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介助・介護 2011
介助・介護
last update:20120103
◆
老い研究会
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認知症介護研究会
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ケア研究会
◆
医療行為/医療的ケア 2011
◆2011/12/23 上野千鶴子特別招聘教授着任記念学術講演・シンポジウム企画
於:立命館大学衣笠キャンパス
http://www.r-gscefs.jp/?p=1702
http://www.ritsumei.jp/pickup/detail_j/topics/9858/date/12/year/2011
■目次
◇
研究論文etc.
◇
ニュース
>TOP
■ 研究論文etc.
◆安部 彰
「ケアにおける承認の問題――パターナリズムと「安楽死」をめぐって」
『現代社会学理論研究』5: 30-42、日本社会学理論学会、2011年3月.
◆
天田 城介
2011/09/20
『老い衰えゆくことの発見』
角川学芸出版,256p. ISBN-10:4047034959 ISBN-13: 978-4047034952 1890
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※
◆
佐藤 浩子
2011/03/31
「医療的ケアを必要とする子どもの地域生活支援のあり方――親の自主グループづくりから考察する」
『Core Ethics』7 p153.
◆
西田 美紀
2011/03/31 「医療的ケアが必要な難病単身者の在宅生活構築――介護職への医療的ケア容認施策に向けた視点」『Core Ethics』7 p223.
◆
長谷川 唯
2011/03/31
「家族の支援がない重度障害者の在宅移行支援体制の検討――医療的ケアを要する単身のALS患者を対象として―」
『Core Ethics』7 p249.
◆
山本 晋輔
2011/03/31
「独居ALS患者の病状進行過程における住生活実態と諸課題」
『Core Ethics』7 p311.
◆
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
2011/03/25 「はじめに」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 3-18
◆
渋谷 光美
2011/03/25 「在宅介護福祉労働はいかに担われてきたのか──1950年代後半〜1980年代の家庭奉仕員による労働実践を中心に」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 30-89
◆
牧 昌子
2011/03/25 「1980年代以降の高齢者に対する税制改正を伴った医療制度改革の現在」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 90-125
◆
天田 城介
2011/03/25 「老いをめぐる政策と歴史」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 126-147
◆
天田 城介
2011/03/25 「戦後日本社会における医療国家の経済学」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 148-175
◆
田島 明子
2011/03/25 「日本のリハビリテーション学における「QOL」の検討──主観/客観を超えたリハビリテーション学の足場を求めて」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 178-216
◆
有吉 玲子
2011/03/25 「人工腎臓で生きる人々の運動と結実──生きるための新たな制度の創出」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 217-269
◆
北村 健太郎
2011/03/25 「1970年代の血友病者たちの患者運動と制度展開──公費負担獲得と自己注射公認に至る経緯」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 270-302
◆
堀田 義太郎
2011/03/25 「介護の社会化論とリベラリズム──ケアの分配論と分業」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 303-348
◆
天田 城介
2011/03/25 「家族の余剰と保障の残余への勾留──戦後における老いをめぐる家族と政策の(非)生産」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 349-372
◆
天田 城介
2011/03/25 「「脆弱な生」の統治──統治論の高齢者介護への「応用」をめぐる困難」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 374-412
◆
天田 城介
2011/03/25 「折り重なる悲鳴──我々は生きるがために家族と暮らす/家族と離れる」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 413-437
◆
天田 城介
2011/03/25 「〈ジェネレーション〉を思想化する──〈世代間の争い〉を引き受けて問うこと」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 438-465
◆
天田 城介
2011/03/25 「日付と場所を刻印する社会を思考する」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 466-480
◆
天田 城介
2011/03/25 「底に触れている者たちは声を失い、声を与える」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 481-507
◆
天田 城介
2011/03/25 「老いを治める──老いをめぐる政策と歴史」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 508-518
◆
天田 城介
2011/03/25 「あとがき」
天田 城介
・
北村 健太郎
・
堀田 義太郎
編 『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』 519-522
>TOP
■ニュース
■短時間ケア 日に何度も 介護保険一部改正で来年4月から新サービス
(中日新聞 2011年12月22日)
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2011122202000071.html
来年四月、介護保険制度の一部改正に伴い、二十四時間対応で短時間のケアを繰り返し提供する「定期巡回・随時対応サービス」が始まる。「要介護度が重くなっても、地域で暮らし続けるのを可能にするシステム」と国は説明。その可能性をモデル事業の現場で探った。 (佐橋大)
「ヘルパーです。おじゃまします」。午後零時四十五分、岐阜県池田町の男性(83)宅を訪問介護事業所「新生メディカル」池田営業所の水野君子さんが訪れた。「薬は飲んだよ」と男性。訪問は正午ごろに続き、この日二度目だ。
男性は、一緒に暮らす妻がデイサービスに出掛ける日中のほとんどを一人で過ごす。要介護1で、物忘れが増え始めたとはいえ、食事の介助までは不要。食前と食後にちょっとした手助けがあればいい。
水野さんは一回目の訪問で昼食の配膳をし、二回目には食後の服薬を確認した。滞在時間は食前が十分、食後が五分。男性の食事中、水野さんは移動し、他の人を介護していた。
男性が利用するのは、岐阜県が同町などで昨年から始め、今年一月から国のモデル事業となった「短時間訪問介護」の定期巡回。二十分以上、その場にいることで報酬が得られる従来の滞在型訪問介護と異なり、スタッフは滞在時間が五分でも、決められた介護を終えたら移動する。
半面、排せつ、水分補給など、本人の生活リズムに合わせ、一日に何度でも小まめに介助できるのが特徴だ。公費負担を除き、本人が支払うのは一回百八十円。時間のかかる入浴介助などは、通常の介護保険の訪問介護を使う。
新生メディカルの今村あおい在宅サービス部長によると、現行の訪問介護制度だと、三十分〜一時間の訪問が一日に二回できる程度。「これでは、食事や排せつまでカバーしきれない。短時間の訪問を何度もすれば、ぬれたおむつで長い間、我慢することもなくなる」と今村さん。
独居か、日中は一人になってしまう利用者が多い中、何度も訪問することで体調の急変に早く気付けるのも長所だ。九十歳になる要介護4の母親が利用している同町の男性(70)も定期巡回への期待は大きい。日中や夜間、会社勤めで母親を自宅に一人残すことが多いだけに「定期的に来てくれるのは安心」という。
軽い認知症で、動ける人にも効果的。池田営業所の岡田テル子所長は「着替えや服薬、排せつなど本人が苦手なところだけをタイミングよく支援すれば、生活の失敗が減り、円滑に暮らせる」と説明する。できることを介助し過ぎないことで、生活の能力も保てると考えている。
来年四月以降、「定期巡回・随時対応サービス」を導入する事業所は短時間の定期巡回に加え、利用者の呼び出しに応じて看護師やヘルパーを派遣する「随時対応サービス」の提供も義務付けられる。医療的ケアに対応するため、訪問スタッフの中に看護師を常勤換算で二・五人以上含めるか、訪問看護事業所と連携するかの対応が必要だ。
利用料はサービスごとの出来高払いでなく、要介護度ごとに毎月決められた額を支払う定額制。具体的な額は年明けに発表される。
他方で、定額制によるこうした仕組みだと、看護師を確保し、定期巡回のスタッフ以外に随時訪問に対応する常駐スタッフを置かなければならないなど、参入条件は厳しい。どれだけ普及するかは未知数だ。
人口密集地でないと、効率が悪くなるのを嫌って、サービスを提供する事業所が現れない事態もありうる。ただ、今回の介護保険制度の改定では、二十分未満の訪問介護に対する報酬も創設された。定額制に対応できない事業所が、出来高払いのシステムで短時間の巡回型サービスを展開する余地は残されている。
>TOP
■4月から介護保険で新サービス
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=51990&from=navlc
来年4月から介護保険で新しい在宅サービスが始まるそうですが、どんな内容ですか?
新しいサービスは、ヘルパーや看護師が高齢者宅を1日に何度も定期訪問するほか、要請があれば24時間対応で駆けつけるのが特徴だ。「定期巡回・随時対応サービス」と呼ばれ、一人暮らしや手厚い介護が必要な高齢者の在宅生活を支えることを目指す。
従来の訪問サービスとの違いは、高齢者宅でのヘルパーの滞在時間と訪問回数だ。
現行の訪問介護は、滞在時間が20分以上と決められている。実際には30分以上滞在することが多く、1時間以上のケースも3割近くある。その一方、1日の訪問回数は平均0・6回で、最重度の要介護5でも1・1回程度。ヘルパーがいない時間は、一人で過ごすか、家族に頼るしかない。
新サービスは、ヘルパーらが複数の高齢者宅を巡回し、10分〜15分程度の訪問を1日に4〜6回程度繰り返す。高齢者の生活のリズムに合わせてヘルパーが着替えやおむつ交換、トイレ介助、服薬の確認、食事の準備などを行い、看護師が床ずれの治療や点滴などの医療処置を行う。
さらに、自宅の電話や専用の通信端末で事業所のオペレーターといつでも通話ができ、体調が悪い時や転倒した時などは、必要に応じてヘルパーや看護師が駆けつける。
1日に何度も訪問するため、高齢者がぬれたおむつで長時間過ごさなくても済むほか、水分補給や服薬が確実にできるようになる。ヘルパーが体調変化に気づきやすくなる利点もある。
高齢化で介護施設の入所希望が増えているが、建設費が高い施設を増設することには限界がある。単身高齢者や老々介護世帯の増加も深刻だ。新サービスは、なるべく施設に頼らず自宅で生活を続けられる仕組みとして期待されている。今年6月に成立した改正介護保険法に盛り込まれ、政府は2025年に15万人が利用できるようにする目標を掲げている。
現在、国で新サービスの利用料などを決める作業が進められている。要介護1以上の人が対象で、利用料は1か月単位の定額制になる予定だ。
だが、夜間も働けるヘルパーなどが確保できるのか、事業者の参入が進むのか、といった課題もある。利用者の安心につながるサービスになるかどうか、注目される。(小山孝)
(2011年12月20日 読売新聞)
>TOP
■脳性まひ介護「18時間超」 2時間増命じる 大阪高裁
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201112150021.html
(朝日新聞、2011年12月15日)
脳性まひの男性に自治体が介護サービス時間をどの程度提供すべきかが争われた訴訟で、大阪高裁の小島浩裁判長は14日、1日当たり約16時間以上とした一審・和歌山地裁判決を変更し、約18時間以上が必要とする判断を示した。
控訴審判決によると、原告は和歌山市に住む石田雅俊さん(43)で、介助なしでは食事などができない。石田さんはアパートで一人暮らしを始めた2004年、市に介護サービス費用の給付を求めた。市は提供時間をいったん約17時間としたが、07年10月に約12時間に減らしたため、翌08年5月に24時間の介護サービスを求めて提訴した。
一審判決は市の財政状況などを踏まえて約16時間以上のサービス提供を命じたが、控訴審判決は石田さんが介助なしで過ごせるのは1日当たり6時間と指摘。少なくとも18時間を提供するよう市に命じた。判決後、大橋建一市長は「判決を確認して対応を検討したい」とする談話を出した。(平賀拓哉)
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■介護士:インドネシア人が来月に国家試験…EPAで来日
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111205k0000m040113000c.html
日本とインドネシアの経済連携協定(EPA)で08年に来日したインドネシア人の介護士候補生が来月、国家試験に初めて挑む。愛知、岐阜、三重の東海3県では、計7施設で研修中の介護士候補生13人が受験予定。しかし3年間の研修と合格する保証がないことが負担となり、受け入れ施設は全国的に減少を続けている。現場の介護士不足が深刻化する中、制度や待遇の改善を求める声が上がっている。【石山絵歩】
EPAにより08年にインドネシアから来日したのは、看護師候補生と介護士候補生が104人ずつ。看護師候補生は原則として滞在期限の3年間に最多3回国家試験を受験できるが、介護士候補生は3年間の研修後の1回だけとされている。
岐阜市彦坂川北の高齢者福祉施設「サンライフ彦坂」では、アスリ・フジアンティ・サエランさん(25)が試験に臨む。母国で看護師をしていたアスリさんは「看護師と同じ仕事だと思っていたので、入浴介助をした時に『何でこんなことまで』と思った。でも日本の事情を知り、今はいい介護がしたい」と話す。教育担当をしている山内ゆみさんは「家族の介護に慣れている彼女は能力も高い。資格を取ればステップアップできる」と期待する。
ただ、研修中の候補生は介護士としてカウントされない。山内さんは「十分な労働力なのに、現場の介護士は以前と同じだけ必要になる。人が足りない施設にとっては候補生の教育が負担になる」と話す。
新規受け入れ施設は08年度に全国で53施設あったが、11年度は29施設に減少。09年度に始まったフィリピン人候補生の研修も、新規受け入れ施設は初年度の92施設から11年度は33施設に激減した。
サンライフ彦坂は、EPAと別に日系外国人を介護要員として雇用している。山内さんは「資格がなくてもできる仕事がある。国家試験合格の要件を厳格にしているEPAの制度が変わらない限り、独自ルートで外国人の労働力を確保する施設は増えると思う」と話す。
介護労働安定センターの調査によると、10年度の全国の介護職員の離職率は17.8%と高い。サンライフ彦坂の豊田雅孝理事長は「ここだけでも500人の待機者がいて、介護士不足は待ったなし。長く働けるような介護環境全体の改革が必要」と話している。
毎日新聞 2011年12月5日 2時02分(最終更新 12月5日 2時14分)
UP:20111226 REV: 20120103
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