HOME > Index >

自閉症 autism

English Page

last update: 20140820

■新着

◆立岩真也 2014/08/25 『自閉症連続体の時代』,みすず書房,352p. ISBN-10: 4622078457 ISBN-13: 978-4622078456 3700+ [amazon][kinokuniya] ※

『自閉症連続体の時代』表紙

■目次

東日本大震災関連
 →cf. 災害と障害者・病者

関連項目(生存学HP内)
文献(別ページ)
ホームページ(外部リンク.ブログ含む)
 ◇自閉症協会関係
 ◇学会・研究所・研究プロジェクト・研究会関係
 ◇個人ページ
  ◇本人ページ
  ◇家族によるページ
  ◇研究者および医療・心理・福祉・教育専門職者,支援者のページ
  ◇伊地知信二/奈緒美さんによる論文紹介と解説へのリンク
 ◇団体ページ
解説
言及
報道/イベント

*20110611 外部リンクの修正・増補がほぼ完了しました
*20110614 文献リストを分離(別ページ)しました


>TOP

■東日本大震災関連

◆東北関東大震災における岩手県沿岸部の状況 *障害者情報ネットワーク「ノーマネット」
http://www.normanet.ne.jp/~ww100136/iwatereport
◆(おめめどう)(URLの変更)自閉症・発達障害の人たちへの非常時の支援と工夫
http://homepage3.nifty.com/kingstone/omemehijouji.pdf
テキストベースの要約
◆日本発達障害ネットワーク(JDDネット) 災害情報掲示板
http://jddnet.jp/index.files/archives2011/news20110313.html
◆日本自閉症協会 「東日本大震災」支援専用ページ
http://www.autism.or.jp/cgi-bin/saigai/
◆日本自閉症協会 (携帯電話対応版)自閉症の人たちのための防災ハンドブック−支援をする方へ−
http://www.autism.or.jp/cgi-bin/saigai/bousai-hb/hb-siensya-1.htm#7
◆(日本自閉症協会)
防災ハンドブック
http://www.autism.or.jp/bousai/index.htm
◆(king1234stone )
自閉症や発達障害の人に震災時・避難時何をどう伝えるか聞くか
http://togetter.com/li/110662
◆(国立障害者リハビリテーションセンター)
災害時の発達障害児・者支援について
http://www.rehab.go.jp/ddis/

◆「避難所行けず、食料も薬もない…=自閉症の子持つ家庭孤立−東日本大震災」
 時事通信
 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011032600198
 「「避難所に行けない。救援物資も手に入らない」−。東日本大震災の被災地やその周辺で、自閉症の子を持つ家庭が孤立している。「もういっぱいいっぱいです」。悲痛な叫びはいつ周囲に届くのか。
 福島県南相馬市の会社員女性(40)は、福島第1原発の事故で「屋内退避」が呼び掛けられた地域に住む。中学2年の娘(14)は重度の自閉症。てんかんもある。地震後、近くに避難所ができたのは知っていたが、自閉症の子どもは環境の変化や人混みに敏感に反応し、パニックを起こすこともある。
 市職員の夫は震災後の対応に追われ、帰宅は深夜。長男(16)の助けを借りながら娘を見ているが、限界に近づきつつあるという。救援物資は「入れないと分かっていた」避難所止まり。自宅にある食料はニンジン、ネギ、キノコに米20合弱…。家族4人で少しずつ食いつなぐ日々だ。
 灯油もなくなり、コートを着込んで過ごす。てんかんの薬もあと2週間分しかない。女性は「いつ発作が起きるか…。もういっぱいいっぱいです」と声を震わせた。
 同県郡山市の主婦山口こずえさん(42)の長男(15)も自閉症だ。震災当日は余震が続き、自宅にいるのも怖く、夫が帰宅するまで長女(12)と家族3人で夜まで車の中で過ごした。水道は止まり、給水所は3時間待ち。頼りにしていた食品の宅配も止まってしまった。
 長男が通う特別支援学校は震災のため休校。買い物に行きたくても長男を一人にして外出できない。「障害者の避難所を決めておくなど、災害が起きる前から社会全体でシステムを作っておいてほしかった」と訴えた。(2011/03/26-14:49)」(全文)


>TOP

■関連項目(生存学HP内)

自閉症(他):どのようにして知ったか
精神障害/精神医療
ADHD(注意欠陥・多動性障害)/ADD(注意欠陥障害)
発達障害
学習障害
情報・コミュニケーション/と障害者
精神障害者の権利/権利擁護
原因/帰属

◆人

Bettelheim, Bruno[ブルーノ・ベッテルハイム]


>TOP

■ホームページ(外部リンク.ブログ含む)

□自閉症協会関係

*ホームページ・ブログ等が開設されていなくても,(少なくとも)各都道府県毎に協会が存在しています
 →cf. [外部リンク]日本自閉症協会HPにある各都道府県自閉症協会の連絡先一覧
 (文字化けする場合は「表示」→「エンコード」→「日本語(自動選択)」でだいたいどうにかなります)

日本自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
・19670226 自閉症児親の会準備会(自閉症協会の前身)* 
・1968   自閉症児者親の会全国協議会設立* 
・19891006 日本自閉症協会* 
◇あたらしい自閉症の手引き(日本自閉症協会)
 [外部リンク]HP
 (日本自閉症協会の冊子『自閉症の手引き』を同協会京都府支部の委託を受けて公開)
◇北海道自閉症協会札幌分会(札幌ポプラ会)
 [外部リンク]公式HP
◇北海道自閉症協会道南分会
 [外部リンク]公式HP
◆青森県自閉症協会
 [外部リンク]青森県発達障害者支援センター「ステップ」HP内の案内
 →cf. [外部リンク]青森県発達障害者支援センター「ステップ」公式HP
◆宮城県自閉症協会
 [外部リンク]公式ブログ
◆福島県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◇山形県自閉症協会山形県南「いとしごの会」
 [外部リンク]公式HP
◆茨城県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆栃木県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆群馬県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆埼玉県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◇埼玉県自閉症協会「NIJIの会」(高機能・アスペ部会)
 [外部リンク]公式ブログ
◆千葉県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◇千葉市自閉症協会高機能部
 [外部リンク]公式HP
◇松戸市自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◇カンナの会(千葉県自閉症協会東葛地区分会)
 [外部リンク]公式HP
◇かもめ会(船橋市自閉症協会)
 [外部リンク]公式HP
◇くじらの会(安房地区自閉症協会)
 [外部リンク]公式HP
◆東京都自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆神奈川県自閉症協会(神奈川県自閉症児・者親の会連合会)
 [外部リンク]公式HP
◆川崎市自閉症協会(川崎市自閉症児者親の会 くさぶえの会)
 [外部リンク]公式HP
◆横浜市自閉症協会(横浜市自閉症児・者親の会)
 [外部リンク]公式HP
◇海老名市自閉症児・者親の会
 [外部リンク]公式HP
◆NPO法人にいがた・オーティズム
 [外部リンク]公式HP
 →cf. [外部リンク]公式ブログ
◆富山県自閉症協会
 [外部リンク]公式ブログ
◆石川県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆福井県自閉症協会
 [外部リンク]公式ブログ
◆山梨県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆長野県自閉症協会
 [外部リンク]公式ブログ
◆静岡県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆愛知県自閉症協会(つぼみの会)
 [外部リンク]公式HP
 →cf. [外部リンク]AICHI ASSOCIATION OF AUTISTIC PERSONS' PARENTS(SHARE)HP
◆岐阜県自閉症協会
 [リンク切れ]http://homepage1.nifty.com/gifu-jihei/
◆三重県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆滋賀県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆京都府自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆大阪自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆兵庫県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP*最近あまり更新されていません.最新の動向は下記2つのHP/ブログを参照
◇兵庫県自閉症協会高機能ブロック
 [外部リンク]公式HP
◇兵庫県自閉症協会姫路ブロック
 [外部リンク]公式ブログ
◆奈良県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆和歌山県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
 →cf. [外部リンク]協会会長ブログ
◆鳥取県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆島根県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆岡山県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆広島県自閉症協会
 [外部リンク]公式ブログ
◆山口県自閉症協会
 [外部リンク]公式ブログ
◆愛媛県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆高知県自閉症協会(日本自閉症協会高知支部)
 [外部リンク]公式HP
◆福岡県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆福岡市自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆北九州市自閉症協会(福岡県自閉症協会北九州市親の会)
 [外部リンク]公式HP
◆佐賀県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆長崎県自閉症協会
 [外部リンク]公式ブログ
◆熊本県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆大分県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆宮崎県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆鹿児島県自閉症協会
 [外部リンク]公式HP
◆沖縄自閉症協会(沖縄自閉症児者親の会 まいわーるど)
 [外部リンク]公式HP
◆英国自閉症協会(The National Autistic Society)
 [外部リンク]公式HP(英語)
◆全米自閉症協会(Autism Society)
 [外部リンク]公式HP(英語・スペイン語)
◇全米自閉症協会ウィスコンシン支部(Autism Society of Wisconsin)
 [外部リンク]公式HP


>TOP

□学会・研究所・研究プロジェクト・研究会関係

□学会
◆International Society for Autism Research(学会誌Autism Researchを発行)
 [外部リンク]学会HP
◆Autism Consortium
 [外部リンク]公式HP
◆日本自閉症スペクトラム学会(学会誌『自閉症スペクトラム研究』を発行)
 [外部リンク]学会HP
◆日本児童青年精神医学会(学会誌『児童青年精神医学とその近接領域』を発行)
 [外部リンク]公式HP
◆日本発達障害学会(学会誌『発達障害研究』を発行)
 [外部リンク]公式HP

□研究所
◆Aautism Research Centre (Cambridge University)
 [外部リンク]公式HP(英語)
 →cf. [外部リンク]Laboratory for Reseach into Autism

□研究プロジェクト・研究会
◆自閉症にやさしい社会:共生と治療の調和の模索(科学技術振興機構社会技術開発センター,金沢大学)
(自閉症にかんする領域横断型の研究プロジェクト)
 [外部リンク]科学技術振興機構社会技術開発センターHP内紹介ページ
 [外部リンク]金沢大学HP内紹介レジュメ(PDFファイル)
◆とちぎ発達障害研究会(TODDS)
 [外部リンク]公式ブログ
◆東大ワークショップ小児・思春期精神医学
(自閉症を解説・東京大学医学部附属病院精神神経科科小児部)
 [外部リンク]公式HP
◆米国 Division TEACCH - Autism Information (UNC-CH)
(自閉症児・者が地域社会の中で自立して暮らすことを目標に,米国ノースカロライナ州全域規模で実施されているプログラムを紹介するホームページ)
 [外部リンク]UNC School of Medicine ホームページ


>TOP

□個人ページ(敬称略)

□本人ページ

◆自閉連邦在地球領事館附属図書館(館長 ニキ リンコ(Lingko "NeatKey" NIKI))
 [外部リンク]個人HP
◆アスペルガーの館(村上真雄(しんゆう))
 [外部リンク]個人HP
◆自閉症パパの雑記帳(自閉症の父親が,自身の経験と息子〔自閉症〕の育児について書いているブログ)
 [外部リンク]個人ブログ

>TOP

□家族によるページ

◆食育の結果〜大きくなりすぎ岩手産・自閉症児との生活〜
 [外部リンク]個人ブログ
◆あらたけしょーじのオーティズム(自閉症)の子じゅ〜〜んの日記
 [外部リンク]個人ブログ
◆自閉症児のスクラップブック
 (京都のクニさんのホームページ。自閉症等の障害を持つ子どもに関する情報やリンク)
 [外部リンク]個人HP
 →cf. [外部リンク]個人ブログ(自閉症とのつきあいから)
◆我が愛する佑哉くんのページ
 [外部リンク]個人HP
◆BADKID's and handicapped children's Homepage
 (ダウン症児と共に歩むKAZUさんのページ,ダウン症関連サイトへのリンク・ホームページ作成支援など)
 [外部リンク]個人HP
◆C型肝炎のとうさんとEeePCと自閉のゆうくん
 [外部リンク]個人ブログ
◆楽しく前に進む(3人の自閉症児)
 [外部リンク]個人ブログ
◆週刊(?)「たんこぶベラ」情報
 [外部リンク]個人ブログ
◆Yoshiki Land――ある自閉症児の心の国
 [外部リンク]個人HP
◆HAPPY TEPPY 自閉症のままで
 (家族で1年間渡米していた佐藤さんのレポートやニュース)
 [外部リンク]個人HP
 →cf. 天狼 & ディル in Madison [外部リンク]障害者とコンピュータ利用教育研究会1996年6月の会報
◆なおちゃんぱぱのホームページ
 [外部リンク]個人HP
◆ゆうちゃんの歩み(M生さんのホームページ)
 [外部リンク]個人HP
◆裕生とともに(図子昌一さんのホームページ)
 [外部リンク]個人HP
◆自閉症児と健常児の子育て
 [外部リンク]個人HP
◆なんきんちの記録(なんきんちの日記)
 [外部リンク]個人ブログ
◆自転車大好き物語2――自閉症(発達障害)の息子と家族のオモシロbmx生活
 [外部リンク]個人ブログ
◆キミが見上げる空――普通に見えて普通じゃない 高機能自閉症と診断されたルカとの日々
 [外部リンク]個人ブログ
◆自閉症の少女,真理子の世界
 [外部リンク]個人HP
◆大丈夫!お母さんがついてるからね!――たろうとはなちゃん自閉症兄妹子育て日記
 [外部リンク]個人ブログ
◆英幸へのメッセージ――23歳で急逝した自閉症児英幸の思い出
 [外部リンク]個人HP
◆自閉症の不思議な世界
 [外部リンク]個人HP
◆不思議世界のまさ坊
 [外部リンク]個人HP
◆まなこのおへや
 [外部リンク]個人HP
 →cf. [外部リンク]個人ブログ(〜ふりる*りぼん〜)
◆多動っ子は止まれない
 [外部リンク]個人ブログ
◆布施和生のHOME PAGE(自閉症という世界の中で音楽活動を続けるギタリストの紹介)
 [外部リンク]個人HP
◆手をつないで行こう――自閉症児&双子ママの日記
 [外部リンク]個人ブログ
◆双子・KO君とTO君(自閉症)の子育て記録
 [外部リンク]個人ブログ
◆ゆうた・こうた通信――双子の成長アルバム(自閉傾向を伴う知的発達障害の子どもたちの成長記録)
 [外部リンク]個人HP
◆空と海と私と(高機能自閉症とアスペ?の男&男・双子の母によるブログ)
 [外部リンク]個人ブログ
◆発達障害の双子怪獣(自閉症&広汎性発達障害)との日々3
 [外部リンク]個人ブログ
◆わが家のトーマスエジソン君と☆の王子様
 [外部リンク]個人HP
 →cf. [外部リンク]個人ブログ(我が家の王子達)
◆自閉症児 こだわり君
 [外部リンク]個人ブログ
◆陽だまりの下で――双子&末っ子長男の育児 自閉症児とパニック障害?をかかえて...
 [外部リンク]個人ブログ

*ほかにも,以下のHPで自閉症者家族によるHPやブログを検索できます.
 天使のWEBKensaku [外部リンク]個人HP
 ゆっくりねっとサーチ――障害児検索応援エンジン [外部リンク]個人HP
 
>TOP

□研究者,医療・心理・福祉・教育専門職者,支援者のページ

◆King Stone の部屋
 (肢体不自由養護学校・知的障害養護学校・通常校の障害児学級担任を勤めた教員のページ)
 [外部リンク]個人HP
 →cf. [外部リンク]個人ブログ
◆Oka'sホームページ(岡実)
 [リンク切れ]http://www.joho-kyoto.or.jp/~oka/
 →cf. Facebook(要登録・無料)[外部リンク]個人facebook
◆Machito's Web Site
 (自閉症をはじめとした発達障害児者の療育援助技法ならびに知的障害者の就労支援の情報を紹介)
 [外部リンク]個人HP
◆服巻智子公式ブログ(自閉症スペクトラムの教育家・研究者)
 [外部リンク]個人ブログ
◆井上研究室ホームページ(井上雅彦〔鳥取大学〕)
 [外部リンク]個人HP
◆児童精神科医門眞一郎の落書帳(自閉症関連の資料が豊富)
 [外部リンク]個人HP
村瀬 学(同志社女子大学)研究室
『自閉症――これまでの見解に異議あり!』の著者)
 [外部リンク]個人HP


>TOP

□伊地知信二/奈緒美さんによる論文紹介と解説へのリンク

 (概訳ではおおまかな要旨や重要な主旨を紹介してあります/直訳ではありません.タイトルも直訳ではありません)
 以下,伊地知さんによる「じゃじゃ丸トンネル迷路」に掲載されています(自閉症者に関する幅広い情報を提供).
 →cf. [外部リンク]「じゃじゃ丸トンネル迷路」

◆言葉の遅れに対する遺伝的影響
 (Nature Neuroscience 1: 324-328, 1998)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/l-delay.html
◆自閉症と強迫性障害について
 (Psychological Medicine 28: 385-395, 1998)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/ocd.html
◆自閉症者の脳の解剖所見(Kemper & Bauman)
 (J Neuropathol Exp Neurol 57: 645-652, 1998)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/patho2.html
◆自閉症者の脳の解剖所見
 (Bailey et al.)(Brain 121: 889-905, 1998)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/patho.html
◆消化管の炎症と注意欠陥/多動性障害(ADHD)
 (Lancet 352: 234-235, 1998)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/ilnh-adhd.html
◆一卵性双生児不一致例の比較
 (Ann Neurol 43: 782-791, 1998)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/twin-anatomy.html
◆第15染色体長腕(15q11-13)と自閉症
 (Am J Hum Genet 62: 1077-1083, 1998)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/15q.html
◆認知能力・認知障害の遺伝学(BioEssays 19: 1117-1124, 1997)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/behav2.html
◆人の行動と遺伝
 (Science 264: 1733-1739, 1994)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/behav.html
◆パーソナリティーの多様性(遺伝と環境の影響)
 (Science 264: 1700-1701, 1994)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/persona.html
◆第7染色体長腕にある遺伝素因と自閉症
 (Hum Mol Genetics 7: 571-578, 1998)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/7q.html
◆受精卵凍結の児への影響
 (Lancet 351: 1085-1090, 1998)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/cryo.html
◆Rapin先生の総説
 (Ann Neurol 43:7-14, 1998)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/rapin.html
◆早期集中的行動療法の効果
 (Lancet 351: 912, 1998)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/lovaas.html
◆セロトニントランスポーター遺伝子と自閉症
 (Hum Mol Genet 6: 2233-2238, 1997)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/5htt.html
◆腸炎に関連した後天性の自閉症?
 (Lancet 351: 637-641, 1998)話題に関連記事
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/colitis.html
◆読書障害(dyslexia)の総説
 (N Engl J Med 338: 307-312, 1998)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/dyslexia.html
◆注意欠陥/多動性障害についての総説
 (Lancet 351: 429-433, 1998)
 http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/adhd.html
◆親の自閉症的傾向(家族内重複自閉症例の検討)
 (Am J Med Gen 74: 398-411, 1997)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/miaf.html
◆レット症候群と髄液異常
 (Ann Neurol 42: 978-981, 1997)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/rett.html
◆テトラハイドロバイオプテリン
 (Developmental Medicine & Child Neurology 39: 313-318, 1997)*追記が少しあります
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/bh4.html
◆Autistic spectrumの実際的な分類(Wing先生の総説)
 (Lancet 350: 1761-1766, 1997)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/wing.html
◆高機能自閉症と脆弱X-E症候群
 (American Journal of Medical Genetics 74: 73-81, 1997)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/fraxe.html
◆注意力における小脳の役割
 (Science 275: 1940-1943, 1997)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/cerebellum.html
◆自閉症児の脳におけるドーパミン
 (Lancet 350: 638, 1997)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/fdopa.html
◆視覚的な認識における左右:自閉症者の鏡文字に関連して
 (Current Biology 6: 1079-1081, 1996)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/mirror.html
◆アスペルガー症候群のPETスキャン検査(“心の理論”課題)
 (NeuroReport 8: 197-201, 1996)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/pet.html
◆N Engl J Medに載った総説
 (N Engl J Med 337: 97-104, 1997)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/nejm.html
◆自閉症児はやっぱり頭が大きい
 (Lancet 349: 1744-1745, 1997)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/atama2.html
◆自閉症児は頭が大きい
 (J Child Neurol 11: 389-393, 1996)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/atama.html
◆男の子が多いのは遺伝性によるものなのか?
 (Am J Med Genet 67: 499-500, 1996)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/ratio.html
◆日本では自閉症児が多いのか?
 (British Journal of Psychiatry 169: 671-672, 1996)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/takei.html
◆錯覚が集中力を高める
 (Nature 381: 66-68, 1996)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/fukuwa.html
◆脆弱X症候群に治療の可能性
 (American Journal of Medical Genetics 64: 365-369, 1996)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/fmr.html
◆自閉症児は増加しているか
 (BMJ 312:327-8, 1996)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/prev.html
◆HLAと自閉症(免疫不全説・自己免疫説・ウイルス説)
 (J Neuroimmunol 67:97-102, 1996)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/hla.html
◆心の理論(Theory of mind)と自閉症
 (J Psychopharmacol 10:48-53, 1996)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/comm.html
◆1歳半健診での自閉症チェックリスト-CHAT
 (Br J Psychiat 168:158-163, 1996)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/chat.html
◆自閉症の集学的評価とフォローアップを(オーストラリア)
 (Med J Aust 165: 244-245, 1996)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/mja.html
◆横浜市における自閉症の(累積)発生率
 (Br J Psychiat 169: 228-235, 1996)
 [外部リンク]http://www.synapse.ne.jp/~shinji/jyajya/ronbun/ruiseki.html


>TOP

■団体ページ

◆Autism Network International(自閉症者のセルフヘルプとアドボカシーを目的とする国際団体)
 [外部リンク]公式HP(英語)
◆Autism National Committee (AUTCOM)(米国の自閉症当事者団体)
 [外部リンク]公式HP(英語)
◆The Autistic Self Advocacy Network (ASAN)(米国の自閉症当事者団体)
 [外部リンク]公式HP(英語)
◆Autism Montréal (カナダ・モントリオールの自閉症者および発達障害者・関係者の団体)
 [外部リンク]公式HP(フランス語)
 (文字化けする場合は「表示」→「エンコード」→「西ヨーロッパ言語(Windows)」でだいたいどうにかなります)
◆Autismi - ja Aspergerliitto ry(フィンランドの自閉症者およびアスペルガー症候群者・関係者の団体)
 [外部リンク]公式HP(フィンランド語・スウェーデン語・英語)
◆Autism Speaks(米国の自閉症者家族会)
 [外部リンク]公式HP(英語)
◆Autism Resources(自閉症に関する情報とリンク)
 [外部リンク]公式HP(英語)
◆OASIS: Online Asperger Syndrome Information and Support
 [外部リンク]公式HP(英語)
◆全国自閉症者施設協議会
 [外部リンク]公式HP
◆秋田LD・AD/HD親の会「アインシュタイン」
 [外部リンク]公式HP
◆山形親子療育支援ネットワーク
 [外部リンク]公式HP
◆上越自閉症児親の会(もしもしかめさんの会)
 [外部リンク]上越市HP内での紹介記事
◆大阪LD親の会「おたふく会」
 [外部リンク]公式HP
◆自閉症とその周辺のしょうがいをもつ子と親の会I・I(あい・あい)(香川県)
 [外部リンク]公式HP
◆日本コミュニケーション支援センター
 (井上秀一の「自閉症児・者のためのコミュニケーション支援システム開発」が起源;コミュニケーション支援システム研究会〔[外部リンク]研究会HP〕の後継団体)
 [外部リンク]公式HP
◆自閉症者を家族に持つ医師・歯科医師の会
 [外部リンク]公式HP
◆フリースペースつくしんぼ(障害児の親たちが自分たちの手でつくった障害児のための放課後活動の場所)
 [外部リンク]公式HP
◆社会福祉法人めひの野園(富山市西金屋字高山・全国で2番目に設立された自閉症者の施設)
 [外部リンク]公式HP
◆自閉症・発達障がい支援センターおがる
 [外部リンク]公式HP
◆アスペ・エルデの会(学習障害児の研究プロジェクトを前身とする支援団体)
 [外部リンク]公式HP


>TOP

■解説

◆辻井正次 20020220 「「平行線」の彼方に心のふれあいを夢見て」,森口[2004:i-iv]*
*森口 奈緒美 20020220 『平行線――ある自閉症者の青年期の回想』,ブレーン出版,297p. ISBN-10: 4892426806 ISBN-13: 978-4892426803 2940 [amazon][kinokuniya] ※ a07.

 「(注)自閉症について
 自閉症とは、一般的に世間で思われているような「内閉的」「引きこもり」「暗い」といった性格的なものを指すものではありません。自閉症は、発達障害で、生まれながらの脳の働きの障害によって引き起こされます。そして、自閉症の基本障害は以下の三つからなります。[…]  ・社会性の障害[…]
 ・コミュニケーションの障害[…]
 ・想像力の障害(こだわり行動)」(辻井[2002:i-iii])

◆泉 流星 20031206 『地球生まれの異星人――自閉者として、日本に生きる』 ,花風社,262p. ISBN: 4907725574 1680 [amazon][kinokuniya] ※ a07.
 「自閉症スペクトラムというのは、脳のつくりや働きが生まれつき普通の人と違うために、周囲の世界のとらえ方、感覚や思考のパターンなどが普通とは異なっている人々をさしている。簡単に言えば、普通の人とは別の世界に住み、異なる文化を持っている。重度の自閉症から部分的な要素を持つ人までを含めて、自閉圏の人々には共通する特徴があるため、最近ではスペクトラム=連続体、というとらえ方をするようになった。その特徴とは、対人関係の困難、コミュニケーションの困難、限られた対象への反復的で常同的な興味、活<0006<動‖行動があることの三つだとされている。」(泉[2003:6-7])

◆成澤 達哉 20040415 『Myフェアリー・ハート――わたし、アスペルガー症候群。』,文芸社,272p. ISBN: 4835572777 1575 [amazon][kinokuniya] ※ a07.

 「「[…]一般に言われる自閉症は、知的な遅れと言葉の遅れを伴うのですが、中にはそれらを伴わないものも存在します。そのうち、知的な遅れがないものは『高機能自閉症』、それに加えて言葉の遅れが見られないものは『アスペルガー症候群』、略して『アスペ』と呼ばれます。
 […]
 「[…]これは『病気』ではなく『先天性の障害』でして、現在のところは一生治ることはありません。訓練によって社会に適応できるようにすることはできますが、かなりの時間を要します」(成澤[2004:33])

◆泉 流星 20050930 『僕の妻はエイリアン――「高機能自閉症」との不思議な結婚生活』,新潮社,238p. ISBN-10: 4103001119 ISBN-13: 978-4103001119 1470 [amazon][kinokuniya] ※ a07.

 「何たって呼び名に「高機能」とついているぐらいだ。知らない人が見てすぐわかるような違いはほとんどない。妻に限らず、「高機能」と呼ばれるたいがいの自閉系人間は、周囲からは「ずいぶん風変わりな人」「何だか非常識な人」という程度に見られてはいるものの、多くの場合、地球人にまぎれて普通に生活している。
 僕の妻は言語能力が非常に高いので、「アスペルガー症候群」という分類に近いらしい。これはハンス・アスペルガーという人にちなんだ名前で、知的障害がなく、言葉もよく使えるけれど、自閉症独特の特徴を持っている人、というぐらいの意味だ。ちなみに自閉症の特徴とは、社会性の問題(社会の中でうまくやっていくことが困難)、コミュニケーションの問題(人と心を通わせ、スムーズに意思疎通することが困難)、こだわりや常同行動の問題がある(特性の物事に強い執着を示し、常に一定の行動パターンを守った生活を好む)、といったもの。」(泉[2005:4])

◆東田 直樹 20070228 『自閉症の僕が跳びはねる理由――会話のできない中学生がつづる内なる心』 ,エスコアール,175p. ISBN-10: 4900851388 ISBN-13: 978-4900851382 1680 [amazon][kinokuniya] ※ a07

 24 自閉症の人は普通の人になりたいですか?
 僕らがもし普通になれるとしたら、どうするでしょうか。
 きっと、親や先生や周りの人たちは大喜びで、「普通に戻してもらいたい」と言うでしょう。
 ずっと「僕も普通の人になりたい」そう願っていました。障害者として生きるのが辛くて悲しくて、みんなのように生きて行けたらどんなにすばらしいだろう、と思っていたからです。
 でも、今ならもし自閉症が治る薬が開発されたとしても、僕はこのままの自分を選ぶかもしれません。
 どうしてこんな風に思えるようになったのでしょう。
 ひと言でいうなら、障害のある無しにかかわらず人は努力しなければいけないし、努力の結果幸せになれることが分かったからです。
 僕たちは自閉症でいることが普通なので、普通がどんなものか本当は分かっていません。<0062<
 自分を好きになれるのなら、普通でも自閉症でもどちらでもいいのです。(62-63)


>TOP

■言及

◆小澤 勲 19740501  『反精神医学への道標』 ,めるくまーる社,312p. ASIN: B000J9VTS4 1300 ※ [amazon] ※ m.

 小澤論文―「幼児自閉症論の再検討」の自己批判的再検討 233-254

 「二 自閉症児は存在するか
 本論に入ろう。枝吉さんは「なにか特殊な自閉症児という子が存在しているのでしょうか」と問われる。枝吉さんはその発言からしても、「自閉症児といっても何ら特別な子どもではない」ことを指摘なさろうとしているのは明白である。しかし、枝吉さんがおっしゃりたいことをじゅうぶんふまえた上で、私は「やはり自閉症児は存在する」(より正確には「存在させられている」というべきかもしれないが)といわなければならない。とくに、学会総会で有名な自閉症研究家が枝吉さんの問いを申し合わせたようにカテゴリー論と社会的弊害という論理(?)にすりかえ、「今後、自閉症という診断はやめよう」などという珍奇な発言があいつぐような現状では、私は断固として「自閉症児は存在する」(正確にいえば「自閉症児は今なお存在させられつづけている」)というところから出発しようと思う。「自閉症児」をつくり出す構造を解体せぬかぎり、「診断」をやめたとて何ほどのことがあるというのであろうか。仮にキチガイとよぶことを偉い先生方がやめると申し合わせたところで、今の世の中にキチガイがなくならないリクツと同じである。
 論理をもう少し緻密にしよう。「自閉症児とはいったい何なのか」という問題を考えてみる。かつては私を悩ましたこの設問に対する答えは最近になって考えてみると実はきわめて単純、明解なことではないのかと思えてきた。今、私は「要するに自閉症児とは、なにがなんだかさっぱりわからない子どもたちのことである」と答えたいと思う。むろん、問題はここで終わるのではなく、ここから始まるわけで、ことに「わからない」とするそのこと自体が深く検討されねばならないので<0236<あるが、この点については後でくわしく述べることとし、ここではひとまず「わからない」というのは、どこにも行きようがなく、「処遇」を受け難い一群の子どもたちがいるという客観的基盤が意識化された結果にすぎないと述べるにとどめ、先にすすみたいと思う。
 ところで私の論文では、この辺の問題をどのように叙述しているかをみておきたいと思う。「自閉」を論じて論文はつぎのように述べている。「われわれが(症児を)自閉的と感じるのは生活年齢に比して症児の対人関係形成が単に遅れているということだけによるとは思えない。おおまかにでもある正常発達の一時期に症児の行動を位置づけ得たとしても、その発達段階に相応すべき諸精神機能が症児には正常な構造をもって存在していないということ、つまり、われわれが症児をみたとき、彼が正常児ならば(いかなる年齢であるにしても)、あるいは精薄児ならば(いかなる程度の遅滞を示すとしても)このような行動を示すはずだという観察者の〈期待〉から症児の行動が著しく逸脱しているということこそが、われわれに症児は自閉的だと感じさせるのではないだろうか。自閉症児を少し治療していくと第三者の眼には症児の行動がそれほど大きく変わったとはみえないのに、治療者には症児が最初ほど自閉的だとは感じられなくなることがある。これは治療者と症児の間に第三者には察知し得ないラポートが成立したというより、治療者の症児に対する期待の枠組が徐々にその症児に合致したものになっていき、かつ、ある程度、症児の行動予測が可能となってきたことによると思われる。」
 引用がやや長くなったが、いわゆる幼児自閉症の中核症状といわれている「自閉」という症状を<0237<単に症児の精神病理としてではなく、症児とわれわれとの「関係」の問題として提起しているという点において評価されるべきものをもっている。しかし、関係の一方の極である「われわれ」が、いみじくも「観察者」とよばれているように、われわれ自身がもっている枠組そのものはまったく検討せずに認めてしまっている。」(小澤[1974:236-238])

◆河野 哲也 20050610 『環境に拡がる心――生態学的哲学の展望』,勁草書房.242p ISBN:4326199113 [amazon][kinokuniya] ※ a07.

 「あるいは、自閉症者であるグランディン(Grandin 1995 『自閉症の才能開発』(1997))は、大学で動物行動学を研究する一方で、畜産関係の機器や器具や建設の設計者として会社を経営している。彼女は家畜の扱いに才能を示し、アメリカ合衆国の牛と豚の3分の1は彼女が設計した設備や器具で扱われているという。彼女は、動物が急に立ち止まったり、通路に入るのを拒んだりしたときには、その見逃しがちな原因を探るようにして、決して動物を力づくで動かそうとはしない。精肉工場で牛がおびえるのは、屠殺されることを案じているからではなく、ときに小さな鎖が通路の柵にぶらさがって揺れているのに怯えているのであり、ときに白いプラスチックのジュース瓶に注意が惹かれてしまうからであり、ときにコントラストの強い床や壁の照り返しを恐れるからである。とりわけ、動物を怯えさせているのは、虐待する人間の>172>存在であり、いかなる優れた装置も荒っぽくて不注意な人間によって台無しになるという。
 グランディンによれば、「異常なものに対して放牛が見せる反応は、自閉症児が環境のささいな変異に対して起こす反応に似ている」という。…彼女は、牛が何に恐怖を感じているか、どんな音に関心をもち、どんな音にいらだったり驚いたりしているか、牛の眼がどのような視野をもっており、どんな変化に敏感に反応するか、どんな場所にいるのを好むのか、などを詳細に記述しながら次のように主張する。

 私が牛の身になるということは、牛のコスチュームを着けることではなく、全く牛になることなのである。牛がその環境をどのように眺め、どんなふうに聞いているのかを、私自身の「目で考える技能」でシュミレートしてみるのである。牛の体の中に入り、そこで体験することを想像してみる。 (Grandin 1995:195)
私の目で考える能力が、さまざまな状況の動物が、どんなふうに感じたり考えたりするのかを、理解する助けになってきた。動物の身になることも実にやさしい。だが、動物人間同質論に陥らないでこれをやり遂げるために、私はいろいろな状況にある動物の行動を何年も観察した。そしてわたしの「知識」ライブラリーに、このことに関して観察したり、本を読んだりして得た情報を加えていった。私は動物の思考を視覚化するために、設備器具の設計をするときに使う思考プロセスを適用する。…学生の一人が「馬は考えません。ただ、コネクションをつけるだけです」といったことがある。もしコネクションをつけることが、考えることと関係がないというのなら、私のような人間は、考える能力がないということになってしまう。視覚化して考えたり関連付けをすることは、言語で順次に考える行為と違いこそすれ、ひとつの思考パターンなのである。」171-173

◆高岡 健 20030110 『自閉症論の原点――定型発達者との分断線を超える』,雲母書房,221p. ISBN-10: 4876722250 ISBN-13: 978-4876722259 \1890 [amazon][kinokuniya] ※ a07



>TOP

■報道/イベント

◆2003/09/24 「長崎事件の記事に配慮要望 日本自閉症協会」
 共同通信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030924-00000233-kyodo-soci
 「日本自閉症協会(石井哲夫会長)は24日、長崎の男児誘拐殺人事件で補導された中学1年の少年(12)に関する報道の際、見出しに「自閉症」「広汎(こうはん)性発達障害」「アスペルガー症候群」などの用語を使わないよう報道各社に文書で要望した。  要望で協会は、同種の障害のある人が日本で100万人ともされることを挙げ「発達障害者が犯罪の加害者になる割合は極めて少ないのに、一般の人に誤解され、人権が侵害されることを強く懸念している」としている。」

◆2002/11/18 急増する自閉症、出生時診断でふくらむ治療への期待
 http://www.hotwired.co.jp/news/news/20021120308.html

  いまだに原因も治療法も発見されていない自閉症。世界中でその
  発生率が急増しているが、なかでもカリフォルニア州では増加が
  著しく、1987年から1998年までの間に273%も発生率が上がったと
  いう。遺伝要因や、小児ワクチンといった環境要因を探る研究が
  進められる一方で、出生時の血液検査から即座に診断を下し、早
  期対策により治療/予防効果を上げようとする技術の開発も進ん
  でいる。
  [Technology]

急増する自閉症、出生時診断でふくらむ治療への期待
Kristen Philipkoski

2002年11月18日 2:00am PT  
 世界中で自閉症の発生率が急激に増加しているが、なかでも著しいのがカリフォルニア州だ。
 同州の発達障害者サービス局によると、1987年から1998年までの間に、273%も発生率が上がったという。世界全体では、自閉症や関連疾患を持つ子どもの割合が最大で250人に1人の割合であるのに対し、カリフォルニア州では150人に1人の割合となっている。
 これを受けて、カリフォルニア大学デービス校のM.I.N.D.研究所は、米サロメッド社という民間企業と共同で、この急増の原因究明に乗り出した。研究者は、微量の生体サンプルを十分速く検査できる新技術を開発すれば、短期的には出生時に自閉症を診断でき、ゆくゆくはその治療法や予防法を見つけられると考えている。

 「自閉症の診断が2、3歳まで遅れてしまうと、誕生から2歳までの、脳が急成長する貴重な時期を逃すことになる」と、カリフォルニア大学デービス校で医療精神病学を教えているデビッド・アマラル教授は言う。
 M.I.N.D.研究所は数年前、カリフォルニア州で生まれた新生児から規定どおり採取され保管されている採血検体を分析する予備研究に出資した。この調査で研究者たちは、後に自閉症あるいは知的障害(精神遅滞)となった子どもたちと、障害のない子どもたちとの血液を比較した。
 その結果、自閉症児および知的障害児の血液では、8種のペプチド[タンパク質の成分]が急増していることがわかった。他の子どもたちの血液にはそうした傾向はなかった。
 このことは、出生時に自閉症診断が可能なことを示唆しており、単に発症の危険性を示すだけの遺伝子診断に比べ、格段の進歩となる。ただ、問題は、知的障害児と自閉症児を識別できなかったことだ。
 アマラル教授は、これらペプチドに関してより具体的な情報を得るために新たな研究を始めるには、より高速で高精度の技術が必要だと痛感していた。
 そんなときアマラル教授は、2000年に開かれたある会議でハワード・シュルマン博士と出会った。シュルマン博士がスタンフォード大学神経生物学部の学部長職を1年間休職し、サロメッド社で働いていたときのことだ。シュルマン博士はその後、大学に戻らず、現在サロメッド社の研究開発担当副社長を務めている。
 2人が出会ったとき、シュルマン博士はアマラル教授に、サメッド社が微量の血液や尿でも分析できる技術に何千万ドルも投資していると話した。そうした技術は、幼児の診断では重要となる。また、同社はすでに、何千種類もの物質を迅速に分析し比較できる技術の基盤も開発ずみだった。
 「われわれの研究の本質は、ある病気の診断あるいは薬品の開発に役立つ、バイオマーカー[生体に取り込まれた化学物質に反応して体内に出現する物質]を発見することだ」とシュルマン博士は言う。
 サロメッド社は、質量分析法を最適化し、わずか数マイクロリットル[1000分の1ミリリットル]というきわめて微量の血液サンプル中のタンパク質からさまざまな特徴を探し出し、それを何千ものサンプルと比較して、自閉症特有の特徴を発見しようとしている。
 「サロメッド社の企業戦略に自閉症は入っていなかった。しかしわれわれは、カリフォルニア州にいる自閉症児の多さを訴えた」とアマラル教授。
 アマラル教授とシュルマン博士は、サロメッド社が開発した技術はM.I.N.D.研究所の研究をさらに前進させるために必要な速さと精度を備えているようだという見方で一致している。2人は、自閉症のバイオマーカーを突き止めるための大規模な研究に乗り出した。
 自閉症問題に取り組んでいる財団『キュア・オーティズム・ナウ』(CAN)のポーシャ・アイバーソン副理事長(科学分野の渉外担当を兼任)は、疾病研究の推進にはそのような協力が不可欠だと言う。
 「企業は、必要とするサンプルを得るための情報や患者との関係を持たない。しかし、われわれのような支援団体や研究団体は、そうしたリソースを持っている」とアイバーソン副理事長。
 反面、M.I.N.D.研究所やCAN財団のような組織は、バイオテクノロジー企業のような最先端の技術を持っていない。
 両者が協力すれば、「文字どおり10年早く成果を得ることができる」とアイバーソン副理事長は言う。
 自閉症児の症状は「ごく普通に生活できる」から「きわめて重症」まで、さまざまだ。積極的に介入(治療)しないと、重症の子どもは意志を伝えることもできない。光を何時間も見つめ続けたり、体を前後に揺すったり、金切り声を上げたり、手を繰り返し打ち鳴らしたりする。
 アマラル教授は、出生時診断よって早い時期から親が介入できるので、子どもの生活の質が向上するのではと期待している。
 厳しいトレーニングによって自閉症児は、ある程度の意志の疎通や社会への順応ができるようになる。しかし、自閉症という病気が特定されて50年、その原因も治療薬もいまだに見つかっていない。
 アマラル教授とシュルマン博士は、自分たちの共同研究が、自閉症の原因解明に少しでも役立てばと願っている。自閉症の原因は、研究者や親の間で大きな議論を呼んでいる。
 自閉症を引き起こす要因については、小児ワクチンや環境要因などの説がある。
 もう1つ議論の的になっているのは遺伝説だ。双子のうち1人が自閉症ならもう1人も自閉症である率が90%もあることから見て、遺伝的素因があることは明らかだとアイバーソン副理事長は述べている。また、1人の子どもが自閉症だと、次に生まれる子どもが自閉症である可能性は、そうでない場合に比べ、20倍も高いという。
 軽症の自閉症や、関連疾患のアスペルガー症候群などの人では、技術的な仕事に秀でている傾向がある。その結果、以前に比べ社会の中で暮らしている人が増え、結婚もして子どもを生んでいる率も高くなっているようだ。
 しかし米自閉症研究所の創設者で所長でもあるバーナード・リムランド博士をはじめ多くの研究者が、遺伝的要因だけが自閉症急増の原因ではないと主張している。
 「遺伝的素因は確かに重要であるが、自閉症急増については、説明の糸口にすらなっていない」とリムランド博士。
 自閉症問題に取り組んでいる活動家や科学者の大多数は、これまでの研究では、原因と考えられているものの中で、断定できるものや排除できるものは1つもない、という意見で一致している。
 デンマークの研究者が先ごろ、自閉症と幼児ワクチンは無関係だとする調査結果を発表した。しかし、この調査結果は十分な証明になっていないと指摘する人もいる。
 リムランド博士もその1人で、2つの理由をあげている。1つはデンマークのワクチンが、保存料として、自閉症とワクチンを結びつける物質ではないかと疑われる水銀を使っていないこと。2つ目は、同国では他の国よりワクチン接種回数が少ないことだ。
 サロメッド社が開発した技術の1つで、血球計算と呼ばれる方法が、環境素因の謎を解決する可能性がある。
 毒素やアレルギー抗原にさらされると、血液中で特定の抗体が増加することが多い。この血球計算技術を使うと、自閉症児の血液中の抗体増加傾向を検出でき、そこから問題の毒素を逆探知できるかもしれないからだ。
 「さらに楽観的なことを言えば、われわれがそうした毒素に敏感な子どもたちを識別できれば、その子たちから危険なものをすべて遠ざけ、実際に一部の子どもたちの自閉症を予防できるかもしれない」とアマラル教授は述べた。
[日本語版:中沢 滋/山本陽一]

◆ゲストアシスタンスカード――心のバリアフリーと新しいパーソナルアシスタンスを目指して・・
 http://www.eft.gr.jp/gacard/index.htm
 (「緊急チェック!!!!!!!! 2002年5月20日、突如として、TDRの「ゲストアシスタンスカード「速やかに案内」の制度は消滅しました。「速やかに案内する」サポート復活へむけての応援署名はこちら。」)
 *情報提供:長瀬修
◆日本自閉症協会東京都支部アスペルガー部会 20001226
 「報道関係の方々へのお願い」
◆「障害児」本人・家族の自己実現を試みる会・MARUの会
 http://homepage2.nifty.com/marunokai/index.html
◆サリ・ソルデン 『片づけられない女たち』,WAVE出版 1600円 2000
◆グニラ・ガーランド著,ニキ リンコ 訳 『ずっと「普通」になりたかった』
◆20000301水 第13回TRONイネーブルウェア研究会例会――自閉症と情報ネットワークの役割――


UP: ? REV: 20030104 20040813 1102 20080831 0917 1009, 20090412, 29, 0512, 0530,0709, 20100122, 1122, 20110206, 0317, 0424, 26, 0503, 20, 0610, 11, 12, 13, 22, 0705, 0804, 0908
発達障害  ◇精神障害/精神医療  ◇情報・コミュニケーション/と障害者  ◇生活・生存  ◇原因/帰属 
TOP HOME (http://www.arsvi.com)