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『定点観測 新型コロナウイルスと私たちの社会 2020年前半』

森達也編著 202009 論創社,376p.

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last update: 20211113


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森 達也 202009 『定点観測 新型コロナウイルスと私たちの社会 2020年前半』,論創社,376p. ISBN-10: 4846019519 ISBN-13: 978-4846019518 1800+ [amazon][kinokuniya] ※ id

■内容

kinokuniyaより

二〇二〇年一月には、すでに世界で認知されていた新型コロナウイルス。しかし、東京オリンピックの開催にこだわり、中国・習近平国家主席の訪日を実現するため、日本政府による防疫の初動は遅れに遅れた。そして、突然の休校要請。繰り返される安倍晋三首相の「持ちこたえている」という空虚な声。緊急事態宣言の発令。給付金をめぐる政策の不備…。二〇二〇年一月から六月までのあいだ、この日本で何が起きていたのか。本企画では、第一弾が二〇二〇年一月〜五月末、第二弾が六月〜一一月末、第三弾が一二月〜二〇二一年五月末を対象に、同じ論者が一年半をかけて新型コロナウイルスを定点観測する。


■著者紹介

amazonより

森 達也(もり・たつや)
1956年、広島県呉市生まれ。映画監督、作家、明治大学特任教授。テレビ番組制作会社を経て独立。98年、オウム真理教を描いたドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。佐村河内守のゴーストライター問題を追った16年の映画『FAKE』、東京新聞の記者・望月衣塑子を密着取材した19年の映画『iー新聞記者ドキュメントー』が話題に。10年に発売した『A3』で講談社ノンフィクション賞。著書に、『放送禁止歌』(光文社知恵の森文庫)、『「A」マスコミが報道しなかったオウムの素顔』『職業欄はエスパー』(角川文庫)、『A2』(現代書館)、『ご臨終メディア』(集英社)、『死刑』(朝日出版社)、『東京スタンピード』(毎日新聞社)、『マジョガリガリ(エフエム東京)、『神さまってなに?』(河出書房新社)、『虐殺のスイッチ』(出版芸術社)、『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』(ミツイパブリッシング)など多数。


■目次

医療 「医療」に何が起こったか(斎藤環)
貧困 コロナ禍の貧困の現場から見えてきたもの(雨宮処凛)
ジェンダー コロナ禍とジェンダー―見えないものが見える化した日々(上野千鶴子)
労働 コロナ禍の労働現場(今野晴貴)
文学・論壇 パンデミック文学のパンデミックに寄せて(斎藤美奈子)
ネット社会 緊急事態の夜空に(CDB)
日本社会 アベノマスク論(武田砂鉄)
哲学 コロナ禍と哲学―緊急事態宣言、特措法、そして「新しい生活様式」(仲正昌樹)
教育 「全国一斉休校」という人災(前川喜平)
アメリカ 新型コロナ日記インアメリカ(町山智浩)
コロナ下で進む日本経済の「転換」(松尾匡)
コロナ禍と東アジア(ポスト)冷戦(丸川哲史)
崩壊する日本の『絶望』と『希望』(宮台真司)
コロナ禍とメディア(望月衣塑子)
禍福は糾える縄の如し(森達也)
コロナ禍の差別と排除(安田浩一)
共感の種を育てるために―コロナ禍で孤立する難民と仮放免の人々(安田菜津紀)


■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20211113 REV:
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