HOME > BOOK >

『高次脳機能障害・発達障害・認知症のための邪道な地域支援養成講座 実戦編』

粳間 剛(うるま・つよし)著/仙道ますみ(イラスト) 202008 三輪書店,145p.

Tweet
last update: 20211117


このHP経由で購入すると寄付されます


■粳間 剛(うるま・つよし)著/仙道ますみ(イラスト) 202008 『高次脳機能障害・発達障害・認知症のための邪道な地域支援養成講座 実戦編』,三輪書店,145p. ISBN-10:489590699X ISBN-13:978-4895906999 2800+ [amazon][kinokuniya] ※ lc

■内容

amazonより

「高次脳機能障害・発達障害・認知症のための邪道な地域支援養成講座」の"実戦編"
ADHDやASDといった発達障害のある当事者の困りごとの原因として、注意障害などがトピックとなってきた。問題の主体は、社会的コミュニケーションの問題、あるいは共感性の問題と呼ばれているものである。知能に問題がなくても、共感性、社会性に問題があれば、社会生活はできない。また、こうした社会性の問題は、知能の問題をも伴う高次脳機能障害でも認知症でもおきる。だからといって知能の問題だけに注目していていいだろうか?社会性の支援はどうしたらいいだろうか?
注意と感情を他者と共有することは、共感性の礎になる。そのため、本書では、まず共感性の基礎作りとなる注意の要素訓練(マインドフルネス瞑想)と感情を他者と共有する能力(情動の伝染)について紹介し、その応用段階である社会的な視点取得の解説へとすすみ、最終的には「当事者の視点に基づく支援」すなわち「ポジティブな行動支援」の具体的な話へと展開する。社会性の支援のためには、限りある当事者の「注意資源」を「社会性に割り振るためのコツ」が必要である。
あなたの知らない「社会リハビリテーション」がつまった新しい1冊である。


■著者紹介

kinokuniyaより

粳間 剛[ウルマゴウ]
医師・医学博士。一般社団法人iADL理事長。臨床では、医療法人社団敬智会梶原病院の内科部長をしつつ、ところにより、精神科医。専門医を持っているのはリハビリテーション。最近は整形の外来をやっている時間が長い。私設研究所「粳間メンタルリハビリテーション研究所」を立ち上げ、一般社団法人に移行した

仙道 ますみ[センドウマスミ]
道のく仙台に生まれたことから仙道と名乗る。多摩美術大学卒業後、漫画家になる


■目次

漫画編(注意機能向上のためのマインドフルネス瞑想;注意は全ての認知機能の土台;「情動の伝説」と「ソーシャルタッチ」;情動の伝染と、慰め(consolation)の話
真の共感と偽の共感?―情動の伝染と自己投影の話 ほか)
文章で総復習編(視点取得の正常発達とその障害(発達障害)
共感性の正常な老化とその障害(認知症等)
当事者の視点に基づく支援)


■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20211117 REV:
地域生活/地域移行/生活支援/相談支援 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)