HOME > BOOK >

『いま、部落問題を語る――新たな出会いを求めて』

山本 栄子・山本 崇記 20191020 生活書院,432p.

Tweet
last update: 20191103


『いま、部落問題を語る――新たな出会いを求めて』
このHP経由で購入すると寄付されます


■山本 栄子・山本 崇記 20191020 『いま、部落問題を語る――新たな出会いを求めて』,生活書院,432p.ISBN-10: 486500100X ISBN-13: 978-4865001006 3200+ [amazon][kinokuniya] ※ d04. er

■内容

いま、部落問題をどのように語るべきなのか。また、何について語るべきなのか。
部落差別の解消・解放に向けて多くの課題を抱えたままの日本社会。それに比して、差別に抗う担い手は圧倒的に少なくなっている。
水平社100年を前に、部落史・部落問題研究、同和教育・人権教育、部落の若者たち、隣保館という社会福祉資源、識字教室、カースト制度・アジアスタディーズ(日本学)、同和行政、部落解放運動という八つの視点から、いま、私たちには何が必要なのかをあらためて問う!
内容(「BOOK」データベースより)
部落差別の解消・解放に向けて多くの課題を抱えたままの日本社会。それに比して、差別に抗う担い手は圧倒的に少なくなっている。水平社一〇〇年を前に、部落史・部落問題研究、同和教育・人権教育、部落の若者たち、隣保館という社会福祉資源、識字教室、カースト制度・アジアスタディーズ(日本学)、同和行政、部落解放運動という八つの視点から、いま、私たちには何が必要なのかをあらためて問う!
著者について
山本栄子(やまもと・えいこ)
1931年生まれ。
1937年、朱雀第四尋常小学校入学。1943年、朱雀第四国民学校卒業。1994年、京都市立郁文中学校(現・洛友中学校)二部入学。1997年、同卒業。同年、京都市立西京商業高校定時制入学。2000年、同卒業。同年、立命館大学文学部二部入学。2003年、同中退。
1943年より京都金網工場に勤務。1974年より京都の市立小学校の給食調理員として働き、1991年退職。
主な著書に、『歩──識字を求め、部落差別と闘いつづける』(解放出版社、2012年)など。
山本崇記(やまもと・たかのり)
1980生まれ。
静岡大学人文社会科学部(地域創造学環)教員。
主な著書に、『大学的静岡ガイド――こだわりの歩き方』(共編著、昭和堂、2019年)、『現代日本の宗教と多文化共生――移民と地域社会の関係性を探る』(共著、明石書店、2018年)、『問いとしての部落問題研究――近現代日本の忌避・排除・包摂』(共著、世界人権問題研究センター、2018年)など。
著者略歴
(「BOOK著者紹介情報」より)
山本/栄子
1931年生まれ。部落解放同盟京都府連合会八幡六区支部。1942年、京都市立朱雀第四国民小学校卒業。1943年より京都金網工場に勤務。1974年より京都の市立小学校の給食調理員として働き、1991年退職。1997年、京都市立郁文中学校(現・洛友中学校)二部卒業。2000年、京都市立西京商業高校定時制卒業。同年、立命館大学文学部二部入学。2003年同中退。部落解放同盟京都市協議会事務局長を務める
山本/崇記
1980年生まれ。静岡大学人文社会科学部(地域創造学環)教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

発刊に寄せて……松井 珍男子・川 正明
序章 いま、部落問題を語る――新たな出会いを求めて……山本崇記
第1章 部落史研究の位置――差別の論理的把握と不断の民主主義革命……対談者:黒川 みどり
第2章 現在の部落認識・差別意識にどう立ち向かうか――同和教育と人権教育の成果と課題を「継承」する……対談者:阿久澤 麻理子
第3章 若者と部落問題――生き方の模索と多様なマイノリティへの拡がりへ……対談者:川崎 那恵
第4章 隣保館活動の可能性――出会いと繋がりをオーガナイズする……対談者:香川県隣保館連絡協議会
第5章 福知山における識字教室の取り組みと女性たち……対談者:地域女性
第6章 アジアから見る被差別部落……対談者:池亀 彩
第7章 京都市における同和行政の「総括」とは何であったのか――新たなまちづくりを見据えて……対談者:淀野 実
第8章 再論・部落解放運動――差別から「解放」されるとは何か……対談者:山内 政夫
対談を終えて……山本 栄子

■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:安田 智博
UP: 20191103 REV:
差別  ◇民族・エスニシティ・人種(race)…  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)