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『狂気な倫理ーー「愚か」で「不可解」で「無価値」とされる生の肯定』

小西 真理子・河原 梓水 編著 20220830 晃洋書房,310p.

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last update:20221214

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小西 真理子・河原 梓水 編著 20220830 『狂気な倫理ーー「愚か」で「不可解」で「無価値」とされる生の肯定』,晃洋書房,310p. ISBN-10:4771036551 ISBN-13:978-4771036550 2700+ [amazon][kinokuniya] ※ e08

『狂気な倫理ーー「愚か」で「不可解」で「無価値」とされる生の肯定』表紙イメージ

■内容

紹介

内容説明
14人の執筆者が「狂おしい思い」を「当たり前」のこととして主張するためにかきとめた13テーマ。

著者略歴

小西真理子[コニシマリコ]
大阪大学大学院人文学研究科准教授。倫理学、臨床哲学

河原梓水[カワハラアズミ]
福岡女子大学国際文理学部国際教養学科講師。近現代日本セクシュアリティ史、変態研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

■目次

第1部 「愚か」な生を肯定するー家族論再考(「不幸」の再生産ー世代間連鎖という思想の闇;「カサンドラ現象」論ーそれぞれに「異質」な私たちの間に橋を架けること;ケア倫理における家族に関するスケッチー「つながっていない者」へのケアに向けて ほか)
第2部 「不可解」な生を肯定するー周縁からのまなざし(狂気、あるいはマゾヒストの愛についてー一九五〇年代『奇譚クラブ』における「女性のマゾヒズム」論を読む;戦後釜ヶ崎の周縁的セクシュアリティ;ひきこもりから無縁の倫理、あるいは野生の倫理へ ほか)
第3部 「無価値」な生を肯定するー障害と優生思想(看護再考ー“大人”たちへのアンチテーゼ;パラリンピック選手の抵抗の可能性と「別の生」;脳・身体・言語ー「正常/異常」の区別を越えて ほか)

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:今井 浩登
UP:20221214 REV:
倫理/倫理学 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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