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『病いと薬のコスモロジーーーヒマーラヤ東部タワンにおけるチベット医学、憑依、妖術の民族誌』
長岡 慶 20210325 春風社,416p.
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last update:20220523
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■長岡 慶 20210325 『病いと薬のコスモロジーーーヒマーラヤ東部タワンにおけるチベット医学、憑依、妖術の民族誌』,春風社,416p. ISBN-10:4861107105 ISBN-13:978-4861107108 4000+
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※ d07d
■内容
紹介
内容説明
二〇世紀後半からチベット医学は、専門資格化や薬の大量生産といった制度化が進んだが、そこでの医療実践は「伝統/近代」や「制度的医療/土着医療」のように断片化しているのではなく、それぞれの実践が部分的に重なり合い、医療・身体・環境が複雑に絡まり合っている。伝統治療者、薬師、僧、村人、薬草、制度、神霊、インフラ。様々な人とモノが協働するなか、ヒマーラヤ東部のタワンの人々が経験する体の節々の痛み、胃炎、毒盛りや神霊による祟りといった病いと、そこであらわれている不確かで複数的な身体を、気鋭の人類学者がフィールドワークをもとに丹念に描く。
著者略歴
長岡慶[ナガオカケイ]
日本学術振興会特別研究員(CPD、関西大学)。専門は医療人類学、環境人類学、南アジア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
■目次
第1部 チベット医学の開発(チベット医学の制度化とアムチ;チベット薬の標準化とタワンの人々)
第2部 ナツァの病いとチベット医学の実践(タワンの暮らしとナツァの治療;チベット医学の診療実践)
第3部 神霊と妖術における病いと薬(神霊ルーによる病いと開発;憑依と宗教薬;毒盛りの妖術と民間薬)
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
今井 浩登
UP:20220523 REV:
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