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『当事者に聞く 自立生活という暮らしのかたち』

河本 のぞみ 20200309 三輪書店,320p.

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last update:20200406

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■河本 のぞみ 20200309 『当事者に聞く 自立生活という暮らしのかたち』,三輪書店,320p. ISBN-10:4895906884 ISBN-13: 978-4895906883 3000+ [amazon][kinokuniya] ※ il

■内容

amazonより

それは可能なのだ

動かないからだ、ゆらぐ存在のままで。
重度障害の当事者たちが、医療・福祉施設を出て切り拓いた、地域の暮らしがここにある。

「できない」まま暮らす暮らしのありようがあるということ、それを知っておく必要があると思った。「できない」部分は介助者にやってもらうという自立のかたち。それはだめなことでも、情けないことでもない。ひとつの積極的な暮らしのかたちで、障害のある当事者たちがリハビリテーションへの批判とともに必死で打ち出した態度表明であり、資源確保への体当たり作戦だったのだが、知られていない。(「はじめに」より)

■目次

第一章 暮らしのかたちを当事者に聞く
一 施設を出るということーー水嶋秀俊さんの場合
二 ケーキ出前という発信があるーー実方祐二さんの場合
三 道具を使いこなす人ーー茉本沙子さんの場合
四 路地奥で試みられていることーー甲谷匡賛さんの周辺
五 「三・一一」を経験した人ーー鷲見俊雄さん、そして千葉修一さん
六 女性障害者という立場ーー南雲君江さん
七 人工呼吸器をつけて、普通に暮らすーー佐藤きみよさん
八 エレクトーンとジムーー宮武由佳さん
九 それぞれの地域で

第二章 もう一つの暮らし方ーーその先駆者たち
一 全身性障害者といわれる人々
二 脳性麻痺者と「青い芝の会」
三 生きのびる方法
四 彼らの声に耳を傾けた役人
五 自立生活運動
六 自立生活センター(CIL)

第三章 介助する人
一 介助と介護
二 どんな人が介助に入るか
三 介助を仕事とする

第四章 リハビリテーションのこと
一 やっかいな言葉「リハビリ」
二 取材した当事者が受けてきたリハビリテーション
三 専門家と当事者
四 障害について
五 障害学という分野
六 そして、リハビリテーション

最終章 旅の終わりに
あとがき

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:今井 浩登
UP:20200406 REV:
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