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『近代日本の優生学ーー〈他者〉像の成立をめぐって』

本多 創史 20220110 明石書店,336p.

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last update:20220606

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■本多 創史 20220110 『近代日本の優生学ーー〈他者〉像の成立をめぐって』,明石書店,336p. ISBN-10:4750353183 ISBN-13:978-4750353180 4500+ [amazon][kinokuniya] ※ eg

■内容

紹介

内容説明
ある人々を断種手術の対象として見なすのは、彼らが子孫を残すことは共同体のためにならないと判断したからだ。では科学者たちはいかに彼らを“他者”として措定し、手術の導入を正当化したのか?日本で優生学が定着していく様相を描きとった気迫の書。断種手術はいかに「常識」となったか?

著者略歴

本多創史[ホンダソウシ]
1972年東京生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了。博士(学術)。現在、福島県立医科大学総合科学教育研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

■目次

第1章 遺伝学と優生学ー「進化学専攻」海野幸徳の選択
第2章 接地ー加藤弘之、井上哲次郎、永井潜の人間認識と提言
第3章 興隆ー優生学、政府調査会答申に盛り込まれる
第4章 洗練ー古屋芳雄による生物統計学の応用
第5章 決定ー浮上する断種手術
第6章 主流派批判ー木田文夫の思想の冒険

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:今井 浩登
UP:20220606 REV:
優生学・優生思想 | Eugenics 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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