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「障害者自立支援法」2005・関連集会

「障害者自立支援法」2005/ ★「障害者自立支援法」2005.9〜/ ★関連集会/ ★意見書・要望書・等
社説・等/ ★法案等/ ★政党
障害者自立支援法、最初っからやり直すべし!/ ★べし!・6月〜



立岩 真也+小林 勇人 編 200509
『<障害者自立支援法案>関連資料』
<分配と支援の未来>刊行委員会,134p. 1000円+送料

◆2005/07/05 第3次国会行動(全国大行動)
 このままでは自立できない!このままでの成立は認められない!
 7月5日〜6日第3次国会行動に全国から結集を!
 http://www.j-il.jp/jil.files/daikoudou/200507/0506yobikake.html
◆2005/07/05 「このままの”障害者自立支援法案”では自立できません! 7・5緊急大行動」
 http://www.normanet.ne.jp/~jadh/75action.html
 ※2つの行動は共同開催
◆2005/07/06 第3次国会行動(全国大行動)
 このままでは自立できない!このままでの成立は認められない!
 7月5日〜6日第3次国会行動に全国から結集を!
 http://www.j-il.jp/jil.files/daikoudou/200507/0506yobikake.html
 行動スケジュール
 http://www.j-il.jp/jil.files/daikoudou/200507/schedule.html
◆2005/07/09 シンポジウム「いっしょに考えましょう、障害者自立支援法のこと」 於:京都
◆2005/07/09 パレード 於:京都
◆2005/07/17 「障害者自立支援法案に地域の声を届けよう!」 意見聴取会&パネルディスカッション
 於:札幌市
◆2005/07/30 「どう変わる介護保険 〜障害者自立支援法との関連を探る〜」
◆2005/08/10 日本障害者協議会「障害者自立支援法案」改善運動の中間まとめと新たな展開をめざす緊急フォーラム
◆2005/09/11 衆議院議員選挙
◆2005/10/02 <われわれ自身の障害者施策をみんなで考えあう>市民フォーラム(仮称) 於:京都
◆2005/10/02 「生きる/自立支援法とは何か?」(仮) 於:東京
◆とうきょうフォーラム「いまだから語りあおう!障害者施策の明日を」参加者一同 2005/10/04 「とうきょうフォーラム みんなのアピール」
◆2005/10/15 大田福祉工場創立30周年記念 講演会
 自立支援法でどうなる就労支援――福祉工場・作業所・授産施設、そして、そこで働く私たち
◆2005/10/18 障害者自立支援法を考える大阪のつどい・パートV 〜 御堂筋・大パレード



◆2005/01/08 第1回パーソナルアシスタンス☆フォーラム
 http://www.eft.gr.jp/pa-forum/050108/index.htm
◆2005/02/07 抗議行動
◆2005/02/08 抗議行動
◆2005/02/15〜16
 障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動
◆2005/02/20 「障害者の明日を考える」緊急道民シンポジウム
 「シンポジウム:障害者の声、反映を DPI、支援法案で訴え−札幌・西区 /北海道」
 『毎日新聞』2005年2月21日
 http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/02/21/20050221ddlk01040116000c.html
◆2005/04/02 障害学研究会関東部会 第44回研究会
 「『”障害者自立支援”法案』何が問題なのか」
◆2005/04/14 私たちの暮らしの実態を知ってください〜障害者自立支援法を考える大阪のつどい
 於:大阪城 野外音楽堂 報告
◆2005/04/16 障害者自立支援法(改革のグランドデザイン)と障害当事者による介護事業所運営の研修会
 於:秋田
◆2005/04/16 国の障害者政策は どう変わろうとしているのか?ーグランドデザイン・「自立支援法」って何?−
 於:東京都国分寺市
◆2005/04/17 「グランドデザイン」「−どうなる障害者の地域生活?」「私たち抜きに、私たちのことを決めないで」
 於:東京都練馬区
◆2005/04/27 「障害者自立支援法」の学習から障害者福祉を探る
 於:宮崎県延岡市
◆2005/04/29 障害者の地域生活・自立生活と「障害者自立支援法(改革のグランドデザイン)」学習会
 於:島根県松江市
◆2005/04/30 障害者自立支援法を考えるフォーラムinあだち
  == 「障害者自立支援法」は障害者(児)の地域生活・社会参加を支える…? ==
◆2005/05/05 聴覚障害者「自立支援法案」対策中央本部決起集会
◆2005/05/12 「障害者自立支援法」を考えるみんなのフォーラム〜 どうなる どうすべき わたしたちの明日を 〜
 於:東京
◆2005/05/12-13 障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動・第二次対国会行動
 →報告
◆2005/05/18 全国一斉行動
 http://www.j-il.jp/jil.files/daikoudou/200505/18/yobikake.html
◆2005/05/18 ☆障害者の声☆一分間スピーチリレー
 『普通の生活がしたいだけ』(仮)〜障害者自立支援法に私たちの声を〜 於:神戸
◆2005/05/21 STOP! グランドデザイン 5・21「福祉」×アクション 於:京都
◆2005/06/11 「「障害者自立支援法案」の徹底審議と障害者の地域生活確立を求める緊急アピール」
 2005年度DPI日本会議総会
◆2005/09/18 障害学会第2回大会 学会シンポジウム
 障害者運動と障害学の接点−障害者自立支援法をめぐって
 司  会:横須賀俊司 (県立広島大学)
 パネラー:岡部耕典(都立大学大学院生)/姜博久(全障連)/立岩真也(立命館大学)



 
 
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◆2005/02/15〜16
 障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動実行委員会

 *DPI日本会議メールマガジン(05.02.14)第80号より

=============================
   当事者抜きの障害者自立支援給付法上程に異議あり!
        地域生活の後退を許すな!         

       第一次対国会行動 2・15〜16
    障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動
=============================

今回の行動の大きな理由の1つ「障害者自立支援法案」が2月10日
午前、閣議決定され、同日中に国会に提出されてしまいました。
▼閣議後記者会見概要
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2005/02/k0210.html

▼提出された要綱案は、本日中に日本会議のHPにアップしますので、
明日以降にご確認ください。

予想されていたこととはいえ、提出されてしまった法案に対し、
予定通り、大行動を行ないます。2月15日・16日の全国大行動
スケジュールは以下のとおりです。
(直前の配信になってしまい、申し訳ありません)

■□ 2月15日(火)■□
15:00     厚生労働省前集合
15:15−16:00 全体集会
16:00−18:00 (1)国会前情宣活動隊移動開始 *18時現地解散
16:15−16:45 (2)厚生労働省へ抗議文提出
16:45−18:00 厚生労働省前にてアピール活動
18:00     解散

(18:15 座り込み(厚生労働省前)*班に分かれ交代で休憩)

■□ 2月16日(火)■□
8:00−10:00 ビラ配り(厚生労働省前)

12:00 全体集合(芝公園)
12:30 国会前アピール部隊出発
13:00 デモ出発 
    (1)国会請願グループ(国会議事堂へ)
(2)日比谷グループ(日比谷公園へ)
      (「霞が関2」の交差点でコースが分かれます)
     (1)国会請願グループ議面前到着(14:00)
        デモ解散(旧永田小学校)(14:30)
        その後、歩道を通り日比谷公園へ移動
     (2)日比谷グループ
        デモ解散(日比谷公園)(14:00頃)
        厚生労働省前へ移動
        (15:00ごろ再び日比谷公園へ戻る形)
※デモと同時並行で各政党との懇談会の開催。
 当日参加ができません。参加者の報告をお待ちくださいますようお願いいたします。
15:15 総括集会(日比谷公園野外音楽堂前)
16:00 解散
芝公園までの行き方は、以下のURLも参考にしてください。
http://www.j-il.jp/jil.files/1020/200502/map.htm
<連絡先>
「障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動」実行委員会
(全国自立生活センター協議会内)
〒192-0046 東京都八王子市明神町4-11-11-1F
TEL:0426-60-7747 FAX:0426-60-7746
E-mail:jil@d1.dion.ne.jp http://www.j-il.jp/


 
 
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200502

*uさんより

15-16日に写真を担当した一人として、
厚労省前、国会前での行動では
それぞれの人がもつプラカードなども写しました。

下記は、手元の写真から読み取れるフレーズで、
撮れていないものもたくさんあります。

一般の新聞やテレビでは
(取材には何社か来ていたのですが)
報道がほとんどされませんが、
雰囲気の一端が伝わればと思います。

---------
私たちの生活はお金の問題じゃないのだ!
利用者主体・自己決定を護れ
地域自立生活確立は、利用当事者の意思だ!!
憲法違反!!基本的人権を侵害する制度改悪を許さないぞ
グループホームがなくなったらいやです
 みんながバラバラになるのはいやー
グループホームにもヘルパーが必要だ!
グループホームを施設にするな!
私たちの働く場がほしい!
じりつをしたい
施設の利用料が払っていけなくなったら困る!
もっと!ホームヘルパーを作ってほしい!!
ヘルパーが必要なんだ!
ガイドヘルパーの時間をへらすな!
必要な援助を・全ての障害者に!
「自立支援法」という名の隔離収容法粉砕
 どんなに障害が重くても地域で一緒に生きたい
自立支援法反対
応益負担反対!(※かかげられている数が多かった)
みんなを区別せずに平等にしてほしい
楽しくなければ福祉じゃない!
異義あり!当事者抜きの自立支援法!
障害者はわがままを言っているのではない
自立の意味を取り違えるな!
地域生活の後退は許さない!
友人の生活を奪うな!私の大切な関係を奪うな!
生存と魂の自由を!
応益負担では生活でけへん(できない)!
自由をうばうな!
本当に施設の実態を知っているのか?!
障害者施設のあり方変えろ!
グランドデザイン絶対反対!
グランドデザイン 勝手に決めるな(※かかげられている数が多かった)
グランドデザイン 私達抜きに決めるな!
グランドデザイン まちがってる
グランドデザイン 斬り!!!
お粗末グランドデザイン笑止!!どんな頭してるんだ!!即撤回
厚労省 もうエエって(怒りのマーク)
おまえ達も介護やれ!生活を見に来い!
必要時間の出せるサービス共通の尺度を作って!
厚生労働省!我々の声を無視して何が出来んねん(できるのか)?!
我々の命の保障が切り捨てられる!
Why?
我々を殺す政策はイラナイ!
自立生活つづけるぞ!
当事者を無視するな!
審査会に障害当事者を!
当事者抜きの審査会反対!
定率負担反対!
我々の声を聞く公聴会を開け!
私を証人として国会に呼べ!
私たち抜きに私達のことを勝手に決めるな!


 
 
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「私たちの暮らしの実態を知ってください
        〜障害者自立支援法を考える大阪のつどい」

■日時 2005年4月14日(木)10:00〜12:30
■会場 大阪城 野外音楽堂にて!!

■「集会プログラム」
 9時30分 開 場
10時00分 アトラクション(エイサー、歌など)
10時30分 開会あいさつ
10時40分 基調報告
11時00分 来賓あいさつ (大阪府、大阪市、各政党代表、議員など)
11時40分 団体からの意見表明
12時20分 集会スローガン・集会アピール提案の採択
12時25分 閉会あいさつ

■主催「障害者自立支援法を考える大阪のつどい・実行委員会」

■参加団体2005年3月時点
<よびかけ団体>
 ・ピープルファースト大阪
 ・大阪知的障害者福祉協会
 ・大阪精神障害者連絡会(予定)
 ・(社)大阪府精神障害者家族会連合会
 ・大阪精神障害者福祉ボトムアップ連絡会
 ・(NPO)大阪難病連
 ・大阪頸髄損傷者連絡会
 ・きょうされん大阪支部
 ・障害者(児)を守る全大阪連絡協議会
 ・(社)大阪聴力障害者協会
 ・障害者の自立と完全参加をめざす大阪連絡会議
<協力団体>
 ・(福)大阪知的障害者育成会
 ・(福)大阪府社会福祉協議会セルプ部会

■会場への行き方
<電車>
 JR森ノ宮、地下鉄森ノ宮駅から歩いて5分。
 大阪城公園に入って見える噴水からすぐです。
 駅のエレベーターなどかなりの混雑が予想されますので時間に余裕を持
 ってお越し下さい。JR環状線、地下鉄ともエレベーターがあります。
<車>
 公園駐車場は森ノ宮駅近くにもありますが、
 駐車台数が少ないので大阪府庁・府警近くの駐車場などをご利用ください。

■雨天決行です
 野外音楽堂なので屋根はありません。
 カッパ、かさなど雨具を用意して下さい。

■連絡先:
障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議
 TEL 06(6779)8126 FAX06(6679)8109
 大阪市天王寺区生玉前町5−33大阪府障害者社会参加促進センター内
障害者(児)を守る全大阪連絡協議会
 TEL 06(6697)9005 FAX06(6697)9059
 大阪市住吉区苅田5−1−22ポポロあびこ201

□チラシ↓
http://www.dpi-japan.org/event/050414osaka.pdf


 
 ◇MLに寄せられた報告

 国会では、いよいよ障害者自立支援法が審議されようとしています。あまりに
拙速すぎる状況に対し、大阪からも国会に私たちの声を届けようと、「障害者自
立支援法を考える大阪のつどい」を実施しました。
 3000人の結集を目標に呼びかけをしていましたが、当日は準備していた3200部
の資料があっという間に無くなり、集約結果は3800名(車椅子の方は約300名)と
なりました。
 朝10時の開始時間からもたくさんの仲間が会場に集まりました。場内は集会の
さいごまで人があふれんばかりの状況でした。
 呼びかけ団体は、ピープルファースト大阪・大阪知的障害者福祉協会・大阪精
神障害者連絡会・(社)大阪府精神障害者家族連合会・大阪精神障害者福祉ボト
ムアップ連絡会・NPO大阪難病連・大阪頸椎損傷連絡会・きょうされん大阪支部・障
害者(児)を守る全大阪連絡協議会・(社)大阪聴力障害者協会
・障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議(障大連)。
協力団体は、(福)大阪知的障害者育成会・(福)大阪府社会福祉協議会セルプ
部会でした。
 プログラムでは、アトラクション(エイサー・歌など)、各政党からの挨拶・
各団体からのアピール、歌をはさんでみんなで集会アピールを行って終わりまし
た。
 後日細かな行動内容はご報告させて頂きますが、取り急ぎの報告でした。


 
 
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◆2005/04/16

障害当事者向け研修会のご案内(秋田)
障害者自立支援法(改革のグランドデザイン)と障害当事者による介護事業所運営の研修会

  厚労省は昨年「障害福祉改革のグランドデザイン案」を発表し、今国会へ障害者自立支援法案を上程しました。今回の改革案は障害者施策全般を見直す大改革案であり、来年1月から実施されることになれば障害当事者の生活に与える影響は計り知れないものがあります。たとえば、事業所を選択できる移動介護の廃止、1割負担の問題、などなど。このグランドデザインが実施されたら私たちの生活はどうなるのでしょうか? 問題点もよい点も含め学習しましょう。
  また、先進各国の障害者本人の団体はCILを作って、ホームヘルパーサービス実施や施設などから町の中に自立生活をする重度障害者のサポート、権利活動、カウンセリングなどの活動をNPOの事業・運動として実施しています。国内でも、約130団体が重度の障害者自身によって立ち上げられています。従来とは違い、自由に参入できるようになったホームヘルプサービスの指定事業所になることによって、ボランティア団体ではなく事業団体として力強く活動できる新しい運動体となっています。
  このCILのサポートを得て毎日長時間の介護を必要としている重度障害者が親元や施設から出て街のアパートで1人暮らしする事例が全国各地で増えています。
  これらの重度障害者の自立生活の話やCILの立ち上げ方法の話などQ&A方式で研修会を行います。

以下のホームページにこの研修会のビラ(地図つき)を掲載しています
http://www.kaigoseido.net/3.htm

秋田会場
日 時 平成17年 4月16日(土)13:10〜17:40 
     (開場13:00〜)
場 所 アルヴェ 秋田市民交流プラザ 1F 音楽交流室D
    ( 秋田駅東口隣接  )
講 師 平下 耕三 氏 自立生活夢宙センター(大阪市)代表 JIL常任委員
    地村 貴士 氏 自立支援センターぱあとなぁ(大阪市)代表
    東谷 太  氏 NPO法人自立生活センターあるる(大阪市)理事長      
    川畑 昌子 氏 CIL盛岡代表(24時間介護利用で1人暮らし)
内 容  ・障害者自立支援法(改革のグランドデザイン)の解説
       「障害者の生活は何がどう変わるのか」
     ・研修会 長時間介護利用の重度障害者の1人暮らしの実際
      障害当事者によるヘルパー事業所の運営と重度障害者の自立支援の運動
主 催  NPO法人広域協会・自薦ヘルパー(パーソナルアシスタント制度)推進協会
後 援  全国障害者介護保障協議会・全国自立生活センター協議会(JIL)
参加費  無 料   
申込み  電話・FAX・Eメール等で開催の2日前までにお申込みください。
問い合せ・申し込み NPO法人 広域協会 
            電 話  0120−66−0009
            FAX  0424−67−8108
            Eメール o@kaigoseido.net


 
 
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MLの皆さん、こんばんは。
日笠@自立生活センター・ねりま です。
4月17日(日曜)に
’グランドデザイン/障害者自立支援法’の学習会を開催いたしますので お知らせさ
せていただきます。
期日が差し迫っての お知らせで恐縮ではございますが、
皆さんの奮ってのご参加をお待ちいたしております。

−− ここから学習会の お知らせ −−

「グランドデザイン」「−どうなる障害者の地域生活?」
「私たち抜きに、私たちのことを決めないで」

 『グランドデザイン』/『障害者自立支援法』によって障害者の地域での自立生活
は維持・継続できるのでしょうか? 私たちが求めているのは、障害種別を超えて、
権利に基づき一人ひとりの必要なサービスが確保され、どんなに重度の障害があって
も地域で生活できるサービスやシステムであり、法制度です。
 昨年10月に発表された障害者保健福祉施策の改革案『グランドデザイン』は、障害
当事者との十分な議論もないまま2005年2月10日に『障害者自立支援法』として国会
に上程されました。この『障害者自立支援法』は、「障害保健福祉の総合化」「自立
支援型システムへの転換」「制度の持続可能性の確保」を揚げながらも、障害者が求
めている権利にはまったく触れられていません。
 高齢者向けの「要介護認定」を基にしたサービス尺度と市町村審査会−「非定型」
(長時間サービス等)の支給決定への個別審査、義務的経費にも上限がある、個別給
付から外れる移動支援、サービスが削減される恐れのある重度障害者等包括払支援、
グループホームの再編は居住権の侵害、狭間の障害者がどこにも入っていない、扶養
義務を助長させる「自立」支援法、生活貧困者にさらなる打撃:利用料負担、障害者
自立支援法では障害者の権利は守られない等の問題があります。長時間介助者が必要
な障害者の地域での自立生活は大変厳しくなることが予想されます。
 『グランドデザイン』/『障害者自立支援法』によって私たち一人ひとりの生活が
どのように変化するのか、それぞれの障害福祉の現場はどのように変わるのか、みな
さんと一緒に語り合いたいと思います。
 是非、ふるってご参加ください!!(参加費は、無料です)

日 時;2005年4月17日(日) 13:00〜15:00 (開場) 12:30
会 場;練馬区役所 1904会議室(本庁舎 19階)
    練馬区豊玉北6−12−1 電話;03-3993-1111(代表)
最寄駅;西武池袋線 練馬駅/都営地下鉄大江戸線練馬駅 (徒歩5分)
講 師;難病を持つ人の地域自立生活を確立する会 会長 山本 創 さん

※会場整理の都合上、参加ご希望の方は下記へ お申し込み下さい。
≪申し込み・問合せ先≫
自立生活センター・ねりま 担当;日笠、山崎
〒176-0004 東京都練馬区小竹町 1ー19ー5 小竹ハイム102号
電話&FAX;03-3530-9618(土 日 祝日を除く 10時〜16時)
携帯電話;090-6707-0493
Email;z1special@poppy.ocn.ne.jp


 
 
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◆2005/04/27

4月27日(水)宮崎県延岡市でCIL・自立生活とグランドデザイン学習会が行われます。

 当初はグランドデザイン学習会のみの企画でしたが、重度障害者の自立生活についてと、
自立生活センターについての学習会を追加することになりました。CIL研修会部分は近
隣の宮崎県や大分県でCILのない空白市町村の障害者を対象に考えています。お知り合
いに該当の方がいましたら、転送をお願いいたします。

2005年4月27日(水)
CIL(自立生活センター)学習会12:00〜12:30
「障害者自立支援法」の学習会 13:00〜16:00
CIL(自立生活センター)学習会16:00〜17:00

〜「障害者自立支援法」の学習から障害者福祉を探る〜

会  場  延岡市社会福祉センター3F大集会室(延岡市三ツ瀬町1丁目12−4)
主  催  障害者自立協力センターのべおか
共  催  特定非営利活動法人 障害者自立応援センターYAH!DOみやざき
後  援  全国自立生活センター協議会  全国障害者介護保障協議会
問合せ先  障害者自立協力センターのべおか
〒889-0513 延岡市土々呂町4丁目4230番地2
TEL/FAX:(0982)37−4377
E−mail:jiritsu@ma.wainet.ne.jp
講 師:佐藤 聡(さとう さとし)氏
    自立生活センター メインストリーム協会 事務局長(兵庫県西宮市)
    全国自立生活センター協議会常任委員
CIL学習会は宮崎市の自立生活センターが主に担当します
12:00〜12:30 CIL学習会1(佐藤氏・CILやっど宮崎(永山、山之内))
16:00〜17:00 CIL学習会2(CILやっど宮崎(永山、山之内))
会場は200名定員です。申し込み締め切りはありません(直前まで可能)。

以下のホームページにこの研修会のビラ(地図つき)を掲載しています
http://www.kaigoseido.net/topF.htm


 
 
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◆2005/04/29

障害者の地域生活・自立生活と「障害者自立支援法(改革のグランドデザイン)」学習 会(島根県松江)

厚生労働省は昨年10月「障害福祉改革のグランドデザイン案」を発表し、今国会へ「障害者自立支援法案」を上程しました。 今回の改革案は、障害者施策全般を見直す大改革案であり、障害をもつ私たちは「自分の生活がこれから先どうなるんだろう…」と気になってしかたありません。他人まかせにできない《自分の生活》の、いちばん基本的な生活基盤にかかわることだから、この機会にみんなで学習し、検証して、より正確に知っていきたいと思います。そんな思いで、この学習会を計画しました。もしも、このまま「自立支援法」が実施されることになれば、私たち障害当事者の生活に与える影響は計り知れないものがあります。たとえば事業所を選択できる移動介護の廃止、1割負担(応益負担)の問題、サービスの上限はどうなるか――― このグランドデザインが実施されたら 私たちの生活はどうなる? あなたは どんなことが気になりますか? 疑問な点はありませんか? 問題点もよい点も含めて学習しましょう。

日本全国にも世界中にも、障害者自身が運営しているCIL(自立生活センター)があります。CILでは『どんな障害があっても、どんなに重度でも、地域の中で自立して生きていこう』という方向性をもち、自立支援活動をしています。たとえば施設から出て、親元から離れて、ふつうの大人の《私》としてのびのびと街の中で自立生活をするために、経験豊かな障害者によるピア・カウンセリングや自立生活のためのプログラム、すべてに一環した権利活動など――― 地域で自立するためのあらゆる自立支援活動を実施しています。 現在、北海道から沖縄まで全国に約130団体のCILがあり、そのすべてが障害者が中心になって立ち上げられ、障害者ならではのサポートを行なっています。実際にCILのサポートを得て、大都市ではなく小さな街でも、もちろん松江地域でも 毎日介護を必要としている障害者の仲間が、街のアパートでひとり暮らしをしています。そういった《うれしい事例》が各地でどんどん増えています。これらの自立生活の実際の話や、CILの立ち上げ方法・日々の活動の事例などを、Q&A方式で学習しましょう。

日 時  2005年 4月29日(祝) 13:30〜17:40 (開場13:00〜)
場 所  松江テルサ 5F大会議室(松江駅北口すぐ)
      http://www.web-sanin.co.jp/or/terrsa/
内 容  障害者自立支援法(改革のグランドデザイン)の解説
            「障害者の生活は何がどう変わるのか」
      学習会「CILがすすめている自立支援」 
      自立生活ってどういう生活?(実際の生活体験談あり)
      長時間介護が必要でも自立できるの? どんなサポートがあるの?
講 師  佐藤 聡 氏 自立生活センター メインストリーム協会(兵庫県西宮市)事務局長
            全国自立生活センター協議会(JIL)常任委員
            関西学院大学非常勤講師
      中村 宏子氏 自立生活センター松江 代表(24時間介護利用で1人暮らし)
参加費  無  料     事務局「自立生活センター松江」にFAX・メールで。
             ※駐車場は 駅地下P もしくは駅周辺[P]をご利用ください。
主 催  自立生活センター松江 松江市内中原町248-38 
      電話 0852−25−3372
      mail: nora@iwami.or.jp   FAX 0852−25−3374

以下のホームページにこの研修会のビラ(地図つき)を掲載しています
http://www.kaigoseido.net/topF.htm


 
 
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◆2005/04/30 障害者自立支援法を考えるフォーラムinあだち
  == 「障害者自立支援法」は障害者(児)の地域生活・社会参加を支える…? ==

*岡部さんより

岡部耕典です。
(重複受信のかた、大変失礼いたします……転載歓迎)

各地の動きと連動した東京全体の「拡大版パーソナルアシスタンス☆フォーラム」として、東京・足立区で、下記の要項で、フォーラムを開催します。

 ※一部ルビ入り・地図及び交通経路記載の呼びかけ案内(WORD70KBファイル)
  http://www.eft.gr.jp/pa-forum/050430/050430forum-annai.doc

 今回の主催団体は、障害者自立支援法を考えるフォーラムin東京 実行委員会と障害者パーソナルアシスタント足立で、共催の一員として、パーソナルアシスタンスフォーラム実行委員会/DPI日本会議/全国大行動実行委員会/全国自立生活センター協議会/東京・居宅サービス事業者ネットワーク/コラールたいとう の各団体が名を連ねています。

 ※今回の拡大版フォーラムは実行委員会形式となっておりますので、ご案内の後半で、パーソナルアシスタンス☆フォーラム実行委員会の代表世話人である益留さんが呼びかけているとおり、賛同団体を募集中です。 メール及び添付ファイルの最後の部分にご記入のうえ、記載のFAX番号までお申込ください。

(以下要旨)

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
         障害者自立支援法を考えるフォーラムinあだち
  == 「障害者自立支援法」は障害者(児)の地域生活・社会参加を支える…? ==
 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 平成15年4月から始まった支援費制度が2年を待たずに、今、また変わろうとしています。その理由として財源不足が挙げられています。支援費制度がはじまる直前に起こった「ホームヘルパー上限問題(国庫補助基準問題)」にはじまって、「三位一体改革による一般財源化」だの介護保険との「統合」だの、いいや違う、介護保険の「活用」だ、あげくのはては、「今後の障害保健福祉施策について(改革のグランドデザイン案)」そして、2月10日に国会に上程された「障害者自立支援法」…居宅介護支援と長時間介護が、大きく後退し、障害保健福祉の制度が、利用者や支援者の声も聞かずに、大きく変質させられようとしています。当日は、国会議員の方々にも参加していただきたいと要請しています。
 「私たちの街・東京」で、施設に入らず自立してこの街で暮らしたい/暮らしている障害をもつ当事者・子供たちとその家族、そして、支援者や介護者のみなさん、ここはひとつ、東京選出の国会議員の方々に、私たちの生の声を届けようではありませんか。いまこそ、障害の種別・立場・地域を超えて、声をあげましょう!

■日 時 2005年4月30日(土)午後11時半〜午後4時半

■場 所 足立区役所・庁舎ホール  参加費 無料 (入場開始1時) 

 ※車でお越しの際は地下に駐車場(有料)があります

■当日のスケジュール(予定)

  13:00   開場・受付開始
  13:30   主催者挨拶 森田一男(PA足立代表)
  13:40   基調報告   尾上浩二氏(DPI日本会議事務局長)
  14:00   議員挨拶   自民党議員(予定)
              民主党議員(予定)
              共産党議員(予定)
              社民党議員(予定)
  15:20   シンポジューム(会場からの質疑) 参加議員/尾上氏・高宮仁氏(PA足立事務局長)
  16:30 終  了


 主催:障害者自立支援法を考えるフォーラムin東京 実行委員会/障害者パーソナルアシスタント足立 

 共催:DPI日本会議/全国大行動実行委員会/全国自立生活センター協議会
    /パーソナルアシスタンスフォーラム/東京・居宅サービス事業者ネットワーク
    /コラールたいとう


   ★★★内容その他のお問合せは、下記までどうぞ!★★★
      パーソナルアシスタント足立
     E-mail paadachi@khaki.plala.or.jp п@03−3849−3741


  ◇◇◇開催にあたり東京実行委員会への参加を呼び掛けいたします◇◇◇

 「障害者自立支援法は、障害者(児)の地域生活・社会参加を支える…?」これが、今回のフォーラムのテーマです。支援費制度が始まって2年、実質的には1年で破綻したのはなぜか?検討委員会での検証作業を6月で終え、10月に「今後の障害保健福祉施策について(改革のグランドデザイン案)」を発表しました。そして、2月10日、障害者自立支援法が国会に上程され5月の連休を挟み審議が始まります。
 今まさに国会での審議が始まろうとしているこの時期、「私たちの街・東京」で、施設に入らず自立してこの街で暮らしたい/暮らしている障害をもつ当事者・子供たちとその家族、そして、支援者や介護者のみなさん、国会議員の方々に、私たちの生の声を届けようではありませんか。いまこそ、障害の種別・立場・地域を超えて、声をあげましょう!

             パーソナルアシスタンスフォーラム 益留俊樹

連絡先 NPO法人 自立生活企画 西東京市田無町5−6−20 第2和光ビル202
                   Fax送先 0424‐62‐5955 
                   携帯電話:090-3221‐9484

・・・・・・・・・・・・・・キ リ ト リ・・・・・・・・・・・・・・・・・
           (Fax送先 0424‐62‐5955 自立生活企画) 


障害者自立支援法を考えるフォーラムin東京 実行委員会参加申込書

団体名/代表者名               

連絡先                    

e-mail

 *岡部さんより

岡部耕典です。(重複受信の皆様、大変失礼いたします)
30日の障害者自立支援法を考えるフォーラムinあだちにご参集いただいたたくさんの皆様、本当にありがとうございました。
簡単ですが、以下に報告のページを作りましたので、ご覧いただければ幸いです。
http://www.eft.gr.jp/pa-forum/050430/
当日のレジュメや要望書等も可能な限り読めるようにしましたので、参加されていないみなさんもぜひどうぞ。
個人的には、指定発言者の佐々木信行さん(PAフォーラム)が、「行動援護なんていらない。『いっしょにいること』が大事なんだ」と訴えていたのが、印象的でした。
連休明けの国会審議にもなにがしかの影響をあたえられることを祈りましょう。そして、12日の大行動にも是非参加をお願いいたします。


 
 
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 *佐々木さんより

こんにちは。 佐々木 正です。
全難聴青年部のMLの転載です。

-----------------------------

 以下、情報提供です。こういう動きがあります。転送自由です!
********************


聴覚障害者「自立支援法案」
対策中央本部決起集会 開催要項

【趣 旨】
私たち、全日本ろうあ連盟・全国手話通訳問題研究会・日本手話通訳士協会は、
「障害者自立支援法案」の国会上程に際し、聴覚障害者のコミュニケーション
保障施策の拡充、ろう重複障害者・高齢聴覚障害者への福祉拡充のために、
3団体が一体となって全国的な運動を展開することを目的とした対策中央本部
を、3月20日に設立しました。また、その取り組みに対し、全日本難聴者・中途
失聴者団体連合会及び全国要約筆記問題研究会からも、運動を共にしたいとの
申し入れがあり、4月21日に新たに2団体が対策中央本部に加わりました。
対策中央本部は、障害者自立支援法が聴覚障害者の自立支援を真の意味で促進
する内容とすべく、国に対して具体的な提案及び予算要望を行なうことを主な
目的とします。一方、全ての市町村において、手話通訳事業及び要約筆記事業
の予算化など具体的にコミュニケーション支援事業を行う体制作りと、今後の
聴覚障害者福祉の展開の鍵となる「障害者福祉計画」の策定への聴覚障害者
団体の参画が求められる現状をふまえ、地方自治体への働きかけを目的として、
各都道府県で結成される対策地域本部への指導をも重要な目的とします。
障害者自立支援法は、応益負担が導入されるなど、障害者福祉の根幹を揺るがす
変革というべきものであり、このような基本的な課題については、他の障害者
団体と共闘していますが、私たち独自の対応としては、情報・コミュニケーション
保障を後退させないための全国的な取組みが求められています。基本的人権で
あるコミュニケーションの保障は公的な責任においてなされるべきとの要望に
おいて、中央5団体の意思統一を確認し、私たちの決意を表明すべく、聴覚障害
者「自立支援法案」対策中央本部決起集会を開催いたします。

【日 時】2005年5月5日(木)15時〜16時30分

【場 所】東京・オリンピックセンター501号室
 (定員200名)

【主 催】聴覚障害者「自立支援法案」対策中央本部
(構成団体)
財団法人全日本ろうあ連盟
全国手話通訳問題研究会
日本手話通訳士協会
社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
全国要約筆記問題研究会

【連絡先】
財団法人全日本ろうあ連盟 本部事務所
162−0801 東京都新宿区山吹町130 SKビル8F
Tel: 03(3268)8847 Fax: 03(3267)3445
E-mail: inquiry@jfd.or.jp>

-----------------------------


 
 
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◆2005/05/12

「障害者自立支援法」を考えるみんなのフォーラム 
〜 どうなる どうすべき わたしたちの明日を 〜

プログラム:〔案〕

第1会場(日比谷公会堂)
 10時 開会
        総合司会 :山形県コロニー協会理事 前川孝子
              日本知的障害者福祉協会政策委員長 柴田洋弥
    主催者代表あいさつ 日本障害者協議会代表 河端静子  
    団体シンポジウム「障害者自立支援法」を考える
       社会福祉法人 日本身体障害者団体連合会 事務局長 森祐司 
       社会福祉法人 全日本手をつなぐ育成会 常務理事 松友了 
       財団法人 全国精神障害者家族会連合会 専務理事 江上義盛 
       特定非営利活動法人 DPI日本会議 議長 三澤了 
       社会福祉法人 日本盲人会連合 会長 笹川吉彦 
       財団法人 全日本聾唖連盟 理事長 安藤豊喜 
       社団法人 全国脊髄損傷者連合会 副理事長 大濱眞 
      コーディネーター  NHK解説委員 小宮英美
                日本障害者協議会 副代表 勝又和夫
 12時 昼休み(昼食は各自でご準備ください)
 13時 聞いてください、わたしたちの声:地方から・団体から(第2部)
       司会: 日本自閉症協会 副会長 氏田照子
           日本障害者協議会 理事 比留間ちづ子
 14時 政党シンポジウム「障害者自立支援法」わが党はこう考える
    自由民主党代表 八代英太(衆議院議員)(予定)
    民主党代表   朝日俊弘(参議院議員)(予定)
    公明党代表   福島 豊(衆議院議員)(予定)
    日本共産党代表 小池 晃(参議院議員)(予定)
    社会民主党代表 阿部知子(衆議院議員)(予定)

      司会 日本障害者協議会 常務理事 藤井克徳 
         日本精神保健福祉士協会 常任理事 大塚淳子 
 15時20分
    フォーラム・アピール採択  日本障害者協議会政策委員長 太田修平 
    閉会あいさつ        日本障害者協議会 副代表 吉本哲夫  
 15時30分 閉会


第2会場(日比谷野外音楽堂)

10時30分 開会 
        総合司会 ジョブコーチネットワーク 堀江美里 
             全国障害者問題研究会 事務局長 薗部英夫 
   開会あいさつ  日本障害者協議会 副代表 花田春兆 
   聞いてください、わたしたちの声:地方から・団体から(第1部)
        司会  きょうされん 常任理事 斎藤なを子
            日本障害者協議会 比留間ちづ子
12時 昼休み(昼食は各自準備)
13時 有識者シンポジウム 「どうすべき これからの障害者支援」 
     シンポジスト 日本福祉大学 教授 池末美穂子
            東洋英和女子学院大学 教授 石渡和実
            鹿児島大学  教授 伊藤周平
            立教大学   教授 高橋紘士
            (調整中)
     コーディネーター 
            日本障害者協議会 副代表 勝又和夫
            きょうされん 常任理事 斎藤なを子
15時20分
    フォーラム・アピール採択 全国精神障害者団体連合会 有村律子
    閉会あいさつ       日本障害者協議会 代表 河端静子
15時30分 閉会

16時 代表が厚生労働省、内閣府、各政党、および記者クラブにアピール文を持参

当日の模様は(株)NTTデータ様のご協力と日本障害者協議会情報通信委員会の責任により、収録・編集し、近日中にネット配信できるよう調整中です。全国各地のあらゆる方に当日の模様がお届けできるようにしたいと思っております。


「障害者自立支援法」を考えるみんなのフォーラム 
〜 どうなる どうすべき わたしたちの明日を 〜

開催要綱
趣旨:
 昨年1月以来、議論を重ねてきた障害保健福祉施策の改革も、昨年秋、「今後の障害保健福祉施策について(改革のグランドデザイン案)」として骨格が明らかになり、2月10日には「障害者自立支援法案」となって、今国会に提出されました。今後、法案審議の過程で本法案に関する国会審議が間もなく始まろうとしていますが、応益負担や、精神障害者通院費負担などの利用者負担増が懸念されます。そのほかにも多くの問題を残したまま一方で、政令、省令により細部が着々と決められようとしています。
 この重大な局面にあたり、本法律によって障害のある人々の生活とその周りの人々がどのような影響を受けるのかを検証し、検討を加え、少なくとも現在より諸サービスが低下することのないように障害者自身の声を結集し、広く社会に訴えていく必要があります。ぜひ、障害種別を超えて多くの人々が一堂に会し、率直に意見を表明し、地方在住の障害のある人々の声を中央に届けるため、下記のとおりフォーラムを企画いたしました。

主催:日本障害者協議会
協賛:(予定)
   社会福祉法人 日本身体障害者団体連合会
   社会福祉法人 全日本手をつなぐ育成会
   財団法人 全国精神障害者家族会連合会
   特定非営利活動法人 DPI日本会議
   社会福祉法人 日本盲人会連合
   財団法人 全日本聾唖連盟
   社団法人 全国脊髄損傷者連合会
   その他の障害者団体
日時:2005年5月12日(木)
会場:日比谷公会堂および野外音楽堂
参加者数: 5000人 (JD2500人、他団体2500人)
プログラム:〔案〕 別紙


*尾上さん→臼井さんより

臼井です。下記は、転載歓迎です。
今日の国会審議を受けた呼びかけです。

----------
5月12日 JD主催 自立支援法を考えるフォーラム案内

 来る5月12日に、JD(日本障害者協議会)主催の「障害者自立支援法を考え
るフォーラム」が日比谷公会堂、日比谷野外音楽堂で開催されます。
 DPI日本会議も、障害者8団体で各政党に提出している5つの統一要望項目
(利用者負担、評価尺度・基準及び市町村審査会、精神障害者通院公費負担、移
動介護、グループホーム)を社会にアピールする重要な機会としてとらえ、賛同
団体になっております。

 つきましては、地域から、当事者の声を社会に、政治に提起していく機会として
上記のフォーラムへの参加を呼びかけます。
 企画の開催要綱を、このメールの末尾に張り付けます。
 また、日本障害者協議会のWebsiteをご覧下さい。http://www.jdnet.gr.jp/

 また、同日、日比谷公会堂・野外音楽堂のある日比谷公園にて、DPI等が呼
びかけ団体になっている「障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動実行
委員会」主催で、集会と国会請願デモ等が開催される予定です。上記のフォーラ
ムにおいても、自立支援法に危惧、不安をもつ参加者にも国会請願デモを呼びか
けていきたいと思います。
(こちらの方は、全国大行動のWebsiteをご覧下さい。
http://www.j-il.jp/jil.files/daikoudou/daikoudou_top.htm

 昨日の衆議院本会議、本日の厚生労働委員会で自立支援法の趣旨説明が行われ
ました。本格的な審議は5月11日〜の予定です。5月12〜13日の様々な企画、集
会、行動が国会審議に影響を与えることは間違いありません。
 連続の集会、行動となりますが、ふるってご参加頂きますようお願いする次第
です。

 では、取り急ぎ用件のみにて失礼します。

====================================
尾上 浩二
Koji Onoue, Tokyo Japan
====================================

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「障害者自立支援法」を考えるみんなのフォーラム

〜どうなる どうすべき わたしたちの明日を 〜

・日時 2005年5月12日(木曜日)10時から15時半
・会場 東京:日比谷公会堂/日比谷野外音楽堂(JR有楽町駅から徒歩7分、日比
谷線、千代田線、三田線の日比谷駅から2分、丸の内線霞ヶ関駅から2分、有楽町
線桜田門から5分)
・参加費 無料

 国会で間もなく審議がはじまる「障害者自立支援法案」は、障害を持つ人々の
生活に大きな影響を与える法律です。所得保障のないまま応益負担が導入される
こと、世帯収入に基づく費用徴収になること、施設における食費負担の導入や個
室利用料の徴収、具体像が見えない新しい施設体系、グループホームの行方など
あまりに課題と不安の多い法案です。国会審議の山場にかかる時期をとらえ、今
の障害者の生活を後退させないために、社会に、国会に、厚生労働省にわれわれ
の声を届けることがなんとしても必要です。5月12日東京日比谷に集まりましょ


・主催 日本障害者協議会
協賛 社会福祉法人日本身体障害者団体連合会/社会福祉法人全日本手をつなぐ
育成会/財団法人全国精神障害者家族会連合会/特定非営利活動法人DPI日本会
議/社会福祉法人日本盲人会連合/財団法人全日本ろうあ連盟/社団法人全国脊
髄損傷者連合会/全国盲ろう者協会/全国心臓病の子どもを守る会/社会福祉法
人復生あせび会/社団法人全国肢体不自由児者父母の会連合会/日本患者・家族
団体協議会/社団法人日本自閉症協会(依頼中)(順不同)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 
 
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5.12−13 障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動
第二次対国会行動

障害者自立支援法、いよいよ国会審議入り!
日比谷公園を障害者パワーで埋めつくし、私たちの声を国会へ!


「障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動」
実行委員会


■地域から吹き出す自立支援法への不安、怒り!−全国各地で地域集会開催
 全国各地で障害者の自立と完全参加の実現のために奮闘されている仲間の皆さん!
 私たちは昨年10月のグランドデザイン発表から現在まで一貫して、厚労省や政
府、政党などに対し今回の改革に当事者の声を反映していくことを求めてきました。
 昨年の12月には3日間の連続行動、2月の「障害者自立支援法案」国会上程時
には夜を徹しての座り込みを含む2日間連続の全国大規模行動を行いのべ4000人
が結集し、国の拙速な制度変更に多くの障害者が異を唱えていることを示し、一
方的な法案上程に抗議の声を上げました。
 その後も、全国各地でグランドデザイン勉強会・地域集会や国会議員を招いて
のシンポジウムを開催する等の運動を展開しています。また、議員への要請行動
なども強めてきたところです。

 いうまでもなく、障害者自立支援法案はこれまで全国各地で当事者やその支援
者が築き上げてきた障害者の地域生活の根幹を揺るがすものです。審査会による
支給決定方式でのサービス切り下げ、福祉サービスや医療での負担と扶養義務の
強化、ガイドヘルプをはじめとする国から地方自治体への責任転嫁、グループ
ホームの障害程度別のふるい分けとミニ施設化、国の基準を超える分は市町村負
担になる国庫負担金の仕組み等、多くの問題をはらんでいます。そして何よりも
今回の改革案とその議論の過程には、実際にこれにより生活を左右される私たち
障害当事者の声がほとんど反映されていませんし、充分な議論も尽くされていま
せん。

 こうした自立支援法の内容が知られるにつれて、障害者や関係者の間に大きな
不安と怒りが広がっています。自立支援法の慎重審議を求める地域集会が、全国
各地で、これまでの枠を超える形で開催されてきています。いずれも主催者の予
想を超える参加があり、「障害者の地域生活を守ろう」「私たちの声を国会に届
けよう」との声が、まさに地域から吹き出し始めています。
 また、障害者部会で十分な議論がなされてこなかったこともあり、自立支援法
の内容が明らかになるとともに、視覚障害者団体からも「移動介護は個別給付に
すべきである」との強い要望が出されるようになりました。


■第二次国会行動へ全国から結集・賛同を!日比谷公園を障害者パワーで埋めつ
くし、国会、社会を動かそう!
 国会では、現在、介護保険の見直し法案の審議が行われています。介護保険の
採決後、自立支援法の審議が行われる予定です。
 4月下旬に衆議院本会議と厚生労働委員会で法律の趣旨説明が行われる予定と
伝えられますが、いずれにせよ本格的な審議は5月の連休明けとなります。
 いよいよ自立支援法の国会審議が始まることをふまえて、来る5月12〜13日に
全国大行動を開催し、全国の仲間の皆さんに参加と賛同人の拡大を呼びかけま
す。また、継続した国会傍聴・アピール行動と全国一斉行動(5月18日)へのご
参加もお願いします。
 今回の全国大行動は2月に続く第二次対国会行動として位置づけ、国会議員や
社会に対して自立支援法の問題点を再度アピールするとともに、障害者の地域生
活を支える確かな仕組みを求めていきます。「私たちのことを私たち抜きに決め
ないで!」の声を国会に届け、公聴会の開催をはじめ、慎重審議・継続審議を実
現するように働きかけましょう。
 12日集会予定地の日比谷公園内にある、日比谷公会堂、日比谷野外音楽堂で
は、JD(日本障害者評議会)主催・障害者8団体賛同による自立支援法の
フォーラムが開催されます。自立支援法に危惧、不安をもつ参加者にも国会請願
デモを呼びかけていきたいと思います。
 日比谷公園全体を障害者パワーで埋めつくし、私たちの声を国会に、社会に示
していく重要な機会にしていきましょう。障害者の地域生活の確立を求め、障害
者の未来を切り拓く行動を共に!

5月行動スケジュール

☆障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動
5月12日(木) スケジュール(案)
 14:00  集合<日比谷公園(予定)>
 14:30〜15:30 集会開始
 16:00〜18:00 国会請願デモ
 18:00〜19:00 議員会館を囲んでのアピール行動

※この日に全国から最大結集をする。
※全国大行動集会、国会請願デモの主催は、同実行委員会。 ただし、JDフォー
ラムへの参加、JDフォーラムからのデモ参加を妨げるものではない。
※集合場所やスケジュールは申請や調整中の部分があります。詳細が決まり次
第、ホームページ等で情報を流します。

☆国会傍聴活動
国会審議への当事者からのプレッシャーをかけるための 国会、厚生労働委員会
傍聴活動&議員会館前でのアピール行動
5月11日、13日、20日、25日、(審議状況により以降、毎水・金曜日、
断続的に行う)

☆全国一斉行動デー
各都道府県庁所在地を中心に、ビラまき・アピール活動、
都道府県への申し入れ行動を全国一斉に展開する。
5月18日(水)

●○●問い合わせ先●○●
「障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動」実行委員会
(全国自立生活センター協議会内)
〒192-0046 東京都八王子市明神町4-11-11-1F
TEL:0426-60-7747 FAX:0426-60-7746
E-mail:jil@d1.dion.ne.jp
障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動URL
http://www.j-il.jp/jil.files/daikoudou/daikoudou_top.htm


 
 
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障害者の地域生活の確立を求める全国大行動実行委員会事務局からのご報告

皆さん、二日間の連続大行動お疲れさまでした。

 全国大行動の正式な報告は後日になりますが、国会請願デモには2000名の仲間
が集まりました。JDフォーラムに参加された方からも200名近くの方が参加さ
れたそうです。また、JDフォーラムは二つの会場には、あわせて6600名の参加
者があったそうです。つまり、当日、厚生労働省〜日比谷公園周辺には9000名近
くの障害者や関係者が結集していたわけです。
 地域から吹き出している自立支援法に対する不安や怒りの声、そうしたことを
背景にした障害者パワーが埋めつくしたことになりました。

 昨日の厚労委員会で、質問に立った議員全員が、国会請願デモや日比谷での集
会、国会周りでのハンスト、そして多数の傍聴者のことにふれながら発言してい
ました。障害者の様々な動きが審議にはっきりと影響を与えていることは間違い
ありません。

 まだまだ、闘いは続きます。今後も国会傍聴・アピール行動、全国一斉行動
等取り組みは続きますが、息切れしないように頑張っていきましょう。
 5月18日の全国一斉行動に、一ヶ所でも多くの地域で取り組んでいただきます
ようお願いします。詳しくは、次のURLをご覧下さい。
http://www.j-il.jp/jil.files/daikoudou/200505/18/yobikake.html


 また、引き続き、地元議員への再要請もお願いします。この間、議員周りをし
ていて地元要望が色々な意味で影響を与えていることを感じます。いよいよ、議
論が中盤に入っていく今、再度、この法律の問題点を伝えて、徹底解明と慎重審
議を重ねてお願いして下さい。
 その際、地方公聴会の開催も強くお願いして下さい(現在のところ、地方公聴
会の開催についてはメドが立っていません)。今回の自立支援法案は、障害当事
者や家族に対する影響はもちろんですが、一方で自治体に対する影響もはかり知
れません。そうした地域の声を、しっかりと受け止める機会をつくってほしいと
要望してもらえればと思います。

 以上、よろしくお願いします。

「障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動」実行委員会

なお、ここから下は、
5月12日夜、議員会館前で読み上げていたアピール文です。


----
5.12障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動アピール

 昨年10月に「今後の障害者保健福祉施策の方向(改革のグランドデザイン
案)」が示され、わずか3カ月余りの議論の後、今年2月10日「障害者自立
支援法案」が国会上程された。
 「私たち抜きに、私たちのことを決めないで!」をスローガンに、厚労省
や政府、政党などに対する活動を繰り広げてきた。昨年の10月には台風の中
のデモ行進、12月には3日間の連続行動、2月の「障害者自立支援法案」国
会上程時には徹夜の座り込みを含む2日間連続の全国大行動を行った。一連
の行動に、のべ6000人が結集、多くの障害者が異を唱えていることを示し、
一方的な法案上程に抗議の声を上げた。その後も、地域集会や国会議員を招
いてのシンポジウムを開催し、議員への要請行動なども強めてきた。

 これまで、「どんなに重度の障害があっても地域で当たり前に暮らせる」
ことを目指し、当事者やその支援者による取り組みが進められてきた。自立
支援法は、こうした取り組みの中で築き上げられてきた障害者の地域生活を
根幹から揺るがすものである。審査会による支給決定方式でのサービス切り
下げ、福祉サービスや医療での負担と扶養義務の強化、移動介護の個別給付
からの原則除外、グループホームの障害程度別のふるい分けとミニ施設化、
国の基準を超える分は市町村負担になる国庫負担金の仕組み等、多くの問題
をはらんでいる。難病等の「谷間の障害者」の問題も置き去りにされたまま
である。法案策定に当たり、実際にこれにより生活を左右される私たち障害
当事者の声はほとんど反映されず、充分な議論も尽くされてこなかった。

 こうした自立支援法案の内容が知られるにつれて、障害者や関係者の間に
大きな不安と怒りが沸き上がっている。全国各地で慎重審議を求める集会が
行われ、「私たちの声を国会に届けよう」「障害者の地域生活を守ろう」と
の声が地域から吹き出している。法案上程後も、ますます波紋が広がってい
ることが、いかに拙速につくられ、問題だらけの法律であるのかを雄弁に物
語っている。
 本日、自立支援法に危惧と不安を持つ幾千人もの障害者とその関係者が、
この日比谷公園に集まっている。「障害者の地域生活・自立生活の後退は認
められない、地域生活の確立を」との思いが、その根底にある。

 昨日5月11日から衆議院厚生労働委員会での実質的な法案審議が始まった。
私たちは、今日、明日の第二次国会行動を皮切りに、審議期間中、傍聴や国
会前アピール活動を継続するとともに、全国統一行動を展開していく。その
ことにより、この法律の問題点を広く、障害当事者や関係者に、そして、社
会に知らせていこう。今こそ私たち障害者の地域生活に関わる多くの仲間が
団結し、拙速な「改革」にストップをかけよう。
 拙速に上程された自立支援法案が、十分な議論もないまま決められること
が無いよう、問題の徹底解明と慎重審議を強く求めていこう。
 共に力を合わせ、「私たち抜きに、私たちのことを決めないで!」との声
を国会に!

2005年5月12日 障害者の地域生活の確立を求める全国大行動・参加者一同

−−−
以上です。


 
 
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☆障害者の声☆
一分間スピーチリレー

   『普通の生活がしたいだけ』(仮)
   〜障害者自立支援法に私たちの声を〜


【目的と概要】
今、障害者の周りに大きな変化が起こっています。2003年4月にスタートした『支援費支給制度』によって、重度障害者の地域生活が少しずつ実現し始めた矢先、国は「予算が無い」を理由にわずか2年で新たな改革に乗り出しました。この改革こそが問題山積みの『障害者自立支援法』です。十分な議論がなされないまま、予算不足解消のために涌き出てきたこの法案が、国会で決定されれば、私たち障害者は普通の生活が送れなくなってしまいます。
 昨年より、私たち障害者は一丸となって何度も厚生労働省に対して「私たちの声を聞いてほしい」と訴えてきました。しかし、その声は届かずマスコミにもほとんど取り上げられませんでした。小さな社会で起こっているこの重大な出来事をみなさんに知ってほしいのです。そして、考えてほしいのです。
私たち障害者ひとりひとりが、渾身の力をこめた生の声を社会に届けます。重度障害者の介助が贅沢品でないことをみなさんに知ってもらうために、自らの言葉で社会に問いかけたいと思います。みなさんと同じような普通の生活がしたいだけなのです。
一分間に思いをこめて、街頭でスピーチします。どうぞ、足を止めて耳を傾けてください。

【方法】  兵庫県在住の障害者約100人が、順番に一分間ずつ街頭スピーチリレーをします。

【日時】
 2005年5月18日(水)
 15:00〜18:00

【場所】
 丸井三宮店東側

【主催】
 兵庫県自立生活センター協議会

【連絡先】
 662-0851 西宮市中須佐町5-12 メインストリーム協会内
 TEL 0798-34-4955 (かどた・神山) FAX 0798-34-4604
 携帯 090-3166-9024(石橋)


 
 
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私たちのグランドを取り戻せ〜
――誰の、何のためのデザインなんじゃ?

STOP! グランドデザイン
5・21「福祉」×アクション

  *ビラ・表(MS Word)/ビラ・裏(MS Word)
   ※内容は以下と同じ。

この5月の下旬に「障害者自立支援法」(別名グランドデザイン)という法案が、国会を通過しそうです。この法案は名前とは裏腹に、障碍者への支援費用を大幅に削減して、「自立」を「阻害」するものです。同法案に反対意思を表明するための行動を起こします。

5月21日(土) 午後3時 集会開始/午後4時 デモ出発
     京都市役所前 集合 ⇒ 御射山(みさやま)公園(こうえん)まで
                       (午後6時解散予定)
参加歓迎! 雨天決行 

・当日の天候や体調等に気を付けて各自の判断で参加してください。
・交通手段は各自で確保してください。
・当日はピースウォークの集りが午後6時から御射山公園であるので、関心のある方はそちらもどうぞ。

―「障害者自立支援法」の何が問題か?―

・ どういう法案なの? 「政府見解」
 http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/02/tp0214-1.html

★「1割負担」: 「応能負担」から「応益負担」へ
= 収入に応じて負担するのではなく、利用量に応じて負担 = 財源不足を皆で負担しよう

★「障害の程度に応じたサービスの支給」: 三障害(身体・知的・精神)統合
のサービス、共通の尺度の設定
= サービスの一括化、地域間の格差をなくして公平なサービス

・ 障碍者当事者はどう思ってるの?
「当事者団体の見解」 http://www.dpi-japan.org/3issues/3-1shienhi/gd04/gd003.htm

★サービスは「益」ではない:例えば、買い物に行くための車椅子介助、生きて
いくための人工呼吸器介護
→ 所得保障や就労支援なしの応益負担は、サービスの利用抑制や家族への負担が増える。

★ 障害の種別や程度は個々人によって異なるのに、その認定はお役所仕事になる
→ 障碍者の本当のニーズに対して、足りない所得保障や、余計な就労訓練が増える。

・ 政府の対応は? 2004年10月に急に法案の発表、2005年4月26日に衆議院審議入り 
→ 当事者抜きで、十分な議論のないまま、半年という短期間で強引に衆議院の通過を意図

・ マスコミは?
NHKの福祉ネットワークや、フジTVのニュースジャパンで特集  
 http://freedom21.jp/
朝日新聞の記事  
 http://www.eft.gr.jp/enough/resource/050419hukushima.htm
  → 批判的に取り上げられてるけど、まだまだ知らない人が多い

・ いろいろ問題あるやーん。どうしたらええんやろ?
→ 「Action」を起こしてる人達がいる。京都でもやりましょう!
http://www.j-il.jp/jil.files/daikoudou/daikoudou_top.htm

★「福祉」アクションのスケジュール

・「障害者自立支援法」反対行動のためのミーティング
5月14日  15:30〜17:30 @バザールカフェ
・全国各地の一斉情宣活動(駅頭、役所前等で)@京都
 連絡先:075−682-7950(JCIL)
5月18日  10:00 京都市庁前集合→11:30 市庁前、京都駅、四条でチラシ配り
・「障害者自立支援法」反対行動決起
5月21日  15:00〜18:00 京都市役所前集合→御射山公園
・「応益負担」に反対する大集会   連絡先:075-465-4310(京都障害児者の生活と権利を守る会)
 5月22日  14:00〜16:30 @ 京都テルサ大ホール

 法案が通過すると普通の生活を送るのに、障碍者やその家族だけが過度な負担を強いられ、障碍者の自立が阻害されてしまいます。慈善でも家族でもない、制度を通じて権利として保障することを、お互いに認めあっているはずの私たちの生活が、私たち抜きで作られたルールにより危機にさらされようとしています。これらは、自衛隊のイラク派兵、憲法改悪や教育基本法改悪等の、私たちを取り巻く一連の動きと無関係ではないように思えます。これらを解決するためには、できるだけ多くの人が、まず知ることからしか始まらないのではないでしょうか。まず知り、そして憤りを感じる人達で考え、NO!を言っていきましょう。また、障碍や福祉に関心のある人たちのネットワーク(仮称:ふくしらぢお)を作りました。興味・関心のある方は、以下までお気軽に御連絡ください。
連絡先 dansoundemo@yahoo.co.jp


 
 
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「障害者自立支援法案」の徹底審議と障害者の地域生活確立を求める緊急アピール


 昨年10月に「今後の障害者保健福祉施策の方向(改革のグランドデザイン
案)」が示され、わずか3カ月余りの議論の後、今年2月10日「障害者自立支援
法案」が国会上程された。
 これまで、「どんなに重度の障害があっても地域で当たり前に暮らせる」こと
を目指し、当事者やその支援者による取り組みが進められてきた。自立支援法案
は、こうした取り組みの中で築き上げられてきた障害者の地域生活を根幹から揺
るがすものである。審査会による支給決定方式でのサービス切り下げ、福祉サー
ビスや医療での負担と扶養義務の強化、移動介護の個別給付からの原則除外、グ
ループホームの障害程度別のふるい分けとミニ施設化、国の基準を超える分は市
町村負担になる国庫負担金の仕組み等、多くの問題をはらんでいる。難病等の
「谷間の障害者」の問題も置き去りにされたままである。法案策定に当たり、こ
れによって生活を左右される私たち障害当事者の声はほとんど反映されず、十分
な議論も尽くされてこなかった。

 私たちは、全国の仲間に広く呼びかけ、「私たち抜きに、私たちのことを決め
るな!」をスローガンに、厚労省や政府、政党などに対する活動を繰り広げてき
た。昨年の10月には台風の中のデモ行進、12月には3日間の連続行動、2月の
「障害者自立支援法案」国会上程時には徹夜の座り込みを含む2日間連続の全国
大行動を行った。一連の行動に、のべ6000人が結集、多くの障害者が異を唱えて
いることを示し、一方的な法案上程に抗議の声を上げた。さらに、国会での本格
審議が始まった5月12日には9000名にものぼる障害者・関係者が集まり、2000名
による国会請願が行われた。さらに、5月18日には30都道府県、100ヶ所で全国
統一行動が取り組まれてきた。
 5月11日に衆議院厚生労働委員会での審議が始まり、その後13日、18日の審議
と、2回の参考人質疑が行われてきた。これまで与野党問わず、批判と疑問を表
明する発言が相次いできた。参考人質疑でも各団体から問題点があげられ、委員
会内でも問題の多い法案であるとの認識が広がってきている。毎回多くの当事者
が傍聴にかけつけ、国会前ではアピールが繰り広げられている。
こうした動きの中、「5月中に衆議院通過、6月中に参議院通過」と、厚生労働
省が当初描いていた日程が崩れ始めている。「郵政民営化」問題とも相まって情
勢は混沌としている。何よりも、この法案の持つ問題への理解の広がりから、障
害者雇用促進法を先に採決する等、審議がいったん中断した状況にある。
 こうした大幅なずれ込み自体、連日の働きかけ、各地での取り組みによる成果
に他ならない。

 今後の展開については予断を許さないが、東京都議会選挙をはさむ6月下旬か
ら7月上旬が大きな山場となろう。
 国会審議中盤を終えたが、未だ重度障害者の長時間介護、移動介護の個別給付、
精神障害者の通院公費、グループホームの再編等、地域生活のためのサービスに
関して、突っ込んだ論点が形成されていない。今後、与党側から負担の軽減・激
変緩和策が打ち出されるとの情報もあり、そのどさくさに紛れて、障害者の地域
生活のサービスが置き去りにならないように働きかけをしていく必要がある。さ
らに、知的、精神の本人当事者、ALSや難病者等の参考人質疑、地方公聴会の
開催を求めていかなければならない。
 私たちは、障害者の自立生活運動を進めてきた立場から、この法案がこのまま
決められることを認めるわけにはいかない。引き続き、徹底審議と地域生活の確
立を強く求めるものである。
「私たち抜きに、私たちのことを決めるな!」との、われら自身の声をより力強
いものにしていこう!

2005年6月11日
DPI日本会議・2005年度総会 参加者一同


 
 
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*太田さんより

関係各位に緊急大行動への参加のお願いです。
転載大歓迎です。
よろしくお願い致します。

「このままの"障害者自立支援法案"では自立はできません!
    7.5緊急大行動」
本物の地域生活を支える法制度をめざして



日時 2005年7月5日(火)  12時開場
    12時半〜 中央集会、14時〜 国会へデモ+国会議員要請行動

場所 日比谷野外音楽堂+周辺(地下鉄丸の内線「霞ヶ関駅」下車徒歩3分)
   
内容
1)中央集会 日比谷野外音楽堂にて経過報告、アピール採択など
2)国会へデモ 日比谷公園から国会へ(2キロ)
3)国会議員要請行動 すべての議員にアピール文を届けます
参加費:無料
*昼食は各自すませてからご参加ください。雨天の場合は雨具をご用意ください。


--------------------------------------------------------------------------
 大きな山場にさしかかっている障害者自立支援法案の国会審議ですが、その
内容を知れば知るほど疑問が沸いてきます。正式な発表があってからたったの4か月
あまりで成立させようというのも乱暴な話です。私たちにとってはめったに訪れない
大きな法案づくりの作業です。もっともっと私たちの声を聞いてほしいのです。国会
や関係者と、それから私たちが力を合わせてよりよい法律にしていこうではありませ
んか。

 私たちの要望ははっきりしています。主なものとしては、
  ◎「応益負担」の前に本格的な所得保障を
  ◎重度障害があっても地域で暮らせるホームヘルプやガイドヘルプを
  ◎当然のコミュニケーション保障として手話通訳制度を
  ◎受けやすい障害者医療制度をそのままに
  ◎それぞれの力にあわせて働く場を地域の中に
  ◎誰とでも一緒に住めるグループホームを

 他にも要望はたくさんあります。いずれにしても、原案通りでの成立となる
と大変なことになりそうです。“自立生活”どころか、地域生活からも遠ざかること
になりかねません。「居てもたってもいられない」、これが私たちの今の率直な心境
です。国会審議が再開されるこの時期に、緊急のアピールを行うことにしました。
 すべての障害当事者、家族、関係や市民のみなさん。いまこそ、私たちの声
を国会に届けましょう。
--------------------------------------------------------------------------
主催 「このままの"障害者自立支援法案"では自立はできません!
    7.5緊急大行動」実行委員会 
http://www.normanet.ne.jp/~jadh/75action.html
連絡先
 日本障害者協議会 Tel.03-5287-2346 Fax.03-5287-2347 E-mail 
office@jdnet.gr.jp 
  DPI日本会議    Tel.03-5282-3730 Fax.03-5282-0017 E-mail 
office02@dpi-japan.org

--------------------------------------------------------------------------

Copyright(C)  7.5緊急大行動実行委員会 All right reserved.  2005.6.28


 
 
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★シンポジウム
「いっしょに考えましょう、障害者自立支援法のこと」
日時:7月9日(土)13:15−16:55
場所:ハートピア京都3階
講演:「障害者自立支援法の活用について」
主催:京都精神保健福祉協会、京都精神保健福祉士会

★パレード
7月9日(土)
15:30@京都市役所前 お手伝いの人集合
16:00-16:30@京都市役所前 集会開会
@当事者の人たちの意見
A国会議員の挨拶
16:40〜パレード出発(最後尾のグループは17:30頃出発)
17:30-18:00@四条河原町高島屋前 街頭宣伝
18:15〜 懇親会@イマージアム
(四条河原町上がる一筋目東へ223-2424)

主催:「応益負担」に反対する大集会実行委員会
----
福村 幸子(立命館大学)
おうみ未来塾4期生
http://www.biwa.ne.jp/~ohmi-net/miraijuku/
障碍や福祉に関心のある人たちのネットワーク「ふくしらぢお」 
http://fukushiradio.ameblo.jp/


 cf.大学院のMLに送信されたメイル

2005年7月8日 17:19
[ml-cefs 1118] 障害者自立支援法関連―明日京都行動のお知らせ

小林です。

 いろいろ問題のある同法案に反対するための行動が
明日京都であります。お時間があれば参加していただいたり、
また知り合いの方に、呼びかけていただければと思います。

 同法案は、早ければ13日に成立しそうです。こないだ、東京で、
全国行動がありました。

◆「1割負担、障害者は暮らせぬ」――審議中の自立支援法案
 京からも反発 (京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005070600110&genre=O1&area=K00

◆郵政決戦の裏でもう一つの戦い / 7月5日 (5分40秒)
放送局:フジTV / 番組:ニュースJAPAN

http://freedom21.jp/index.php?%C8%D6%C1%C8%C7%DB%BF%AE

 これを受けた全国一斉行動の京都版という位置づけも含めつつ、明日京都で、「応益負担」に反対する大集会実行委員会が、集会・パレード・街頭宣伝の行動を行います。

 以下そのお知らせです。集会の前にはシンポジウムがあり、また最後には懇親会があります。[→上掲の案内]

 
 
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============================
「障害者自立支援法案に地域の声を届けよう!」
意見聴取会&パネルディスカッション開催要綱
〜私たちの声を私たち自身が行政と国会に届けるために〜
============================

1 目的
 支援費制度の利用者増によって財政状況が厳しくなる中で、障がい者の地域生活を
どのような枠組みで制度を設計していくのかが問われています。昨年、厚生労働省は
改革のグランドデザイン案を発表し、今回の国会に障害者自立支援法案を提出しまし
たが、当事者にとっては利用者負担や重度障がい者の長時間介護等、当事者ニーズ
の反映と権利保障の問題など多くの課題を抱えています。
 行政措置から利用者のサービス選択権を保障する支援費制度へと変更してから2年
しか経過していないのに何故この時期に大きな制度変更をしなければならないのか
十分な説明時間も理解をえる努力もされていないのではないかと多くの当事者は不安
と不信を抱いています。
 こうした状況の中、国会では、東京都議選後の7月8日または15日には、衆議院で
この法案が可決され参議院で議論がはじまると言われています。
 この障害者自立支援法案の成立は、私たちの生活をどのように変えていこうとして
いるのか。この法案が目指す地域社会とはどのような社会なのか。社会の中で障
がい者の権利がどのように保障され、暮らしが守られるのか。重度の障がい者が地域
の中で当たり前に暮らせる社会は本当に来るのか。
 私たちの不安や不信を直接、政策立案を担当している厚生労働省の担当者や国会
議員にぶつけて 私たちにとって本当に必要な制度を作り上げていきたいと思い
ます。
 「私たちのことを私たち抜きで決めないでください。私たちの声を直接、聞い
てください。」
 この法案が国会で成立しても多くの懸案事項は、その後に定める政省令で具体的
に決められます。
 参議院での成立と政省令の制定まで、私たちは、制度の影響を受ける立場から、
最後まで、そして制度が決定されても「我ら自身の声」を発信し続けなければと
思っています。
 私たちは、「第6回DPI世界会議札幌大会」が開催されたこの地から「誰も
が当たり前の
生活ができる社会の実現」と「誰もが尊厳ある人としての人生を送ることのでき
る社会の
実現」に向けて新たな一歩を踏み出し、私たちの声を私たち自身が行政と国会に
届ける
ことを目的に開催します。

2 主催
  障害者自立支援法案に地域の声を届けよう北海道実行委員会
3 協力
  北海道移送・移動サービス連絡会(STネット北海道)
4 開催日時
  2005年7月17日(日)13:00〜16:30          
5 会場
  札幌市社会福祉総合センター 4F 大研修室 
  (中央区大通西19丁目)
  札幌市営地下鉄東西線西18丁目駅徒歩5分
6 定員
  250人(会場の都合上、事前申し込みをお願致します)
7 参加費
 500円(資料代として)
8 プログラム
進行役 指定居宅介護支援事業所ヘルパーステーション 繭結 管理者 佐々木 泰彦

12:30 開場
13:00 開会挨拶
       障害者自立支援法案北海道学習集会実行委員会実行委員長 
13:10〜14:10
報告者 
     厚生労働省障害保健福祉部           調整中
      自由民主党北海道支部連合会副会長(道議会議員) 清水誠一 氏
       公明党                     依頼中
       民主党衆議院議員・次の内閣厚生労働担当大臣   横路孝弘 氏(予定)
       日本共産党                   依頼中
     コーディネーター ホップ障害者地域生活支援センター代表 竹田 保
14:10〜14:20  〜休 憩〜
14:20〜16:30
意見聴取「障害者自立支援法案に地域の声を届けよう!」
〜私たちの声を私たち自身が行政と国会に届けるために〜
パネリスト
 厚生労働省障害保健福祉部           調整中
        自由民主党北海道支部連合会副会長(道議会議員) 清水誠一氏
        公明党                    依頼中

        民主党衆議院議員・厚生労働委員会委員     石毛えい子 氏(予定)
        日本共産党                 依頼中
コーディネーター DPI北海道ブロック会議議長
西村 正樹
       意見陳述  指定発言 10人程度(各5分以内)
16:30 集会アピール採択
      閉会

9 問い合わせ先      
(1)DPI(障害者インターナショナル)北海道ブロック会議
   住 所: 〒060-0004 札幌市中央区北4条西12丁目1-55  ほくろうビル5F
TEL:(011)219−5687 FAX :(011)219−5688
e-mail:info_hokkaido@dpi-japan.org URL http://www.dpi-japan.org/hokkaido/
(2)きょうされん北海道支部
   住 所: 〒063-0868 札幌市西区八軒8条東5丁目4-18
TEL:(011)736−1699 FAX :(011)736−1698
e-mail:sien-kai@atlas.plala.or.jp

 ※申し込みは、DPI北海道ブロック会議ホームページからお願いいたします。

**************************
障害者自立支援法案に地域の声を届けよう北海道実行委員会

連絡先

 DPI北海道ブロック会議
〒060-0004
札幌市中央区北4条西12丁目1-55ほくろうビル5F
  TEL011-219-5687  FAX011-219-5688
e-mail:info_hokkaido@dpi-japan.org
     http://www.dpi-japan.org/hokkaido/

 きょうされん北海道支部
〒063-0868 札幌市西区八軒8条東5丁目4-18
      TEL011-736-1699 FAX011-736-1698
      e-mail:sien-kai@atlas.plala.or.jp


 
 
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JD発第05―34号
2005年8月3日
理  事  各 位
会  員  各 位

                     日本障害者協議会
               代表
                       勝又 和夫
                         (公印略)



「障害者自立支援法案」改善運動の中間まとめと新たな展開
をめざす緊急フォーラムの開催について


「障害者自立支援法案」は、7月15日衆議院を通過しましたが、郵政法案に影響を受け、参議院では審議が進んでいない状況にあります。
JDはこの法案に障害者施策史上初めての応益負担制度が盛り込まれていることや、多くの事柄が政省令事項に委ねられ、全体像が未だに見えてこないことなど、多くの問題点があるため、これらを指摘し、改善するための修正を強く要望してきました。
去る5月12日には「障害者自立支援法案を考えるみんなのフォーラム」を開催し、全国から6600名の当事者と関係者の参加のもと、白熱した議論が交わされました。このフォーラムを機会に国会での論戦も高まりをみせ、つづく7月5日には11000人が参加し"7.5緊急大行動"が行なわれ、ここには多くのJD役員、加盟団体のメンバーが集いました。
今回のフォーラムでは、これまでのJDの運動を中間的に総括を行なうとともに、さらに全国各地の声に耳を傾け、より確かな運動をつくっていきたいと考えています。
そして、この8月10日という日の前後は、法案の採択の足音が大きく聞こえてくる可能性を帯びています。もしそのような状況に至ったときは、"徹底審議""慎重審議"を強く国会に訴えることが必要になります。
以上のことを踏まえ、標記の「『障害者自立支援法案』の中間まとめと新たな展開をめざす緊急フォーラム」を下記により開催することに致しました。
 お忙しい中、また猛暑の中ではありますが、関係者に声をかけ合ってたくさんの方々が参加されますよう呼びかけます。



1 開催日時
   2005年8月10日(水) 午後1時から4時半
2 会 場
   日本消防会館 ニッショーホール 港区虎ノ門2-9-16  TEL 03−3503−1481
3 プログラム 
総合司会
 比留間ちづ子(国際委員会委員長)
(1) 主催者挨拶 
 勝又和夫(代表)
(2) 基調報告
運動の≪あしあと≫と今後の課題
        藤井克徳(常務理事)
(3)シンポジウム
@ テーマ:当事者主体の新たな障害者政策の展開に向けて
A シンポジスト
(ア)地方を代表して
・北海道及び大阪府から
(イ) 団体を代表して
・難病・患者関連団体及び発達障害関連団体から
(ロ)JD理事会を代表して 
・太田修平(企画委員会委員長)
(注)時間の範囲内で会場から発言を受ける
B コーディネーター
・佐藤 久夫(政策委員会委員長)
・石渡 和美(政策委員会副委員長)
(4)アピール採択
(5)閉会挨拶
 東川悦子(副代表)


 →「障害者自立支援法案」改善運動の中間まとめと新たな展開をめざす緊急フォーラム参加者一同 2005/08/10 「アピール」

 
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◆2005/09/18 障害学会第2回大会 学会シンポジウム
 障害者運動と障害学の接点−障害者自立支援法をめぐって
 司  会:横須賀俊司 (県立広島大学)
 パネラー:岡部耕典(都立大学大学院生)/姜博久(全障連)/立岩真也(立命館大学)

  <趣旨>
  郵政民営化関連6法案が8月8日午後の参議院本会議で否決されたのを受けて、小泉総理大臣は衆議院を解散した。これに伴い衆議院を通過した後に参議院で審議されていた障害者自立支援法案は廃案となった。しかし、細田官房長官や尾辻厚生労働大臣は早々に、障害者自立支援法案を再提出するという意向を表明したのである。このため、選挙後に自民党中心の政権ができあがれば、再提出されることは確実となった。もしも、民主党中心の政権が成立すれば、障害者自立支援法案が再提出されることはない。しかし、介護保険に障害者を組み込むという動きが始まることになる。介護保険と統合されたとしても、障害者自立支援法案で指摘された問題が生じてしまう。したがって、どのような選挙結果になろうとも、障害当時者運動はまだまだ激しい展開を余儀なくされるのである。   今回の障害者自立支援法案に対する反対運動は、これまでの障害当時者運動とは異なる様相を呈していた。それは国会議員に対して大規模にロビー活動を展開した点にある。抗議活動を展開するというのが障害者運動の定番であったといえるが、今回はそれだけではではなく、議員に対して法案のどの点が問題なのかをレクチャーして回ったところに新たな展開をみることができる。もう一つあげられるのは、ロビー活動を下支えするために障害者自立支援法案の問題性を伝えるべく、全国各地の障害者団体のもとに足を運んだことである。
  しかし、これまでとは違う展開であったために、課題も目についたことは事実である。例えば、議員がもつ「文化」(慣例やしきたりといった方がいいのかもしれない)がわからない、というか理解しがたいために、有効な戦略を立てにくかったことは否めない。また、マスコミ対応についても、障害当時者運動の主張を明確にすることを躊躇したために、その真意が伝わらないといった事態も引き起こしてしまった。さらに、実働する障害者が限られていたためにバタバタと入院してしまい、中には生命の危機にまで及んだ障害者もいたほどである。これらのことについては、今後考えていく必要があるが、ともかくも障害当時者運動は新たなステージに踏み出したということができる。
  このような動きがある中で、障害学あるいはそれに携わる研究者はどのようなスタンスをとっていたのであろうか。それほどコミットしてはいなかったのではないかというのが私の印象である。このことと対応するかのように、障害当時者運動も障害学に対する関心をあまり持っていないように見受けられる。もちろん、関心を持ち合わなければならないということはない。しかし、イギリスでは障害当時者運動と障害学の主要なメンバーが重なり合っており、そのために、両者が連動しながら展開されているという。また、アメリカではADAが制定されていく過程を契機として、障害学と障害当時者運動の距離が縮まったということも伝え聞く。障害学と障害当事者運動の接点は制度や政策にあると思われるので、両者が連動しながらそれぞれ展開していくほうが、お互いにとって大きなメリットが生まれるのではないのだろうか。
  今後も、障害者自立支援法案の再提出や介護保険との統合といった政策的課題が控えている。この大きな課題を乗り越えていくためにも、障害学と障害当事者運動がいかにすれば関わりを持ち合っていけるのかを考えていくことは重要なことだといえる。したがって、今回のシンポでは、障害者自立支援法をめぐる動きを素材として、もちろん、それ以外のことでもかまわないが、障害当時者運動と障害学のかかわりの可能性を探ってみたい。

 
 
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★★★★★★★★以下転送転載歓迎★★★★★★★★

<われわれ自身の障害者施策をみんなで考えあう>市民フォーラム(仮称)

日時:10月2日(日)10:00-16:00

場所:京都アスニー(丸太町七本松)


マップhttp://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/about/institution/honkan/honkan_map.html

趣旨:障害当事者・市民の声が反映されることなく進んだ「グランドデザイン」→「障害者自立支援法案」には、「応益負担」など多くの問題がありました。わたしたちはこの間の運動を通して、当事者の暮らしの実態と願いをしっかりとふまえた施策が必要と痛感しました。そこで本フォーラムでは、その新しい障害者施策の方向を当事者・市民がいっしょに考えあいます。

内容:
◆全体会 午前(4階大ホール)障害者施策のこれまで、今後検討しなければならない課題を学びあい、意見交換する全体会。
◆作業所のバザーなど 昼食時
◆分科会 午後(数会場)

・障害程度区分というが

・暮らしの場、働く場をどうする

・所得の確保と負担のあり方(以上、仮称)

------

障害者自立支援法案に異議あり!『応益負担』に反対する大集会実行委員会第7回会議のご案内

日時:9月6日(火)18:30−21:00

会場:京都アスニー(丸太町七本松)


議題:<われわれ自身の障害者施策をみんなで考えあう>市民フォーラム(仮称)の内容の検討
参加:フォーラムの中身をいっしょに作り上げるための会議です。どなたでも参加できます。お待ちしています。

問い合わせ・事務局
〒603-8324 京都市北区北野紅梅町85 弥生マンション
京都障害児者の生活と権利を守る連絡会
tel&fax 075-465-4310


 
 

「生きる/自立支援法とは何か?」(仮)
 日時:10月2日(日)13:00〜17:00(予定)
 場所:千代田区麹町区民館
(千代田区麹町2−8、地下鉄半蔵門線半蔵門駅か地下鉄有楽町線麹町駅から徒
歩5分)
講師:尾上浩二さん(DPI日本会議・事務局長)
趣旨:「郵政民営化一色」に演出されている国会解散〜
衆議院選挙の喧騒の中で一つの法案が廃案になった。
「障害者自立支援法案」である。

国は「身体・知的・精神の3障害を一元化し、新たな就労支援や規制緩和」を目
指すと称し、2000年に施行された高齢者の介護保険制度へ将来統合することを目
論んでいる。

これは、昨今進行しているネオリベラリズムの「受益者負担」と「人間の選別」
を本質とした自己責任論と営利企業による地域・人間関係の市場化が実態であ
り、まさに戦争を生み出す構造と内包した「足元の戦争」といえる法案である。
これに対し、7月には歴史に残る1万1千人の障害者当事者や支援者による国会
請願デモがとり組まれたが、衆院では当事者ぬきに法案が自公与党によって可決
された。

本イベントは、拙速に可決を目論まれたこの「障害者自立支援法案」とはそもそ
も何か、ということを知る。そして現在進行している“能力”ある人間を基準化
し、“能力”なき人間に金銭負担と“能力”向上努力を負わすことを社会関係の規範
にしようとしている今日の動向と対決し、地域において連帯・協同を軸としたほ
んとうの「自立」を創り出す場としてゆきたい。そこで世界の障害者当事者運動
として取り組んできたDPI日本会議の尾上事務局長の講演とディスカッション
を軸に、様々な当事者組織のアピールを受け、交流を深めたい。

※本イベントは日本労働者協同組合連合会を主催団体にして行います。
テロリストは誰?九条の会が接着点となり、協同組合や障害者当事者組織など様
々な連帯社会を目指す組織と、戦争に反対する諸個人とをつなぐ場にしたい。


 
 
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◆とうきょうフォーラム「いまだから語りあおう!障害者施策の明日を」参加者一同
2005/10/04 「とうきょうフォーラム みんなのアピール」

日笠@視覚&全身性障害者 です。

10月4日、
東京・なかのZERO大ホールにおいて、
東京都内の24もの団体から構成される
実行委員会の主催による、
『とうきょうフォーラム「いまだから語りあおう!障害者施策の明日を」』が実施さ
れ、1300人もの関係者による熱心な討議が実施されました。

以下は、この日の参加者一同による「アピール文」全文です。

――――――――――――――――――――――――――――――――

[2005年10月4日実施:とうきょうフォーラム「いまだから語りあおう!障害者施策の
明日を」より]
■とうきょうフォーラム:「みんなのアピール」■


障害者自立支援法案は、衆議院の解散に伴って廃案になりましたが、ふたたび秋の特
別国会に提案されました。
先の国会審議では、成立あるいは慎重審議を求めた人たちからも、たくさんの不安や
改善の要望がだされました。

「もう一度、法案が審議される前に、みんなのねがいや将来のことを、とことん話し
合おう」と、今日、わたしたちは「とうきょうフォーラム」に集いました。そして4
つのことを、みんなのねがいとして確認しました。



わたしたちは、もう家族を頼りにするのではなく、「自分の力」で生きたいのです。
しかし、そのために必要な障害基礎年金は、生活保護よりも低く、十分ではありませ
ん。


わたしたちは、所得保障制度の充実を、強く求めます。



わたしたちには、「食事をすること」や「一人で外出すること」、そして「人とコミ
ュニケーションすること」などに、ハンディがあります。
こうしたハンディを補うための支えがなければ、生きていけません。だからこそ、国
や社会の支援が必要なのです。

障害別の法・制度はおかしいです。けれども、障害の違いに伴うねがいや要望も、尊
重すべきです。

またそのねがいは、「少しぜいたくをすること」や「高価なものがほしい」という、
自ら負担すべき要望とも違います。
わたしたちは、普通に暮らすための「人の支え」と、それを支える制度の充実を、強
く求めます。



わたしたちは、障害のない人たちと同じように働き、人や社会の役にたちたいのです



そのためには、もっと企業などで働きたいのです。
また、どんなに重いハンディがあっても、いまの「自分の力」を支えてくれる働く場
が必要です。
わたしたちは、安心して「自分の力」が発揮できる働く場の制度の充実を、強く求め
ます。



いまだに、法の外や谷間におかれている人たちがいます。
わたしたちは、すべての障害のある人たちと国民のために、よりよい法・制度がつく
られることを望みます。
そのためにも、わたしたちの声を十分聞いてください。

多くの仲間たちにも伝わるように、もっとわかりやすく、きちんと説明してください



そして、わたしたち抜きに、わたしたちのことを決めないでください。
これは、いま、わたしたちが、一番ねがっていることです。



東京の、すべての障害のある人とその家族・支援者のみなさん。
これからも手をつなぎ、力をあわせて、共同の輪をひろげていきましょう。
きっと、何か大きなことができるはずです。

 2005(平成17)年10月4日


 とうきょうフォーラム
 「いまだから語りあおう!障害者施策の明日を」
 参加者一同


<とうきょうフォーラム実行委員会>

・(社)東京都身体障害者団体連合会
・(福)東京都知的障害者育成会
・(社)日本オストミー協会東京都協議会
・東京都精神障害者家族会連合会
・東京頚髄損傷者連絡会
・DPI東京行動委員会
・東京都腎臓病患者連絡協議会
・日本自閉症協会東京都支部
・(社)日本てんかん協会東京都支部
・障害者と家族の生活と権利を守る都民連絡会
・東京都セルプセンター
・東京精神保健福祉士協会
・東京都精神障害者共同作業所連絡会
・東京都精神障害者授産施設連絡会
・東京都精神障害者共同ホーム連絡会
・東京都障がい者就業支援事業所の会
・東社協 生活寮・グループホーム等ネットワーク委員会
・きょうされん東京支部
・聴覚障害者「自立支援法案」対策東京本部
=(社)東京都聴覚障害者連盟
  (NPO)東京都中途失聴・難聴者協会
  東京都手話通訳問題研究会
  東京都登録要約筆記者の会
  全国要約筆記問題研究会東京支部
  東京都手話サークル連絡協議会
  東京都要約筆記サークル連絡会

――――――――――――――――――――――――――――――――

以上です。


 
 
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大田福祉工場創立30周年記念 講演会
自立支援法でどうなる就労支援
 福祉工場・作業所・授産施設、そして、そこで働く私たち

日 時  10月15日(土曜日)1時半〜4時
場 所  コラボ大森1F(多目的室)大田区大森西2-16-2 (TEL 5753−6616)
     http://homepage2.nifty.com/collabo-ohmori/

講 師  小野 浩さん(きょうされん東京・事務局長、赤い屋根<授産施設>施設長)
参加費  無料

衆議院の解散で一度は廃案になった「障害者自立支援法案」ですが、前回の衆議院
での修正だけを加えて、ほとんどそのままの形で上程されると報道されています。
(30日に閣議決定されたそうです。)

自立支援法案の<応能負担問題>(介助、施設利用、舗装具、療養医療に・・・、
支援費関連の費用など原則1割を負担)については、マスコミなどでも取り上げら
れ、大きな問題になっています。

マスコミなどで取り上げられることはあまりないのですが、この自立支援法案の中
では就労支援にかかわる施設体系も大きく変わろうとしています。
  ・それがどのように変わろうとしているのか?
  ・私たちにどんな影響があるのか?
  ・なぜ、変わるのか?
  ・どう変わって欲しいのか?

 自立支援法で出てきた就労支援に関する施設体系の新しい形がどのようなものな
のか知っている人は少ないですし、提示されている資料を読んでもわからないこと
は多いのです。まだまだ知らされていなこと、不明な点も多いのですが、この問題
に詳しい、きょうされん東京の小野さんをお迎えして、お話をうかがいます。また、
講演を聴いた上で、参加者のみなさんと、いっしょに考えたいと思います。

「障害」のある・なしにかかわらず、ここで働く、私たちが知らないところで、も
のごとが決められようとしていることは納得のいかない話です。まず、何が起ころ
うとしているのか知ることから始めたいと考えます。

作業所や授産施設・福祉工場(社会就労センター)で働く人、そこにかかわる、多
くの人の参加していただければ、と考えています。
大田福祉工場30周年という節目の年に、地域のみなさんとともに。


主 催 大田福祉工場30周年記念フェスティバル実行委員会
 連絡先 大田福祉工場 高橋八重子(3762-9194) 大田区大森西2-22-26
            鶴田雅英 (3431-3868) e-mail; m-turuta@tocolo.or.jp


 
 
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◆2005/10/18 障害者自立支援法を考える大阪のつどい・パートV 〜 御堂筋・大パレード

 *障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動賛同団体より

[朝日放送 2005年10月18日19時39分]
■大阪:障害者自立支援法案は見直しを■


 国会で審議されている障害者自立支援法案は、障害者の負担を増やすだけだとして
、関西の障害者らが見直しを求めてパレードしました。

 現在の福祉サービスの制度が財政難に陥っていることから、国は、利用者に原則1
割負担を求める障害者自立支援法案を国会に提出しています。これに対し、法案は福
祉サービスが低下し、障害者が生活できなくなるするものだとして、近畿各地などか
ら集まったおよそ3000人が見直し求めてパレードしました。参加者らは今後も、
法案の十分な審議と障害者の自立に結びつく制度の確立を目指して活動していくとし
ています。

----------------------------------------------------------------

[2005年10月18日 障害者自立支援法を考える大阪のつどい・実行委員会事務局より ]

        ■「障害者自立支援法案」では自立でけへん!■
      ■ 「障害者自立支援法を考える大阪のつどい・パートV■
                〜開会のごあいさつ〜

 「障害者自立支援法」を考える大阪の集いパート3に参加されたすべての皆さん。
厚労省が今年2月に国会に上程した障害者自立支援法(案)は、「郵政民営化」の混乱
の中で、私たち障害者や家族・支援者など多くの人々が慎重審議を求める運動の結果
、一旦、廃案を実現させました。

 しかし、先日の衆院選における与党の圧勝を受けて厚労省は、問題だらけのこの法
案をほとんど修正することもなく、今特別国会に再上程しました。2003年の「支援費
」導入によって、知的障害者をはじめ多くの障害者のサービス利用がようやく延びは
じめた今、厚労省は「財政難」を理由に突然、サービスの抑制につながる新たな仕組
みづくり(改革のグランドデザイン)を打ち出してきたのです。

 もちろん私たちも、すべての障害者を対象とした安定的な制度の確立を否定するも
のではありません。しかしながら、「抜本的改革」を強調する割には、厚労省側の法
案の出し方はあまりに強引であり、とりわけ「応能負担」から「定率負担(応益負担)
」の導入は、所得保障の不安定な障害者や家族にとって深刻な生活破壊につながるも
のです。また、画一的な障害程度区分にもとづく支給決定の仕組みやグループホーム
の利用制限は、障害者の地域における自立生活をより一層困難なものにすることにな
ります。さらに「自立支援医療」の名のもとに医療費の自己負担を増やすことは、障
害者が必要に応じて医師にかかることをためらわせることになり、症状の悪化をひき
起こす危険さえ指摘されています。

 私たちは、この法案を十分な審議が尽くされずに、このまま通過・成立させること
にどうしても納得することはできません。障害者や家族などの声をしっかりと踏まえ
た、真に障害者の自立に結びつく法制度の確立を求めて、皆さんの力を結集して今後
もこの取り組みを継続させましょう。

  2005年10月18日
  「障害者自立支援法」を考える大阪のつどい実行委員会  楠 敏雄


        ◇         ◇


■「障害者自立支援法案」では自立でけへん!
 「障害者自立支援法を考える大阪のつどい・パートV 〜 御堂筋・大パレード」の
ご報告■


 10月18日、「障害者自立支援法を考える大阪のつどい」第3弾として、「御堂
筋・大パレード」を実施いたしました。台風も心配されていましたが天候に恵まれ、
全体で3,000名を超える参加がありました。名古屋や近畿圏からも応援に駆けつ
けて下さいました。参加頂いた方々、スタッフの方々には、汗ばむ暑さの中、大変お
疲れさまでした。

 集合地点の「中之島公園・剣先広場」では11時頃からパレードの隊列順に並び、
11時半から30分間、集会を行いました。きょうされん大阪の高井さんの司会で進
行し、まず、つどい実行委を代表して、障大連の楠さんから開会あいさつとして、法
案の問題点と厚労省の強引なやり方に対する批判がなされ、「このまま法案を成立さ
せるわけにはいかない。今後も取り組みを継続させていこう!」との提起がありまし
た。続いての来賓紹介では、民主党、共産党、社民党の各党から府議会議員2名、市
議会議員3名、候補者3名の方々が出席下さり(最後までパレードに参加して下さっ
た方もおられます)、お名前をご紹介させて頂きました。

 また、メッセージ紹介では、民主党の山井和則衆院議員、尾立源幸参院議員、共産
党の石井郁子衆院議員、穀田恵二衆院議員、吉井英勝衆院議員、社民党大阪府連合の
隅田康男代表から、そして、民主党・無所属ネット大阪府議会議員団、共産党大阪府
委員会からそれぞれ「共に全力を尽くして闘おう!」とのメッセージを頂き、順次ご
紹介させて頂きました。

 続く、行動提起では、頸損連の赤尾さんから「自立支援法では自立できない!〜最
後まで強く反対していこう! 費用を過重に負担させるな!〜抜本的な軽減策を求め
ていこう!」等の、今後に向けての行動方針が強く提起されました。その後、事務局
の石田さんからパレードのコース説明があり、最後に障大連・平下さんからの力の込
もったシュプレヒコールで、集会を締めました。

 マスコミ関係からは、関西テレビ、読売テレビ、朝日放送、日本テレビ、毎日新聞
、朝日新聞、しんぶん赤旗、民主新報など多数取材に来て頂きました。

 パレードでは全体を10の隊列に分けて、間に街宣車を4台入れ、中之島から難波
・元町中公園まで約4.5キロの長い道のりを行進しました。先頭は12時過ぎに出
発し、最後尾が出発したのは1時半、みんなそれぞれの想いをいっぱい込めたデコレ
ーションや、のぼり、ゼッケン、横断幕を掲げ、中にはミニだんじりやマツケンサン
バまで登場していました。また、今回は「自立支援法では自立でけへん!」のアピー
ル入り「風船」を2000個用意し、各自、手に手に持って華やかに行進していきました


 隊列は先頭から最後尾にかけて、心斎橋から市役所前ぐらいまでびっしり埋め尽く
すほどの長さになり、道行く人々にしっかり注目して頂き、5000枚用意したビラも、
あっという間になくなるほどでした。シュプレヒコールは、街宣車からのコールに合
わせて、「自立支援法の押しつけ反対!」「1割負担反対!」「暮らしと制度を守れ
!」と、みんなで力強く連呼していきました。終盤、難波周辺では多くの人々を前に
して、みんなで力を振り絞ってコールしました。

 隊列は事務局の予想よりもスムーズに進み、午後3時半に先頭部隊が到着、最後尾
部隊も3時50分に到着し、最後まで行進した労を互いにねぎらい合いました。

 自立支援法案は参議院を通過し、今日18日から衆議院での審議がスタートします
が、様々な大きな問題を含んでいるにも関わらず、「支援費のお金がないから」の一
点張りで、政府は無理やり押し通そうとしています。私たちは今回の3000名を超
える多くの人々の声を国会にしっかり届け、最後まで諦めず問題を訴え続けていきま
す。たとえ法案が成立したとしても、政省令や予算をめぐる闘い、各自治体での闘い
を続け、現在の生活基盤を守っていきたいと思います。

 この「大阪のつどい」のつながりを大事にし、共に力を合わせ、最後まで闘い抜き
ましょう!


UP:20050415(ファイル分離) REV:0420 0501,16,30 0709 0813,14,30 0909 1009,19
「障害者自立支援法」2005  ◇介助(介護)
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