HOME >

異なる身体のもとでの交信・過去〜現在――主に不動系の人々とコンピュータ

異なる身体のもとでの交信


◆機器開発研究普及および制度政策関連 略年表 

機器研究・開発・普及 政策関連・他 
1976 ・4月 東芝が日本初のマイコンキットを発売。
・8月 NECがマイコンキット「TK-80」を発売(88,500円)。
・アップル社創業「アップルT」発売。
1977 ・「養護学校に在籍していた遠藤知美氏、また育英工業高等専門学校(現在、サレジオ工業高等専門学校)に所属していた依田勝教授による「タイパーマトリックス」が、国内のコミュニケーションに関する機器支援の最初であると位置づけられる。「タイパーマトリックス」は、依田教授の研究室所属の学生の卒業研究としてテーマ的に継続し、「コミュニケーションプリンター」「フレンドワード」として、フレンド社から市販化もされた」(日本リハビリテーション工学協会, 2009: 38)
・環境制御装置 1977年アメリカ商務省の機器展示物の寄贈が契機となる。(同上)
・「タイパーマトリックス」……「昭和52年 9月(第12回)定例会−09月19日-02号 市長(奥五一君) P.61」ページに言及あり。1977年には市販化されていたと思われる。当時89万円とされている。
・4月「アップルU」発売
1978 ・ワープロ 東芝JW10が発売(日本初)
・環境制御装置・PC 「「疾患」への対応という点では、頚髄損傷を中心として、環境制御装置を神奈川県総合リハビリテーションセンター研究所で開発していた畠山卓郎氏が、入手可能となったパーソナルコンピューターを用いて、1978年頃で実現したのが最初であった」(日本リハビリテーション工学協会 2009: 38
・日立 ベーシックマスター 発売
・シャープ MZ-80K 発売
 
1979 ・9月 NEC「PC8001」を発売  
1980    
1981 ・NEC「PC8801」、三菱16ビットパソコン発売、富士通8ビットパソコン「FM-8」を発売 ・「IBM-PC」発売(標準OSはMS-DOS)
1982 ・ワープロ 「北海道では、昭和57年、国立療養所南病院の神経内科の医師と札幌市内の電子機器メーカーが共同開発し、患者に使用した装置を、翌年に「ウィンクコミュニケーター」と命名し、北海道難病連が取り扱いを始め、さらに本装置が日常生活用具に指定されるよう要望してきた経緯がある」(久能 1997: 66)
・10月 NECが16ビットパソコンPC9801を発売
 
1983 ・大阪府立身体障害者福祉センター・リハビリテーション工学室の川上博久氏 「トーキングエイド」の開発に着手。「サロン・あべの」No.37 平成元年7月15日
・アスキーがMSX規格を発表(6月)⇒ 10月三洋・松下・三菱がMSXパソコンを発売
 
1984 ・「コミュニケーション愛」(日本リハビリテーション工学協会 2009: 39) ・アップル社 初代「マッキントッシュ」発売 
1985 ・トーキングエイド(ナムコ)発売(9万9千円)
・パソコンレター(三菱電機)筋電センサー 「疾患として、ALSを対象とした物は、鳥取大学医学部神経内科高橋和郎教授が中心となって筋放電を利用したスイッチというシステムが案として形成され、三菱電機が「パソコンレター」として//1985年に実現した。」(日本リハビリテーション工学協会 2009: 38-39)。
・MSXパソコンを利用したコミュニケーション・エイドの市販化(奥・相良 1986)
・「目で打つワープロ」NHK放送技術研究所 福田忠彦氏・山田光穂氏の研究開発。『毎日グラフ』1985年6月30日号に記事が掲載。 「放送技術研究所では、現行放送のサービス改善のための研究、ニューメディア開拓の研究のほかにも、将来のための基礎研究がされている。人間の目がどこを見ているかを調べるビジョンアナライザーというのがある。この装置は、人間の視線の動きを分析して、文字や一般画像用のディスプレーの性能や見やすさの改善のために当研究所が開発したもの。これを利用してさらに開発されたのが、視線の動きだけで文字表示のできるワープロ。身体が不自由で眼だけしか動かせない患者にとっては福音。必要な文字が出たら、決められた部分を見ただけでディスプレーに文字が入力されるというもの。この装置は、都立の病院で実際に試用されているということ」(『毎日グラフ』1985年6月30日号、87) ⇒ 1989年に竹井機器工業株式会社より発売
・マイクロソフト社「ウィンドウズVER. 1」発売
・ジャストシステム「一太郎」発表 
1986 ・「言語障害を持つ脳性まひの人のコミュニケーション手段として、携帯型音声合成装置「トーキングエイド」を完成、60年〔1985年〕(株)ナムコから発売した。この装置は単語登録ができるので、失語症患者の治療にも利用されている。61年〔1986年〕には、四肢の運動が困難な重度障害者のコミュニケーション手段としてのワープロソフト「パソパル」2を開発、これも(株)ナムコから発売した。このソフトは走査型入力でありながら分節変換ができ、使いやすくするための工夫が凝らされている」(浅野史郎・高松鶴吉・太田茂 1990: 95)
 注2 「MZ2500上で動作する走査型入力方式のワープロソフト。同種の既存ソフトを徹底的に研究して開発したと自慢するだけあって、評判はいい。朝日新聞大阪厚生事業団はこのシステム(ハードとソフト)もプレゼント対象機器に選定し、61年〜63年〔1986年〜1988年〕まで西日本の養護施設などへ贈呈していた」(浅野他1990: 95)
・米 リハビリテーション法に508条「電子機器アクセシビリティ条項」の追加
・第一回「国際保健福祉機器展」
・NECがパソコン通信サービス「PC-VAN」を開始
1987 ・5月 ナムコ 重度身体障害者(児)用意志伝達装置「パソパル」発売 パソパルマルチ・プレスリリースプレスリリースA  
1988 ・87年〜89年頃、吉村隆樹氏「QSD(Quick Shift Driver)」開発。PC-VANに公開(吉村 2001: 172-175)。QSDはShiftキーを押しやすくするソフト。※ 吉村氏は2000年に「ハーティーラダー」を開発。 ・太田茂氏らの「福祉システム研究会」が86年のリハビリテーション法「アクセシビリティ条項」を翻訳
・8月 通商産業省機械情報産業局 「障害者等対応情報機器の調査研究」を高度技術集約産業動向調査の項目に加える。
・第二回「国際保健福祉機器展」  
1989 ・竹井機器工業株式会社  NHK放送技術研究所との共同開発により“トークアイ”(自動較正機能付眼球運動データ処理システム)を開発、販売を開始。会社沿革 より。⇒ 日常生活用具品目としても採択される。
・竹井機器工業株式会社「目で打つワープロ2MSX」をワープロ専用機として発売。発売開始は不明。『MSX・FAN』(1987年3月〜1995年)に紹介されたとの情報があるが未確認。
・12月 「情報処理機器アクセシビリティ指針(暫定案)」の公表
1990   ・6月 通商産業省機械情報産業局長名「情報処理機器アクセシビリティ指針」公開 ⇒ 「個々の臨床に近い研究者の開発から、企業化が進んだのは、旧通産省のアクセシビリティ指針制定以後であり、大企業内に部門ができたことが大きい」(日本リハビリテーション工学協会 2009: 39)
・米 ADA可決⇒7月に成立。
・「日常生活用具」に意思伝達装置が組み込まれる。
1991 ・パソパルPC(ナムコ)発売  ・NECが「WINDOWS 3.0」日本語版を発売
1992 ・『インターフェース』1992年1月号にSKLの紹介。――「手・指の不自由な人たちのためのキーボード入力処理ルーチン SKL.COM」(坂爪三津氏/坂爪新一氏) ・トーキングエイド、厚生省「重度身体障害者日常生活用具給付等事業」の「携帯用会話補助装置」指定で給付種目となる(上限9万8800円⇒初代トーキングエイドの値段に準ずる)(中村2006: 37)。
・第三回「国際保健福祉機器展 ‘92」
1993   ・5月「身体障害者の利便の増進に資する通信・放送身体障害者利便円滑化事業の推進に関する法律」交付
・12月「障害者基本法」
・日本障害者協議会「情報通信ネットワークプロジェクト」設置
・厚生省「福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律案」第126回国会に提出(平成4年「厚生白書」)⇒ 制定。10月1日施行。全文
1994 ・「漢字Pワード/X」発売(IBM) IBMホームページ   ・3月「21世紀福祉ビジョン」
・3月 郵政省「高齢化社会における情報通信の在り方に関する調査研究会」設置
1995 ・福祉機器展にてキネックス(マック)の展示(ネット情報・未確認)  ・『障害者白書』――副題は「バリアフリー社会をめざして」
・4月 郵政省通信政策局「高齢者・身体障害者の社会参加支援のための情報通信のあり方に関する調査研究会」の設置
・5月 郵政省電気通信審議会「グローバルな知的社会の構築に向けて――情報通信基盤のための国際指針(答申)」・・・・・・「情報発信権」「情報アクセス権」を基本的人権と位置づける必要性
・6月 経済産業省「障害者等情報処理機器アクセシビリティ指針」策定 ⇒ 2000年6月の2回目の改訂で「障害者・高齢者等」に(通産省告示第362号)。
・8月 厚生省「保健医療福祉分野における情報化実施指針」
・11月 「高齢社会対策基本法」
・12月 「障害者プラン」
1996 ・パソパルマルチ(ナムコ)
・国立身体障害者リハビリセンターが「第23回国際福祉機器展」9月18日〜20日 東京国際展示場(東京ビッグサイト)に
・走査式ワープロソフト・SCAN-Pen(Windows95版)
・光入力式キーボード
・聴覚障害者用情報保障装置(ステノプコン)
・視覚障害者用電子ブックアクセスシステム(PC9801・MSDOS)
を出展(http://www.rehab.go.jp/ri/event/hcr/1996/hcr1996j.html)
・HA3グラフィックキーボード(1スイッチ入力装置)PC9801用(リコー)パテントJPより。
 
・郵政省/厚生省共催により「高齢者・障害者の情報通信の利活用の促進に関する調査研究会」設置。
・障害者施策対策推進本部の設置(政府)
・厚生省「障害保健福祉研究情報システム」の構築
 
1997 ・10月「伝の心」(日立)発売開始  ・字幕放送普及行政の指針策定(総務省)
・通信・放送機構「高齢者・障害者向け通信・放送サービス充実研究開発助成金制度」創設
・「ライフサポート(生活支援)情報通信システム推進研究会」設置(郵政省・厚生省)
1998 ・12月 オペレートナビ(NEC)初代 ・郵政研究所『身体障害者、高齢者に優しい情報通信のあり方に関する調査研究報告書』
・10月 郵政省「障害者等電気通信設備アクセシビリティ指針」(郵政省告示第515号)
・「「情報バリアフリー」環境の整備のあり方に関する研究会」設置(郵政省・厚生省)
・12月 総理府『障害者白書』――副題は「『情報バリアフリー社会』の構築に向けて」
 
1999   ・3月(財)家電製品協会「高齢者・障害者にも使いやすい家電製品開発指針」
・5月 「「情報バリアフリー」環境の整備のあり方に関する研究会」による報告書
・「高齢者、障害者の情報通信利用に関する支援の在り方に関する研究会」の設置(郵政省・厚生省)
2000 ・8月10日 ハーティーラダー公開 ・7月 沖縄サミット「IT憲章」⇒ 7月7日 「情報通信技術(IT)戦略本部」設置が閣議決定
・9月 「高度情報通信ネットワーク社会形成基本法」(IT基本法)に向けた審議(2001年1月施行)
・補正予算545億円によりIT講習会の開催 ⇒ 障害者を対象とした講習会は57市町村中、回答内で23%(薗部2002より)
・2000年頃〜 「パソコン技能検定アシスティブテクノロジー試験」
 
2001   ・総務省に「IT推進有識者会議」設置⇒ 報告書において「IT利用を促進するNPOの支援」として「パソコンボランティアを全国組織化」「障害者がITに触れる拠点施設の整備を支援」などを提言。
・総務省に「高齢者・障害者の情報通信利用を促進する非営利活動支援等に関する研究会」設置
・2001年度予算―― 障害者情報バリアフリー設備整備事業(62億円)で障害者パソコンを5000施設に配布、障害者情報バリアフリー化支援事業(「日本新生特別枠」の7000億円内で5年間)周辺機器・ソフト等購入費用の一部助成(三分の二以内・上限10万円)
・障害保健福祉研究情報システム強化事業。(園部2002: 44-45)
2002    
2003   ・ 2003年〜 「福祉情報技術コーディネーター認定試験(1〜3級)」(財団法人全日本情報学習振興協会)


◆文献

青木久 1992 「重症心身障害者用パソコン文字入力支援ソフトの開発」『人間工学』28(6),345-352
浅野史郎編 高松鶴吉・太田茂著1990『障害者の可能性を拡げるコンピュータ――electronic equalizerがもたらす新しい世界』中央法規
伝法清・畠山卓郎・深沢哲郎 1977 「七沢療育園におけるコミュニケーションエイドの試み――コミュニケーションと言語学習のための装置の開発研究第1報」『日本特殊教育学会第15回大会発表論文集』86-87
伝法清・畠山卓郎・深沢哲郎 1978 「七沢療育園におけるコミュニケーションエイドの試み――コミュニケーションと言語学習のための装置の開発研究第2報」『日本特殊教育学会第16回大会発表論文集』72-73
池埜弥生 2008 「重度障がい者用意思伝達装置について (相談支援機関としての新たな挑戦――地域生活支援とリハビリテーションの展開に向けて)」『紀要』 (1), 37-42, 大阪府障がい者自立相談支援センター
井村保 2011 「「重度障害者用意思伝達装置」の支給状況と利用実態調査結果の考察」『中部学院大学・中部学院大学短期大学部研究紀要』12,41-50
伊藤英一 1991 「マウス・エミュレータ――こねこの手」『障害者の福祉』20-22
――― 1993 「知的玩具と電子文房具――筋ジストロフィー症や二分脊椎を中心として」『福祉機器情報』Vol.16, 20-36
――― 1993 「身体障害者を支援するコンピュータテクノロジー」『bit』Vol.25, No.9, 14-21
――― 1994 「在宅重度障害者の情報通信による社会活動」『総合リハビリテーション』Vol.22, No.11, 997-999
――― 1994 「リハビリテーションにおけるパソコン活用法――パソコンおよび周辺機器について」『総合リハビリテーション』Vol.22, No.1, 59-62
――ー 1994 「リハビリテーションにおけるパソコン活用法――電子文房具としてのパソコン」『総合リハビリテーション』Vol.22, No.2, 155-158
――― 1994 「簡単なコミュニケーション補助具――肢体不自由児のための自作デバイス」『福祉機器情報』Vol.17, 62-68
――― 1996 「コミュニケーションエイド導入のポイント」『障害者問題研究』第24巻第2号
――― 2002 「IT活用のための支援技術――その開発と供給」『障害者問題研究』第29巻4号
――― 2006 「コミュニケーションの困難からとらえた肢体不自由とその支援(〈特集〉障害のある人のコミュニケーションと支援)」『障害者問題研究』34(3), 178-187, 2006-11
伊藤英一、岡村昌美ほか 1993 「肢体不自由者のコミュニケーション支援機器」『リハビリテーション・エンジニアリング』、Vol.8, No.2, p.7-14
伊藤和幸他 1994 「表示依存型符号化入力式キーボード代用入力装置の開発」『国立身体障害者リハビリテーションセンター研究紀要』15号、21-28
伊藤和幸 2010 「肢体不自由者支援技術研究のレビューと将来への展望(支援技術研究のレビューと将来への展望)」『電子情報通信学会技術研究報告. 福祉情報工学』109(358), 73-78
伊藤守 1992 「パソコンを利用してのコミュニケーション能力の育成」『はげみ』4-5,41-43
川上博久 1986 「重度肢体障害者のための1センサによる日本語ワープロ」『第一回リハ工学カンファレンス講演論文集』61-62
清原慶子 2002「障害者の人権とバリアフリー」『障害者問題研究』第29巻第4号
久能由弥 1997「重度障害者用意志伝達装置の適用に関する諸問題――重度障害者用意志伝達装置ユーザーのケース研究を通して」『社会福祉学』38(1), 65-80
――― 1999「コミュニケーション福祉機器の適用に関する諸条件――重度障害者用意志伝達装置適用に果たすコーディネータの役割」『社会福祉学』39(2), 254-272
――― 2000 「医療と福祉の境界におけるソーシャルワーク――ALS患者支援を通じて見えてくるもの」『教育福祉研究』6, 31-40
――― 2001 「ALS障害におけるソーシャルサポート・コミュニケーション手段の利用可能性と心理的ストレスの関係」『教育福祉研究』7
――― 2007 「包括的支援を目指したソーシャルワーク・アセスメント――ALS患者に対するコミュニケーション手段確保を中心に」『教育福祉研究(北海道大学)』13, 27-37
MSXパーソナルコンピュータ・ネットワークの会 1991 『スイッチ・センサー集』1
松本廣 1993 「上肢運動機能障害児のためのコンピュータ・アクセシビリティの改善」『国立特殊教育総合研究所研究紀要』20
―― 1994 「肢体不自由教育におけるコンピュータの利用」『特殊教育学研究』32(1)
村上真理・藤田美紀・緒方明美 [他] 2000 「意思伝達を求めるALS患者へのナースコールの工夫」『日本看護学会論文集 成人看護 31, 235-237, 2000-12
中邑賢龍 1983 「脳性麻痺児の認知障害改善の試み――1人の四肢麻痺児のマイクロコンピュータ操作訓練を通じて」『教育心理学研究』31,319-325
――― 1991 「ポケット・コンピュータを利用した1入力制御方式電動車椅子の開発――1入力制御方式電動車椅子の可能性と問題点」『リハビリテーション・エンジニアリング』6(1)、43-50
太田茂 1991 「ネオアビリティの花開く欧米諸国」『障害者問題研究』65
――― 1994 「福祉におけるコミュニケーションの役割」(財)情報科学国際交流財団編『コンピュータと人間の共生――コンピュータによる障害者支援の展望』コロナ社
奥英久・相良二郎 1986 「汎用パーソナル・コンピュータ(MSX 規格)を利用した重度肢体障害者用コミュニケーション・エイドの開発」『リハビリテーション医学』vol. 23 no. 6, 301
奥英久・相良二郎・南久雄他 1985 「環境制御装置用シミュレータ(模擬操作装置)の開発と臨床評価」『総合リハビリテーション』13(6) 451-456
奥英久・相良二郎・古田恒輔 1985 「肢体障害者用コミュニケーション・エイドの開発現況」『総合リハビリテーション』13(9)669-675
大澤富美子・宇田川淳子・上野忠浩 [他] 2005 「筋萎縮性側索硬化症 (特集 コミュニケーション障害とリハビリテーション) ――(身体障害者におけるコミュニケーション機器の事例)」『総合リハビリテーション』33(9), 825-829, 2005-09
相良二郎・奥英久・松村俊哉 1986 「MSXパソコンを利用した重度肢体障害者用コミュニケーション・エイド」『第一回リハ工学カンファレンス講演論文集』55-60
坂爪新一 1998「「意思伝達装置」について」『日本ALS協会宮城支部便り』1号http://www.miyagi-jalsa.net/yutsukeru/miyagi01.pdf
薗部英夫 2002「ITと障害者問題に関する政策動向」『障害者問題研究』第29巻4号
末田耕司 2009「肢体不自由児者へのコミュニケーション支援について(1)」『宮城学院女子大学発達科学研究』9 15-24
――― 「肢体不自由児者へのコミュニケーション支援について(2)」『宮城学院女子大学発達科学研究』10 47-53
数藤康雄、伊藤英一ほか 1991 『コミュニケーション機器調査研究報告書』テクノエイド協会
数藤康雄他 1988 「光入力式キーボードの改良とその使用結果」『国立身体障害者リハビリテーションセンター研究紀要』10号、115-119
高岡徹 2007 「重度障害者用意思伝達装置-補装具への移行を受けて」『JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION』16(10), 988-993
手島数之他 1995 「四肢麻痺者のためのイヤリング型入力デバイスの開発」『国立身体障害者リハビリテーションセンター研究紀要』16号、75-78、1995
渡邉章・中川辰雄・長岡英司・仲邑賢龍 1994 「コミュニケーションと機器」『福祉機器情報』第17号
渡辺崇史 2007「生活を支援する機器・道具,テクノロジー(第5回)スイッチを使った機器の活用例」『臨床看護』33(6), 927-929, 2007-05
――― 2009「筋萎縮性側索硬化症(ALS)のリハビリテーション――在宅支援機器とテクノロジー」『MEDICAL REHABILITATION』113号、77-83
―――「できることを活かす継続的支援」『難病と在宅ケア』11-11 2006.2
依田勝・藤木武夫・高村昌利 1986 「言語および肢体不自由者のための意思伝達装置について」『第一回リハ工学カンファレンス』51-54

日本リハビリテーション工学協会 2009 「厚生労働省平成21年度障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)重度障害者用意思伝達装置の継続的利用を確保するための利用者ニーズと提供機能の合致に関する調査研究事業:事業報告書」 PDF 

・こころWeb 「こころリソースブック」シリーズ AAC関連e-AT関連

・佐野正博  マイクロプロセッサーおよびパーソナルコンピュータの歴史的発達過程と技術戦略


*作成:堀田義太郎
UP:20110615 REV:
コミュニケーション  ◇ALS  ◇異なる身体のもとでの交信
TOP HOME (http://www.arsvi.com)