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薬/薬害

医療と社会

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last update:20151212

■東日本大震災関連 cf.災害と障害者・病者

◆全国薬剤師・在宅療養支援連絡会薬剤師情報共有ポータルサイト
 http://www.j-hop.jp/
◆調剤薬局検索(暫定版)
 http://www.qlife.jp/meds/pharmacy/

*このページは、「薬/薬害」について諸々の情報を集積しています。「薬/薬害」一般に関する研究資料、ウェブサイト、文献、企画、 ニュースなどへのリンクで構成されています。個別ページ内に詳細な文献表や記事・文章があります。

■目次

関連ページ  ◇薬害の定義  ◇全文掲載・研究資料  ◇ウェブサイト  ◇薬害イレッサ  ◇文献(出版年順)  ◇ニュース


■関連ページ

なおすこと ◇環境倫理/公害/環境思想

薬害スモン  ◇サリドマイド ◇予防接種  ◇陣痛促進剤による被害 ◇薬害イレッサ(↓)

薬害エイズ ◇薬害C型肝炎2007 ◇薬害C型肝炎2008

精神医療薬を巡る言説 ◇抗うつ剤 ◇日本の精神薬物療法史  ◇電気けいれん療法/電気ショック

栗岡 幹英 ◇高橋 晄正

北村 健太郎 ◇松枝 亜希子

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■薬害の定義

伊藤 公雄, 19860105, 「日本人とクスリ」宝月 誠 編 『薬害の社会学――薬と人間のアイロニー』, 世界思想社:12-57.
(p54)
薬害は、基本的には、企業の営利主義、行政や研究機関と企業との癒着の構造に大きな原因がある。と同時に、クスリの消費者自身のクスリに対する無自覚な依存と神秘化もまた、 常に、薬害の潜在的原因を形作っている、と言ってよいだろう。その意味で、薬事行政・製薬企業への監視とともに、われわれの生活それ自体の点検も、 少しずつではあっても要求されねばならないだろう。

宝月 誠, 19860105, 「製薬企業の世界」宝月 誠 編 『薬害の社会学――薬と人間のアイロニー』, 世界思想社:97-142.
(pp97-100)
 「薬害」とみなされる現象は、クスリの効能に伴なう不可避的な副作用ということだけでかたづけられない問題を孕んでいる。 「薬害」には単なる不可避的な副作用という以上に、 クスリの製造・販売、監視あるいは投薬に関与する人びとがクスリの安全性(safety)を軽視ないし無視したとみなされる行為を伴なっていることが多いのが現状である。
 クスリに関与する人びとには、その研究開発にタッチする製薬企業の研究者や大学・研究機関に属する研究者、臨床試験を行なう各種の病院の医師、 さらにクスリの製造・販売を行なう企業やクスリを販売す>98>る薬局、薬事行政を担当する厚生省薬務局やクスリの有効性、安全性を審査する中央薬事審議会のメンバー、 あるいはクスリの国家検定を行なう国立衛生試験所、さらにクスリを投薬する医師や薬剤師.それを服用する患者などが主なものとしてあげられる。 とりわけ、クスリの研究開発、製造、販売、監視、投薬に関与する人たちはその安全性に対して大きな責任を負うことになるわけであるが、 クスリの服用者に著しい害が生じたときに、こうした人びとがクスリの安全性に対してはたして責任を十分果たしていたかどうかをめぐって争われることになる。 法的には、クスリと身体への害との「因果関係」や有害性の「予見可能性」等をめぐって争われ、製薬企業や行政当局や医師の安全性に対する過失責任などが帰属されたときに、 はじめて公的に「薬害」が認定されることになる。「薬害」の意味は単なるクスリの害ということはなくて、社会的な認定を必要とするものであるという側面を有している。
 (略)>99>
 これまで指摘されてきている安全性の軽視や無視の具体的な内容としては次のようなものがあげられている(2)。
 研究・開発段階
 @実験(薬理試験、試験管内試験、動物試験、理化学試験等)で示されたデータの改ざんや捏造(メーキング)。 AGLP(Good Laboratory Practice)の基準を満たさない環境での研究開発。
 臨床試験段階
 B臨床データの捏造。CGCP(Good Clinical Practice )の基準を無視した臨床試験の実施(例えば、動物試験と並行した臨床試験の実施)。
 審査段階
 D書類だけの形式的審査。E審査基準や審査結果の客観的妥当性に対する疑問の保留。
 製造・販売段階。
 F製造工程のミスによる不良品質の製造。G有効期間の無視等の品質管理の不備。H製造承認を受け>100>てしないクスリの販売。 Iクスリの副作用等についての正確な情報を医師や消費者に伝達することを怠る。J適用症例の拡大によるクスリの大量消費の促進。
 治療・投薬段階
 Kクスリの大量投与。クスリへの過度な依存。L薬学への知識の不足。
 行政の監督システム
 M副作用情報への対応の遅れ。製薬企業護の保護よる監視の寛容性。
 このように、クスリの安全性の軽視や無視はさまざまな段階で生じ、それらが複合することによって最も「薬害」も発生しやすくなる。 クスリにはその効能とともに不可避的な副作用伴なうものであるということだけではかたづかない安全性の無視や軽視によっても、 人為的に「薬害」の被害者になる危険性をわれは常に有しているのである。

◆田中 滋, 19860105, 「「薬害」の総体的認識に向けて――薬害の顕在化過程の分析」 宝月 誠 編 『薬害の社会学――薬と人間のアイロニー』, 世界思想社:213-250.
(p215)
 「病気」と「薬害」とは必ずしも明瞭に区別できるものではない。それは、ただ単に医学的な判断が容易ではないということだけではない。 実際には「薬害」であるにもかかわらず単なる「病気」とみなされてしまっているものが医学的・社会的にまさに「薬害」として認定されるためには、 後述するように、薬害被害者やその家族、普通の市民、医師、製薬企業、マスコミ、 あるいは国(厚生省)といったさまざまな主体間で展開される偶然的とさえいえる相互作用過程の介在が必要となるのである。 「病気」と「薬害」との区別は、社会的に形成されるのである。
(pp241-242)
 以上のように、薬害がまさに薬害として医学的にまた社会的に認定されていくためには、 さまざまなかたちの偶然性や薬害被害者の身体的不自由を押しての努力等が必要となるのである。 ひとたび原則的関係と現実的関係との分離が生じそこから薬害が生み出されてしまうと、現実的関係を解明することによって薬害の原因を探り、 薬害を発生させた主体に法的・社会的責任・を帰属・確定することは、あまりにも困難な作業となるのである。薬害が通常の疾患つまり病気とみなされてしまうのには、 医師の個人的判断だけで足りる。身体の不可逆的な変化という大きな代償を払っても薬害が薬害として容易には認定されないと>242>いうこととこのこととを比べるならば、 そこにはあまりにも大きな対照性があるといわねばならないであろう。

◆片平 洌彦, 19940731, 『構造薬害』, 農山漁村文化協会.
(pp12-14)
 本論にはいる前に、本書の二つのキーワードである「副作用」と「薬害」の違いについて述べてお>13>きたい。
 医薬品には、多かれ少なかれ副作用(生体にとり有害な作用)がある。しかし副作用があるからというだけでは、医薬品の利用を拒否しないのが通常である。 病気を治すためには、多少の副作用はやむをえない(受忍できる)と考えるからである。
 しかし、それはあくまで「多少の」ということであって、死ぬのを覚悟で医薬品を飲む人は、自殺志願者以外はいない。死ぬことは受忍できないからである。
 いったい、副作用はどういうときに、どの程度までのものが受忍できるであろうか。副作用を評価するのに、故・砂原茂一氏(元国立療養所東京病院長)は、 次の七つの条件を挙げている。
 @効果とのバランス
 A代用薬の有無
 B副作用症状の重さ
 C病気の種類とのバランス
 D副作用の可逆性
 E副作用の頻度
 F患者の特殊な状態(小児、老人、妊婦など)とのかかわりあい
 こうした条件を考慮して、やはり受忍せざるをえない場合、それは「副作用」である。
 しかし、受忍できない健康被害もある。後述のように、胃腸の具合が悪くてキノホルムを飲んだら>14>スモンになって失明してしまったとか、 クリオ製剤で治療できたのに、輸入濃縮製剤を使ったために死亡率の高いエイズに感染してしまった、などというのは、とうてい受認できないからである。 そうした場合は「薬害」と呼んで、副作用と区別すべきである。本書を読まれた方は、私のいう意味での「薬害」はとうてい受認できず、 その防止のための社会的努力の重要性をご理解いただけるはずである。

(pp123-126)
 筆者は、サリドマイド、スモンなど日本の薬害問題の解明を通じて、 一九八一年に「日本における薬害多発の社会的要因」を次のようにまとめた(片平「薬害と国民の健康」飯淵康雄・野村拓編『生活と健康(第二版)』篠原出版、一九八一年)。 この指摘の妥当性・有効性を「薬害エイズ」で検証し、本章のまとめとしたい。>124>

薬害多発の推進・促進・助長要因
(1)製薬企業の安全性を軽視・無視した利潤追求、大量生産.大量消費政策
 @濃縮製剤の開発・販売時に肝炎対策をとらず、米国由来製剤を輸入.販売。
 A輸入製剤のHIV汚染の危険性は早くから予知していたが、安全策をとらずに販売を促進、加熱製剤の市販後も非加熱製剤の回収を行なわず。
(2)国の(大)企業追随、安全性軽視の医療・薬事行政
 @濃縮製剤の国内自給策をとらず、輸入製剤に依存。薬事法に反して米国由来製剤の安全性確保を行なわせずに輸入・製造販売を承認。
 A輸入製剤のHIV汚染の危険を予知していたが、そのリスクを軽視し、製薬企業の前記のようなポリシーを容認。
 B一九八三年七月初の「エイズ疑い例」を「シロ判定」し、濃縮製剤の安全確保を直ちにとらず。
 C加熱製剤の製造承認後も非加熱製剤の回収を行なわせず。
(3)医療従事者、とりわけ医師の間に見られる薬物療法への安易な姿勢傾向
 @当初はエイズの危険性を「警告」していた血友病専門医たちも、リスクを軽視し、 輸入製剤の使用継続を容認・推進。安部医師は、輸入製剤のHIV汚染の危険性を知りながら、そうした製剤を使用し続けて、血友病患者のHIV感染を拡大した疑いが持たれている。
 A濃縮製剤の「予防投与」をすすめた医師もいた。>125>
 B国産よりも輸入製剤のほうが「薬価差益」があったとされる。
(4)医学・薬学界の製薬企業追随傾向
 @「説明会」「サマーキャンプ」などで濃縮製剤の使用を企業とともに促進。
 A血友病専門医と血液製剤企業との密接な関係。

薬害多発を防止できなかった要因
(1)医学・薬学分野における科学性確立の立遅れ
 @濃縮製剤の安全性確保の立遅れ。
 A初の「エイズ疑い例」の「シロ判定」。
(2)医療従事者、とりわけ医師の薬害問題取組みの立遅れ
 @血液製剤という「特殊な医薬品」でもウイルス汚染という「薬害」が起きることの認識不足。
 A患者の不安・疑問を患者の身になって科学的に究明する姿勢の不足。
(3)国民への保健教育の立遅れ
 @血友病患者に対し中立的・科学的な情報提供をするシステムの欠落。
(4)国民の保健衛生・人権意識の全体としての立遅れ
 @血友病患者会内における安全性の軽視、安全性を重視する人への非難。
 A「血友病患者の危険な状況」をどれだけ国民が自分の問題として考えたか?>126>

 少々解説しておこう。
 筆者は、これらの要因を、当初は「羅列」していた(『生活と健康』の第一版参照).
 しかし、考えてみれば、ある事件(現象)は、それを起こそうとする力が起こさせまいとする力を上回り、「綱引きに勝った」ときに起きるのだ。 薬害事件では、前者の力は原因となる医薬品をのちに被害者となる人に服用(使用)させようとする「安全性軽視の資本の論理」であり、 後者はそうした使用をやめさせようとする「安全性重視の保健医療の論理」である。
 このように考えると、要因を羅列すべきではなく、右のように、「起こそうとする要因」と「起こさせまいとする要因」に分けて考えることが必要である。 そして、今後の薬害防止のためには、「起こそうとする力」すなわ「安全性軽視の資本の論理」を抑え、 「起こさせまいとする要因」すなわ「安全性重視の保健医療の論理」を強化していくことが必要という結論になる。

◆別府 宏圀, 20020822, 「薬害」, 市野川 容孝 編 『生命倫理とは何か』, 平凡社:58-64.
(pp58-59)
 文字通り薬による害であるが、薬がもたらす「副作用(害作用)」とは区別して用いられることが多い。薬には多かれ少なかれ副作用(害作用)が存在し、 すべての副作用発現を予見し、回避することは困難であり、また病気を治すためにはある程度の副作用は容認せざるをえないこともありうる。 したがって、副作用被害すべてが薬害になるわけではない。
 薬害という言葉が用いられるようになったのは、「公害」が一般用語として広く社会に定着しはじめた時期と一致することからも明らかなように、 概念的には「公害」と重なる内容を含んでいる。すなわち、「薬害」とはたんに個々の副作用事例ないしはその集合をさすのではなく、 その発現には社会のもつ何らかの構造的欠陥が関与しているという認識が存在する。すなわち薬が研究・開発され、 その製品が国(厚生労働省)によって製造・販売を承認され、 実際の患者に使用されるという一連の過程のなかに何らかの過失や不備があったために被害が発生したという考え方であり、 製薬企業・国・医師の複合的な責任が問われることが多い。
 これと似た用語に「医原病」や「医療過誤」という言葉がある。もともと病気を治すために医師が与えた薬が他の病気を引き起こしたのであるから、 「薬害=薬によって引き起こされた医原病」という解釈も当てはまるが、明らかに医師個[p59>人の注意義務違反等によって起きた被害は、 「薬害」としてよりは、むしろ「医療過誤」としてとり扱われる。
 最近ではまた、「薬害」の表現がより広範囲に適用されるようになり、広義には、医薬品だけでなく、食品添加物、家畜飼料等に含まれる抗生物質、 農薬その他の化学物質によって引き起こされる環境被害も含まれることがある。また「薬害エイズ」、 「薬害ヤコブ病」などの表現にもみられるように化学薬剤だけでなく、汚染した生物製剤や医療用具が引き起こした医療被害にも「薬害」の接頭語が用いられる。 これらの病気もまた、一般の薬害事件と同じように社会の構造的欠陥が引き起こしたのであるという認識が、適用の範囲を拡大させているのであろう。

◆片平 洌彦, 200509, 「薬害根絶のために――被害者に償いと支援を、医療従事者・市民に情報と学びの場を」, 『現代のエスプリ』458.
 薬害とは、一般的には薬(狭義には医薬品、広義には生体に作用する化学物質)の副作用(=有害作用。 狭義には「主」作用に対する「副」作用として用いるときがある)による健康被害のことであるが、主要な薬害問題の発生・多発過程の研究から言えることは、 薬害の本質は、薬の有害性に関する情報が軽視・無視(遮断・隠蔽・歪曲)されて薬が使用された結果、社会的に引き起こされる健康被害であるということである。 従って、そうしたことがなければ、薬害は本来避けられる被害であり、人災であると言える。これに対し、副作用は、ゼロにするのが理想ではあるが、 基本的にどのような薬にも多かれ少なかれ副作用があり、時としてやむを得ず「容認せざるを得ない」場合もある。
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■全文掲載・研究資料

松枝 亜希子 20070916-17 障害学会第4回大会 於:立命館大学
 「薬を使用する際の葛藤・逡巡――病を巡る負担における力学について」
◆古賀 照男 19991101 「スモン被害者として」,浜・坂口・別府編[1999:66-67]*


◆薬害文献目録
 http://www.mi-net.org/yakugai/dalibrary/books.html
◆薬害文献目録
 http://133.70.21.55/sociocourse/kurioka/yakugaibook.html(不通?)
 作成・公開:栗岡幹英(静岡大学人文学部社会学科教員)

◆厚生省 1996/07/01 医薬品による健康被害の再発防止対策についてNO1
◆厚生省 1996/07/01 医薬品による健康被害の再発防止対策についてNO2
◆厚生省 1996/07/01 医薬品による健康被害の再発防止対策についてNO3
◆1996/07/21 コムル東京患者塾「あなたが飲んでいる薬は安全ですか−薬の害から身を守るには−」
◆「薬害等再発防止システムに関する研究会」(座長: 黒田勲早稲田大学教授)
 「中間報告書」全文(1997年4月4日)
 http://www.nira.or.jp/past/newsj/kanren/100/103/yakugai/index.html (リンク切れ)
◆「薬害等再発防止システムに関する研究会」(座長: 黒田勲早稲田大学教授)
 「中間報告書」記者発表
 http://www.nira.or.jp/past/newsj/kanren/100/103/yakugai/indexkl.html  (リンク切れ)
◆「薬害等再発防止システムに関する研究会」(座長: 黒田勲早稲田大学教授)
 「最終報告書」全文(1997年7月14日)
 http://www.nira.go.jp/newsj/nirarepo/yakuga2/index.html (リンク切れ)
◆薬害等再発防止システムに関する研究会 1998/07/** 「『薬害等再発防止システムに関する研究』研究報告」,NIRA 総合研究開発機構
 http://www.nira.or.jp/past/newsj/kanren/100/103/yakuga2/index.html
◆薬害オンブズパースン会議→厚生労働大臣 坂口 力 殿/日本製薬工業協会会長 永山 治殿/日本医学会会長 森 亘殿/日本医師会会長 坪井栄孝殿 20010809
 「被験者募集「広告」の中止・適正化等を求める意見書」
 http://www.yakugai.gr.jp/doc/010809.html → http://www.yakugai.gr.jp/topics/topic.php?id=79
◆20021116 薬害根絶フォーラム 於:大阪大学
◆2003/08/20 薬害根絶デー
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■ウェブサイト

◆薬害オンブズパースン会議
 http://www.yakugai.gr.jp/
◆薬のチェックは命のチェック
 http://npojip.org/
 ■浜 六郎・坂口 啓子・別府 宏圀 編 19991101  『くすりのチェックは命のチェック――第1回医薬ビジランスセミナー報告集』,医薬ビジランスセンターJIP,発売:日本評論者,479p.  ISBN-10: 4535981698 ISBN-13: 978-4535981690 5000 [amazon] ※ b d07

◆薬害資料館 Net版(1999.12.15 開館,医療改善ネットワーク(MIネット))
 http://www.mi-net.org/yakugai/index.html
◆サリドマイド事件
 http://www.mi-net.org/yakugai/dacases/thalidomaid/thalidomaidmain.html
◆スモン事件
 http://www.mi-net.org/yakugai/dacases/smon/smonmain.html

HIV訴訟を支える会
 http://www.age.ne.jp/x/hiv-ssk/default.html
全国薬害被害者団体連絡協議会
 http://homepage1.nifty.com/hkr/yakugai
◆薬剤と医療事故
 http://www1.nisiq.net/~everett/
 (「過去の事例に学び、新たな薬害や事故を防ぐ」)
◆第二東京弁護士会
 http://www.egg.or.jp/dntba/
 (薬害・医療被害110番の活動報告を掲載)
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■薬害イレッサ

◆イレッサ訴訟
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B5%E8%A8%B4%E8%A8%9F

◆イレッサ薬害被害者の会
 http://i250-higainokai.com/INDEX.html

◆2006/02/18 薬害イレッサ・シンポジウム――これでいいのか日本の抗がん剤
日時 2006年2月18日(土) 14:00開演
場所  野口英世記念館講堂(裏面参照)
    新宿区大京町二六番地 03−3357−0742
(http://noguchi.atmark.gr.jp/memorial.html)
交通 JR総武線千駄ヶ谷駅から徒歩10分
入場料無料・事前申込不要

もし明日、あなたの大切な人ががんになったら・・・
「副作用の少ない画期的な夢の新薬」として大々的に宣伝され、02年7月世界で初めて承認され販売された抗がん剤「イレッサ」は、その謳い文句に反して、 05年4月現在607人の副作用死という被害をもたらしました。
 05年1月4日、英国アストラゼネカ社は、EUでのイレッサの承認申請を取り下げました。05年6月17日、FDA(米国食品医薬品局)は、 イレッサに延命効果がないという試験結果を受け、「投与は、すでに服用して効果のあった患者に限り、服用経験のない患者には与えるべきでない」とする警告を出しました。
 しかし一方日本では、イレッサの海外での臨床試験のうち、東洋人では有効である可能性がある、との不確実なデータ根拠を根拠として、 「日本人では効果が得られる可能性が高い」として、現在なお使い続けています。
 日本の抗がん剤承認制度の下では、延命効果の有無は市販後に調査すればよいことになっています。
「イレッサは『分子標的薬』という新しいタイプの種類の薬で、副作用が少なく、 がん細胞だけをねらい撃ちするよく効く薬」という大量宣伝を信頼して服用した肺がん患者、家族も大勢います。
 あなたは、こんな抗がん剤を、大切な人に安心して服用させられますか?

主催 薬害イレッサシンポジウム実行委員会
共催 伊藤塾・(株)法学館

プログラム(予定)
1 基調報告 福島雅典氏(京大医学部附属病院探索医療センター検証部教授)
2 パネルディスカッション
パネリスト 福島雅典氏
      八重ゆかり氏(薬剤師)
      増山ゆかり氏(薬害サリドマイド被害者)
コーディネーター
 水口真寿美弁護士(薬害イレッサ弁護団・薬害弁連事務局長)

●主催者構成団体(順不同)
薬害イレッサ東日本弁護団 イレッサ薬害被害者の会 全国薬害被害者団体連絡協議会
早稲田大学現代司法研究会 早稲田大学憲法会議 東京民主医療機関連合会
東京地方労働組合評議会 日本科学者会議・医療と薬害問題研究委員会

●問い合わせ・連絡先 
◆薬害イレッサ東日本弁護団
担当弁護士 阿部哲二・津田二郎
城北法律事務所
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目17番10号 池袋プラザビル6階 
Tel. 03-3988-4866 Fax. 03-3986-9018
◆薬害イレッサ被害者の会 http://homepage3.nifty.com/i250-higainokai/

薬害イレッサ訴訟の今後の予定
●2/27西日本訴訟 13:15〜
第9回口頭弁論(大阪地裁)
●3/15 東日本訴訟 13:30〜14:30
第7回口頭弁論 (東京地裁)
●4/27 西日本訴訟 13:15〜
第10回口頭弁論(大阪地裁)
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■文献(出版年順)

◆京都薬科大学八十年史編纂委員会 19641001『京都薬科大学八十年史』,京都薬科大学, 422p.  ASIN: B000JAF0TM [amazon] ※ h01.d07.
◆平沢 正夫 19651125 『あざらしっ子――薬禍はこうしてあなたを襲う』,三一書房,254p.  ASIN: B000JACM5W 250 [amazon] ※ d07.
高橋 晄正 他 196802 『保健薬を診断する』,三一書房,三一新書
高橋 晄正 19690228 『社会のなかの医学』,東京大学出版会,UP選書,301p.  ASIN: B000JA14RO ISBN:9784130050258 480 [amazon][boople] ※ b d07
◆水野 茎子 19691126 『詩集 哀しみの目に灯を――スモン病の夫をはげまし、たたかいつづけた妻の叫び』,講談社,142p.  ASIN: B000J95P8E 390 [amazon] ※ d07.
◆荒井 良 19700330 『貴(たかし)への手紙――サリドマイド児成長の記録』,日本YMCA同盟出版部,276p.  ASIN:B000J9OMJW 520 [amazon] ※ d07. t09.
高橋 晄正 19700615 『9000万人は何を飲んだか――疑惑の保健薬=0とマイナス』, 医事薬業新報社,356p. ASIN: B000J9NF2M [amazon] ※ b d07
◆砂原 茂一 19700630 『医者とくすり――治療の科学への道』,東京大学出版会,UP選書,308p.+7p. 980円  ASIN: B000JA0RD6 [amazon] ※
高橋 晄正 197103 『くすり公害』,東京大学出版会,UP選書
高橋 晄正 197104 『アリナミン――この危険な薬』,三一書房,三一新書
◆Turner, James S. 1970 『からだの中の公害――食品・医薬品を告発する ラルフ・ネーダー・レポート』,19710228  坂本藤良スタディ・グループ訳,講談社,344p. 630 ※
◆増山 元三郎 編 19710831 『サリドマイド――科学者の証言』,東京大学出版会,319p.  ASIN: B000J9ZJ1M  580 [amazon] ※ d07.
高橋 晄正 他 197205 『薬――この危険な副作用』,KKベストセラーズ
◆高野 哲夫 19720000 『くすりと私たち――現代日本の薬害問題』,汐文社,305p. ASIN: B000J9OB02  [amazon]h01 b
◆田中 昌人・北篠 博厚・山下 節義 編 19730320 『森永ヒ素ミルク中毒事件――京都からの報告』,  ミネルヴァ書房,315p. ASIN:B000J9O3B4 680 [amazon] ※ d07.
◆高橋・森島・藤木・柳沢 197304 『薬害・食品公害』,有斐閣
◆Sjostrom,Henning・Nilsson,Robert 1972 Thalidomide and the power of the drug companies,Penguin =松居 弘道 訳 19731108  『裁かれる医薬産業――サリドマイド』,岩波書店,305p. ISBN-10: 4000053949 ISBN-13: 978-4000053945 [amazon] h01 b
◆高杉 晋吾 19740710 『日本の人体実験――その思想と構造』,三笠書房,311p. ASIN: B000J9OWG0  980  [amazon] m. d07.
◆谷 みゆき 19741015 『現代医療の問題点――患者・市民の声から』,三一書房,220p.  ISBN:4380740099 ISBN-13: 978-4380740091 420 [amazon] ※ h01.d07.,
◆志鳥 栄八郎 19760415 『冬の旅――音楽評論家のスモン闘病記』,朝日新聞社,378p.  ASIN: B000J9WDAM 1200 [amazon] ※ d07.
高橋 晄正 他 197608 『どんな薬が安全か』,KKベストセラーズ
◆星 三枝子 19770130 『春は残酷である――スモン患者の点字手記』,毎日新聞社,254p.  ASIN: B000J8U8MS 780 [amazon] ※ d07.
◆亀山 忠典 他 編 19770615 『薬害スモン』,大月書店,279p. ISBN:B000J8WWRC 1300  [amazon] ※ d07.
高橋 晄正 19771018 『医療革命』,世界政治経済研究所,251p. 900 
◆Silverman Milton Morris・Lee Philip R/平沢 正夫 訳 197807 『薬害と政治――薬の氾濫への処方箋』 紀伊国屋書店,292p. 3300
高橋 晄正 197804 『薬の選び方便覧』,農村漁村文化協会,健康双書
高橋 晄正 197811 『無害・有害・薬のひろば』,日本書籍
◆北川 善太郎・Badura Peter 編 197902 『医薬品問題と消費者――日独シンポジウム報告書』,日本評論社,134p. 1200
◆高野 哲夫 19790219 『日本の薬害』,大月書店,270p. ASIN: B000J8J30Q [amazon] ※ d07. d07smon.
◆高野 哲夫 197907 『スモン被害――薬害根絶のために』,三一書房 d07. d07smon. n02.
◆川瀬 清 他 編 1980 『ノーモアスモン――スモンの恒久対策の確立と薬害根絶のために』,新日本医学出版社
高橋 晄正・水間 典昭 19810125 『裁かれる現代医療――スモン・隠れた加害者たち』,筑摩書房,264p. 1100 ※
◆曽田 長宗 編 19810510 『薬害――その医学的・薬学的・法学的側面』,講談社サイエンティフィック, 620p.  ASIN: B000J7S29A [amazon] b
◆宮本 真左彦 19811220 『サリドマイド禍の人びと――重い歳月のなかから』,筑摩書房,220p.  ASIN: B000J7SAI8 \945 [amazon] ※ d07. t09
◆淡路 剛久 1981 『スモン事件と法』,有斐閣
◆宮田 親平 1981 『田辺製薬の「抵抗」』,文芸春秋 ※
◆厚生省薬務局 編 198206 『医薬品副作用被害救済制度の解説』,中央法規出版,525p. 4800
◆高野 哲夫 1985 『だれのための薬か――社会薬学序説』,海鳴社 ※
◆宝月 誠 編 1986 『薬害の社会学』,世界思想社 [品切]
◆高橋 晄正 19871125 『危険なインフルエンザ予防接種』,農山漁村文化協会,270p.  ISBN-13: 978-4540870880 ASIN: 4540870882 1236 [amazon][kinokuniya] ※ b d07
◆後藤 孝典 編 1988 『クスリの犯罪――隠されたクロロキン情報』,有斐閣,212p. ISBN-10: 4641180784 ISBN-13: 978-4641180789  [amazon] ※ b d07
◆川合 仁 19900630 「薬害を生みつづける現代医療」,池田・天野編[1990:83-100]
 *(池田 浩士・天野 恵一 編 19900630 『科学技術という妖怪』,社会評論社,検証・昭和の思想3,207p. 2060 三鷹504)
◆待田 洋 199009 『妊娠と危険な薬――女性にあぶない薬の知識』,三一書房,三一新書 ,247p. 750 
◆松井 寿一 19920620 『薬の社会誌』,丸善,203p. ISBN-10: 4621050524 ISBN-13: 978-4621050521 [amazon] ※ d07.h01.,
『別冊宝島』 19940210 『別冊宝島191 薬のウラがわかる本』,宝島社,271p. 1100 ※
◆丹羽 幸一 19940419 『薬害――その実態と恐るべき症例死の匂いがたつとき』,白馬出版,371p.ISBN:4826603304  ISBN-13: 978-4826603300 [amazon] ※
◆片平 洌彦 19940731 『構造薬害』,農村漁村文化協会,人間選書,270p. 1900円 ISBN-10: 4540940856 ISBN-13: 978-4540940859 [amazon] ※
◆Fabre, René & Dillemann,Georges 1961 Histoirie de la pharmacie, Presses Universitaires de France=19941220  奥田 潤・奥田 陸子 訳,『薬学の歴史』第3版,白水社,138p. ISBN-10: 4560057613 ISBN-13: 978-4560057612 1994  [amazon] ※ h01.d07.,
◆東京HIV訴訟原告団 19950410 『薬害エイズ原告からの手紙』,三省堂,286p. ISBN-10: 4385356572  ISBN-13: 978-4385356570  \1529 [amazon][kinokuniya]
松山 圭子 19950425 「製薬産業」,黒田浩一郎編[1995:123-145]* ※
*黒田 浩一郎 編 19950425 『現代医療の社会学』 世界思想社,278+7p. 1950
◆泉 博 19960318 『空前の薬害訴訟――「スモンの教訓」から何を学ぶか』,丸ノ内出版,332p. ISBN-10: 4895141144 ISBN-13: 978-4895141147 3000 [amazon] ※ d07.
◆注射による筋短縮症全国自主検診医師団学術調査委員会 編 19970331 『注射による筋短縮症』, 注射による筋短縮症全国自主検診医師団学術調査委員会,発売:三一書房,305p. ISBN-10: 4380969053 ISBN-13: 978-4380969058 15750  [amazon][kinokuniya] ※ d07,
◆毎日新聞大阪医療取材班 編 19960731 『薬害を追う記者たち』,三一書房,286p.  ISBN:438096258X ISBN-13: 978-4380962585 2000 [amazon] ※ d07.,
◆浜 六郎 19961115 『薬害はなぜなくならないか――薬の安全のために』,日本評論社,437p. 2678 ※
◆西野 瑠美子 19961115 『薬害エイズを生きる――帝京大病院血友病患者島田照国の記録』,明石書店,219p. 1600 ※
◆広河 隆一 19961213 『裁かれる薬害エイズ』,岩波書店,岩波ブックレット417,63p. 400 ※
◆保坂 渉 19970314 『厚生省AIDSファイル』,岩波書店,311p. 2400+税(2472)  ISBN-10: 400002907X ISBN-13: 978-4000029070 [amazon] ※
◆水沢 溪 19970930 『薬害はなぜ隠されたのか――"生け贄"にされた医師の告発』,三一書房,251p. ISBN:4380972771 ISBN-13:978-4380972775 \1890 [amazon] ※
川渕 孝一 19970502 『押し寄せる薬剤費適正化の潮流――自由か裁量か』,薬事日報社,165p.  ISBN-10: 4840804516 ISBN-13: 978-4840804516 945 [amazon] ※
◆Kramer, Peter D. 1993 Listening to Prozac: A Psychiatrist Explores Antidepressant Drugs and the Remaking of the Self
=19970630  谷垣 暁美 訳, 田島 治 監修,『驚異の脳内薬――鬱に勝つ「超」特効薬』,同朋舎,333p.  ISBN-10:4622071495 ISBN-13: 978-4622071495 [amazon] m. d07.
◆NHK取材班 編 桜井 均 著 19970730 『埋もれたエイズ報告』,三省堂,337p. 1600+税 ISBN-10: 4385357897  ISBN-13:978-4385357898 [amazon] ※
◆浜 六郎・坂口 啓子・別府 宏圀 編 19991101 『くすりのチェックは命のチェック――第1回医薬ビジランスセミナー報告集』, 医薬ビジランスセンターJIP,発売:日本評論者,479p. ISBN-10: 4535981698 ISBN-13: 978-4535981690 5000  [amazon] ※ d07.
栗岡 幹英 19991030  「医療産業」,進藤 雄三・黒田 浩一郎 編『医療社会学を学ぶ人のために』,世界思想社,pp.220-236
◆井本 里士 19991225 『薬害ヤコブ病――見過ごされた警告』,かもがわ出版,291p. ISBN:4876994919 ISBN-13: 978-4876994915 1890 [amazon] ※ d07.,
◆山川 浩司 20000425 『国際薬学史――東と西の医薬文明史』,南江堂,208p. ISBN:4524401652 ISBN-13:978-4524401659 [amazon] ※ d07.h01.
◆岡光 序治 20021010 『官僚転落――厚生官僚の栄光と挫折』,廣済堂出版,221p.  ISBN-10:4331509249 ISBN-13:978-4331509241 \1680 [amazon][kinokuniya] ※ hiv d07 a02i b1990/9109wt
◆佐藤 哲彦 20060430 『覚醒剤の社会史――ドラッグ・ディスコース・統治技術』,東信堂,446p.  ISBN-10: 4887136714 ISBN-13: 978-4887136717 \5880 [amazon][kinokuniya] ※ m/s01 m/d01
◆佐藤 純一 20010310 「抗生物質という神話」,黒田浩一郎編[2001:082-110]*
*黒田浩一郎編 20010310 『医療社会学のフロンティア――現代医療と社会』,世界思想社,234+5p. 1900
◆勝村 久司 20010320 『ぼくの「星の王子さま」へ――医療裁判10年の記録』,メディアワークス,269p.  発売:角川書店 ISBN:4840218099 NDC分類:498.12 1470 [amazon][kinokuniya] ※ ms.d07.f02.→20041205 幻冬舎文庫,303p.  ISBN10:4344405862 ISBN13:9784344405868 [amazon][kinokuniya]
◆Stephens, Trent and Brynner, Rock 20011221 DarkRemedy: The impact of thalidomide and its revivalas a vital medicine, Perseus Books Group=20011224  本間 徳子 訳 『神と悪魔の薬サリドマイド』,日経BP社,318p. ISBN:4822242625 ISBN-13: 9784822242626 \1890  [amazon] ※
◆後藤 康之・千葉 聡・筑丸 志津子・宇野 克明 20030212 『がん治療――サリドマイドの適応と警鐘』,日本工業新聞社,191p.  ISBN: 4819109359 ISBN-13:9784819109352 1500 [amazon] c09 ※ d07. t09.
◆薬害ヤコブ病大津訴訟弁護団 20030420 『心の叫び――薬害ヤコブ病裁判解決へのみちのり 』,かもがわ出版,237p. ISBN:4876997438  ISBN-13:978-4876997435 2310 [amazon] ※
藤垣 裕子 20030525 『専門知と公共性――科学技術社会論の構築へ向けて』,東京大学出版会,224p.+14p.  3400+税 ISBN-10: 4130603027 ISBN-13: 978-4130603027 [amazon]
◆福田 真 20031130 『私は薬に殺される』,幻冬舎,268p.  ISBN-10 :4344004280 ISBN-13: 9784344004283 \1500+税 [amazon] ※
◆Angell, Marcia 2004 The Truth about the Drug Companies, Random House =20051110 栗原 千絵子・斉尾 武郎訳,『ビッグ・ファーマ――製薬会社の真実』,篠原出版新社,335p.  ISBN-10: 4884122623 ISBN-13: 978-4884122621 2415 [amazon] ※ d07. m.
◆矢吹 紀人 薬害ヤコブ病戦いの記録編集委員会 編 20040305 『いのちを返せ!――ドキュメント 薬害ヤコブ病とたたかった人びと』, あけび書房,237p. ISBN-10: 4871540502 ISBN-13: 978-4871540506 \1680 [amazon][kinokuniya] ※ d07 
藤垣 裕子 編 20051117 『科学技術社会論の技法』,東京大学出版会,292p. 2800+税  ISBN-10: 4130032046 ISBN-13: 978-4130032049 [amazon]
◆白井 のり子 20060530 『典子44歳 いま伝えたい――「典子は、今」あれから25年』,光文社,206p. 1143+  ISBN-10: 4334975011 ISBN-13: 978-4334975012 [amazon]※ d07
◆長嶺 敬彦 20060701 『抗精神病薬の「身体副作用」がわかる』,医学書院,180p. ISBN4-260-00279-1(4260002791) 2520  [amazon][boople]※ m. d07.
◆神田橋 條治・兼本 浩祐・熊木 徹夫 編 20071025 『精神科薬物治療を語ろう――精神科医からみた官能的評価』,日本評論社,221p.  ISBN-10: 4535982813 ISBN-13: 978-4535982819 2520 [amazon][kinokuniya] ※ m.d07.
◆武藤 春光・弘中 惇一郎 編 20080920 『安部英医師「薬害エイズ」事件の真実――誤った責任追及の構図』,現代人文社,249p.  2000+税 ISBN-10: 4877983864 ISBN-13: 978-4877983864 [amazon]
◆桜井 厚・山田 富秋・藤井 泰 編 20081210 『過去を忘れない――語り継ぐ経験の社会学』,せりか書房, 244p. 2200+税 ISBN-10: 4796702865 ISBN-13: 978-4796702867[amazon]

◆Pisano, Gary P. 2006 Science Business: The Promis, the Reality, and the Futrue of Biotech, Harvard Business School Press=20080128 池村 千秋訳, 『サイエンス・ビジネスの挑戦―バイオ産業の失敗の本質を検証する』,日経BP社,328p. ISBN-10: 4822246310 ISBN-13: 978-4822246310  \2200 [amazon][kinokuniya] w/yh05
◆Shook, Robert L. 2007 Miracle Medicines: Seven Lifesaving Drugs and the People Who Created Them,Portfolio.=20080703 小林 力訳, 『新薬誕生――100万分の1に挑む科学者たち』, ダイヤモンド社, 472p.  ISBN-10: 4478005508 ISBN-13: 978-4478005507  \2400 [amazon][kinokuniya] 
◆松島 哲久・盛永 審一郎 編 20100730 『薬学生のための医療倫理』,丸善,224p.  ISBN-10: 4621082582 ISBN-13: 978-4621082584 2000+ [amazon][kinokuniya] ※ be d07
小松 楠緒子 20100730 「薬害と生命倫理」,松島・盛永編[2010:111-130]
◆斉尾 武郎 20110818 『精神科医――隠された真実』,東洋経済新報社,プレミア健康選書,216p.  ISBN-10: 4492059369 ISBN-13: 978-4492059364 [amazon][kinokuniya] ※ m. d07.
◆Seeman, Neil; Seeman, Philip; Watanabe, Masayuki 2009 Psychosis: Discovery of the Antipsychotic Receptor=20110822  渡辺 雅幸 訳,『抗精神病薬受容体の発見ものがたり――精神病の究明を目指して』,星和書店,292p.  ISBN-10: 4791107837 ISBN-13: 978-4791107834 2800+ [amazon][kinokuniya] ※ m. d07.

■ニュース

◆2002/11/16 「薬害教育:医薬系大学の6割以上が不十分 被害者団体調べ」『毎日新聞』

 「全国の国公私立の医薬系大学の6割以上が、薬害の背景などを学ぶ本来の「薬害教育」を実施していないことが15日、 全国薬害被害者団体連絡協議会(京都市)のアンケート調査で分かった。8割は薬害教育を実施していると回答したが、多くは薬の副作用などの講義にとどまっていた。 同協議会は「大学は薬害を繰り返してきた歴史を学んでいない」と批判。薬害教育に関する全国調査は例がなく、16日に大阪大学である第4回薬害根絶フォーラムで発表される。
 同協議会には、薬害エイズやスモンなどの被害者9団体が加盟。アンケートは薬害教育の実施の有無や講義内容など7項目で、 6月に全国の医薬、薬学、看護学などの学部がある大学延べ327校に郵送。うち141校から回答があった。
 薬害教育の有無に関する質問では、21%が実施していないと回答。さらに、実施していると答えた大学・短大にその内容を聞いたところ、 「薬害発生の社会的背景」「根絶に向けての制度」などについて指導しているのは全体の35%だった。【奥山智己】

 薬害に詳しい片平洌彦(きよひこ)・東洋大社会学部教授(医療福祉論)の話 薬害は、行政が薬などの危険性を放置して繰り返されてきた。 その歴史や防止に向けた努力を教えるのが、本来の薬害教育のはず。ヤコブ病訴訟の和解の中でも国がそうした教育の普及に努めるよう確認されており、徹底する必要がある。」
[毎日新聞11月16日] ( 2002-11-16-03:01 )


◆2009/10/23 「薬害副読本:中学生向け来年度に発行…歴史や副作用学ぶ」『毎日新聞』

 「厚生労働省は来年度、薬害についての中学生向けの副読本を発行する。再発防止に向け、薬害の歴史や医薬品の副作用を知ってもらうのが狙いで、 約120万部を全国の中学校に配布する。学校の教科書に薬害の記述はほとんどなく、薬害被害者らが長年、再発防止に向けた教育の充実を求めていた。 長妻昭厚労相が23日の閣議後会見で明らかにした。
 厚労省医薬食品局によると、来年度概算要求に薬害教育推進事業費として約2600万円を計上。専門家や過去の薬害被害者の協力を得ながら、内容を詰めるという。
 全国薬害被害者団体連絡協議会によると、社会や保健体育の教科書の大半はサリドマイド(59〜69年)やスモン(55〜70年)などを取り上げていない。 99年には小学校の社会で、エイズ訴訟の記述に文部省(当時)の検定意見が付き、削除される問題も起きた。薬害被害者らは毎年の国との定期交渉で教材作成などを求め、 厚労省が設けた薬害肝炎の検証委員会も今年4月、小中学校での教育推進を提言した。
 同協議会の勝村久司副代表は「被害者の10年にわたる交渉が実りうれしい。子供を将来、加害者にも被害者にもしないために、薬害が人災であることを教育で伝えることは、 とても意義がある」と話している。」【清水健二】
(10月23日13時18分配信 毎日新聞)

*このファイルは文部省科学研究費補助金を受けてなされている研究(基盤(C)・課題番号12610172)の一環として作成されました(2004〜2007年度) /→生存学創成拠点の成果のための資料の一部でもあります(2007〜)

*増補:小林勇人北村 健太郎
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医療過誤、医療事故  ◇患者の権利  ◇病者障害者運動史研究  ◇医療社会学  ◇医療と社会  ◇生存・生活  ◇事項