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『情念の経済学――タルド経済心理学入門』

Latour, Bruno; Lépinary, Vincent A. 2008 L'économie, science des intérêts passionnés,La Découverte,134 pages.
=20210130 中倉 智徳 訳,人文書院,163p.

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last update:20210324


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■Latour, Bruno; Lépinary, Vincent A. 2008 L'économie, science des intérêts passionnés,La Découverte,134 pages. =20210130 中倉 智徳 訳 『情念の経済学――タルド経済心理学入門』,人文書院,163p. ISBN-10: 4409241362 ISBN-13: 978-4409241363 2400+ [amazon][kinokuniya] ※ e05

『情念の経済学――タルド経済心理学入門』表紙イメージ

■内容

紀伊国屋書店HPより

19世紀フランスの社会学者ガブリエル・タルドが記した大著『経済心理学』(1902年)は、近代経済学の可能性を徹底的に押し広げようとし、ついには全く異なる独自の体系を持つ経済学の発明に至った傑出した著作である。著者によれば、その重要性はマルクスに匹敵し、部分的な思想はケインズやシュンペーターの先駆けでもある。さらに、近年の金融社会論や市場の人類学において語られるように、金融においてこそ、数値化と心理学化が結びついていることを主張する、まさに現代に読まれるべき書物でもある。いまだ知られざるその革新的な思想の魅力を、「タルドの弟子」を自称するラトゥールが伝える一冊。

■著者等紹介

ラトゥール,ブリュノ[ラトゥール,ブリュノ] [Latour,Bruno]
1947年、フランス・ボーヌ生まれ。現在はパリ政治学院名誉教授、ドイツ・カールスルーエ造形大学教授。哲学、人類学、社会学

レピネ,ヴァンサン・アントナン[レピネ,ヴァンサンアントナン] [L´epinay,Vincent Antonin]
パリ国立高等工業学校で人類学博士、コロンビア大学で社会学博士を取得。マサチューセッツ工科大学准教授、サンクトペテルブルクの欧州大学教授を経て、パリ政治学院准教授。人類学、社会学。経済・金融・銀行・法システムに関する歴史および社会学に関心をもっている。近年では、ロシアと専門性のポストソヴィエト的な形態についても研究を行なっている

中倉智徳[ナカクラトモノリ]
1980年、広島県生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程修了(博士・学術)。現在、千葉商科大学人間社会学部専任講師。専門は社会学、社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次


■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:安田 智博
UP:20210324 REV:
経済(学) 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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