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CBR (Community-Based Rehabilitation)



 ●新着
 ●ホームページ
 ●本・論文
 ●CBR研究会(1999〜)
 ●フィリピン・バコロッドCBRスタディ・ツアー(1999年8月予定)
 ●尾中文哉「CBRと「障害者の中心的関わり」」(1995)

 ……

●新着

◆小林 明子 20120330 『グローバルな地域福祉実践への視座――福井県とマレーシアとCBR(地域住民参加型リハビリテーション)』,晃洋書房,福井県立大学県民双書,219p. ISBN-10: 4771023557 ISBN-13: 978-4771023550 1575 [amazon][kinokuniya] ※ cbr. r02. 1mal.

◆[jsds:7326]ネパールの人を囲んで CBRを語る会
 Date: Tue, 03 Dec 2002 07:02:42 +0900

 皆さま、こんにちは。

日本CBRネットワーク事務局担当の渡邊です。

東京でも、先日ご案内した阪大で開催されるCBR(地域に根ざした
リハビリテーション)の講師をお招きして、囲む会を企画しております。
1985年からネパールのバクタプールで
CBRを実践してこられたお二人を講師として発題していただき、
意見交換をしたいと思っています。


日時:2002年12月6日(金) 午後6時から午後8時
場所:戸山サンライズ
   地下鉄営団東西線早稲田駅「出口2」より徒歩約8分
   http://www1.normanet.ne.jp/~ww100090/jisym98/sunrise.html

講師:スルヤ・バクタ・プラジャパティ
   (ネパール リハビリテーションと開発研修センター所長)
   ラメシュ・ラム・シュレスタ
   (ネパール バクタプールCBR プログラムコーディネータ)

参加費:1000円
申込み、問い合わせ:渡邊 cbr@chubu-gu.ac.jp
          宛までお願いいたします。
    なお、会場の都合で、先着順にて申込みを受付いたします。

 

◆渡邊さんより(jsdsへ)

日本CBRネットワーク事務局担当の渡邊です。

インドのマヤ先生、インドネシアのハンドヨ先生、をお迎えしてのセミナーの
ご案内です。

前回ご案内の時間から変更となりました。また、参加費も無料といたしました。

「アジア太平洋障害者の10年」が今年で最終年を迎えるにあたり、大阪で
は10月21日から23日にかけて「最終年記念フォーラム」が開催されます。
この機会に、JANNET(障害分野NGO連絡会)と大阪大学大学院人間科学研
究科の共催で、CBR(Community-based Rehabilitation)セミナーを企
画いたしました。
講師には、CBRの研究家、そして実践家として活躍されている、ハンドヨ
博士とトーマス博士をお招きし、アジアのCBRに関する現状や課題を中心に
お話いただきます。講師と参加者の皆様が情報を交換し、意見交換できる有
意義な場となることと願っております以下に詳細を記載いたしますので、ふ
るってご参加下さい。
********************************************************************************
JANNET(障害分野NGO連絡会)・大阪大学大学院人間科学研究科共催
CBRセミナー


講師: ハンドヨ・チャンドラクスマ博士(Dr. Handojo Tjandorakusuma)
CBR開発・研修センター所長 (インドネシア)
  マヤ・トーマス博士(Dr. Maya Thomas)
障害者リハビリテーション政策アドバイザー・研修マネージャー
      (インド)
講演内容:「ジャワの文化と障害」(チャンドラクスマ博士)
「南アジアのCBRにおける課題」(トーマス博士)
日時:2002年10月20日(日)
午後5時−6時30分
場所:ビッグ・アイ 1F 小研修室
大阪府堺市茶山台1−8−1
当日ビッグ・アイでは、午後6時30分以降ウェルカム・イベントが開催され、
お食事(軽食)をご自由にお召し上がりいただけます。なお、イベント終了
後には大阪フォーラム指定ホテルまでのリフトバス・シャトルバスが運行さ
れますので、どうぞご利用下さい。(ただし、バス利用は大阪フォーラム事
務局指定業者を通じてホテル宿泊を申し込まれた方に限ります。)
交通手段:泉北高速鉄道「泉ヶ丘」駅下車徒歩3分
(詳細:http://www.big-i.jp)
言語:英語 (通訳あり)
参加費:無料
お申込み:■ご氏名、■ご所属先、■ご住所、■連絡のとれるメールアドレ
スかFAX番号■大阪フォーラム指定ホテルに宿泊される場合のホテル名、■帰
路にリフトバスまたはシャトルバスの利用を希望されるかどうか、
をご記入のうえ、Emailで下記アドレスまでお送り下さい。
10月18日(金)を申込み締切とさせていただきます。

講演に関するご質問やお問い合わせは下記までお願いいたします。
大阪大学大学院人間科学研究科ボランティア人間科学助手室
所在地:大阪府吹田市山田丘1−2
Tel/Fax:06−6879−8064
Email:sanaeyamanaka@hotmail.com
(山中早苗 ボランティア人間科学講座国際協力論院生)

皆様のご参加をお待ちしています!

 

◆20011025 渡邊さんより

中部学院大学の渡邊です。
CBR ネットワークからのお知らせです。
なお、転載は大歓迎です。


 皆様いかがお過ごしでしょうか。11月17日(土)にCBRマニュアルの著者の
1人パドマニ・メンディス博士をお迎えして講演会を開きます。ふるってご参加
いただけますよう、お願い申し上げます。 ちょうど2年前、1999年11月にも
メンディス博士をお迎えして、「世界に広がるCBR創始者が語る地域に根ざし
たリハビリテーションの原点」というテーマでお話いただきました。


 今回はよりわたしたちの身近な課題への応用として下記のテーマで講演をし
ていただきます。また、講演会に引き続き、25人ほどの小規模な懇親と討議
を兼ねたシンポジウムを企画しております。このシンポジウムではCBRの経験
や応用についてより深く議論をしていきたいと考えております。
また、提言をおこなっていただける方も同時に募集しておりますので、どうぞ

皆様、ふるってご参加ください。


1.講演 パドマニ・メンディス博士 スリランカ   (WHO CBR アドバイザー)
* 講演は英語でおこなわれ、通訳はありませんのでご了承願います
テーマ  CBRと障害者を持つ人の社会参加 
      − 障害を持つ人の地域生活への参加を促進するために


Inclusion of Persons with Disabilities in Community through CBR
---- How can we encourage people with disability to participate communities?



2.シンポジウム  
Theme
Inclusion of Persons with Disabilities in Community through CBR
---- How can we encourage people with disability to participate communities?


○  Society for All
○  Freedom from Barriers
○  Human Rights of the Minority
○  Equalization of Opportunities


使用言語  英語


上記テーマにそってご自分の経験を発表または問題提起(約5分間)していただ
ける方を5名ほど募集しています。
希望者が多数の場合には、主催者が選考させていただきます。 


主催  アジア・デスアビリティー・インスティテュート,日本CBRネットワーク







日時   2001年11月17日(土)   1:00 受付開始
講演会 1:30 〜 3:00 p.m.  
シンポジウム  3:30 〜 5:00 p.m.
        懇親会   6:00 〜 7:30 p.m.
参加費    講演会       1000円       シンポジウム    500円
* 懇親会は会場近くのレストランで、3000円ぐらいで開きたいと思っています参加費 


場所   東京都 青少年センター   http://www.teco.metro.tokyo.jp/ 
       iモード     http://www.teco.metro.tokyo.jp/imode/kotsu.htm


所在地  東京都江東区青海2-38テレコムセンタービル20階
Tel :   03−5500−0333


交通手段 
○ 新交通「ゆりかもめ」(JR新橋駅乗り換え) *テレコムセンター駅下車1分
○ 都バス ・門前仲町駅から 「海01系統」 ・浜松町駅から「虹01系統」
        ・品川駅から「虹02系統」 *テレコムセンター下車 1分


申し込みは メールまたはFAXでお願いします
申し込み時にお名前、住所、連絡方法(メールアドレスまたはFAX番号)、所属を
ご記入願います。
現在のお仕事の内容、どこでこの講演会を知ったかなども、お書き添えいただけ
ればと思います。
e-mail : okuda@yb3.so-net.ne.jp  FAX 086-284-6646  奥田真由美 宛


ご不明の点についてのお問い合わせは以下のメールアドレスにまたはFAXで
お願いいたします。
e-mail : mihowy@zab.att.ne.jp   Fax 011-616-9406  吉田美穂 宛




------------------------------------------------------------
パドマニ・メンディス 講演会 ・ シンポジウム 申込書


< 氏名 >                                
       


< 所属 >



< 住所 >   〒



<e-mail アドレスとTel  >
e-mail :
Tel :



< 参加される項目を丸で囲んでください>       講演会      シン
ポジウム
* シンポジウムのみの参加はできません


< シンポジウムで発言者になっていただける >   Yes    ・    No


発言される内容






< どこでこの講演会について知りましたか >



< CBRとの関わり(もしあれば) >





< 懇親会の参加希望 >                 参加  ・   不参加
 
-------------------------
WATANABE Masayuki

masayuki@watanabe.email.ne.jp
-------------------------

 

久野 研二 1998
 「発展途上国におけるCBR」
 澤村誠志他編『地域リハビリテーション白書2』,三輪書店,pp.31-34

◆渡邊さんより

渡邊@CBR研究会です。
次回、第6回 CBR研究会(Study Group for CBR)の
ご案内です。

途上国や日本でのコミュニティ・ベ−スド・リハビリテーション
(CBR:Community-Based Rehabilitation) に関する実践活動や
その研究方法などについて、自由に討議する研究会を発足し、
2ヶ月に1回、開催して参りました。
次回は、昨年11月のパドマニ・メンディス講演会で、通訳をして下さった
城田幸子さんにフィリピンの事情について、発表していただきます。
どうぞ皆様のご参加をお待ちしています。


      記

日 時:2000年1月28日(金) 19:00 〜 21:00
場 所:東京大学医学部国際保健セミナー室
    (本郷キャンパス医学部図書館3階奥)
発表者:城田 幸子さん(一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻)
テーマ:「途上国における『障害者問題』〜フィリピンを事例として〜」
 

参加費:100円

申し込み: e-mail、FAX等でお知らせください

* 本郷キャンパス医学図書館をご存じない方はご連絡ください。
地図をお送りいたします。


事務局:中村安秀・渡邊雅行     
東京大学医学部国際地域保健学教室    
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
Tel: 03-5841-3322, Fax: 03-5841-3456   
e-mail: masayuki@watanabe.email.ne.jp

◆久野さんより

こんにちは

皆様

久野@マレイシアです。

今度、東京でCBR(途上国で主に実践されている障害者の社会開発戦略 community-based rehabilitation)のセミナーがあります。

WHOの創始者の一人であるパドマニ・メンディスが来日します。

WHOのマニュアルの冒頭では彼女を含めた著者達は「CBRはリハビリテーションの民主化(democratization)である」と、まで言っています(実はこれは後のマニュアルでは削除されましたが。なぜだ!?)

僕は今彼女の講演原稿を和訳していますが、面白い、またCBRに関して系統だったお話が聞けるのではと思います。

ふるってご参加を。

〔以下案内〕

------------------------------------------------------------------------
「世界に広がるCBR ー 創始者が語る地域に根ざしたリハビリテーションの原点」
   11月5日(金)14:00ー17:10 

  場所 東京大学医学図書館大集会室(東京都文京区本郷)
  参加費 500円
  懇親会 講演会後1800より1930
      (会費は学生500円、社会人1000円)
  定員  100人
  主催  CBR研究会、日本理学療法士協会国際部
  後援  東京都共同募金会
  講演会および懇親会の申し込み FAX (渡邊雅行気付) 03-5841-3456
                 メールmasayuki@watanabe.email.ne.jp
    または往復葉書で、113-0033文京区本郷7-3-1
             東京大学医学部国際地域保健学教室 渡邊雅行宛

--------
以上

久野研二

 

●ホームページ

ADIのホームページ「アジアの障害者」
 http://www.din.or.jp/~yukin/
◆CBR研究会別館
 http://member.nifty.ne.jp/CBR/
 (FHCY(タイ国障害児のための財団横浜連絡事務所)の有志メンバーが運営
  CBR/FHCYのCBR研究会(ML)のHP・文献紹介・研究会ノート・リンク集など)
◆タイ国障害児のための財団横浜連絡事務所 FHCY Home Page
 http://www.pp.iij4u.or.jp/~omata/

 

●本・論文

◆中西 由起子・久野 研二 19971030 『障害者の社会開発──CBRの実践とアジアを中心とした実践』
 明石書店,168p. 2200円
◆久野 研二(Kuno, Kenji) 1998
 COMMUNITY-BASED REHABILITATION IN SOUTH EAST ASIA: CASE STUDIES FROM INDONESIA AND MALAYSIA
久野 研二 1998
 「発展途上国におけるCBR」
 澤村誠志他編『地域リハビリテーション白書2』,三輪書店,pp.31-34
◆Emma Stone 1999 Disaiblity and Development: Learning from action and research on disability in the majority world, the disability press. Leeds.
 15.99ポンド ISBN:0952845032
◆Maya Thomas 2000 Asia Pacific Disaiblity Rehabilitation Journal: Selected Readings in CBR Series 1.  contact: Dr. Maya THomas, thomasmaya@hotomail.com
 元action aid indiaのマーヤが編集長をしている誌からのCommunity-Based Rehabilitation: CBRに関する選集です。
 WHOのCBR"創始者”の一人であるヘランダーもCBRの25年を振り返るまとめを 書いてます。(久野研二さんより)

 

●CBR研究会

◆CBR研究会(Study Group for CBR) 第1回研究会

久野研二さんより

今度、東大医学部国際地域保健学教室に「CBR(Community Based Rehabilitation:地域社会に根ざしたリハビリテーション)研究会」が発足し、
定期的に途上国の障害(者)問題に関した勉強会を開催するそうです。

第1回は、
1月14日(木)19:00ー21:00
東大医学部国際保健セミナー室(本郷キャンパス医学部図書館3階奥)
講師は、中西由起子さん(もと国連アジア太平洋経済社会委員会、障害専門官
で、現在Asia Disability Instituteを主催,世界のCBRに詳しい方です。著
書はアジアの障害者、障害者の社会開発などがあります)
無料です。

この研究会事務局の渡辺さんも,青年海外協力隊OBです。
詳しくは下記まで。転載自由とのことです。
渡邊雅行
東京大学医学部国際地域保健学教室
Tel:03-3812-2111 ext3322,3697
fax:03-5802-2910
e-mail:nabesan@m.u-tokyo.ac.jp

◆CBR研究会(Study Group for CBR) 第3回研究会

 以下は
 ADIのホームページ「アジアの障害者」
 http://www.din.or.jp/~yukin/

 の「CBRを勉強しませんか」より
 直接ADIのホームページをご覧になってください。

 先般、途上国や日本でのコミュニティ・ベ−スド・リハビリテーション(CBR:Community-Based Rehabilitation) に関する実践活動やその研究方法などについて、自由に討議する研究会を発足いたしました。第1回は、中西由起子さんにCBRの理念とその沿革についてお話をしていただきました。第2回は、渡邊雅行さんが文献等をもとに、CBRの概念について発表し、そして愛甲先生にWHOのCBRマニュアルを紹介していただき、活発な議論がなされました。次回の第3回研究会では、各地でのCBR活動の概略紹介と、ビデオを通してフィリピンのCBR活動について学ぶ予定です。どうぞ皆様のご参加をお待ちしています。

 日 時:1999年5月7日(金) 19:00 〜 21:00
 場 所:東京大学医学部国際保健セミナー室
     (本郷キャンパス医学部図書館3階奥)
 発表者:渡邊 雅行 (東京大学 国際地域保健学 修士2年)
 テーマ:CBR活動の実際 (フィリピンのCBR)
 参加費:無料
 連絡先:ご参加いただける方は、電子メール(E-mail: nabesan@m.u-tokyo.ac.jp)またはFAXにてご返事を下さいますようお願い致します。
     会場をご存知ない方で、地図が必要な方はご連絡下さい。
 事務局:中村安秀・渡邊雅行
    東京都医学部国際地域保健学教室 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
Tel: 03-3812-2111 内3322, 3697 Fax: 03-5802-2910
 *なお、4月30日以降は、Tel: 03-5841-3322 Fax: 03-5841-3456に変更になります。
 予 定:第4回研究会は9月、第5回研究会は11月を予定しています。

◆フィリピン・バコロッド研修プログラムの案内
 中西由起子さんより

以下のような、研修プログラムを企画しました。
関心を持つ方にお知らせいただけたら、嬉しいです。
            中西由起子

フィリピン・バコロッド
地域に根ざしたリハビリテーション(CBR)
研修プログラム


ADI(アジア・ディスアビリティ・インスティテート)では、下記のようにWHO
協力センターであるNORFI(ネグロス・オクシデンタル・リハビリテーション財
団)において、CBR研修プログラムを実施します。フィリピン・ネグロス島で実施
されているバコロッドCBRプロジェクトは、WHOが提唱する手法を取り入れたC
BRのプロジェクトで中で最も成功をおさめた、最も歴史の長いプロジェクトです。
講義とフィールドの訪問を組み合わせた今回の研修プログラムでは、漸く日本でも関
心が向いてきたCBRを実際に自分の目で見て、その基本概念や実践法を学習します。

募 集 要 綱
日程(案)
 8/22(日) 午前 成田を出発
午後 マニラで乗り換えてバコロッドに
 8/23(月) 午前 合同オリエンテーション
     午後 講義「CBRの概念」
 8/24(火) 午前 講義「バコロッドCBRプロジェクトの歴史」
     午後 ネグロス・オクシデンタル・リハビリテーション・セン
ターの見学
 8/25(水) 午前 講義「NORFIの現在の活動」
       午後 村に根ざした適切機器の店(福祉機器製造の作業所を兼
ねる)訪問
 8/26(木) 地域のCBRグループの訪問とCBRワーカーとの話し合い  
 8/27(金) 講義「CBRプロジェクトの評価と将来的な発展のための戦略」
       午後 自由時間(ショッピングと観光)
       夜 さよならパーティー
 8/28(土) 午前 バコロッド発、マニラ乗り換え
       午後 成田着
(日程の一部はカトリック障害者連絡協議会のバコロッド研修プログラムと重なりま
す。)
参加費  18万円
      含まれるもの(航空運賃、20キロまでの荷物、研修中の朝食と昼食及び2人
      部屋の宿泊費、研修参加費、フィリピン内での交通費)
      含まれないもの(旅行保険、20キロ以上の荷物の超過料金、旅行中の夕食、
      チップ、小遣いなど個人的経費)
参加条件 CBRに関心があり、ある程度の知識がある
     英語の講義を理解できる英語力がある
     7月17日(土)14ー17時八王子でのオリエンテーションに出席できる
募集人数 6人(定員を超えた場合は、選考します)
参加締め切り 7月1日
問い合わせ・参加申込先 ADI(TEL/FAX0426-45-2216, E-MAIL YukiN@din.or.jp)

◆ 横浜で行われる第13回世界理学療法連盟学会野期間中の5月26日14:30ー17:30CBRミーティングが開かれます。当日のみの参加費は8、000円。

 

■CBRと「障害者の中心的関わり」

 c:尾中文哉

 「アジアの開発途上国における障害者運動と自立生活」
 (安積・岡原・尾中・立岩『生の技法 ─家と施設を出て暮らす障害者の社会学─ 増補改訂版』
 (19950515,藤原書店)より。

 注目されてきているアプローチのひとつは,CBR(Community Based Rehabili
tation=直訳すれば地域に根ざしたリハビリテーション)と呼ばれている。「アジ
ア太平洋障害者の十年」決議の中でも「地域に根ざした支援サービス」という表現
で間接的に触れられている。
 提唱者の一人ハンドヨ・チャンドラクスマ(インドネシア)によれば,CBRと
は,リハビリテーション・サービスの都市への偏りを修正し,農村の地域社会と結
び付いた形でリハビリテーションを行うということである。そのことにより,障害
者は地域活動の主体となり得ない,という社会の通念を変え,かつ障害者の生活の
質も向上させることができる,としている。そうすることで,別の大きい課題であ
る農村開発と,リハビリテーションを結び付けた。これは,施設収容を前提してお
らず,地域の既存の設備(例えば保健所)やボランティアを利用しながら行うとい
う意味で,村おこしにも通じる概念である。このCBRという考え方は,インドネ
シアだけでなく,アジア全体にひろまりつつある。
 けれども自立生活運動との関わりで重要となる点は,それが,ともすれば専門家
によるリハビリにとどまり,自立生活という運動とは異なってきてしまう可能性で
ある。しかしながら,アジア・ディスアビリティ・インスティテュートの中西由起
子は,「多くの自立生活運動家は既存のCBRが専門家主導であるので,……CB
Rを否定する傾向が強い」という現状認識をしつつ,「CBRとIL(自立生活)
運動はリハビリテーションの新しいモデルとして同じ目的をもつ」と述べている
(中西[94])。この言葉からも明らかなように,現在において両者が少し離れた
位置にあるとしても,自立生活運動の主張は「地域社会での障害者の自立」であり,
CBRが,将来において,自立生活運動の方に近付いてくることは,十分可能であ
る。
 ESCAPの障害問題専門官高嶺豊[91]は,これからの課題として,CBRの
普及と同時に「障害者の中心的な関わり」を指摘している。つまり,障害者問題の
主体は専門家ではなく障害者自身でなければならない,ということである。CBR
の理想は,地域社会全体が取り組むということであるにしても,それが自立生活運
動に近付いて来うるか否かは,CBRが「障害者の中心的な関わり」という捉え方
を取り入れられるかどうかにかかっている。

◆Handoyo Tiandrakusuma(ハンドヨ チャンドラクスマ) 1992 
 「インドネシアにおけるCBRの実践」,
 『障害者の福祉』12-2(127):8-11 


UP:20120115 REV:20120130, 0227, 0229, 0312, 25, 0402, 03, 04
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