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『もうひとつの戦場――戦争のなかの精神障害者/市民』

岡田 靖雄(おかだ・やすお) 201907 六花出版,228p.

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last update: 20211117


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岡田 靖雄 201907 『もうひとつの戦場――戦争のなかの精神障害者/市民』,六花出版,228p. ISBN-10:4866170808 ISBN-13:978-4866170800 1800+ [amazon][kinokuniya] ※ ds/ds

■内容

amazonより

戦時下、精神病院での入院患者の死亡率が異様に高かったこと、 デング熱実験など精神病院での人体実験、 戦後直後に医師たちによって行われた空襲時精神病調査、空襲被害者、 沖縄戦による被害者、原爆被害者の今も続くPTSD、 戦場における兵士の精神疾患など、戦争が患者を追い詰めるだけでなく、 市民を精神障害に急激にあるいはゆっくりと追い込んでゆくさまを 歴史的事実を積み重ねながら立証する。


■著者紹介

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岡田 靖雄(おかだ・やすお)
1931年生まれ。1956年、医師免許取得。東京都立松沢病院などをへて、現在、青柿舎


■目次

1 精神障害者の受難(入院患者の死亡率;精神病院でのデング熱実験)
2 空襲・戦闘のなかの市民(空襲時精神病―植松七九郎・塩入円祐の資料から;塩入円祐・岩佐金次郎による空襲生活調査 ほか)
3 戦争のなかの精神医学研究(戦場心理の研究―早尾乕雄による日中全面戦争従軍の記録;『精神神経学雑誌』における研究主題の変遷)
4 戦争の周辺で(大阪府立中宮病院と禁野火薬庫爆発;大阪脳神経病院事件) 付録(『大東亜雑記』抄;占領下五月祭の原子爆弾症展)


■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20211117 REV:
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