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『新生児マス・スクリーニングの歴史』

笹谷 絵里 20190919 洛北出版,363p.

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last update: 20191018


『新生児マス・スクリーニングの歴史』

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■笹谷 絵里 20190919 『新生児マス・スクリーニングの歴史』,洛北出版,363p. ISBN-10: 4903127281  ISBN-13: 978-4903127286 2600+ [amazon][kinokuniya] ※ u/gsce

■内容

内容紹介:オビより

 新生児マス・スクリー二ングとは、赤ちゃんに先天的な疾患があるかどうかを検査し、治療する医療事業のことである。現在、ほとんどの新生児が、この検査を受けている。しかし、もし子どもに疾患があった場合、その親は、疾患の遺伝情報の保因者として、疾患をもつ子を再び産むリスクのあるひとだと見なされる現実もある。子どもの検査とされながらも、親の遺伝情報の管理=出生防止としても機能してきた歴史を明らかにする。


著者紹介:オビより

笹谷絵里(ささたに・えり)
 1982年生まれ。博士(学術)。現在、花園大学社会福祉学部専任講師。専門は、小児保健、医療史、生命倫理。論文(単著)として、「新生児マス・スクリーニングに対する意識――出産女性の遺伝情報に対する語りから」(『Core Ethics』 vol. 14, 2018年)、「都道府県及び指定都市の新生児マス・スクリーニングの認識――タンデムマス質量分析計の導入と検出疾患の拡大に着目して」(『保健医療者社会学論集』、第30巻・第1号、2019年)ほか。

■目次

序章 この本について、背景について
第1章 新生児マス・スクリーニングはどのように始まったのか
第2章 新生児マス・スクリーニングと特殊ミルク
第3章 新生児マス・スクリーニング、出生前診断、そしてDNA診断へ
第4章 新生児マス・スクリーニングへの抗議
第5章 タンデムマス法はどのように導入されたのか
終章 親の遺伝情報の検査


■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20191018 REV:
立命館大学・先端総合学術研究科 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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