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『【増補】ためらいの看護』

西川 勝 20221214 ハザ,304p.

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last update:20230124

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■西川 勝 20221214 『【増補】ためらいの看護』,ハザ,304p. ISBN-10:4910751009 ISBN-13:978-4910751009 2600+ [amazon][kinokuniya] ※ 

『【増補】ためらいの看護』表紙イメージ

■内容

紹介

内容説明
「不自由な手で、ようやくスプーンを口元まで運んだ人が、好物のゼリーに目を丸めてぼくに喜びを伝える。ハラハラして見ていたぼくにも嬉しさがこみ上げる。相手の喜びを理解したからというのではない。ただ見ているだけ、というぼく自身の弱さから救われた喜びである。そのぼくを見て、相手の目がさらに輝く。…生きている限り心臓が弾み続けいのちを支えるかのように、ケアの弾性は人と人の間にいのちをもたらす」(本書より)介護・看護の現場から生まれた臨床哲学の名著の増補版。巻末に九鬼周造『偶然性の問題』をテーマにした著者の修士論文を新たに収録。

著者略歴

西川勝[ニシカワマサル]
1957年、大阪生まれ。専門は、看護と臨床哲学。元大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任教授。現在はNPOココペリ121理事。高校卒業後、精神科・透析治療・老人介護の現場で看護師や介護士として働く。一方で関西大学の二部で哲学を学び、後に大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了。現在は「認知症コミュニケーション」の研究を行いつつ、哲学カフェやダンスワークショップなどの活動にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

■目次

1 病の意味を見いだす(「信なき理解」から「ためらいの看護」へ;食と生きざま ほか)
2 パッチングケアの方へ(臨床看護の現場から;ケアの弾性ー認知症老人ケアの視点)
3 人に寄り添うということ(臨床テツガク講座;隠すプライバシーで露わとなること ほか)
補遺 ケアの弾性(ケアの偶然性;死活の契機 ほか)

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:今井 浩登
UP:20230124 REV:
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