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『身体教育の知識社会学――現代日本における体育・食育・性教育・救急法等をめぐる学習権を中心に』

ましこ ひでのり 20190810 三元社,234p.

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last update: 20190911

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ましこ ひでのり 20190810 『身体教育の知識社会学――現代日本における体育・食育・性教育・救急法等をめぐる学習権を中心に』,三元社,234p. ISBN-10: 4883034917 ISBN-13: 978-4883034918 2800+ [amazon][kinokuniya]

■内容

本書オビより

 競技スポーツ等の身体運動は「健全なる精神」の育苗装置。知育・徳育の基盤こそ体育。――これら、うたがわれることのない図式こそ、知性の欠落にもとづく思考停止、無責任な楽観主義の産物というべきだろう。自明視されてきた「身体教育」の本質を再検証し、栄養学・性教育・救急法などをふくめた保健体育・家庭科ほか「広義の体育」が本来はらむ可能性を提起する。

■目次

第1章 「身体教育」の本質と「身体教育」論再考
第2章 「身体教育」の略称としての「体育」は、なぜ競技スポーツの劣化コピーとなったか?
第3章 「食育」運動の本質とゆくえ
第4章 「身体教育」空間としての学校の本質再考
第5章 性教育ほか、リスク対策教育の実態
第6章 ヘルシズム/ヘルスプロモーションと、フードファディズム/オルトレキシア―優生思想とパターナリズムをベースとしたパノプティコン
第7章 身体教育解析の射程―『体育で学校を変えたい』をヒントに
第8章 障害者の生活文化という死角からの身体教育の再検討―身体教育の新領域1
第9章 地域の文化伝承と教科内の必修化:沖縄空手の伝播とグローバル化―身体教育の新領域2
第10章 暴力性の規制としての身体運動再考

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:岩ア 弘泰
UP: 20190911 REV:
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