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『いのちの物語 水俣 桑原史成写真集1960〜2022』

桑原 史成/久保田 好生・白木 喜一郎 編 202210 『いのちの物語 水俣 桑原史成写真集1960〜2022』,くんぷる,200p.

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last update:20220913

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■桑原 史成/久保田 好生・白木 喜一郎 編 202210 『いのちの物語 水俣 桑原史成写真集1960〜2022』,くんぷる,200p. ISBN-10:4875510543 ISBN-13:978-4875510543 [amazon][kinokuniya]

『いのちの物語 水俣 桑原史成写真集1960〜2022』表紙イメージ

◆想思社のサイト https://www.soshisha.org/jp/shop/books/photo-album/bph013


■紹介・目次


 桑原史成が60年間撮り続けた写真集の集大成。内容紹介は東京・告発する会の久保田好生、ほかにも寄稿として石牟礼道子〈既稿再録〉、アイリーン美緒子スミス、頼藤貴志、白木喜一郎の文章が収録される。英文は相思社の小泉が久保田さんの文章を英訳しています。桑原史成だけでは生まれなかった編集に支援者を入れたことで、水俣病事件を知らない世代へのメッセージも意識した写真集

胎児性・小児性患者「成長記」
一九六〇年代 海と病床
チッソ水俣工場
『苦海浄土』と石牟礼道子さん
阿賀野川 新潟水俣病の発現
1969年の裁判提訴から
宇井純さんと原因究明
21世紀の展開

資料編
彼岸の団欒を垣間見る(石牟礼道子)
胎児性患者の世代 見過ごされてきた被害について(頼藤貴志)
桑原さんが切り開き続ける水俣との出会い(アイリーン美緒子スミス)
ベトナム戦争の連写 水俣少女の接写(桑原史成)
隻眼のスナイパー(白木喜一郎)

■著者等紹介


桑原史成[クワバラシンセイ]
1936年島根県津和野生まれ。1960年東京農業大学・東京綜合写真専門学校卒業。1962年に写真展「水俣病」を開催、他の主なテーマは「激動の韓国」、「北朝鮮」、「ベトナム戦争」、「ソ連邦崩壊」など。著書に『水俣病』(三一書房)、『報道写真家』(岩波書店)、『桑原史成写真全集』四巻(草の根出版会)、『水俣事件』(藤原書店)など。2014年土門拳賞受賞。1997年に郷里の津和野に「桑原史成写真美術館」が開館

久保田好生[クボタヨシオ]
1951年東京生まれ。大学生の1970年から東京・水俣病を告発する会に参加

白木喜一郎[シラキキイチロウ]
1950熊本市生まれ。上京後の1970年に砂田明氏率いる東京‐水俣巡礼団に参加。ひとり芝居「天の魚」出前プロジェクト代表・舞台監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。


*頁作成:立岩 真也 
UP:20221206 REV:20221208
水俣病  ◇水俣病 2022  ◇久保田 好生  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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