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『国立結核療養所――その誕生から一九七〇年代まで』
酒井美和
20230305 生活書院, 240p.
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last update: 20230321
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酒井美和
20230305 『国立結核療養所――その誕生から一九七〇年代まで』,生活書院,240p.ISBN-10:4865001514 ISBN-13:978-4865001518 3300
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■内容
国立療養所は、結核による入所者が減少するなか、何を担わされようとし、また担ったか。
結核病床はどのような政策や社会的要請によって異なる病床へと転換されたのか?
戦後の国立結核療養所の病床転換についてその歴史的変遷を詳細に追い、
病床政策とその背景にある社会状況がどう関連していたかについて明らかにする労作。
書籍紹介文より
■目次
【目次】
第1章 本書の概要
1 本書の背景と目的
2 研究方法
3 本書の意義と先行研究
4 本書の構成
第2章 公私病床について──一九四五年から
1 第2章の背景と目的
2 戦後から一九七〇年代における病床推移の概要
3 戦後の一九四〇年代における病床
4 一九五〇年代──国公立病床の減少
5 一九六〇年代──国公立病床の役割の模索
6 一九七〇年代──国公立病床の役割の拡充
第3章 国立療養所の設立――一九四〇年代
1 国立療養所の設立
2 日本医療団の施設が国立療養所へ
3 病床について
4 入所者について
5 入所費について
第4章 結核病床の空床――一九五〇年代
1 施設数の変化
2 病床について
3 入所者について
4 入所費について
第5章 重心・筋ジス病床の設置――一九六〇年代
1 施設数の減少
2 病床について
3 入所者について
4 入所費について
第6章 難病病床の設置――一九七〇年代
1 結核療養所数の減少と精神療養所数の増加
2 病床について
3 入所者について
4 入所費について
第7章 難病と病床
1 本章の目的
2 テキスト分析の結果
3 考察
4 結論
終 章
1 「第2章 公私病床について──一九四五年から一九七九年」で新たに示したこと
2 「第3章 国立療養所の創設──一九四〇年代」から「第6章 難病病床の設置──一九七〇年代」で新たに示したこと
3 「第7章 難病と病床」で新たに示したこと
4 総括
5 本書の限界
堆積や交錯や忘却を描く――そのための仕事がなされた
立岩真也
あとがき
参考文献一覧
■関連ページ
◇立岩真也 20230305
「堆積や交錯や忘却を描く――そのための仕事がなされた」
◇酒井 美和 202203 「戦後から1970年代までの病床数から検討する国公立病床の担う役割の変容」,『遡航』1:22-45
http://aru.official.jp/m/SOKOU001.htm
◇酒井 美和 20230228 国立結核療養所の病床転換と病床政策 1940年代について,『遡航』6:31-54
[PDF]
◇酒井 美和 20230228 「国立結核療養所の病床転換と病床政策 1950年代について,『遡航』6:55-79
[PDF]
*作成:
山口和紀
UP: 20230321 REV:
◇
こくりょう(旧国立療養所)を&から動かす
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生を辿り道を探る――身体×社会アーカイブの構築
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病者障害者運動史研究
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身体×世界:関連書籍
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