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『過去から未来に語りかける社会的養護――叶原土筆、平井光治の思索と実践に学ぶ』

藤原 正範・小林 英義 20190825 生活書院,208p.

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last update:20191029

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■藤原 正範・小林 英義 20190825 『過去から未来に語りかける社会的養護――叶原土筆、平井光治の思索と実践に学ぶ』,生活書院,208p. ISBN-10: 4865001026 ISBN-13: 978-4865001020 2000+ [amazon][kinokuniya] ※ c20. c10. i05

■内容

紀伊国屋書店

非行の子どもと職員夫婦とその子どもが同じ屋根の下で生活する(小舎夫婦制)の児童自立支援施設に勤め、やがて施設長となり、退職後も引退せずに「一路白頭に到る」を今もなお実践し続けている先達ふたり、叶原土筆、平井光治の語りから、施設養護の実践を門前で否定するかのような風潮に警鐘を鳴らし、社会的養護の未来を展望する。

■著者等紹介

藤原正範[フジワラマサノリ]
1954年生まれ。1977年、岡山大学教育学部卒業。2008年、日本福祉大学大学院社会福祉学研究所博士後期課程修了、博士(社会福祉学)。1977年〜2005年、岡山家庭裁判所、神戸家庭裁判所にて家庭裁判所調査官。現在、鈴鹿医療科学大学保健衛生学部教授。社会福祉士

小林英義[コバヤシヒデヨシ]
1951年生まれ。1974年、上智大学文学部卒業。1998年、東洋大学大学院博士前期課程修了、修士(社会福祉学)。1985年〜2000年、児童自立支援施設(旧教護院)において夫婦で寮舎を担当。会津大学短期大学部教授、秋田大学教育文化学部教授を経て、2009年〜2017年、東洋大学ライフデザイン学部教授。社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

はじめに 藤原正範

第1章 私と社会的養護――進行する改革の中で 藤原正範
1 私と社会的養護
2 社会的養護改革の進行
3 本書が目指すもの

第2章 叶原土筆先生からの聴き取り インタビュアー:藤原正範、小林英義
1 原点は「お兄ちゃんたち」(子ども時代から成徳学校の教護になるまで)
2 子どもと遊ぶプロフェッショナル(成徳学校の教護として)
3 いつも子どもの中で(成徳学校の校長、全国教護院協議会会長として)
4 住み込みの施設づくり(南野育成園の施設長として)

第3章 平井光治先生からの聴き取り インタビュアー 小林英義・藤原正範
1 原点は「長崎の海」(子ども時代から武蔵野学院まで)
2 体当たりの実践(修徳学院の教護として)
3 新しい児童福祉の現場で(一時保護所・児童養護施設・知的障がい者施設に勤めて)
4 教護院から児童自立支援施設への移行の中で(修徳学院院長時代)
5 子どもと共に生涯歩む(武田塾施設長から里親へ)

第4章 小林英義の語り――施設の子どもと学校教育 インタビュアー:藤原正範

第5章 藤原正範の語り――子どもの施設の歴史から学ぶ インタビュアー:小林英義

おわりに 小林英義

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:安田 智博
UP:20191029 REV:
子どもの権利/児童虐待 子/育児  ◇施設/脱施設  ◇生活書院の本  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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