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『中東のなかの「障害と開発」』
森 壮也 編 20230220 日本貿易振興機構アジア経済研究所,210p.
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last update:20230505
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■森 壮也 編 20230220 『中東のなかの「障害と開発」』,日本貿易振興機構アジア経済研究所,210p. ISBN-10:425804654X ISBN-13:978-4258046546 1600+
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■内容
紹介
内容紹介
アジ研の「障害と開発」研究では、障害の医療・個人モデル」ではなく、「障害の社会モデル」の観点、つまり機能的障害のある人たちが直面する社会的障壁を障害と呼び、彼らにみえている社会とは何か、国家や地域社会などの社会と障害当事者はどのような関係を築いてきているのかを明らかにしてきた。本書では、中東域内の障害者権利条約の履行状況と障害法の動向をまず見ている。さらに伝統的なイスラーム思想における障害にたいする態度を概観した。次にレバノン、イラン、イスラエル、トルコを取り上げ、各国の障害者政策や当事者団体の状況などについて分析した。最後にこの地域の障害者への国際協力を紹介して、日本の国際協力における「障害と開発」のあり方にも触れた。
著者略歴
■目次
まえがき
第1章 『中東のなかの「障害と開発」』に向けて
筆者:森 壮也
第2章 中東における障害者権利条約の実施ーー障害法の形成と課題
筆者:小林 昌之
第3章 イスラーム思想における障害の歴史的分析
筆者:小村 優太
第4章 レバノンの障害当事者運動と社会変革
筆者:長田 こずえ
第5章 イランにおけるろう・難聴者の就労状況ーーエスファハーン州ろう者家族協会での質問紙調査から
筆者:細谷 幸子
補遺1 資料 トルコの障害者ーー教育,雇用,生活保障
筆者:村上 薫
補遺2 資料 イスラエルの障害者とその権利
筆者:オー・ツヴィッカ(森 壮也 訳)
補遺3 資料 中東地域におけるJICAの「障害と開発」分野の協力
筆者:大崎 光洋
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
今井 浩登
UP:20230505 REV:0509
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