HOME > BOOK >

『人権の法構造と救済システムーー人権政策論の確立に向けて』

金子 匡良・山崎 公士・嘉藤 亮 編著 20230310 法政大学出版局,259p.

Tweet
last update:20230321

このHP経由で購入すると寄付されます


■金子 匡良・山崎 公士・嘉藤 亮 編著 20230310 『人権の法構造と救済システムーー人権政策論の確立に向けて』,法政大学出版局,259p. ISBN-10:458863514X ISBN-13:978-4588635144 2400+ [amazon][kinokuniya] ※ 

『人権の法構造と救済システムーー人権政策論の確立に向けて』表紙イメージ

■内容

紹介

出版社内容情報
今日、法学において人権概念はどのように理解されるべきか。また人権侵害からの救済は社会的にどう実現されるべきなのか。従来の人権法研究では必ずしも解明できなかった構造的人権侵害という問題の解決策を、社会思想、憲法、行政法、教育法、民法、医事法、国際人権法、国際経済法、ジェンダー法などの各分野における多様な事例をもとに総合的に考察する。人権政策論の確立への展望を示す最新論集。

著者略歴

金子 匡良(カネコ マサヨシ)
金子 匡良 [第3章]
法政大学法学部教授
専攻:憲法
主な著書・論文:
「優生思想と憲法」障害法4号(2020年)
「カナダ人権法の改革ーー2000年以降の法改正を中心に」神奈川法学51巻3号(2019年)
「「救済」の概念ーー人権を救済することの意義と方法」浜川清他編『行政の構造変容と権利保護システム』(日本評論社、2019年)
『人権ってなんだろう?』(共著)(解放出版社、2018年)

山崎 公士(ヤマザキ コウシ)
山崎 公士 [序章・第10章・終章]
神奈川大学名誉教授
専攻:国際法、国際人権法
主な著書:
『国際人権法の考え方』(共著)(法律文化社、2021年)
『国内人権機関の意義と役割ーー人権をまもるシステム構築に向けて』(三省堂、2012年)
『人権政策学のすすめ』(共編著)(学陽書房、2003年)

嘉藤 亮(カトウ リョウ)
嘉藤 亮 [第4章]
神奈川大学法学部教授
専攻:行政法
主な著書・論文:
「権利実現と救済 (一)ー(三・完)」神奈川法学49巻1=2=3号・50巻2号(2017年)・3号(2018年)
『ホーンブック行政法』(共著)(北樹出版、2016年)
Administrative Measures under DV Prevention Act in Japan, in Yuki Katagiri (ed.), Law and Policy on Domestic Violence in Japan: Realities and Problems(Otaru University of Commerce Press, 2016)

■目次

人権政策論の意義と目的
人権の歴史ーその動態と認識支配
人権の主体ー人権政策論で措定される人権主体とは何か
憲法における人権救済の法理と政策ー「救済を受ける権利」の位置づけ
行政法における人権救済の法理と政策ー権利実現における司法と行政の役割
不法行為法における人権救済の法理と政策ー障害のある年少者の逸失利益算定論をめぐる展開
国際経済法における人権救済の法理と政策ー労働者保護を中心に
ジェンダー法における人権救済の法理と政策ー女性に対する暴力と変革的平等に関するフェミニスト国際法的試論
医事法における人権救済の法理と政策ー補償と人権救済に注目して
教育法における人権救済の法理と政策ー行政による条件整備と学校現場の現状
大規模人権侵害をめぐる人権救済の法理と政策ー原発事故避難者の権利回復を例に
人権政策論の課題と展望

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:今井 浩登
UP:20230321 REV:
(関連する人物や事項などあればリンクする 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)