981690 5000 [amazon] ※ b d07
栗岡 幹英 19991030 「医療産業」,進藤雄三・黒田浩一郎編『医療社会学を学ぶ人のために』,世界思想社,pp.220-236
◆井本 里士 19991225 『薬害ヤコブ病――見過ごされた警告』,かもがわ出版,291p.ISBN:4876994919 ISBN-13: 978-4876994915 1890 [amazon] ※ d07.,
◆山川 浩司 20000425 『国際薬学史――東と西の医薬文明史』,南江堂,208p.ISBN:4524401652 ISBN-13:978-4524401659 [amazon] ※ d07.h01.
◆佐藤 哲彦 200605 『覚醒剤の社会史―ドラッグ・ディスコース・統治技術』,東信堂,446p. ISBN:4887136714 5,880 [amazon][boople] ※ d07.sm.
◆佐藤 純一 20010310 「抗生物質という神話」,黒田浩一郎編[2001:082-110]*
*黒田浩一郎編 20010310 『医療社会学のフロンティア――現代医療と社会』,世界思想社,234+5p. 1900
◆白井 のり子 20060530 『典子44歳 いま伝えたい――「典子は、今」あれから25年』,光文社,206p. 1143+ ISBN-10: 4334975011 ISBN-13: 978-4334975012 [amazon]※ d07

◆Fabre, René & Dillemann,Georges 1961 Histoirie de la pharmacie, Presses Universitaires de France=19941220 奥田 潤・奥田 陸子 訳,『薬学の歴史』第3版,白水社,138p. ISBN-10: 4560057613 ISBN-13: 978-4560057612 1994 [amazon] ※ h01.d07.,
◆Angell, Marcia 2004 The Truth about the Drug Companies, Random House =20051110  栗原 千絵子・斉尾 武郎訳,『ビッグ・ファーマ――製薬会社の真実』,篠原出版新社,335p. ISBN-10: 4884122623 ISBN-13: 978-4884122621 2415 [amazon] ※ d07

■全文

◆古賀 照男 19991101 「スモン被害者として」,浜・坂口・別府編[1999:66-67]*
 http://www.npojip.org/jip_semina/semina_no1/pdf/068-069.pdf
*浜 六郎・坂口 啓子・別府 宏圀 編 19991101 『くすりのチェックは命のチェック――第1回医薬ビジランスセミナー報告集』,医薬ビジランスセンターJIP,発売:日本評論者,479p. ISBN-10: 4535981698 ISBN-13: 978-4535981690 5000 [amazon] ※ b d07


 ※は生存学資料室にあり

19651100 サリドマイド被害者集団訴訟* 
19671100 サリドマイド被害児を守る会* 
19700806 新潟大椿忠雄教授 スモン=キノホルム説を提唱* 
19710528 スモン患者4000人以上が製薬企業・国に損害倍相を求め各地の20を超える地裁に提訴* 
19730109 厚生省 難病のスモン等8疾病の診断基準決定* 
1974   スモンの会全国連絡協議会結成* 
19750710 厚生省 サリドマイド児190人認定* 
19771028 東京スモン訴訟 全国初の和解成立* 
……
19991022 全国薬害被害者団体連絡協議会発足(サリドマイド、スモン、HIVなど薬害被害者8団体約4000人)* 


 
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◆2002/11/04 <サリドマイド>医師の個人輸入が急増 求められるルールづくり
 毎日新聞ニュース速報

 薬害被害者は「悪魔の薬」と指摘し、がん患者は「唯一の希望」と訴える鎮静・催眠剤サリドマイド。1950〜60年代に世界的な薬害を引き起こし、国内では62年に医薬品の承認が取り消されたが、90年代に入って骨髄腫などへの効果を認める報告が出るようになり、医師による個人輸入が急増している。こうした“ルールなき復活”について「薬害が繰り返されても責任を負うのは医師」との姿勢だった厚生労働省も、ようやく実態調査に乗り出した。早急なルール作りが必要だ。 【須山勉】

 ◆風化する薬害

 サリドマイド被害者の福祉財団「いしずえ」事務局長、間宮清さん(39)は5月、テレビ番組を見て、衝撃を受けた。
 がん闘病中の患者。手には、服用しているという薬の瓶。100錠はあろうかというサリドマイドが詰まっていた。
 「必要量だけを医師が渡すのでなく、患者の自己管理に任せていた。瓶が流出し、新たな被害が出たら、どうするのか」
 自らも両腕が短いなどの障害を持つ間宮さんは9月25日、厚労省に対し「サリドマイド法」を制定し、麻薬並みの規制をするよう要望した。しかし、同省医薬局の説明に、また驚いた。
 国内の医師が昨年度個人輸入したサリドマイドは計15万6600錠で、97%が英国、メキシコからという説明だった。しかし、海外の承認状況や国内の使用実態を尋ねても「分かりません」との答えが繰り返された。
 74年10月。サリドマイド被害者と旧厚生省、製薬会社との間で交わされた和解確認書には「厚生大臣は(中略)サリドマイド事件にみられるごとき悲惨な薬害が再び生じないよう最善の努力をする」と明記された。それから丸28年。間宮さんは風化を痛感している。

 ◆唯一の希望

 サリドマイドの服用を続けている埼玉県の男性(54)は「抗がん剤を使っていた時より、体のしんどさが全然違うんです」と語る。
 98年8月に多発性骨髄腫と診断されたこの男性は、抗がん剤の投与を受けていたが、けん怠感などの副作用に悩まされ、効果は思わしくなかった。しかし、2年余り前から「日本骨髄腫患者の会」(事務局・東京)を通じて入手したサリドマイドを飲み始めると、骨髄腫細胞が出す異常たんぱくが95%減ったという。「大きな被害を出した薬であることは知っていますが、私たちには唯一の希望なんです」
 サリドマイドは国内では未承認の医薬品だが、薬事法は研究や治療目的であれば、医師の個人輸入まで規制していない。
 患者の会がボランティアで輸入代行を始めたのは00年。骨髄腫に効果があるという海外の臨床研究を知ったのがきっかけだった。抗がん剤が効かない患者などに限定しているが、今年の輸入量は9月までで6万6700錠に上り、既に昨年の同会の輸入量を上回っている。購入先のメキシコの製薬会社の在庫切れで、数週間供給がストップしたこともあったという。
 約500人の会員からは医薬品の承認を求める声が上がっているが、薬害を起こしたサリドマイドを治験し、厚労省に承認申請をする製薬会社はない。同会は10月28日、同省に承認を求める要望書を提出した。事務局の大久保幾久美さんは「未承認のまま流通している現状は危険が大きい。安全面からも国の管理下で使えるようにしてほしい」と訴えている。

 ◆研究班設置を検討

 サリドマイドは現在、米国やブラジルでハンセン病治療薬として承認されている。骨髄腫治療薬としては欧米で臨床試験目的に限った販売が認められているが、正式に承認している国はない。
 1回の服用でも被害児を生む可能性があるため、米国では薬局、使用医師の登録や投与量、注意事項を厳格に定めた使用マニュアルが運用されている。一方、日本は完全な医師任せで登録制度もない。各地でまちまちに使われ、臨床データもなかなか集まらない。
 実態調査を始めた厚労省医薬局安全対策課には現在、いしずえや骨髄腫患者の会など3団体から要望が寄せられている。いずれも国の規制が必要との点は一致しているが、その内容をめぐっては被害者と服用者との間にまだ隔たりがあるようだ。黒川達夫課長は「専門家による研究班の設置も検討中で、もう少し時間を頂きたい」と話している。

 ◆サリドマイド問題

 旧西ドイツの製薬会社が開発した鎮静・催眠剤「サリドマイド」を服用した妊婦から、手足が短いなどの障害を持つ子が生まれた世界的な薬害事件。57年から約50カ国で販売され、数千人のサリドマイド児が生まれたとされる。61年11月に西ドイツの医師の警告で各国が販売を中止したが、日本では62年9月まで販売が続けられ、計309人の認定患者を出した。死産などを含めると、被害は1000人を超えたとの推測もある。被害者は国と製薬会社を相手取って損害賠償訴訟を起こし、74年10月に和解した。
 多発性骨髄腫への効果を示す臨床データは、国内外で報告されている。
 慶応大病院の服部豊医師(血液内科)らの研究では、サリドマイドを投与した多発性骨髄腫の患者33人のうち、11人は骨髄腫細胞が出す異常たんぱく質が25%以上減り、うち8人は50%以上の減少が認められた。詳しいメカニズムは不明だが、腫瘍(しゅよう)へ直接働きかける作用を持つほか、腫瘍に栄養を送る血管にダメージを与えたり、骨髄腫細胞の増殖因子を抑える働きがあると考えられている。
 ただ、服部医師は「白血球が減少する骨髄抑制や血栓症、神経障害などの副作用に十分気をつける必要がある。医師は患者の臨床症状をよく見ながら、投与することが必要だ」と指摘している。

  ◇サリドマイドをめぐる動き◇

1957年10月 旧西ドイツの製薬メーカーがサリドマイドの販売開始
 58年1月 国内でサリドマイド販売開始
 60年9月 米国の製薬メーカーがサリドマイドの販売許可を申請したが、米国食品
       医薬品局はデータ不備を理由に認可せず
 61年11月 サリドマイドを服用した妊婦から障害を持つ胎児が生まれることが分
        かり、西ドイツの製薬メーカーが回収決定
 62年9月 日本の製薬メーカーが回収決定
 63年6月 被害者が製薬メーカーに損害賠償を求めて名古屋地裁に提訴。全国に訴
       訟広がる
 74年10月 全国サリドマイド訴訟統一原告団と国、製薬メーカーとの間で和解成
        立
 98年7月 米国がハンセン病治療薬としてサリドマイドを承認
2000年1月 日本骨髄腫患者の会がサリドマイドの個人輸入を開始
 02年10月 厚生労働省がサリドマイド個人輸入の実態調査を始める
[2002-11-04-01:51]


 
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◆2002/11/16 薬害教育:医薬系大学の6割以上が不十分 被害者団体調べ
 『毎日新聞』

 「全国の国公私立の医薬系大学の6割以上が、薬害の背景などを学ぶ本来の「薬害教育」を実施していないことが15日、全国薬害被害者団体連絡協議会(京都市)のアンケート調査で分かった。8割は薬害教育を実施していると回答したが、多くは薬の副作用などの講義にとどまっていた。同協議会は「大学は薬害を繰り返してきた歴史を学んでいない」と批判。薬害教育に関する全国調査は例がなく、16日に大阪大学である第4回薬害根絶フォーラムで発表される。
 同協議会には、薬害エイズやスモンなどの被害者9団体が加盟。アンケートは薬害教育の実施の有無や講義内容など7項目で、6月に全国の医薬、薬学、看護学などの学部がある大学延べ327校に郵送。うち141校から回答があった。
 薬害教育の有無に関する質問では、21%が実施していないと回答。さらに、実施していると答えた大学・短大にその内容を聞いたところ、「薬害発生の社会的背景」「根絶に向けての制度」などについて指導しているのは全体の35%だった。【奥山智己】

 薬害に詳しい片平洌彦(きよひこ)・東洋大社会学部教授(医療福祉論)の話 薬害は、行政が薬などの危険性を放置して繰り返されてきた。その歴史や防止に向けた努力を教えるのが、本来の薬害教育のはず。ヤコブ病訴訟の和解の中でも国がそうした教育の普及に努めるよう確認されており、徹底する必要がある。」
[毎日新聞11月16日] ( 2002-11-16-03:01 )

 
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■薬害イレッサ

薬害イレッサ・シンポジウム
―これでいいのか日本の抗がん剤―

日時 2006年2月18日(土) 14:00開演
場所  野口英世記念館講堂(裏面参照)
    新宿区大京町二六番地 03−3357−0742
(http://noguchi.atmark.gr.jp/memorial.html)
交通 JR総武線千駄ヶ谷駅から徒歩10分
入場料無料・事前申込不要

もし明日、あなたの大切な人ががんになったら・・・
「副作用の少ない画期的な夢の新薬」として大々的に宣伝され、02年7月世
界で初めて承認され販売された抗がん剤「イレッサ」は、その謳い文句に反し
て、05年4月現在607人の副作用死という被害をもたらしました。
 05年1月4日、英国アストラゼネカ社は、EUでのイレッサの承認申請を
取り下げました。05年6月17日、FDA(米国食品医薬品局)は、イレッ
サに延命効果がないという試験結果を受け、「投与は、すでに服用して効果の
あった患者に限り、服用経験のない患者には与えるべきでない」とする警告を
出しました。
 しかし一方日本では、イレッサの海外での臨床試験のうち、東洋人では有効
である可能性がある、との不確実なデータ根拠を根拠として、「日本人では効
果が得られる可能性が高い」として、現在なお使い続けています。
 日本の抗がん剤承認制度の下では、延命効果の有無は市販後に調査すればよ
いことになっています。
「イレッサは『分子標的薬』という新しいタイプの種類の薬で、副作用が少な
く、がん細胞だけをねらい撃ちするよく効く薬」という大量宣伝を信頼して服
用した肺がん患者、家族も大勢います。
 あなたは、こんな抗がん剤を、大切な人に安心して服用させられますか?

主催 薬害イレッサシンポジウム実行委員会
共催 伊藤塾・(株)法学館

プログラム(予定)
1 基調報告 福島雅典氏(京大医学部附属病院探索医療センター検証部教授)
2 パネルディスカッション
パネリスト 福島雅典氏
      八重ゆかり氏(薬剤師)
      増山ゆかり氏(薬害サリドマイド被害者)
コーディネーター
 水口真寿美弁護士(薬害イレッサ弁護団・薬害弁連事務局長)
         
●主催者構成団体(順不同)
薬害イレッサ東日本弁護団 イレッサ薬害被害者の会 全国薬害被害者団体連絡協議会
早稲田大学現代司法研究会 早稲田大学憲法会議 東京民主医療機関連合会 
東京地方労働組合評議会 日本科学者会議・医療と薬害問題研究委員会

●問い合わせ・連絡先 
◆薬害イレッサ東日本弁護団
担当弁護士 阿部哲二・津田二郎
城北法律事務所
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目17番10号 池袋プラザビル6階 
Tel. 03-3988-4866 Fax. 03-3986-9018
◆薬害イレッサ被害者の会 http://homepage3.nifty.com/i250-higainokai/


薬害イレッサ訴訟の今後の予定
●2/27西日本訴訟 13:15〜
第9回口頭弁論(大阪地裁)
●3/15 東日本訴訟 13:30〜14:30
第7回口頭弁論 (東京地裁)
●4/27 西日本訴訟 13:15〜
第10回口頭弁論(大阪地裁)


*このファイルは文部省科学研究費補助金を受けてなされている研究(基盤(C)・課題番号12610172)の一環として作成されています。

REV:......20021108,15,20030430,0801 0918 ..20070421 ..20080103,04,14 0404,05,22
薬害エイズ関連文献リスト  ◇高橋晄正  ◇栗岡幹英  ◇医療過誤、医療事故、犯罪…  ◇患者の権利  ◇医療社会学  ◇医療と社会 

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