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『「移動貧困社会」からの脱却――免許返納問題で生まれる新たなモビリティ・マーケット』

楠田 悦子 20201220 時事通信社,256p.

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last update:20210805

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■楠田 悦子 20201220 『「移動貧困社会」からの脱却――免許返納問題で生まれる新たなモビリティ・マーケット』,時事通信社,256p. ISBN-10:4788717158 ISBN-13:978-4788717152 1600+ [amazon][kinokuniya] ※ a01

■内容

紹介

内容(「BOOK」データベースより)
本書は、歳を重ねても障害があっても安全で自由な移動に困らない心豊かな暮らしと社会のための「モビリティ」について問題提起し具体的な解決策を示します!

著者略歴

楠田悦子[クスダエツコ]
モビリティ・ジャーナリスト。兵庫県生まれ。心豊かな暮らしと社会のための、移動手段・サービスの高度化・多様化と環境について、分野横断的、多層的に国内外を比較し、社会課題の解決に向けて活動を行っている。農村部の親族や近所のつながりの強い地域で育つ。姉が重症心身障害者で、スイス留学やカンボジア途上国開発を通じて、日本の社会はこれからどうあるべきかを考えることがいつしか仕事に。自動車新聞社モビリティビジネス専門誌『LIGARE』初代編集長を経て、2013年に独立。「東京モーターショー2013スマートモビリティシティ2013」編集デスク、国土交通省の「自転車の活用推進に向けた有識者会議」「交通政策審議会交通体系分科会第15回地域公共交通部会」「MaaS関連データ検討会」、SIP第2期自動運転(システムとサービスの拡張)ピアレビュー委員会などの委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

■目次

序章 痛ましい高齢ドライバーの自動車事故
第1章 移動貧困社会とは何か?(乗り物は格段に進歩しているが…;高齢者の自動車事故と運転免許返納問題;弱者保護の意識を欠いた日本のドライバーと道路事情;冷遇される車いすやベビーカー)
第2章 危機的な移動手段(クルマだけに頼った暮らし;変わる家族のかたち、「家族タクシー」の限界;公共交通が使えない移動難民)
第3章 自動運転は「万能薬」か?(自動運転の現状と可能性;完全自動運転の実現にはまだまだ時間がかかる;自動運転の利活用を目指した実証事例)
第4章 移動貧困社会を乗り越える(移動のために備えて歳を重ねる時代;一人一人の身体機能や生活に合わせた移動を考える;自転車を生活交通の中心に;伝導スローモビリティをうまく使おう;安全な道路は地域でつくる;世界の潮流はクルマ中心から人中心へ;自家用車に頼らない暮らしを目指す「人のMaas」;移動しないという選択)

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:今井 浩登
UP:20210805 REV:
バリアフリー/ユニバーサルデザイン/アクセス/まちづくり 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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