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『精神疾患をもつ人を、病院でない所で支援するときにまず読む本ーー横綱級困難ケースにしないための技と型』

小瀬古 伸幸 20190901 医学書院,192p.

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last update:20210902

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■小瀬古 伸幸 20190901 『精神疾患をもつ人を、病院でない所で支援するときにまず読む本ーー横綱級困難ケースにしないための技と型』,医学書院,192p. ISBN-10:4260039520 ISBN-13:978-4260039529 2000+ [amazon][kinokuniya] ※ m

■内容

紹介

横綱級とは、精神疾患の重症度ではなく、対人関係的な困難さを感じさせる利用者のこと。こうした人たちへの対応の技をもっていないと、次第に利用者に対して怒りや恐怖、嫌悪感を抱いたり、あるいは支援者が何をしているのかわからなくなりコントロール不能な感覚に陥る。
本書では、独立型訪問看護ステーションで困難事例とがっぷり四つに組んで支援してきたからこそ体得したさまざまな具体的な技と型を通して、「パターンで見る」ことの大切さを伝授する。在宅支援に入る際に必ず知っておくべきイロハのイ。はじめて精神科ケアに足を踏み入れる人、特に地域で実践しようとする人の必読本!

著者略歴

小瀬古伸幸(こせこ・のぶゆき)
1977年生まれ。勉強が嫌いで中学卒業後はアルバイト生活へ。しかし高校に行っている友人の楽しそうな姿を見て2年遅れで定時制高校に入学。高校在学中に知り合いの勧めで大阪の精神科病院に就職。高校卒業後に准看護師、のちに正看護師へ。
2005年市立福知山市民病院附属看護学校卒業。同年、財団法人信貴山病院ハートランドしぎさんに入職。2012年精神科認定看護師取得。2014年訪問看護ステーションみのり*に入職。2016年訪問看護ステーションみのり奈良を開設し所長に。2019年4月から全国に10箇所ある訪問看護ステーションみのりの統括所長となり、教育と運営を担うこととなった。
*「訪問看護ステーションみのり」ーーいわゆる「独立型」といわれる、病院に所属しない形での訪問看護ステーション(精神科専門)。困難ケースも拒まない姿勢が特徴。

■目次

まえがき
第一章 地域というのは、病院とココが違います
第二章 横綱級困難ケースごとに見る技
第三章 精神科訪問看護必須の型

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:今井 浩登
UP:20210902 REV:
精神障害/精神医療 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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