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人工透析/人工腎臓/血液透析

1900〜 1990' 2000' 2010' 2020'

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last update: 20200123


■新着

 →人工透析/人工腎臓/血液透析:2010'
◆立岩 真也 2016/11/25 「長谷川豊アナ「殺せ」ブログと相模原事件、社会は暴論にどう対処すべきか?」(インタビュー,聞き手:泉谷由梨子)
 『The Huffington Post』2016-11-25,,
◆長谷川 豊 2016/09/24 「余りの低レベルな言葉狩りに戸惑っています」
 http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/48511272.html
◆全国腎臓病協議会 2016/09/23 「長谷川豊氏公式ブログの人工透析患者に関する掲載文に対し撤回と謝罪を求めます」
 http://image.itmedia.co.jp/l/im/nl/articles/1609/23/l_kontake_160923zenjinkyo02.jpg


■新刊

◆有吉 玲子 20131114 『腎臓病と人工透析の現代史――「選択」を強いられる患者たち』,生活書院,336p. 3200+160 ISBN-10: 4865000178 ISBN-13: 978-4865000177 [amazon][kinokuniya] ※ a03. h.

『腎臓病と人工透析の現代史――「選択」を強いられる患者たち』表紙


■文献

◆松村 満美子 20071210 『腎不全でもあきらめない――強く明るく生きる三二人の物語』,ミネルヴァ書房,202p. ISBN-10: 4623050602 ISBN-13: 978-4623050604 [amazon][kinokuniya] ※ a03.


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■東日本大震災関連 cf.災害と障害者・病者

東日本大震災透析関連記事(本サイト内別頁)

◆糖尿病リソースガイドより(上部:糖尿病関連、下部:血液透析・腹膜透析関連)
〔東北地方太平洋沖地震・停電 糖尿病情報リンク集&連絡〕
 http://dm-rg.net/news/2011/03/010003.html
◆日本透析医会災害情報ネットワーク:北海道・東北・関東で透析可能な病院一覧
http://www.saigai-touseki.net/sendsdata/total.php
◆日本透析医会災害情報ネットワーク
http://www.nininkai.com/kikikanri.htm
◆人工透析患者の危機管理 人工透析患者の栄養量表etc
http://www.jfd.or.jp/tohoku-eq2011
◆文部科学省 独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立オリンピック記念青少年総合センターにおける福島県の透析患者等の受け入れについて
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/03/1303778.htm
◆厚生労働省 Twitter インスリン入手のための相談連絡先へのリンクetc
 http://twitter.com/MHLWitter
◆日本糖尿病学会 東北地方太平洋沖地震の被害に遭われたインスリンを必要とする糖尿病患者の皆様へ−インスリン入手のための相談連絡先について
 http://www.jds.or.jp/
◆日本糖尿病協会 インスリン入手可能医療機関・被災地での問い合わせ医療機関リスト
 http://www.nittokyo.or.jp/


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■人工透析医療機関関連情報(自治体)

◆山形県
 http://www.pref.yamagata.jp/ou/kenkofukushi/090013/zinkoutouseki.html
◆仙台市
 http://www.city.sendai.jp/sai_iryou/index.html
◆近江八幡市
http://www.city.omihachiman.shiga.jp/contents_detail.php?co=kak&frmId=4393
◆神戸市
 http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2011/03/20110316070301.html
◆愛知県
 http://www.pref.aichi.jp/0000039547.html


◆フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E9%80%8F%E6%9E%90
 「日本国内で人工透析と言われている療法[…]は、該当する用語としては血液透析、または人工腎臓が正しいのだが(人工透析に当たると思われるartificial dialysis では英語圏内版Wikipediaでは検索不可能)、国内的には人工透析が一般的な呼称となっている。」

◆社団法人 全国腎臓病協議会 http://www.zjk.or.jp
 機関紙『全腎協』

糖尿病
人工臓器
サイボーグ


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■年表に使用した文献

◆浅野 泰・芦刈 淳太郎 2005 「日本臓器移植ネットワークの現況と腎移植」,『日本腎臓学会誌』47-5:pp.517-523
◆藤野邦夫・藤野ヤヨイ 200312 「透析受け入れ拒否事件 身体合併症患者の受療の権利」,『精神科看護』vol.30 No.12:pp.70-73
◆長谷川 結 20070321 「日本における移植コーディネーターの成立」,立命館大学大学院先端総合学術研究科博士予備論文
◆星川純一「医療経済の課題と効率」19950623 『透析療法の医療経済 』,瀬岡 吉彦 (著), 山上 征二 (著) , 日本メディカルセンター,pp.81-103
◆香川 知晶 20000905 『生命倫理の成立――人体実験・臓器移植・治療停止』勁草書房,242+20p.,ISBNl4326153482 2800 [amazon] ※
◆――――― 20061005 『死ぬ権利――カレン・クインラン事件と生命倫理の転回』勁草書房,392+34p., ISBN-10: 432615389X 3300 
◆川口 良人 2002 「わが国における腎不全治療のあゆみ 透析療法と腎移植」『日本内科学会雑誌』91-5:pp.94-103
◆岸本武利、土田健司、武本佳昭 2004 「腎移植の医療経済」, 『Geriatric Medicine』Vol.42 No.5:pp.636-643
◆國友哲之輔 1999「米国における血液透析治療の現状」,『日本透析医会雑誌』Vol.14 No.4:pp.5-8
◆栗原幸江 2004 「透析中止(断念)に関する理念――我が国ならびに欧米比較――」, 『日本臨牀』62巻 増刊号6:pp.509-515
◆厚生省五十年史編集委員会 編 1988a 『厚生省五十年史(記述篇)』 ,財団法人厚生問題研究会
◆厚生省五十年史編集委員会 編 1988b 『厚生省五十年史(資料篇)』 ,財団法人厚生問題研究会
◆前田 こう一 19820215 『難病の海に虹の橋を――立ちあがる人工腎透析者・難病者たち』,労働経済社,349p. ASIN: B000J7NPW4 1500 [amazon]
◆前田 貞亮・前川 正信・川口 良人・岸本 武利・鈴木 正司 監修 2004 『透析療法における様々な疑問に答える series4』,メディカルレビュー社
◆松信精一 2003「ヨーロッパの透析事情」2003,『腎と透析』,Vol.54 No.5 :pp.661-665
◆小川喜一 19730915 「医療保険制度の歴史から学ぶ」,『朝日市民教室――日本の医療4かけ足の医療費』,朝日新聞社
◆大平整爾 2000 「透析中止のガイドライン――不可避だが苦渋のジレンマ――」,『日本透析医会雑誌』Vol.15 No.1:pp.11-19
◆―――― 2001 「透析療法の限界と展望――日本における透析中止の現状とあり方」,『日本腎不全看護学会誌』Vol.3 No.1:pp.15-19
◆―――― 2002 「透析非導入と透析継続中止――国内外の現況と課題――」 ,『透析医会雑誌』Vol.17 No.2:pp.127-134
◆―――― 2003 「透析医療はどこへ向かうのか」,『日本透析医会雑誌』,Vol.18 No.3 :pp.255-263
◆太田和夫 1996 移植グラフティーH.P
 http://www.medi-net.or.jp/tcnet/history/history.html
◆総務庁行政監察局 編 1987 『角膜及び腎臓の移植に関する現状と課題――総務庁の行政監察結果からみて―』 ,大蔵省印刷局
◆田口 喜雄 1986 「死体腎移植システムのあり方」,『医学のあゆみ』136-11:pp.836-841
◆山崎正俊 1999 「欧州主要国における血液透析治療の現状」,『日本透析医会雑誌』Vol.14 No.4:pp.9-14
◆全国腎臓病患者連絡協議会 1978 『全腎協』32号,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1979a 『全腎協』36号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1979b 『全腎協』37号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1979c 『全腎協』38号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1979d 『全腎協』39号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1981a 『全腎協』48号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1985a 『全腎協』77号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1985b 『全腎協』78号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1985c 『全腎協』80号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1986a 『全腎協』83号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1986b 『全腎協』85号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1986c 『全腎協』86号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1986d 『全腎協』87号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1986e 『全腎協結成15周年記念 シンポジウム 明日の腎不全医療』,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1986f 『全腎協』88号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1987a 『全腎協』92号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1987b 『全腎協』93号 ,全国腎臓病協議会
◆――――――― 1987c 『全腎協』95号 , 全国腎臓病協議会
  ◆――――――― 2003  『歩みとどまらず!―全腎協の30年』,全国腎臓病協議会


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■cf.

◆立岩 真也 2007/06/01 「人の数と生産の嵩について――家族・性・市場 21」,『現代思想』35-6(2007-5):8-19  資料  [了:20070513]

 「物は、まずは製品の原料である。天然資源の枯渇という問題があり、あるいはあるとされ、それはそれで大きな問題であるのかもしれず、それほどでもないのかもしれない。大きな問題であると考え、しかし人かそれを使い続ける必要があるなら、まずありうる方法は、あまり使わないことにすることであり、そのためには人がたくさんいない方がよいわけだが、この点はここでは措くとしよう。必要な、ありふれたあるいは希少な原料は、多くの場合、他の家電製品に用いられるのと違ったものではない。人工呼吸器はモーターがついていて空気の出し入れを手伝う装置である。制御する部分もついているから、台所の換気扇よりは複雑な装置だが、冷蔵庫に比べればずっとこじんまりしたものではある。かつては非常に高価なものであり、今でも安くはない。しかし、そこに使用される物質と技術と手間とを考えるなら、さほどの費用がかかるようなものではない。
 こうしたものの価格はどのように決まるのだろう。あるいは、これからしかじかの費用が膨張していくと言われるときの計算はどのようになされているのだろう。そんなことも気になる。例えば日本では、医療に関わる費用は多く公的な保険でまかなわれており、むろん市場の動きにおおいに影響はされるものの、その価格決定には別の要因も関わっている。そのこと自体はわるいことではない。強く必要とされているがそれを利用する人がたいへん少なく、市場の価格決定に委ねるなら開発・供給がなされない、なされてもきわめて高価なものになってしまうといった場合がある。とすると別の手を打つこと、あるいは加えることがときには必要でにある。として、それはどのように決まってきたのか。これからはどうなのか。そんなことも私たちは知らない。
 むろん、現行の医療保険制度や薬価の決定機構のもとで誰が(不当に)儲けているのか等々は様々に言われてはいる。けれども、まだ知りたいことは多々ある。例えば、かつて腎臓病の人にとって必要な人工透析の装置を使うその値段がとても高い時期があった(その歴史について有吉[2007-]。その時には、実際にそれを使うことができず、あるいは費用を払い続けることができず、多くの人は死んでいった。それほど遠い過去のことではない。一九七〇年前後のことだ。まずいったいその時の値段の高さがどこから来ていたのか。その後、透析は公的医療保険の支払いの対象になった。このような場合、様々なことが起こりうる。導入を積極的に進めたいのであれば、価格、つまり医療機関の受け取りを高めに設定する。それが誘因になってその技術は普及するかもしれない。目的は既に達成され今度は予算の抑制が目指されるなら、今度は価格の引き下げにかかるかもしれない。また、供給量が増えることによってもコストが低くなることがある。開発の費用も回収される。生産のための費用の低下には限度があるが、それでも下がるところまでは下がる。だだ他方には、それをとどめようとする力も働く。事態はなかなかに複雑であるはずだ。けれどその上で、現在使用されている様々の機器や薬やその他の多くについて、それがとても高価なものである必要はないようには思える。
 これは幾度か取り上げたことだが、必要とする人々のほとんどがとうてい入手することのできない価格であったHIV/エイズの薬が、大方の要素・悲観に反して、大幅に引き下げられたことがあった(アフリカ日本協議会編[2005])。みなが「資源の有限性」のことを言うのだが、典型的に資源のことが関係する場面――ではじつはなく、金のことが関係する場面――についてたいしたことが知られているわけではない。むろん「優先順位」を巡る議論はあり、さきにあげた人工透析についても、米国で順位の設定が論じられ実施され、さらにそれについて議論がなされたことがある(香川[2000:104-112])。しかし、その優先順位をつけることを必要と思わせたもとにあった事情がなんであったのか、それがわからないということなのだ。」

◆2008/03/01「有限でもあるから控えることについて・2――家族・性・市場 30」, 『現代思想』36-3(2008-3):20-31 資料,

 「☆01 医療経済(学)に関わる本は様々あり、よい本もあり、知らないことを記してくれている本もある。それでもまだいくらも調べておいてよいことがある。例えば高価な人工透析の費用を負担できず多くの人が亡くなっていた時期があり、その自己負担をなくそうという運動があり、それが実現したことがあった。一九七〇年前後のことだ。有吉[2008]でその歴史の収集・叙述が始められている。今も安くはないその装置の価格のことをどう考えたらよいのかといったことも含め、様々に調べ考えるべきことがある。新しいものを追ってなにごとかを言おうというのもわるくはない。ただ、現在につながる様々なことの多くは既に起こっている。」

有吉 玲子 2007- 「資料:人工透析」http://www.arsvi.com/d/a03.htm(このファイル)
◆――――― 2008 「人工腎臓をめぐる分配と選択」,立命館大学大学院先端総合学術研究科2007年度博士予備論文

◆2006/06/22 21:19
 [ml-prosemip 2211] 人工透析しないこと関連で情報ないですか?
◆2006/06/23 07:57
 [ml-prosemip 2216] 透析/糖尿病
◆2006/06/23 08:54
 [ml-prosemip 2219] 透析/糖尿病(続)
◆2006/07/04
 [ml-prosemip 2289] 「超高齢時代の人工透析」


*作成:有吉玲子(立命館大学大学院先端総合学術研究科)
UP:20070319(ファイル分離) REV:0321,28,29,31 0403,12,18 0516 1107 20080401(ファイル分離), 20100122, 1118, 20110316, 18, 20, 20160925, 20180424, 20200123
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