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強制不妊手術で人権救済申し立て(2015)

優生保護法/母体保護法

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◆2015/06/24 「50年前、不妊手術強制」 69歳女性、人権救済申し立て 旧優生保護法」
 朝日新聞2015/06/24
 http://apital.asahi.com/article/story/2015062400007.html
 [写真]拡大人権救済の申し立て後の集会で弁護士らの話を聞く女性=東京・永田町、小宮路勝撮影
 「不良な子孫の出生を防止する」ことを目的とした旧優生保護法のもと、約50年前に「知的障害があるとして強制的な不妊手術をされたのは人権侵害だ」として、宮城県の女性(69)が23日、日本弁護士連合会に人権救済を申し立てた。補償や謝罪を国に勧告するよう求めている。
 女性は東京都内で会見し、「うやむやのまま闇に葬られては困る。国に謝ってほしい」と訴えた。「手術は幸福追求権を侵害しており違憲だ」としている。強制的な不妊手術をされたと声を上げる人は少なく、支援者らによると、こうした申し立ては初めてだ。
 申立書などによると、女性は1963年、家事手伝いをしていた住み込み先の雇い主に何も告げられずに県の診療所に連れていかれ、卵管を縛る手術を受けさせられた。16歳だった。退院後、実家で両親の会話を耳にし、不妊手術だったと知った。実際は違うのに、知的障害と診断されたらしかった。
 手術後、ひどい痛みが続き、体が疲れやすく、仕事も続けられなかった。結婚したが、子どもが産めないことから離婚したという。
 優生保護統計などによると本人の同意を要件としない不妊手術は約1万6500件行われたとされる。だが、実態はわかっていない。
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◆2015/06/23 「知的障害で強制不妊手術、人権救済を申し立て」
 TBSニュース
 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150623-00000039-jnn-soci
 ※実際に放映されたのはもっと長いです。今のところ聞けます(2015/06/24)
 「障害などを理由とした不妊手術を容認した旧優生保護法に基づき、不妊手術を強いられたのは人権侵害にあたるとして、60代の女性が日弁連に人権救済を申し立てました。
 旧優生保護法は、「不良な子孫の出生を防止する」などとして、知的障害者などに本人の同意がなくても不妊手術を施すことを認めたもので、この規定は1996年の法改正で削除されました。
 宮城県の60代の女性は知的障害の診断を受け、住み込みで職業訓練を受けていた10代のころに、突然、診療所で不妊手術を施されたということです。
 「手術されたことを知ってから、毎日苦しみでした。50年以上たつが、誰にも言えず、心に秘めながら生きてきました」(女性)
 女性は「幸福追求権が侵害された」として、23日、日弁連に人権救済を申し立てました。
 弁護団によりますと、法律に基づき行われた不妊手術はおよそ1万6000件に上るということで、国に補償と謝罪を求めたいとしています。(23日11:27)」

◆2015/06/23 「強制不妊手術で日弁連に救済申請 宮城の女性」
 共同通信 2015年6月23日 12時36分
 http://news.livedoor.com/article/detail/10263826/

 [写真]旧優生保護法の非人道性を訴える市民グループが開いた集会に出席し、体験を語った女性=23日午前、参院議員会館
 「知的障害を理由に約50年前、旧優生保護法に基づく不妊手術を強制的に受けさせられたとして、宮城県の60代の女性が23日、日弁連に人権救済を申し立てた。
 1948年に施行された旧優生保護法は「不良な子孫の出生防止」を目的に掲げ、本人の同意を必要とせず知的障害者に不妊手術を施すことを認めていた。女性は申し立てで「手術は幸福追求権を侵害しており違憲」と訴え、補償を含む適切な処置を国に勧告するよう要請した。
 女性は10代後半だった63年ごろ、事情が分からないまま診療所に連れて行かれ、卵管を縛って妊娠できなくする手術を受けさせられたと訴えている。」

◆2015/06/23 「知的障害理由に不妊手術 人権救済申し立て」
 NHKニュース 6月23日14時08分
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150623/k10010124621000.html

 「およそ50年前、当時の法律に基づいて知的障害を理由に不妊手術を受けさせられた
のは人権侵害にあたるとして、宮城県の69歳の女性が日本弁護士連合会に人権救済の申し立てを行いました。
 申し立てを行ったのは宮城県に住む69歳の女性です。申し立てによりますと、女性は10代後半だったおよそ50年前、知的障害を理由に当時の「優生保護法」に基づいて、本人の同意なしに強制的に不妊手術を受けさせられたということで、「手術は幸福追求権を侵害して違憲だ」として補償を含む適切な処置を国に勧告するよう求めています。
昭和23年に施行された「優生保護法」では、障害のある人や遺伝性の病気の人などについて、本人の同意なしに不妊手術を行うことが認められ、厚生労働省によりますと、平成8年に現在の法律に改正されるまでに少なくとも1万3000人がこの手術を受けているということです。
 申し立てのあと取材に答えた女性は「手術されたことを知ってから毎日が苦しみで、50年以上たった今も変わりません。このまま闇に葬られては困るので申し立てをしました」と話していました。
 また、支援団体の新里宏二弁護士は「声を上げられない被害者は少なくないはずだ。国に誤った法律だったと反省してもらう第一歩にしたい」と話していました。」

◆20150623 院内集会「優生手術という人権侵害――子どもをもつことを奪われた人々の訴え」 広告[PDF]

みなさま

この度、優生保護法による強制不妊手術について、被害者女性を中心に、日本弁護士連合会への人権救済の申し立てを行うことになりました。
これを機に、優生保護法下での障害を理由とした不妊手術の実態解明、被害者への国の謝罪と補償を求めて、後掲のような院内集会を開催する予定です。
ご案内させていただきます。

============(転送、歓迎)
☆院内集会のお知らせ☆
「優生手術という人権侵害――子どもをもつことを奪われた人々の訴え」

日時:2015年6月23日火曜 11時〜13時
会場:参議院議員会館 101会議室(地下鉄 永田町駅、国会議事堂駅下車)
主催:優生手術に対する謝罪を求める会

 日本には 1948年から96年まで、「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」ことを目的とした「優生保護法」があり、障害や病気を理由に、本人の同意を得ない不妊手術(妊娠しないようにする手術)が行なわれていました(1996年に「母体保護法」に改定)。
 17歳の時に、何も知らされないまま、優生手術の被害者の一人となった飯塚淳子さん(仮名)は、強い憤りを抱きながら生きてこられ、その不当性を国会議員や厚生労働省に訴え続けてきましたが、国からは謝罪の言葉もありません。そこでこのたび、日本弁護士連合会への人権救済の申立てを行うことになりました。                      
 この問題を広く知っていただくために、飯塚さんらとともに活動してきた「優生手術に対する謝罪を求める会」が、集会を開催します。当日は、飯塚淳子さん、人権救済の申立てを担当する新里宏二弁護士、優生保護法について詳しい市野川容孝さん(東京大学教員)ほかのお話を予定しています。
 この問題をご理解して頂きたく、皆様のご参加を呼びかけます。

・会場に入るには、通行証が必要です。当日10時40分から、参議院議員会館入り口にてスタッフが配布いたします。時間に遅れた方は、会館受付から101会議室へ連絡を入れてもらってください。スタッフが通行証を持って、お迎えに参ります。なお、資料準備の関係から、事前に参加お申込みを頂ければさらにありがたいです。
・情報保障を必要とされる方は、6月15日(月)までに、下記あてメールでご連絡ください。当日配布資料を、ワードのファイルで事前にお送りできます。会場の音声情報は、スタッフが交代でノートテイク(パソコン入力または要約筆記)します。
◇院内集会に関する事前申込み・問合わせ先: eメール ccprc79あっとgmail.com
     fax 06-6646-3883(「グループ生殖医療と差別」女性のための街かど相談室ここ・からサロン気付)
◇「優生手術に対する謝罪を求める会」とは・・・・・
1997年9月に発足。優生保護法のもとで強制的に不妊手術をされた被害者への謝罪と補償を求めて、厚生省との交渉を重ねた。同年11月と99年1月に、優生手術を受けて不本意だったと思っている人、子宮摘出をされた女性、これらの手術を身近に知っている人からの電話を受ける「ホットライン」実施。2003年『優生保護法が犯した罪――子どもをもつことを奪われた人々の証言』(現代書館)を編集、出版。厚生労働大臣宛ての「強制不妊手術の実態解明と被害者への謝罪・補償を求める要望書」署名活動も行ってきた。
◇協賛グループ
・CILたすけっと 〒982-0011 宮城県仙台市太白区長町1?6?1 Tel 022-248-6054 fax022-738-9501
・SOSHIREN 女(わたし)のからだから 〒162-0065 東京都新宿区住吉町3-4 ローゼンハイム505ジョキ内 fax 03-5211-0099
・NPO法人 文福 〒930-0887 富山市五福3734?3 tel/fax 076-441-6106
・グループ 生殖医療と差別 〒556-0005 大阪市浪速区日本橋5-15-2-110 女性のための街かど相談室ここ・からサロン気付 fax 06-6646-3883
・障害者生活支援センター・てごーす 〒733?0025 広島県広島市西区小河内町2丁目7−5 tel 082-294-4185 fax 082-294-4184

◆2015/06/21 「【強制不妊手術】「私の体を返して」 人生変えた半世紀前の体験」  47News http://www.47news.jp/47topics/e/266363.php

 「半世紀前の体験が、その後の人生に重くのしかかった。「私の体を返してほしい」。旧優生保護法に基づき不妊手術を受けさせられたとして、人権救済の申し立てに踏み切ることになった宮城県の60代の女性は訴える。
 県内の山村で、7人きょうだいの長女として育った。女性の話によると、中学3年の時、知能検査の結果を基に知的障害者のための福祉施設に入所させられた。卒業と同時に職業訓練のため「職親」の家に住み込みで家事をするようになった。
 「出かけるから、ついておいで」。ある日、そう声を掛けられ外出。公園でおにぎりを食べた後、橋を渡った所にある診療所に連れて行かれた。
 そこには久しぶりに見る父の姿があった。医師に何をされたのかは分からないままだった。
 その後、自宅で暮らすようになって両親の会話を偶然聞き、自分が不妊手術を受けさせられたことを知った。
 父が東京で就職先を見つけてくれ、上京。町工場でミシンがけをしたが体調不良で長続きせず、事務や飲食店の仕事を転々とした。
 不妊手術のことがいつも心の重荷だった。「子どもを産める体になりたい」と医師にも相談したが、悩みが解決することはなかった。
 後年、父からの手紙に不妊手術の経緯が書かれていた。「至急手術するよう話があったので、印鑑を押せと責められてやむなく押した」
 女性は1990年代になり、旧優生保護法の非人道性を訴える市民グループとともに、国に真相究明を求める活動をするようになった。
 手術の痕は今も体に残る。なぜ自分は手術を受けさせられたのか。今も、その答えを探し続けている。」(共同通信)2015/06/21 12:35


UP:20150623 REV:20150624 
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