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『現代アフリカ文化の今――15の視点から、その現在地を探る』

ウスビ サコ・清水 貴夫 20200527 青幻社,208p.

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last update:20200618

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■ウスビ サコ・清水 貴夫 20200527 『現代アフリカ文化の今――15の視点から、その現在地を探る』,青幻社,208p. ISBN-10:4861527791 ISBN-13: 978-4861527791 2500+ [amazon][kinokuniya] ※ mc, i/2

■内容

青幻社HPより

現代アフリカ文化の今
15の視点から、その現在地を探る
社会や建築、音楽やファッション、コミックやアートシーンなど

15の領域から、アフリカ文化の“今”を探ってゆく

これまで西洋の視点から語られることが多かったアフリカは、いま、グローバル化のもと、独自の芸術や文化を新たな地点へと育み、価値を見出しはじめている。その動向はアフリカ大陸だけでなく、ヨーロッパやアジアなど移住/離散した先においても、ふつふつと芽を出し開きはじめているのだ。

本書では15の領域から、現代のアフリカ文化を切り開く。

文化人類学者や美術館学芸員、音楽ライターなど、それぞれが見つめるアフリカの姿に注目!

■目次

青幻社HPより

・序文現代アフリカ文化の今―15の視点から、その現在地を探る:ウスビ・サコ
・座談会「現代アフリカ・カルチャーの現在地」/ ウスビ・サコ、和崎春日、鈴木裕之、川瀬慈

第1部
現代アフリカ文化と、その根底にあるもの
・道端這いから世界を生きるストリート都市力―アフリカ生活力の都市人類学/ 和崎春日
・グローバル・カルチャーから見る現代のアフリカの若者:抵抗か「ポップ」か/ 清水貴夫

第2部
アフリカのカルチャーシーンを視る
・アフリカの都市生活とアート/ 緒方しらべ
・アートシーンのフィールドワーク ―現代アフリカ美術を取り巻く場と人々/ 中村融子
・現代アフリカ建築と建設の今/ ウスビ・サコ
・アフリカのアニメについて/ クラベール・ヤメオゴ
・よりワールドワイドに発展/躍進を続ける、新世紀のアフリカ音楽/ 吉本秀純
・ポルトガル語圏アフリカのポップス:無形文化遺産モルナの価値と評価/ 青木敬
・西アフリカの「パーニュ」のファッション/ 遠藤聡子

第3部
グローバル空間で紡がれるアフリカの文化
・大陸の外で変容し続けるアフリカ文化を繋ぐ
〜フランスにおける新たなアフリカ文化クリエイター達の肖像から〜/ 阿毛香絵
・日本社会に生きるアフリカ地域出身者たち/ 菅野淑
・いまだ遭遇していない者を織り込んだ「コミュニティ」―香港のタンザニア人の事例から/ 小川さやか

■著者略歴

amazonより

ウスビ・サコ(Oussouby SACKO)
1966年、マリ共和国生まれ。京都精華大学学長。
高校卒業と同時に国の奨学金を得て中国へ留学。北京語言学院(現・北京語言大学)、
南京市の東南大学等に6年間滞在して建築学を実践的に学ぶ。
1990年、東京で短期のホームステイを経験し、アフリカに共通するような下町の文化に驚く。
1991年来日。同年9月から京都大学大学院で建築計画を学ぶ。
博士号取得後、日本学術振興会特別研究員として京都大学に残る。
2001年、京都精華大学人文学部教員に着任。2013年に学部長へ就任、
2018年4月には現職に就任し、日本で初めてアフリカ出身の学長となった。
現在の専門は空間人類学。

清水貴夫(しみず たかお)
1974年生まれ。京都精華大学人文学部准教授、総合地球環境学研究所客員准教授。
明治学院大学国際学部卒。民間企業、NGO職員を経て名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期満期退学。
総合地球環境学研究所、広島大学教育開発国際協力研究センター、総合地球環境学研究所、
京都精華大学アフリカ・アジア現代文化研究センター設置準備室・研究コーディネーターを経て現職。
専門は文化人類学、アフリカ地域研究。フィールドは、ブルキナファソを中心とする西アフリカ、サヘル地域。

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:今井 浩登
UP:20200618 REV:
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