HOME>

若年非正規労働者による労働組合のニュースなど 2001年

2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 200701-06 200707-12

製作:橋口昌治* 2007.07-


◆2001/12/31 「雇用迷路(下)もがくパラサイト――専門学校・資格に奔走。 2001」(日本経済新聞)
◆2001/12/27 「[顔]フリーターの労組委員長として相談に追われる 名取 学さん」(読売新聞)
◆20071/11/08 「フリーター、1人で悩まないで 労組結成(痛みの時代 に)」(朝日新聞)
◆2001/10/16 「将来、税収減る恐れ 国民年金も滞納増える?」(読 売新聞)
◆2001/08/06 「30代フリーター 夢から醒める日 仕事に結婚、狭まる道 の悲哀」(アエラ)
◆2001/04/30 「第487話フリーターは調整弁?――企業との「相思相愛」 綱渡り(サラリーマン)」(日本経済新聞)
◆2001/03/07 「[生活スコープ]ワイド版 前向きです!フリーター 国も 就職を後押し」(読売新聞)
 

>TOP

◆雇用迷路(下)もがくパラサイト――専門学校・資格に奔走。
2001/12/31, 日本経済新聞
 「年下ばかりだと思っていたら、自分より上の人もいて安心した」
 東京都中野区の観光専門学校。旅行関係への就職を目指す講座で学ぶ佐藤均さん(仮名、23)は「高齢化・高学歴化」した教室に肩透かしをくらった。四年 制大学法学部を卒業した佐藤さんの周りには、似たような経歴で就職に失敗した大卒・短大卒がずらり。
 大卒専門学校生――。高卒者が専門技術を学ぶために通うことが多かった専門学校が、就職に失敗した大卒"失業者"の受け皿になっている。この観光専門学 校では、約二割が短大や大学の卒業生。「この三年ぐらいで急に増え出した」(同校)。ほとんどが納得できる勤め先が見つからなかった就職浪人組という。
◇ ◇ ◇
 二十八日総務省が発表した二十四歳以下の完全失業率(十一月、季節調整前)は八・四%。十年前の倍近い水準で、失業率を押し上げる大きな要因となってい るが、若者の失業の実態は数字に表れない部分で進行している。大卒専門学校生もその一つ。
 フリーターでつくる労働組合「首都圏青年ユニオン」の委員長、名取学さんは「若者の失業者は大学院や専門学校をはじめ、就職のための留年、資格試験の受 験、フリーターなどさまざまな形で吸収されている」と指摘する。
 問題はこうした若者の多くが、親に学費や生活費などを頼る"パラサイト失業者"であること。大都市圏で急増するフリーターも平均年収は約百四十万円(リ クルートワークス研究所調べ)。独立して生活するには厳しく、学生援護会の木ノ内博道理事は「大半は親と同居し、申し訳程度に一万―二万円を家に入れるの が現状」と分析する。
 長期間の"パラサイト失業"には限界がある。名取さんは「親の世代の所得も減少しており、いつかは行き詰まる」と憂慮する。
 フリーターの場合、収入は二十代を頂点に、その後は低下する逆年功序列型。年齢が上がるほどアルバイトが見つかりにくく、収入が減る事情がある。
◇ ◇ ◇
 「二十五歳になり年齢的に焦っている。自分が何をしていいかわからない」
 「焦らない方がいいよ。合わない仕事を選んで後悔するのは良くない」
 今月初め、東京都渋谷区のヤングハローワークの「自分探し」セミナーで、二十代の求職者同士が意見を出し合った。
 「焦っている」と話した男性は三年前、私大を卒業、「サラリーマンは嫌だ」とフリーターに。しかし、「今の暮らしは親があってできることだと最近わかっ た」。八月からアルバイトをやめて就職活動に専念。「とにかく就職して親元を出たい」
 ヤングハローワークの指導官、中里博孝さんは警告する。「フリーターは続ければ続けるほど、就職が難しくなり、抜け出せなくなる。若いころは低収入でも いいが、結婚など社会的な責任が大きくなったときが心配だ」
【図・写真】ヤングハローワークのセミナーで意見を交わす若者たち(東京・渋谷)
 

>TOP

■1227
□[顔]フリーターの労組委員長として相談に追われる 名取学さん(読売新聞)
 なとり・まなぶ 神奈川県出身。一橋大卒。病院の夜間受付を担当するフリーター。28歳。
 ◆フリーターだって労働者
 突然の解雇、安すぎる時給、賃金の未払い……。師走になって、続々寄せられる相談には、想像以上に深刻な内容が目立つ。  「企業はフリーターを、『使い捨て労働力』としてしか見ていない」。そんな怒りに背中を押され、多忙な毎日を送っている。  全国に百五十万人と言われるフリーターの“駆け込み寺”、「首都圏青年ユニオン」を旗揚げして一年。加入者は当初の四倍に増え、首都圏中心に八十人。平 均年齢二十七歳。厳しい就職戦線を背景に、仕方なくフリーターになった若者が多い。
 自身は一時公務員を目指したが、受験に失敗。「将来に不安や焦りはある」が、長時間勤務の会社人間に魅力を感じられず、大学在学中からの夜間バイトを続 けている。
 同世代の会員の人生を預かるだけに、責任の重さは十分自覚しているつもりだ。法律書を読んだり、先輩の労組関係者から交渉術を学んだり、研さんを欠かさ ない。会社と交渉して解雇を撤回させたことも何度かある。生き残りに必死の経営者が相手だけに、「時に『名を捨てて実を取る』駆け引きも必要。コツがやっ とわかってきました」。
 痛感するのは、正社員との歴然とした待遇格差。「長時間拘束の正社員か、低賃金のアルバイトかという二者択一ではなく、みんながそこそこ働いて食べてい ける社会を目指したい」。活動拠点を広げ、全国に仲間を増やすことが、来年の目標という。
(社会保障部 大津和夫)
 

>TOP

■1108
□フリーター、1人で悩まないで 労組結成(痛みの時代に) (朝日新聞)

 中高年のリストラの陰で深刻化する若者の就職難。立場の弱さや知識不足から不当な労働条件を強いられる例も少なくないと、フリーターの若者らが労組「首 都圏青年ユニオン」をつくった。11日東京で「バイト・仕事のなんでも相談会」を開く。
 
 ユニオンにすでに寄せられた52件の相談のうち約10件について、会社側と交渉、解雇を思いとどまらせたり、未払い賃金を支給させたりしてきた。「1人 で悩まないで」と呼びかけている。
 組合は昨年12月結成。加入者は約80人に増えた。若手弁護士の協力でフリーターや派遣社員など若者の労働相談に応じている。
 同ユニオン委員長の名取学さん(28)は、一橋大を卒業、公務員試験などを目指した。今は、病院の夜間受付のアルバイトで暮らす。仮眠をはさんで午後6 時から午前8時30分まで月7回ほど働く。この職場でパート職員の労組に入った。「同じ境遇の友人からも労働条件の厳しさを聞き、声をあげる大切さを感じ た」という。
 今夏、オランダの新聞社の取材を受けた。同国では「パート労働者の労組加入も当たり前」と聞き、うらやましく思った。
 フリーター(15歳−34歳)は151万人(97年度推計)で、10年でほぼ倍増した。
 都内の女性は半年ほど働いた工場を9月解雇された。社長ら10人ほどの町工場。組合が交渉し、社長は解雇を撤回した。
 パートで塾講師をしている女性(26)は、社員と同じく受けていた医療費の補助金がうち切られると聞き、同ユニオンに相談した。同僚5人と一緒に交渉し て撤回してもらったという。「今後も社員になれないかもしれず、不安定な立場が続く。パートでも話し合いで解決でき、気持ちが落ち着いた」と話す。
 また別の塾の英語教師は「6万円、25万円、16万円と年によって月収が違う。自分が正社員なのか契約社員なのか聞いてもあやふやな答えしかない」とい う。
 名取さんは「『なぜフリーターをしているのか』と聞かれ、『夢がある』『やりたいことがある』と答える人がいる。そう思わないと精神的にもたないから で、本心で言っている人は少ないはず」と話す。
 相談会は、午後3時から午後7時まで。詳しくは、同ユニオン(03・5395・5359)へ。
 
 【写真説明】
 パソコンに向かって仕事をする、首都圏青年ユニオン委員長の名取学さん=東京都豊島区で
 

>TOP

■1016
□将来、税収減る恐れ 国民年金も滞納増える?(読売新聞)
 定職を持たないフリーターの急増など、若者の不安定な就労実態が深刻になっている。背景には、「一生の仕事」にこだわらないという現代若者気質に加え、 景気低迷が続く中、企業側が人件費抑制のため正社員の採用を絞り込んでいるという事情もあるようだ。こうした状況が続けば、失業率を押し上げるだけではな く、将来の社会保障や国家財政の行方に影響が出る可能性もある。(大津和夫)
 ◆好きでやってるわけじゃないけど…
 ■狭き門
 「好きでこんな生活をしているわけじゃない」。千葉県内の病院で事務のアルバイトをしている香織さん(30)(仮名)は言う。
 高校を卒業後、親元を離れてアルバイト先を転々としながら生活してきた。その間、医療関係の会社で正社員の職を探し続けたが、募集は年々減るばかり。最 近は、リストラされた中年層も競争相手に加わり、正社員への門はますます狭くなった。
 今の仕事では、労働時間は正社員と変わらないが、社会保険には入っておらず、給料は月十万円程度。香織さんは、「以前は正社員採用も多く何とかなると 思っていたけど、今は先の見通しが全くない」と話す。収入確保のため、夜はコンビニエンスストアで働くことを考えている。
 年齢が十五歳から三十四歳で、定職につかずアルバイトなどで働く人を「フリーター」と呼ぶ。その数は、一九九七年には百五十一万人にのぼり、八二年(五 十万人)に比べて三倍に増えている。八割が家族と同居しており、アルバイトと失業を繰り返すケースも少なくない。そのためか、十五歳から二十四歳までの失 業率(八月、男女計)は、9・8%と各年代で最も高い。しかも、九一年(平均4・3%)から十年余りで、5・5ポイントも悪化している。
 ■雇う側の変化
 背景には、「何をしたいのか分からない」(都内の高校教師)、「親が経済的に甘やかしている」(同)といった若者や親の意識を問題視する声があるが、 「それだけではここまで深刻化しない」(厚生労働省幹部)というのが関係者の一致した見方だ。
 二〇〇〇年版労働白書は、フリーターを続けたいと考えている人は7%にすぎず、三分の二は定職に就きたいと考えている、と指摘している。
 続木文彦・日本総研環境高齢社会研究センター所長は、「人件費抑制のため新卒の求人自体が絞り込まれているうえ、中途でも正社員採用を抑える動きが強 まっており、こうした雇う側の変化がフリーターの増加に拍車をかけている」と話す。アルバイトなど正社員以外の労働者が雇用者全体に占める割合は、二〇〇 一年は27・2%で、九一年(19・8%)から約十年で7・4ポイント増えているという統計もある。
 そこで問題になるのが、正社員と非正社員との待遇格差。アルバイトやパートなどで働く場合、同じ仕事をしていても正社員より賃金が低いことが多いうえ、 契約期間中に一方的に解雇されたり、社会保険に加入できなかったり、というケースが少なくない。首都圏青年ユニオンの名取学委員長は、「非正社員には、不 本意で不安定という二重の問題があるが、仕事が欲しい働く側は泣き寝入りの状態。せめて待遇格差は改善すべきだ」と言う。
 ■狂う制度設計
 若者が不安定な就労を続けることは、「職業能力を蓄積できない」「将来設計ができない」など、本人自身が問題を抱えることになるだけではなく、国の制度 に様々な影響を及ぼす可能性がある。
 富士総合研究所の浅羽隆史主事研究員の試算によると、フリーターが八七―九七年の増加率と同じ勢いで増えた場合、二〇一〇年には約百七十三万人になる。 こうした納税負担の少ない低所得者の増加は、税収減につながり、フリーターの割合が現状維持だった場合に比べて、国と地方を合わせた税収は九百六十七億円 の減収になるという。また、正社員を主な対象とする厚生年金は、支え手が減るため、0・19%程度の保険料引き上げが必要になる。国民年金も、保険料を払 わない人がさらに増加する懸念がある。
 浅羽研究員は、「税収の少ない自治体では行政サービスが低下することになりかねない。正社員との間で税負担の公平性も問題になる。さらに、こうした若年 層が十分な蓄えもなく老後を迎えると、生活保護を受ける人が増えるなど、正社員を前提につくられている社会保障制度の設計に狂いが生じる」と話す。
 ◆相談窓口を設置、適性診断や情報提供
 ■対策手探り
 社会的に大きな影響があるにもかかわらず、政府はこれまでこうした若年就業の問題に力を入れてこなかった。新卒者を大量に一括採用して人材を育成、終身 雇用するという日本型雇用慣行を背景に、「若年の雇用を企業に任せ切りにしてきた」(三谷直紀神戸大教授)という事情に加え、「住宅ローンを抱えて失業が 深刻になりがちな中高年対策に、行政の関心が集中していた」(厚生労働省幹部)という側面がある。
 同省は今年度、初めてフリーター対策に乗り出した。東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県の全国四か所に専用の相談窓口を設置し、カウンセラーが若者一人ひ とりについて職業の適性診断を行い、必要な訓練を紹介したり、求人情報を提供するというものだ。
 しかし、七月に全国に先駆けてJR大阪駅近くにオープンした「ヤングサポートプラザ」には一か月間で四百五十人が訪れたが、就職に結び付いたのは一件。 担当者は「何しろ初めての試みで手探りの状態。足を運んでくれるかどうかも不安」と話す。
 ■欧州の試み
 ヨーロッパでは七〇年代の石油ショック以降、若年の失業が深刻化し、「対応次第で政権がひっくり返るほど」(三谷教授)、若年雇用の問題は国民の関心が 高い。
 各国とも学校教育や職業訓練に力を入れており、ドイツには、学校での職業訓練と企業実習を同時進行で三年間実施する訓練生制度がある。英国では、九八年 に政府の就職支援プログラム「ニューディール」が導入され、主に十八歳から二十四歳の若年失業者を対象に、アドバイザーつきの職業訓練を受けられる。この ほか、アメリカでも、学校を中退した十七―二十一歳の若者を中心に、自宅から離れた施設に一年間居住させ、職業訓練などを集中的に行っている。
 
 ◇樋口美雄・慶応大教授(労働経済学)
 ◆国・企業は環境作りを
 「若者の不安定就労が広がっている背景には、企業が人件費抑制のため、正社員採用を控えているという状況がある。こうした構造変化に対応するため、政府 は高校や大学へのカウンセラーの配置を進めたり、学生が企業で短期間働く機会を増やすなど、学生自身がやりたい仕事を見つけられる環境づくりを推進すべき だ。企業も能力開発を積極的に支援するなど魅力ある職場づくりを整備すべきで、若年の離職率の低い企業にはこうした工夫が見られる。一方、社会保険の適用 を拡大し、アルバイトと正社員の待遇格差を改善することも必要だ」
 
 図=フリーター数の推移
 図=年齢別にみた完全失業率の推移

 写真=首都圏青年ユニオン(東京・大塚)には、悩めるフリーターたちから様々な相談が寄せられる。応対するスタッフの中にも、フリーターがいる
 

>TOP

■0806
□30代フリーター 夢から醒める日 仕事に結婚、狭まる道の悲哀(アエラ)

 自分の人生、自由に生きる。その言葉は輝いていた。
 だが、夢はいつか終わる。30代になった
 彼らはいま、代償の大きさに気づき始めている。
 (編集部・浜田敬子 写真・稲垣徳文)
 
 7月の3連休とあって、炎天下の砂浜はビーチパラソルがびっしり立ち並んでいた。その砂浜を見下ろすように立つある企業の保養所が、ナツコさん(34) のこの夏の職場である。
 時給1150円。朝6時に起きて昼過ぎまで部屋の掃除、夕方から夜9時ごろまでは食事の配膳や後片付け。布団の上げ下ろしなど力仕事は、「30半ばの 身」にけっこうこたえる。昼休みはひたすら昼寝。それでもこの仕事を選んだのは、短期間でまとまったお金になるからだ。
 今年3月から何の縁もない京都で一人暮らしを始めた。住んでみたかったから。住みたい街に住める身軽さは、フリーターならではの贅沢だが、それも先立つ ものがあっての話だ。派遣会社にも登録したが仕事の話はなく、以来、求人情報誌で見つけた電話オペレーターの仕事などを1カ月単位でやってしのいでいる。
 
 ○「私の人生は旅行」
 彼女のフリーター歴は長い。
 北海道の高校を卒業後、フラワーアレンジメントの勉強をするため上京した。学校を出て、いったんホテルに就職したが1カ月で退職。その後は、昼は法律事 務所、夜は料亭のコンパニオンなどバイトの二重生活。20代半ばに4年半ほど、マスコミ関連の個人事務所で正社員を体験したが、26歳で辞め、具合が悪く なった祖母の看病をするために実家に戻った。
 最初は1、2年で東京に戻ってまた仕事をするつもりだった。だが、気がつけば7年。祖母を看取り、今度は残された祖父の世話をする、という大義名分も あったが、
 「結局は、祖父母の世話を口実にいろんなことから逃げたかったのかもしれない。漠然と自由に生きたいという気持ちがあったから」
 実家にいる間は、祖父母の世話に対して親から小遣いをもらい、気が向くと世界中を旅した。「私の人生は旅行」といえるほどの自由を手に入れた。半面、自 分はもう、社会人としてまともに働けないという「負い目」も背負った。
 「このままではまずい」という焦燥感から京都でフリーター生活を再開したものの、いまも住民票は親元にある。健康保険も親名義だ。
 「新聞で自分と同じ年の人が大きな仕事をしている記事を見ると、私は人生の積み重ねを何もしてこなかったと落ち込みます」
 
 ○半数の夢は「正社員」
 いまは、ずっと働き続けるためにも、35歳までになんとかツアーコンダクターの資格を取りたいと思っている。取材に応じたのも、いま自分が感じている想 いを、フリーターでいい、フリーターになりたいと思っている若い人に伝えたかったからだ。
 150万人とも200万人ともいわれるフリーターだが、言葉の生みの親でもあるリクルートの「フリーター白書2000」によると、「34歳まででアルバ イトやパートに従事、または失業中でパート、アルバイトを希望している人」というフリーターの定義に、派遣社員などを加えれば、その人数は一気に340万 人に膨れ上がる。20歳から34歳の未婚者約1500万人の5分の1強にもなる数だ。最近は、フリーターの意識の変質も指摘されている。
 「87年に言葉が生まれた当初は、夢のために正社員としては働かないけど、生活のためにアルバイトをする、という人たちが主だった。彼らには目標があ り、リスクもわかっていた。でも、いま7割を占めるのが、『何をしていいかわからない』『就職ができなかった』人たちです」(小林洋一フロム・エー関東版 編集長)
 皮肉なことに、現在のフリーターの半数の「夢」は「正社員」。自己否定のような話だが、「とりあえず」「やむを得ず」フリーターが増殖しているのは事実 で、27歳までには足を洗いたい、というのが彼らが思い描く平均的な将来像だという。だが、「フリーター応援団」を自認してきた小林さんでさえ、
 「フリーターの能力は『若さ』。その能力がなくなる前に、別の新たな能力を身につけないと、その次はなかなか厳しい」  と言うのだ。
 
 ○お帰りくださいと一言
 もっと手厳しい意見もある。
 就職コンサルタントの尾方僚さんは、「27歳定年」を唱えるのは勝手だが、それは甘い、と一喝する。
 「27〜28歳の就職市場となれば、正社員で数年キャリアを積んだ転職組との競争になる。どんな仕事でも、正社員として身につけたこととバイトのそれと は違う。圧倒的に不利です」
 尾方さんはよく学生の親からも相談を受ける。
 「息子がフリーターになると言うんですけど、これだけ就職が厳しければ仕方ないかなと……」
 そんな親をいつもこう諭す。
 「平均すれば1人1社求人がある新卒市場が、一番ラクな就職のチャンス。そこで厳しいとめげるようでは、働く意欲さえ疑われる。27〜28歳で就職しよ うと思ったら、新卒時の5倍も6倍も努力が必要ですよ」
 キャリア云々以上に、企業のフリーター観は厳しい。「いい年して」という偏見は少なくない。
 パートやアルバイト、派遣の労働条件改善のために昨年12月に設立された「首都圏青年ユニオン」の名取学委員長(28)は、こう話す。
 「多くの企業は、フリーターの職歴はマイナスには評価しない、とアンケートなどでは答えていますが、実際は面接で『フリーターをやってました』と言った 段階で、『お帰りください』です。ひとつの職場に定着する気がない、そういう思い込みは企業側に大きい」
 中国地方に住むタケシさん(31)は、東京で大学生活を送っていた10年前、大病を患い、卒業後も4年間の闘病生活を余儀なくされた。28歳で完治し、 いざ社会に出ようとしたとき、アルバイト先もない現実に直面した。再び地元の大学を受験し、現在は大学3年生だ。
 卒業を控え、この春から、地元企業の就職試験も受けている。一度、病気のことが原因で(本人はそう感じている)、就職試験に落ちて以来、病気のことは口 外しなくなった。空白の4年間は、「東京でアルバイトしていた」と説明しているが、面接担当者は途端に、
 「正社員の経験がないとだめ」
 と言いだし、あげく、
 「ブラブラしているのはよくない」
 「早く結婚でもしなさい」
 などと、説教までされる始末。次々断られ、父親の紹介で「絶対受かるから」と言われた企業までも落ちた。
 
 ○「すみません」って感じ
 「地方では『フリーター』という存在すら認められていない。いまは大学生だから、アルバイトもいろいろとある。履歴書に勝る学生証という信用があるか ら。でも卒業したら、就職どころかアルバイトもない気がする」
 30代フリーターの「悲哀」は、就職できないというだけではない。時に人格そのものを否定されるような苦い経験をする。
 一度も就職したことのない生粋のフリーター、ミキコさん(30)もそんな思いをした一人だ。
 幼稚園の先生の資格を取ったが、親も「就職しなくていい」と言っていた。でもそれは親も自分も「25歳までには結婚」と思いこんでいたからだ。だが、い まだ独身で、「暇を埋める感じ」で週3回カフェでアルバイトをしながら、お花や料理の習い事をしている。この10年、変わらない生活。
 それでいい、と自分も親も納得していた人生のはずだった。
 「それでも30になるころから、この先どうなるんだろう、って初めて不安になって。いまのところ結婚の予定もない。ブルーだから、毎日飲みに行ってま す」
 いまでも最終目標は「結婚」。それも、自分が働かなくていい安定した収入のある相手との。そんな人に巡り合うべく合コンに行けば、必ず、
 「仕事、何やってるの?」
 と聞かれる。そんなとき、
 「何も、と言わなければならないことに罪悪感を感じますよ。『すみません』って感じ」
 一度「家事手伝い(=いまの定義ではフリーター)」と言ったら、
 「それ、25歳ぐらいまでのセリフだよ。よく言えるね」
 合コン相手にまで言われた。
 「30過ぎてフリーターなんて」。30代になった彼らは、そんな世間の風をひしひしと感じている。フリーターの存在は社会的に認知されたと言われるが、 それはあくまでも20代までのことなのだ。
 アユミさん(34)も、そんな世間の重圧を感じ、今年、5年間の派遣社員生活に区切りをつけた。
 「1回きりの人生ならやりたいことをやらなきゃ。人に迷惑かけなければいいじゃない」
 そう思い、28歳のとき好きなオーケストラの活動に打ち込むために選んだ生活だったのに。
 派遣生活は最初、快適そのものだった。職場では完全にお客様扱い。重要なことを何ひとつ任せてもらえなくても、かえって気楽でよかった。一人暮らしだか ら生活は切り詰めざるを得なかったが、三つの市民オーケストラを掛け持ちできるほど、充実していた。
 
 ○派遣の仕事も激減し
 だが、33歳になったとき、まず派遣会社からの仕事が急に減った。それまで途切れることがなかったのに、1カ月あいたり、遠方の勤務地や時給の低い仕事 だったり。それに、
 「派遣を何年も続けていても、結局何の能力も身につかない。そのことに焦りを感じました」
 再就職は意外と簡単だった。でもそれは、アユミさんが大学を卒業して6年間、出版社での正社員経験があったからこそ。何社か受けた面接では、
 「なぜ派遣を?」「なぜ正社員でもう一度働こうと思ったのか」
 と必ず聞かれた。
 前者にはオーケストラの活動のためと答え、後者には安定性のため、そのためにも責任を持って仕事をしたいからと答えると、すんなり納得された。企業は、 無意味な空白の時間を神経質なほど気にする。それは働く意欲があるか、仕事を任せられるかという点に直結するからだろう。
 文藝春秋7月号で「フリーター二百万人に明日はないさ」を書いた東京学芸大学の山田昌弘助教授は、フリーターの本質を「夢見る使い捨て労働力」と名づけ ている。フリーターの自己認識は「夢を追い求める存在」だが、客観的には「安価な使い捨て労働力」でしかないというのだ。フリーターが増えるのは、努力し ても社会的に報われないという「希望のなさ」から夢に逃げ込む彼らと、単純労働の外注化、非社員化を進める企業の思惑が一致した結果。そんな状況がある以 上、フリーターは今後も増えると山田さんは言う。
 「でも、夢から醒める日は必ず来る。親も年をとるし、自分も年をとって使い捨てにされる日がくる。その現実とぶつかる時、夢の代償を払わなくてはならな い」
 
 ○パラサイト前提の生活
 白書のデータでは、フリーターの平均月収は11万2千円。6割が親と同居。パラサイト生活が前提のフリーターが自立するには、安定した収入=定職が必要 だ。だが、いったんフリーターを選択すると、その出口を見つけることさえ難しい。今後増える「高齢化したフリーター」は、社会とどう向き合っていくのだろ う。
 ヨウスケさん(41)は正しくはフリーターではない。22歳で俳優養成所に入って以来、プロの役者だ。30歳までには映画でメジャーデビュー、という理 想とは離れてしまったが……。年間何十本のオーディションを受け、数本のCMに出演する。役者としての収入は年200万〜300万円。ここ10年、月の半 分は宿泊施設のシーツを交換するアルバイトを続け、いまも実家で暮らす。
 20代のころは、親に会社勤めと思わせるために、毎朝9時に家を出て公園や図書館で時間を潰した。いまは親も黙認しているが、それでも食事の時間はずら している。顔を合わすと、胃に穴があきそうなほどストレスを感じる。
 これまで3回ほど役者をやめようと思ったことがある。一番真剣に考えたのが30前。結婚したい女性がいた。彼女は専業主婦志望だった。当時ヨウスケさん は2人の生活費を稼ぐどころか、劇団の借金を返すためにバイトをしている状況。だが、いったんは役者をやめる覚悟で就職活動もした。
 「でも紹介所の段階でまず『どこも無理だよ』と言われ、ああ、自分はもう普通の人とは違う人生に来ちゃったんだな、と」
 
 ○結婚しないことが代償
 結局、結婚を諦めた。これまでの人生、後悔してますか?
 「ほかにやりたいことも、やれることもなかった。それはいまも同じ。山一証券が潰れたとき、あんな大企業でも潰れるなら、好きなことやっててよかったと 思った」
 また好きな人ができたら?
 「結婚は一生できないでしょうね。それが代償。役者の仕事も来なくなったら、夕刊紙の求人欄で風俗店の仕事でも探しますよ」  ヨウスケさんには撮影をお願いした。アルバイトやオーディションのある「ある1日」を追いかけさせてほしい、と。
 だが、実家にいることやバイトをしていることは誰にも見せたくない。僕にだってプライドはある、と断られた。言葉よりさらに複雑な胸の内を垣間見た気が した。
 (文中カタカナ名は仮名)
 
 【写真説明】
 「職業、フリーター」。ここ数年、堂々と言う若いコも増えた。社会もその存在に寛容にはなっている
 「フリーターやめたい」病は22歳と27歳がピークだという
 「希望とか将来とかって考えないようにしている」。取材したタケシさんは言った
 

>TOP

◆第487話フリーターは調整弁?――企業との「相思相愛」綱渡り(サラリーマン)
2001/04/30, 日本経済新聞
 カジュアル衣料の販売で快進撃を続けるユニクロ。全国約五百店舗で働く約二万人のうち、正社員は一割にも満たない。ファストフード、テーマパーク、コン ビニ……。フリーターの存在なくして成り立たない商売は少なくない。
 ユニクロの広報スタッフ、青野光展さんは「キャリアの長い人も多く、入社間もない正社員よりはるかに仕事ができる」と、その力を認める。
 「会社にとって自分は戦力」と胸を張るフリーター男性(26)は週三回、生命保険会社で正社員と並んでパソコンに向かう。「やっている仕事は同じ」。パ ソコンの能力も自ら磨いた。都内の写植会社で働く二十代男性はさらに手厳しい。「クビになりたくないから一生懸命働いている。それに比べ、社員はダラダラ と働き、昼食の時間も長い。会社を支えているのはフリーターだ、とも思う」
 厚生労働省によると、一九九九年の正規の社員は全国約五千三百万人で、前年に比べ約三十七万人減った。二年連続の減少で減少幅も過去最大。一方、九七年 のフリーターは百五十一万人と五年前の一・五倍(二〇〇〇年版労働白書)。
 リストラを進める企業は、ぜい肉(社員)を落とし、エネルギー(人件費)をセーブ、体力は栄養補助剤(フリーター)で補う。こうした構図が企業とフリー ターの"相思相愛"関係を支えているのか――。企業が新規採用を絞り込む一方で、若者が自由を求めた末にできあがった「柔構造の雇用構造」が、この関係の 背景に横たわる。
 ある中小企業の社長は、正社員とフリーターを平等に見る。朝礼では「会社は社員だけで成り立っているわけではない。社員という身分があるからといって安 閑としてもらっては困る」と社員のネジを巻く。
 ただ、こうした見方は少数派。「電話一本で簡単に休む」「責任感がない」「予告なしに会社を辞める」といった批判が根強いのも事実で、景気低迷時の「調 整弁」「安価な労働力」と見る向きも少なくない。
 都内の物流会社の労務部長は「営業、搬送は社員。荷分けなど補助的な作業はフリーター。仕事の中身が違うのだから給料や待遇に差が出るのは当然」とコス ト面で両者をはっきりと区別する。
 昨年末、フリーターの労働組合「首都圏青年ユニオン」が誕生した。「残業代や深夜割り増し、有給休暇など法律に決められた労働条件すら守られていない会 社が多い」。五十人の発足メンバーの一人、阿久津光さん(28)は発足の動機を語る。先日の会合で、大手学習塾を相手に初の団交に取り組むことを決定。 「仕事内容(質)と勤務時間(量)で待遇を考えてほしい」と訴えるつもりだ。
 厚生労働省の外郭団体、日本労働研究機構の小杉礼子主任研究員はフリーターについて、「今は単純労働、低賃金といったキーワードで使っているが、もっと 能力を引き出して有効活用する時代がくる」と分析。一方で「労働条件などで不利益を被らないよう法的にバックアップする必要がある」と注文をつける。
 終身雇用、年功序列といった旧来システムが崩れ、「働く」ことの周辺環境が揺れ動く世の中。フリーターと信頼できるルールを作り、今のままの"相思相愛 "関係を保てるのか、それとも使い捨ててしまうのか――。双方が答えを見いだせないまま、フリーターは増え続ける。
【図・写真】職場環境について話し合う首都圏青年ユニオンのメンバー(東京・豊島区)
 定年に関する意見を募集します。雇用延長への要望は強いものの、制度化している企業は少数派。ライフワークや働きがい、年金、健康の悩みなどを、「サラ リーマン取材班」まで、ファクス(03・3279・5570)、手紙、電子メール(shakai@tokyo.nikkei.co.jp)までお寄せ下さ い。
 

>TOP

■0307
□[生活スコープ]ワイド版 前向きです!フリーター 国も就職を後押し(読売新聞)

「安い人手」で終わらない、展望さえ見つかれば…
 定職につかず、アルバイトを続けるフリーターは推計で百五十一万人。自分の夢を追って今はアルバイトという若者も多いが、展望が見えないままやむなく、 という人も少なくない。そんな彼らの脱・フリーターを後押しする動きが盛んになっている。フリーター自身も組合を立ち上げるなど、積極的に動き出した。 (大森亜紀)
 ◆突破口求め無給研修参加
 川崎市のソフト開発会社「ソフテム」。パソコン画面をにらみ、市内の商店や小学校のホームページ作成に取り組むのは、三人の研修生だ。先月末から二週間 の期限付きで、同社の仕事を手伝っている。
 折毛大智さん(24)は高校卒業後、勉強して情報処理の資格を取り、三十社以上の就職試験を受けた。が、不況と口下手が災いしてか全滅。親の飲食店を手 伝いながらも自分が情けなかったという。そんな時知ったのが、神奈川県が今年度からフリーターを対象に始めた「IT就業体験研修」。さっそく応募、今の場 を得た。
 この事業は県が、県内の情報関連企業の協力を得て始めたフリーター版のインターンシップ(職場体験)。学生対象のインターンシップは広がりつつあるが、 フリーターの受け入れは珍しい。東北や関西などからも百七十九人の応募があり、「難関」を突破した二十人あまりが、十四企業で無給研修にいそしんでいる。
 「資格はあっても、仕事となるとわからないことだらけ。研修を突破口にしたい」と折毛さん。
 将来をまじめに考える若者が意外に多いことに、研修生の面接に立ち会った同社社長の常山勝彦さん(43)も「フリーターは人材の宝庫」と考えを改めつつ あるという。
      ◇
 ◆労組を結成、勉強会で交流
 フリーター自身も動きだした。「好きな時だけ気楽に働く」といった響きがあるが、現実には企業に低賃金で使われることも多い。安い人手で終わりたくない と昨年十二月、パートやアルバイトで暮らす若者が集まって、労働組合「首都圏青年ユニオン」(事務局・東京)を結成。現在は十九歳から三十六歳までの約五 十人が参加している。平均年齢は約二十五歳だ。
 初代委員長の名取学さん(27)は大学を卒業して二年。公務員を目指しながら、救急病院で夜間受け付けのアルバイトをしている。十四時間の夜勤を月に数 回こなし、月収は十数万円。腰掛けのつもりだったが、最近は将来が不安だ。
 ところが相談しようにも既存の組合は中高年層中心で、フィーリングが合わない。世間からも「浮草稼業」と見られがち。「孤立すると悪い労働条件でも泣き 寝入りだし、精神的にも追いつめられる。同世代の仲間が必要だった」と言う。
 さっそく、先月十八日には「バイト・仕事のなんでも相談」も開催。「五年も勤めたのに首を切られそう」などの訴えを聞いた。まだ労使交渉の場面は経験し ていないが、当面は勉強会などで交流を深め、主張する力をつけていく方針。
 今月二十日には、弁護士や別の労組の応援を得て、二度目の相談会(午前10時から午後6時。電話・03・5395・5359と、Eメール・ seinen@mx10.freecom.ne.jpで)を開く。
 こうした動きが「自分を守る」だけではなく、「仕事に見合った賃金を得て、ほどほどに働いて趣味や子育てを楽しむような生き方の提示につながれば」とい う“野心”も、仲間のなかには芽生えている。
 ◆定職希望者6割以上 いかに能力つけるか、カギ
 リクルートリサーチが昨年、フリーター約300人に聞いたところ、「定職に就きたい」と答えた人が六割を超えた。就職情報誌フロム・エー関東版編集長の 小林洋一さんは「フリーターを職業人になる準備期間と見ている。予備校感覚なんです」と分析する。  しかし、新卒採用社員を企業が一人前にしてくれた時代は去り、「今、当面の労働力にすぎないアルバイトは、自分で職業能力を身につけなければならない」 (日本労働研究機構の主任研究員小杉礼子さん)というのが大方の見方だ。
 こうなると、フリーター卒業には「いかに力をつけるか」がカギになるが、小林さんは「彼らは自分の気分ややりたいことを重視する“自己都合”世代。フ リーター卒業イコール正社員と考えるのは約半数。『堅いサラリーマン養成』だけではない、情報や支援が必要」と見る。
 そこで「フロム・エー」では昨年秋から「フリーター’S NEXT!」という特集記事を月に二回掲載し始めた。音楽やテレビなど将来の夢がある人には、 業界のアルバイト情報を載せ、「まず潜りこもう」。やりたい仕事がわからない若者には「世界に出てみれば」と海外でのアルバイト生活を紹介。具体的な方策 を示して、足踏みしている若者に「動きだそうよ」と呼びかける。
      ◇
 国もフリーターの「卒業作戦」に動き出している。厚生労働省は来年度、フリーターの就職支援策に五億千八百万円の予算を計上した。ただし、こちらは正社 員への後押しが中心。同省職業安定局業務指導課は、「決してフリーターは悪いという前提に立つものではない」と前置きした上で、「対象と考えているのは、 安定した職を望みながら、どうしたらいいかわからず職安を訪れる若者への支援策」と説明する。対象は一万九千人と推計している。
 東京、神奈川、大阪、兵庫の四都府県に、専門の相談窓口を設け、指導員を配置。個々の「就職活動手帳」を作り、希望を聞きながら、パソコン研修などの講 習を行って、能力開発を進める。職場になじめない若者も多いと、就職後の見守りも続ける予定だ。  ◇フリーターの類型=表略
 
 写真=「同世代の仲間と新しい働き方を考えて行きたい」という首都圏青年ユニオンの名取学委員長(右から2人目)  写真=パソコン画面を見つめるフリーター研修生たち。依頼主とのやりとりを通じて、社会人としての自覚も感じたという(川崎市の「ソフテム」で)


UP:20070710 REV:20080128
◇労働 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/d/w001.htm
TOP HOME (http://www.arsvi.com)