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『いまこそ「社会主義」――混迷する世界を読み解く補助線』

池上 彰・的場 昭弘 20201211 朝日新聞出版,239p.

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last update:20210630

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■池上 彰・的場 昭弘 20201211 『いまこそ「社会主義」――混迷する世界を読み解く補助線』,朝日新聞出版,239p. ISBN-10:4022951079 ISBN-13:978-4022951076 810+ [amazon][kinokuniya] ※ m05

■内容

紀伊国屋書店 HPより

いま「社会主義」がなぜ注目されるか。行きづまった資本主義はどこへ向かうのか。ジャーナリストとマルクス研究の第一人者による激論!コロナ禍で、セーフティネットの大事さを誰もが知った。格差の極大化と、中間層の貧困への転落は世界的にすすみ、米国のサンダース現象のように「社会主義」に熱狂する若者も多い。経済成長オンリーから、幸福を感じながら暮らせる社会へ。世界の潮目が変わろうとしている。「社会主義」を考えることは、私たちの明日を考えることなのだ。

■目次

第1章 資本主義の限界―格差拡大という難題
 資本主義はどこでつまずいたのか
 経済格差の行き着く姿―100兆円の学費ローン
 古典的資本主義の行き詰まり

第2章 社会主義の挫折―なぜ格差を解消できなかったのか
 上からの社会主義、下からの社会主義
 解決できなかった難題―社会主義の欠点
 世界各地で社会主義が広がった理由

第3章 国家主義の台頭―自国ファーストが招く危機
 コロナ禍に対応できなかったEU
 止まらない自国ファーストの流れ

第4章 そして、未来へ―われわれは何を選ぶのか
 初めての過少消費の世界―経済学の未知の領域
 「社会的共通資本」を取り戻す

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:宮内 沙也佳
UP:20210630 REV:
マルクス主義身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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