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『人と成ること――恵那地方の統合教育・地域生活運動』
篠原 眞紀子
20210310 晃洋書房,240p.
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last update: 20220520
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篠原 眞紀子
20210310 『人と成ること――恵那地方の統合教育・地域生活運動』,晃洋書房,240p. ISBN-10: 4771034931 ISBN-13: 978-4771034938 3000+
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■内容
出版社HPより
「障害児教育」について、一つは、「発達」の理念を掲げ、実践し、広めていく過程がたくさん書かれてきた。一つは、それに対抗し、分離教育を批判し「共学」を主張する人たちの実践があり、数少ないが歴史研究もある。
しかし、そうした理念によって現実が二つにきれいに分かれているのではない。
実際の教育・生活が存在している各々の個別の地域には、それぞれの事情・情勢があり、それも作用する。複雑さを複雑さのままに記述し、その後にその含意を検討しようとする。その研究が行われた。
(立命館大学先端総合学術研究科教授・立命館大学生存学研究所所長
立岩 真也
)
■目次
はじめに
第T部 如何なる社会で子ども本人による学習集団「豆学校」は形成されたのか(戦後から一九六〇年代前半より)
第1章 越県分村合併問題と開拓の入植者が混在する地域社会――相和さない生活と困窮
第2章 学習不在・偏見による自己否定する子どもの状況から生まれた「豆学校」
第3章 「豆学校」誕生から定着へ
第U部 恵那地方の統合教育
第4章 動く恵那式統合教育
第5章 統合教育を支える基盤
第V部 障害者地域生活運動――「ひがし生活の家」を中心とした市民運動へ
第6章 同じ立場の人が関わり・調査していくこと
第7章 廃品回収による「仲間集団」の社会的ネットワーク
第8章 綴方集『愛の鈴』制作配布過程にみる社会運動性――一九八〇年代の恵那地方の障害者地域生活運動より
第9章 地域に根づくということ
おわりに――地域で人と成ること
謝辞
資料一覧
参考文献
索引
■書評・紹介
◆
立岩 真也
2021/03/10
「帯文」
■言及
◆第85回 社会文化論研究会(社会文化学会・西部部会) 2021/05/30 「篠原 眞紀子 著『人と成ること〜恵那地方の統合教育・地域生活運動』書評会」
https://japansocio-culture.com/west/20210530/
■引用
*作成:
安田 智博
UP: 20210405 REV: 20220520
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