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ベーシック・インカム

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last update :20120331

□目次

定義
「ベーシックインカムの利点」は一概には言えない
リンク
生存学創成拠点関係者による文章等
新着

論文
研究報告等
言及

BIに関する日本での議論(別頁)



■定義

 大まかには、「ベーシックインカムとは、個人ベースで、資力調査および就労要請なしに、すべての人に無条件であたえられる所得」(Basic Income Earth Network=BIENのHPより)とされますが、現代のベーシックインカム論壇では、従来の政策やプログラムに比して「無条件性」が強いように思える ものはほとんどが議論の対象となっています。むしろ、給付要件の緩和・制度上での個人主義化・市場優先といったいくつかの志向性こそがベーシックインカム 論壇の通奏低音と言えるでしょう。
 BIに関する議論を整理したものとしてこれまでのところもっとも包括的な見取り図を提供しているFitzpatrick 1999(Freedom and security : an introduction to the basic income debate, New York : St. Martin's Press)は、BI的な政策が主張される際の政治的イデオロギーの相違に注目しました。その結果、リバタリアンによる負 の所得税(NIT: Negative Income Tax)、福祉集合主義者による参加所得(PI: Participation Income)、社会主義者による社会配当(SD: Social Dividend)、エコロジストによるBIを含んだ親エコロジー的政策パッケージ、フェミニストによるBIを含んだジェンダー平等化政策パッケージ、と いう5類型のベーシックインカム構想を提示しました。また、Fitzpatrick [1999]では、これらイデオロギーによる区分以外にも、BIの水準によって、その社会での生存水準を満たす満額のBI(Full Basic Income)、それのみでは生存水準に満たない部分的BI(Partial BI)、制度移行期のBI(Transitional Basic Income)といった区分も出されました。さらに、Ackerman and Alstott 1999(The Stakeholder Society, New Haven, Conn. : Yale University Press)により、資産(asset)なのか所得(income)なのか――ベーシックインカム(BI)かベーシックキャピタル(BC)か ――にも注目が集まりました。
 詳しくは、「ベーシックインカムとは?に関する簡潔で十分な解説」をお読みくださ い。(齊藤 拓

■「ベーシックインカムの利点」は一概には言えない

 ベーシックインカム(BI)の利点とされるものは、様々な立場の人がそれぞれの観点(好み)に応じて各自好き勝手なことを主張します。特定の政治的立場 から様々なメリット(たとえば、エコロジストによる脱生産的生活の実現であるとか、フェミニストによるジェンダー平等の達成、コミュニストによる社会的有 用活動への諸個人の包摂など)が主張(僭称?)されているので、それらは相互に対立することもしばしばあります。ですから、BIが実行されるその経済の個 別的状況や並行される諸他の制度・政策・プログラムを抜きにして一般的にBIの「利点」なるものを語ることはできません。
 ゆえに、BIにどのような可能性を見出すかは各人の現状認識と価値観しだいです(これまでどのようなBIの効果が期待されているかについてWikipedia である程度網羅的に言及されているので以下のリンクでそちらを参照されるとよいでしょう)。(齊藤 拓



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■リンク

・日本語
[外部リンク]ベーシックインカム日本ネットワーク
[外部リンク]ベーシックインカム・実現を探る会
[外部リンク]ベーシック・インカム友の会
[外部リンク]新党日本
[外部リンク]時代塾BBS
Wikipedia日 本語
国 会会議録検索システム
   :「ベーシックインカム」で検索すれば、結構いろんな人がいろんな角度で質問しているのがわかります。

・英語
◆Wikipedia英語
◆Basic Income Earth Network:BIEN(Basic Income European Networkより改称)
http://www.etes.ucl.ac.be/BIEN/Index.html
●BIEN小史 
●世界大会(World Congress):[外 部リンク]報告ペーパーなど
[外部リンク]Basic Income Studies(BIS)
       :「ベーシックインカムおよび同種の政策に特化した初の学術ジャーナル」:全文入手可能
●BIENの傘下団体(内容の充実しているものに限定)
 ◆The U. S. Basic Income Guarantee Network(USBIG)
  http://www.usbig.net/
   ●ニュースレター
   ●ディスカッションペーパー
 ◆Universal Basic Income New Zealand(UBINZ)
  http://www.geocities.com/ubinz/
 ◆Basic Income/Canada (BI/C)
http://www3.sympatico.ca/francislerner/
◆Citizen's Income Trust(CIT)
http://www.citizensincome.org/index.shtml
:英国を中心のBI論壇;BIENとの連携も盛んだが,より政策志向の印象がある;英国の現行制度を前提に議論がなされているものが多い;年金政策の充実 を突破口にしてBI(CI)的な制度を目指そうとしている。ニュースレター(The Citizen's Income Newsletter)も充実の内容。
◆Basic Income Grant Coalition http://www.big.org.za/index.php?Itemid=1
:BI導入を目指す南アフリカのNPOであり、HIV対策などにも積極的に関与している。なお、南アのBI動向については牧野久美子氏の諸論稿に詳しい (『海外社会保障研究』の論文はウェブで入手可能です。)

■政党
◆ViVant(Belgium)
http://www.vivant.org/site/en/home/
◆the Green Party of Canada
http://www.greenparty.ca/
◆The Green Party of Engl and Wales
http://www.greenparty.org.uk/
◆De Groenen (The Netherlands)
http://www.degroenen.info/
◆The Scottish Green Party
http://www.scottishgreens.org.uk/site/1/Home.html
◆The New Zealand Democratic Party
http://www.democrats.org.nz/Policy/GuaranteedBasicIncomeGBI/tabid/87/Default.aspx

[外部リンク]「党による BIの扱い:概要」(齊藤 拓作成)

・参考
Stanford Encclopeda of Philosophy
 :「ソーシャル・ミニマム」に関する詳細な記述。Van Parijs 1995(Real freedom for all: what (if anything) can justify capitalism?, Oxford University Press)によるBIの規範的な正当化がなされた「リベラルな平等主義」が現代の政治哲学においてどのような文脈に位置づけられるかがわかります。


■生存学創成拠点関係者による文章等

◆齊藤 拓 2011/02/01 「ベーシックインカムは生存権の手段ではない――『ベーシックインカムで大転換』へのコメント」,『プランB』、31号,pp.64-6.
◆立岩 真也 2010/10/01 「多くあるところから少ないところへ、多く必要なところへ」,『月刊公明』2010-10
◆立岩 真也 2010/08/01 「ベーシックインカムの5冊」,『中 央公論』2010-8(7月10日発売号) 特集:この夏の流行りものを読み解く50冊
◆立岩 真也 2010/07/01 「最低限どころでないこと――唯の生の辺りに・3」,『月刊福祉』2010-7
『現代思想』38-8(2010-6) 20100601 特集=ベーシックインカム 要求者たち,青土社,229p. ISBN-10: 4791712145 ISBN-13: 978-4791712144 \1300 [amazon][kinokuniya]  ※
『現代思想』38-8(2010-6)   201005 特集=ベーシックインカム 要求者たち
◆立岩 真也・山森 亮 2010/06/01 「ベーシックインカムを要求する」(対談),『現代思想』38-8(2010-6):70-94
小泉 義之 「残余から隙間へ――ベーシックインカムの社会福祉的社会防衛」『現代思想』38-8(2010-6) pp.110-118
小林 勇人 2010/06/01 「就労支援・所得保障・ワークフェア――アメリカの福祉 政策をもとに」,『現代思想』38-8(2010-6):182-95
◆立岩 真也 2010/06/01 「『ベーシックインカム』の続き――連載 55」,『現代思想』38-8(2010-6):38-49 資料
◆立岩 真也 2010/06/01 「最低限?――唯の生の辺りに・2」, 『月刊福祉』2010-6:60-61
小林 勇人 2010/05/29 「ベーシック・インカムと労働を巡る問題の一考察―― ワークフェアの歴史をもとに」福祉社会学会第8回大会報告、於:九州大学箱崎地区文系キャンパス
   *予稿原稿(Wordファイル)
斎藤 拓 2010/05/21 「ベーシックインカムと豊かな社会――「必要は変化する」認識を」 ,『京都新聞』2010-5-21:14
◆立岩 真也・齊藤・拓 2010/04/10 『ベーシックインカム――分配する最小 国家の可能性』,青土社,ISBN-10: 4791765257 ISBN-13: 978-4791765256 2310 [amazon][kinokuniya] ※ bi.
『ベーシックインカム――分配する最小国家の可能性』表紙
◆立岩 真也 2010/04/01 「差異とのつきあい方・2――連載 53」, 『現代思想』38-5(2010-4):48-58  資料
堀田 義太郎 2010/03/08 書評「ベーシック・インカム構想を通して社会政策の課題を考える」 『インパクション』173号,pp. 197-
◆2010/01/25 The Second Workshop with Professor Philippe Van Parijs
 於:Soshikan 4th floor, 401/402, Kinugasa Campus Ritsumeikan University, Kyoto, Japan
◆Van Parijs, Philippe 1995 Real Freedom for All-What (if Anything) Can Justify Capitalism?, Oxford University Press=20090610 後藤 玲子齊藤 拓訳,『ベーシック・インカムの哲学――すべての人にリアルな自由を』,勁草書房,494p. ISBN-10: 4326101830 ISBN-13:978-4326101832 \6000 [amazon][kinokuniya] ※ bi.
齊藤 拓 20081230 「BI論者から宮台・堀内への反論――リバタリアンのベーシッ クインカム論」
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/d/b03m.htm
◆小泉 義之 2006/07/10 『「負け組」の哲学』,人文書院、 194p. ISBN:4409040790 1680 [amazon][kinokuniya]  ※,
齊藤 拓 20060331 「ベーシックインカムとベーシックキャピタル」,『Core Ethics』 Vol.2:115-128 [PDF]
齊藤 拓 20060331 「ベーシックインカム(BI)論者はなぜBI にコミットするのか?――手段的なBI 論と原理的なBI 論について」,『Core Ethics』vol.5:149-160 [PDF]

文献表

生活保護

◆はてなダイアリー 「ベーシック・インカムとは」
 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D9%A1%BC%A5%B7%A5%C3%A5%AF%A5%A4%A5%F3%A5%AB%A5%E0

 
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■新着

□2008
◆入江 公康 20080310 『眠られぬ労働者たち――新しきサンディカの思考』,青土社,228p. ISBN-10:4791763971 ISBN-13:978-4791763979 \1995 [amazon][kinokuniya] ※ bi g03 f05 n05


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■本

□2002
◆小沢 修司 20021030 『福祉社会と社会保障改革――ベーシック・インカム構想 の新地平』,高菅出版,195p. 2200 [amazon][kinokuniya] 
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/db2000/0210os.htm

□2004
◆Callinicos, Alex(アレックス・カリニコス) 2003 An Anti-Capitalist Manifesto, Polity Press=20040915 渡辺 雅男・渡辺 景子 訳,『アンチ資本主義宣言――グローバリゼーションに挑む』,こぶし書房,こぶしフォーラム11,249p.,ISBN:4-87559-186-1  2940 [amazon][bk1]
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/dw/callinic.htm

 過渡期のプログラム(pp.179-188)
 ・第三世界の債務の即時帳消し
 ・国際通貨取引におけるトービン税の導入
 ・資本コントロールの回復
 ・普遍的なベーシック・インカム制度の導入(pp.181-182)
 「たとえば社会的に認められた生活に必要な最低限ニーズに見合うレベルで、す(181)べての市民にベーシック・インカムを受ける権利が与えられるとい う考え方は、それが資本の独裁から労働者を解放する助けになりうるという点で、魅力的である。ベーシック・インカムは労働と資本との交渉力を大きく変える ことになるだろう。なぜなら、潜在的な労働者は、場合によっては、有給雇用に取って代わる選択肢を選ぶこともできるからである。さらにまた、すべての市民 が同一額(おそらく年齢や身体障害や扶養する子供に応じて調整を受ける)のベーシック・インカムを受給するから、この制度の導入は優位へのアクセスの平等 性を確立する上で重要な一歩となるだろう。」(Callinicos[2003=2004:181-182])
 ・週労働時間の短縮
 ・公共サービスを守り、民営化された産業を再び国営化すること
 ・公共サービスの財源に充てるための、また、富と所得の最分配を行うための累進課税
 ・移民規制の撤廃と市民権の拡大
 ・環境の破局を未然に防ぐプログラム
 ・軍産複合体の解体
 ・市民的自由を守ること

□2005
◆Fitzpatrick, Tony 1999 Freedom and Security: An Introduction to the Basic Income Debate, Macmillan Press=20050525 武川 正吾・菊地 英明訳,『自由と保障――ベーシック・インカム論争』,勁草書房,265p.,ISBN: 432660185X 3600+ [amazon][kinokuniya]  ※ bi.,

□2006
立岩 真也 20060707 「質問(?)」
 Workshop with Professor Philippe Van Parijs 於:立命館大学
◆小泉 義之 20060710 『「負け組」の哲学』,人文書院、 194p. ISBN:4409040790 1680 [amazon][kinokuniya]  ※,
 「ベーシック・インカムは賃金労働と分業を前提としている限りにおいて、社会主義の分配の改良版にとどまると言わざるをえない。たしかに、市民手当・参 加所得などと区別される、資本のコミュニズムとしてのベーシック・インカム構想はよりマシな再分配を説得するための戦術として重要である(フランスの RMI[参入最低限所得]の経験を参照)。しかし、それだけでは、資本の社会主義に回収されてしまう。」(小泉[2006:187]、他の箇所では小泉 [2006:140-143]◇)
立岩 真也 2006/08/01 「撤退そして基本所得という案――家族・性・市場 11」, 『現代思想』34-09(2006-08):008-020 資料

□2007
◆Werner,Gotz 2007 Ein Grund f¨ur die Zukunft : Das Grundeinkommen, Stuttgart : Freies Geistesleben,128p,=20071120 渡辺 一男 訳  『ベーシックインカム――基本所得のある社会へ』,現代書館,220p,ISBN: 4768469639 ISBN-13: 9784768469637 2100 [amazon][kinokuniya]  ※
◆Werner,Gotz 2007 Ein Grund f¨ur die Zukunft : Das Grundeinkommen, Stuttgart : Freies Geistesleben,128p.=20071120 渡辺 一男 訳  『ベーシックインカム――基本所得のある社会へ』,現代書館,220p,ISBN: 4768469639 ISBN-13: 9784768469637 2100 [amazon][kinokuniya]  ※

□2008
◆武川 正吾 編 20081005 『シティズンシップとベーシック・インカムの可能 性』,法律文化社,256p. ISBN-10: 4589031124 ISBN-13: 978-4589031129 3465 [amazon][kinokuniya]  bi.

□2009
山森 亮 20090217 『ベー シック・インカム入門――無条件給付の基本所得を考える』,光文社新書,296p. ISBN-10: 4334034926 ISBN-13: 978-4334034924 882 [amazon][kinokuniya]  ※ bi
◆Van Parijs, Philippe 1995 Real Freedom for All-What (if Anything) Can Justify Capitalism?, Oxford University Press=20090610 後藤 玲子齊藤 拓訳,『ベーシック・イン カムの哲学――すべての人にリアルな自由を』,勁草書房,494p. ISBN-10: 4326101830 ISBN-13: 978-4326101832 \6000 [amazon][kinokuniya]  ※ [46][48]
◆橘木 俊詔・山森 亮 20091120 『貧困を救うのは、社会保障改革か、ベーシッ ク・インカムか』,人文書院,302p. ISBN-10: 4409240846 ISBN-13: 978-4409240847 2100 [amazon][kinokuniya]  ※ bi.
◆小飼 弾 20091125 『働かざるもの、飢えるべからず。』,サンガ, 343p. ISBN-10: 4904507398 ISBN-13: 978-4904507391 1680 [amazon][kinokuniya]  ※ bi.
◆堀江 貴文 20091125 『「希望」論』,サンガ,208p. ISBN -10: 4904507495 ISBN-13: 978-4904507490 1260 [amazon][kinokuniya]  ※ bi.
◆Van Parijs, Philippe 1995 Real Freedom for All-What (if Anything) Can Justify Capitalism? Oxford University Press=後藤 玲子齊藤 拓 訳 20091210 『ベーシック・インカムの哲学――すべての人にリアルな自由を 新装版』,勁草書 房,494p. ISBN-10: 432610192X ISBN-13: 978-4326101924 \6000 [amazon][kinokuniya]  ※

□2010
安積 遊歩 20100115 『いのちに贈る超自立論――すべてのからだは百点満点』,太郎次郎社エディタス, 190p. ISBN-10: 4811807340 ISBN-13: 978-4811807348 1680 [amazon][kinokuniya]  ※

 「ベーシック・インカムとは、私の直感的な理解によれ>0086>ば、生きているというその一点において、その人に保護されるべき基本的な 所得である。
 たとえば私は、前述のとおり、長いあいだ生活保護を受給していた。この受給には生活困窮者という条件があるので、その条件をクリアしていさえすれば、だ れでも堂々ともらってよいはずだ。しかし、残念なことに、そこには数かずの偏見がある。その偏見をなくすために闘ったり、条件撤廃を求めたりすることを考 えると、ベーシック・インカムの考え方はよりシンプルだ。
 人間はやりたいことをやって生きていけるはず、と私は信じている。つまり、仕事も、みんながやりたい仕事につけるはずだし、ついていいのに、「お金をも らうのだから、イヤな仕事でもがまんしてやらなければならない」と思わされている人があまりに多い。
 また、どんなに好きな仕事であっても、長時間やり続けていたら、イヤになるだろう。イギリスの哲学者バートランド・ラッセルは、世界中の人がそれぞれ自 分のしたい仕事を一日四時間すれば、世界が平等で平和に暮らしていけるはずだ、と言っている。それだけの労働で、全世界の人口をまかなうにじゅうぶんな食 料やサービスを生み出せるというのだ。
 この社会のなかで多くの人たちが感じている生きにくさ・非情さは、分配の不公平からきているのではないか。それをキックするのが、ベーシック・インカム の考え方だと思う。
 もし、生まれてきた段階でだれもが一定の所得を保障され、そのことを子ども自身がきちんと知ら>0087>されて認識していれば、虐待する 親のもとにずっと留まりたいと思う子はいないだろう。もっとも、親のほうも、子どもを食べさせなければならないという強力なプレッシャーから解放されるわ けだから、虐待自体もなくなるだろう。
 食べるためには働かなければならない切迫感は、ベーシック・インカムの実現によって劇的に変化するにちがいない。」(安積[2009:86-88])
cf.
生活保護
公的年金

◆立岩 真也・齊藤・拓 2010/03/ 『ベーシックインカム――分配する最小国家 の可能性』 2010/04/10 『ベーシックインカム――分配する最小国家の可能性』,青土社,ISBN-10: 4791765257 ISBN-13: 978-4791765256 2310 [amazon][kinokuniya]  ※ bi.
◆『現代思想』38-8(2010-6) 201005 特集=ベーシックインカム 要求者たち,青土社,229p. ISBN-10: 4791712145 ISBN-13: 978-4791712144 \1300 [amazon][kinokuniya]  ※

 
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■論文等

□2002
牧野 久美子 2002 「ベーシック・インカム・グラントをめぐって――南アフリカ社会保 障制度改革の選択肢」
 『アフリカレポート』34
宮本 太郎 2002 「福祉国家再編の規範的対立軸――ワークフェアとベーシックインカム」
 『季刊社会保障研究』38-2
山森 亮 200211 「市場・脱商品化・基本所得」
 小笠原・武川編[2002:53-71]*
*小笠原 浩一・武川 正吾 編 200211 『福祉国家の変貌――グローバル化と分権化のなかで』(シリーズ社会政策研究 2),東信堂,186p. \2,000 pp.53-71 ※  →http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/db2000/0211yt.htm
□2003
山森 亮 20030201 「基本所得――多なる者たちの第二の要求によせて」
 『現代思想』31-02(2003-02):130-147
 →http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/db2000/0302yt.htm

□2004
◆宮本 太郎 200402 「社会的包摂への三つのアプローチ――福祉国家と所得保障の再編」
 『月刊自治研』vol.46 no.533
◆小沢 修司 200402 「ベーシックインカム構想からの思考――日本における導入の姿とその効果」
 『月刊自治研』vol.46 no.533
◆都留 民子 200402 「フランスの参入最低限所得(RMI エレミ)をめぐる論議」
 『月刊自治研』vol.46 no.533
◆齋藤 拓 200403 「世界規模のベーシック・インカム」
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/d/b03003.htm

□2005
立岩 真也 2005- 「家 族・性・市場」『現代思想』連載(↓)

□2006
◆齋藤 拓 20060331 「ベーシックインカムとベーシックキャピタル」『Core Ethics』 Vol.2:115-128 [PDF]
◆齋藤 拓 20060331 「ベーシックインカム(BI)論者はなぜBI にコミットするのか?――手段的なBI 論と原理的なBI 論について」『Core Ethics』vol.5:149-160 [PDF]
□2007
福間 聡 20070525 「福祉社会の可能性」,柘植他編[2007:158-169] *
*柘植 尚則・田中 朋弘・浅見 克彦・柳沢 哲哉・深貝 保則・福間 聡 20070525 『経済倫理のフロンティア』,ナカニシヤ出版,175p. ISBN-10: 4779501474 ISBN-13: 978-4779501470 1950 [amazon][kinokuniya]  ※
野崎 泰伸 200706 「生 活保護とベーシック・インカム」,『フリーターズフリー』1:282-292
 http://www.freetersfree.org
 cf.http://d.hatena.ne.jp/gordias/20070627/1182917197
山森 亮 20070916 「「生 きていることは労働だ」――運動の中のベーシック・インカムと「青い芝」」
 障害学会第4回大会シンポジウム「障害と分配的正義――ベーシックインカムは答に なるか」→『障害学研究』

□2008
岡部 耕典 2008/09/27 「関係性構築の消費/自由を担保する所得――ダイレクト ペイメントとベーシックインカム」,経済と障害の研究(READ)プロジェクト研究会
 http://www.eft.gr.jp/money/080927DP&BI_READ-ken.doc
◆齊藤 拓 20081230 「BI論者から宮台・堀内への反論――リバタリアンのベーシックインカム論」
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/d/b03m.htm

□2009
◆吉原 直毅 200901 「ベーシック・インカムの実行可能性――福祉社会の経済学・10」,『経済セミナー』2009-2・3 http://www.ier.hit-u.ac.jp/~yosihara/semi200901.pdf
橋本 努 2009/08/03 「書評:P.ヴァン・パリース『ベーシック・インカムの哲学――すべての人にリアルな自由を』」,『週刊東洋経済』2009/08/03
 http://www.toyokeizai.net/life/review/detail/AC/a842b7708fc66ee08adc11620f0206af/
◆橘木 俊詔・山森 亮 20091120 『貧困を救うのは、社会保障改革か、ベーシッ ク・インカムか』,人文書院,302p. ISBN-10: 4409240846 ISBN-13: 978-4409240847 2100 [amazon][kinokuniya]  ※ bi.
◆小飼 弾 20091125 『働かざるもの、飢えるべからず。』,サンガ, 343p. ISBN-10: 4904507398 ISBN-13: 978-4904507391 1680 [amazon][kinokuniya]  ※ bi.
◆堀江 貴文 20091125 『「希望」論』,サンガ,208p. ISBN -10: 4904507495 ISBN-13: 978-4904507490 1260 [amazon][kinokuniya]  ※ bi.
◆新党日本 2009 「日本『改国』宣言」http://www.love-nippon.com/PDF/mani3.pdf

□2011
◆齊藤 拓 2011/02/01 「ベーシックインカムは生存権の手段ではない――『ベーシックインカムで大転換』へのコメント」,『プランB』、31号,pp.64-6.

 
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■研究報告等

□2007
◆20070916 障害学会第4回大会 シンポジウム1
 於:立命館大学朱雀キャンパス
野崎 泰伸 20070916 「価値判断と政策――倫理と経済のダイアローグ」
 障害学会第4回大会シンポジウム「障害と分配的正義――ベーシックインカムは答に なるか」→『障害学研究』
立岩 真也 20070916 「ベーシックインカムは答になるか?」
 障害学会第4回大会シンポジウム「障害と分配的正義――ベーシックインカムは答に なるか」

 
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■言及


◆立岩 真也 2005- 「家族・性・市場」『現代思想』連載

◇「労働について(これからの予定)――家族・性・市場 9」
 20060601 『現代思想』34-7(2006-6)

「★03 基本所得、ベーシック・インカムという案がある。代表的な著作としてよくあげられるのはParijs[1995](近く齊藤拓による訳書が刊行 される予定)、翻訳が出ているものとしてFitzpatrick[1999=2005]。日本では、書籍として小沢[2002]、論文では宮本 [2002]、山森[2002][2003]、小沢[2004]、齊藤[2005]。他に例えばCallinicos[2003=2004:181- 182]に「過渡期のプログラム」の一つとしてあげられている。南アフリカ共和国での試みについて牧野[2002]、フランスについて都留[2004]。 一国単位の制度からの拡張の可能性についての議論の紹介として齊藤[2004]。また一括給付金を与えようという資産ベース政策、それとベーシック・イン カム政策との異同について齊藤[2006a][2006b]。
 注(2)との関連では、ベーシックインカムを主張する人たち(のある部分)は、「働かない権利」を主張するという。Parijs[1997]の表紙には サーフィンをする人の写真があって、働かず(金を稼がず)一日サーフィンをしている人であってもベーシックインカムは受け取れるのだいうメッセージだとも いう。そしてそれが批判の論点になってもいるようだ。どのような意味で「働かない権利」が言われているのか。注に私が記したことにどのように対しているの か、あるいは対していないのか。検討してみたいと思う。
 さらに、こうしたアイディアはとくに最近現われたのでないことも、当たり前のことなのだが、確認しておく必要はある。つまり、どれほどの理屈が上乗せさ れていたかは別として、みなが暮らせるだけの所得保障をという主張はずっとあったのであり、それをことさらに新しいものとして取り上げることは恥ずかしい ことだと言うべきだろう。例えばフェミニズムとの関連では小倉・大橋編[1991]における小倉の提起。またここでは、人間の活動はすべて労働だと言って しまうという方向と労働に重みを置くことをやめようという方向と、実際にはあまり変わらないところもあり、また同時に差異もある二つの言い方がなされたの でもある。このことについても過去の議論を検証し、考えておく必要かある。」

◇撤退そして基本所得という案――家族・性・市場 11
 20060801 『現代思想』34-09(2006-08):008-020

□別の話を割り込ませることについて
□個人賃金制という案
 引用:小倉[1991b:108]
□みなが労働者であるという主張
□個人賃金制の構想
□「社縁社会からの総撤退」について
□予告
 ヴァン=パレースが、福岡で開催された国際政治学会の大会に招待されたついでに、7月7日に立命館大学にやってきたので、彼が書いていることについてい くつか疑問をまとめることになった。そもそも、そんなことがあったために予定を変更したのだった。しかし、結局、その前段で、似ているところもあり、また 違うところもあるようである議論をすこし紹介して、今回は紙数が尽きることになった。そのときに作った文章はホームページに掲載しているからそれをご覧い ただけばと思う。論点は大きくは三つある。
 一つは、政治が関係する分配政策としては基本所得だけでいくのか、それがよいのかである。私は生産財の分配、労働の分配、そして所得の分配と三本立てが よいと考えている(立岩[2002][2004][2005])。どちらがよいのか。
 一つは、「労働の義務」についてである。「働かない権利」という主張は、最初の部分に記したように、また小倉や加納が撤退の主張において述べたように、 わかる話ではある。またリベラルな立場から「生き方の自由」という標語のもとに主張される。ならばそういうことにしておいてよいのか。
 もう一つは、一律の基本所得という考え方からは、個々人の境遇の差異への対応は肯定されるのか、肯定されるとしたらどの程度肯定されるのかという問題で ある。私はそれこそが肯定されるべきだと考えるのだが、基本所得論者はそうでもないようだ。そしてこのことに関わってヴァン=パレースは不可解、と私には 思える、議論をしている。
 以上についてこのたび作った文章を書き直し、書き足すことから次回は始まるはずである。

 「以下は『働く/働かないフェミニズム――家事労働と賃労働の呪縛?!』(小倉・大橋[1991])という本などをとりあげた前回の続きでもある ★01。「個人賃金制」といった案もあったことを紹介した。それは「ベーシック・インカム」(以下「基本所得」)という案をどう考えようかという主題にも 関わっていた。その案は、無条件に同じだけの基本所得を支給するという案である。もちろん、その「基本」とはいったいいくらのつもりなのか、とまず最初に 思うだろう。そして私は、三つのことが気になった。一つは、分配は所得の分配に限られるのかということ。私は、その他に生産財の分配と労働の分配が必要だ と考えている。一つは、労働の位置づけ。労働の分配という点で一つ目にも関わるが、とくに労働の義務について。一つは、個々人の境遇の差異に応じた分配を どう考えるか★02。今回はその二番目について私はどう考えるか、ごく基本的なところを述べる★03。それも、結局は家族や性別分業の現在からその先を見 てみようという作業にとって、考えておくべき課題である。」

□義務は与えられる

 労働の義務について、おおまかなことは、この連載の第9回(6月号)の注に簡単に記し、さらにそれにすこし書き足して、『希望について』(立岩 [2006a])に再録した「ニートを生み出す社会構造は」(立岩[2005])に付した新たな注とした★04。ただ、そこでは、実際の政策としては就労 を要求する必要はない、むしろ現今の状況の下ではすべきでないことを主に述べた。ここでは、もうすこし基本的なところから述べる。論の範囲はずいぶんと広 がってしまう。迂遠なことのように思われるだろうが、それでもひとたびは必要ではあろうと考える。
 まず基本所得の主張との関係から。基本所得は(働けない人だけではなく、働くことができても)働かない人にも支給される。だから、それは働く義務を否定 していると受け止められることがある。もしかするとこの政策を主張する本人たちもそう思っているかもしれない。しかしそんなことはない。義務は基本所得の 主張そのものの中にある。まず誤解を解くことから始めよう。
 基本所得を主張する人たちは、それを受け取ることは権利であると言うだろう。とすれば、既に、受け取られるものを提供するのは義務である。このような意 味で、基本所得を支持する人たちも義務を認めている。でなければ税金を使った基本所得は成立しない。
 このことは社会的給付を認めるすべての主張について言えることである。人の権利を認めることは、その権利を認める義務が人々に課されることである。人が 生きる権利があることは、生きることを可能にする義務があるということである。生存・生活のために消費は必要であり、そのために生産は必要であり、労働は 必要である。これは自明である。生存が権利であるなら、その手段としての労働は義務だと言える★05。
 もちろん、実際には強制することなく、例えば自発性によって、必要なだけが得られることはありうる。そしてそれはよいことであるかもしれない。しかしこ のことは、義務は義務としてあることを否定するものではない。そのことは現実に強制を発動する必要がないことを言うだけであるからである。現実の条件が変 われば、現実に義務を課すこともなるだろう。また、一部の人たちの自発性によって必要が満たされたとして、ではそれ以外の人たちに義務がないと言えるかと 考えると、そうではないとも言いうる★06。
 以上を基本所得という政策を主張する人は認めざるをえない。ただ、その人たちは、労働を強制しているのではなく、働いて何かを生産した場合、収入を得た 場合に、その一部を拠出すべきだと主張しているのだと言うだろう。そしてこれは、私もリバタリアンの批判に関説して述べたことでもある(立岩[2004: 43])。しかし、ただそのことを言って終らせることもできない。たしかに徴税は狭い意味での強制労働ではないにしても、強制ではある。これを含めて考え ておく必要がある★07。

□どの範囲にある問題なのか
□1・離せないもの★08
□2・負荷
□特定された行為の義務はあまり課される必要がない
□義務としてなされると無効になる行ない
□他人に役立たないもの/必須であるもの

◇ワークフェア、自立支援・3――家族・性・市場 17
 20070201 『現代思想』35-2(2006-2)8-19
□復習
□権利と義務の割り振りという問題
□仕事を課すこと/褒美を与えること
□褒美に釣られない人のこと
□苦労できない人にとっての迷惑
□決定的な手段はない

★03 立岩[2001a→2006:177-178]でこのことに言及している。そしてそこでは、これが所得保障だけでなく、既存の労働市場への参入が 阻まれている人が労働を求める理由の一つであり、所得の分配だけでなく労働の分配が正当される理由の一つであるとした。
 それは基本所得(ベーシックインカム)(昨年十二月号の特集では堅田・山森[2006])に関連して述べたことの一つでもある。私は所得の分配とともに 生産財と労働の分配があってよいと考える。
 他に、一人ひとりの違いに対応して保障は一律であるべきではないということが一つ。この主題はVan Parijs[1995]でも論じられているが、その論には奇妙なところがある。立岩[2006b]でこのことにすこしふれた。
 そして、いま記したことも含め、社会的分配は、個別主義から逃れることはできないし、逃れるべきでもなく、逃れられるふりをするべきでもないというのが 一点。
 そしてもう一つ加えると、やっかいな問題として、私的扶助・扶養、贈与という契機にどう対するかがある。

□□労働を得る必要と方法について――家族・性・市場 18
20070301 『現代思想』35-3(2007-3):8-19

□全体の中に位置づけて見るべきこと
……

★02 これは基本所得を正当化する論ともなる。働いている人たちには収入以外に様々な余禄がある、上乗せがある。そして、たんにそれを得ているというの ではなく、職を独占し、そのことによってその特権を他を排除して享受している。だから、働かない者が基本所得を受け取るとして、働いている側の人たちはそ う文句を言ってはならない。このように主張するのである。

◇「技術について――家族・性・市場 19」
 20070401 『現代思想』35-(2006-4):

□復習等
□技術



 社会政策、社会保障政策に比較的詳しい人たちの書くものにおいては、さすがに、基本的な問題が所得保障政策そのものであることは自覚されている。例え ば、既存の制度に代えて、基礎年金を税による拠出による制度にして、あとは民営化するといった方策が検討される、あるいは推奨される。そして、これは今ど きの意味において「構造改革」を主張する人たちにもある意見であるが、「基本所得」の主張とも親和性を有する。そして私の見解もそれに近い。ずいぶんと違 うはずの人たちが、同じものを支持していることになる。「新自由主義」を熱心に支持している人と、それに熱心に反対している人の差異がよくわからなくな る。
 では実際に違いはないのかといえば、そんなことはない。基本的な問題は、その「基本」をどこに設定するのか、そしてそのための資源を誰からどんな割合で とってくるのかである。たんなる数字の問題とも見えようが、また実際にたんなる数字の問題なのだが、これはまったく重要な論点である。もし、たとえば「基 本所得」を主張したい人たちが、「セーフティ・ネットは必要だ」という人たちのある部分と違うことを主張していると言いたいのであれば、むろん一つに給付 の「無条件性」を言うのだろう――これは吟味・検討すべき論点であり、私が考えることは以前述べた――が、それ以外にどのような違いがあるのかを言わねば ならないということである。そしてその上で、他の政策についてどんな態度を取るかである。

◆立岩 真也 2009/12/01 「ベーシックインカムという案について――家族・性・市場 49」,『現代思想』37-15(2008-12):  資料,

◆立岩 真也 2010/01/01 「ベーシックインカム・2――家族・性・市場 50」,『現代思想』38-02(2009-02):  資料,

◆立岩 真也 2010/02/01 「ベーシックインカム・3:「非優越的多様性」――連載 51」,『現代思想』38-02(2010-02):  資料,

◆立岩 真也 2010/03/01 「差異とのつきあい方――連載 52」,『現代思想』38-03(2010-03):26-35

堀田 義太郎 2010/03/08 書評「ベーシック・インカム構想を通して社会政策の課題を考える」,『インパクション』 173号,pp. 197-

◆立岩 真也 2010/04/01 「差異とのつきあい方・2――連載 53」,『現代思想』38-04(2010-04):-

 *立岩の連載第49〜53回については、加筆の上、下記の本に収録されました。お読みいただければ幸いです。

立岩 真也齊藤 拓  2010/04/10 『ベーシックインカム――分配する最小国家の可能性』, 青土社,ISBN-10: 4791765257 ISBN-13: 978-4791765256 2310 [amazon][kinokuniya]  ※ bi.



*作成:齋藤 拓立岩 真也
UP:2004 REV:20041102,1207 20060410 20070713, 0831, 0902, 1115, 20081210, 20090914, 1210, 20100122, 24, 0201, 17, 0310, 15,0417, 0602, 0610,0612, 0824, 0923,1028, 20110528, 20120331
事項  ◇Social Policy  ◇生存・生活 

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