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『アルコール・薬物依存症を一から見直すーー科学的根拠に基づく依存症の理解と支援』

Miller, William R.; Carroll, Kathleen M. 2006 Rethinking Substance Abuse: What the Science Shows, and What We Should Do about It, The Guilford Press, 320p.
=20200425 佐藤 明子 訳,誠信書房, 302p.

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last update:20210817

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■Miller, William R.; Carroll, Kathleen M. 2006 Rethinking Substance Abuse: What the Science Shows, and What We Should Do about It,The Guilford Press,320p. =20200425 佐藤 明子 訳 『アルコール・薬物依存症を一から見直すーー科学的根拠に基づく依存症の理解と支援』,誠信書房, 320p. ISBN-10:441442867X ISBN-13:978-4414428674 4000+ [amazon][kinokuniya] ※ alc, d07

■内容

紹介

米国の主導的臨床家・研究者らによる、アディクション専門家会議の内容・提言をまとめた書の、待望の邦訳が刊行。実証研究からアディクションに関する多くの新事実が明らかになった今、それらのエビデンスを採り入れた支援が急速に求められている。本書の導入によって、現在の日本に広まる厳罰主義や、臨床現場で用いられる依存症=病気モデルの限界が乗り越えられ、依存症支援に新たな可能性がもたらされることが期待されている。

著者略歴


■目次

第I部 序論
第1章 問題の定義と取り組み
第2章 森と木々ーー複雑な自己組織化システムとしてのアディクション

第II部 生物学的要因
第3章 アディクションの神経生物学ーー快楽に関するカルヴァン主義の見方
第4章 ヒトの脳画像が教えてくれるアディクションの発症と再発に対する脆弱性

第III部 心理学的要因
第5章 自然変化と「やっかいな」物質使用ーーライフコースの観点から
第6章 物質使用障害と精神障害の併存
第7章 アディクション行動における動機づけ要因

第IV部 社会的要因
第8章 家族などの親密な人間関係
第9章 社会的背景と物質使用

第V部 介入
第10章 行動療法ーーグラスさえあれば半分は満たせるのに
第11章 宗教,スピリチュアリティと「,やっかいな」物質使用
第12章 必要なのはシステムだーー柔軟で有効な物質乱用治療システムを構築する
第13章 科学的知識を統合して全体像を描くーー10の原則, 10の提言

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:今井 浩登
UP:20210817 REV:
アルコール依存症/アルコホリズム 薬/薬害  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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